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2021-06-14 12:06

#36 ポッドキャスト翻訳プロジェクト~シーズン2 第3話

音声業界の海外市場が見えてくる番組 ポッドキャストアンバサダー

「ポッドキャスト翻訳プロジェクト」シーズン2第3話

一度落ちたVoicyのオーディションに、どうやって返り咲きしたのか?お話しています。

本編の書き起こしはこちら

https://note.com/rinaarailevia/n/n417d22d94bf3

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音声業界の海外市場が見えてくる番組、PODCAST AMBASSADOR。
この番組では、自称ポッドキャストアンバサダーことあらいりなが、
業界目線とリスナー目線で音声業界の注目の動きを紹介、
そして、国境を超える番組作りに向けて日々取り組んでいるプロジェクトについて、
ストーリーテリングを使ってお伝えしています。
さて、今回は、ポッドキャスト翻訳プロジェクトシーズン2第3話です。
シーズン2では、新たに日本の音声業界を盛り上げるという目標の下、
一人でもできた、いろんな挑戦や活動にフォーカスをしています。
前回のエピソードでは、ボイシーのオーディションを受けて落ちた、
というところまでお話をしていきました。
今回はそこから、どうやって一発逆転返り先をしたのか、
ここをお話ししたいと思います。
本編の書き起こしをご覧になりたい方は、概要欄にリンクを貼っておりますので、
そちらからご覧ください。
さて、今回は、ポッドキャスト翻訳プロジェクト第3話ということで、
一度落ちてしまったオーディションから、
どうやってボイシーのパーソナリティーになったのか、
お話ししていきたいと思います。
昨年2020年の5月、ボイシーの公式英語ニュースのパーソナリティーに応募をしました。
一生懸命練習して、原稿も何度も書き直して、初めて受けたオーディション。
結局、合格通知は来ませんでした。
ショックではありましたが、仕方ないですよね。
オーディションを受けた側としては、結局どのような選考基準だったのか、
というのは直接ボイシーから聞くことはできなかったのでわからないわけなんですが、
間接的に分析することはできました。
どうしたかというと、このオーディションに受かった方がどんな方だったのか、
これを見てみたんですね。
当時7名の合格者が発表されていました。
平日から週末まで毎日ニュースを担当するということで、
世界中からバラエティーに富んだ方々が合格されていたんですが、
皆さん共通していたのは、英語圏での開会・在住経験があること。
やはり今回のオーディション番組、英語ニュースなんですよね。
幼少期に海外で過ごしていた方だったり、大きくなってから留学した方、
やはり英語圏で生活した経験が長い方というのが受かっていたんです。
職業はというと、こちらも結構様々で、
ジャズシンガーから舞台俳優、ニューヨークで活躍するビジネスマンから英語講師と、
本当にバラエティーに富んでいました。
やっぱり本格的なすごい人がいるんだなと思いつつ、
自分のボイシーへの扉が閉じた6月。
といっても、今回のオーディション、パーソナリティになるのが私のゴールではなくて、
その先にある目標、日本の音声業界を盛り上げるという目標のための一つの選択肢だったんですね。
なので、この道が今開かれないのであれば、別の道を探すわけです。
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そこからですね、例えばまず人気がなかなか出ないブログにもいろんな手小入れをしてきたりとか、
またブログで自分が情報発信するだけではなくて、
本格的なポッドキャスト作りの勉強なんかもし始めました。
そして、なんだかんだ最初のオーディションから半年ほど経った11月末、
一通のメールがポーンと来たんです。
件名が、ボイシーニュースブリーフのパーソナリティ脱信。
はぁ?と思いました。
もうその当時ボイシーのオーディションのことなんか正直忘れてたんですよね。
これスマホで最初見たんです。というか横目で見えたんですね。
なんかバタバタしてたんですけど、
スマホがロックされている時の通知画面っていうんですかね、
それでチラッと横目に入ってきたんです。
一瞬見えた文字がですね、信じられませんでした。
いや、早く画面を開けてみればいいのに、なんかためらっちゃってすぐに開けませんでした。
いやいや、このオーディション受けたのはいつだったっけと、半年前のことでしょう。
今もうすでに冬だし、何が起こっているのか、
頭でよく分かりませんでした。
もうすでに冬だし、何が起こっているのか、
頭で整理をしてから、15分ぐらいかな、時間が経ってからやっとメールの本文を読みました。
パーソナリティがお一人卒業されることになり、
その方の代わりにパーソナリティをご担当いただける方を探しております。
新井様は今年5月に実施したボイシーニュースブリーフのパーソナリティオーディションにご応募いただいており、
ご経歴や音声コンテンツに関する思いなどを拝見して、
パーソナリティをご担当いただきたいと思い、ご連絡しました。
えーっと、繰上げ当選会ということで、
お一人番組を卒業される方の代わりに、新たにパーソナリティを務める人材として声をかけていただいたんです。
その後、何度かやり取りをした後、オファーのメールをもらって、
3日後に正式にボイシー公式英語ニュースのパーソナリティとして着任をしました。
まさかの6ヶ月時間差での合格。
感慨深かったですね。
それから12月の第2週目、昨年の12月10日木曜日放送から晴れて、パーソナリティとしてデビューを果たしました。
番組タイトルはボイシーニュースブリーフ。
The New York Timesの最新ニュースを毎日1本取り上げて単語解説するという番組です。
毎回3分程度の本場のニュースを英語で読み上げるので、リスニングにも役立つという内容です。
今年6月からはシーズン2が始まりまして、平日は毎日コンパクトにニュースをお届けしつつ、
