00:30
はい、こんにちは、ポイエティークRADIOです。お相手は、私、柿内正午です。
というわけで、たぶん一年ぶりぐらいの柿内ひとり語り回でお送りしていきたいと思います。
ポイエティークRADIO、今回は、ある意味も恒例化している文学フリマお買い物報告会というところで、
つい先日ですね、11月23日の祝日に、東京流通センターで第33回文学フリマ東京という、
それぞれ、プロあまとわずに自分の作った本を販布する、提案していくフリーマーケットが大変楽しいイベントなんですが、
そちらが開催されまして、無事、それが終わって、今ほっと一息ついているというようなところなんですが、
ちょっとあれですね、今回、火曜の祝日開催ということで、多くの社会人、会社員の皆様は火曜に文振りがあって、
また、睡眠、勤動、ウィークデーを、沈労動に費やしというところで、かなり体力、気力的にもおつらい感じだったのではないかなと、
そうでない、土日休みでない人にとっても、この火曜開催ということによって、日々の生活リズムというのはかなりずれ込んでくるかなと思いますので、
なかなかしんどい一週間を経て、これが配信されるのは月曜日なので、また新しい一週間にたどり着けたというところだと思います。
オーバーザさんではないですが、よくぞよくぞ月曜日までたどり着きました。本当にお疲れ様でした。
この一週間もまた、ぼちぼち適当にやっていきましょうということで。
なぜ今回こうやってまた一人で喋っているかというと、今回その文振りで僕らもその霊化点赤耳といういつもの野後を掲げてですね、文学振り間に出展させていただいて、
今回は僕は新刊を2冊一気に出しまして、1冊がプルストを読む生活という日記本が今各所で話題ということになっているので、きっと話題になっているんでしょうが、
03:06
その日記本の傑作との呼び声も高いプルストを読む生活の翌日からの日記をまた新しく本の形にした、街で一番の素人という本と、
あともう1冊、レベッカソルニットだとか、最近だと、名前忘れちゃいましたけど、早川から出ている何もしないであるとか、
アメリカにおいてよくあるジャンルの学術系エッセイのようなものを自分でも書いてみたいなと思って、
書いた結果、学術系と本当に言っていいのかすらかなりあやふやな、ヘンテコな素人芸の極みのような学術エッセイもどきの会社員の哲学という本を2冊出しました。
おかげさまで大変好評で、今も早速増冊をしようかなと思いながら、
ちょっとまた全国の本屋さんにご提案ができればなというふうに思っていますので、
遠方の方であるとか、文振りになかなかちょっと行きづらかったなというような方も、
どこかでお手に取っていただけるような形になるかなと思いますので、ぜひぜひご検討いただければと思うんですが、
基本的に本屋さんですが、個人でそれこそ何か小売り的なことをやってみたいよという方であるとか、
それこそ人であるとか取り扱っている雑貨屋さんだったりとか、飲食店であるとかというところで、
万が一このポイエティックラジオのリスナーさんがいらっしゃいましたら、ご連絡をいただければ、
ご提案書をお送りさせていただきますので、ぜひぜひ卸の取引ができたらなというところでございます。
というところで、余談が長くなっちゃいましたけど、何の話かというと、僕が何で今回またこうやって一人で喋っているか。
せっかくレギュラーゲストとして奥さんが話し相手になってくれて、一人でぶつぶつ喋って、毎回毎回俺は何をやっているんだろうなという気持ちになるという、
あの虚しさを乗り越えてですね、今一度こうやって一人で喋っているかというと、文学フリーマンのブースに遊びに来てくれる方の中で、
もしポイエティックラジオを聴いているっていう方がいたら、お声掛けいただければ番組特製ステッカーを差し上げますっていうことをですね、僕の方でツイッターなんかで告知をしていたんですが、
そしたらなんとですね、3人もの方がポイエティックラジオを聴いていますというふうにお声掛けをいただきまして、大変嬉しかったですね。
06:02
1年前の文学フリーマンの時から、確かそのステッカーの販布みたいなことをやってたんですけど、その時は1名ですね、来ていただいて、八多草さんという方が来ていただいて、
大変嬉しくステッカーを差し上げて、八多草さんにはその後ですね、本屋ライトハウスさんでのブックフェスの際にも来ていただいて、その際に2枚目のステッカーを差し上げるぐらいの大変ありがたいリスナーさんでございまして、
とはいえ正直僕はその八多草さんしか聴いてないんじゃないかなぐらいに思っていたんですけれども、その場で3人も聴いていますよという形で来ていただいて、
さらにはその中の一人がですね、一人会がお好きというふうに伝えていただいて、一人でブツブツ喋っているのがすごい良かったですというところで行っていただいて、
もう二度とやるもんかと思ってたんですけれども、そう言っていただいたからには一人会を復活させていきたいなというところで、今こうして一人でブツブツと喋りだしているわけでございます。
やっぱり一人で喋っていると特に合図打ちを打ってくれる人もいない状態で、一人本当に部屋に閉じこもって虚空に向かってボソボソと喋っているわけですが、
