1. PODCAST番組『JAM』
  2. S6 : J『タレント性』
2024-08-15 23:14

S6 : J『タレント性』

PODCAST番組『JAM』です。 毎月15日配信!月曜日のオノマトペの「ひらた」、おいでよ!あるスタジオ「アル」、個人ラジオ No-MADの「柳楽芽生」の3人が持ち回りで配信について向き合う番組です。 番組公式X(旧twitter) ⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/pod_jam23⁠⁠⁠⁠ #pod_jam 各MCの番組は以下リンクから ↓↓ ◯月曜日のオノマトペ ⁠⁠⁠⁠https://open.spotify.com/show/3WDu2tabGx7cI9zy0MUhUL?si=94a26e154c574b4a&nd=1⁠⁠⁠⁠ ◯おいでよ!あるスタジオ ⁠⁠⁠⁠https://lit.link/alstudio2022⁠⁠⁠⁠ ◯個人ラジオ No-MAD ⁠⁠⁠⁠https://open.spotify.com/show/5oBkS1YZZMhLTEfJW1lyYY⁠⁠⁠


00:37
こんにちは、月曜日のオノマトペの平田順です。
おいでよ、あるスタジオあるです。
個人ラジオの窓、矢嫌めいです。
考えすぎな3人が持ち回りで配信について向き合う番組、JAM。
今週は私、平田順から参ろうと思います。よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
はい、お願いします。
えー、突然ですが。
はい。
うん。
タレント性、みなさんお持ちですか?
ないです。ないです。
いや、というのはね、このタレント性っていうでかい、なんていうタイトルを渡されると、やっぱちょっとビビるのはビビると思うんですけど。
うん、ええ、ええ。
タレント性というか、自分の力、自力みたいなところをどれくらいみなさん頼ってるんだろうなって思ったんですよ、配信をやるときに。
なるほど。
っていうのはね、僕、いくつか番組やってるんですけど、この自分の喋りとかにあまり自信がないんですよ。
おお、なるほど。
おお。
となると、でも人前で話さなきゃいけないから。
はいはいはい。
割かし希少転結序波級であったりとか、まあ不利落ちだったりとか。
うん。
っていうのを結構細かく、一応ね、自分なりに考えて出してるんですよ。
うんうんうん。
で、本当にお話が面白い人で、全くその台本とかを作らずに一発撮りできちゃう人もいるじゃないですか。
うんうんうん。
これはどっちかっていうと、タレント性が強いと思うんですよ。
なるほどね。
僕はタレント性が信じきれないから、たてつけにこだわっちゃうんですよね。
まあ、そういうもんじゃないですかね。
要はあれですよね、天才派だみたいなのも近いですか?
ああ、そうですね。そうそうそうだね。
努力型か天才型かみたいなイメージにも近いですよね。
03:00
お二人はご自身はどっちだと思いますか、アリューさん。
自分で天才だと思いますとは言わないですね。
まあまあまあ、もう今棚にあげましょう、いろんなことを。
でも棚にあげるんだとしたら、天才型ではないですけど、
お笑い芸人とかで言えば、ツッコミとかめっちゃ上手くて、テクニカル芸人?
そっち系よりも多分天然で、思わぬところで笑い取っちゃうタイプではあると思いますね。
思いっきりタレント性じゃない?それ。
要は広く括ったら、一応そっち側ではあるかもしれないですね。
アリューさんは割りかし、アリューさんの番組とかを聞いてても、
結構自力を信用して喋ってらっしゃる方な気がするんですよね。
それが良い悪いとかの話じゃないですよ。
自力をすごい信用して喋れてて、なんか僕と真逆に結構感じてて、すごいなって毎回思うんですよね。
それは多分信用してるんじゃなくて、どうせやるなら自分にしかできないことをやった方がいいっていう意識があるからかもしれないですね。
それはそこに至るのはあまり怖さはない?
別にこれが何でしょう。怖さか。
面白いと信じてやってるっていうよりは、そうした方がいいからそうしてる。見すぎないというか。
なるほどね。でも自分の意思の中でそっちに持ってってるってことですよね。
それはそうですね。
ヤギラさんはいかがですか?
