1. 政治経済情勢活用ラジオ[PESUニュース]
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2025-11-14 20:47

[19-2] 読みにくい文章は臭う?日本銀行経済物価の展望レポートからも示唆されるK字型経済とは?すでに指標として機能が苦しい日経225の内訳構造【日銀展望レポート2025年10月編2】| 政治経済情勢活用ラジオ[PESU]

日経ファイブ!


▼本日の番組チャプター▼

() 日本銀行 経済・物価情勢の展望(2025 年10 月)

https://www.boj.or.jp/mopo/outlook/gor2510a.pdf


() 輸出や生産は、グローバルなAI関連需要が上押しに作用するものの、海外経済の減速を背景に弱めの動きになる

() K字型経済とは。コロナ禍ごろから言われ始めた経済構造、業界ごとの格差

() K字型の斜め下に落ちる側は、to Cの消費者向け企業が多い

() 株価の日経平均は日経225社ではなく上位5社が全体を引き上げる日経ファイブな構造へ

() 具体的にグローバルなAI関連需要ってなんですか?

() 注釈「各政策委員は、既に決定した政策を前提として、また、先行きの政策運営については、市場の織り込みを参考にして、見通しを作成している。」 ってなんですか?

() 日本銀行が金利を動かすことで、本当に実体経済に影響を与えることができるのか?最新の経済学の理論トレンド

() 展望レポートの中にある「読みづらい文章」には、正確性と行間の両方を読ませようとする日銀の努力か?

() 最低賃金を引き上げて無ければ、名目賃金の伸び率が厳しいか。平均マジック。

() 個人消費は、物価上昇の影響が残るもとで、当面は横ばい圏内の動きとなるものの…「残るもとで」って表現の含む意図

() 労働需給は引き締まった状態が続くと考えられる、の「引き締まった状態」ってどういう意味ですか?専門家以外は読み違えやすいポイント

() 【★重要】名目賃金の平均が下がるというデータは本当に経済悪化を示唆しているのか?失業率との関連性


※政治経済情勢は刻一刻と変化していますが、この放送は【2025年11月6日】時点で収録した内容です。ご了承下さい※


■政治経済情勢活用会とは?

設立趣意:私たちが目指すこと (note)

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://note.com/pesu1759/n/nf02fcb099e48⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠


政治経済情勢活用ラジオは、毎日6時間以上国内・海外のニュースや経済レポート情報を見ている野村さんと、インタビューワーの飯田が、政治経済情勢を経営活動に活用できないかを目指して情報を読み解いていく試みの番組です。


普段から政治や経済のニュース新聞等を複数読んで精査する時間のない経営層やビジネスパーソンを対象に、時代や環境の流れをお伝えします。


■政治経済情勢活用ラジオ[PESUニュース]

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■注意事項

株価の上下や為替の上下、個別の業界や個別の企業などといった投資情報を取り上げているのではまったくなく、日本や海外の政治経済の環境が自分の会社や人生に与える影響を知ったうえで選択できるようになることを目指します。放送中のいかなる表現においても将来を断定するものではなく、あくまで私たちが想定した仮説に過ぎません。

サマリー

日本銀行の経済物価の展望レポートにおいて、K字型経済の構造が明らかになっています。このレポートでは、AI関連企業の成長と非AI関連企業の苦境が対照的に述べられ、日本経済全体は良好に見えるものの、平均値に惑わされずに中立的な視点が求められています。また、現行の金利政策や最低賃金の引き上げが影響を与えていることも指摘されています。さらに、読みやすい文章と読み難い文章についての考察も行われ、K字型経済に関する議論が展開されている中で、需給の解釈に関する誤解も浮き彫りにされています。労働市場の状況や賃金の動向に関する詳細な分析もされています。

