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2025-06-15 13:54

[11-6] 原油と天然ガスと◯◯の値動きを見るのがマクロ経済の基本!知っておきたい重要資源の価格動向。ハリケーンのダメージは10兆円規模の被害を与えて世界経済にもリスク要因【中国の経済構造編6】 | 政治経済情勢活用ラジオ[PESU]

今回の放送は本当に面白いので、絶対シリーズ通して聞いてほしいです! by 飯田


世界経済の潮流 2024年 Ⅱ

中国の構造問題と世界経済への影響 / 令和7年2月 /内閣府 政策統括官(経済財政分析担当)

⁠⁠⁠⁠⁠https://www5.cao.go.jp/j-j/sekai_chouryuu/sa24-02/index-pdf.html⁠⁠⁠⁠⁠


▼本日の番組チャプター▼

() 世界経済のリスク要因として取りあえげられている4つのコラム

コラム1 アメリカのGDP統計の年次改定について

コラム2 国際商品市況

コラム3 ハリケーンの鉱工業生産への影響について

コラム4 英国の雇用統計の動向

() 【★重要】国際商品市況ー原油・天然ガス・小麦の価格動向はマクロ経済の最重要項目。小麦価格isインフレ率

() トウモロコシ価格は家畜の餌になるから様々な食品価格に影響。さらにバイオエネルギー・バイオエタノールにすると需給関係で価格上昇に影響

() 小麦の価格の動きは最近どうなっているか?

() 小麦の価格が小麦の代替物へと影響を与える。インドの米輸出入の事情や米粉の人気に関わったり。

() ハリケーンの鉱工業生産への影響について。テキサスやフロリダなどに直撃。GDPの0.5〜1%程度の莫大な被害。

() ハリケーンの影響は工場の破壊と停止。水害で機械が壊れる、塩害になる

() ハリケーン被害のことをビリオンダラー災害といい、10億ドル(1500億円)を一発で与える威力。

() ハリケーン被害は停電への影響、そして太陽光パネルを破壊するという影響、気候変動の影響

() 政治経済情勢活用ラジオはバイデン政権推しでもなく、トランプ政権推しでもなく。トランプ関税政策は経済学者のほとんどは反対


※政治経済情勢は刻一刻と変化していますが、この放送は【2025年3月17日】時点で収録した内容です。ご了承下さい※


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⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://note.com/pesu1759/n/nf02fcb099e48⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠


政治経済情勢活用ラジオは、毎日6時間以上国内・海外のニュースや経済レポート情報を見ている野村さんと、インタビューワーの飯田が、政治経済情勢を経営活動に活用できないかを目指して情報を読み解いていく試みの番組です。


普段から政治や経済のニュース新聞等を複数読んで精査する時間のない経営層やビジネスパーソンを対象に、時代や環境の流れをお伝えします。


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株価の上下や為替の上下、個別の業界や個別の企業などといった投資情報を取り上げているのではまったくなく、日本や海外の政治経済の環境が自分の会社や人生に与える影響を知ったうえで選択できるようになることを目指します。放送中のいかなる表現においても将来を断定するものではなく、あくまで私たちが想定した仮説に過ぎません。

サマリー

このエピソードでは、原油、天然ガス、小麦の価格動向とその影響が議論されています。ウクライナによる小麦市場への影響や、ハリケーンがアメリカの高工業生産に与えるリスクについても詳しく触れられています。また、気候変動が経済に及ぼす影響と、それに対する政策の重要性についても考察されています。