今僕にはですね、それこそ延べ4,5人ぐらいの具体的なリスナーさん、それこそあれですね、ルチャリブロの青木さんたちも入れたら7人ぐらいはいるのかな、そのぐらいの人数の人のお顔がですね、
ぼんやりと浮かびながらお話ができるというところで、初期の頃に一人で喋っていた頃と比べるとだいぶ自信があるというか、一人で喋ってはいるけれども一人じゃないぞと、今まさにあなたに向かって語りかけていますというですね、ちょっと調子に乗った感じというのが出てきているんじゃないのかなというふうに思います。
そんなわけで今日は一人でですね、喋っていければと思うんですけれども、文学フリマ東京、基本的に僕はその自分の本を売る場所、そこで読んでくださっているであるとか、それこそこういうポエティックラジオを聞いてくださっている方とお会いできる楽しい場だなというところで過ごしてはいるんですが、
毎回小1時間くらいは自分のブースを利席して本をワーッと買っていくというようなことも楽しみにしていて、今回は結構2冊も自分で出しているのもあって、なるべく自分のブースにいたいなというのもあったので、結構目的買いが多いっちゃ多いんですが、こんな本を買ったよというのをちょっとご紹介していければと思います。
09:00
例によってまだ全ての本を開いてすらいないような状況で、今からパラパラめくりながら喋っていくというところなので、特に内容について何かわかるみたいなことは何一つありませんが、こんなふうな思いでこんな本を手に取ったよというところが少しでも何かの参考になったら嬉しいなというのと、何より作り手の方に届いたら嬉しいなというふうに思っています。
なかなか人の声で特に電波を介した、インターネット回線を通したところで全く見ず知らずの人が自分の本の話をしているって、ツイッターの文字ベースのものとはまた別のワクワク感があるだろうなという気がしていて、
僕はこれを何でやっているかというと、僕の本の感想も誰かこうやってポッドキャストなりで喋ってくれないかなというのがあったりはするんですが、ともかく自分がやってもらえたら嬉しいことというのはまずは人にしてみるところからだろうというところで、毎年毎回文学不利があるたびにお買い物を買いというところで喋っているんですが、
一人で喋っていると脱線していくとどんどんどういう筋道で喋ろうかなと思ったものを見失っていくんですが、ささっと話していければと思いますが、今目の前に本がどんと積まれていて、
大体21冊だったかな、大体とか言いながら1冊単位でちゃんと覚えてますけど、21冊本を買いまして、それを上に積んであるものから順番に紹介していければなと思っております。
まずはじめの1冊が、これはハブさんのプルースと読む生活の版元でもあり、ハブの冊子という僕も連載をさせていただいている大変面白い冊子を出している本屋さん兼出版社兼、
本にまつわることだったら何だってできるで有名な松井さんのやっている取り継ぎ出版本屋のハブさんから出ている新刊本を2冊買いました。
1冊が松井さんが書かれているよくわかる出版流通の実務という本です。
本当にまだ全く読んでいないので今パラパラと見ながらなんですけれども、松井さん本当にものすごい人で、
本屋さんだけではなくて取り継ぎであったりとか本にまつわる小売り的な部分だけではなく物流流通の部分まで突っ込んで本を作って流通させて本を売るという本のあらゆるところに手を入れることができる人で
12:10
中そんな人いないんじゃないかなって思うんですが、そういった松井さんの出版における流通とは何かみたいなところがきっとよくわかるように書かれている本なんだろうなと。
今パラパラ見ると手書きの図解ですとか流通の手順だったりとか卸し方、Amazonへの対応の仕方みたいなところだったり、そういった見出しがパラパラと目につきますが、
きっとこれを読んだら流通のことがよくわかってきっとすごく大変だなみたいなことを思うんだろうなというふうに思っております。
自分で本を作って何が面白いかというか、自分で本を作って自分に届けようとするといろんなことを考えないといけないんですけど、
ポッドキャストであればこういう形でただぐっちゃべってそのままプラットフォームに流し込むというだけで完結できるんですが、
リアルな物としての本ってそれを人に送るのってめちゃくちゃ大変で、文庫に出ているような個人作家さんだったりっていうのも通販をご自分でやられてたりするところもあったりしますが、
すごい大変だと思うんですよね。
注文が来たらそのメールを確認して、宛名書き書いて、そのラベルを何かしら印刷して、きちんと送料がミニマムになるように小さく小さく梱包して、
それを郵便局になりなりに持って行って発送してっていう、発送完了の何かしらの手続きをしてっていう、
物を流通させる部分に対する手間暇っていうのは個人でやってみるっていうことだけでいってもものすごい手間がかかると。
そういった部分って普段であればどちらかというと見えないところで起こっていることなので、
スムーズであればあるほど特にそれに対して何か考えるっていう機会もなかったりするんですけれども、
自分で本を作って自分でそれをどこかに届けたいって思っていろいろやってみたりすると、
どんだけそれが面倒くさいことか、どれだけ大変なことをしているのかっていうことがよく分かったりもするのがいいところだなとは思うんですが、
