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2025-04-22 10:33

[単話#25] トランプ関税懸念で企業がメキシコ進出、6割は自動車産業。関税に自腹を切るトヨタホンダ?広報メディア「トヨタイムズ」で発信するマーケティングPR術/マクロ野村【面白経済ニュース】 | 政治経済情勢活用ラジオ[PESU]

経済ニュースは見る視点を変えるとアイデア盛りだくさん。経営者やサラリーマンの方のための発想のタネになるようなニュース情報を紹介


▼本日の番組チャプター▼

() メキシコ進出企業、6割超が自動車産業 トランプ関税の影響懸念 日本企業746社がメキシコに進出、約4割が「製造拠点」

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001046.000043465.html

() 大統領選挙シリーズ( )で収録した「各企業のメキシコへの進出あるか?」の答え合わせ

() 収録した4月6日はトランプ関税や報復関税の話題が沸騰中のころ

() なぜ企業はメキシコ進出するのか?アメリカとメキシコには免税条約があるから

() 【日経取材】トヨタやホンダ、マツダはトランプ関税にどう対応するか?

() トヨタは自前でニュース媒体「トヨタイムズ」を持っていて、社内広報誌ならぬ社外広報誌、そこで積極的に公式情報を発信

https://toyotatimes.jp/

() トヨタイムズはコロナ前からWEBとテレビCMの連動する「広告」ではなく「広報・PR」としてやる関係性構築のマーケティング手法

() トヨタイムズの記事タイトルや企画構成は多様で興味深く非常に面白いので社会人サラリーマンはぜひチェックを!増刊号もある



※政治経済情勢は刻一刻と変化していますが、この放送は【2025年4月6日】時点で収録した内容です。ご了承下さい※


■政治経済情勢活用会とは?

設立趣旨:私たちが目指すこと

⁠⁠⁠⁠⁠https://note.com/pesu1759/n/nf02fcb099e48⁠⁠⁠⁠⁠


政治経済情勢活用ラジオは、毎日6時間以上国内・海外のニュースや経済レポート情報を見ている野村さんと、インタビューワーの飯田が、政治経済情勢を経営活動に活用できないかを目指して情報を読み解いていく試みの番組です。


普段から政治や経済のニュース新聞等を複数読んで精査する時間のない経営層やビジネスパーソンを対象に、時代や環境の流れをお伝えします。


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■注意事項

株価の上下や為替の上下、個別の業界や個別の企業などといった投資情報を取り上げているのではまったくなく、日本や海外の政治経済の環境が自分の会社や人生に与える影響を知ったうえで選択できるようになることを目指します。放送中のいかなる表現においても将来を断定するものではなく、あくまで私たちが想定した仮説に過ぎません。

サマリー

トランプの関税の影響を受けて、日本企業はメキシコへの進出を進めています。特に自動車産業が大きな割合を占めています。また、トヨタとホンダは関税を自社で負担することを発表し、「トヨタイムズ」をマーケティングPR活動に活用しています。多くの企業が関税懸念からメキシコに進出しており、自動車産業がその中心となっています。トヨタとホンダは、関税を考慮した広報活動を強化し、トヨタイムズを通じて消費者との関係構築に取り組んでいます。

