2025-03-16 17:25

#1-6.ポッドキャストはリスナーを無視して配信者ファーストで考えるべき

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 「型にはまらない配信がいかに面白さを生み出すか?」を真剣に語り合った今回のエピソード。番組冒頭で挙がったキーワードは「発信者ファースト」。世間の声や定型フォーマットに合わせるのではなく、まずは自分自身が楽しみ、没頭できるスタイルを大切にすべきだというメッセージが強調されます。

 特に印象的なのが、日本で育まれたオタク文化の話。アニメ制作に代表されるように、経済合理性を度外視してでも好きなことに熱中する姿勢が、結果的に世界を魅了する作品を生み出したという視点は、クリエイター必聴の内容です。また、昔はテレビ局に企画を持ち込むしかなかった現実と、いまやYouTubeやポッドキャストで誰でも発信できる現状を比較しつつ、中央集権的なメディア時代と分散型メディア時代のギャップを浮き彫りにしていきます。

 終盤ではサイレント映画に言及し、音声を使わずに映像だけで物語を伝える独特の手法や、今後リアルタイムでAIを取り入れるアイデアなど、縦横無尽なトークが展開。型破りな発想こそが新しい価値や面白さを生むのだというメッセージに貫かれた一回となっています。


)配信者ファーストへのこだわりを語る

)番組企画の型と日本人の思考パターン

)意外性とオリジナリティの追求

)「自分が楽しむ」から始まる継続の力

)オタク文化が示す没頭する強さ

)コンテンツとビジネスモデルの関係

)個人発信が民主化された時代の魅力

)分散型メディアとテレビ局を越える発想

)権威性か自己満足か?発信のモチベーション

)サイレント映画と音声表現の意外な歴史

)AIを取り入れた新しいトークの可能性


ポッドキャストわかんない

https://creators.spotify.com/pod/show/podcast-wakannai

サマリー

ポッドキャストの配信者はリスナーの期待を気にせず、独自のスタイルを追求すべきだと論じています。特に、日本人の文化におけるオタクの特性がコンテンツ制作において重要な要素であることが強調されています。ポッドキャストの時代において、自己発信の可能性がある一方で、それを効果的に活用することが重要なテーマとして挙げられています。また、発信者がリスナーを顧みずに活動すると、隣のホストに流れる危険性があることも強調されています。