中国経済の構造とリスク要因
マクロのニュースを日常に落とし込む政治経済情勢活用ラジオ、前回からの続きです。
はい、では中国経済の構造ということで、内閣府から毎年日本だけ出ている世界の潮流ということで、
そのシリーズで今年の前半戦はAIで変わる労働市場、後半戦は中国の構造問題と世界経済の影響ということで、
AIで社会が変わっていくのってサラリーマン含め全ての方が感じていると思うんですけど、
それと同じインパクトがある問題でそれぞれ扱われている中国の経済の構造と、
欧州、アメリカの話も前回までしてきましたよというのが今までの流れでございます。
今回はですね、一応まとめのところで、世界経済のリスク要因っていうのがあってね、ここはちょっと僕主導で喋っていこうかなと思うんですけど、
この資料にコラムがついてるんですよ。
そうですね。
そのコラムが4本ついてましてね、コラムのタイトル読みましょうか。
アメリカのGDP統計の年次回転について、国際商品指標。
3番目がハリケーンの高工業生産への影響について。
コラム4が英国の雇用統計の動向っていうところで、気になったコラムなんですけどね、
コラム2の国際商品指標っていうのがあるんですよ。
私の方で読んで野村さんに答えていただくかなというところなんですけど、
文章そのままいきます。
本コラムでは各国の物価動向や景気動向に影響を与える可能性がある。
ここから多分おそらく商品なんですけどね。
原油、天然ガス、小麦の価格動向について概観する。
つまりまずですね、野村さんと認識を合わせたいんですけど、
内閣府として国際商品で見るべきものは原油と天然ガスと小麦っていうのが、
2024年この辺のあたりの最重要項目であると捉えてると言っていいよね。
この書き方してくるんやったら。
マクロ経済の人間、一人残らずとまでは言わないけど、ほとんどの方が見てます。
国際商品と価格動向
原油ってイメージつくやん。
みんなね。
天然ガスもさ、今ウクライナ振興やってるじゃないですか。
わかんないけど、ここに小麦が来るんやっていうのは正直俺あんまわかんなくて。
だから原油天然ガスに小麦が原油レベルで並んでくるっていうところのお話が聞きたい。
歴史的な知識だけで言うとね、僕は。
ウクライナあたりって超穀倉自体だから、小麦がめっちゃ取れてるぐらいしか知らない。
小麦に関しては、そもそもなんですけど、主食なんですよ。
世界の。
それはそうですけど。
もちろんさつまいものとか米の地域とかあるよ。
基本的に小麦使わない国あんまりないから、あんまりないというか、
いわゆる経済が先進国と呼ばれる国々は、基本もう小麦になっちゃってるから、
小麦価格イズインフレ率になりつつあるのよ。
そうなんや。
もう実質。
あと、加えるんやったら大豆とトウモロコシ加えるんですけどね、マクロの人たちは。
トウモロコシも最近エネルギーとかになったりしたりするし。
トウモロコシは僕も勉強したことがあって、直接食べる話じゃないんですよね。
家畜の餌がほとんどトウモロコシだから、トウモロコシの価格で豚肉とか牛肉とかその辺全て卵とかに関わるから見ないといけない。
そうなんです。
合ってるんですかこれは。
合ってる合ってる合ってる。
さらにトウモロコシは最近特にアメリカでなんですけど、バイオエタノールになってるから、
家畜たちにあげる飼料としてとバイオエタノールでマジで綱引きしてる。
そうなんや。
俺の方が高く買うから、で一時期やってたんすよ。
エネルギーにするやつが高く買おうとして。
そうエネルギー。
で畜産も欲しいからって。
でもそれさ誰も幸せにならへんのじゃないの。
幸せにならない。
やんねえ。
だからトランプさんはやめよって言ってる。
あーそうなんや。
そうかバイオエタノールやると家畜の肥料費が上がって、
肝で豚肉代、牛肉代上がるやんと。
それ国民の生活苦しいからバイオエタノールなんかやってる暇あるかいと。
そういうことです。
トウモロコシ飯に回さんかいと。
いろんな考え方ありますよ。
ご飯食えん方死にますよ。
の文脈ですね小麦も。
小麦はエネルギーにはならないけど、やっぱりご飯食えないと死んじゃうから。
ご飯の価格、家計に一番直結する三大商品。
三大物体みたいな感じですよね。
なるほど。
でこの小麦の動向について書きますって書いてるってことは動いてるってこと?
動いてる。
どういう風に動いてるんですか?
やっぱりねウクライナロシアがあった時っていうのは上がった。
ああその値段がね。
露骨に値段が上がりましたねっていうところと、
思ったより落ち着いてきてるとかあったりしますねっていうところが、
まあ2024年時点ではまあこれぐらいですよって書かれているって感じですね。
だから小麦の動向を見るのなんかマクロ経済から経済を考える人間からしたら当然でございますわなと。
まあ正直見ないという選択肢がなかった。
この辺は経済素人の感覚とさ、
やっぱりよくニュース見てる人の感覚の違いよね。