私はどっちなんだろう。
棚にあげてくださいね。タレント性か、それとも立てつけ派か。
番組の作り的には圧倒的にちゃんとしっかり作った方がいいと思ってるんですけど。
そうよね。ノマドは特にそうよね。
話ってなるとノープランで喋ってるんですよね。
なので番組作りの部分とトークスキルの部分はちょっと別軸かもしれないですね。そういう意味で言うと。
ヤギさんは演者としての脳みそと構成作家としての脳みそ両方持ち合わせて番組に挑んでる感じがするよね。
06:04
どちらかというと構成寄りなんでしょうね。
脚本を描いたり構成を作ったりするのが好きなので。
そういう意味ではうちは相方と一緒にやってるのもあるので、相方をうまく制御しながらっていうところに終始してる。
制御。
相方が楽しく喋れてればいいやっていうところに終始するので、そういう意味ではガチガチと決めちゃうとこっちだけ決めてても対応できないんで。
そっかそっか。
そこで自由度を持ってるっていうイメージはありますけどね。
ヤギさんの場合はノマドの場合は二人でやってるけど、一人でやってる番組もあるじゃないですか。
今全然更新してないけどね。
もうそのフェーズ来ちゃった?
その一人の番組の時とかは、出役は自分しかいないわけじゃない。
その時はどれくらい立てつけを練っていくわけ?
それが練らないんですよ。
じゃあアルスタースタイルだ。
練らないで喋り始めて、ある程度喋ったところで、いやこれおもんないなと思って消すっていうのをもう10回くらいやってますね。
じゃあそっちはどちらかというと今挑戦中みたいな感じ?
もしかしたら人が聞いたら面白いのかもしれないけど、自分の中で納得感が得られないので。
それは分かりますね。
以前に平田さんの配信が3割ぐらいしか使ってないみたいな話ありましたけど。
直近10回ぐらい全部捨ててるのを考えると同じようなもんですね。
そうだね。並んだね。
並びましたね。
ノマドだから切ってないだけで、自分メインだと割と切りがちみたいな。
うーん、ですね。窓取り方とかも。
ヤジさん、厳しくなりそうよね。自分のことになると。
ハードルを上げてるような気がしますね。
そっかそっか。僕も最近新しい番組始めたんですけど、そっちは割とフリートークっていう形で喋るようにしてるんですよ。
台本もあんまり作らずに出てくる重要な単語とかだけ並べてその上で喋るようにしてるんですよね。
09:05
ただ、これはこれで裏で生配信をやりながら、生配信でやったやつをそのままポッドキャスト化するっていう形を取ってるんで、
30分以内にバチッと収めなきゃいけないんですよ。
今のところ4本取って、4本とも30分くらいでなんとか収まってるんですけど、
こっちに関しては喋りの立て付けはないんですけど、時間の立て付けというのをバチバチに決めてる。
この時間の立て付けが余計に決まってると、余計に自分のタレント性をその時間の中で発揮しなきゃいけないっていうのが、
最近すごく感じてて、ポッドキャスターの方、ポッドキャスターだけじゃない、配信者の方って、
自分が与えられた時間の中で自分を発揮するってどういう風に引き出してんだろうなっていうのがちょっと気になってて。
ある種、これがプロとアマの違いみたいな方向にもなっていくのかもしれないんですけど。
好きな時間の中で自分たちの好きなことを好きなように喋って聞いてくれる人だけ聞いてくれればいいです。
もう正義だと思うんですよ。絶対的にそういう番組もあっていいと思うけど、これはどちらかというと、
僕はアマチュアなのかなという感じがしていて、しっかりとバチって収まる中で自分を発揮しきるっていうのがプロのお仕事になってくるのかなと思うんですけど。
自分のプロとアマ感みたいなのはどうですか、お二人は。
自分をその限られた時間の中で表現しなきゃいけないのかっていうところからかな。
私なんかがよく聞いてたラジオ番組っていうのは、やっぱりその人が喋っていることがもちろん面白いんだけども、
その人がどういう人かっていうのに関わらず面白いものだと思っていたので。
いわゆる話術があるとか、いわゆる信仰がうまいとかっていう部分のスキル的な話はあるけど、
自分の内面をどれだけその中で出せるかとか、自分をどれだけアピールできるかっていうのはまたちょっと違う話かなって思ってます。
要はこの枠がちゃんと時間通りに終わって、その中である程度楽しんでもらえるようなコンテンツになっていればいいなぐらいで思ってますね。
自分の内面をさらけ出すというよりは、しっかりとスキルとか技術を発揮してちゃんと時間を埋めていくみたいなのがプロという感じ?
