日本銀行『経済・物価情勢の展望(2025 年7月)』
https://www.boj.or.jp/mopo/outlook/gor2507a.pdf
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▼本日の番組チャプター▼
() p.6 物価のリスク要因(食料品価格上昇)
7月版では大幅な加筆修正
"天候要因等の影響が大きく、消費者物価の押し上げ寄与は次第に縮小していくと想定している。もっとも、最近の価格上昇には、人件費や物流費を販売価格に転嫁する動きも相応に影響しており、企業の賃金・価格設定行動次第では、価格上昇が想定以上に長引く可能性もある。食料品は消費者の購入頻度が高いものであるだけに、価格上昇が長期化した場合には、"
() 【★重要】米卸業者に「あんまり価格転嫁して調子に乗るなよ?」という牽制か?国民の生活のために日本銀行も加わって総力戦で対応
() 食料品は購入頻度が高い・単純接触効果の影響で国民生活の消費者心理・インフレ物価上昇の体感を生む
() 野村さんは日銀展望レポートの接触回数が多すぎる説
() 自分の商品サービスと自分の生活水準の差分はマーケティング施策に関わるぞという話
() 概要版はたった8ページですからぜひ自分たちでも読んでいただくのがオススメ!
() 以後:感想戦・エンディング / 10月版も聞きたいや感想コメントをお待ちしております
() 野村感想:慣れすぎててあえて言語化しないことを言語化することで発見があった。アウトプットの重要性
() 【★重要】野村がコンビニやスーパーでチェックしていること。マクロな政府レポートとミクロの現実の振り子の両端を取る
() カップヌードルの値段が300円になってくると悩んで見送るようになった飯田と、その消費者行動の総体が見える政府レポートのご報告
() 【★重要】野村が展望レポートの4月編と7月編で一番変化として興味深かった箇所は?
() 【★重要】野村さんにとって『経済・物価情勢の展望(2025 年7月)』のメインディッシュは?
() 飯田質問:1ページ目に注釈されている「時系列と会議が明示されている文章」は毎回入っている?
() 経済循環を経営や人生の意思決定に活かすについて
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↓前回放送[2025年4月度の展望レポート解説]はコチラ↓
[10-1]今後の物価や金利や経済はこうなる!を書いた日本銀行が発信する展望レポートは文学だ?読み解くための本質は「察して!」日銀文学と言われる一見簡単で簡潔だが、深い伏線あり【日銀展望レポート2025年4月編-1】
https://open.spotify.com/episode/5nD8VKx27uaVQqln4fGHMa?si=xbnHzpRqRGS916VLViG7Ng
※政治経済情勢は刻一刻と変化していますが、この放送は【2025年8月14日】時点で収録した内容です。ご了承下さい※
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→ https://note.com/pesu1759/n/nf02fcb099e48
政治経済情勢活用ラジオは、毎日6時間以上国内・海外のニュースや経済レポート情報を見ている野村さんと、インタビューワーの飯田が、政治経済情勢を経営活動に活用できないかを目指して情報を読み解いていく試みの番組です。
普段から政治や経済のニュース新聞等を複数読んで精査する時間のない経営層やビジネスパーソンを対象に、時代や環境の流れをお伝えします。
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株価の上下や為替の上下、個別の業界や個別の企業などといった投資情報を取り上げているのではまったくなく、日本や海外の政治経済の環境が自分の会社や人生に与える影響を知ったうえで選択できるようになることを目指します。放送中のいかなる表現においても将来を断定するものではなく、あくまで私たちが想定した仮説に過ぎません。
サマリー
2025年7月版の展望レポートでは、食料品価格の上昇が天候要因と企業の価格設定行動によるものであると示されています。また、消費者心理への影響についての洞察が提供されています。特に、消費者の購入頻度が高い食料品はインフレの影響を直接的に受けるため、マーケティング戦略の再考が求められています。日本銀行は米価格対策に参加し、インフレや物価上昇に対応するために全力を注いでいます。消費者心理については、単純接触効果が影響し、マーケティング施策には慎重さが求められています。日本銀行の発表では、米価格対策のために総合的なアプローチが必要であることが強調されています。また、インフレ・物価上昇の影響に対する消費者心理が単純接触効果に基づくものであるとの仮説が議論されています。