00:08
迫真のイドバタ番組、職業、主婦です。主婦の目線で世間を見るイドバタ会議的な番組です。
縁の下から社会を支えている、けど意外と知られていない主婦の世界を、都内で子育て中の私、PIUがご案内します。
中国語との出会い
今回のテーマは、新しい言語の習得に必要なこと。
言語の習得。これ皆さんも学校では基本的に英語を学んでこられたと思います。
私も学校では英語を勉強しました。それと聞けば何語かわかるというレベルで言いますと、大学の第2外国語が中国語だったんですね。
ということで、中国語とフランス語も語源があってね、少しやっていたっていうのと、
あとはね、先日お話ししたイランに3年半住んでおりましたので、その時に使っていたペルシャ語ということになります。
どれも大したことないって言えばないんですけど、結構ね、外国の方って挨拶しかできなくても、日本語わかります。話せます。みたいなね、いうこともありますよね。
それで言うと、それよりかはもう少しわかるっていう、そんな感じでしょうか。
そんなレベルの私ではあるんですけど、今日はね、思い出を語りたい最初の言語としまして、まずはね、中国語と私。
はい、ということで中国語なんですけど、さっきも言った通りね、第2外国語で最初に触れたんですね。
この時はね、よく言われますけど、中国語って漢字から類推できるっていうところが結構あって、
だからね、割と大学のテストは他の言語を選択している子に比べたら省エネというかね、少しの勉強で点数が取れるみたいなね、そういう感じだったんですよね。
それから社会人になって、本当にね、忙しかったんですよ。忙しかったけど、忙しいからこそ、だんだん会社だけの生活じゃないところへの憧れというかね、そういうのが出てきて。
それで会社の近くにあったね、すごい古いビルでやってた中国語教室に通い始めたんですね。ここね、チケット制だったんですけど、結構休みが取れると言ってましたね。
この教室の先生はね、地元の国立大学の留学生の方が多くて、修士とかで来ている方ですね。頭がいい方を集めているっていう、そういう評判だったんですよ。
私の先生は、私より少しだけ年上の女性で、私リンリンって呼んでたんですけど、すごい可愛らしい先生でした。
彼女も素晴らしく頭が切れるというかね、もともとすごい日本語を勉強してたっていうわけではなくて、多少はやってたっていうことなんですけど、旅行できたときに修士の試験を受けて受かったっていう、そういうことを聞きましたけど、
なんといってもね、修士論文、これを出す前に、一回ちょっと日本語のおかしいところはないか読んでみてくれないっていうことで渡されてね、読んだことがあったんですけど、いやもうまず日本語完璧だし、てかもうこれ私日本語で書けないわっていう、そんなレベルの高さの論文でした。
レッスンは、一応テキストも最初にもらってはいたんですけど、先生がね、PUは会話しながら覚えていくのが向いてるっていう、そういうことをおっしゃってまして。
なので、例えばスタバに行って注文して友達と会話するっていう、そういう設定でいろんな単語を教えてもらったり、スタバっていうのから始まってね、そこで頼むコーヒーの名前だったりとか、そこで想定されるであろう、普通に私と先生が友達としてスタバに行ったときに話すような会話。
そういうことをしながら、とにかく日常で実際に使いそうな場面、そういう会話をすることで、そこで出てきた単語とか文法とかを、日本語を挟みながら解説しながら教えてくれるっていう、そういうスタイルでやってたんですね。
先生とはレッスン以外でもランチ行ったりとかして、恋話じゃないけど、先生もうすぐ結婚されるっていうのもあったりとかして、ちょっと私の相談というか話もしたりして、何なら実は私が結婚したきっかけの一つでもあるんですけど、その先生がね。
そんな感じで、友達とおしゃべりしに行くみたいな感覚で、すごく楽しく通ってました。
旅行と文化の経験
この頃、中国にも2回旅行したんですよね。台湾にも行きましたね。
当時は旅行で使うくらいの簡単な言葉だったら、結構不自由なく話せるくらいになってたんですよ。
