1. 政治経済情勢活用ラジオ[PESUニュース]
  2. [14]トランプ関税交渉解説編!..
2025-08-01 28:55

[14]トランプ関税交渉解説編!対米投資はホントは対米融資?他国もマネした日本のとあるスキームで勝ち取った関税交渉の市場の評価とマクロ経済への影響は? | 政治経済情勢活用ラジオ[PESU]

関税ニュースに対する事実と政治力学の都合についてズバっと解説!

【★重要】マークや後半の対米投資の部分については必聴です!

※編集頑張りました!(by 夜明け前の飯田)


▼本日の番組チャプター▼

() 【★重要】緊急収録の関税交渉アジェンダ1.日本の経済への影響は?2.関税率やその交渉ってどういう評価?3.対米投資が騒がれてますが?

() 日本のマクロ経済への影響は?関税だけが大きな影響というより多少の影響。関税がインパクトという量ではない。その理由は他国との関係性という変数があるから

() 日本経済への影響は、国内の内需の影響がどのように変化するか、AIやロボット、インバウンドの影響で相殺されれば影響少ない

() 関税要因で明確に日本経済が動いたとは言えないのが、市場や野村の見方

() 関税による多少の対米輸出減までは想定の範囲内。なぜ?関税のだいたい10分の1程度が売価=インフレ影響という計算見通し

() 【★重要】いま市場や経済学者は米国経済の動きについては、トランプ大統領の発言より財務長官のベッセントさんのメッセージや動きに着目している

() 【★重要】トランプ大統領は政権維持や運営のために、支持者・国民に向けて強いメッセージをいう必要がある立場なのでパフォーマンスを含むという政治力学

() 【★活用】対米関係のお仕事をされている方は、ベッセント財務長官のメッセージに着目しておくのが固い。トランプ政権の米国経済の見方のテクニック

() 都市伝説レベルの噂として、ベッセント財務長官をFRBトップの議長を兼任させようという動きあり?

→ 過去シリーズ[8]よくわかる関税の話。実質は消費税?トランプ関税や報復関税は外交交渉のカード?政治ツール化している話題を経済に明るい人ほど意思決定に反映させず、静観を決め込む理由

https://open.spotify.com/episode/1Ue9YP0TB7ywc9cO3OzNbB?si=NienUZINTe6OngMSROgycg

() 関税交渉が今回の25%や15%の数値に決まったというのは、どのように評価されているか?

() 【★重要】対米投資しますのホントの中身。対米投資ではなく対米融資。キッチリ返してもらうお金を「投資」と言わせることで交渉を引き出した日本のワザあり!

() 日本が対米投資というスキームを使ってから、他国もマネして同じ手法で関税交渉をする流れに。外交交渉のデファクトスタンダードを作った?

() 将来に他の国の関税交渉に劣後しないという最恵国待遇の約束!他国が低い関税率であればそれと同等の関税率になる

() 【★重要】なぜアメリカやトランプ大統領に「日本から金を巻き上げた!」とアピールするのか。そのアピールをさせている方が日本は有利という政治的な利害関係の事実

() アメリカと日本で関税交渉の合意文書などの発表内容が異なるというのはなぜか?

() アメリカとの関税決まりました!に対する疑問まとめ


※政治経済情勢は刻一刻と変化していますが、この放送は【2025年7月31日】時点で収録した内容です。ご了承下さい※


■政治経済情勢活用会とは?

設立趣意:私たちが目指すこと (note)

⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://note.com/pesu1759/n/nf02fcb099e48⁠⁠⁠⁠⁠⁠


政治経済情勢活用ラジオは、毎日6時間以上国内・海外のニュースや経済レポート情報を見ている野村さんと、インタビューワーの飯田が、政治経済情勢を経営活動に活用できないかを目指して情報を読み解いていく試みの番組です。


普段から政治や経済のニュース新聞等を複数読んで精査する時間のない経営層やビジネスパーソンを対象に、時代や環境の流れをお伝えします。


■政治経済情勢活用ラジオ[PESUニュース]

