1. エンタメ夜明かしトーク【ピカピカFM】
  2. #44 オールタイムベスト漫画を..
2022-04-27 38:48

#44 オールタイムベスト漫画を紹介!

いつまでたっても色あせない、僕にとってのベスト漫画を5つ選んでみました。

■ Show Notes:

・鋼の錬金術師 | ガンガンONLINE

https://www.ganganonline.com/title/586

・ハチミツとクローバー 1/羽海野 チカ | 集英社コミック公式 S-MANGA

https://www.s-manga.net/items/contents.html?isbn=4-08-865079-4

・『3月のライオン』羽海野チカ | 白泉社

https://3lion.younganimal.com/f

・『新装版 デビルマン(1)』(永井 豪,ダイナミックプロ):講談社漫画文庫|講談社コミックプラス

https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000042827

・『デビルマン』がなければ、エヴァは生まれなかった? カルチャー史を紐解く - KAI-YOU.net

https://kai-you.net/article/48693

・DEVILMAN crybaby | 公式サイト

https://devilman-crybaby.com/

・鉄コン筋クリート 1巻 松本大洋 - 小学館eコミックストア

https://csbs.shogakukan.co.jp/book?book_group_id=1100

・Sunny 1巻 松本大洋 - 小学館eコミックストア

https://csbs.shogakukan.co.jp/book?book_group_id=8246

・かくかくしかじか | 東村アキコ | 連載作品 | ココハナ

https://cocohana.shueisha.co.jp/story/higashimura/kakukaku/

・『NARUTO-ナルト-』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト

https://www.shonenjump.com/j/rensai/naruto.html

・『ONE PIECE』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト

https://www.shonenjump.com/j/rensai/onepiece.html

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modus 『ピコピコダンス』

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・テーマトークBGM

しゃろう 『Cassette Tape Dream』

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00:09
さあ始まりました。ピカピカFMのおしろです。
カズキです。
ピカピカFMは、仲良し二人が、映画、漫画、アニメ、ゲーム、音楽など、最近気になっていることを自由気ままにおしゃべりするトークバラエティ番組です。
はい、というわけで今回は、オールタイムベスト漫画を紹介します。
はーい。
やっちゃいます。
うん、楽しみにしてたよ。
いや、やっぱね、2周年、2周年、2周、2周年目。
何回言うのよ。びっくりした。
あれ、こんなに言えない?
びっくりしたわ。
あれ、こんなに難しい言葉だったっけ?2周年目。こんなに言いづらい言葉だったっけ?
2周年目でしょ?言えるよ、言える言える。
あー、こんな難しかったか。
失礼しました。2周年目突入ということで、やっぱ気合い入れなあかんと思って。
大丈夫?ヘロヘロじゃん。
ちょっと気合い入りすぎてるかもしれない。
そうね、エンジンが。
知れませんが、やっぱちょっと2周年目もちゃんと意欲的になってんだぞっていうところをお見せしたいので、オールタイムベストやっていきたいと思います。
これはどういう趣旨の企画ですか?
これは個人的に私のオールタイムベストです。
