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2021-06-25 09:59

#39 ポッドキャストのマネタイズvol.4~ポッドキャストアンバサダーイチオシ音声メディア有料化の方法

音声業界の海外市場が見えてくる番組 ポッドキャストアンバサダー

ポッドキャストのマネタイズをテーマに、先週から引き続き音声メディア有料化の方法に迫ります。

ポッドキャストアンバサダーイチオシの方法は?

それには、中々お金を払ってもらいにくい音声メディアの立ち位置もありました。

本編の書き起こしはこちら

https://note.com/rinaarailevia/n/n3c826323b715

コメントは Twitter @RinaAraiLevia または note:https://note.com/rinaarailevia

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音声業界の外外史上が見えてくる番組、PODCAST AMBASSADOR。
この番組では、自称ポッドキャストアンバサダーことあらいりなが、業界目線とリスナー目線で音声業界の注目の動きを紹介、
そして国境を超える番組作りに向けて日々取り組んでいるプロジェクトについて、ストーリーテーリングを使ってお伝えしています。
さて、今回は、ポッドキャストのマネタイズ Vol.4ということで、先週に引き続き音声メディアの有料化の方法について、さらに考察をしていきたいと思います。
前回はですね、音声メディアの種類ごとに有料化の方法を整理をしていったわけなんですが、今回はその中から使える方法とその理由を、
現在の音声メディアの立ち位置といったところも踏まえながら深掘りをしていきたいと思います。
本編の書き起こしをご覧になりたい方は、概要欄にリンクを貼っておりますので、そちらからご覧ください。
さて、今回は音声メディア有料化の使える方法について、先週から引き続いて深く考察をしていくんですが、まずは前回のおさらいを簡単にしておきたいと思います。
前回はですね、音声メディアを4つの種類に分けて、それぞれの違う有料化の方法について整理をしていきました。
まず一つ目は、ボイシーやヒマラヤなどの音声配信プラットフォーム。
ここで現在可能な有料化の方法としては、それぞれのプラットフォームの審査に合格をした後、
スポンサー収入だったりリスナーからの投げ銭、場合によっては聴取時間による報酬というような仕組みを使ってする方法でした。
そして次はポッドキャスト。
こちらはですね、アップルポッドキャストとスポティファイが今それぞれ、今から一般人でも使えるサブスクモデルというのが開発をされていて、
もうすぐ使えるようになるかなという段階に来ているところでした。
こちらもですね、ステージ的にはポッドキャストと同様でして、
クラブハウスやツイッターというのがライブ配信用のチケット販売という形で配信者の収入につながる仕組みを一部公開中です。
まだベータバージョンといったステージですね。
そして最後4つ目はオーディオブックでした。
こちらはオーディオブック出版はAmazonであれば出版可能というところまで来ていました。
ここまでが前回の簡単な総まとめになるんですが、
それではこの様々ある有料化の方法の中で、このポッドキャストアンバサダーの私が使えると思ったものは何かというと、
ズバリオーディオブックです。
その理由はいろいろあるんですが、今回3つにまとめてお話をしたいと思います。
まず1つ目はですね、オーディオブック市場の大きさです。
世界市場を見てみても、あるデータによればオーディオブック市場というのは、
ポッドキャスト市場の約3倍以上もあるんですね。
もちろんポッドキャストよりも随分と前からある市場ということもあるんですが、
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それに加えて現在ではですね、例えばリーチできるターゲットも大きくなってきていて、
例えば元々あった大人向けの本というだけじゃなくてですね、
教育という分野から子ども向けのオーディオブックというのも最近大きく伸びてきているようなんです。
そういった世代にかかわらずリーチができる音声メディアという風な立ち位置のオーディオブック、
これはですね、音声業界の中でも強いメディアだと思います。
そして2つ目の理由は、スケールアップのしやすさです。
ここはですね、どちらかというとプラットフォーム同士の比較というところに話がなっていくんですが、
まず今回頭で整理をしたようにオーディオブックを個人配信ができるプラットフォームとしては今、
Amazonがありますよという風にご紹介をしました。
このAmazonというプラットフォーム、ボイシーやヒマラヤなどの音声配信プラットフォームと比較をしてみると、
やはり利用者数というのはそもそも大きく違いますよね。
音声配信プラットフォームの有料化の方法というのは、先ほどお伝えをした通り審査に通りさえすれば、
国内の音声配信者にとっては結構利用しやすい方法だと思うんですが、
一方でここの中で収入をスケールアップしようとした場合、
そもそものアプリのダウンロード数、利用者数が増えない限り頭打ちとなってくるんですね。
収入の母数というのがアプリの利用者数に比例をしてくるんです。