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■注意事項

株価の上下や為替の上下、個別の業界や個別の企業などといった投資情報を取り上げているのではまったくなく、日本や海外の政治経済の環境が自分の会社や人生に与える影響を知ったうえで選択できるようになることを目指します。放送中のいかなる表現においても将来を断定するものではなく、あくまで私たちが想定した仮説に過ぎません。

サマリー

このエピソードでは、トランプの関税交渉の結果が日本経済に与える影響が分析されており、対米投資の実態や市場の反応が議論されています。また、関税が経済に与える影響や他国の状況も触れられています。トランプ政権下の関税交渉の結果とその影響について詳しく解説され、特に、日本が提案した対米融資のスキームが他国に与えた影響や自動車関税の変化について論じられています。トランプ政権下での関税交渉が日本に与える影響を考察し、実際には対米投資ではなく融資に近い形での合意に言及されています。また、日本とアメリカ間の情報の食い違いや交渉内容についても解説されています。

関税交渉の背景と影響
マクロのニュースを日常に落とし込む政治経済情勢活用ラジオ
こんにちは、インタビューワーの伊田です。
そして、毎日6時間以上国内海外のニュース情報を見ている
話し手の野村です。
この番組は、政治や経済のニュースを働く社会人の方が
日常の仕事の中で活用できるように読み解いていく番組です。
野村さん、今日もよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いいたします。
さあさあ、今日やりますのは、関税のニュースでございます。
関税交渉が一旦まとまったんですよね。
15%になったり25%になったり、品目によって違いますよとか色々ありますが
とにかく、昨今のテレビニュースやネットニュースを見ていると
常にこの話題でございますということで
取りましょうということでね。
先にアジェンダを紹介しておきますと
そもそもそれって日本の経済にどんな影響がありそうですか?
っていうお話
関税率とか、そもそも関税交渉って
野村さんとか、もしくは経済の明るい方というのは
どういう風に評価してますか?
良い結果なんですか?悪い結果なんですか?
っていうお話
そして、対米投資をすることによって
良い数値にしたから
お金を出して結局この税率やったらどうなの?
みたいなニュースとかも見かけますので
対米投資ということに関するお騒がせしておりますが
ということに対する経済の方々の意見
などを聞いていこうかなと思っておりますと
承知いたしました
対米投資と市場の反応
今がですね、いかに緊急で取っているかという話をしますとね
今、2025年7月31日の23時でございます
そうですね
しかも恐ろしいことにこの放送は8月1日の
6時には上がるはずでして
あと7時間しかございません
すごいタイムが取れましたね
編集するのは私って知ってます?
もうありがとうございます
はい、ということで超緊急でして
せっかくなんでね、時事ネタを一番ホットに届けましょうということでね
頑張ってこの後編集しますが
AIのですね、今放送をやっているシリーズのど真ん中に挟まっておりますが
それぐらいの温度感でやっていきたいなという
現れと思って聞いていただけたらなと思います
では早速言ってよろしいでしょうか?
はい、大丈夫です
じゃあまずですね、日本経済への影響って
そもそもこの関税でどうでしょうかという話ですね
なぜかというと、以前関税のトランプさんがドーンって言って
アダコーダーの時に
決まってないことって想定しても仕方ないよねみたいな放送をね
昔やったじゃないですか
決まりましたよと
ということでお話いただけるんじゃないかなということでございます
なるほど、そういうことですね
どうでしょう?
そうですね、多少なりとも影響はそりゃあると思います
ただ、多少なりともでしょうねっていうのが率直な感覚
そうなんや
そこまで大きな影響がありますかって言われると
結局他国も同じように関税かけられてるから
あくまで米国内の消費者がどう反応しはるかっていう問題で
例えば日本とベトナムだとか
日本と中国だとか
日本と台湾とか
日本と欧州っていうものを比べて