新たに土曜日にはまとめ放送も始めるという進化もし続けています。
ちょっと番組の宣伝をさせていただいたところで、
では昨年の12月、半年の時間差で合格したボイシーのパーソナリティ、合格してからはどうだったのかというところなんですが、
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記念すべき初収録。
これ最初大変でした。
技術的には簡単なんですね。
専用収録アプリというのがあって、究極スマホに向かってしゃべればいいだけなんで簡単なんです。
ただ何が大変だったかというと、英単語の下調べと英語ニュース読み。
日本語もそうなんですけど、やっぱり勘ちゃうんですよね。
結局この番組、完成版はだいたい20分くらいの番組なんですが、収録にどれくらい時間がかかったかというと、
当初6時間近くかかりました。
この番組パーソナリティになったと言ってもですね、自分個人の番組ではないんですね。
ニュース番組でもありつつ、英語学習番組でもあるんです。
なのでどちらも正確な情報をお届けしなければいけないという大前提があるんです。
ただあるにはあるんですけど、実はニューヨークタイムズ側もボイシー側も、
特に私たちが選ぶ記事とか取り上げる単語、説明の仕方だったり記事解釈についてもほぼノータッチなんです。
もちろんあまりにも議論を呼ぶような過激な内容だったり、ヘイトスピーチなどは深まない。
というような最低限の決まりはあるものの、ほぼ全て個人の判断でできるという自由度もあるんですよね。
そこが実はプレッシャーでもありました。
自由度が高い中で確実に正確な情報をお届けするというのを、
個人で全て全責任がかかってくるんじゃないかというようなプレッシャーを当時感じていたんですね。
実際はそこまで深刻な問題ではなかったんですが、
当初は取り上げる単語やフレーズ、英語の発音なんかも念には念をと思って色々調べて、
始まりには英単語の起源まで調べ始めてしまって、そりゃ6時間かかりますよねといった状況でした。
またですね、この番組私が担当している毎週木曜日には、英語ポッドキャストのおすすめコーナーというのも当初から設けているんですね。
これも実はもう一つ時間がかかってしまう原因でもありました。
このコーナーどういったものかと言いますと、その日番組内で紹介するニュース記事を、
さらに深掘りできる英語ポッドキャストを毎週紹介するという企画なんです。
なんですが、そもそもその当日になるまで実際どんなニュースが出るかってわからないんですよね。
なので、この深掘りできるポッドキャスト探し、事前準備ができないんです。
このコーナー、ボイシー側にも事前にこんなことをやりたいんですけどいいですかとOKをもらって始めた企画だったこともあってですね、
やり始めて自分で自分の首苦しめちゃったかなとも思ったんですが、そもそもポッドキャスト好きだからこそ今も続けています。
今ではですね、紹介する番組も切り口を変えて、実は数年前にリリースされたものでも、
今日出たニュースの真相は実は数年前から始まっていたみたいな感じでですね、背景が分かるというような形のポッドキャストの紹介という仕方もできるので、
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そういった私が今まで7年間聞き込んできた頭の中のアーカイブを使ってやっています。
時にはですね、むしろ紹介できるポッドキャストがあるかどうか視点でニューヨークタイムズのニュースを選ぶということもあったりします。
こうしてボイシーパーソナリティとしてニュースをお届けしつつ英単語も紹介して、さらに自分が好きなポッドキャストについても配信できるということができているわけなんですが、
実はこのパーソナリティ、合格した理由というのが私気になってたんです。
私オーディションに落ちているわけですし、なぜここで受かったのか。
そこで当時の担当者の方に直接私聞いてみたんです。
するとですね、音声コンテンツへの愛がとても伝わってきた。
ここは誰よりも強かったと思いますと、こういう答えをいただいたんですね。
これすごく嬉しかったんです。
もちろん他にも英語ニュースが読める人材としての要素もあったと思うんですが、音声コンテンツへの思いが一番強かったと、他人からもそう自分が受け止めてもらえたということがすごく嬉しかったんですね。
それこそこの着任が決まった当時、本格的にポッドキャストの作り方も勉強し始めて、音声業界の沼にどんどんはまっていっていた時期でした。
今回、英語ニュースを人前で読むというのは初めてでもですね、音声コンテンツを作って人に届けるということは、それまでオーディションに落ちてからの半年間もずっと続けてきたわけです。
ここで本当に自分が達成したい目標に向かうのであれば、違う道を通ってでも守備一貫して継続してきてよかったなと思った一つの瞬間でした。
継続は力なりとよく言いますが、これが大人になっていたその実体験でした。
さて今回はポッドキャスト翻訳プロジェクトシーズン2第3話ということで、一度落ちたボイシーのオーディションからどうやって帰り咲きをしたのかお話をしていきました。
落ちてもですね、その先の目標に向かう別の道を進みつつ、時間差でなんと合格と、そして合格した理由は人一倍強かった音声の重いというなんとも嬉しい合格理由でした。
さて今回あまり触れてこなかったんですが、このオーディションに落ちて受かるまでの6ヶ月間、ここでも実はいろんな挑戦をしていました。
ただそこには失敗も多くあったんです。そこで次回のエピソードでは、そんな失敗だったチャレンジについてお話をしたいと思います。
今回のエピソードを聞いた感想は書き起こし配信をしているnoteのコメント欄かツイッターでお寄せください。お待ちしております。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。ポッドキャストアンバサダーのあらいりながお送りしました。それでは次回のエピソードで。
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