そうですね。そのイメージかな。
12:06
ある人はどうですか?プロとアーマー。
プロとアーマーですか?
最初の冒頭の話にもちょっと関係しますけど、基本的にそれがたとえ本番であっても、次に繋がるものだっていう意識があるんですよね、僕は。
要は本番でも練習なわけですよ。
これはラジオに関わらず、本業の仕事でも。それは自分の経験として積み重なっていくんで。
ただ、ずっと本業の方だとずっと長年やってると、得られるものがあんまり感じなくなってくるというか、これまでは毎日勉強だって感じてたのが。
勝っても経験値がレベルアップしない感じがしてくるというか。
ある程度満たされてきちゃうのかな。
そうなるとプロなのかなって気もしますね。
なるほど。
ポッドキャストで喋って常に毎回反省だったり、こうしといたらよかったなとか、誰しも思うと思うんですけど。
そういうことを何も感じなくなったら、ひとつプロの階段を登ったのかなみたいな。
それで一定量の技術も同時にアウトプットできてたんですよね。
そうそう。だから勘違いしちゃってるパターンはもちろんあるかもしれないですけど。
それは怠けになっちゃうからね。
あくまで自分で自分のことを客観的に評価できる前提として。
その連続体の中からある程度ずっと良い部分も悪い部分も学んでたんだけど、それがなくなった段階でプロになっていくと。
だからある種ある産も知識ない種は経験スキルがそのプロの条件っていう感じ?
そうですね。
そうかそうか。
そう思いますね。
僕ね、イベントに出させていただいたときに、大阪であったpodcastflixっていうイベントがあって、そこでステージの上で喋らせてもらって。
皆さん他の出演者さん面白い方がいっぱいいたので、その中で一番面白い枠を取るのは無理だなと思ってて、もともとね。
15:01
ある程度話は練るのは練って言ったんですけど、僕がこのステージの中でプロとしてできることはなんだろうと思ったら、知識も経験値もみんなに負けてるから。
ただ時間を面白そうに埋めることだけが俺ができるプロフェッショナリティかなと思って。
その時間を埋めるということに専念したんですよ。
だから特に面白とかに行くと、それはもちろんお笑い芸人さん、テレビのタレントさんの方が面白いラジオ番組ができるから。
やっぱりいろいろ話を練って、振り落ちだ、ツッコミだ、ボケだ、天丼だとかいろいろ試してみてもやっぱり芸人さんの方が面白いじゃないですか。
となると僕はお二人とちょっと意見が違ってしまうのかもしれないですけど、僕らの番組で言うと毎週月曜日に配信してるんで、
毎週月曜日に配信し続けるっていうことがプロとしての条件と今は思ってて、それがタレント性につながってるのかなという、今自己認識ではね。
でもある種近いところもあると思っていて。
私の意見の中でやっぱ思うのは、要はオレがオレがな話をするんじゃなくて、ちゃんと番組とかその場をコンテンツとして仕上げていくっていうのがプロフェッショナルだと思っているので。
そういう意味で時間をちゃんと管理しましょうねとか、自分を主体にしない。番組が主体なのであって、そこに出ている演者なだけだから。
あー耳が痛い。
そう、っていうところを考えてるのがプロフェッショナルかなって思うと、要は継続して同じ日に出してるっていうのも一個のプロフェッショナルな部分だとは思うし、
平田さんがさっきそのイベントで、ここはもう時間を楽しくさせることに趣旨しようっていうふうな逆回りもあったのもプロフェッショナルだとは思いますよね。
あーそっか、じゃあそのある種、演者なんだけれども俯瞰をして、今この場がうまく回っているのかみたいなのを管理する能力とかも必要。
この場を成立させるというところがプロなんじゃないかなって思いますね。