メキシコ進出の現状
政治経済情勢活用ラジオ、本日はビジネスマンのための面白い経済ニュース一本のコーナーです。
マクロ担当、解説の野村です。
ミクロ担当、インタビュアーの飯田です。
本日のニュースは野村持ち込み、ニュースタイトルはこちら。
メキシコ進出企業、6割超えが自動車産業。
トランプ関税の影響懸念、日本企業746社がメキシコに進出。約4割が製造拠点。
株式会社、帝国データバンクさんです。
保有する企業信用調査報告書ファイル、200万社収録です。
その他、公開情報などをもとに、現地企業への出資、現地法人及び関係会社、関連会社の設立、出資、駐在所、事務所の設置などを通じて、
メキシコに進出していることが判明した日本企業を分析しました。
サマリーとしては、2025年3月の調査時点で、メキシコに進出している日本企業は746社。
そのうち、自動車産業に属する企業が65.3%。
トランプ関税の影響
6割5部、487社を占めた。
トヨタ向けのサプライヤーが多いほか、進出企業全体の約4割が現地で工場や製造拠点を持って、特に自動車関連の部品メーカーが多い。
米国の追加関税による生産コスト増加への対応や、生産拠点の一環を検討・実施するといった動きが予想され、少なくない進出企業に影響が及ぶとみられる。
大統領選挙のどこかで、過去シリーズの4番かな?
製造拠点をメキシコに進出する自動産業出るよ、みたいなのが出てるよって話してたんですけど、データが出揃いましたか?
はい、という感じです。
なるほど。
答え合わせじゃないですけれど、当時言ってたのと、どうっていうところを。
本当はC56ぐらいのデータの方が答え合わせとしては正しいんだけど、中間テストという感じで思ってもらえれば。
でね、当初の市場だとか、エコノミストさんの想定よりは、思ったよりも減速してない。
減速してない。
メキシコに出してる企業が割と撤退とかしてないし、なんならちょっと進出してるぐらい。
これは面白い結果だなと思ってて。
ただ、4月の10日かな、発動なんで、そっから以降どうなるかっていうのはなんとも言えないんですけどね、っていうのはちょっと注釈というか。
これが出る頃にはもう出てるのか、結果がね。
出てると思いますね。本日2025年4月6日でございます。
ちょうど朝晩のニュースでですね、テレビ番組でも新聞でも、トランプ関税発動25%、報復関税どうするみたいな話が出まくってる日だと思ってください。
ずっとやってる日です。
その中なんで、結果ね、ここでまだ影響ないですよねって言ってて、これが出る頃にはめっちゃ影響出てるやんかってなってる可能性はあります。
ただ、3月末時点ではこんな感じですよっていうことで思っていただければ。
なるほどね。
これ元々進出するのはどういった文脈なんでしたっけ、復習なんですが。
アメリカで売るために、メキシコのちょっと労働力だとか材料費が安いところで生産して、アメリカとメキシコの間には免税ですね、の条約があるから。
メキシコで生産してアメリカに売るっていうのが一番コストが安く生産、製造できるよねっていう文脈だったんですね。
アメリカの労働者をみたいなのがアジェンダ47に含まれてたから、そこでちゃんとアメリカ国内の産業と労働を生むんだったらもっと受け入れられるんじゃないのみたいなのを収録したよねっていう記憶がありますね。
その後がさあこれからどうなるでしょうかというところで。
まあ中間結果が出たのでっていうところなんですけど、そんなに影響がないと。
ちょうどね、この収録をする2日前とか3日前ぐらいに各社のひとまずの対応っていうものが日経新聞さんから出てる分で会社の公式で出ているわけではないという注釈付きではあるんですが。
トヨタイムズと企業PR
取材結果レベルってことね。
取材結果レベルではある。
公式見解じゃないってことね。
トヨタとホンダは関税分はトヨタが負担するよ。
あ、そうなんや。
価格転換なし。
うーん。
販売価格一緒で、関税の増加された何%っていうところはチランが原価として持ちます。
すごいよ。
すごいっす。
死なへんの?死なへんのっていうデモだけど。
まあその分は経営努力します。販売管理費なり、材料費の部分で何とか圧縮して頑張りますと。
分かりやすく言うとさ、10%関税分が発生したら、要はあらり10%減らします宣言したってこと?
そういうことです。
すごいね。
いや、トヨタさんらしいなって思います。
ほうほう。で、他の会社は?
日産はメキシコから生産拠点を行かん。
どこに?
アメリカ国内です。
あー国内に作る方向ね。
はい。
さっき言ってたアメリカで労働力生むから許してね、ノームーブね。
はい。
他で言うとね、ちょっとごめんなさい、マツダで4社なんですけど、日系自動車メーカーで北米で強いって4社って言うと、トヨタ、ホンダ、日産、マツダなんですけど、
はい。
マツダさんちょっと僕ごめんなさい、今確認したいです。
ホンダは?
ホンダは関税分はホンダが負担。
あ、トヨタと一緒ってこと?
トヨタと一緒。
わお。
はい。
すごいね。
すごい判断だなって思います、経営判断として。
トヨタさん特に自前でニュース媒体を持って張って。
任天堂ダイレクトみたいなやつ?
あ、そうそうそうそうそうそう。
あーなるほどね。
で、任天堂ダイレクトって何ヶ月に1回、市販機に1回とかのペースだったりするじゃないですか。