オールタイムベストっていうぐらいなんで、私が漫画好きで読んでいるんですけれども、その中でこれはいつまで経っても自分の中でのベスト漫画だなっていう作品を5選紹介したいと思っております。
いいねいいね。
では早速やっていってもよろしいですか?
はい、じゃあお願いします。
はい、というわけでやっていきたいと思います。
5選、部門にちょっと分けてみました。
1つ少年漫画、2つ少女漫画、3つ伝説漫画、4つ表現の自由漫画、5つバイブル本となります。
ではもう早速ですが、タイトル発表していきたいと思います。
では少年漫画に選んだ作品は、鋼の錬金術師です。
ではもう続いていっちゃいます。
少女漫画に選んだのは、蜂蜜とクローバーです。
3つ目、伝説の漫画を選んだ作品は、デビルマンです。
4つ目、表現の自由を選んだ作品は、鉄拳キングリッドです。
で、バイブルに選んだ作品は、カクカクシカジカです。
03:02
へー、そうなんだ。なるほどね。
というわけで、では順に、順を追ってちょっとそれぞれ選んで理由を言っていきたいと思います。
はい、お願いします。
少女漫画で、ごめんなさい、少年漫画ですね、に選んだ鋼の錬金術師なんですけれども、
知らない方もいらっしゃるかと思うので、簡単に概要あらすじ言っていきたいと思います。
荒川博文先生の作品で、2001年から2010年まで連載されていた作品です。
あらすじになりますが、19世紀のヨーロッパをモチーフとした架空の世界を舞台に、
幼い頃、サイアの母親を亡くした兄のエドワード、エドって通常呼ばれています。
と、弟、こちらアルですね。アルフォンス、略してアルの冒険と成長を描いたいくストーリーです。
このエルリック兄弟が亡き母にもう一度会いたいということで、近畿と言われる人体錬成を行って失敗するんですよ。
エドワード、お兄ちゃんですね。エドは左足を、アルは弟のアルは全身を失ってしまいます。
そこで、エドはお兄ちゃんは自身の右腕を代償にして、
アル、弟のアルの魂を錬成して鎧に定着させることに成功し、一命を取り留めることができました。
兄弟はこの元の体に戻るという決意を抱いて、旅に出るといった感じの作品です。
私がこの作品を選んだ理由なんですけど、
自動文学を読んでいるような子供が文学を学ぶように漫画を学ぶっていうのにすごくふさわしい作品だなって思った作品で。
何かというと、この作品でよく描かれているポイントとして、何かを得るには何かを捨てるという等価交換。
オールフォーワン、ワンフォーオールっていう生死とか、すごく当たり前のことをちゃんと丁寧に描いている作品だなと思っていて、
そういったものを作品として、漫画として落とし込んでいるのはすごく綺麗だなって、読みながらも当時思っていた作品で、
そこがすごく子供でも読める作品だなと思って、それが正しい少年漫画と読むにふさわしい作品だなと思いまして、ちょっと選びました。
あと個人的にその流れで好きなのは、敵役にホムンクルスっていう連中らがいるんです。
それが食欲、色欲、業欲とか、人間の欲っていうものにフォーカスして、それをキャラクターとして描いてるんだよね。
それがすごく面白いなと思って、それが個性になるんだなっていう発見とかあったし、
これちょっとネタバレにはなりかねるのですが、ラスト、心理の扉っていうのがあるんですよ。
これが弟を、体を失って魂だけの状態になった弟を救うために何を投下交換したのかっていうところ。
06:08
それを読んだ時に、なるほど、そういうことも、そういう考えもあるんかっていう発見があって、
そこをぜひとも読んだことない人、ちょっと読んでほしいなと思いまして。
これが俺は個人的に思ったのが、ラトゥーンピッツにお釈迦様っていう曲があるんですけども、
そのラストに、上じゃなくたって横にだって道はあんだっていう歌詞で終わるんですよ。
それとまさにそれだなと思って。
そこが、荒川さんお見事って思えた作品で、素晴らしい出来だなってちょっと思いましたね。
それが超ド世代でハマったことがとにかく嬉しかったなと思って。
というわけで、鋼の錬金術師を選ばせていただきました。
では、少女漫画のハジミストクローバーに行きたいと思います。
お願いします。
海の地下さん作、2000年から2006年まで連載されていた作品です。
あらすじになります。
浜美大、大学ですね。浜美大学っていうところに通う竹本、主人公ですよね。
