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2025-09-16 08:01

[単話#39] ライブ配信の投げ銭を使って流出したクレジットカードが現金化される不正利用手法、AI拡大によって中小企業や小さなEC事業もセキュリティアタック急増中【面白経済ニュース】 | 政治経済情勢活用ラジオ[PESU]

単発完結の面白い経済ニュースのコーナー

大きなニュースとしては取り上げられづらいけれど、経営者やビジネスマンのアイデアや発想につながるニュースをお届けします。


▼本日の番組チャプター▼

() キャッシュレスセキュリティレポート2025年1-3月版を公開

ライブ配信の「投げ銭」不正利用やインフォスティーラー拡大など、新たな脅威が顕在化

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000188.000009799.html

() クレジットカードの不正利用において、ライブ配信の投げ銭利用が数千万円規模に

() 話題になっている不正利用の方法が具体的トピックとして載っているレポート

事例1:高校生が自分の配信に別アカウントから他人のクレジットカードで投げ銭する不正利用

事例2:196件のクレジットカード情報を利用して逮捕、京都府警

() 近年ロシア中国からのセキュリティアタックが増加、中小企業が対象にされる事例も急増、政府からもガチ注意喚起

() どうやってクレジットカードの情報が流出するのか、最新の情報。中小企業もEC事業をしているなら要チェック

() AIによってプログラミングスキルが無くてもコードを生成、セキュリティアタックが誰でも出来るし、大量に実行しやすくなった

() 投げ銭は住所や郵送が不要のため、不正購入や利用後に特定や対処が難しい


※政治経済情勢は刻一刻と変化していますが、この放送は【2025年9月1日】時点で収録した内容です。ご了承下さい※


■政治経済情勢活用会とは?

設立趣旨:私たちが目指すこと

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://note.com/pesu1759/n/nf02fcb099e48⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠


政治経済情勢活用ラジオは、毎日6時間以上国内・海外のニュースや経済レポート情報を見ている野村さんと、インタビューワーの飯田が、政治経済情勢を経営活動に活用できないかを目指して情報を読み解いていく試みの番組です。


普段から政治や経済のニュース新聞等を複数読んで精査する時間のない経営層やビジネスパーソンを対象に、時代や環境の流れをお伝えします。


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■注意事項

株価の上下や為替の上下、個別の業界や個別の企業などといった投資情報を取り上げているのではまったくなく、日本や海外の政治経済の環境が自分の会社や人生に与える影響を知ったうえで選択できるようになることを目指します。放送中のいかなる表現においても将来を断定するものではなく、あくまで私たちが想定した仮説に過ぎません。

サマリー

最近のキャッシュレス化に伴い、ライブ配信の投げ銭を利用した新たなクレジットカード不正利用手法が顕在化しています。2025年には高校生による他人のクレジットカードを利用した事件が発覚し、中小企業へのセキュリティアタックも増加しているという現状が報告されています。

