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女性業界の海外視聴が見えてくる番組、PODCAST AMBASSADOR。この番組では、自称ポッドキャストアンバサダーことあらいりなが、海外で人気のポッドキャスト番組のレビューやおすすめ、そして業界の注目ニュースまで様々な視点でお送りしています。
さて、今回は日本国内でよく聞かれている海外ポッドキャストについて取り上げたいと思います。
常日頃からですね、私は海外のポッドキャストをもうかれこれ7年以上聞いてきてるんですが、実は日本にいる知り合いなどに話をしても、実は聞いたことがないとかですね、そもそもポッドキャストって何?って言われることが多いんですね。
それこそ、今ではクラブハウスの登場もあって、音声メディアに注目が集まってきている日本なんですが、まだポッドキャストイコール海外のものというイメージが強い気がします。
そこで今回は日本国内で実は聞かれている海外初のポッドキャストというのがあるのか調べていきたいと思います。
テキスト版でご覧になりたい方は概要欄にリンクを貼っておりますのでそちらからご覧ください。
さて今回は日本国内で聞かれている海外のポッドキャストというのがあるのかどうかについてです。
先ほどオープニングでも話をしたように、まだまだポッドキャストと聞くと海外では流行っているものだけどというイメージを持つ方も結構多いかと思います。
一方で最近ではクラブハウスとかスタンドFM、ボイシーなどのようにですね、日本国内でも流行ってるよね、今盛り上がってるよねっていう風な感覚を持つ方も多いんではないでしょうか。
実はこれら名前やサービスは違っても、要は全部音声メディアなんですよね。
例えばボイシーやスタンドFMは日本初の音声配信プラットフォームですし、クラブハウスは音声のSNSという風に言われています。
他にもですね、耳で聞く本であるオーディオブックやラジオ局がネット上で配信をするインターネットラジオも音声メディアの仲間に入ります。
普段耳から聞くメディアであるこの音声メディアのどれかは聞いたことがあるよっていう方も実はポッドキャストとなると海外のイメージがついてくるんですよね。
そこで今回はそもそも海外のポッドキャストが日本国内で聞かれているのかどうかというところをアップルポッドキャストの総合ランキングを基に紐解いていきたいと思います。
さてランキングはですね日々変わっていくんですが、3月上旬のデータを基に今回はお話をしていきたいと思います。
まず日本国内トップ50位の中で実は海外初の番組ランキング入りしてるんですね。
それでは何本ぐらいの海外ポッドキャストがランキングしていると思いますか?
答えは9本。全体の2割弱が海外初の番組という風な結果です。
そしてその中でもどんなジャンルの番組がランキングしているかというと、ニュースと英語。一言で言うとそれにつきます。
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ブログの方にはですねそれぞれの番組リックを貼っているんですが、ざっくりとここで説明をするとニュース系のジャンルの場合、BBCとかABC、CNNという情報源としても信頼感のある大手ばかりがのき並み並んでいます。
そして英語学習コンテンツとしては以前も取り上げたことのあるAll Year Englishや6 Minute English、これらがランキングしてますね。
そしてTED Talk Daily、これも入ってます。
こちらもですね案外英語学習に使われる人気コンテンツでもあるので、そういう使い方をしている方が多いんではないかなという風に予測ができます。
そしてですね、ランキング入りした絵画ポッドキャストの中でも常にトップに君臨するのがGlobal News Podcast。
こちらでした。BBCが配信している世界ニュースを毎日届けている番組ですね。
これが直近ではですね、日本の国内総合ランキングの中でも他の普通の日本語コンテンツを抑えてほぼトップ5位入りをしているんですね。結構驚きでした。
そこで、日本国内でそもそも日本語コンテンツも含めてよく聞かれるポッドキャストのジャンルは何なのかというと、これもですね、ニュースジャンル、語学学習ジャンルというのが強いみたいなんですね。
実は音声広告の会社である大人る代表のヤギさんが出演されていた朝日新聞ポッドキャストでも話されていたことなんですが、やはりこういうポッドキャストはですね、やはり情報源として音声メディアを使っているという人が多いということだそうです。