そっちの製品の方が明らかに安いよね
だから日本の製品選ばないねっていうことにはなりがたいだろうと
なるほど、なるほど
日本だけ関税以上に高いから
日本の製品高いよねっていう話ではないってことね
おそらくないとは思います
もちろん作り方とかで値段はちゃうだろうけど
関税要因ではないってことね
今のお話も繋がるんですけどね
地域の輸出がどうなるかっていうところを
じゃあ他の地域の人たちが
米国の関税見て輸出やるなやらなりなり
その影響が出るかは日本の話じゃないから
需要と供給アメリカ市場に入ったら
いろんな製品並んでるわけでっていうお話ね
そうです
なのでちょっと変数というか
南国もいろんな国があるから
そこを考慮するの難しいよねってことね
難しいよねっていうところと
あとは内需ですね
日本国内の内需がどうなるか
どういうこと?
関税をかけられましたってなって
多少は影響はありますよと
その多少っていうところで
経済は循環して回り回ってますから
給与に反映される反映されない
例えば企業の利益がちょっと落ちたところで
ボーナスにどれくらい反映されるかみたいな
お話とかやっぱり出てくるとは思います
おそらく利益が落ちたので
株価がどうこうなったので
投資家さんたちがちょっと儲からなくなりましたねとか
そういうお話っていうのはどうしても出てくると思います
配当金がとかっていうお話
その結果として日本国内の需要と
供給っていうものがどうなるかっていうところが
これも変数としてあるんですけど
ちょっと関税から遠いと言えば遠いので
他の要因もありますねもちろん内需には
なのでちょっと何とも言えないよねっていうところ
米国がちょっと落ちたからといって
日本国内の例えばインバウンドがちょっと伸びるだけで
それは相殺されるだろうしとか
影響、そういう給与とかに
影響はあるかもしれないけど
まあカバーできる範囲だろうし
そんなに影響ないかもしれないよね
関税のマクロ経済への影響
調子はそのままいいかもしれないよね
っていうところが見られるところかな
あとはね技術進化の影響も含めなので
AIだとか
まあロボットだとか
そうですロボットだとかIT技術ですよね
で押し出される雇用っていうものが
発生する発生しない
これはどこの話をしてるんですか国としては
アメリカの?
いやもうアメリカも含めた
全世界的に
全世界的に日本国内も含めたですね
っていうところがあるので
関税要因でどこまでの影響出ましたっていうところが
明確にわかる程度には出ないだろうと
ああなるほどね
じゃあここから日本の経済が
上を向くなり横を向くなり下を向くなりの時に
関税が原因でしたっていうことは
まあそうそう言えんだろうと
はいそういうことです
言えない範囲にちゃんと収まっとると
そういうことです
なるほどね
というのが私とか市場の見方じゃないかな
というふうに思っております
なるほど
ちなみに野村さんの台本を見ながら
喋させてもらってるんですけども
多少の台米出現までは想定の範囲ないって書いてるんですけど
これどういうことでしょう
4月から5月の間ですね
想定していたのは
なぜかというと
当初は百何十パーセントとかって
数字が出てきてたわけじゃないですか
完全インフレ
そう
殴り合い
さすがに市場の人間も含めなんですけど
それは持たんよと
わかりきってるから
要は交渉のためにぶっこんでるだけでしょ
はい
なのでどこで落ち着かせますかっていうだけやと思うんですよね
最終的に
でベステントさんという財務長官の方が
それなりの範囲で納めるよって言ってたから
そりゃまあ25%30%じゃないのせいぜいっていうのが
なんで25%30%なんですかって言われると
仕入れ段階
現価の段階で25%上がりますって言った時に
単価に反映させたら
おそらくね3%から4%ぐらいですよね
米国内で輸入したものに対して
その部分だけ上がりますよと
で単価に載せるわけでしょ
他のものもいっぱい人件費とか載ってる中で
その部分だけ20%上がりますよっていう時
だいたい売り上げの販売価格で言うと
まあ30%上がったら3%よね
ああそっか上がるのが原材料費だけだから
そうなんです
そっかそっかなるほどね
だから売価がある30%上がるわけじゃないってこと
その通りです
3%ならまあ通常のインフレ確かに
今高くて3%やけど
3から6でしょみたいな
そういう計算をするわけですね