はい。
トヨタさん確かね、毎週か各週かなんかすっごい発信して張るんですよ、自分のところで。
へー。
その中で、日本国内の外中先さんだとか、自分のところの従業員さんとの関係性としてね、買い叩きとかはしないよっていうことを宣言しておられたりするんです。
じゃあってよくやるのは、国内は守るけど、海外の安いところはお安くしようかなーってしてほしいなーっていうムーブは割り貸しとるんですけど、
いや、これはもうトヨタグループですから。
おー。
かっこいい。
すごいね。
かっこいいとしか言えない。
そんなのあるんよね、あのトヨタタイムズ?
あ、トヨタタイムズですね。
たまにね、テレビとかでCMとかやってた秋代会長が、ご自身がCM出られて、トヨタイムズやってますよって。
今、秋代会長ではなくなっちゃったんですけど、そういうことをやっておられます。
社内広報誌どころか社外広報誌単独企業で持ってるってことだよね?
はい、その通りです。
すご。
そうなんです。
自動車業界新聞にどころか、トヨタ新聞持ってるってことだよね。
はい、そういうことですそういうことです。
しかも動画で?
はい、動画で。
へー、それいつからやってんすか?
トヨタイムズはですね、確かね、2019年。
あ、結構新しいんや。
でもコロナ前ではあるから、ウェブとテレビCM連動させておりっていうことで、よくある続きはウェブでってあるじゃないですか。
ありますね。
で、あれの走りとは言わないですけど、続きはウェブでの先ってだいたい広告媒体が多かったわけじゃないですか。
広告媒体じゃなくて、普通にニュースコンテンツというか、我が社の広報ですって言って、あなたたち売る気はないですみたいなことをやっておられる。
マジであれやね、PR、パブリックリセーションとしてやってるよね。
そうなんです。
へー。
っていうところでおっしゃっておられてるんですけど、トヨタグループとして、全世界中トヨタグループはトヨタグループだからという姿勢をしておられる。
毎週やってるやん。
あ、毎週やってます。
すごい。過去放送分見る、テレビ局のウェブサイトみたい。
そうなんですよ。
すごい。
ちょっと面白くて見ちゃうんですけど。
そうなんや。
マクロの全然ニュースじゃないんやけど、めちゃくちゃ勉強になります。
温度メディアの中でもトップレベルに参考になるってことなんかな。
かなり予算があるし、コンシューマーというか、消費者の方と直接やり張る企業だからこそだとは思うんですけれども、直接リレーションを、関係性を築こうっていうことを取り組んでおられる企業なので。
中小企業とかであっても最近そういう文脈っていうのはあるじゃないですか。
ずっと言われてますからね。
そうそうそうそう。
同じことは到底できないですけどもちろん。
もちろん。
予算の問題もあるし、人材の問題もあるし。
ただ、参考には確実になるだろうなというふうに僕は思っている。
タイトル全部面白いな。今開きながら喋ってるんですけど。
モータースポーツの技術は一般道での安全運転とリンクするか。みたいな記事とか。
面白いですね。
トゥーンが上がってるとしたら、いきなり町工場のものづくりの社会変化の話してたり。
脱酸素のために水素が北の大地で熱い話とか。
それ知らなかった。
あとはラリー観戦がもっと面白くなるドライバー技術に迫る番組とか。
面白そうですね。
あとは綺麗事で済まされない家庭と仕事の両立、トヨタの実態を公開とか。
面白そう。
あとは資源の完全循環へとかいろいろあって。
いろいろあるね。
すげえなと思ったのが、雑誌というかメディアよね。
そう、メディアなんですよ。
増刊号あるもん。
増刊号もありますね。
増刊号あるんですよ。
それは知らなかった。
トヨタイムズニュース増刊号。
トヨタらしさを取り戻す。
トヨタアキオ社長として戦い続けた5000日。
すごいね。
すごいと思って。増刊号まで出たらもうメディアっすよね。
すごいね、メディアっすね。
直接製造、メーカーさんですね。
メーカーさんが直接自分でそういうことをやってるっていうのは、
成功しておられるっていうのは珍しい事例の一つだなというか。
これ勉強になったな。
ありがとうございます。
何のニュース撮ってましたっけ僕ら。
トランプ関税と企業進出
メキシコです。
メキシコの。
メキシコからです。
今日タイトルトヨタイムズにしようかな。
すっかり飛んでいく。
失礼。
過去シリーズもぜひ聞き比べてくださいというところですが、
まさかメキシコの企業進出の話をしていると
トヨタイムズというものの話まで聞ける。
マクロとミクロも曲振りがすごいんですが、
そんな私たちのポッドキャスト、もしお楽しみいただけましたら
お友達にご紹介していただけると嬉しいと思っております。
またノートに記載しております設立資訊も読んでいただけると嬉しいです。
概要にリンク貼っております。
よろしくお願いします。
マクロニュースを日常に落とし込む政治経済女性活用ラジオ、
インタビュアーの伊田でした。
そして毎期6時間以上国内海外のニュース情報を見ている
話し手の野村でした。
今日もありがとうございました。
ありがとうございました。
トヨタイムズみょー。
みょー。
10:33

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