とはいえそうなってくるとやっぱり個人の規模ではないもっと大きなところでどんなふうなことが起こっているのか、
もしくは人のような同人活動ではない部分での流通ってどうなっているんだろうみたいなところに対する関心っていうのが出てきて、
そういった関心に応えてくれる本なんだろうなっていうところで大変楽しみにしております。
同じくHABさんから出ている新刊で、
こちらはマサコユウさんのあの本屋のこんな本。
本屋本書籍集1というところで出ております。
15:05
これもHABさんが出しているHAB人の形態で大変可愛らしい造本で、
表紙のシールでいちいち貼ってあるんだと思うんですけど、
表紙のデザインとしては先ほどのよくわかる出版流通の実務と同じようなものなんですけど、
よくわかる出版流通の実務がモノクロの表紙なのに対して、
あの本屋のこんな本はカラシ色の可愛らしい表紙に真四角の画像部分がシール貼りになっているという、
ちょっとさりげなく手間暇のかかった本で。
これは僕も本から始まるっていうヘンテコな連載をさせてもらっているHABさんで本を買うともらえるHABの冊子っていうところに、
本屋の本の本っていう形で本屋さんが出している、もしくは本屋さんについての本を書評している連載があったんですが、
その連載の書籍かというところで、毎回これHABの冊子で楽しみに読んでたんですが、
やっぱり連載で読むのと本の形で読むのとっていうのは全然違った体験で、
吉田健一が読書についてっていう本の中で、雑誌で細切れに読むのは読んだ気がしないから、
やっぱり本の形にまとまってないとダメなんだっていうようなことを書いていたりしますが、
やっぱりそれに近い形で連載がまとまって、連載で読んでいたものが本の形にまとまってまたまとまって読めるっていうのは、
それだけで一つの喜びだなというところで、これも読むのが大変楽しみな本になっております。
お次です。お次はですね、東京学芸大学現代文化研究会から出ているFという雑誌を買いました。
これは最新号が学校についての特集だったのかな、このコロナ禍においての学校っていうものを特集されていて、
これもちょっと面白そうだったんですが、僕は今心霊にハマっておりまして、
やっぱり心霊にハマっているからにはオカルト的なものっていうのをいろいろと見ておきたいなというところで、
いちやなぎひろたかさんですね、この方の心霊についての本を一冊、ちょっと名前忘れちゃったな、何だっけな、会議の表彰空間かな、
別の方と混じってるかもしれませんが、とにかく最近その心霊についての本を読んで、大変面白かったいちやなぎさんのエッセイも載っているというところで、
18:07
2019年春号のオカルト特集と、同じくFの滝口雄生さんが表紙のイラストと書き下ろし小説を寄せている、
2017年秋号特集武蔵野という、この2冊、2017年号と2019年号を今買うということをしてきました。
これはとても楽しみで、ちょっと全然どういうあれなのかはあんまりわかってないんですが、
ちょうどこれ買いたいなと思っていたら、お迎えさんのブースでどのタイミングで買いに行こうかな、みたいなことを思っていたんですが、大変楽しみです。
やっぱり文振りで僕は雑誌のようなものを書くことが多くて、やっぱり一つ一冊まとまった本というよりも、
いろんな人が書いているのをまとめているものという、大きな流通に載っている雑誌みたいなものは僕はあんまり買わないんですが、
ちょっとニッチであったりとか、その時の興味関心、編集部の興味関心みたいなところから、
その人たちにとってのコンテクストの中で余れたものというのが、文振りにおいてはかなり僕は手に取りがちなもので、
やっぱり本が読めないとき、なかなかまとまった文章だったり、超大な理論みたいなものを追うのが疲れているときって、
雑誌みたいな形で、一つ一つの論項としては小さいというか、読みやすいんだけれども、
一つの全体像として見ていくと、また一つ大きな文脈が立ち上がってくるような気もしてくるみたいな、
雑誌という形態がとても好きだなと思っていて、文振りの度に買い込んでは、
それをまた1年ぐらいかけて、ゆっくりと積みながら読んでいくというようなことをしていければなと思うので、
きっとこのFも読み終わるのは再来年ぐらいかもしれないですが、読み終わるのがとても楽しみです。
その次が、同じこれも雑誌ですね。
これも毎回文振りで買っているオットジンを買いました。
これは若書文庫さんのブースにオットジンの奇妙出版社が出張していたというような形だったのかなと思うんですが、
そんな形で買ってきました。
ボリュームがもしかしたら買ったかもしれないなと思いつつも、
なんか買ってないような気もしたので、迷ったら買っておくかというところで、
21:04
大田さんから直接ボリューム5とボリューム7を買って、
これも本当にとてもいいジンで、大田さん人脈なのか、小説家の方がいろいろと書いているジンなんですが、
すごいいいなと思うのは、小説家だったり作家っていった時に、
何となく浮世離れした人というか、何かしら独自の世界観を強固に持っている人間みたいなところで、
何となくある意味偏見を持っている人が多いんじゃないかと人のせいにしつつ、
要するにそれは僕がそう思っていたというところなんですけど、
このジンに関してはそれこそ小説家の方、作家の方っていうのが、
