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2025-04-28 24:15

脱北者に「愛の不時着」のことを聞いてみた

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韓国旅行のお話です!

特にDMZ(非武装地帯)ツアー、の中でも、脱北者の方に聞いたお話がいろいろと衝撃的だったので、みなさんにもぜひ聞いていただきたく。

私がした質問は、「愛の不時着」に描かれていた北朝鮮について、です。

 

【今回の内容】

世界各国の方がひっきりなしに質問/3つの国を経由/残った家族は/処刑のとき/飢え/韓国にはハンサムばかり?/国境管理はあんなにゆるくない/レストランで大統領を指差し/徴兵/戦争記念館で感じたこと/北朝鮮が掘ったトンネル/「旅行は?」「階段!」

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サマリー

このエピソードでは、韓国旅行中に体験したDMZツアーを通じて、特に脱北者との対話を通じて北朝鮮の現状や「愛の不時着」に描かれている世界とのギャップを探ります。旅行者たちは、実際の脱北者の体験談や北朝鮮のリアルな状況についての理解を深めます。韓国ソウルのDMZツアーを通じて、北朝鮮との緊張関係や韓国の軍事的現状についての理解が深まります。特に、韓国の兵役制度や歴史的背景に触れることで、日本との違いを実感します。

韓国旅行とDMZツアー
迫真のイドバタ番組、職業、主婦です。
主婦の目線で世間を見る、イドバタ会議的な番組です。
縁の下から社会を支えている、けど意外と知られていない主婦の世界を、
都内で子育て中の私、PIUがご案内します。
今回のテーマは、韓国旅行の中でもDMZツアーがよかった!
前々回にもお話をしました通り、3泊4日で韓国、ソウルの旅へ行ってまいりました。
で、そのうちの1日は、DMZツアーというのに行ってきまして、
今回はそのお話をしたいんですけれども、その前にいただいたメッセージをご紹介したいと思います。
そえたさんからです。
こんにちは。こんにちは。
韓国グルメの界、世界広し、数多のメシテロ動画がありますが、
キクメシテロ、初めて体験しました。
PIUさんの表現、その食べ物の美味しさのディティールが伝わってきて、
朝ごはん食べたばかりなのにお腹が減ってしまいました。
とってもよかったです。次回のエピソードも楽しみにしてます。
ということで、ありがとうございます。
そえたさんからは、今回のエピソードを聞いて臨場感を感じられて、
頭の中にイメージが湧いてきて、映像が見えたということもお伝えをいただきまして、
嬉しかったです。ありがとうございます。
私も韓国旅行を一緒に共有していただいたというのが、私としてもすごく嬉しく思います。
ありがとうございます。
最初にお話ししたDMZなんですけど、これ前にも愛の富士着とタイプロっていうエピソードで
少しお話をしたと思うんですけど、北朝鮮との国境近くの非武装地帯と呼ばれる場所のことなんですよね。
ここはまだ北朝鮮と韓国っていうのは戦争が急戦中ということで、一般人が自由に入れない、
ツアーでしか行けないというところがありまして、今回ツアーに参加をしてきたんですよね。
そのツアーの中で、実際に川の向こうにある北朝鮮をこの目で見てきたわけなんですけど、
北朝鮮の街で流されている、爆音で流されている音楽が聞こえてくるようなそんな近い距離だったんですけど、
それもそれとして、私たちが選んだツアーの売りっていうのが脱北者、北朝鮮から逃げてきた方に直接お話を伺えるっていうものだったんですよね。
なので今回はね、韓国旅行の中でも北朝鮮とかちょっとね軍事的な話、そのあたりをお話ししたいと思います。
脱北者との出会い
脱北者に愛の不時着で描かれている北朝鮮はリアルなのかどうか聞いてみた。
このツアーっていうのが、まず大型バスで1時間くらいかけてDMZに向かうんですね。