竹本はある日、一心不乱に絵を描く少女、はぐみに恋心を抱く。
彼女は大学の教授、花本の親戚で天才少女と歌われる入生だった。
そのはぐみのことが頭から離れられない竹本だったが、
彼と同様にはぐみを気にかけるひぼんだ先輩モーレタの存在が竹本の恋心をかき乱す。
美大に通う男女5人を中心に甘酸っぱい恋と青春の物語が展開するといった感じの内容です。
選んだ理由は、もう恋愛とキラキラ感がすごいなと思って。
正直、普通の男性よりかは少女漫画を読んでる方ではあるけど、言うてもそんな少ないんだけど、
その中でも読んできた中では、一番男性でも読みやすいなと思った作品だったんだよね。
すごくとっかかりとして、すごく入りやすかったなと思って。
というのも、ご存知の方もいるかと思うんですけども、
三月のライオンの作者さんです、この方。
三月のライオンの前の作品で、三月のライオンは青年誌に移動されているんだけど、
ハチミツとクローバー、少女漫画の中でネザーされてた作品なんだけど、
それでも全然読みやすい、男性でも読みやすかったっていうところが特に大きかったかな、当時読んでて。
で、その中にある少女漫画特有の恋愛模様を描くっていうところと、
キラキラしている様子だとかっていうのがすごくみずみずしいなと思って、そこが素敵だったなと思っています。
美大を舞台にした青春群像劇なわけですよ。
09:04
この美大ならではの才能とか生き方について葛藤する若者っていうのと、
何より全員が片思いっていうところがあるんですよ、これ。
この主人公竹本は手先が器用なんだけど、特別才能に恵まれてはいないわけ。
このヒロインのハグちゃんっていう子は、ユミズのように湧くようなアイディアと才能の塊の持ち主なん。
主人公竹本はそのハグちゃんに一目惚れするんだけど、その恋がたきの森田先輩も才能がある人なん。
で、その一方で、この三角圏形がある一方で、そのハグちゃんの友達のあゆちゃんっていう子がいるんだけど、
あゆちゃんはその真山先輩っていう人を好きになるんだけど、
その真山先輩はそのバイト先なのかな、の社長、原田さんっていう人に一筋ない。
でもその原田さんには亡き旦那さんがいる。
だからもう全員がね、一方通行の恋愛になってるんだよ。
それが羽が良くてどうやって折り合いをつけるんだろうっていうのが見ててね、キュンキュンしちゃう。
いや、すごくあの絶妙な綱渡りをしているなっていうところがすごくいいんだよね。
で、やっぱり海の近さ、あの最悪の野良猿を読んだ方ならご存知かと思うんだけど、
あの感情の描き方がすごく感傷的でもあり、なんか詩的でもあり、美しくて、
なんかこれが少女漫画なんかって当時思ったんよね。
ちょっと分析になっちゃうんだけど、
あの海の近さの書き方って、まあ大体セリフがあって、そのセリフがあります。
で、そこに季節とか入れるような詩的の部分が入ります。
それとは全く別のなんか手紙を読んでるような文面があるんです。
だからすごく物語がなんか三重構造のように物語が進んでいくんだよね。
俺もなんか読んだことあるんだけどさ、
ちょっとあんまり少女漫画を読んだことなかったから、
ちょっと最初ね、戸惑ったんだよ。
これどういうことなんだって、なんかセリフだけのコマ、
えっと、ポエムみたいなものが入ったりするじゃん。
で、それが、まあ実際そのポエムと言えばポエムなんだけど、
その人物の心の中の声が同時進行で書かれたりするからさ、
だから、えっと、そのフォーマットに慣れてなかったから、
これ今どういう、過去がフラッシュバックしながら現在も進んでるのか?みたいな風に、
最初、あの、トンチンカンな読み方をしちゃってたんだけど、
そうじゃなくて、全部が同時に進んでる。
全部、一人の想いと視点っていうところから、
分けて書いて平行で進んでることなんだなっていうのが分かってから、
ああ、なんか漫画ってこういう書き方もあるんだなって思った作品があったかな。
そうそう。
少女漫画と少年漫画の一つの大きな特徴って、
12:03
少年漫画、まあ男性系の漫画はネームがきっちりしてるんだよね。
言ったらコマがきっちりしてる。
だから結構流動的だったりするんだよ。
すごく流れになってるっていうところで、
その流れの中にまた新たな線を入れてるような人なんだよ。
そこが作品と合いまって、一見読みづらいんだけど、