ライブ配信による不正利用の増加
政治経済情勢活用ラジオ、本日はビジネスマンのための面白い経済ニュース1本のコーナーです。
マクロ担当、解説の野村です。
ミクロ担当、インタビューワーの飯田です。
本日のニュースは、飯田もきこみ。ニュースタイトルはこちら。
【キャッシュレスセキュリティレポート】 2025年1月から3月版を公開
ライブ配信の投げ銭不正利用やインフォスティーラー拡大など新たな脅威が顕在か?
これは株式会社リンクさんという会社が公開しているプレスリリースになっております。
3ヶ月に1回、市販機ぐらいのまとめで、最近起こっているクレジットカードの不正利用などのレポートを提出してくださっている会社なんですけども、
その中に面白いトピックがありましてね。それがサブタイトルのライブ配信の投げ銭不正利用ということですね。
これよくクレジットカードが流出しましたって言った時に、どうやって使うかが問題じゃないですか。
例えばコンビニで決済したら、その使ったトピックがバレるとかね。
それをよく話題になったのは、メール借りで現金が売ってて、あれは資金洗浄に使われてるんじゃないかみたいな話もあるじゃないですか。
なぜか1万円を1万2千円で買ってくれる人がいると、あれはどうやら不正利用のカードで、1万2千円で買うけど現金1万円になって、
そのカードを自分のじゃないか捨てちゃったら1万円手に入るよみたいなね。
このライブ配信っていうのが面白くて。
面白くてって表現するのなんですけど。
2024年以降、クレジットカードの不正利用において、ライブ配信の投げ専用コインが購入される事例が確認されていると。
規模が数千万円規模になっていますと。
理由が即時性が高く、匿名性が高く、被害に気づきづらく、対話5点に回ることが多いと。
本人認証とかアカウントの監視の強化が急務になっててということで。
ライブ配信の中でも確認がないサイトとかもあるみたいなんで、そういうところを利用するそうです。
なるほどね。
これは毎度出してくださっているこのキャッシュレスセキュリティレポートの不正利用のトピックスみたいなね。
PDFの中にページの中に含まれてて、そこに書いてる内容なんですよ。
高校生の逮捕と不正手口
前回のやと、ヤミバイトがどうやってクレジットカードの不正利用してるかみたいな不正トピックスだったんですけど。
すごいね。
結構話題になってる詐欺行為のやつが出てくる。
面白かったというか、興味深かったやつなんですけど。
実際書いてる文章ですね。PDF資料の11ページになります。
2025年3月には他人のクレジットカードでコインを購入し、自らのライブ配信に投げ銭することで、金銭的には利益を得ていた高校生が逮捕されました。
この高校生は他人になりすまして、不正に携帯電話の回線ケアを行い、その回線のスマートフォンで作成したライブ配信プラットフォームにアカウントで他人のカードを不正利用してコインを購入。
新しい不正利用の携帯回線から自分のアカウントのライブ配信に投げ銭をする。
それが約100万円分。
考えたもんやね。
手数料差し引いた50万円を得ていましたよとかね。
他にも大きいやつですと、4600万円累計を得ているような方もいらっしゃると。
京都府警が2025年4月犯人へ寄ってきますって書いてるんですけど、196件のカード情報を利用してる。
すごいな。
だからどっかで流出したクリスカードの情報だと思うんですけど、196件ものものを使って、いろんなところへ投げ銭を送り返すという不正利用をしてましたみたいな。
なるほどね。
中小企業へのセキュリティアタック
特に近年、ロシアとか中国とかからのアタック実際にめちゃくちゃ多いらしくて、中小企業にもアタックかけてくれるようになったりとかするんですよ、多少なりとも。
政府の方が本当に気をつけてくれって企業さんには言っているんで、ちょっと買いまみるというか一端を見るような感じもするし、その表現難しいですけど出口に。
最終的にどうやって資金に買えるかってことね。
昔は暗号資産。
ビットコインとか。
よく挙げられてたんですけど、その前はそれこそメルカリとかヤフオク使ってとか、いろいろあの手この手で出口探しておられて、今投げ銭。
ライブ配信の投げ銭によって現金化するという。
これはちょっと思いつかなかった。
資料の中にはね、情報交換を行うグループに参加していたというふうに書いてて、要はそのグループでこの投げ銭方法をシェアされて知ったみたいな文脈で書かれてるんですよ。
じゃあ口コミじゃないけど、少しずつなんかじわじわ広がっていく何かがあったりするんやね。
なるほどかな。
えー面白いな。
特にどうやってクレジットカードが付箋に流出するかという手口もどんどん増えてるんですけど、キャプトチャーっていうのかな。
私はロボットでありません。自体が偽物のパターンだとか。
それは最近よく問題になってますけど。
あとSNS広告経由ですとか。
結局ね。
あとね、証券口座に乗っ取られたお話とかも以前ありましたけど。
そうですね。
そういうのとか。
っていうのが諸々書かれてて。
このプレスリリースの素晴らしいところなんですけど、
キャッシュレスセキュリティレポートはこんな方にオススメですみたいなのが書いてるんですよ。
プレスリリースっぽくない?
すごいね。
カードの情報漏洩やクレジット不正などの、
ECにおける不正利用事態を知りたい事業者さんとかは、ぜひ読んでおけばいいんじゃないですかとか。
自社でね、ECやっておられる方とかは、
ちょっとそろそろさすがに気をつけた方がいいんじゃないのっていう感じにはなってきつつあるんで。
さっきもお伝えした通りね。
中小企業でもアタックかけられるんで。
よく中小企業の方は、
ウチに入られてもとかっておっしゃるんで。
ちょっと甘めというか、
ウチは関係ないわっていうのを正直思っておられる方が多いんですけど、
ノーガードだと普通に来るよっていう時代には。
そうですね。
どこかの政府資料で言ってたんですけど、
AIによってアタックかけられる量とかががぜん違ったり。
自動にできるからね。
そう。あと、もともとそういう自動化をするためにはプログラミングスキルが必要だったところ、
AIでかけるようになっちゃったから。
そうね。
高校生がちょっとだけプログラミングの一端をGoogleで検索して学んだぐらいで、
AIさんに書いていただくと、
もう普通にアタックできちゃうよねみたいな時代になってたり。
楽天かな?eモバイルかな?
回線、それで勝手に契約してっていうバグを発生させてっていうのを
中高生がそれこそやってたっていうのを見たりとかしたんで、
意識高めるっていう表現だとまだちょっと甘いよねっていうぐらい
特集したほうがいいのかなっていうのは、
マクロ的な観点から見るとちょっと思うところがあります。
ですね。
昔はね、オンラインゲームの不正購入とか。
ありましたね。
それ売るとかね。
あったようなこともありましたけども。
今喋りながら思いつきました。
そうね。
まとめのところには、投げ専用コインっていうのは無券のデジタル商材だから、
っていうのと、不正購入後にプラットフォーム側で利用止めるのが困難ですと。
なぜか物理的配送が不要で、住所すら必要がない。
そっかー。
かつリアルタイム完了してしまうという。
だから後手に回ることが多い。
これ後手に回るっていうのは、
被害に気づくまでのタイムラグが長い場合が多いみたいなね。
おそらくそういう文脈で書いてますよっていうところです。
個人としてもちょこちょこ確認しといた方がいいってことかもね。
そうですね。
自分のクレジットカードをどこかで投げ専用されてないから見るとかね。
そういうのをしないといけない時代来るかもね。
小学校やったら分からないしね。
ではこの辺で。
ビジネスマンのアイデアや閃きのきっかけになるような、
大きなニュースとしては取り上げづらいものを紹介しております。
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マクロニュースを日常に落とし込む政治経済女性活用ラジオインタビューワーの伊田でした。
そして毎日6時間以上国内海外のニュース情報を見ている
話し手の野村でした。
ありがとうございました。
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