K字型経済の概念
マクロのニュースを日常に落とし込む政治経済情勢活用ラジオ
前回からの続きです。
はい、どんどん行きましょう、どんどん。
はい。
はい、次お願いします。
2ページ。
さっきの真下かな。
すなわち輸出や生産はグローバルなAI関連需要が上押しに作用するものの
海外経済の減速を背景に弱めの動きになると見込まれる。
これね、私のピックアップポイントですね。
あー、そうなんですね。
収録はさせてもらってないんですけどね、あれ長くなるので。
今回も抜き出してきてですね、ここ聞きたいなっていうのを持ってきたんですよ。
それここです、ここ。
ちょうどそこだったんですね。
はい。リワートで言いますけども、まず野村さんの注目点からいきましょうか。
まずこれ、ここに書かれてることでは決してないんだけど、
他のデータとかニュースとかレポートとか。
展望レポート以外のね。
レポート以外を知ってるから私言えることなんだけど、
今って刑事型経済になってるんですよ。
刑事型って何?
ローマ字のKの字の形の経済構造になってる。
こんな形にはならんやろ。
上は…。
これこれ。
僕は正確に言えば句の字型だと思うけど、確かに。
だってJカーブとかさ。
そうそうそうそう。
刑事型でさ、線一本線とおかしない?
僕もそう思う。
正直僕もそう思うねん。
グラフのこと、グラフやんな?
そうそう。
Kにはならんやろって思うな。
僕もそう思う、正直。
コロナ禍でも同じことが言われたんですよ。
刑事型だよねってこれからはって。
昔から言うのそれって?
コロナぐらいからですね、僕が聞き出したのは。
誰がその言い方見つけたんやろね。
そこまではちょっと僕知らないんですけど。
そう言うんやな。
アルファベットのKの形をしたると。
何の想像も浮かばへんけど。
僕は苦だと思ってる。
ただ刑事型。
AI関連の企業はすごい伸びてるよと。
それ以外、非AI関連は
めちゃくちゃ企業収益苦しいよっていうデータが
ちょっと手元に来てるんですよね。
それちょっと感じたというか
やっぱりマクロで日銀さんが見ても
日本経済という観点から見ても
ちょっとそのKがあるんやっていうところを
僕は感じたんで
企業の成長と苦境
ここちょっとピックアップしてみました。
どの辺がKな?
今必死に野村さんが体でジェスチャー
目の前にしてるんですけど
耳ではない。
そうやんね。
目の前にいる野村さんがKの形をしてる。
必死に僕は体でやってるんですけど。
皆さんちょっと想像していただければと思うんですけど
Kのまず一画目っていうのかな?
建物ね。
建物をあそこをスタートラインに見立てて
で、Kの二画目が上に上がっていく
経済と経営状態が上に上がっていく
今で言うとグローバルAI系が
右上のこの
三角目ね。
分かった分かった。
右下に線引くのと右上に線引くのがあるから
めっちゃ伸びてるのとめっちゃ下にっていうのを指してると。
だからKの字型って言ってたさっきのは
ひらがなのKのことね。
そう!
なるほどなるほど。
だから二極化してるってことね。
成長産業と成長しない産業。
そうなんです。
それをK字型経済という。
そういうことでございます。
ようやく分かってきました。
で、特になんですけれども
Kの斜め下に伸びる方向の
っていう企業に消費者企業
通信企業がすごく多くて
あくまで上場企業なんですけれども
データもとかね。
この10月後半から
上場企業の決算が結構出てきてて
アメリカ、日本ともに
消費者企業のきなみあかんねってなってるんですね。
でも日経平均は伸びてると。
なんでやと。
一つは金利上げなかったっていうところ。
金融環境などが下支え要因としての部分ね。
もう一つが半導体、AI需要
こっちがめちゃくちゃ伸びてるから
そっちのおかげで
日本全体としたら伸びてるように見える
展望レポートの変化
っていう状況が今起こっている。
そうなんです。
お金持ってるって言ったらいいんかな。
分からへんけど。
高い企業があって
それが下を吸収するぐらい上になってる。
そういうことでございます。
