なんかあくまでですね、このラジオを撮り始めてから、あえて私は経済ニュースを見なくなってるんですけども、インタビューしやすいようにね。
トランプ大統領は、なんかめっちゃ金利を下げろっていうか、下げるぜっていうようなニュースタイトル記事のが、たまに目に入るんですけど、
それと比べると、なんか下がらんかったみたいな印象もあるんですけど、それの兼ね合いってどうなんですか?
トランプさんは、おっしゃる通り、とにかく金利下げろと。
前回、政権に、大統領についた時も、とにかく、コンビ一緒なんですよ。前回トランプさん。
FRBパウェルさんっていう方なんですけど、トランプが。
前回のトランプ政権の時も、パウェルさんがやっておられて。
じゃあ、両陣営、人間が一緒ってこと?
そう、人間が一緒になったんですよ。4年の時を越えて。
で、そのバイデン政権の時は、パウェルさんではなかったってこと?
いや、ずっとパウェルさん。
ずっとパウェルさん?
そう、ずっとパウェルさんがやっておられて。
で、トランプさんに1回目の時も、下げろ、下げろ、下げろ、下げろって言われて、
下げなかったらお前、ファイヤーだって、ずーっと言われてたんですよ。
ファイヤーだ、流行ったもんね、1回目のトランプさんの時ね。
ファイヤーだ、ファイヤーだ、ファイヤーだって、あの表情で詰められるわけですよ。
でも、それで、パウェルさんは、1回目の時は、ちょっと、まあ、折れたとは絶対言わないですし、
まあ、折れてないんですよ。折れてないんだけど、金利を下げるっていう方向に、基本的に行かれて。
ああ、そうなんや。
0.25、0.5かな?まで下げてっていう感じで、経済を刺激しましたよ。
で、トランプさんが付加したんで、経済はどんどんどんどん良くなっていって、株価が高くなっていってっていうお話だったんですけど、
今回もトランプさんは、基本的には金利下げろと。金利を下げることが、国民の利益だって。
へー、そういう言い方をしてるんや。
言っておられる。
唯一の政策だ、みたいなぐらいの勢い。
ああ、そうなん。
言っておられる。だから、さっさと金利下げろって言ってるんですけど、
パウェルさんは、やっぱり中央銀行としては、
物価の安定っていうのが、やっぱり中央銀行がやることの目的の、まず第一の目的ですから。
そうですね。
そうなんです。
いやー、そうは言ってもやなと。
もともとは下げるつもりやったんやで。
これ、あくまで僕の翻訳というか、僕の言い訳です。
張訳です。
パウェルさんの気持ちというか、パイラルさんの考えをすると。
いや、ほんまはな、下げる予定やったんやで。
でもさ、トランプさ、お前の言ってる政策、絶対インフレするやん。
なるほどね。はいはいはい。
インフレというか、物価高ってこと?
そう、物価高。
物価高やでって、お前が言ってる話全部やったら、
そんな、俺に全部来るやん、責任。
ああ、もう物価高くて生活しにくいのは、エヴァルビーが金利下げたからやん。
それは感化できんよ。
え、そもそもさ、今何パーセントなん?
今、インフレ率?
金利、金利。
金利、えっと、今の米国金利は幅があるんで、
ああ、そうね。
4.25から4.5パーセントの間に誘導しますよっていう風に言ってます。
まあ、4.5と思ってもらえればいいんじゃないかな。
え、めっちゃ高くない?
めちゃくちゃ高い。
え、あの、え、ちょっと前回の話さっき出てきたじゃないか。
あ、はいはいはい。
前回のトランプ政権の時は、なんぼって言ってた?
0.25から0.5っていうのが誘導目標だったんですよ。
0.25から0.5の先にやったってこと?
はい。
え、じゃあ、バイネン政権の間に4パーまで上がったってこと?
4パーまで上がってます。
え、すげえな。
だから、これちょっと下がってるというか、5前後までいってますから。
へえ。
あの、っていうところまでいってます。
で、これは、それはもう明らかに物価の問題で。
はい、物価が高すぎて。
そう。
あの、もう、ね、あのね、すごいね、アメリカなんかハンバーガー食っただけで何千円みたいなとかね。
あ、そうですそうですそうです。
だから、金利をバーンって上げて、あの、急ブレーキをビューンってしてたみたいな、そういうイメージ?
そういうことそういうことそういうこと。
あの、一番高かった時で、前年比9.1%。
えっと、物価がね。
はい。
2022年6月。
あの、前半のね、収録でも言ってましたけどね。
はい、言ってましたけど。
で、それのために、あの、こんなに大きく動かすんよね。
すごい動かしました。
へえ。
なんか、さっきで言うとさ、日本はさ、こう0.25動いてたけどさ、
はい。
なんか、ざわざわウォーみたいな感じじゃないですか。
そうそうそうそう、実際そう、実際そうです。
なのに、その、こっちは0.25から、オライ!5%みたいな。
いや、もう、毎回毎回上げてたから、まだ足りん、まだ足りん、まだ足りんって言って、
おぉおぉおぉおぉおぉ、結構、結構ふかしますね。
へえ、そうなんや。
はいはいはいはいはい。
え、こんなに動くもんなん?