なら100%までいったら10%上がるから
例えばね
ああさっきの10分の1ぐらいになるっていう想定ね
関税が30%やったら3%売価が上がるから
関税100%やったら売価が10%上がる想定ってことね
インフレ率16%はさすがにできないから
16%で160%の関税
160%の関税とかは
政権がそれはおそらく潰れるレベルの民衆が不満を持つレベル
だからまあ3%でしょってなると
完全30%ですよねになるんですよね逆算すると
なるほど
なので市場の想定の範囲内じゃないのっていうところになってきます
その30%じゃないのを3%に落ち着くからっていう計算というか
その想定っていうのは
さっきのベッセントさんが言ってたのか
野村さんの想定なのかとか
誰の意見なのかっていう
これは市場の想定です
そういう意見が多い
意見が多かったっていうことですね
ベッセントさんも直接のパーセントは言ってなかったんだけど
まあでもそれなりの範囲中もんがあるやろ
野村長役っていうのをおっしゃっておられたんで
市場はねやっぱりね今ベッセントの方信じてる正直
トランプさんよりもベッセントの方信じてる
もう一回整理するとベッセントさんっていうのは何の人ですか
財務長官です
財務長官
日本で言う財務大臣の方ですね
ああなるほどね
簡単に言うと
その方が今回の交渉すべてコントロールしてくれてて
実務部分を全部担ってて
で他にも貿易省と言って貿易大臣の方がおられたり
通商の政策を司る方とかもおられるんですけど
基本的にそういった方々はトランプさんと同じことを言っておられるんですね
ああそうなんや
赤字に対してどんどんどんどん風かけていけ
向こうがやられるまでやるぞ
いうテンションでおられて
でも一番最後お金握ってるのが会計部だから
そうなんでございます
会計部がうんって言わんかったらうんと言えないってことね
でその会計部の最後財布握ってる人がベッセントさんってこと
はい
ああなるほどね
そうなんですでトランプさんもベッセントさんの話は聞くんですよ
ああそうなんや
仲いいってこと?
いや仲がいいとかじゃないです
聞かざるを得ない
聞かざるを得ないです
なるほどね
一度関税のお話が出た時に
株安ドル安債券安っていう
債券は
国債
国債ね
米国債の値段がめっちゃ下がるっていう
誰も買わないアメリカを買わないっていう状況が
一日二日起きたんですよ
ああそうなんや
起きたんですよ
それいつ頃の話ですか
えっと4月5月かな
じゃあちょうど関税がニュースになった後ぐらいか
そうです
その時にトランプさんの発言やったんですねそれが
でベッセントさんがその直後に
一言そんなことはさせへんでって言っただけで
市場ピタッと止まったんですよ
へえしかも言ったんや
言った
私の目の隠れ家にはそこまではせえへんでって
言ってくれて
じゃあその言ってくれたことが
この今回想定されてた範囲に収まってることに
つながってるってこと
もちろんつながってます
なるほどね
つながってますしなんならそれ以降
トランプさんめちゃくちゃベッセントさんの話聞くんですよ
へえ
なので市場はベッセントさんだけ見とけばいい
なるほどね
トランプさんはやっぱり国民に対して
ああそっかそっかパフォーマンスをするから
そう自分の支持者に対して
やっぱり強く言わないといけないところがあって
でもそれを真に受けてお仲間というか
同じことを言ってる方と他国としてね
市場さんが150%しか認めへんぞって言ってる方と
交渉しますかっていうことなんですよ
そうやな
でしょ
だからあれや分かりやすく言うと
演出があるところと演出がない部分が
たまたま今回ありがたいことにあって
演出なしバージョンがベッセントさんってことや
そういうことです
でベッセントさんとお話をすれば
なんとかお互いどうどうって言えるところに
落ち着かせることが可能だよねって
他国の皆さんがこれ思うとね
逆にベッセントさんが権力を持つんですよ
そういうことやな
そうなんです
なぜなら自分が交渉相手にしかなれないって
みんな思ってますよっていう
トランプ政権下の交渉状況
政権内での立場になるから
だからあれみたいになるわけや
狼少年みたいな
ああそうですね
不可視すぎて交渉してくれんくなる
そうなんです
なるほどね
そうなんです結果としてまともなこと
まともなことっていうのはあれですけど