平均とったら上やけど
中央値はえらいことになってる可能性があるってこと?
そういうことでございます。
これは僕が言ってるんじゃないですよ。
僕が言ってるんじゃないけど
日経225って言うんですね。
日経平均って225名があるから
日経225って言うんですけど
日経5や実質って言ってる方がおられる。
日経5どういうこと?
ソフトバンクさんとか
たったの5社が日経平均を上げまくって
この前見たときね
上の5社以外全部マイナスみたいな。
前日よりも0.1%下がりましたみたいな日に
上の5社だけプラス5%とかなってるから
全体としては1%上でしたみたいな。
平均って当てにならんわ!
よく言ってますけどね。
われわれよく言ってるけど
あれを見たらね
さすがにそういうのを思ったりとかしながらの
こういう展望レポートと
他の手元のデータと見ると
刑事型の経済構造っていうのは
確かにそうなってるなっていうところを
やっぱりグローバルなAI関連需要っていうところが
今のところはポイントにどうしてもなってるなって感じがあります。
経済正直ね
この文言入るぐらい
AI関連需要が
世界経済を支えちゃってるなっていう感じを感じる。
まあもうバブってるっていうぐらいですからね。
なんかの放送的にもね。
っていう感じなんですよね。
総合的に見るとですけどね。
この文言だけではそこまでは想像できないかもしれないけれども
他のいろんな情報と合算すると
そういう状況はちょっと見て取れるなと思いました。
正解が来るなんでね
前回との比較文章を読んでおきますね。
ああはいはい。
前回7月だと
輸出や生産は海外経済の原則を背景に
弱めの動きになると見込まれる。
偉い短くシンプルな文章ですよ。
そうなんです。
で今回はもう一回読むと
輸出や生産はグローバルなAI関連需要が
上押しに作用するものの
海外経済の原則を背景に
弱めの動きになると見込まれるということで
グローバルなAI関連需要が
上押しに作用するもののという文章が入ったということですね。
僕が持ってきた理由はなぜかというと
こんな具体的な文言が入ったってことが言いたかっただけです。
いやでもすごいですよ。
グローバルなAI関連需要がみたいな書き方するんやな。
ああそうです。
でも作用するもののなんですね。
ああそうね。
これグローバルなAI関連需要がっていうのは
日本国内の企業で言うと
半導体関連のサプライチェーンなんで
経済財政白書でも軽く触れたような感じには
あれから3ヶ月経ってますよっていう中で
ちょっと確たるものになってきつつあるのかなっていうところも
ちょっと読み取れたりします。
ちなみに追加質問してもいいですか。
ああはい。
私の大好物にも最近なりつつある
注釈がついてるんですよ。
ああ素晴らしい。
展望レポートには注釈がついてますね。
素晴らしい。
今回この2ページ目の2番
我が国の経済物価の中心的な見通しには
右上にちちゃくにと書いてまして
その文章を読ませてもらっていいですか。
各政策委員は既に決定した政策を前提として
また先行きの政策運営については
市場の織り込みを参考にして見通しを作成している。
なんて苦闘天皇よくわからない文章なんだと。
これこれ。
まあまあまあ。
僕わからへんのよね。
どこで聞いてんねんみたいなところあるかもしれないけど。
なんて現代国語の高校生の問題かなと思ったりするんですけど。
聞きたいのは各政策委員はっていうのは何ですか。
これは理事みたいなもんですよね。
日本銀行のってこと?
はい日本銀行の。
既に決定した政策を前提としてっていうのは
内閣とか行政の方の政策じゃなくて
日本銀行の政策を指してると。
その通りです。
でもね、この政策は政府の政策も含め。
含めてね。
もちろんです。
なるほど。
続きに先行きの政策運営については
こっちに関しては市場の織り込みを参考にしてって書いてるんですけど
天網レポートの文章における市場の織り込みって何を指してるの。
簡単に言うと
株式市場と債権市場と為替市場。
ああそうなんや。
じゃあ株価と円安円高を見てって言ってるってこと?