発信者ファーストの重要性
はい、ちょっとエネルギーを今日はぶちまけに来ましたけども。
やっぱり何、あの、電波のラジオに戻らなきゃならないって話だっけ?
いやいや、その昔話はもういいや。
視聴者のことを気にしてるわけじゃなくて、僕があまり興味ないんで。
なんかかねりんが激論を投げかけたいって言ってたよね。
いや、そうそうそうそう。なんだっけ?忘れた。
発信者ファーストだよ。
発信者ファーストですよ。で、なぜ発信者ファーストに僕がこだわってるのかっていう話をしたいなと思ってて、
何の話をしたいのかちょっと今忘れちゃったので、思い出しながら適当に喋るけど、
あの、そうだ、なんとかすべき論とかね、
ビジネスであれば、お金の生むビジネスモデルがどうのっていうのも、
いろいろと思考の傾向が似てしまうと、似たようなものばっかりになるんですよ。
思考の傾向?
例えば、ポッドキャスト番組とはこうでなければならないよね、みたいなものがまことしやかにそれがまかり通ると、
例えば、ポッドキャスト番組は企画をきっちりしなきゃいけません、みたいな理論がね、まことしやかにみんなそれに従ったら、
もう企画系の番組ばっかりになるでしょ。
まあ、そういうのね、特に日本人大好きだからね。
大好きでしょ、なんか型にはめ、はまらせていただくみたいなのは。
で、まあもちろん企画の中身はいろいろあるからバリエーションは飛ぶんだろうけど、
なんかその最初のファーストレイヤーでもさ、なんか勝手にローカルルール作っちゃってさ、
いわゆるね、想像の域を超えないというか、不確定要素がないというかね。
僕はね、そういうのが嫌いなんですね。
おもろないと。
おもろないですね。だからそういうのがあるので、だからその、
だから配信者、聞いてくれてる人のことを気にしだしたら、
もうその気にするということだけである程度型は決まるんですよね。
例えば俺が今後ろじゃなくてずっと前を見てやってることもそうだよ。
なんかこれこの発想で、一回なんかNFT作るときにみんな顔を後ろ向きのやつを作るみたいな。
なんかこういう話をしてて俺、そういえばアイデア出たんだったな。
あのクリエイターの誕生日がどうもなんていうのがね、急に昨日来たな。
そうなの?よくわかりませんけど。
よくわかりませんけど。
だからなんかそういう発想の転換は僕は好きで、なるべく思考のタガを外したいし、
なるべくこうあるべきしみたいなべき論を僕は全部崩したい派なんですね。
なんとかべきは嫌だよね。
自分がつまんないんですよ。
なんかみんな真正面で。
みんなポッドキャスト番組がこんなのだったら嫌じゃない?真正面座ってさ。
オタク文化の影響
嫌じゃない?
だから俺思うのは、インスタリールとかね。
インスタ結構ビビビビ見てるんだけど、インスタリールとかいろいろみんな工夫するなって思って見てるの。
なんか顔がずっと半分こうやって切れてる人とかいてさ。
こうやって喋ってる人いるの。
それもスタイルだよね。
この人ミスってんのかなって思ったけど、こういうスタイルでやってるとかね。
そういうのをね、あーなんか考えるなーみたいなのを見るのが好きだし、
やっぱり意外性、オリジナリティだよねそれもね。
っていうのが好きなので、
ハーソナリティファーストで自分が楽しければいいやっていうスタイルをまずやってほしい。
それじゃないと続かないっすっていう、甘くないっすっていうことを思いますね。
それで思い出したけどさ、動画配信者って動画を配信するとか、
自分が着飾ってとかメイクしてカメラの前に座るってことは苦でもなんでもなくて楽しいからやってるんだよね。
なるほどね。
タレントとかでね、やらされてる人は別としてね。
基本そういう人も最初はさ、自分の趣味でね。
映像に出たいとかね。
自分で映像を撮りたい。
そういう人はいますね。
だからね、ボットを熱中することじゃないと勝てないっすよ。
勝ちたいと思って多分みんな肩にはまって格あるべし論、べき論をフォーマットインストールしてやるんだろうけど、
それであなたがはまれるならいいっすよって僕は思う。
そもそもね、そういうのって日本人は潜在的にめちゃめちゃ得意なはずで、
世界でぶっちぎりでそこを極めた文化があってさ、
それが全世界共通語になったオタクっていうやつなんだよね。
ディークとかね、そういう言葉あるけども、オタクってね、OTA系言う?
これね、結構通じんだよね。アニメと一緒ぐらい通じになって。
ってことはさ、オタクっていうのは自分の得意な楽しいことを極めまくって、
寝ずにやってもへとも思わないというね。
そういう要素を全部丸め込んで、日本で生まれた文化じゃない。
世界中にいるけどね。
オタクとかっていうのって日本で生まれた文化なの?
全世界にあるんだけども、オタクっていう単語が生まれたり、
本当に強烈なオタク、一番分かりやすい例がアニメだよね。
アニメは日本のオタクに支えられて、
プロダクションのオタクレベルの人がね、最初はA描くの好きな人がさ、
みんなプロになって、クリエイションしちゃったり、ストーリー描く人がいて、
A描く人がいて、あんな経済合理性のないことをさ、