結構ツアーで回った先で見かけた団体さんではね、日本人だけのグループっぽいところもいくつかあったんですけど、
私たちが申し込んだツアーはほぼほぼ外国の方で、その大型バスも埋め尽くされておりまして、
アメリカ、イギリス、スペイン、スウェーデン、あとインド、パキスタンだったりとか、
オーストラリア、アイルランドの人もいたし、あと香港の方、話しかけられましたね、覚えてます。
香港の方とかマルタの方もいました。
そんな方たちを韓国人のガイドさんが英語で案内をしてたんですね。
日本人は私たち家族とあとお二人だけいまして、その方たちもね、小学校の卒業記念で旅行に来たっていうね、そういうお父さんと小学6年生の息子さんでした。
その6人で固まってバスの一番後ろに座って、一応韓国人の日本語ガイドの女性も近くに座っていただいて、日本語でその英語の説明を通訳してくれるみたいな形だと思っていたんですけど、
実際は英語の説明の10分の1も訳されてなかったと思いますね。
だからもう実質的には英語のツアーに参加しているみたいな感じではありました。
ともかくその1時間の道中に英語のガイドさんが一番前に座ってたんですけど、そのガイドさんの隣に座っていた北朝鮮から脱北をしてきた女性が道中バスの中でね、紹介をされたんですね。
多分30代ぐらいの女性だと思いますね。
その方の自己紹介と簡単なお話を聞いた後で、自由に質問ができるっていうね、そういう流れだったんですね。
もうね、質問もひっきりなしに手が上がるんですけど、特にオーストラリアから来たっていう男女がすごい熱心に質問をされていましたね。
まずはその中で印象的だったことをご紹介していきますね。
最初にやっぱり衝撃だったのは、中国、ミャンマー、タイ、この3カ国を経由して韓国に入ったっていうところで、その道中に半分だけ凍った川を泳いで渡らないといけなかったっていう時に、
やっぱりその本当に冷たい川ですよね、半分凍ってるっていうことですので、ただでさえ川を泳ぐっていうところでね、やっぱりすごく命の危険をこの時感じたっていうお話とかね。
あとその方のお母さんは一緒に脱北をしたわけなんですけど、お父さんと弟さんは北朝鮮に残って、最初はバレなかったんですけど、間もなく家族が脱北したっていうこともバレてしまうわけなんですけど、
これをね、監視を受けるっていうことと、定期的にいわゆる渡すっていうことで見逃してもらっているっていうことでしたね。
あと北朝鮮のこの国内で見聞きした話で、誰かが北朝鮮で処罰されるっていうことになった場合に、
中で処刑されるっていうような時にね、その家族を一番前に並ばせて公開処刑をするみたいな話とか、
やっぱりこういうお話はね、参加者みんな低いため息と言いますか、広いねっていう認識でリアクションしていたわけなんですけど、
他にも実際に上で亡くなる人を何人も見たっていうお話とかね、こういうあたりを脱北者の方の口から語られますと、より一層現実なんだなっていう現実味をすごく感じて、重い気持ちになりましたね。
そんな中で私も質問をしたいと思って手を挙げるんですけど、なかなかなかなかでしてね、全然当たらない。
最後の最後にやっと当ててくださいました。そこで質問をしたのが、愛の不時着で描かれている北朝鮮はリアルなのかどうかというところです。これはずっと気になっておりました。
その方の最初の方のお話の中でね、脱北した理由の一つとして、韓国ドラマを見て、北朝鮮での自分の生活というものに疑問を持ったっていうことをね、お話をされてたんですよ。
韓国に来てギャップを感じるところ、驚いたことについて聞かれたときに、その方がおっしゃってたのがね、韓国ドラマを見てたときは、韓国にはね、ハンサムな男性ばかりいるんだと思っていた。
けれども、実際に来てみたら、かっこいい人もいるんだけど、そうでない人もたくさんいて、それは北朝鮮と同じだったっていう、そこが驚いたみたいなことをね。
すごい楽しい感じでお話もされて、実際バスの中もね、とっと笑いが起きたりして、そういうふうにお話をされてましてね、全体的にその方すごいちょいちょいね、ユーモアを交えてお話をしてくださったので、バスの中も笑いが起きたり、深刻なため息があちこちから漏れたりっていう、そういう感じで、