見てます。
ああそういう話?
日本銀行の政策と金利
すごい筋がいい。
これをわざわざ変えてきたっていうことは
いろんな議論があるんやけど
金利っていうものを動かすと
為替って動かせるのっていう
前も言ったような気がしますけど
なんかあるんですよね。
そもそも日本銀行の政策っていうのは
実体経済に影響ちゃんとあるのかみたいなやつですよね。
その具体論として
よく言われるのがね
アメリカと日本の金利を比べて
大きければ大きいほど
例えば円安になるよね円高になるよね
よく言われるんですよ。
金利がこっち預けたほうが得やから
そっちのお金が集まるから
通貨のパワーが変わるってやつやね。
教科書的なやつね。
その教科書ほんま勝手
経済学では一応言われてて今。
ああそうなんや。
実際言われてる。
最近の話?
最近。
最近なんや。
ここ5年10年ぐらいの議論であるんですよ。
経済学の議論でそういうっていうことは
上田総裁ももちろんわかってるし
日銀さんももちろんデータ取っててわかってるから
これ金利を動かして買わせどうでしょうね
ってわざわざ書いてるようにも見えるのよ僕からは。
最近の経済学のトレンドの学問って言ったらいいの?
はい。
入れてますよってことを言いたいってこと?
入れてますよだし
入れたら過度な円安が起こって
コストプッシュで物価が上がってますっていうところに
金利を上げるっていう政策で対応できるのかどうかっていうところが
なんとも言えないちょっとリスキーだよね
だからリスクを抑えた判断をしたんだよね
とも読み取れるような気は読み取れると。
それがこの金利今回上げませんでしたよの
伏線化しになってるみたいな話?
僕はそういうふうに思います。
賃金の影響と最低賃金
市場の織り込みを参考にしてっていうことは
先行きの政策運営についてでしょう?
っていう感じがしますよね。
なんかこの苦等典の多い文章最近匂うなって感じになってきました。
いいです。素晴らしい。
今日読んできたわけじゃないですか。
バーって読んでいくとね
読みやすい文章って読みにくい文章あるなって気づいたんですよ。
あーすごいね。
読みにくい文章は苦点って言ったよね。
あの点のほう。
で、区切ってる回数尋常じゃなくてね。
これでなんかこう
地味猛虜としてというか
いや本当にその通りで
正確にお伝えしないといけないんだけれども
ただ行間を作らないといけなくてみたいな文章になってくると
ちょっと苦等典
行間というか苦等典を読むようになってくるかもしれないよね。
もしかしたらね。
すごいよ。だってさっきの注釈の文章ね
抜き出す前提として
またについてはを参考にして作成しているようになるんや。
すごいよね。このくるんくるんのさ
横からよこしょーみたいな感じます。
これね、ちょっと中毒性あるのよ。
これ中毒性あるの?
いやもう僕は中毒性がある。
私はないです。
もうちょっと綺麗に読みたいです。
いやでもこれはねキュンキュンしますね。
なるほど。じゃあ次行きましょうか次。
はい。じゃあ次ですね。
3ページですね。
3ページですね。
上の方ですね。
名目賃金は企業収益減少の影響を受けて伸び率を幾分鈍化させつつも
最低賃金の引き上げもあって増加を続ける可能性が高いと。
最低賃金の引き上げもあってってわざわざ書いてるってことは
最低賃金引き上げなかったらちょっと賃金上昇率上がってきてないんじゃないのっていう
つまり企業収益減少の影響をそろそろ受けて
労働受給とまでは言わんけど平均賃金そろそろ伸び悩むポイントまでは来てるんじゃないと。
よく僕ね消費者がそろそろ我慢できなくなってくるんちゃうかってよく言ってたじゃないですか。
家計のコンフィデンスが。
今みんなにね言い出さずとや顔めちゃくちゃ。
われわれ2人の2025年政治経済情勢活用ラジオ有効語大賞を取りたいな。
あのでも世間のね有効語大賞のノミネートには入ってませんでした。
いやでも入ってるかなと思った。
入ってたよ甘いでしょ。
われわれの影響力なのか。展望レポート読んでる。でもまあそれぐらい流行ってもいいと思うんですけど。
