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音声業界の海外市場が見えてくる番組 ポッドキャストアンバサダー

【海外編】良いポッドキャストとは?という視点で、2020年米国ポッドキャストランキングを振り返ります。

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音声業界の海外市場が見えてくる番組、PODCAST AMBASSADOR。この番組では、自称オーディオジャーナリストであるあらいりなが、音声を通じて、音声業界の気になるニュースや注目の動きをお伝えします。
音声配信者やポッドキャスターが知っておきたい情報、音声配信が気になっている企業に役立つ視点を、業界目線とリスナー目線でお届けしていきます。
さて、今週月曜日は、「良いポッドキャストとは?」というテーマでエピソードをお届けしたんですが、今回はそれに絡んで、海外で人気なポッドキャストと言われている番組、どれなのかといったところに迫ってみたいと思います。
実は今年の頭に、あるリサーチ会社から出た2020年の米国総合ポッドキャストランキングが発表されました。
実はこのランキング、単なるAppleポッドキャストやSpotifyなどのランキングとは違って、今まで以上に信憑性が高いとも言われたランキングだったんです。
そこで今回はそのランキングを取り上げたエピソードを振り返ってみたいと思います。
本編は今年2月に放送したエピソードの再放送となります。
それでは気になる2020年米国の総合ポッドキャストランキングをお楽しみください。
本編の書き起こしをご覧になりたい方は概要欄にリンクを貼っておりますのでそちらからご覧ください。
さて今回は今月頭に発表された米国初の総合ポッドキャストランキングについてです。
冒頭でも少しお話ししたんですが、このランキング、実は今までのランキングとは少し基準が違います。
普段ポッドキャストのランキングを決める要素としては、ダウンロード数、サブスクライバー数、新規登録者数やレビューのレートなどいろんなデータがあります。
ただ実際どんな方程式でランキングされていいのか。
例えばiTunesも具体的な算出方法は世の中には公表していなかったりするんですね。
ただその中でもダウンロード数を基にしたランキングというのはメジャーな数値の一つ。
ただ普段皆さんどうでしょうか。
iTunesなどを使ってポッドキャストを聞くとき、自動ダウンロードの機能というのがありますよね。
好きな番組をフォローしていて新たなエピソードがリリースされたらその都度スマホに自動的にダウンロードしてくれるあの機能。
知らない間にですねスマホの容量が少なくなってきていたらその自動ダウンロードが原因かもという人も周りにもちらほらいるんですが、
その知らない間にというのが実際のランキングにはバイアスがかかってしまうんです。
というのはダウンロードはしたものの実際には聞いていないという人もダウンロード数ベースのランキングには含まれてしまうんですね。
そこで今回のランキングは実際に1万人以上のポッドキャストリスナーをサンプリングしてもちろん実際に視聴した番組を確認。
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その後ですねその人物の勾配パターンなどを含んだ人口統計をもとに算出された視聴者の規模というのをもとにして作られたランキングなんです。
もちろんダウンロード数ベースのランキングも重要なのには変わりないんですが、実際の視聴規模を人口統計をもとに算出したということで、
そこが今までになかった米国初のランキングということだそうです。
それでは実際にどの番組がランキング入りしたのか、今回はトップ5をランキング形式にご紹介していきたいと思います。
まず第5位はMy Favorite Murder。
女性2名のパーソナリティでお送りするコメディタッチなトゥルークライムテーマの番組です。
毎回パーソナリティのうち1人が注目した犯罪事件なんかを取り上げて話しながらジョークを飛ばしていくという番組スタイルですね。
時には有名人のゲストを呼ぶ回もあるようなんですが、ポッドキャスト番組の作り方としては会話タイプの番組のようです。
そして続いて第4位、こちらはThis American Life。
これは長寿番組ですね。タイトルだけでも聞いたことはあるという方は多いと思います。
ストーリーテリングタイプの王道的な番組です。
テーマは本当にいろんなものを扱っているんですが、大体1時間近くのエピソードごとにテーマが決まっていて、それに沿った2種類から4種類ぐらいのミニストーリーが収録されているタイプです。
個人的にも大ファンなんで、またの機会に語りたいと思いますが、ストーリーテリングのプロ中のプロである番組です。
そして第3位、Crime Junkie。
こちらもですね、女性2人のパーソナリティーが送るトゥルークライムジャンルの番組ですね。
基本的に毎週1つの犯罪事件を取り上げて、パーソナリティーがその事件について基本的に語りながら、時にはその事件関係者のインタビューを含めたりしながら紹介しています。
こちらも個人的には実際に聞いたことがなかった番組なんですが、ベースは会話タイプの番組作りでありながら、ストーリーテリング的な要素も含んだ番組のようです。
そして第2位はThe Daily。
こちらも何度も紹介したことのあるニュース系ジャンルの王道、The New York Timesがお送りするストーリーテリングタイプのニュース番組です。
毎日更新されて、世界中の注目最新ニュースを深掘りする内容です。
本当にジャーナリズム精神が詰まっていて、内容もしっかりとした30分番組です。
そしてはいある第1位はThe Joe Rogan Experience。
これも業界の方でなくとも耳にしたことがある方は多いはずです。
ポッドキャスト界の中でも一番稼いでいると言える、ジョー・ローガン氏のインタビュータイプの番組です。
エピソードの長さが2時間超えということも多い、日本国内ではなかなか見ない長さでもあります。
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中身は、いろんな有名人を呼んだインタビュー番組なんですが、イーロン・マスクからカニエ・ウエストまで、
他にもテレビのゲストに呼ぶにはちょっと危険かもと思われる人もバンバン出てくる番組です。
2020年5月にはSpotifyと独占契約を結んでいて、現在ではそこでしか聞けない番組となりました。
ちなみにSpotify上で再生をすると、今インタビュー動画も自動的に再生される仕組みとなっています。
やはりこの人が1位かといったランキングでした。
さて、今回のエピソードいかがでしたでしょうか。
2020年アメリカで最も聞かれたポッドキャストについて取り上げました。
リスナー目線で良いポッドキャストというと、やはり好きなテーマやジャンルであることも1つのポイントだと思うんですが、
今回のランキングを見ると、アメリカではトゥルークライムという犯罪ドキュメンタリーもののジャンル、これが結構根強い人気があることが伺いました。
これはアメリカのポッドキャストでは必ず出てくる犯罪ドキュメンタリー、シリアルという番組。
これが実はポッドキャスト自体の引き役ともなったという背景があるので、このジャンルが音声と非常に相性が良くて、今でも人気なジャンルなのではないかなと思います。
音声番組の人気のあり方も各国で違ってきそうですが、そんな良いポッドキャストを知る上での1つの要素、ランキングを今回は取り上げてみました。
今回のエピソードの感想は、書き起こし配信をしているノートのコメント欄やツイッターにお待ちしております。
そして今回の放送が役に立った、面白かったという方は、ぜひApple PodcastやSpotifyからのフォローやレビューも嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
ポッドキャストアンバサダーのあらいりながお送りしました。
それでは次回のエピソードで。
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