それぞれ自分自身で手弁当で一つジンを編んでいくっていう過程の中で、
どうやったら本をもっと作品をもっと届けていけるだろうかとか、
どうやったらもっと普段の生活っていうものを良いものにしていけるだろうかみたいなところの試行錯誤であったりとかっていうのを、
割と素直に書かれている本で、割とその中で見ていくと、
小説家だからといって自分たちよりも資料深かったり知識がすごかったりするとは限らないんだなというか、
誰しも一丁一単あって、詳しいものには詳しいし、詳しくないものは詳しくなかったりとか、
そういったある意味背伸びをしない大したことなさみたいなのを含めて、
ここまでくったくなく展開できるっていうのはやっぱり親しみやすさとか、
そういう安易な共感みたいなことではなしに、
あらゆる人たちっていうのは一生活者なんだっていうような、
何かしらその大げさに言えば他者に対する信頼感というか、
誰しも自分たちと似たように生活を営んでいるっていうような気持ちにさせてくれるっていう、
すごい大変好きな人なんですが、
それの最新号とその前の号を買ってきました。
これも読むのがとても楽しみです。
これ全部読むのが楽しみですで、締めていきそうな気もしますが、
その次が二号のライオン堂さんで、原作が武田さんで、
クレヨンカンパニーさんが絵を描いた、これは何ていうのかな、
絵本というかアンチールでしたっけ、
捨てられた犬がどうこうするみたいな、
1ページ1枚で絵が描かれた絵本があったと思うんですけど、
あれと同じような形態と言えばいいのか、
鉛筆書きで1ページ1枚絵で、特にセリフはない絵本、
24:00
アイランドブックストアという絵本を買いました。
これはツイッターで見て可愛らしい本だなと思って気になっていたので買って楽しみなのと、
これを買ったらおまけで武田さんが、もともとはブックカバー用に作ったらしいんですけど、
くれたのが作家の年表みたいな形で印刷された年表をくれて、
1550年から2000年代までの中でどんな人たちが文豪がいたのかみたいなところで載っているんですけど、
たまに日本の有名人が載っていたりして、
面白いのがそれこそ、モンテーニュと織田信長ってだいたい同時代の人なんだなとか、
プルーストがいた時代っていうのはだいたいチェイホフがちょっとしてから生まれて、
その後にプルーストがちょっとしてからフランスカフカが生まれて、
だいたいその時期にドン被りなのが夏目漱石なんだみたいな、
同時代性というのがある意味グローバル化する前の時代で、
プルーストの時代ってなってくるとだいぶグローバリ化は済んでいると言ってもいいと思いますが、
この人たちが同時代の人たちだったんだっていうのが見えてくる楽しい年表を一緒にいただいたので、
何かしら読書のお供として一緒に楽しんでいけるんじゃないかなと思っています。
ようやく赤坂のお店の営業が随時再開しているということなので、
また双子のライオン堂さんに遊びに行けたらなと思いますし、
竹田さんはご自分のブースと、
ハブの松井さんのブースのお手伝いをしながらお忙しくされていて、
なかなか他のブースを見に行けなかったみたいなこともツイートされていたので、
ぜひぜひ竹田さんがもしこれを聞いてくださっていたら、
僕の新刊2冊をお取り扱いいただければなと楽しみに思っておりますので、
ご提案させてください。
はい、というところで、
次がこれもずっと気になっていた、
玉城秀俊さんかな?
貨物船で太平洋を渡るという本です。
これは絶対面白いですね。
フルカラーの黄板の本なんですけれども、
貨物船で太平洋を渡るという本です。
写真もふんだんにあって、
非常に絶対面白いでしょう。
パンデミックの前の話かな?
最後の方のページに2020年2月っていう日付があるのに、
ちょうどそろそろ今、
世間がザワザワしだしている時期の旅行記なのかもしれないんですが、
27:02
貨物船で渡るんですよ、太平洋。
これ読んでないからずっと何かついそうだな。
これは絶対にそれで、
タイトルさんの入荷ツイートか何かで、
こんなリトルプレスがあるのかと。
貨物船で太平洋を渡るなんていうことを思いついて、
それを本にしてっていうものも含めて、
そしてこの贅沢なフルカラーの作りだったりも含めて、
まさにリトルプレスというか、
まさに個人の陣という感じがする本ですね。
値段忘れちゃいましたけど、
収支がちゃんとあっている方が心配になるぐらいの本ですが、
貨物船めっちゃロマンがありますね。
裏拍子が港に着火したコンテナの、
ずらっと並んでいる景色であったりもするんですけれども、
当たり前なんですけど貨物船って人が乗り込んでるわけですよ。
荷物だけではなくって。
運転する人もいれば、
荷卸であったりとか、
そもそも荷物の保守管理をするような人たちが
乗組員として絶対に乗っているわけで、
なので貨物を乗せる船だからといって、
貨物にだけ特化した空間にはなっていないということですね。
これもさっきの流通の話と似ているかもしれないんですけれども、
やっぱり流通の現場というものにも人間が、
具体的な個人個人がいるんだというところへの想像力を書き立ててくれる本として、
読む前から大変ワクワクする本だなというふうに思っていて、
これはきっといろんな本屋さんにこれから広まっていくんじゃないのかなと思っていますので、