北朝鮮のリアルとドラマの違い
どこの国から来た人もみんながすごく興味を持って集中して、その方のお話に耳を傾けるっていう、そういう時間だったんですけど。
そんなような、ドラマを見てっていう話をされた延長線上で、私が愛の不時着のことを聞いたというわけなんですね。
そしたら、あのドラマに出てくる北朝鮮の人たちの服装とか、家の中のインテリアなんかはそのままなんだけど、街並みはあんなにおしゃれじゃないっていうことをお話しくださいました。
あとはね、ピクニックで焚き火をするシーンがありましたけど、あんなおしゃれなことはピクニックに行って、あんなおしゃれなことはしませんよっていうこととかね。
あと住宅検閲やってましたけど、あんなに紳士的じゃないっていうことだったりとか、あとね、国境管理が割と緩い感じで描かれてましたよね。
フェンスが壊れてたりとか、跨いで渡るとかね、そういう感じで描かれていましたけど、それは現実はもっと幻覚ですよっていうことですね。
あんなふうに簡単に国境は越えられないっていうこともね、お話をしてくださいました。
私ね、ほんとネットフリックスで愛の不時着を見てからずっと気になってたんですよね。
だからこんな実際に生活をしていた方にお話を伺えて、すごく貴重な機会でありました。
その他にもね、他の方の質問でその方がおっしゃっていたのが、韓国に来てレストランでテレビがついてて大統領が出ていたと。
それを指を指して人々が話をしている姿、これがすごく印象的だったそうですね。
北朝鮮だったら最高指導者を指さしするとかでも考えられない。取り締まりに合うわけですよね。
絶対できないわけですよ。
それが自由に大統領を指さして会話ができるなんて、最初は大丈夫って恐ろしかったけど、
ああそういうことをしても大丈夫なんだっていうことを知って、韓国っていうのは自由なんだなっていうことを実感したっていう、
そういうお話をされていたのも覚えてますね。
あとは北朝鮮の学校で教えられている外国っていうのが5つあると。
この5つがまずロシアと中国。これは兄弟というか友達というか、いい国っていうことで教えられているそうです。
次にアメリカと日本。これはもう悪い国だっていうことでね、教育されておりまして。
最後に韓国。これで5つ目ですね。韓国は貧乏でかわいそうな国だっていう教えられ方をしているっていうことでしたね。
ちょっとね、韓国語で話された内容を英語のガイドさんと日本語のガイドさんがそれぞれ訳すわけなんですけど、
そもそも英語の方の方が情報量が多いんですね。
で、2人の訳し方がちょっとずつニュアンスが違ったりしていたので、もしかしたらね、
韓国語の表現、ご本人が韓国語でされた表現と照らし合わせると、ちょっと正確じゃないところももしかしたらあるかもしれないんですけど、
大体のところではこういうお話をされていました。
韓国のDMZツアーの体験
このDMZツアーね、子どもたちにも面白かったみたいで、行ってよかったなと思いました。
特にチナンがすごい興味深かったみたいで、その日ツアー帰ってきてから、
今日はいい1日だったねっていうことをね、何度か言っていたんですよ。
ドラマの中では見慣れた軍人さんも、生でね、迷彩服を着て、大きな黒い銃を斜め掛けして、
いかめしい様子で立ってたりとかね、実際にパスポートを確認するのにバスの中に来て、少しだけお話をしたりとか、そういうのもあって、
日本にいると確かにね、そういう姿を目にすることってないですよね。
それがかなり印象に残ったみたいでしたね。
あと兵役の話もね、韓国では今は1年半なんですね。
それが北朝鮮では10年だっていうお話とかね。
実際に英語ガイドをしてくださってた韓国の男性の方の一番上のお子さんは、今まさに兵役中だそうでっていう話とか、生々しく軍というものを感じるわけですよ。
この次の日にソウルにある戦争記念館っていうところにも行きまして、
ここは朝鮮戦争の時の戦闘機とか戦車がいろいろ展示してあったりとかね。