そして、特に語学学習、特に英語学習という面では音声メディアを活用しているリスナー層も非常に国内では多いようなんですね。しかもこの語学学習ジャンルの人気というのは日本独特でもあるそうです。そこでちょっとですね、気になったので、今回トップに君臨したグローバルニュースポッキャスト、こちらをちょっと深掘りをして調査してみました。
この番組はですね、配信言語は英語なんで、それこそ世界中では聞かれているものの、例えばポッドキャストの聖地でもあるアメリカの総合ランキングではどうなのかというと、実は100位以下なんですね。結構ランキング低いんです。
その理由としてはいくつか考えられるんですが、ざっくりまとめると2つあると思います。1つはこの番組、世界ニュースを取り上げているので、アメリカ人にとってですね、アメリカ国内のリスナーは当然アメリカ国内ニュースの方が需要があるわけですよね。なのでまずはテーマ自体が特に人気があるわけではないということです。
もう一つは、他のジャンルの番組がめちゃくちゃ発達してるからじゃないかなと思います。これですね、ポッドキャストの番組、アメリカ初のものって本当にいろんなジャンルが人気を博してるんですね。もちろんニュースというのは重要なジャンルではあることには変わりはないんですが、例えばコメディジャンルすごく人気です。
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エンタメ系もあれば、もちろんアート系の番組もありますし、健康やフィットネス系というようなジャンルも結構人気を博しています。いろんな業界とか会社がですね、ポッドキャストに参入をしているアメリカだからこそ、ニュースジャンルではないものが結構ランキング入りしているのも多いんだなというふうに思います。
一方でですね、このグローバルニュースポッドキャスト、これが上位に入ってきている日本以外の国とか地域がどこなんだというところなんですが、それはですね、例えば香港やシンガポールなどの国際都市と言われる国では結構総合ランキングでは上位に入ってきていました。インドとかですね、南アフリカなんかもトップ10位入りしています。
それこそ、香港のポッドキャスト総合ランキングを見ると、トップ10のほぼ全てが英語学習チャンネルなんですね。香港発信の番組だろうが、グローバルニュースポッドキャストのようなBBC発信の番組だろうが、ほぼテーマがですね、英語学習というような題材のものばっかりなんです。
この日本や香港、例にとっても英語が第一言語ではないからこそ特殊な人気ジャンルとして、英語学習ジャンルというのが結構ランキングでも大きな存在感を持っていることがわかります。今回のですね、アップルポッドキャストの日本国内ランキングでは、日本国内で発信している英語チャンネルというのも実はあってですね、10位以内で3本もそういう番組が入っていました。
ポッドキャストを通じて海外のニュースをしろ、英語を勉強しようというような方が、ポッドキャストというコンテンツをよく使っているんだなということが見えてきたランキングでした。
さて、今回は日本国内で聞かれている海外ポッドキャストを取り上げてみました。
トップ50位のうち2割弱も海外ポッドキャストということがですね、個人的には驚きでしたね。結構多かったんだというような印象です。
あとですね、個人的にもう一つ気になったのは、英語から日本語に翻訳されてランキング入りした海外初の番組があったことですね。
それはですね、このポッドキャスト第3話でも紹介したビジネスウォーズ。これはですね、海外初の番組構成が言葉の壁を越えれば日本でも受け入れられるという面白いランキングだったと思います。
また今回はですね、アップルポッドキャストの総合ランキングをもとにお話をしたんですが、実はスポティファイのランキングとはまたですね、番組の顔ぶれ結構変わっているんですね。
プラットフォームごとに聞かれる番組が違うというのも、またポッドキャストのランキングの面白いところで、プラットフォームごとの聞かれやすい番組という視点でも、またこちらでですね、今後お届けしていけたらなというふうに考えています。
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ぜひお楽しみにしてください。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
ポッドキャストアンバサダーの新井里奈がお送りしました。
それでは次回のエピソードで。