ぜひぜひ皆さんと一緒に読んでいければなというふうに思っています。
同じくおそらくいろんな本屋さんに流通がなされるであろう、
そして僕が迷子を楽しみにしている本として、
次はロカストですね。
ロカストの5号、今回は北海道特集ということで、
僕はロカストの岐阜特集がとても好きだったんですけれども、
今回は北海道、前後が長崎かな。
だんだんと遠くに遠くに行っている感じがありますが、
前回の長崎がそれこそコロナ禍における旅行とは何かというような問題意識があったので、
今回の北海道というのもそれこそ、
状況としてはかなり逼迫していた土地ではなかったっけというところもありますので、
どのぐらいの時期にどういう形で行っているかにもよりますが、
そして特集の名前が北に散りばめられていてあるということは、
もしかしたら全然読んでいない中で言うのもあれですけど、
編集部の皆さんというのが、
それぞれ集団に集まっていて、
集団での旅行という形態をやめて、
広大な北の大地に分散していったのではないかという予感もあり、
30:03
となってくると、もしかしたらこれは一つの一人旅の集合体みたいなところで
ロカストというのがあったりするのかしらというところで、
今回の旅行記がどのような形になっているかというのが大変楽しみだなと思いながら、
今回もきっと頭から最後まで通読することになるんだろうなと思っている雑誌の一つです。
お次がですね、
17時退勤者さんの橋本良寿さんのたどり着いた夏という本と、
笠井留美子さんの日々これ製本2021。
これ読み方あっているかな?毎回わからなくなるんですが、
こちらが2冊を買わせていただきました。
毎年秋のぶんふりで2人の新刊が買えるのが、
もうとても楽しみにしていて、
僕はこのお二人の文章がとても好きなんですよね。
お二人とも全然そこに効かせているちょっとした意地の悪さみたいなものだったり、
ちょっとしたくすぐりみたいなもののあり方っていうのは、
割と全然違ったりはするんですけれども、
お二人とも共通しているのは、
他者をまなざし他者を描くっていう、
ある種ちょっと暴力的でもあり得る営みに対して、
なんだか妙な爽やかさがあるんですよね。
他者をまなざし他者を描くことのどこに暴力性が宿るかというと、
安易にその他者というものに対して自分のあり方っていうのを
投影してしまうところが絶対にあるっていうところに、
何かしらあると思っていて、
そういういやらしさみたいなものが、
あんまりこのお二人の文章には感じられなくて、
それが僕はすごい好きなんですけど、
なんでなんだろうなと思うと、
やっぱり自分のことに関心がないわけじゃないけれども、
自分のことを描くことに対して、
特に関心がないんだろうなというか、
自分のことよりも身の回りにいる面白い人だったり、
素晴らしい本だったりっていうものについて、
こんなものがあるよっていうのを話したくてたまらないんだろうなっていう、
ある種の人懐っこさであったりとか、
世界に対する信頼感みたいなものが、
このお二人に共通して見える部分があって、
そういった形でくったくなく差し出されると、
読む側にしてもやっぱりそうなのかっていうところで、
素直に受け入れられてしまうっていうような本で、
この気持ちよさの正体は何なんだろうっていうのは、
僕も未だにうまく言語化できない部分だなというか、
33:04
僕にはできない文章の書き方をしているなというようなことを
すごい思うお二人なので、
今回もとても楽しみにしています。
橋本さんは友田さんとトークだったりを
いろいろと各所でされていたりとかもありましたけど、
いつか僕もがっつりと17時退勤者のお二人と
おしゃべりができる場が設けられたらなっていうのを
勝手に夢見ておりますので、
もし万が一このポイエティックラジオを聞いておられましたら
反応いただければ調子に乗って
何かしらのお声掛けをさせていただければなと
ぼんやりと思っております。
これも本当に読むのが楽しみです。
あと同じこの笠井さんから
ブックシェルフ&ダイアリーというフリーペーパーをいただきまして、
そちらにもいろいろとエッセイだったかな、
何か文章を寄せているっていうところでいただいたんですが、
その他の部分もとても面白かったです。
とてもご飯の写真がおいしそうだったり、
本棚の写真がずらっと並んでいたり、
面白そうなフリーペーパーなので、
まだ詳細はよくわかっていないんですが、楽しみだなと思っています。
表紙のワッペンの写真がドーンと入っている
フリーペーパーなんですけど、
もらった時からずっとこれお弁当箱だと思っていたんですが、
ワッペンの白い糸で表紙が、
実際本だったんですけど、
本の表紙の部分が白い糸で縫われていて、
その粒々感とかがすごいお米に見えて、
お弁当箱かなって一瞬思っていたんですけど、
今見たら明らかに本でした。
これも読むのが楽しみです。
次です。
次はテパトラ委員会の
私たちの中学お受験フェミニズムという本です。
これは全く知らない本だったんですが、
ブースに遊びに来てくださったゾンビ界でもお馴染みのりょうたさんに、
何か面白いのあったら教えてくださいねって
無茶振りというかお願いをしていたら、
後でわざわざブースの方に戻ってきてくださって、
