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Podcast Ambassador ポッドキャストアンバサダー

ポッドキャストが好きになる番組〜この番組は、Podcast ディレクターである新井里菜が、奥深い音声の世界をご案内していきます。

▶︎今日のテーマ 【Podcast News】誰が何を聞いているのか?国内ポッドキャスト最新リサーチ  // S03E09

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サマリー

毎月最初に放送される番組、PODCAST AMBASSADORは、ポッドキャストディレクターであるあらいりなが案内役となり、奥深い音声の世界を紹介しています。番組では、注目の話題や最新のリサーチ情報など、音声業界に関するニュースを毎回お届けしています。

目次

日本国内のポッドキャストシーンの現状
ポッドキャストが好きになる番組、PODCAST AMBASSADOR。
この番組は、ポッドキャストディレクターであるあらいりなが、奥深い音声の世界をご案内していきます。
毎月最初は、ポッドキャストニュースです。
音声業界の注目の話題や最新のリサーチ情報などをご紹介していきます。
さて、今日から4月ですね。日本では新学期や新たな社会人スタートの時期かと思います。
そんな年度始めに、昨年日本国内のポッドキャストシーンはどうだったのか、最新リサーチ情報をもとにお伝えしたいと思います。
今回の内容は、音声事業を始めてみたい、音声広告を出してみたいという企業の方や、
社内ポッドキャストの企画小島をしたいけど数値データがないというような方にはきっとお役立ていただける内容です。
それでは本編を早速お楽しみください。
さて今回は、昨年の日本国内のポッドキャストシーンどうだったのか、という調査内容を取り上げます。
取り上げるのは、デジタル音声広告事業を行っている株式会社OTONALと朝日新聞が行っているポッドキャスト国内利用実態調査です。
ここから、今の日本のポッドキャスト事情を除いていきましょう。
まず早速なんですが、国内のポッドキャストユーザーの規模です。
国内ポッドキャストユーザーに関する調査結果
これは昨年から増えまして、月間のアクティブユーザー、1ヶ月に1回以上ポッドキャストを聞く人が15.7%となりました。
中でもどれぐらいの年齢層が聞いているかと言いますと、15歳から29歳、ここが一番よく聞いているそうですね。
実に4人に1人が聞いているということです。
その次に聞いているのが30代、次が40代となっています。
ここまでで全体のコアのポッドキャストユーザーの世代としては、
ティーンである学生の世代、現役で働くビジネスパーソン世代、あと子育て世代などが中心であることがわかるんですが、
さらに面白いデータがそのユーザーの職業です。
昨年に続いて、実は会社で言うと管理職にあたる意思決定層のポジションのユーザー、
ポッドキャストを聞かないユーザーよりも多いんだそうですね。
これ数値で見ますと、ポッドキャストを聞いている意思決定層の割合は14.9%なのに対して、
ポッドキャストを聞いていない非ユーザーにおける割合は9.6%と5%以上の違いがあります。
これ結構大きな差ではないでしょうか。
ポッドキャストユーザー、管理職が多いとなると、
ポッドキャストによって伝えられる情報とか内容が、
例えば自分の社内プロジェクトの方向性にも影響したりといったこともちょっと想像できるかなと思います。
あともう一点職業で言いますと、学生。
これポッドキャストを聞いていない学生よりも聞いている方がやっぱり割合多くなっているんですね。
ここでは情報収集としての利用もあると思いますし、
音声をエンタメとして楽しんでいるような姿が個人的には想像できます。
ここまではポッドキャストユーザーに関するご紹介だったんですが、
ここからはコンテンツ、プラットフォームに関するデータを取り上げます。
具体的に番組作り、どこで発信するというようなところに関連する内容かと思います。
人気のジャンルとプラットフォーム
まずは人気ジャンルです。
これまでポッドキャストランキングなどから見ると、
ニュースとか英語学習系というジャンルがトップ2常連なんですが、
今回の調査ではまたちょっと違った面も出てきています。
まず一番人気のジャンルはニュース。
これは変わりませんね。
どの世代も結構な率で聞いているんですが、
特に40代以上では一番聞かれているジャンルがニュースでした。
次に人気のジャンルはコメディ・お笑いジャンルです。
これは特に15歳から30代ではダントツトップの人気を誇っているジャンルでした。
先ほど挙げた学生さんがエンタメとしてポッドキャストを楽しんでいるというような予測とも合致するようなデータです。
あと他に伸びてきているジャンルというのも紹介されておりまして、
それらはビジネスジャンル、音楽解説ジャンル、アートジャンルです。
これらは昨年よりも数値が伸びているそうです。
では次にプラットフォームです。
何を使ってユーザーが聞いているのか。
これ実は日本では圧倒的にスマホで言うとiOSユーザーの方がAndroidユーザーよりも多いんですけれども、