ちまちまやらなきゃならない世界っていうのは、他の国では育たなかったんだよ。
今となっては、金になるからみんな日本のコピーしたいって言うけども。
当時は金になるからそうやって熱中してたわけじゃないってことだよね。
もう全然違うと思うね、最初はね。
でもそれが商業に乗ってきたり、スポンサーだとかね、
そういう風になってくると、経済合理性がないものは排除されていく。
だから、熱中して没頭して、金をかけてでも経済合理性なんてなくてでも、
メディアの変化と期待
やりたいんだっていうことにコンテンツ発信を絡められたら、
すごく欠陥おられだと思うんですよ。
やめなければある程度その権威性とか手に入るじゃん、結局さ。
だいたいみんな1年も続かないんだから。
それこそさ、この企画をね、そのまま昔だったらラジオ局に持っていったわけよ。
なるほどね。
テレビ局か、映像付きだから。テレビ局に持って行ってこんなのやりたいんですよ、2人で。
とんでもない話だよな。
あ、そうですかって言ってさ、じゃあそのうち見ときますって100年そのままね、
積まれて終わりじゃない。
ってことを考えれば、個人がオタクに戻れるメディアになるかもしれないね。
映像を一緒にくっつけなきゃなんないんだよ、嫌だなーって思う人はやらないだけの話で。
ぜひこれはね、映像も一緒にくっつけてこれね、訴えてやりたいぜ、ヘとも思わねえぜってね。
となると、別に作りたいんだから作っちゃいましたみたいなさ。
なんかちょっと仲間が増えてきたらさ、本格的な編集もやっちゃいましたとかさ。
スタジオちゃいましたとかさ、なるかもしれないけど。
だから俺たちの、最初の放送ぐらいで喋ったけど、この放送は雰囲気というか、
俺たちの語り口とかを売り物にしているんですよ。
で、その中に、そうそう、それが売り物ですよ。
並べているんです、並べている。
隣別ね。
そうです、小映ホイホイみたいなもんです。
小映ホイホイで、ちょっとあれ匂いが。
リスナーが小映みたいに聞こえてますね。
匂いが出るわけでしょ、あれ。で、なんかそれに釣られてさ、小映ちゃんが入ってくるじゃん。
喋ってるだけでさ、やっぱり匂い出るからね。
だからすごく例えが悪くて、そういうとこ、本当に俺はセンスがねえなって思うんだけど、
イメージ小映ホイホイを一個ずつ置いてる感じなんですよ。
意味わかるよね。
別にあなたが小映だということを言ってるわけじゃない。
ハエトリガミってイメージだったからさ、それを思い出しちゃってさ。
え、なに?リスナーが小映?
ハエトリガミって俺リアルに見たの初めてでさ。
あー、ハエトリガミ。
ハエトリガミってなんすか、あれ?
知ってる?
ガムテープ?ガムテープがこう。
ガムテープの強烈っていうかベタベタなやつがあるんだよね。
あれ吊り下がってるのは見たことあったんだけど、
新品をあげてこれから吊るよっていう現場に遭遇したのは初めてだったんです。
これを今、かねりの話で思い出しちゃって。
ハエトリガミはあれは匂いとか出てんすかね?
わかんない。なんか特殊なレシピでやってるらしいよ。
なんかいずれにせよ例えが悪いですね、2人とも。
コバエホイホイ言うとハエトリガミじゃダメでしょ。
そういうイメージなんですよ。
だから最初のうちに言ったけど、ボイシーだとどんだけ配信してもコバエホイホイになんないんですよ。
ね、わかるでしょ。川にコバエホイホイ浮かべてピューってどっか行っちゃうみたいな。
あれ?みたいなね。
流されてどっか行っちゃう感じなんですよ。
今の例えばよくわかった。
流されてどっか行っちゃうから、どっかにあるんだろうけど別に誰も見ないみたいな。
集まってきても、ここに集まってくるわけじゃなくて、100キロ先の海にコバエが捕まってるみたいな。
でもずいぶん発信者ファーストって話はメディアからは聞いたけども、実態がそうじゃないっていうのは面白いよね。
いろいろとこれから変わっていくみたいだからね。経営体制も。
社長以外みんな経営人、写真して違う人になったみたいでしょ。
今後の変化楽しみにしててくださいっておっしゃってたから、ちょっとそこは楽しみにはしてます。
ポッドキャストのメインホスト
やっぱりオープンの流れっていうね、それもね横道若干反らしてほしいんだけどさ。
コンピューターの世界でさ、メインホストって話聞いたことある?
メインホスト、はい。何か聞いたことあるけど、何それ?
コンピューターって言ったらホストコンピューターがあって、それのクライアントっていう端末でホストに指示を出すと。
その前はね、クライアントが高かった時代はアンチカードを入れて01を指定するみたいなね。
その世界がなんでこのパソコンの世界になったか。クライアントサーバーって言うんだけどさ。
中央でガンとまとめてるのがラジオテレビ局だとしたら、それぞれ小さい単位で分散してそれぞれ勝手にやった方がみんなやりたいことできるじゃない。
で、それを取りまとめる大きな器がね、このプラットフォーム。今で言うね、ポッドキャストとかさ。
そういうイメージ。で、ポッドキャストの周りに死ぬほど何百万人か散らばってるわけでしょ。
