前回に続き、2度目の入院話です。
長かった…絶食期間。
今回はまず、入院中に夫が差し入れてくれた本とネトフリが、いかに私の食欲を盛り立て、病院食を楽しむことに一役買ったのかについて語っています。
バターへの憧れとフランス料理の力で、重湯を美味しく食べられました!
また、さまざまな部屋を経験して知った院内格差。。
注目すべきは、トイレットペーパー!?
看護師さんへの思いもお話ししています。
【トークに出てくる本】
★『変な絵』(雨穴著/双葉文庫)
★『ババヤガの夜』(王谷晶著/河出文庫)
★『BUTTER』(柚木麻子著/新潮文庫)
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サマリー
このエピソードでは、再入院中の体験を通じて、読書や食欲、院内の格差について語られます。特に、夫からの本の差し入れが食欲を刺激し、入院生活を豊かにする様子や、特別個室と一般個室の快適さとその料金の違いについて考察されます。看護師や周りのサポートに感謝しながら、快適さと費用のバランスについても考えられます。
再入院と読書の重要性
迫真のイドバタ番組、職業、主婦です。
主婦の目線で世間を見る、イドバタ会議的な番組です。
縁の下から社会を支えている、けど意外と知られていない主婦の世界を、都内で子育て中の私、PIUがご案内します。
今回のテーマは、2度目の入院、読書と食欲と院内格差。
前回お話をしたように、私、2度目の入院をして退院をしてきました。
1度目は子宮的出をしまして、その後、その合併症ではなさそうかなっていうところなんですけども、ともかく2度目は超閉塞になりましてね。
入院期間も長かったんですけど、この時、1週間くらい絶食状態だったんですよ。
最後は通常のご飯が食べられるようになって、退院をしました。
前回の子宮的出の時の手術の後は、その時は出血が多かったっていうこともあったのか、とにかく食欲が出なくて、全然食べられるようにならなかったんですね。
別に食べたくないっていう感じだったんですよ。
その時のほうが絶食期間が短かったっていうのもあるのかもしれないんですけど、今回は絶食中から食べ物のことばかり考えていたくらい、食欲の戻りは早かったんですよね。
というのも、夫の差し入れの本が食欲をそそった。
前回の入院では、最後退院の前なんか時間があったので、自分で病院内のコンビニに行きまして、本を買ったんですよね。
ちなみにその時買ったのは、子供も読みたいかなと思って、受け手さんの変な絵を買ったんですね。
本当にさっと読めましたし、ぴったりの本だったんですけど、今回は入院してすぐに夫から本の差し入れが2冊あったんですね。
病院の近くの本屋さんでおすすめをされていた本をパッと買ってきたっていうことでしたね。
2冊あるなと思って、最初に手に取ったのが、ちょっとそっちのが薄めだったんですけど、タイトルが「ババヤガの夜」っていって、大谷明さんの本ですね。
これ、帯を見たらね、日本人作家発、世界最高峰のミステリー文学賞、ラガー賞受賞作ってありましてね、確かに面白そうだなと思ったんですけど、
裏見たら、世界が息を呑んだ最強、クルーの方の最強ですね、最強シスター・バイオレンスアクション、めちゃくちゃぶっ飛んでて最高に血まみれ、これはやばかった、キルビルっぽい雰囲気の本っていうようなね、そういうことが書いてあったんですよ。
これは手術をした直後に入院中に読む本なのかなっていうのが、ちょっとその時に一瞬不安がよぎったんですよね。なのでちょっと一旦それは置かせていただいて、でも退院してからすごく楽しく読ませていただきました。
今ね、新聞なんかでもね、すごく取り上げられているのを目にすることが増えましたね。
もう一冊買ってくれていたのが、ゆずきあさこさんのバターっていう本ですね。これどちらも文庫なんですけど、こちらの帯ね、こちらもね、世界的に大ヒットしたとかね、あと殺人事件を扱ったノンフィクションノベルの名著みたいなことが書いてあって。