それを文面を読み取れるようになると、
すごくなんか奥行きがすごく大きくて、
好きなアーティストの歌詞をBGMで流しながら、
PVも流れてるみたいな感じっていうのが感覚近いかな、漫画として。
うん。だからなんか一重に、
一重に漫画と漫画と漫画が一緒に流れてるっていうのが、
一つの大きな特徴だと思うんだよね。
物語としてはその就職っていうものがゴールとしてあるので、
美大っていう大学生、大学生なんで、
その就職っていうゴールが大学生にとっては、
大学生にとっては、
大学生にとっては、
大学生にとっては、
大学生にとっては
大学生にとっては
大学生にとっては
大学生にとっては
大学生にとっては
大学生にとっては
大学生なんで、その就職っていうゴールで、
どういう生き方を選択するのか、
そしてそれぞれの声はどこへ向かうのか、
っていうところをぜひとも読んでほしいなと思います。
ハグちゃんはどの男性を選んだのかっていうのを、
ちょっと見てもらえたら嬉しいなと思います。
はい。
では3つ目、伝説の漫画として挙げさせてもらったデビルマン。
こちら永井豪先生作品で、
1972年から1973年に
1972年から1973年に
連載された作品です。
あらすじになりますが、
ごく普通の少年だった不動明は、
ごく普通の少年だった不動明は、
地球の先住民であるデーモンの実在と復活を知らされ、
地球の先住民であるデーモンの実在と復活を知らされ、
その侵略に対抗するためデーモンと人間が合体したデビルマンとなった。
アキラは視覚として襲い来るデーモンたちに
なんとか勝利を収め続けるが、
上司にデーモンたちは人間社会を犯し始めるといった感じの内容です。
挙げた理由としては、
すべてのカルチャー漫画の元祖だと思ってます。
実際読んだことないのよ、まだ。
実際にこれ言っていることなんだけど、
絵はここから来てるんよね。
というのも、庵野秀明監督曰く、
長いゴーテイストはもう完全に入っているでしょう。
デビルマンのインパクトが否定できなくなっている。
それを否定してしまえば、
自分の人生が根っこからひっくり返ってしまうと言っているくらい。
もちろん、エヴァ以外にも、
15:02
キセイジュ、ベルセルク、ウショウトトラ、ユーユーハクショ、
マドマギ、東京グール、進撃の巨人、約束のネバーランド、
鬼滅の刃、ジュース・スカイセン、
これらすべてデビルマンから生まれた作品です。
もう孫です。
というのも、
デビルマンって結構聖書とか引用してたりするのよね。
そういった聖書だったり、
人間とそれ以外の生物の表現というのが、
50年前、1922年から描かれている。
だから、デビルマンがなかったら、
これら漫画が生まれてなかっただろうし、
漫画文化というものが遅れてただろう。
という意味で、漫画カルチャーの原点だな、
というふうに思うわけですよ。
じゃあ、結局この内容というところに、
ちょっと具体的に話すんだけど、
あらかじめ言うと、オチまで言います。
上で、これ聞いたことあるなっていうふうに、
皆さん思うと思います。
その上でちょっと喋っていきます。
不動明は、そのある日、
先ほどにもあらすじも喋ったのが、
ある日、親友のアスカ・リョーから、
地球の先住民であるデーモンというやつの、
研究をしていたリョーのお父さんが、
デーモンと合体して、その超能力を手に入れて、
地球を人類から奪い返そうとしている、
デーモンと戦う話を持ちかけられる。
で、アキラはデーモンの一人である、
アモンに憑依されるんだけど、
そのアモンの、アモンという悪魔という悪魔と、
人間の心を合わせ持つデビルマンとなることに成功する。
デーモンたちはデビルマンとなったアキラを倒すために、
次々と刺客を送っていくんだけど、
それらを倒していく。
デーモンたちはその無差別合体で、
人類を死なずにデビルマン化した者たちを集める。
デーモン軍団を組織して、人間を虐殺して、
ヒロインのミキっていう子も、
ボートと化した町の住民に支配、
住民たちに殺されて、
アキラは人間に失望する。
言ったらデビルマンが、
デーモンが、
主人公のアキラは、
デビルマンが、
ごめんね、
デビルマンとデーモンがごちゃになっちゃう。
ごめんなさい。
デビルマンの主人公アキラは、
デーモンからも襲われて、
パニクってる人間からも襲われている立場になっちゃう。