演出なしの実を言ってくれる
落ち着いたことをおっしゃっておられた
もともと市場にも明るい方なので
ヘッジファンの方なんですよ
そうなんや
キャリアが投資家上がりなので
市場のことよく分かっておられるから
他国の首脳とか外交筋も
ベッセントさんだけ見とけばええわ
なってたんで5月ぐらいからなってたんですよ
実際あったんか知らんけど
妄想なんか知らんけど
聞きたいのは
例えばベッセントさんがもともと
あかんでって言ってて
ドラムさんがうおーって言って
さっき言った善やすが来て
ベッセントさんがビューって言ったら止まったから
言うこと聞かざるを得ない状況になったみたいな
そうです
なるほどね
っていうのがあったんで
おそらく30%前後じゃないの?
っていう見られ方はもともとしてて
その中で今実際が20から25%ですね
15%のものはありますけど
っていうところに落ち着いてるので
十分想定の範囲内ですし
言う方はね
もちろんもともと2.5%だったのが
15%だとか
それはね
25倍ですからね
はい25%になってるでしょ
でもねもともと150%って言ってて
しかも誰が交渉しても150%とは言わないけど
それは演出やからね
さっきの話やと
そう100%ある程度上がることが決まった交渉で
想定のさっきのお話やと
3割かなみたいなこと言ってたわけでしょ
はい
25%なら十分な戦果ですよね
っていうのが市場の落ち着いた勢力というかね
見方をされる方はそういう見方もされるってことです
なるほどちょっと話戻るんですけど
聞いてみたいこととしては
前安事件があったわけじゃないですか
トランプさんが言っててベッツさんが込めたと
それまでは聞いてなかったってこと
そうは言っても聞いてました
ああそうなんや
聞く度合いがより聞くようになったと
それはそうなんや
元からやっぱり政権発足当初から
市場の中では経済に明るいのベッセントさんぐらいだし
ベッセントさんだけ見とけばええやんっていう声は結構あったんですよ
実際あった
トランプさんもベッセントさんの方は
やっぱりちょっとチラチラは見ながら
政権運営してたっていうのは実際あったんで
でもそうは言うてもなっていうところ
トランプさんは支持者に対してだとか
政権中枢の人間が激盛んにいってる中で
取り下げるわけにもいかないから
っていうところだったんですけど
そういうことがあってベッセントさんの力がより高まった
なるほどね
経済学者とか経済の明るい人とか
大きいヘッジファンドとか財務を持ってるところとかが
結局為替とかに影響を与えてるわけじゃないですか
っていうところは今後もベッセントさんを見ていくってことですよね
政策に関してはベッセントさんを中心に見ていく
かなり重み付けをして情報精査する
ということはこのラジオを聞いた方に
生かせる点があるとしては
対米関係で輸出入りなどのお仕事をされてる方
もしくは進出を考えてる方は
演出の含まれてるトランプさんの意見よりも
ベッセントさんの意見を重み付けして聞いた方がいいよってことは言えるってこと
もちろんです
関税の影響と市場評価
それは今後ずっと想定されるし
今後使えるトランプ政権機のテクニックとして言えるってこと
言えると思います
なるほどね
1個活用出ました
ありがとうございます
ただね一応これね妄想レベルというか都市伝説レベルなんですけど
不確定情報ねベッセントさん
FRBの議長になるんじゃないか説っていうのが一応あって
今パウェルさんやってるやつ
今パウェルさんって昔ね
トランプさんと仲悪い説を言って
うちでバカ受けした
僕だけかもしれないけど
バカ受けした
パウェルさんを辞めさせて
公認をつけようっていう話になってて
その中の一人に大穴としてベッセントさんの名前上がっちゃってるんですよ
それは大穴なんや
大穴です
ああそうなんや
だって今財務長官だから
そりゃそうか
でも大穴オブ大穴の予想というか言われてることが
地上初の財務長官とFRBのトップ
両方兼務すればいいんちゃうかって言ってる人がいる
それヤバいんじゃないの
とんでもないです
だって政府からわざわざ切り離してさ
権利操作できる機関を作ったわけやん
政治とか民意の反映がないからっていうお話を
シリーズ8回のトランプ関連の時に
非常に重要なポイントとして我々やりましたよね
良かったらシリーズ8聞いてください