入院中に読むにはこっちの方がいいかなと思ってね、こちらを読み始めたんですね。
これがね、もちろんメインのストーリーは社会派というか、内容も表現もさすがの重みなんですけど、タイトル通りね、バターがいかに美味しいかっていうね、これバターだけじゃないんですけど、バターを中心に味わいの表現っていうのがふんだんに出てくるんですよ。
これをまだ食事が始まらない頃から読み始めたからね、もう美味しいものへの憧れの気持ちが募って募ってね、退院したら私これまで幼なりになってた一食一食を大事にして、本当に大事にしてしっかり味わって生きていこうなんていうことを思ったりしてね。
ともかく食事が始まるのを楽しみに食欲を盛り立てることができたんですよ。
特別個室とその待遇
もうバターケーキの描写も素晴らしくてね、昔は我が家も私が小さい頃のクリスマスケーキはバターケーキだったんですよ。
私の母がねバターケーキ好きだったなぁなんていうのを思い出したりもしました。
他にもね、テレビの食べ歩きの番組を見て、うわぁラーメン美味しそうってね、なったりね、もう美味しいものへの憧れっていうのは募ったわけなんですけど、実際の食事の再開はね、非常に味気ない思いから始まるわけなんですよね。
ここでね、私なりの病院のご飯を美味しく食べるコツを見つけました。
フランス料理を食べた気になりながら思いを味わう。
これどういうことかと言いますとね、今回はパソコンを持ってきてもらって、Wi-Fiはありますからね、病室でNetflixを見るっていうことを結構したんですね。
前回の6人部屋だとパソコンは持って行ってはいたんですけど、イヤホンをしないといけないからね、音が周りの迷惑になっちゃいけないのでね。
イヤホンをすると、そうすると看護師さんの呼びかけにも気づきづらいっていうのがあるかなっていうことをね、ちょっとそれを心配して、動画を見るのはやめていたんですよね。
でも今回は強制的に個室だったので、普通にパソコンから音を出して動画が見られたんですよ。
これもね、入院してすぐはそんな元気もなかったんですけど、しばらくするとちょっと動画を見るくらいはできるかなっていう、それくらいの元気は出てきたんですね。
でもとはいってもね、重々しいもの、見るのにエネルギーがいるものはちょっとまだ難しかったですね。
最初ちょっと見ようかなと思ったのがジン、ドラマのジンですけど、手術シーンから始まるんですね。
ちょっとね、あれは見られなかったですね。やっぱりね、病院で手術を終えた後に見るにはちょっと不安がありましたね。
その中でどれにしようかなって見ていて、これならっていうので決まらないで見られたのが、
キムタクが主演のドラマグランメゾン東京、これを全話見ましたよ。
もうね、これね、おいしそうなものがいっぱい出てくるし、もう食へのこだわりね。
もう本当にその点で病院生活の穴を埋めてくれたんですよ。
具体的には毎回食事の時にパソコンも目の前に置いて、ドラマを流してそのフランス料理を味わっているかのように思いを口にすると。
そう、もうこれがね、本当に良かったです。
匂いを置かずにご飯みたいなのは聞きますけどね、さらに想像の世界、映像を置かずにご飯っていうのがね、これ病院生活の食事面を豊かにしてくれました。
他にもね、入院中には映画だとトム・ハンクスさんのターミナルとかね、あとインド映画のマダム・イン・ニューヨーク。
これどちらもニューヨークが舞台の映画ですけど、これは食事時とは関係なく見て楽しませていただきましたね。
それからね、この個室のことなんですけど、あくまで私が入院した病院はっていう話なんですけども、せっかく経験したのでお話をしますね。
料金の違いで少しずつ変わる待遇に院内格差を感じた。
私、前回の入院の時はプラス料金ゼロの6人部屋を希望したんですね。
今回は前回お話ししたようにね、病状に加えてコロナの陽性が出てしまって。