ああなるほどね。
いや原油価格があとかガソリンの値段が上がるとかさ、
ガソリンで電気作ってるからさとかわかんないけど。
玉突き式に小麦が値段上がったり生産量が低下すると、
小麦の代替物探すようになるから、
例えばねインドだったっけな、
インドですね。
インドの米輸出今止めてるんですよ。
ああそうなんや。
もともと米の輸出って結構インド結構なシェア取ってて、
その文脈の一つね、
いろいろあるんですよ。
いろいろ理由がある中の一つが、
小麦が高いから米粉で代替しようやったんですよ。
おー米粉パンのノリね。
日本でも一時期言われてたじゃないですか、
それこそウクライナロシアの話があった時期とかに、
小麦のパンが高いから米で代替できひんか、
とかいう話が一時期あったんですけど、
それを世界中がやったのに乗っかって、
インドさんが結構米輸出してたんですね。
そうなるとね、米の値段、
国際物流の米の値段が上がる。
全てが玉突きになっていくんですよ。
じゃあ米の代替品ってなっていくわけですよね。
なるほど。
結構小麦が中心というか支店になりやすいかな、
っていう感じはあります。
じゃあ食料事情を見るんやったら、
小麦とかトウモロコシとかを起点に、
どう広がって波及していくかっていうのを見るのが、
黒経済の見方ってことね。
見やすいということですね。
一番イメージしやすい。
イメージしやすいし、指標にしやすい。
なるほどね。
じゃあ国際商品指標でこのドンドンドンってくるのは、
2024年だから小麦入れてるわけじゃなく、
常にです。
常に小麦入ってるもんやと。
これ勉強になりました。
ありがとうございます。
こういうことで聞いていきたいんですけど、
コラム3でしたか。
ハリケーンの高工業生産への影響についてということで、
ハリケーンの影響
これハリケーンってさ、経済用語じゃなくて、
マジのハリケーン?
マジのハリケーンです。
マジのハリケーンって台風?台風じゃなくて、
アメリカ版台風?
アメリカ版台風です。
なんや。
2024年の夏から秋にかけてですね、
大きいハリケーンがテキサスとかフロリダとか南部のあたりに直撃しまして、
たまにニュースになりますよね。
アメリカででっかいハリケーン来たらさ、
名前つくやん。
そうそうそうそう。
あの名前つくやつが、
なぜ問題とされているのか、
今年特に問題とされたかっていうと、
これGDPに影響を与えたんですよ。
どんな程度で?
0.5%とか余裕で、
国家の0.5%めちゃめちゃでかいんですよ。
そりゃそうやね。
とんでもない、
特に高工業って書いてるでしょ。
テキサスとかフロリダとかって、
今工場結構、
特に最先端情報技術に関わる半導体とかですよね。
工場とか結構あったりするんで今。
前回かな、
アメリカの構造として、
カリフォルニア、フロリダ、テキサスっていうところが、
経済力のある4州としてあげた、
テキサス、フロリダっていうところがもろにハリケーン当たったんですよね。
で洪水とかも起きてうんぬんかんぬん、
GDPに0.5%、1%ぐらいのパンチ力で、
雇用も当然そこに付随してくるわけでしょ。
っていうところがあって、
これハリケーンの影響どうすかねっていうところが、
本当にアメリカ経済にどれぐらいの深刻さを与えるかっていうところが、
話題になったんですよ、2020年。
これさ、何がどう影響を受けるの?
例えばさ、工場が壊れるとかってこと?
工場壊れる。
壊れんねや。
壊れ方ってなんなん?屋根吹っ飛ぶとかってこと?
水没。
水没!?
基本的にはテキサスフロリダの洪水とかの、
まあ屋根もそうなんですけど、
基本的には洪水による水害っていうところが確かね、
一番大きな、
水害なんや。
そうなんですよ。
機械が壊れるとか、
機械が壊れるのか。
そもそも壊れちゃうし、
出勤もできないし、復旧するには水害って一番、
水抜かないといけないし、
確かにね。
これ工場の文脈じゃないけど、
塩害、海からだったら塩害にもなるし、
ああ塩分含んでるから、
塩害一発ってこと?
原油と天然ガスの価格動向
とか、
っていうところで、
高校業に結構大きなパンチ力を与えましたよ。
はいはい。
だから輸出が止まるとかそういう話じゃないってことね。
輸出が止まるとかではないですね。
国内経済を回すためのそもそもの生産が追いつかなくなるので、
これもインフレ要因、
さらに、だからインフレ要因になる。
そっか。
そう、物価上昇に起用しちゃう。
海天の今初めてページにたどり着いて見てるんですけど、
ああはいはいはい。
額エグいな。
ああそうなんですよ。
うん。
でしょ。
だってさ、初めて知ってんけどさ、
ハリケーンの影響がデカいやつ?
はいはいはい。
ビリオンダラー災害って言うんだよ。
ああそうそうそうそう。
初めて知った。
アメリカ海洋大気庁はビリオンダラー災害を公表してるがってことで、
ビリオンダラーなんで10億ドル?
はい。
1000億円よね。