あれちょうど今お話してる4月5月の前後のお話
トランプ関連の話を撮ってますので
それの回答編、伏線回収編が今回になると思うんですよ
なので良かったら是非8議でまたこれ聞いてもらえたらと思います
でベッセントさんが両方なっちゃうと
飯田さんが今おっしゃった通り
独立性の問題
FRBの独立性の問題っていうのがどうしても出てくるんで
良くないよねっていう言い方と
トランプさんはむしろそれやりたい方の人だから
なんならやるんじゃないか説と
でも0.1%ってか本当に低い確率ですよ
トランプさんがやりたいって言ってもさ
独立機関なわけやん
任命権持ってるわけじゃないんでしょ
指名して議会の承認
だから議会がOK出せばできる
ないとは思うんですけど
ワンチャンス議会も変な人になられるぐらいなら
ベッセントさん話わかるよね
ワンチャンスあるかもしれない
でも大穴なんでしょ
本命の方々がいらっしゃるわけじゃないですか
一応おられます
その本命の方々が本命なのは
まともやから本命なんじゃないの
まともやから本命というよりは
トランプさんの意見である
金利を下げるっていう政策をやってくれそう感が
より高いから本命なわけです
じゃあFRB的に本命というより
任命されやすさが本命なだけであって
なって欲しさの本命じゃないってこと
市場のなって欲しさの本命ではない
政権のなって欲しさの本命なわけです
いややこしいね
じゃあベッセントさんを見ていきましょうねという話は
この辺でOKとさせていただきまして
25%と言われてたのが15%になりましたよねと
それでもともと吹いてる分というか
演出はあって150%みたいな話もあったけど
市場の総数は3割ぐらいという話が出たじゃないですか
じゃあもう上々どころか半分ですよね
3割の想定からしたら15%
で他国も交渉してたり何やらかんやりしてるわけなんですけども
この15%に落ち着いたというか決まったっていうのは
どういうふうな評価というか
経済学者の人たちどう言ってるんですかとか
そもそも野村さんはどう思ってますかみたいなお話聞いてもいいですか
野村 率直な感覚としては十分な成果だと思う
成果ってことは良いってこと
野村 良いと思います
想定通りというより想定より良いってこと
野村 想定より良いとして良いと思います
ああそうなんや
野村 少なくとも私はそう思います
なるほどその理由というか
野村 総合関税をさっきお伝えしてたね
30%25%っていうところから15%に引き下げただけではなくて
232条品目の自動車関税ね
自動車関税
これをね15%に個別で引き下げてきたっていうのは
地球規模で見て偶然の大事件と言ってもいい
なんで
野村 誰もこれ出来てないんだから
出来てなかったんだから
対米投資しますって振り回したのよ
結局あれでは何をしてるんですか結局
野村 5500億ドル融資も含めた
米国がなんか新しいことをやるっていうことに対して
お金を出しますようなんですよ
ああお金貸したってこと
野村 お金を貸す
なるほどね
野村 みんな対米投資って言うから
日本のスキームの影響
リスクマネーだと思いがちなんですけど
その実績分けをしっかりと見ていくと
結構融資入ってるんですよ
対米投資というより正確には対米融資
野村 そうなんです
でも対米投資って言わないと
向こうの支持者さんお怒りになられるから
なるほどねこれ政治的都合だよ
野村 これ政治的都合で対米投資って言ってるんですよ
でもそれの言葉を取って
キレてる日本の方々もいらっしゃるってことね
実際だってたまに見るじゃないですか
お金あげたみたいな
そうです
あげたのでは消しないです
新興国に投資するみたいな
なんとか援助金みたいなものを
アメリカにもあげたみたいなことを
ではないです
これは細かく見ると
投資ではなくて実際はほとんどが融資
出資って1%から2%なんですよ
つまり多くて100億ドル程度なんですね
リスクマネーで言うと
ゼロになるかもしれないお金っていう
投資し失敗したら吹っ飛ぶと言われてる金額が
1、2%程度で
ほとんどはちゃんと利息がつくかどうかは知らないけど
ご返金いただけるものであると
そうなんです
なるほど
なのでこれは投資ではなく
ほんとは融資
大半は融資ですよって言うべきこと
なるほどね
融資によって完全引き下げたんやから
めっちゃすごいね
そうなんです
なるほどね
さらに言うと