そうなんですけど。
おいで?
そうと同じようなイメージで企業のちょっとコンフィデンスもちょっと天井に差し掛かってきてるんちゃうかと。
そうなると最低賃金の引き上げっていう法的強制力を持たせることによってやっぱ上げてきた面はあるよねっていうところは
ちょっとこの3ヶ月で変えたんで。明らかに変えたんで。
あのちょっと企業さんが賃金出せなくなってきてるんだなっていう感じは見受けられる。
ちゃんとツッコミ聞きたいところはですね。今回その注目点がね。
最低賃金の引き上げもあってという文章がっていう話大野村さんしたじゃないですか。確認としてなんですけどこれなかったってことですよね。
はいなかったです。前回まではなかった。
急に入った。
急に入った。前回どういうのかだったかというと当面は本年の春季労使交渉の結果等を踏まえて高い伸び率が続くと見込まれるほかその後もっていうお話なんですけど。
増加を続ける可能性が高いって書いてたのに名目賃金は見るからにダメそうな書き方に変わったよね。
なんですよ。いく分鈍化させつつもっていう表現になっちゃってるから。
まだ伸び悩んでない?
伸び悩みは鈍化だね。
これから鈍化見るたびにあーなるほどねみたいな。
そうそうそう。でもそう見ていただけるとすごい価値があるよね。
今日撮ったやつの中で一番それがモスかかってますから。
ありがとうございます。伸び悩みと鈍化はそういう使い分けしてるんやって思っていただければと。
でもこの文章も平均マジックやんね。
はい。
だって最低賃金引き上げがあって増加率が維持されてるってことはさ。
はい。
そうしか読めないよね。
そうです。
実は言うと伸びてない人すごく多いんじゃないと思う。
そうなんです。はいその通りです。そうなんですよね。
しかも両方そろそろ限界ですかねみたいな文章やんな。
そうです。
だから所得の伸び率はそろそろ来るそうですねっていう。
かなーっていうところがちょっと見受けられるのと。
個人消費と物価上昇の影響
はい。
これそれに結構関連しているのかなと思うのが。
次の文章ですね。
次の文章。個人消費は物価上昇の影響が残るもとで当面は横ばい圏内の動きとなるものの。
さらっと言ったんですけど7月のこれ違うんですよね。
違います。
残るもとでが追加されてるの。
はい。物価上昇の影響でだったのが物価上昇の影響が残るもとでって言ってるんです。
これ何に違うんですか。
物価上昇が落ち着いたねって言って貼る。
そうか。物価上昇の影響で横ばいだったのが物価上昇の影響が残るってことは一応終わったという扱いなんやけど。
落ち着いてきたと。
残償残償って感じですか。
そうそうそう。素晴らしい。
そうだよね。
残償残償。
残償残償。
何の先生なんですか。
言っちゃいそう。
ああそう。
その通りで日銀さんがマクロのデータで見るともう物価はそんなに上がってないですねっていう認識にちょっと変わりつつあるよとも読み取れるんですよ。
うん。
これほんまかなんすよねでも。
ああそうなんや。
感覚としてはね。
まあ実際ねどんどん上がってるようにしか感じないもんね。
そうだし例えばこの10月かなもう飲食料品販売単価上げますよっていうところが結構な数出てたりしたんで。
うん。
前世紀?前世紀って言うてえんか。まあ前世紀販売価格上げますよっていう値上げ前世紀から比べると車数自体はとか商品数自体は減ってきてるんで。
うん。
まあ日銀さんとしてはそう書くよねっていうところがでこれが物価上昇の影響でって書くとなんで利上げせえへんのにやっぱりなるから。
うんうん。
利上げしないという判断をするにはこれ残るもとでと書くしかなかったんじゃないかな説とか。
うんうん。
想像が広がりますね。
今回も楽しんでらっしゃる。
この一単語でちょっといろんな想像ができちゃうよねっていうところはあります。
ちょっとですね私ピックアップ3つ持ってきたんですけどこの付近にですねあるのでそれでぜひ取り扱っていただいてよろしいでしょうか。
ああ了解です。