まあまあわかりはしますね。
それもそれで正解な気はしますね。
いろんなプロフェッショナル論がありそうですからね、これはね。
ありそうよね、番組によってさ。
そもそもタレントっていう言葉が結構、テレビタレントって結局あなた何やってる人ですかっていうのよくあるじゃないですか。
はいはいはい。
タレントっていうのはプロでもあり、マルチにやってるよくわからない人でもあるみたいな、そこの難しさ、線引きの難しさみたいなのは。
18:11
ただやっぱそこに呼ばれるということは何かしらの価値がもちろんあるわけですもんね。
だからそれがヤギさんの言うように俯瞰をして番組全体を見通したときに番組を成立させる能力を持ってる人ももちろんいらっしゃると思うし、
いやこの人がいれば思いもよらないところで絶対笑い取ってくれるんだよねっていうあるさんみたいな人も多分いて。
需要がいろいろ分かれてるところではあると思うんですよね。
だからポッドキャストなんてそれぞれが好きなことをやってていい文化の場所だから、
はいはい。
画一的なタレント性とか画一的なプロフェッショナル論とかっていうのを決めつけてしまうのはあまり良くないこと。
そうですね。
だとは思うんだけれども、毎週人前で話をしなければいけないという演者だけの独りよがりの話になると、
これが自分のタレント性をどこまで信じていいのかなというところがね、ちょっと今回は皆様に聞いてみたいところでございましたが、
最後一言ずつで自分が番組で立ってるときの演者としての心持ちみたいなのを教えていただければと思うんですが。
心持ち。
心持ちか。
どうぞあるさん。
気をつけていること。心持ち。
自分が演者として。
これを達成する。
これを達成。一人の場合ですよね。
うんうんうん。アルスターの場合、ノマドの場合でいきましょうか。
そうですね。
僕は哲学っていうのをテーマに喋ってることが多いですけど、この哲学っていうのはどっかの本で勉強したものじゃなくて、
自分の中から湧き出たものを哲学と定義してるんですね。
なるほどなるほど。
なので、似たような話はあっても、この人から初めてその話を聞いたというか、そういう考え方あったんだって思わせることができたら、一つ僕の価値かなみたいなのを思いますね。
なるほどね。
ヤギさんはいかがですか。
私は常日頃思ってるのはどっかの誰かっていう自分を置いてる。
ヤギラメイを好きになってほしいとノマドの中では思ってないので、
ヤギラメイとアベノベコが喋っているノマドを好きになってもらうための働きかけとして喋るっていうのが一番ベースかなって思っていて。
21:02
過去回を聞いてないとヤギラメイってこういう人だよねってわかんないと話ができない。話を聞いてても面白くないみたいなところは極力排除したい。
いきなりこの最新回を聞いてもなんとなくこんな人なんだなぐらいがつかめて、何ならつかめなくても面白い。
どっかの誰かが喋っているのがまあ心地いいぐらいのものが喋り手としてはあるかなと思いますね。
じゃあお二人はそこがあるでしょ。達成できた時にタレント性が発揮できている瞬間だったりとかもするのかな。
まあそうかもしれないですね。タレント性かわかんないですけど。
信念はそこですね。
そうですね。いやいやいやありがとうございます。今回はなんか僕のご相談みたいな感じになってしまいましたが、
これからもねこういうタレント性とかも考えながらやっていきたいと思いますので何かあればお二人にまたご相談したいと思います。
はい。
というところで今回はここまでとなります。次回のおしゃべり手は。
はい私アルが担当します。
はいそれではまた次回の番組でお会いしましょう。バイバイ。
バイバイ。
23:14

コメント

スクロール