1000億円です。
1000円まで言うと400億ぐらいか?
一撃1500億。
はい。
で、そこからさらに続きなんですけど、
ああはいはい。
2024年のハリケーンによる被害総額は1240億ドルって書いてて、
ねえ。
いやいやビリオンダラー災害124%って。
そうなんすよ。
いや、
死ぬ、死ぬ。
いや怒ったんすよ。
やばすぎる。
怒っちゃったから、で、
そりゃ国際経済のリスク要因のコラム立つんじゃん。
立つんすよ。
へえ。
そうなんすよ。
で、実際アメリカの経済情勢というかその指標がね、
1ヶ月2ヶ月モロに下がって、
うん。
で、普段だったらこんだけモロに下がったらリセッションだ。
要するに経済悪化への転換だって言うんやけど、
はいはい。
僕らみんなハリケーンやしなあって。
へえ。
その2ヶ月はちょっと様子見よか。
ああそうなんや。
ぐらい。
だからそこからの復旧の度合いっていうのがどれぐらいになるかで、
いよいよ経済状態に影響を及ぼしていきかねないよねっていう文脈。
なるほど。
書いてんの見てわかったわ。
うん。
額がとんでもないし、
はい。
すごいなんかあのなんていう、今書いてんねんけどさ、
はい。
停電なんやな。
停電のイメージつくわ。
ああもちろん、停電もあります。
そうそうそう。
停電もありますね。
太陽光発電とかがさ、結構乗ってたりとかすると、
ああそっかパネル飛ぶんか。
そうパネルがねーっていう話になっていくじゃないですか。
ああもう落とし柄大変なわけね。
そうそうそう。
これは確かに世界経済のリスク要因やわな。
なるんすよ。
でこれ気候変動だから。
はいはいはい。
だからバイデン政権、うちさ、
うん。
あのバイデン政権ディストランプすぎなんじゃないかって言われがちやねんけど、
全くそんなことないんだけど。
そう全くそんなことなくて、
これはね、マジでバイデン政権が言うところで正しいとは言わんけど、
なんで言うかな。
実際アメリカの気候変動を実感できる、国民レベルで実感できる影響になってきつつある。
でもさ改めて取らんかったからさ、前回取るか取らないか迷ったじゃないですか、トランプ政権のさ、
4-1シリーズか。
ああはいはいはい。
言わなかったけど、我々経済のホッドキャストやってる人間としては言っとかないといけないと思うんですけど、
ああはいはい。
いやあんな関税政策とかしたらさ、国内インフルで吹っ飛びますねって言ったらさ、
あの、我々取るか迷ったじゃないですか。
いやいや、迷いました、迷いました、迷いました。
あのー、あの減税政策とさ、
あのー、減税はまあともかくとして、関税政策はね、ちょっとどうでしょうねっていうところ、
あの経済学者は、8割から9割ぐらいは、ちょっと、まあ経済学上は、よろしくないかなとは一応、はい。
いろんな要因があって、我々政治経済情勢だから、一概に言うの難しいんですけど、
難しいんですよね。
つくなくとも、経済学の視点から見たときに、我々がトランプ推しに見えるわけがないと思う。
ああ、そうそうそうそう。
だからと言って、バイデン推してもダメですよ。
ああ、そうそうそうそう。まあちょっと主張しておきたいというか、
そう、トランプ支持者だっていう見方は、もう分かるからやめてね。
ああ、そうそうそうそう。違うんです。
それはないから。
あの、ないです。まじでない。
経済の視点からはまじでない。
経済の視点からはちょっと、まあ難しいかなというか。
まあ、どこでね、もちろんソフトランディングさせるかというところはあります。
ね、あの、教育投資の弁とかね、テレビでやらないけど、ありましたよねとか、
そういうとこすごいですよね、みたいなね、当時シリーズで撮ったと思うんですけど、
ああ、そうそうそうそう。
どこまで突っ込んで言うか迷ったもんですから。
ああ、まあまあ、そうそうそうそう。
まあ、ここでははっきり言っておきますけど、そういうことですよね。
世間的にもそろそろ言われ始めてる頃なんじゃないですか。
まあまあまあ、もしかしたらね。
この収録が出る頃にはいつ出るのやらと思いますけども。
じゃあ、世界経済のリスク要因のコラム2つはこんなもんですかね。
ハリケーンの影響と経済へのリスク
はい。
あれやらないと。
世界経済の潮流年次リストということで、
ああ、そうだそうだそうだ。
一体どんなもの扱ってましたんやということですね。
はい。
今年は、まずこれ内閣府から出てるレポートで、2巻2巻出ますよということですよね。
これが、いわゆる野村さんがいつも見てる、前回シリーズ撮りましたが、野村解体審査の中にある絶対見てるシリーズ。
はい、そうでございます。
で、前半戦はAIで買う労働市場で、
後半戦は今回の中国の構造問題と世界経済の影響でしたと。
はい。
昨年のやつを見る。
政治経済情勢活用ラジオ、次回へ続く。
13:54

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