さっきの名目賃金の話の上の方でですね3ページ目の一番上の文章になるんですけども。
労働時給は引き締まった状態が続くと考えられる。引き締まった状態って何ですか。
労働者が有利な状態ですよ。労働者の労働力の供給が狭い小さいという状況。
需給の誤解と労働市場
労働需要じゃなくてさ労働需給でしょ。需給って需要と供給でしょ。
は引き締まった状態っていうのは均衡してるみたいな意味なの?
いやもっと供給の方が強いっていう意味ですこれは。
ああそうなの?
需給ってなぜかこれ僕ちょっとわかんないんだけどなんでかまでは知らないんだけど
需給が引き締まるって言うと供給の方が少ないなんですよ。って表現するんですよなぜか。
なんで? わからん。
わからん。 ごめんこれそこまでごめん調べたことない学んだことはないです。
で、需給が緩いって言うと供給がすごいたくさんあるよねなんですよ。
へえそうなんや。これ読むのめっちゃむずない。だって日本語として私読んだらさ
需給が引き締まるって言うとさ、なるほどね。
こう需要と供給のラインみたいなグラフになってさ、これギューって縮んでるイメージでさ。
一致してきたみたいなイメージで読んでた。
だからではないんですよね。供給がすごい引き締まってるんで需要の割にちょっと供給が少ないですよっていうところ。
いや聞いといてよかったわ。 ありがとうございます。
なんか均衡してきたんやと思って読んでたもん。
全然違います。
だから労働需給がいい感じになってきたから賃金も伸び率も鈍化してきてやったらさ、文章通じるってわかります?
わかりますよ。
供給も減ってきて需要もちょうどいい感じだから、わざわざ賃金出さなくても労働者が立場的に強くなったわけだからっていう文章やと思ってます。
逆ですね。これは労働者の立場がすごい強いからっていう。
強いにもかかわらず企業収益の減少が影響して賃金は伸び悩んできてるっていう状態やんね。あんま良くないってことやん。
でもね、これね、あくまで僕の経済循環という観点でのお話をしていいですか?
はいはい。
ちょっと展望レポートのお話から始めます。
もう全然OKです。
供給が少なくなって名目賃金も下がっていると。
うん。
これ、確かにこれだけ読むとなんかめっちゃ悪いやんって思うんですけど、
思う思う。
低所得の方が雇われてると読むこともできるんですよ。
だって平均を低所得の方が雇われると下げることに繋がるから。
そっかそっかそっか。
わかります?
うん、わかるよ。
極端な話を言うと、月給5万10万とかで時短労働とかで働く人が増えると下がってるもんね。
そういうこと。
給与的にはね。
1億円の給与の人が10人雇われての平均って1億じゃないですか。
でも供給が引き締まっても、供給が引き締まるって失業者が減るってことでしょ?
簡単に言うと。
失業者が、例えば1千万の人が100人いましたとかってなってきたら、平均賃金は下がるわけよ。
でも労働供給も、労働者の方減るから、失業者が減るから、供給できる数が減るわけでしょ?
だから引き締まってるんですよね。
なるほどね。
なんとも、だからここだけではなんとも言えない。
だから最低賃金の引き上げもあって増加を続ける可能性になるんや。
うん、とかになるんですよ。
だから最低賃金でもいいから、失業してるより働きたいから働けるようになった人が増えると、名目賃金という値は確かに減るってことや。
勉強になります。
難しいんですよね。
この一文だけで、じゃあめっちゃ悪いやんって言われると、いやーちょっとわかんないんだよねーっていうところは正直あります。
ただ最低賃金の引き上げもあってっていう一言があるから、
まあちょっとしんどそうな方向の方がちょっと強めなのかなっていう印象は確かにあるけどっていう感じですね。
そんな次行きましょうか。
はい。次はですね、3ページ。同じページですね。
賃金動向と最低賃金
住宅投資は当面減少基調をたどった後…
政治経済情勢活用ラジオ、次回へ続く。
20:47

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