これは絶対買った方がいいですよって言われたので買いました。
僕は本当に偉大の男女における評価軸が、
というか主に男子生徒側の成績がかさ増しされていたみたいな事件に対して、
非常に憤りを覚えて、
36:00
いまだに消化しきれないくらい怒っているんですけど、
この本はそれこそ2000年に出版されたものです。
この本はそれこそ2000年代頃における中学校受験の当事者の方々の編んだものなのかな、
ちょっとまだ分からないんですけど、
ざっとパラパラ見た感じだとデータやグラフだったりとか、
アンケートを実施していたりだとか、
あとはそれこそ娘側だけではなくて母親側へのインタビューもあったりというところで、
かなり多角的に中学校受験におけるフェミニズムというものをまとめている本なんだろうなというところで、
ものすごい完成度だと思います。
本当にまだ全く読んでいないので本当かよって感じなんですけど、
やっぱりざっとパラパラ見た中での内容の濃さみたいなものっていうのはパッと見てだいたいわかってくると思うんですが、
その中で本当にこれはものすごく読むのに、
ある意味本当にもうこの憂鬱な現実の前にどれだけぐったりしてしまうんだろうかということを考えると読むのがちょっと怖くもあるんですが、
逆に言うと漠然とただ行き通っているというところから一つ今の現在地みたいなものをクリアにしながら、
じゃあ今何ができるんだっけみたいなことを考えていくにあたってとてもいいものになるんではないのかなという予感があるので、
これも読むのがとても楽しみにしております。
それこそただの、ただのって言い方はあれですね、
自分たちは中学受験でこんな辛い思いをしたっていうような当事者の語りだけで構成されているものであれば、
そのほうがもしかしたら文振りっぽくはあるかもしれないんだけれども、
あんまり自分で買うほどではなかったかもしれないなというふうに思っていて、
やっぱり本にすることも含めてこういった形である意味他社に、もしくはもっと抽象的に社会に開かれた形で、
個人個人の体験っていうものを個人個人の話にとどまらずに、
きちんとそのデータっていうある意味一つ無み乾燥なものに変換することによって、
より広く困っている誰かの困りごとにクリティカルに役に立てるようなことがあるんではないかっていう考えから作られている本っていうのは、
僕は本当にそういう本を応援したいとずっとなんか一言感があったりですけど、
僕はそういう本を読みたいなっていうふうにすごい思っているので、
このテパトラ委員会さんの私たちの中学大次元フェミニズムはおそらくなるべく早く読んで、
39:01
それはもしかしたらまた別でポエティックラジオで特集を組ませてもらうかもしれないなというようなことを思っております。
次です。
次がジャンル不定カルチャー誌あれ!のボリューム10特集です。
次がジャンル不定カルチャー誌あれ!のボリューム10特集です。
特集が疑心でいいのかな?疑うに信じると書いている。
疑心、信じることの真を問うという特集を書きました。
これはなんで買ったんだっけな。
えーと、あれですね。
あのー、あれです。
名前が出てこない。
名前が出てこないな。
えーと、
名前が出てこない。
生活、
生活、
えーと、
えーと、
生活の思想誌?
だっけ。
あれ、あんなに好きなのにタイトル忘れちゃった。
調査プロフィールみたいなのがあるのかしら。ないのかしら。
あ、あった!えーと、
井田並木さんという方が作っている雑誌の生活の非表紙っていうものがとても好きなんですが、
そしてこの方の文章が本当に僕は好きで、なんていうんだろう。
安易なカッコつきの正しさみたいなものにおもねらないで、きちんと地べたから考えられるような人だなっていうところで大変信頼している書き手の方なんですけれども、
この井田並木さんの文章が読みたくて、
これは買いました。
えーと、この方が作っている生活の非表紙は前後最高なんですが、
ジンのシスターフットって呼べないっていう本もですね、とてもよくて、
本当に社会に吸収されない個人っていうものをどう描くかっていうところの一つの正解みたいなものを見せてもらったなっていう感じがあって、
本当に文振りで出会ったというか、文振りで見つけた本の中でも本当にこの書き手の人は追いかけていきたいと思っている一人なので、
井田さんという方はその方の文章を読みたくて買いました。
他にもですね、インタビューで怪異は怪しいってやるとか、異形の性を宇宙に求めてみたいな、
やっぱり信じるっていうことを通っていくと怪異、オカルトに一つ辿り着くよねっていうところで、
42:02
最近の興味関心とも響き合うところがありそうなので、全体を通してとても楽しみに読みたいなというふうに思っております。
次です。
次が男女梁さんが出されていたブースの、マーマー夫婦と締め切りの練習というブースで出されていたんですけど、
これは男女梁さんが編集しているのかもちょっと分からないですが、
声はどこから一緒に書かれている、篠原さんも一緒に書かれているみたいなので、もしかしたらお二人でやっているのかもしれないんですが、
同人文集、締め切りの練習というものの5巻、6巻、7巻を買いました。
マーマー夫婦の男女梁さんも本当に僕は大変好きな作家さんで、
この人の旅行記はいいんですよね。
