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2022-03-29 14:03

#12 News Connect 実は番組の名付けが非常に難産だった

制作者として音声コンテンツにどっぷり浸かっている、Podcast Studio Chronicle代表の野村高文と、あたらしい経済編集長の設楽悠介が、おもしろい音声コンテンツや、音声ビジネスの可能性について、あれこれ語っていく番組です。毎週火曜・金曜配信。第12回のテーマは「番組の名付けが難産だった話」。

【出演】

野村高文(音声プロデューサー/Podcast Studio Chronicle代表) twitter.com/nmrtkfm

設楽悠介(幻冬舎「あたらしい経済」編集長/幻冬舎コンテンツビジネス局局長) twitter.com/ysksdr

【参考URL】

News Connect

https://open.spotify.com/show/1EiRggj17tBgkoZHpv34Cn

Amazonの全サービス一覧27種類

https://u-ful.com/36010

【関連リンク】

・Voicy「風呂敷畳み人ラジオ」 : https://voicy.jp/channel/607

・Audible「みんなのメンタールーム」公式情報 : https://www.audible.co.jp/pd/B09PWM1R7Z

・Podcast「News Connect」https://open.spotify.com/show/1EiRggj17tBgkoZHpv34Cn

・Podcast「あたらしい経済ニュース」https://open.spotify.com/show/4vN7EuZftQIDGoKIkoWQsX

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Podcast総研。この番組は、Podcast Studio Chronicle代表の野村高文と、新しい経済編集長の志田良佑介が、面白い音声コンテンツや音声ビジネスの可能性について、あれこれ語っていく番組です。
こんにちは、野村高文です。
志田良佑介です。
はい、Podcast総研第12回始まりました。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい、今日のテーマはですね、音声コンテンツのタイトルの付け方っていうテーマでいきたいと思うんですけど。
番組名ね、タイトル。
番組名の付け方ですね。その前段として、私が今毎朝配信している、ニュースコネクトあなたと経済をつなぐ5分間っていう番組があるんですけど。
ありますよ。
あの番組ですね、タイトル選定がすっごい難産だったんですよ。難しかったんですよ。
いや、実は悩んでる最中の野村さんに一回会ったり、打ち合わせしましたけど、本当に苦しそうでしたよ、見てて。
いや、そうなんですよ。
なんかどう苦しかったかっていうと、大きく3つぐらい固まり、こっちの方向性のタイトルかなみたいな固まりがあって。
で、最後までどの方向性でいくかっていうのがやっぱ決められなかったんですよね。
なるほどね。
で、結局結果として、このニュースコネクトっていう割と王道目のタイトルにしたんですけど、他にもタイトルの付け方って2種類ぐらいカテゴリーとしてあって。
まず1つは、もうはっきりと価値だけを訴求するタイトル。
例えば、これDJのびさんがやってる番組名なんで、そのままはパクれないですけど。
昨日の経済を毎朝5分でとかって、もう本当にそのタイトルじゃないですか。
なんか紅葉をもうそのまま、そのまま言葉にすると。
ですです。だから世界のニュースを毎朝5分でみたいな、そんなようなタイトルっていうのがまず1個。タイトル候補群としてあったんですよね。
なるほどね。
その中で多分10以上リストアップしましたけど、思いつく限り。
で、その手のタイトルにするか、もしくは、これしだあさんもこの様子見てましたけど、柴犬をタイトルにつけるのはどうかっていうことをアイデアとしてあったんですよね。
これはまあ補足すると野村さんってですね、柴犬好きなんですよね。
はい、そうです。柴犬好きですね。
でまあ、かねてニュースピクスさんを独立してですね、晴れて。
で、まあ自分で事業を立ち上げて、初めての番組なわけですよね。
やっぱりそこに柴犬つけなくていいのかみたいな議論もコミュニティーの中であったりしてね、僕らもね。
そうそうそう。我々が運営しているタタメ人サロンっていうコミュニティーの中で、メンバーの皆さんにもどのタイトルがいいかっていうのを候補をバーッと洗い出して、投票とかしてもらったんですけど、意外に柴犬に対してみんな食いついてましたね。
食いついてくれてますよ。
そうなんですよ。で、その時にもう決めようかなと思ったタイトルが、柴犬先生の経済ラジオっていうタイトルで。
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いやでもね、それもそれで悪くないんだよね。だから柔らかい、しかも多くの人にとって聞きやすそう。だから柴犬先生が簡単に解説してくれるのかなみたいな不解をできるとか考えると、決してそれも悪いアイデアではないですよね。