だから結局、
人間って何なの?デーモンって何なの?
っていう状態になって、
失望してしまう。
で、そんな中で、
ヒロインのミキっていう子が、
首ちょっぱねられて、
釘を刺して、
うわーうわーってやってる。
衝撃的なシーンがあるんだけど、
そんな姿を見て、
いや何なんだこれは?っていう状況に落ちちゃう。
で、その一方で何?
その一方で、
アスカ・リョウが、
実は記憶を取り戻すんよ。
18:00
で、記憶を取り戻したら何だったかっていうと、
ダイマジンのサタンだったんよ。
何?何?何?何?何?
サタンだったの。
666のサタンですよ。
サタン?
サタン。
サタンは何?デーモンとはどういう関係なの?
えっとね、何て言ったらいいんかな。
えっと、もうダイマジンとしか言えないな。
デーモンの上の存在みたいな感じ?
そういう感じ?
言ったらそんな感じ。
で、そのアスカ・リョウとアキラは体験する羽目になっちゃう。
それが最終形成。
アルマゲドン。
この作品でアーマゲドンって言うんだけど、
アーマゲドンで戦うんよ。
で、かつての親友と戦って、
そんでもって負けてしまうんよ。
負けるんだ。
負けちゃうんよ。
人類、人類バッドエンド。
って終わっちゃうよ。
あ、それ終わるの?
終わるんよ、それ。
へー、そうなんだ。
知らなかった。
で、そしたらまた別の奴らがやってきますって終わりって感じ。
へー。
これすごいでしょ?
すごいね。
それ聞いただければ。
これ半世紀前の作品だよ。
すごいね。
で、聞いたらわかると思うけど、
これ今さっき挙げたようなエヴァしかり、
寄生獣だったり、
鬼滅の刃、東京ホコールとか、
鬼滅の刃、呪術回戦とか、
やってるっしょ?
確かに。
今でいうところの王道パターンみたいなところは組んではいるよね。
結構この辺がなかったら、
全然生まれてないなって。
やっぱ改めてちょっと痛感させられたんだよ。
そういった意味で、やっぱ伝説の漫画はやっぱ俺の中では、
手塚治虫よりデビルマンだなってちょっと思ったわけです。
なるほど。
で、ちょっと昔の作品で、
読みづらい方もいらっしゃると思うんで、
ネットフリックスにデビルマンクライベイビーっていうアニメやっています。
これが岩澤監督、俺の大好きなアニメ監督さんなんだけど、
岩澤監督が全部監督されているんで、
そっちの方が多分見やすいと思う。
ちょっとやっぱ50年前の作品なんで、ちょっと読みづらかったりするんで、
今版にちょっと置き換えられたデビルマンを見た方がいいなっていう風に思います。
で、俺この作品見た時にとんでもない絶望を覚えたんだよね。
先にアニメから入ってその後原作を読んだんだけど、
印象的だったのが、子供がデビルマンになってしまう。
で、それを知った父親の絶望の演技がすごかったんよ。
アニメでなんつう表現してんのと思って。
なんかもうリアルよりリアルだったんだよね。
本当に人って絶望するとこんな感じなんだっていうのを
アニメでまじまじと見せつけられて、
うわ、すげーわと思っちゃって。
なので、もしNetflix見れる環境にいる方は、
ぜひともデビルマンクライベイビーから見ていただけると嬉しいなと思います。
21:02
なんかその話聞いた感じだと、
最初から最後まで絶望に次ぐ絶望みたいな、
そういう話なのかなって思ったんだけど。
うん、そう。
ああ、やっぱりそうなんだ。
今しゃべっただけだとあれなんですけど、
もちろん漫画なんで、ちゃんと絵として表現されてるんだけど、
その絵がまたね、ひどいよね。
もう衝撃くらう。
それこそさっき言ったみたいにヒロインの女の子が首チョンパされて、
槍にぶっ刺されて、
ウェイウェイウェイウェイやってる人間どもの姿とか見て、
うわ、なんでこれ、なんじゃこりゃと思っちゃったし。
亀の背中に甲羅あるじゃん。
甲羅に人の顔がポンポンポンポンポンついてんのよ。
もうね、なんかグロい以上にグロかったんだよね。
そういった、モダンホラーって言うらしいんだけど、
直接的なホラーって言うより、
人が心の中で恐怖を感じること、
内側から感じる恐怖っていうものを最初に漫画の中で表現した作品らしいんだけど、
そういった考えていくと怖くなっていくっていうものが
すごく詰め込まれてる作品だったりします。
それを体験してほしい。
ぜひとも漫画、もしくはアニメでぜひとも体験してほしいです。