この人もさっきの17時退勤者のお二人とちょっと通ずるところがあるような他者の書き方をするというか、
ちょっと分かった気がしますね。
他者というものを書くときにそれを神の視線じゃないですけど、
自分というものをまるで内科のように書くという暴力であるとか、
逆に強い自分というものを安易に相手にべったりと貼り付けて書くような書き方というのは、
両方とも自分を無いことにしてしまうのも、めちゃくちゃあるままに書いちゃうのも両方暴力的だと思うんですけど、
17時退勤者のお二人であったり男女梁さんというのは、
割といるけれどもその場にいるし書いているのは自分だというのは一つ前提としつつ、
それでもやっぱり書かれているこの人たちの方がめっちゃおもろいよというのが態度としてあるんだろうなという感じがして、
本当に好きなんですよね。
ムーフリーの会場でブースにお伺いしたときはちょうど男女さんが不在だったんですけど、
その後ブースにわざわざ来てくださってちょっとお話をしたんですけど、
僕も本当にめちゃくちゃ好きなんですよぐらいしか言えなくて、
なかなかそう言われるとっさに喋るって難しいよなと思いながら、
男女さんは亀好きだということをお伺いしたので、
だからなんだという話なんですけど、亀好き仲間だなって勝手に思っております。
これも読むのが楽しみです。
次が好きな食べ物はグミのポリウム2です。
これは水辺のぬえさんという方が、
ジン赤耳の2号にも寄稿していただいている方で、
この人の書く文章も本当に優しいというか、
すごい良い文章を書くんですよ。
雑踏の中で迷子になって自分も泣きそうなのに、
何なら自分が一番余裕なさそうなのに、
45:00
まず真っ先に周りの人が大丈夫かどうか心配しちゃうような文章を書く人で、
本当に好きなんですけれども、
この人の文章をまた読みたいなというところで、
この好きな食べ物のグミのポリウム2を買いました。
とてもこれも楽しみです。
実際これは水辺のぬえさんと同じ大学の同学で、
SAアンソロジーみたいな形なので、
他の方の文章も含めて読むのが楽しみだと思って、
今気づいたんですけれども、
ボリューム1もまだ読めていないので、
ボリューム1と合わせて読んで、
また何かしら感想が入れたらなというふうに思っています。
お次がイントロ出版さんのサイドB。
これは多分武田佐徹さんの
なぜ論破が流行るのかであるとか、
山内真理子さんの私たちは遅すぎたっていう
1980年生まれのサブカルシェみたいなところを
読みたいなと気になって買ったんだと思います。
何だったかな。
何かの雑誌の編集部の方が作っているみたいな話を
ちらっと読んだ気がするんですが、
ちょっと忘れてしまいました。
何かしら気になって買ったんでしょう。
これは特集も含めて非常に
クロートの編集者の匂いがする本だなという感じがあるので、
安心して楽しく読んでいければいいなというふうに思っています。
お次が若翔文子さんのピコピコボリューム1。
この本は、
これ、今初めて開いたんですけど、
表紙がスーパーマリオヨシーアイランドが刺さっている
スーパーファミコンがなぜか腹っ端に打ち捨てられているという表紙なんですけど、
パッと表紙を開くと若翔文子さん本人がですね、
こう、かしいだ姿勢で、
この本を読んでいるんですけど、
そして中も本格的なセルフインタビューの、
あれですね、最近だと若林圭さんがやっているような
画対談みたいな形で作っている本なんですね。
いやー、これ、
これ、
これ、
これ、
これ、
これ、
これ、
これ、
本なんですね。
いやー、これ、最高だなぁ。ひでぇなぁ。
あの、
謎の水着の男女が意味もなく、
しかも結構、こう、
縁の処理が雑なまま、
カラフルなページの中に配置されて、
載っている内容は、あの、おすすめの音楽だったり、
映画だったりの、
すごい何の必然性もない雑本。
48:02
いやー、素晴らしい。
あの、とりあえずこれはその若所文子さんが、
あの、ある意味なんていうのかな?
あの、
若所文子さんが、
若所文子さんのPRのために作ったPR紙みたいなところなんだと思うんですけれども、
すごいなぁ、こう、レシピがついていたりとか、
ちょっとこう、創作もあったりとか、
もう全体として、こう、あの、
すごいこう、雑誌というものの、
こう、ありを茶化すというか、
若所文子さんという名前自身が、
最初のランバダが出た時点で、
若所文子っていう、
まだ文庫になるほどの本も出していないのに、
文庫を名乗るっていうところからして、
何かしらその、こう、本という形に対する批評性をこう、
一人でこう、体現しているところがありましたが、
このピコピコは今度はその、こう、
雑誌であるとか、PRというものを、
あの、
所詮こういうものでしょみたいなところで、
こう、形にしているのではないかなと、
いう風に思って、
うわぁ、こんな長い後書きの背景も含めて、
とても読みづらそうで、いいですねぇ。
いや、これは最高な本だと思います。
という本で、
パラッパラちょっと見て、
ビジュアルが強すぎて、
今、こう、ラジオだと何も伝わらないであろうような、
リアクションばっかりしてしまいましたが、
緩末の本に、あの、
窓もあぜる若所さんが監修の占いが、
載っていますね。
来月の占いかな?
2021年の12月の双子座は、
なるほど!