私的に旅行で一番必要なフレーズは、「トイレはどこですか?」だったんですけど、その時にそう思った記憶があるんですけど、やっぱり現地で少しだけでも言語が分かると、まず旅行が楽しくなるし、目に入るものの意味も分かったりとか、
あと、レストランに行っても不安がなかったり、習ったことを実際に使って現地で通じたっていう、そういう感動もあったりとかして。
これ、どんなに簡単な文章が通じたんだとしても、何ものにも変え難いというかね、この旅行での大きな経験ですよね。
私が中国に行ったのは、北京オリンピックの前で、鳥の巣みたいなスタジアムを建設中だったりとか、あと万里の頂上を歩いたりとか、別の機会に行った時は、確か上海とか蘇州に行ったりしたんですよね。
ちなみに、言語から少し話が逸れていくんですけど、台湾ね、当時行きつけの台湾料理店があったんですよ。
火鍋を出している飲み屋さんなんですけど、火鍋っていうのは辛いのと辛くないのと、2つの味が楽しめる、赤と白の色も全然違う、2色のスープが入っている鍋ですけど、それを出している飲み屋さんでね。
最初は仕事の関係で行きまして、その後も通うようになったところがあるんですね。
結構、仕事終わりに一人で行くこともありましたし、ちょっと秘密裏な感じの会食に使ったこともあるし、ともかくそこの台湾人のママさんが大好きで、
マスターさんは日本人男性で、ご夫婦でやってらっしゃるんですけど、台湾に旅行した時は、ママの妹さんがあちこち案内をしてくれたんですね。
妹さんは台湾の日経企業に勤めていて、ママに負けず劣らずのすごい綺麗な方でしたけど、これまた日本語が堪能で、
台湾に行った時は、むしろ日本語を話していたような記憶がありますね。
妹さんのお友達の若い男の子も一緒について回ってくれて、彼が運転したり、買ったものを持ってくれたりとか、それも妹さんが全部彼に指示していた形なんですけど、
妹さんが屋台であれやこれや、ピューさんこれ食べて、これ食べてって私に勧めてくれて、ちょっと全部は食べられないだろうからね。
これちょっと1個か2個食べて、余りは彼が食べるからというふうに妹さん言ってましたけど、ともかくお二人のおかげで、ずいぶん充実した旅となって感謝しきりでした。
だから台湾にはいいイメージしかない。パイナップルケーキも大好きですしね。
ちょっと言語の習得から話が逸れたので、ちょっと戻しますと。
次にお話ししたいのはこれですよ。幻と消えた中国語検定。
当時しゃべることがメインとはいえね、一応定期的にレッスンに通っていたから、だんだん耳も鍛えられるし、単語の語彙も増えてくるんですよね。
ある時、せっかくだしと思って中国語検定を調べてみたら、初心者なら3級かなっていうところで、問題書を見たら結構できるなと思ったんですよ。
それで日程は確か仕事がお休みになってた日曜だったと思うんですけど、思い切って3級の申し込みをしたんですね。
せっかくだからと思って、文法の本と過去文も買ったのかな、何冊か買いまして、まあいけるかなっていうところで、
久しぶりのそういう検定試験、ちょっと楽しみな気持ちでその日を待っていたんですよ。
そしたら前日にね、当時の上司から、ピューちゃんさ、ちょっと明日ドコドコへ出てほしいんだけど、どう?っていう感じで電話があったんですね。
今の私だったら、スパッと、いやちょっと中国語検定で申し込んじゃったんで、ちょっと無理ですね。
ちょっと他の人当たっていただけますかねとか、そこまでは言えないまでもね、
その日は一応こんなの申し込んでまして、くらいは言えたと思うんですけど、
当時の私は下っ端だったっていう意識もあったし、私ごときが断ってはいけないっていうね、
それを言い出すのもちょっとおこがましいというか、そういう倫理感で仕事をしていたところもあって、
もう休みがつぶれるのは当たり前みたいな、そういうちょっとすり込みもあったりしてね、
まあいっか、仕方ないかっていう感じで、中国語の中の字も言えなかったんですよ。
もちろん検定料も6000円いくらとかかな、すでに支払いは終わってましたけども、
それもパーになったわけですよ。
というね、中国語との付き合いがあったわけなんですけど、
その幻の検定以来ね、その後、りんりんが結婚してオーストラリアに行っちゃったっていう、
それもあって、私自身も人生が大きく動いたりして、
隣人との交流