これがすごいところで
日本がこのスキーム出してから
みんなこのスキームで行ったんですよ
どういうこと
欧州も他の国々ね
まだ決まってなかった
当時決まってなかった国々が
なるほど
対米融資を対米投資ってして
それなりの規模で押し込んだら
いけるんやって
これ考えたら日本ってこと
日本が雛形です
こういうのうまいんでしょうね
そうなんです
じゃあさ
よく外交が
直接言っちゃうと
よく外交が日本はそんなうまくないとか
いうお話が出るじゃないですか
そうですね
今回に関してはうまい
今回に関しては
本当に世界の雛形になったと言ってもいい
へーすげえ
へたすれば
雛形だからかっこよく言うと
デファクトスタンダードに
デファクトスタンダードに
そうなんや
あのあんまりおいしくない
ねマイナスをどこまで縮めるかみたいな方向の
デファクトスタンダードに
でもすごくない
そうなんです
でさあしかもさっきの
自動車関税がさ
はい
15%に下がったって言ってたやん
はい
これ25から15になってんでしょ
はい
そうです
さらにおっしゃる方はおっしゃるのは
鉄鋼アルミ50%のままでしょ
デファクトスタンダードに
あそうなんや
あそうなんです
あの注目ニュースで撮ったさ
缶ビール輸出すると
あそうです
の話ね
はい
これいつやったかな
ちょっと探してみてください
缶ビールなんかノンアルコールビールか
そうですノンアルコールビール
輸出すると関税が乗りますという
注目ニュース撮ってますので
はい
はい
それが50%のままなんですけど
医薬品や半導体とか
税率正直まだ決まってなくて
っていうのがあるんですね
うん
それが15%を提案したけど
通らなかったとか
色々あるんですけど
代わりにね将来決まった時に
他の国がねどんどんどんどん
決まっていくわけじゃないですか
うん
日本の他にも
日本を他国に劣行する形にしない
という取り付けには成功してるんですよ
あそういう条文が入ってるってこと
例えば鉄鋼アルミが
他の国は40%で合意してますよねって言ったら
じゃあ日本も40%ね
トランプ政権下の交渉
えーそんなの入ってない
一応入ってるんですよ
めちゃめちゃお得じゃない
実質的に再警告タイプ
おーすごいやん
実質的に
そんな工場できてるから
丁寧に細かく見ていくと
まあまあぼちぼちちゃうのっていうのが
僕の感覚っていうことになってくるわけです
なるほどね
他の国ができてない技を使ってるし
投資じゃなくてちゃんと実は融資だし
それで完全引き下げてるし
他の国がいい条件になったら勝手に下がるし
めちゃめちゃ交渉うまくいったってことじゃないですか
だからおそらくなんですけど
僕政府の回し者じゃない
政権の回し者ではないですよ
赤澤さんね
赤澤さんはどなた?
経済大臣ですね
今回の交渉の矢表に立たれたから
あんまり騒いだら
向こうさん気づいちゃうから
そっとしとく方がありがたいやでって
多分表張ると思う
どういうこと?
トランプさんは
日本からこんだけ貸し取ったぞ
って支持者さんに言ってるわけでしょ
なるほどね
だから台北投資だ
5500億ドルだって言ってるわけじゃないですか
そうか
日本から5500億ドルという
クソでっかいお金をもらいましたで
そう巻き上げたでって支持者に
言って向こうは向こうで政権維持してるから
ほんまは有志ですわみたいなことを
広げたくないんだ
そうなんです
それをある意味裏で合意してるわけだ
そうなんです
なるほどね
大人の交渉って難しい
そうなんです
だからあんまりこっち騒ぐと
両国間の情報の食い違い
向こうの方も気づけ張るから
なっていうところは
正直あるんじゃないかな
言えないけどね
実体本質はマジで有志なんだけど
お金あげてしまいましたってニュースになってる方が
実は得ってことね
日本にとっては
なるほどね
難しいね
難しいんです
なるほどね
なんですよねっていうのはちょっと感じます
ちなみにそれに続きで聞いてみたいんですけど
ニュースでよくね
アメリカと日本で発表内容が異なるとか言われてるじゃないですか
そういうのって今のところとか関係するんですか
めちゃくちゃ関係あると思います
どういう関係の仕方をしてるんですか
米国側は米国の支持者だったり
支持者でない方にも対してもですね
日本に弱越し外交をしましたってやっぱり見られたくないから
なるほど