というところで、
すごい、具体的に、
12月の、
こう、
ライフハックだ。
いいなぁ。
最近ちょうど僕、あの、
占いに奥さんと一緒に行ってきまして、
占い面白いですよね。
なんか、
信じる信じないとかっていうことではなくて、
単純に見ず知らずの他人が、
自分のことについて一生懸命喋ってくれるっていうだけで、
結構一つのセラピー効果が得られるというか、
一種のこう、
あれはだから、
ある意味で、
僕、行ったことないですけど、
キャバクラとかに近いんだろうなと思うんですけど、
キャバクラとかの場合は、
僕が話さなきゃいけないわけですよね。
お金を払って話を聞いてもらうんだと思うんですけど、
お金を払って自分のことを喋ってもらうっていう、
すごいこう、
いい体験だなと思っていて、
割と占い、
2、3年に1回行って、
そうなんだっていうのが好きなんですけど、
何の話でしたっけ。
そんな話です。
やっぱり現代人、
自分が今どんな風なんだっけっていうのを知るときに、
わざわざ録音して一人で喋ってるのを後で聞き返して、
51:03
こいつやばくない?みたいなことで、
我に変えるであるとか、
そういった自分のことを、
日記に書いたものを自分でまとめて読み返して、
こいつずっと具合悪そうだなって思ったりとかっていうところで、
自分で何かアウトプットしたものを自分で見返して、
自分で何かしら点検するっていうのが一つの在り方ではあるんですけど、
全く見ず知らずの人に、
その場である程度の占いにおけるお作法だったり、
ルールみたいなものにのっとった上で、
その場で対面する占い師が僕に対して抱いた印象であるとかっていうものを、
ベースにフィードバックしてくれるおしゃべりっていうものを聞くっていう体験も、
一つ、周りからはそんな風に思われているんだ、
もしくはこういう風に言ってもらえたら嬉しがってくれそうな人として映っているんだな、
みたいなものを冷静に点検できたりするいい機会だなと思うので、
一回占いは行ってみると面白いかもしれないですね。
誰にもなってもお話だという感じです。
最後です。
最後は犬の背中座の山本博さんの
ウララカとルポルタージュの戯曲。
これは北千住のVという劇場で、
今度ある劇団ドクターホリデーラボラトリーさんである
旗揚げ公演のウララカとルポルタージュというお芝居の上演台本というか戯曲なんですが、
確かこの戯曲自体というよりはこのウララカとルポルタージュについての本を
この上演の後に出すっぽくて、
その本の予約販売で予約した人には戯曲を最初に差し上げますみたいな形だったと思うんですが、
これがこの犬の背中座の山本さんが書かれている、
鈴木一平さんと一緒に書かれている、
無断と土っていう大変面白い偽情論文がありまして、
それの一つの続編のような形で書かれた戯曲だというところで、
とても読みたかったので楽しみにしています。
本当は上演前に読み終わっていきたいなと思っていたんですけど、
多分読み終わるより先に見に行く日付が来ちゃう気がするので、
そうなったらそうなったらしょうがないなと思いながら楽しみにしています。
本当にある意味、
今日は万丈涼さんというか17歳体験者さんのところで聞いたような、
他者を描くということはどういうことなのかみたいなところに、
近しいところに接続する部分があるというか、
無断と土というものが心霊であるとか恐怖をベースに書くということであるとか、
何かしらその他者というものを対象化して、
それをテクストに落とし込むということの不気味さみたいなものに、
もうちょっと関わってくるようなものだったりもするので、
54:01
それを今回具体的な人々の肉体というものを使っての上演というのを前提としたテクストの中で、
どういった方向に展開していくのかなというのがとても楽しみな議局になりますので、
上演と合わせて楽しみにしていきたいなというふうに思っております。
というところで、
本当に21冊あったかわからないですけど、
だいたいそのぐらいの僕のペンフリーでもお買い物報告ないし、
お買い物自慢でございました。
毎回ここで紹介して満足して、
読み終わった時の感想とかは日記にたまに書いたり書かなかったりみたいな感じになっちゃってるんですけど、
読み終わってやっぱり面白いなと思ったり、
これは紹介したいなという本に関しては、
個別にこのラジオでもお話ができたらなというふうに思っていますので、
お楽しみにというところと、
もしくはこれをもし聞いてくださっている著者の方がいらっしゃいました、
作家の方がいらっしゃいました、
そしていやいやそういう本じゃ全然ないぞであるとか、
もっとこの本についてはこういう良さがあるんだよとか、
逆にこの本についてもっと語らせてほしいというような書き手の方がいらっしゃいましたらですね、
ぜひお気軽にポイエティックラジオ宛にツイッター経由でも、
Googleフォームのお便り募集フォーム経由でもいいですので、
何かしらの形でご連絡をいただければ、
ゲスト出演という形でですね、
一緒にこのポイエティックラジオでおしゃべりができたらとっても楽しいなというか、
そういうことをしたいがためにこうやってポッドキャストをやっている部分がありますので、
ご連絡をいただければ一緒にちょっとこう、
本の感想なりをお話しできればなと思いますので、
お待ちしております。
そんな感じでございました。
ポイエティックラジオの一人語り会がお好きだと言ってくださった方は、
これを聞いていいなと思っていただけるのか、
なんか思ったよりもなんか調子に乗ってベラベラ喋ってて、
当時のあの良さはなくなってしまったなと思うので、
不安に仕方がないですが、
今日のところはこれでおしまいにしたいと思います。
ポイエティックラジオ、お相手は私かけない証拠でした。
それではまた来週お会いできたら嬉しいです。
さようなら。