そう考えた時にですね、Amazonの利用者数に勝てるアプリというのは今そうそういませんよね。
もちろん音声メディアを利くプラットフォームとしてはAmazonの立ち位置というのは結構弱いかもしれません。
ただ潜在的な顧客数というのが非常に大きい中で、
このオーディオブック出版の仕組みを持っているAmazonを使うというのはもう一つ注目に値するポイントだと思います。
そして最後三つ目の理由、オーディオブックが使えるというふうに考えた理由は、
音声を音声のまま販売することができるという方法であることです。
これは最初に挙げた二つの理由、市場がそもそも大きいことと収入のスケールアップがしやすいということと掛け合わせるからこそ最強な理由になると思うんですが、
この音声を音声のまま販売できるというのが実はですね、今音声配信者としてはなかなかできていないことなんです。
これ裏付けの数値データがあるわけではないんですが、周囲の音声配信者の方々を見てみてもですね、
実は音声配信を一つのPR、反則物的に使って、結局は自分がやっているビジネスにつなげてそこから収入を得るという流れというのが案外多かったりするんですね。
それこそ文字メディアとしてよくある有料ブログの販売とは違って、音声コンテンツ自体に値札がついているというわけではなかなかないんです。
例えばその理由はもちろん有料化する方法自体がまだまだ限られているということもあります。
ただもう一つの大きな理由はですね、実は今国内での音声メディアの立ち位置というのが大きく関わっていると考えています。
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それは自分がリスナーという立場になってみるとわかるんですが、例えば今この番組を聞いてくださっている皆さん、急に明日からこの番組が有料になったらお金払おうと思いますか?
今すでに無料であるものにわざわざお金を払おうというのは結構ハードルが高いですよね。
これやはり一般的にラジオとかポッドキャストなどの音声は無料であるのが当たり前といったイメージ、これが結構強いからなんですよね。
その一方で、例えばオンライン版の新聞の公読料って払っていませんか?
他にも月刊のファッション雑誌とか本なんかも、これは買うのが当たり前というイメージがあると思います。
新聞や雑誌、本などの文字メディアに対してはお金を払うということが受け入れられやすいのに対して、音声メディアはそもそも無料であるのが当たり前ということで、なかなか一般的にお金を払ってもらいにくいメディアの立ち位置でもあるんですよね。
これを象徴するかのようなトレンドが、実は昨年音声配信社界隈で起こっていました。
それが音声配信社のKindle出版。
実は昨年ですね、スタンドFMだったりヒマラヤなどの音声配信プラットフォームでの音声配信者をされている方の中で、Kindle出版に挑戦しますという方を結構多くお見かけしたんですよね。
この背景の一つには、もちろん今まで取りためてきた音声配信の内容だったり、音声配信のノウハウというのを文字化する方が収入につながりやすいということがあったのではないかなというふうに考えます。
これが先ほどお話しした音声メディアよりも文字メディアを有料化する方が世の中には受け入れられやすいという一つの表れだと思うんですね。
そこで今回私が注目したオーディオブックというのは音声を音声のまま販売できる方法ではありつつも、世の中的にはですね、ブック、本という立ち位置なのでお金を払ってもいいという感覚の中に入りやすいメディアでもあります。
そこが実は絶妙な立ち位置のメディアでして、しかもまだKindle出版よりも参入されている方も少ないブルーオーシャンでもあるんです。
今回先に挙げた大きな市場と収入のスケールアップのしやすさといった理由と掛け合わせて、さらに音声を音声のまま販売できる珍しい方法としても、このオーディオブックというのがポッドキャストアンバサダーでは一押し使える方法という結論に至りました。
さて今回は2週にわたってポッドキャストのマネ題材をテーマに音声メディアの有料化の方法を深掘りしていきました。
今回分析をしてみてこれは使えるというふうに行き着いたのはオーディオブック。
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これは音声を音声のまま販売しつつ、世の中的にもお金が出しやすい絶妙な立ち位置ではないかなというふうに思います。
これ実はですね私自身のミッションステートメントともつながるんです。
そのステートメントとは音声は音声のままコンテンツをボーダレスに楽しめる世界を目指す。
これにもマッチするオーディオブックちょっと個人的にはですね、
Kindleとオーディオブックダブルで出版という形も面白いかなというふうに考えています。
今回のエピソードを聞いてちょっとオーディオブック出版チャレンジしてみようかなと心が動いた方はぜひ書き起こし配信をしているノートのコメント欄かツイッターでコメントを寄せください。
ぜひアップルポッドキャストはスポティファイからのフォローやレビューも嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
ポッドキャストアマサラーのあらいりながお送りしました。
それでは次回のエピソードで。
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