だからどちらかというとちょっとパロディ要素があるのが一つの群としてあったっていう。
ですですです。だから本当に柴犬を使って完全にふざけにかかるっていうのが一個あったんですよね。
今日もこんにちはワンワンとか言いながら放送始めるみたいな。
もう結構自分の中でイメージがあって、区切りのシャキーンって音あるじゃないですか。あれを和音みたいな。
柴犬先生だからね。
そう、柴犬先生だから。あれに変えるとか。結構自分の中でイメージあったんですよ。BGMとか演出のイメージが。
いやイメージ広がるよ一番。
なんでそれやめたかっていうと、結局その日曜日に塩野誠さんに出てきていただいてるじゃないですか。
はいはいはい。
あと土曜日には毎週毎週すごくエキスパートのゲストに出てきていただいてるじゃないですか。
その時にそのちゃんとした方々を柴犬先生と語らせるっていうのが、語っていただくっていうのが、なんか世界観がブレるなって感じがして。
それで、塩野さんにもこの話ですね。ニュース小話の第1回にしたんですけど、結構引いてたんで。
え、柴犬先生のところあったんですか?みたいな。
なるほどね。
だからこっちにしなくてよかったと思って。ただこのアイデア自体は自分の頭に降りてきてしまったんで、どっかでやりたいなと思ってますけど。
そうですよ。サブ番組とかはあるかもしれないね。
そうですね。で、最後、今回結局それが採用されたんですけど、本当にドストレートなニュースなんとかとか、なんとか経済ラジオみたいな、そういうようなタイトルのもの。
で、最終的にその一番最後のパターン3が採用されたんですけど、このコネクトっていうですね、単語。
あなたと経済をつなぐ5分間、つなぐなんてコネクトなんですけど、なんかそれっぽく聞こえるじゃないですか。
聞こえますよ。
はい。で、これですね、実は結構この単語チョイス適当でして。
ほうほうほうほう。
で、これどういうふうに決めたかっていうと、もう本当に本当に迷って、もう100万ぐらい出してしっくりくるのが来ないって言ってね、本当に苦しみまくってたんですよ、そのリリースするまでの2週間ぐらいの間。
で、これね、妻がアドバイスくれたんですけど、なんかAmazonのサービス名とかかっこいいんじゃないとか言って、ポロッとくれたんですよ。
ああ、なるほどね。
Amazon。で、Amazonさんっていっぱいいろんなプロダクトらしいんですよ。
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そうね。
一番有名なので言うと、Amazonプライム。
Amazon Echoとか。
Amazon Echoとか、Kindle Unlimitedとか、Amazon Cloud、AWS、Amazon Echo、何たらかんたらあって、もうすごい数十種類あって。
うん。
で、結構ね、いずれもかっこいいんですよ。
うん、確かに。
あの単語のチョイスが。だからもう、Amazonさんの製品一覧を上から順番に見ていって、それとニュースっていう単語を組み合わせて、響きが良さそうなのを選定したんですよね。
なるほどね。
はい。だから最初はね、ニュースアンリミテッドとかどうかなとかいう話があって。
まあ、確かにありそうっちゃありそうですね。
そう、ありそうじゃないですか。
ニュースアンリミテッド。
そう、ありそうなんだけど。
一個だけのニュースを選べるからね。
そうそうそう。まあそうですね。ロジックとして通用してるか知らないですけど。ニュースアンリミテッドってなんかちょっとかっこいいねみたいな。
かっこいい気がする。
もう本当にこういう雑な、どうでもいい雑なトークから、なんていうかいろいろ決めていったんですけど。
なるほど。
ただちょっとニュースアンリミテッドだと流石にAmazonさんを想起しすぎるんじゃないかみたいなことを自分なりに思って。
割とIT界隈の人だと、AWSのAmazonコネクトっていうサービスをみんな使ってるらしいんですよ。
で、コネクトか、コネクトって悪くないねみたいなことを自分なりに思って、奥さんとの間のブレストの中でその話が出てきて。
でも確かにコネクトって情報と自分をつなぐみたいな、そういう意味にもできるねみたいな感じで、最終的にニュースコネクトっていうタイトルにしたっていう経緯だったんですよ。
だからですね、深い意味というよりも商品名一覧で見ていって。
なんですかね、インスパイアして作ったみたいな。
インスパイアして作ったという感じなんですよ。
その後に、ちなみにアイディアを100個も出していく中で、結構これいいなっていうやつあったんですよ。
そうだ、思い出した。みんなの経済ニュースっていうタイトルも最初思いついたんですよ。
みんなのメンタールームって我々やってるじゃないですか。
やってますよ。
やってて、みんなのって結構いいなと思ったんですよ。
いいですね。
すごくインクルーシブ感があるというか。
あるある。
はい、あるじゃないですか。だからみんなの経済ニュースっていうのを最初に、これかなと思って、降りてきたと思ってやったら、ググったら、やっぱ同じような番組名だったか企画名が出てきちゃったんですよ。
はいはいはい。
で、これはちょっとさすがにこの別の他社さんを想起するなと思って、やめたっていうのがあったんで。
今回本当にポッドキャストのタイトルつけるときに、これいいかもと思って調べたらすでにあるみたいなことが結構たくさんあって。