こっちはこっちでそうは言っても
巻き上げられたわけじゃない
巻き上げられたわけじゃない
そうですそうです
それが発表内容が異なることに繋がってるんだ
さらに言うと8月1日っていうデッドラインが今回決められてましたよね
8月1日になったらうもう言わさず25%なり30%なり完全に欠けますよって言われてた中で
とりあえず合意しましたから8月1日から25%はかからないです
ねってお互いに言いたいわけよ
なるほど
っていう中ででも細かい文言まで全部を付き合わせていくと
今この状況やからね
そこが出てくるわけです
さっきのさ他の国が決まったら日本もそういう風にお得になりますよとかさ
はい
やりにくいわけよ
やりにくくなるわけよ
いろんなところで交渉同時にしてるから
そうなんです
ビタビタに合わせられへん
そうなんです
なるほどね
そういう事情があると最悪なのは8月1日のちょっと前ぐらいに
もう期限がないですねっていうタイミングで
お互いがお互いにこれ認識一致してへんからこんなもんやってられるかってなるのが一番最悪なわけです
そうね
だからお互いにちょっと文言はずれててもざっくり合意したよねっていう文章を出してるっていうところが
一つ言われてるところですね
なるほどね
もちろんねこれから交渉8月越えて実際に細かいところを詰めていくときに
どうしてもそこが出てくるよねとかっていうことは正直出てくると思います
その絡みでここからね例えば条件変わりましたよっていうのは全然あり得るから
結局自動車関税25%戻りましたとか
なくはない
なくはない
なくはないゼロとは言えないので
今この瞬間に確定した評価だとかっていうわけではないっていうことだけちょっとご留意いただければ嬉しいかな
マクロ経済への影響
現時点では良さそうってことね
現時点では良さそう決して悪くはない
で転んでダメになったかもしれんけど未来のことは僕らわかんないから
その通りです
今日は撮影日2025年7月31日です緊急で撮っておりますってことですね
それだけちょっとご留意いただければありがたいかなというふうに思っております
じゃあ今皆様がニュースでも話題になってて気になっている関税決まりました
それって経済に明るい人ってどう思ってるのに関しては答えられたということで
ありがとうございます
よろしいでしょうか
はい
野村さん緊急で撮影いただきありがとうございます
ありがとうございましたこちらこそありがとうございます
ぜひですね途中で今挟まったかもしれないんですけど8番ですね
シリーズのカギ括弧8番って書いてるトランプ関税ってどうなりそうなのっていう4月ぐらい収録のやつと
聞き比べていただけますとその頃から野村さんってこういうふうに見てたんだなとかって面白いと思います
ああそうですね言えないことがね
というところでございます
我々こんな形で大きなニュースになっているものはシリーズというふうな形で撮ってですね
来日6時間ニュースを見ている野村さんがいろいろね普通にはやりづらいこと
例えば今日で言うとね米国と日本で発表内容違いますやないかとか言ってる部分に関して
ちゃんと両方読んでしゃべりますよみたいなところとか突っ込んでいきつつ
我々がやりたいのは経済循環に基づいた意思決定ができる人を開発したいということで
設立主義に関しましてはノートの方にも書いてありますのでぜひ読んでいただけたらと思います
そして放送を続けるためにぜひいろんな方にご紹介していただけると嬉しいです
はいよろしくお願いします
特にね今回の場合だと関税のニュースやってるけどどないやっていうのは
もうこれ聞けばそこそこはわかるように仕上がったかなと思いますので
ありがとうございます
ぜひ参考にいただけたら嬉しいと思います
今日の結論としましては米国に関しては経済の明るい方はレッセント長官の見て演出なしの情報
っていうのを重みづけして見てますよっていうのだけ覚えてもらったら大丈夫なんじゃないでしょうか
それで合ってますか
ということで今日はこの辺にしておきましょう
マクロニュースを日常に落とし込む政治経済情勢活用ラジオインタビューワーの井田でした
そして毎日6時間以上国内海外のニュース情報を見ている
話し手の野村でした
ありがとうございました
28:55

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