で、クライアント。
コバエが?コバエホイホイ?
コバエじゃなくて発信者がさ。
発信者ね。ホイホイ作る人の方ね。
だから発信者、ホイホイを作る人もホイホイにくっつく人も、ポッドキャストという真ん中のメインホストにくっついていく。
いわばホイホイのケースを作ってくれてるのがスポットフォイってことかね。
プラットフォームね。
みんな同じコバエホイホイの形になっちゃうよね。
そう。だからメインで何か全部ガチガチにやるっていうテレビラジオの時代は終わったっていうのはそこまではわかると。
で、その時に大事になってくるのが周りにいる人たちがどうやって真ん中のホストをうまく使うか。
ホスト側から見たらうまく使ってもらうかっていうのを考えないと、
じゃあ隣のホストいい子ってなっちゃうよと。
自己発信の深層
で、なっちゃってる時代がもう相当進んじゃってるよね。
もっともっと進むよね今後ね。
意外とガーハムが終わらないってのもすごいけどね。
コバエホイホイかゴキブリホイホイかって話だよね今。
そんなレベルかな。だから程度が変わるとかね。
だからね、コンピューターの歴史の話をしてもしょうがないんだけども、
要は中央集権なのか、分散化してるかっていう話でいくと、
やっぱ分散化の方向でしかやりたいものはできないっていうのは確か。
真ん中で統制しちゃったらさ、ダメじゃん。
次回ぜひ話したいテーマはさ、
昔はね、今回の話で一番俺がベストなアビーブの話はね、
昔これをやろうと思ったらテレビ局に持ち込まなきゃいけなかったんですよねって話ですよ。
そりゃそうですよ。
それぐらいのことが今更だけど、YouTubeとか出てきたことによって、
スポーティファイトが出てきたことによって、好きなようにできるわけですよね。
発信ができちゃう。
その代わり、権威性とかね、バズらないと誰にも見てもらえないとかって、
いろいろアルゴリズムの話とかもあるしね。
素人の日記なんて結局誰も読まないと。見ない。
要は見てもらうに至らないっていうの?
みんな見てほしいんですかね。
見てもらうことで自己承認欲求を満たしたいのか、
それをビジネスにして金儲けをして経済的に独立したいのかって、
どっちが上なんだろうなって。
それは人の数だけ好みがあるから、どこに引っかかるかだよね。
金儲けしたいですっていう人もいるしさ。
どうやりたいだけですっていう人もいるしさ。
結構みんなやっぱり、こんだけ発信が民主化されてる時代だからさ、
なんかワンチャン自分も何とかなりたいなって思うわけじゃん。
やっぱり金にはしたいんだろうな。
そこら辺がね、たぶん根っこにあるのが、
俺とカネリンは似て非なるもんだと思って、
俺はとにかくいい音楽に、いい音とかいい音楽に感動したいんだよね。
感動したい。
感動したいんだよ。
自分の好みがそこにあるからさ。
映像がそれにプラスされるともっと感動できる。
映画とかね、そういうのも感動できるし。
リアルで音楽が鳴ってる舞台を見たら感動できるとかさ。
舞台、無言でやる舞台なんかないわけでさ。
それこそ無言舞台とかありそうだけどね。
それはまた違う芸術性もめちゃくちゃ高いやつだと思うんだけどさ。
昔のサイレント映画みたいな。
サイレント映画はサイレント映画で語り部がいたりね、いろいろするじゃない。
あ、そうなんだ。なんだかんだで見たことないな、サイレント映画なんて。
俺も見たことないね。それはね、たぶん日本でいう大正時代ぐらいの。
語り部がいるの?
あれって。
無線映画って。
あれ無線映画が面白いよねじゃなくて、ただ昔音声入らなかっただけってこと?
俺も詳しくないんだけども、知ってる限りで言うと、
映画っていうのはフィルムが、篠黒のフィルムに映画が撮れるようになったまではいいんだけど、
それに音が入れられなかった。
なるほど。
その横にこのレコードの溝みたいに相当する、
ひだを入れられる技術ができたんで、それをサウンドトラックっていうわけだよ。
ちょっとなんか話が止まらないね、これちょっと。
次回その辺の話続きいきたいな。
はいはい。
映像だけだったから誰かが喋んないとストーリーがわかんないじゃん。
うん。
それを想像するのが無線映画だと思ったけど違うんだ。
違うんだよ。
はい妄想どうぞじゃないんだ。
そういうことだと思ってた。
無線映画は雰囲気から妄想してなのかなって。
いやー大いなる勘違い。
いや俺今日の収穫、思わずエンディングに収穫。
違うの?ほんとそれ?
リアルタイムでAIとか入れてこれどうなのって聞きながら喋った方が色々広がりそうな気はしておりますね。
それ得意だからほらタイピング早い人がやった方がいいよ。
タイピングっていうかもう最近タイピングしないですね僕も。
喋っているんでしょ。
そう。
じゃあそんなことで。
それいいかもしんない。
そうそうだから起動しとけばいいのかなと思ったり。
じゃあ次回起動しながらやりましょう。
はいはい。
じゃあおやすみ。
はいどうも。
バイバイ。
バイバイ。
17:25

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