しかも普通の個室はもういっぱいですって、緊急入院だったんでいっぱいですっていうことで、特別個室というところに入らざるを得なかったんですね。
そこから入院生活がスタートしました。
これ普通の個室でも1泊数万円ということでちょっと高くない?ってなって、前回は辞めたんですよね。
なのにさらに一番以上高いっていう特別個室ですよ。
それでも特別個室の中では一番ランクの低い部屋ではあったんですよね。
もうこれ本当に選べたら絶対に選ばないんですけど。
でも本当に今回は私の都合で病院にもご迷惑をおかけしまして、しょうがないっていうところでですね。
それでも空き次第特別じゃない方の個室に移動したいっていうことは何度かお伝えもしまして。
だから1週間くらい経った頃から普通の個室に移動できまして、コロナが陰性になってからは6人部屋に移動したいっていうことをね。
1泊でもいいですから6人部屋に移動したいですっていうことを何度かお伝えもしたんですけど。
でもやっぱり私みたいなこの緊急入院っていうことだとなかなか希望の部屋が開かなくてですね。
結局最後まで個室で過ごすことになりました。
食事と入院生活の充実
だから退院の時のお支払いが看護師さんに恐ろしいですねって言いましたよね。
何が違うってね、特別個室はまず特別な階にあるんですよね。
って言ってもね、私一歩も外に出られなかったんでね。
部屋の中にいただけなんですけど、その特別な階にあって、ベッドから寝た状態で大型のテレビが壁に取り付けてありまして、寝た状態で見られるようになってましたね。
これが一般個室と6人部屋っていうのは小さい画面のテレビでしたし、6人部屋はそもそもテレビカードがないとテレビは見られなかったんですよね。
あとは冷蔵庫、冷凍庫っていうのが部屋にありまして、これも6人部屋だと小さい冷蔵庫はあるんですけど、これもカード、お金を払わないと使えないんですよね。
個室、特別個室でなくても個室はどちらもね、シャワーとトイレは部屋についてましたね。
これね、6人部屋はもちろんトイレは強要で、シャワーも強要で、時間予約制だったんですよね。
本当に細かいといえば細かいんですけどね、特別個室はハンドソープが設置されてたりとか、ティッシュの箱もいただけますし、食事の時にお箸とおしぼりがついてくるっていうね。
これが一般個室と6人部屋の時もね、もうとにかくティッシュは自分で持参しなきゃいけない。お箸、スプーンは家から持ってこないとありませんっていう状況でしたね。
それと特別個室はね、毎日バスタオルとフェイスタオルが支給されまして、これがまたホテル仕様なの分厚いやつですね。あれを持ってきていただけるわけなんですね。
一般個室と大部屋っていうのは、タオルはもちろん自分で持参しないとありません。
特別個室と一般個室の違い
でもね、このせっかくのホテル仕様のタオル、結局私この特別個室にいる間にシャワーはもう全然浴びちゃダメなんですよ。浴びられなかったんですよね。
さあ浴びていいですよってなったのは、もう本当にじゃあ一般個室に移りましょうの最後の1日の半日だけでね。
せっかくなのでタオルもったいないしっていうのもちょっとあってね。
だからもうお昼ぐらいにそこでシャワー浴びて、そのタオルを1日だけ買って、余ったタオルはもちろん他の部屋に持ち越せないわけなんですよ。
だからそこで1回だけシャワーを浴びて、タオルを使って一般個室に移動しましたね。
個室の広さ自体は特別だろうが一般だろうが変わらなかったですけど、本当にこれも細かいんですけど、一般個室に移ったら時計がないとかね。
さっき言ったみたいにハンドソープないとか、テレビも小さくなるしねっていうのもあったし、あとねもう本当にこれもなんだその違いって感じですけど、トイレットペーパーが特別個室は二重で柔らかかったんですよ。
それが一般個室に来たら1枚になってて多少硬い感じもしまして、でもこれが6人部屋の時の共用のトイレは結構ガサガサの紙だったんですよね。