というわけで、続いて4つ目いきたいと思います。
表現の自由ということで選んだのが鉄コンキックリートです。
松本太陽先生の作品で、1993年から94年まで連載されてた作品です。
あらすじは義理人情とヤクザがはびこる宝町、そこに住む猫と呼ばれる少年黒と白は、
驚異的な身体能力で町の中を飛び回ることができた。
そのある日、開発という名の地上屋のヤクザ、
三人殺しの殺し屋ヘビという名の男性が現れると。
さらに実体不明の子供の城建設プロジェクトが立ち上げられることになって、
町は不穏な空気に包まれると。
内容としては古びた町の中に新しい授業が入ってくるよ、みたいなことです。
選んだ理由としては、やっぱり表現の自由が素晴らしいな、松本先生の作品って思って。
松本太陽先生を知らない人は是非とも一回ググってほしいです。
すんげー癖のあるタッチしてます。
この超癖のあるタッチが白い紙から生まれたんだなって想像すると、
すげーなってちょっと思っちゃうんだよね。
そこに何よりも、やっぱり改めて漫画って一枚の紙からできたんだなと思うと、
24:01
そこからペンが入って、そこから物語が入って、
人を感動させられるものになっていくんだなっていうことを考えると、
すげーな、やっぱり改めて漫画ってちょっと思った作品です。
漫画だからこそできる表現みたいな、そういうところかな。
ググった方は一見うみづらそうで、ちょっと抵抗感あるかもしれないけど、
安心してください。そこは慣れていきます、基本的に。
慣れてきた先に何があるかというと、松本先生の作品ってものすごくシンプルです。
書いてるテーマすごくシンプルで、男の美学、孤独とか、自分との戦いとか、
ハードボイルドな側面とかを描く一方で、
子供の感性から見た時の哲学とか、それらがすごく相まっている。
それが詩的で、セリフがかっこよかったりする。
おのれの葛藤と子供の世界を描いてる作家さんだなっていうふうに、
俺は思っているんだけど、結構自分のこととして考えられるし、
かつ子供から受ける刺激、子供と話して、
子供ってこういう視点を持ってるんやっていうのを結構描いてたりするよね。
その2つが基本的に大軸です。
なのですごくそこをはっきりわかっていながら読むと結構読みやすい作品です。
で、改めてなんだけどさ、子供の世界を描けるってすごくない?
子供のコミュニティだったりとか、思考回路みたいなところってだんだんわからなくなっちゃうもんね。
そう、大人なんてわからなくなって、むしろ子供に言われた時、
あ、なるほどなって考えさせられることってあると思うんだけど、
その視点を持ってるってやべえなって思うんだよね。
特にやっぱり松本先生の作品って、やっぱどこかしらに子供の存在がいるんだよね。
たぶん何かしら松本先生の中には子供っていうのが常にいるんだろうなと思って。
サニーっていう作品があるんだけど、それは特に子供にフォーカスを当ててる作品なんだけど、
でもそれ以外の作品でも子供の視点っていうのを常に大事にされてる作家さんで、
やっぱりそこの中にある本質をつくような哲学っていうものがやっぱり何かしらあるんだろうなっていうふうに思うんだよね。
それは自分との葛藤だったり、男の美学とかっていうところにも入ってくるんだと思うんだけど、
そういったところを独特なタッチの中に落とし込んでるっていうところがすごく、
ああ、すごい作家さんだなっていうふうに思うわけです。
といった感じです。
内容で言うと、結構すごくわかりやすいですね。
主人公が黒と白だったり、古い町から新しい事業が入ったりっていうように、
対極化したものが基本的にはずっと描かれてます。
27:01
この2つ対極してるところをどうやってバランスを見つけていくかっていうところ、
そこをちょっと見つけていくっていうところがすごく綺麗に、
それも何て言うんだろうな、ハードボイルドに泥臭く描いてる作品なので、
そこがすごく個人的に好きだなって思える作品です。
その中でも松本先生の作品の中でも、
俺的にはこれが一番すごくどれよりも洗礼されてるなっていうふうに思った作品なので、
ぜひとも気になった方は読んでほしいです。
では最後、バイブル、私のバイブルとして挙げさせてもらった
カクカクシカジラ。
こちらは東村昭子先生作品で、2012年から2015年に連載されてた作品です。