あと韓国のために戦った国連軍の犠牲者を痛むっていうような展示もありました。
中でもね、これまで韓国がいかにいろんな国から軍事的に攻められてきたのかっていう歴史を紹介する展示があって。
そこではね、日本も私が歴史で勉強したのだけじゃない、もっといろんな時期に何度も攻め込んでるっていうことが書かれていたりとか。
ちょっと私の勉強不足っていう面もあるかもしれないんですけど。
あとモンゴルにも何度も攻められていたりとかしてて、それを見てね、日本と韓国って全然違うんだっていうことを実感したんですよ。
韓国は実際今も北朝鮮とは休戦中っていうだけで争っていることに違いはないっていうのもあるし。
地形的にも北朝鮮とは陸続き隣の国ですし、西に中国、東に日本。
なんというかね、韓国の長平成のことはもちろん知っていたわけなんですけど、
軍事、軍隊というものがどうして日本より切実で身近でっていうことの理由が体感できたような気がしたんですよね。
日本にいると戦争って終戦から80年っていうことで、軍隊っていうものはないですしね。
現状では多少の脅威はありつつも、日常は平和そのものですよね。
そもそも地形的にも島国だから攻められにくいですし、
東側にも太平洋が広がっていますよね。
だけども韓国は今も脅威にさらされ続けているんだっていうところ。
日本とは違うんだっていうところをね、なんかちょっと体感というか空気感というか、そういうのを感じました。
それからDMZツアーに行った時には、北朝鮮が韓国に攻め入るために掘ったっていうトンネルにも行ったんですね。
これ韓国にいくつかあるんですけど、私たちが行ったところはヘルメットをかぶってね、
もうひたすらひたすら急な坂を降りていくと、そこからトンネルが始まるんですよ。
これ地下73メートルまで下がったところにあるんですよね。
ひたすらひたすらね、私のせいすれすれくらいの高さのトンネルをね、
ところどころ水たまりっぽくなっているような、そんな道を進んでいきまして、
軍事境界線から200メートルだっていう、そんな地点まで行って戻ってくるわけなんですね。
戻ってきた時の平坦なトンネルのところはいいんですけど、
これその後の坂道、さっき下ったところですよね。
ひたすらひたすら下ったところが、もちろん帰りは上り坂になるわけなんですけど、
これがなかなかの急勾配が、なかなかの長さ続くんですね。
これもしね、少しお年を召された方で行こうかなと思っている方がいらっしゃいましたら、
あんまりおすすめできないかもしれないです。結構しんどかったです、これは。
いやほんと旅行って、日常生活に比べると何倍も何十倍も坂とか階段とかを登る機会が増えますよね。
いやこの旅行での合言葉みたいにね、旅行は階段!みたいな感じでね。
もう繰り返しね、これを家族でというか夫婦でね、言いながら坂を登り降りしてまいりました。
はい、というわけで今回は韓国ソウル旅行の中でも軍事的なこと。
そこに焦点を当ててお話をしたんですけど、まだ他にも、たった4日間の旅ではあったんですけれども、
他にもね、お話ししたいことまだありますので、ぜひまたの機会にその他の思い出話をさせていただけたらと思います。
最後まで聞いてくださってどうもありがとうございました。
パクユソンさんの本の紹介
最近たまたまなんですけど、パクユソンさんっていう日本の朝鮮学校に小中高と通って、
日本の大学を出た後で、NSC、吉本のお笑い養成学校に入って、
吉本の芸人さんをされている方、そのパクユソンさんの書かれた本を読んだんですね。
題名が、面白くてヤバすぎる朝鮮学校っていう本でして、これすごい面白くて読みやすかったです。
北朝鮮つながりということでご紹介をさせていただきました。
白針の井戸端番組、職業主婦です。もしよかったら番組のフォローをお願いします。
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それではまた。
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