何これこんなとこにカクサガっていうことを思いましたよ。
もちろん個室の方が周りの音を気にすることもなければ、自分が立てる音を気にしなくていいっていうね。
これは校舎の方が大事かなと思いますね。音を立てないようにしようっていうのを前回はすごく気にしてたんですよね。
だからそういうのはもちろん快適ではあるんですけど、それ以外のところの差っていうのは今お話ししたみたいなほんのちょっとした差。
だから余裕のある方は少しでも快適なところを選ばれたらいいですね。
私はちょっとやっぱり値段のことを考えると、もう大部屋6人部屋の方が合ってるのかなと思いました。
看護師への感謝
でも特別個室にいる時の方が看護師さんの配置に余裕があったのが、割とすぐに対応をしてくれていたような気はしますね。
表情的にも落ち着いてきた後だったっていうのもあったかもしれないんですけど、
そもそも特別個室の時は私が外に出られないから、何かあったら必ず用事の時はナースコールを押さなきゃいけなかったっていうのもあって、
押すとすぐに来てくださってたんですけど、一般の会に移ってからも、私外に出られないときにはナースコールを使わなきゃいけなかった時期もあったので、
その時押すと、どうされました?みたいな感じで、ちょっと待ってるみたいな時間が結構あったりして、
だから私も全然個室から出ていいってなったら、何か自分でできることは自分でナースステーション行って、すぐできることは自分でやったんですけど、
出ちゃいけない時期にも、ちょっと何か伝えなきゃっていう時も、急ぎじゃないときはね、
急ぎではないんですけどっていうことをね、何かね、わざわざ言ったりしていましたよね。
そう、何かちょっとそういう違いは、どうなんでしょう、あったのかもしれないですね。
でも、あえて言うとこういうふうな違いがありましたけど、いずれにせよですよ、もう看護師さんへの感謝っていうのはね、本当にすごくありますね。
看護師さんだけじゃなくて、お掃除に来てくださった方もすごく、そのおかげでね、本当に気持ちもすっきりするし、ありがたいなと思っていましたし、
もちろんね、先生方もそうですけど、本当に皆さんへの感謝、感謝の気持ちっていうのをね、改めてすごくね、ずっと感じていましたね。
特にね、看護師さんで丁寧にお話をしてくれた方だったりとか、あと辛い中歩かなきゃいけない、立たなきゃいけない、着替えなきゃいけないみたいな時に、
すごく励ましてくださった方だったりとかね、本当にありがたかったですね。
特にね、一般病棟に移ってからの最後の時期に担当してくださった、私と同年代の看護師さんがね、本当にいろいろ力になってくださったんですね。
若い看護師さんの一生懸命さっていうのにすごく救われたなっていう時もあれば、やっぱりそういうベテランの方の安心感っていうのもあったりして、
すごく質問に丁寧に答えてくださるんですよね。
でも皆さんね、皆さん頼もしさと親しみやすさ、これね、本当にありがたかったですね。
はい、ということで前回お話ししたいといった中の子どもの話、我が子たちの話、これがちょっとね、今回できませんでしたので、また次回、退院後のことを中心にお話をしたいと思います。
最後まで聞いてくださってどうもありがとうございました。
いや今回ね、本当急なことで大変ではあったんですけど、これも逆に言えば家にいる時だった、家族も一緒にいる時だった、そして手術をした病院でね、私のことすぐに受け入れてくださって、手術も迅速に行っていただいて、
本当にタイミングも、その時の環境も、そこにも感謝しかないというか、大変ではあったんですけど、良かったなっていう気持ちもすごくありますね。
ハクシンの井戸端番組、職業主婦です。もしよかったら番組のフォローをお願いします。新しいエピソードが追加されて聞いていただきやすくなりますし、私の励みになります。
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