あらすじになりますが、林昭子は自分は絵の天才だと思い込みながら、
少女漫画の作家になることを夢見ていたと。
美術大学に進学し、在学中に漫画家としてデビューするという計画を立てて、
高校3年生で日高絵画教室の美大進学コースに入ります。
しかし、講師であり、自らも画家の日高健三に、
それまでの自信と天才との思い込みを粉々に打ち砕かれ、
待っていたのはシナイト・アイアン・クローのスパルタ指導。
二人三脚で美大合格を目指すと。
受験、大学生活、就職、仕事、漫画家としての人生に至るまでを
描いたドラマチックメモリーズといった感じのアイドルです。
簡単に言うたら、この作家さんである東村悪子さんの
繁盛生きものですね。自伝エッセイです。
俺がこれ好きな理由っていうのが、自分を興奮してくれるんよね。
言うたら、クリエイターとしてはモチベーションを上げてくれる。
生きていることに光を作ってくれるような作品で、
定期的にすごく読みたくなる。
気持ちの持ちようだったり、心の支えだなというふうに思っていて、
という意味でバイブルですね、私にとって。
東村悪子さんがこの中でのキャラクターは、
林明子っていうキャラクターなんですけども、
この林明子がどんどん歳をとっていくにつれて、
人生を見つめ直すときに、描くことから逃げてないか、
どんな自分でいいのかと。
へこんでいるたびに、日高先生が現れる。
その日高先生が現れてきては、
その明子に今も描いてるかって聞くんよ。
そのプレッシャーに押しつぶされそうになるんだけども、
それでも日高先生は、描け、描け、描けって呼ぶしてくれる。
その日高先生の言葉が自分にも刺さるよね。
今も創作意欲あるか、希望を持て、光を心に持てって言われてるような感じがしてて、
それがすごく響くんだよなと思って。
30:04
偉大な背中っていうのかな。
先生の存在は、
俺もこの漫画読んだんだけどさ、
日高先生は、
何て言うんだろうな、あんま教えてくれないんだよね。
こう描けばいいじゃん、スパルタなんだけど、
単純に言うと、とにかく描けしか言わん人なのよ。
だから、描け、描け、描けって、見たまま描けっていうのをずっと言ってて。
でも、それがいいというか、
それが先生がその場からいなくなってからも、
心の中で描けって言ってくれる、
背中が見えるというか、
何かを教えてくれるとかではなくて、
導いてくれる、
背中を押してくれるような、
そういう存在、心の支えになっているなと思っていて。
あっこさんの中に、日高先生っていう、
自分を動かしてくれる存在がいるように、
読者さんにとってもこの作品が自分を動かしてくれるような作品だなと思って、
そういった意味で、すごく支えになる作品だなってちょっと思ったんだよね。
だから定期的に、
自分の中にも日高先生が宿ってるような感じに、
ちょっとよぎったりするんだよね。
怠けてたりすると、ちょっと叱られちゃうぞみたいな、
そういう感じだよね。
神様っていうかさ、
神様が見てるから悪いことをすると罰が当たるみたいな、
そういうような感覚で、日高先生のことを思うと、
怠けられないなみたいな。
そういったのが常に自分の中にあるって思うと、
やっぱり俺の中で、これこそ俺にとってのバイブルだなっていうふうに思いましたね。
だから皆さんも自分の創作意欲とか迷っても、もちろん創作意欲に限らず、
人生のちょっとグラついてる気持ちがグラついてる時とかに、
ぜひとも読んでほしい作品だなと思って、この各々しかしか、
ぜひとも手に取ってもらいたいなっていうふうに思ってます。
多分日高先生がいたからこそ、このかきかげって言ってるように、
現に今、樋口志村悪子さん、超一流漫画家で、
連載何本抱えてるの?みたいな。
全盛期の手塚治虫さんみたいなぐらい抱えてる人なんで、
なるほどなっていう納得もできるような作品だなって思うよね。
そうだね。
といった感じです。
改めてちょっと作品を紹介したいと思います。
33:03
少年漫画で鋼の錬金術師。
少女漫画で蜂蜜とクローバー。
伝説の漫画でデビルマン。
表現の銃で鉄拳キックリート。
バイブルとして各々しかしかを、
この5選を挙げさせていただきました。
どうでしょう?
俺の中でのこちら5選になります。
なんか俺全然事前に聞いてなかったから、
そうなんだって思ったかな。
言ってしまえばどれも超大作っていうかさ、