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なるほどなるほど。
で、しばゆーの先生の経済ニュースは全くなかったんで。
ない、ガラ空きです。
ガラ空きなんですけどね。ちょっとこれ言ったら誰かやっちゃうかもしれないですけど。
やらないと思うから。
やらないかな、さすがに。ありがとうございます。ちょっとまだ空いてますね。
で、このニュースコネクトっていうのも、日本ではほぼないかな。
で、インドかどっかに同じようなテレビ番組があるっていうのは後で分かったんですけど。
まあサブタイトルも日本語でついてるしいいかと思って、それでこの番組名にしたっていうのがあったんですよね。
だから、アイデアを出す、いいなと思ったらググって調べる。あとハッシュタグとかも調べる。
かぶりがないっていう。わかる。で、初めてタイトルとして決まるみたいな、そういうプロセスを踏んでるんで。結構やっぱりタイトル付けって大変なんですよね。
いや本当にそう。だから野村さんもやってたと思うんですけど、本のタイトルとか雑誌タイトルとか決めるのとか、雑誌名決めるのとかすごく近くて。
なんかね、いいと思ったやつでも、どうしても競合とぶつかっちゃったりってあるんですよ。
ありますよね。
要はこういう本に、この同じタイトルの本出たらやっぱりさすがにね、そこぶつけにいくのはなみたいなのもあるし。
そうなんですよ。
だから意外とそれで使えなかったアイディアみたいなのもあるし、本当にタイトルとか番組名難しい。
もう吐きそうな、いつも僕も本のタイトル。で、要はこれってABテストできないんですよね。
そうですね。そうできない。
まだポッドキャストとかだったらそれこそ閉じて変えるみたいなあらざるがあるけど、でもそれも基本的にはABテストじゃないじゃないですか。
要はだからやっぱりすごくね、いつも吐きそうになりますね。もう100個ぐらい。
自分の本もそうだし、人の本作る時も、うわーもう吐きそうよ。でも分かんなくなってくるんだよね。しかも長く会議すると。
そうですね。
変なふうに着地しそうになっちゃってとかするよね。
そうそうそう。だいぶ迷走したなみたいなタイトルに着地することもありますよね。
そうありますよ。でもね、すごく僕はニュースコネクトっていうタイトルはいいと思いますし。
僕もね、こういう番組名とか捨てるときにすごく気にすることがいくつかあるんですけど、そのうちの一つでめちゃくちゃ大事だなと思うのが、
揺れなくみんながタイプをできる、要はスペルを打てるかってことすごく気にするんですよ。
だからニュースコネクトっていう単語って、多分日本人であれば間違わないレベルの英語なんですよね。
まあそうですね。簡単っちゃ簡単ですね。ちょっとしたらコネクトのNが2つ重なってるんで、それを飛ばしちゃうぐらいのミスもあるかもしれないけど。
ミスもあるかもしれないけど、基本的にはまだまだいけるんですよ。ただ音でわかるけど、書けない単語ってあるじゃないですか。
我々がバラとか醤油の漢字をパッと書けないように、つづりが書けない英語っていうのはあって、そういうのを使っちゃうとSOEO的にはぶつかんないんだけど、結局そもそも検索できなかったりするから。
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そう考えると僕はその要素をめっちゃいつも気にするんで、だからそれで言ってもニュースコネクトってわかりやすくていいなっていう気がします。
あとシンプルで好きですね。
SEO対策的にもですね。ありがとうございます。結果的に商品名を見ながら決めたタイトルが。でも一回これに決めるっていうふうにすると、だんだんと何回も何回も言ってるうちにそれが愛着が湧いてくるというか、自然なものになってくるところがあるなと思っていて。
社名とかもそうだったんですよね。レイベルマン。
クロニクル、そうだ。
クロニクルなんですけど、最初のうちにクロニクルっていうのは気恥ずかしくて。なんだけど今はもう何回も何回も言ってると、だんだんと躊躇がなくなってくるっていうのがあって。
いいですね。不思議ですよね。
名前問題。不思議です。名前問題ってなかなか不思議だなと思いましたね。
というわけで、いろんなポッドキャストの裏にはこういった日の目を見なかった没案がいっぱいあるということですね。
頭に浮かべながら、少しは思い出していただきながら聞いていただけると嬉しいかなと思いました。
というわけで、今回も聞いただきましてありがとうございました。
ちなみにこの番組は、しだらのむらが音声プラットフォームボイシーで配信している、風呂敷タタミニンラジオでもアップロードしていきます。
タタミニンラジオでは音声コンテンツの話だけではなく、ビジネスやキャリアの話もしていますので、ぜひお聞きください。
またオーディブルでは、みんなのメンタールームというリスナーの皆さんのお悩みにお答えをしていく番組を配信していますので、そちらも併せてお聞きください。
この番組への感想は、ハッシュタグポッドキャスト総研、ポッドキャストは英語、総研は漢字で投稿いただけると嬉しいです。
それではまたポッドキャストでお会いしましょう。さよなら。
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