ポッドキャスト、Spotifyを使って聞いているユーザーが全体の41%となっておりました。
他にもAmazonミュージックを聞いている人、あとその他のアプリから聞いている人もいるんですけれども、
ポッドキャストを聞くならSpotifyというユーザーが非常に多いみたいですね。
しかも関連データとしましては、ポッドキャストを聞き始めたきっかけについて、
これはですねSpotifyとかAmazonミュージックなどの音楽アプリでも聞けるようになったからというふうに回答した人が全体のなんと4分の1。
昨年からは多少ちょっと減っているものの、
これ先ほどの人気ジャンルで最近伸びてきている音楽解説というジャンルだったと思います。
こういったものにも通ずるなというふうに思います。
ちなみに聞き始めるきっかけで次に多いのが口コミです。
ただ口コミの種類にも2つありまして、
友人や知人など知っている人からの口コミ、これが実は以前多かったんです。
ただ直近ではブログやSNSを通じての口コミ、
要は直接知らない人から勧められたものを聞くというような動きもですね、昨年は増えてきているようです。
こういった動向、やはりポッドキャストという音声媒体自体の裾野が広がらないと、
こうしたオススメするSNSとかブログというのは注目されづらいと思います。
そういった意味では、やはり音声というエンタメの認知が広がってきているなというふうにも感じ取れるデータです。
さてここまでどんなポッドキャストユーザーがいるのか、
そしてそのユーザーが何をどこで聞いているのか、どうやって聞き始めているのか、
そんな調査結果を見てきました。
じゃあこれを元にそれからどうするか。
冒頭でもお話ししたようにですね、音声事業を始めてみたいとか音声広告を出してみたいという企業の方にとっては、
例えばマーケティングツール、TwitterとかInstagramなどと比較して、
じゃあ音声だとどういう年齢に刺さるのか、
どのプラットフォームを主に使うのか、といったところでこうしたデータ参考になるなと思います。
あとはですね、これまで何度も社内でポッドキャストの企画書を通したいんだけど数値データがないという方、
結構ですね、SNS界隈でもよくこういう声を聞いておりました。
そんな方に説得材料として使える数字、どんどん出てきていましたね。
ではここからは、このデータを持って私がもし新たな番組を制作するとしたらどんなものを作るか、
ちょっと最後に妄想企画を作って終わりにしたいと思います。
私ならですね、ターゲットリスナー、ティーンから大学新卒、新社会人ぐらいまでを対象にした教育系番組を企画したいと思います。
最初に取り上げたリスナー層、やはり若い層が多かったですよね。
これ今後も続くと思います。
アメリカなんかでもそうなんですが、この年齢層のリスナーって非常にやっぱり多いんですね。
で、今この層が音声に求めているジャンル、楽しんでいるジャンルというのはエンタメだと思うんですけれども、
その後おそらく聞くジャンル幅が増えてくると思います。
で、この年齢の共通点であるのは学生という立場です。
そこに誰もが関係してくるコンテンツといえばやはり教育系ですよね。
ちなみに音声媒体であるオーディオブック市場も、実は教育系のジャンルが伸びているというような調べもあります。
なので、こうした教育系の番組を作っておくと、今のリスナーだけではなくて将来のここの年齢層にも聞いてもらえる可能性があると。
ポッドキャストならではのアーカイブが生きてくるということで、結構マッチするコンテンツじゃないかなと思います。
ということで、最後はこの妄想企画を一つお話ししたんですが、
ぜひ一緒にやってみたいという企業の方いらっしゃいましたら、ぜひご連絡お待ちしております。
ということで、今日はそんな直近のリサーチ内容をご紹介しつつ、今の国内ポッドキャストシーンどうなっているのか見ていきました。
さて、今回はポッドキャストニュースということで、昨年日本国内のポッドキャストシーンはどうだったのか、最新リサーチ情報元にお話をしていきました。
音声盛り上がっているよねという雰囲気だけではなく、データで見てどうなのか、なかなか数少ない音声業界に関する調査です。
今回このエピソードの中でご紹介したデータというのはほんの一部です。
詳しい内容は、今回調査を行われたオトナルさん、朝日新聞社さんの資料をダウンロードすることで見ることができます。
ぜひ気になる方は見てみてください。今回の番組概要欄にもリンクを貼らせていただきたいと思います。
今後も毎月第1週目は、こうした音声業界の注目の話題や最新のリサーチ情報などをご紹介していきます。
さて、次回第2週目はポッドキャスターです。配信者目線で気になるトピックをお届けしていきます。ぜひお楽しみに。
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最後までお付き合いいただきありがとうございました。
この番組はポッドキャストディレクターの新井里菜がお送りしました。
それでは次回のエピソードで。
10:09

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