誰もが知っているような作品ではあると思うのよ。
けどやっぱり改めて取り上げてみた時に、
そうだなって納得できるというか、
それぞれに良さがあるし、
確かにこうベストを決めろみたいなことを言われたら、
全然上がってきて不思議じゃない漫画だなって思ったかな。
みんなが知れてるってことは、
それ相応にすごく刺さる作品なんだなっていうのが言えるのが、
自分にも当てはまるっていうことになるよね。
だし名前がここに挙がってるけど、
例えば俺デビルマン読んだことまだないからさ、
やっぱりこれ読まなきゃなんだなっていう気持ちに改めてなったかな。
正直まだまだ多分俺自身も読んでない作品だよ。
もちろんこのオールタイムベストが変わるかもしれないけど、
でも俺の中では、
言うてもそこそこ読んだ作品の中でも、
これらがグー抜いてるからとは思うよね。
もちろんこの中でね、
やっぱり絞るにあたってね、
下ろした作品もちょっとエグいぐらいあるよ当然。
そうだよね。
やっぱりナルトとか入れたかったし。
いやそれは思ったんだ。
ナルトは入ってないんだって思ったのよ。
いやもう入れたいよむちゃくちゃ。
ちなみに聞いてよければなんだけど、
ナルト、
少年漫画か、
ベストか、
どっちかに入ってくるのかなって思ってたんだけど、
そうではなくていい、
剥がれんが上がった理由みたいなところっていうのは何かあったりするの?
正直常々オールタイムベストは考えるようにしてるよ。
正直今回の企画が決まったからオールタイムベストが決まってるわけでも正直なくて、
もう何年か前からこのラインナップで、
この選定基準で選ぼうってなった時に、
少年漫画の時点でもうナルトか剥がれんどっちかだったんよ。
その時の気分によってすごい変わってたりするんだけど、
でも最終的に落ち着いたのがやっぱり少年漫画だし、
みんなに読んでもらいたいっていうところを考えると、
みんなのところにちゃんと刺さるっていうところを考えた時に、
36:03
鋼の錬金術師がやっぱり一番なんじゃないかなっていう風に思ったんだよね。
その後にでもナルトは読んでもらいたいっていう。
両方とも描いてるところのバランスはすごく綺麗だったりするんだけど、
でもやっぱり特に一番最初に手に取ってほしいっていうところで言うと、
剥がれんの方がいいなってちょっと思ったんだよね。
だからナルトの方がちょっともう一癖あるみたいなそういう。
そうね。
じゃあ剥がれんはもうスタンダードに面白いっていう感じだもんね。
入り口としてとても素晴らしいスタートを切ってくれるような作品だなっていう風に思ったね。
それこそワンピースとナルトが対局にあるような感じに思われるように、
ワンピースが王道だとしたらやっぱり光だとするんだったら影にナルトがあるような感じだと思うんだけど、
その中でいうと光で描いてる部分が剥がれんだとすると、
やっぱりちょっと影を落とすようなところがやっぱりナルトがちゃんと描いてたりするから。
だからといって二番戦士ではないんだけど、
やっぱり光と影っていうところを描くんだとしたら、
やっぱり光の部分を最初に見てほしいなっていうことを考えると剥がれんかなって。
なるほどね。
なるほど。
納得です。
といった感じかな。
ぜひとも改めて読みたくなっちゃったね。
そうね。
やっぱり読みたくなっちゃうんだよね。
いい漫画は何回読んでもいいし、何回読んでも発見があるんだよね。
といった感じで、皆さんもぜひオールタイムベスト漫画があったらぜひとも教えていただきたいし、
まだ知らなかった作品とかがあればぜひとも皆さんに読んでいただきたいです。
俺がプッシュしてるのも変なんですけども、
すんごくいい作品ばっかりなので、ぜひとも読んでいただけたらなというふうに思います。
というわけで、大丈夫かな。
いいんじゃないでしょうか。
というわけで今回のトークテーマ、オールタイムベスト漫画を紹介でした。
今日の感想やこんなことを早回してほしいなど、
あればTwitterのピカピカFMまで、もしくはハッシュタグピカピカFMをつけていただけると
僕たちが見つけやすいので、ぜひよろしくお願いします。
というわけで今週は以上となります。
では次回またお会いいたしましょう。バイバイ。
またね。
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