中国語教室も辞めちゃったし、中国語とは随分距離ができたというかね、
むしろ何も関わらないまま最近に至っていたんですけど、
引っ越したらマンションのお隣さんが台湾の方で、また中国語と距離が近づいた。
そうなんですよ。お隣さんが台湾の方だったんですね。
でもね、日本語はすごく上手で、最初は気づかなかったぐらい。
LINEのやりとりも普通に、もう漢字、金混じり文というか普通にできるし、
会話が通じないっていうこともないし、っていうね、そういう感じだったんですけど、
ある時、確かね、お隣さんに渡したいものがあって、
それでピンポンしたら、角狩りとね、スキンヘッドの2人の男性が出てきたんですね。
あれ、どれ?ってなって、あれ、お隣さんだよね?ってなって、
しかも日本語がね、一切通じなかったんですね。
英語で話したけど、これも通じなくて、
日本語とか英語で話そうとすると、すぐに向こうから拒否反応が、
いやいや、分かんない、分かんない、みたいなジェスチャーが出てくるわけですよ。
どうやら中国語しか話せない様子で、
結局ね、お隣さんに電話をしてね、通訳をしてもらうというか、
そのお隣さんのご家族が今お部屋にいらっしゃるっていうことが分かったんですけど、
ちょっと今思い出しましたけど、角狩りの方とスキンヘッドの方にクッキーを渡しに行ったんですよ。
その方たちに渡そうとしたんじゃなくて、お隣さんに渡そうとしたんですね。
で、チョコレートクッキーって言ったら、それだけ通じた。
クッキーか、OK、OK、みたいな。それだけ通じましたね。
っていうのをちょっと思い出しましたけど、そこでパッと出てくる中国語がニーハオとシェイシェイしかない。
そんな自分に愕然としたんですよ。
え、中国語一切覚えてないわって思って、ちょっとショックで、
早速ね、私、NHKに行って、
でもね、あれね、1年のうちでタイミングを逃すとね、講座の途中から参加っていうことになるんですよね。
で、それが終わって最初からっていう風になったとしても、最初は最初でね、逆に簡単すぎてというか、
発音講座から始まるわけなんですけど、毎度聞くたびに酷い睡魔に襲われまして、
もう本当に朝一ならいいんですけど、夕方とか寝る前とかに聞いちゃうとね、もうダメですね。
本当にちょっと目が開かなくなって気づいたら意識がもうないみたいな。
で、その後、朝一から始まるんですけど、
朝一ならいいんですけど、夕方とか寝る前とかに聞いちゃうとね、もうダメですね。
本当にちょっと目が開かなくなって気づいたら意識がもうないみたいになっちゃって。
あと毎日15分といってもね、時間を捻出して続けるのって、これ結構大変だなというのもありまして、
本当に情けないんですけど、結局またね、今中国語から離れているっていうね、そういう現在地であります。
これも結局ね、毎日例えば職場で中国語を使うとかね、そういうのがあったらもっと熱が入ると思うんですけど、
結局は日常生活で使わないわけですよね。
そうするとモチベーションというのは急激に絞んでね、薄れに薄れていくわけですよね。
本当に怠惰な方にすぐ流される。というわけで、上達には程遠いということになっちゃうんですよね。
言語習得の重要性
でもそれを思うとね、長男は溜め込むこともありつつではあるんですけど、
一応ね、中学生英語の講座をね、ちゃんと聞き続けているっぽいんですよね。
ちょっと詳しくは把握してなくて、私テキストを買って渡すだけなんですけど。
いやでも、そうやって聞き続けているだけで、本当に偉いなって。
本当に自分の怠惰さに嫌になりつつ、ちょっと頑張ってるなっていうのを再確認した経験でもありました。
最後まで聞いてくださってどうもありがとうございました。
というわけで、結局言語の習得って、使うことが大事。
当たり前といえば当たり前なんですけど、そういうことなんですけど。
次回はまた違う言語の違うエピソードからね、そのあたりお話ししたいと思います。
白信の井戸端番組、職業主婦です。もしよかったら番組のフォローをお願いします。
新しいエピソードが追加されて聞いていただきやすくなりますし、私の励みになります。
星の評価もいただけたら嬉しいです。
ご意見ご感想などメッセージもお気軽にフォームやインスタグラムでお送りください。
それではまた。