いやー、歴史的ですよ、結構。
あ、そうなんや。
歴史的歴史的。
だから、日本が特別動いてないわけじゃなく、
あの、下げる時は割と、結構いくんですけど、
あ、そうなんや。
上げる時はやっぱり、経済にブレーキ踏むことになるから、結構慎重になりやすくって、
あのー、ITバ、あ、ごめんなさい、えっと、もっと昔のね、インフレ時代?
はいはい。
石油機器とかの時のインフレ時代は、確かにものすごい上げ方したんですけど、
それ以来は、もうこんな上げ方はほとんどしてないと思ってもらって、いいんじゃないかなと。
その、アメリカ、日本以外って、こんなパンパン動くん?
えーと、例えば、欧州は、えっと、コロナ禍後の、
あ、もうほんと、米国と同じ時期ですよね。
はいはい。
5、えっと、ゼロから、約ゼロから、やっぱり5まで動かしますから、
うーん。
もう世界的に、上に動かす時期やったんですよ。
なるほどね。
はい。あのー、ウクライナ侵攻、ロシアのウクライナ侵攻があってから、
はいはい。
1年、2年っていう、期間の中は、もう全世界中が上げる。
なるほどね。
シンガポールさんも4.5まで上げてるし、
うん。
とか、で、中国だけは下げる方向やったんですけど、
うん。
あのー、前回もお伝えした通り、中国経済がちょっと、あんまりよろしくなかったんで、
はいはい。
あの、ブレーキなんて踏んでられるか、なんならデフレなんだから、吹かせっていう、
なるほど。
はい、方向でした。
え、今その、大統領側はさ、また下げろ下げろっておっしゃってるんでしょ?
はいはい。
どれくらいまで下げて欲しいみたいなんてあるんすか?
え、もう無限に下げろって言ってます。
無限に下げろ、じゃあ0ってこと?
0です。
あ、そうなんや。
0です、0。
0まで下げろ。
おもろい。
それも仲悪いって言ってるのと一緒やん、ほんま。
いやー、だから、米国の政局、政治って面白いなって思うよね。
えー、あ、そうですか。
見てるだけで、エンタテイメントをすごく意識しておられるなっていうところは、もしかしたらあるかもしれないですね。
なるほどね。
あの、見てもらわないと伝わらないからっていうところの、見てもらうっていうところは、
ちょっと、もしかしたら意識してる方が多いのかもしれないですね。
はい。
だから、日本への影響とかあるんすか?
えっとね、やっぱり、円安円高っていうところが一番関係がするので、金利のお話っていうのは、
はい。
えっと、金利が、アメリカさんが下がると、基本的には教科書的には円高。
うん。
教科書的には。
はい。
で、日元が金利を上げると、教科書的には円高。
うん。
だから、教科書的には円高じゃないかなと一応見られている。
なるほどね。
はい。
今後ね。
今後、はい。今後です。
なるほど。
じゃあ、ずっと円安になるんじゃないかみたいな感じの流れだったけど。
教科書的には、円高が想定されますよ。
けど、まあ大体教科書通り行かないよねっていう。
いや、まあね、よくわからないですからね、経済ねっていうのが正直。
教科書通り動くんやったら誰も苦労しませんからね。
まあまあ、その通りでございますというのがあります。
いろんな要因がね、為替っていうのもあるんで、
例えば、貿易収支っていって、日本からどれぐらい輸出されてるか、
どれぐらい輸入してるかっていうところで、
ドルの方がちょっと需要が多いよね、
日本円の方が需要が多いよねっていうところであって、
で、貿易収支の話、ちょっとめっちゃ雑談やけど、
貿易収支の話をすると、デジタル赤字のおかげで、
やっぱりちょっと、クラジは黒字なんやけど、
やっぱりちょっと苦しいなというか、
日本の輸出企業が結構頑張ってくれないと、
ちょっとしんどいなーっていうところはあったりします。
なるほど。
はい、あります。
はい、他じゃあ、今回の日本の金利、アメリカの金利でですね、
野村さんが物申したいことって他ありますか?
あ、まあ、物申したいこと自体はそんな感じかな。
大体言えました。
結構、中央銀行の政策を見とくのが、
我々はベストしますよっていうところと、
で、一概には言えないですよっていうところとね、
将来のことってなかなか言い切ることは難しいですよっていうところだけはお伝えできれば、
まあ、いいのかなというふうに思いました。
はい、じゃあ、あとは改めて収録として喋ってみた感想とか、
まあ、総括ですね、いわゆるエンディングなんですけど、
何か喋りたいことあります?
いやー、飯田さん、めっちゃうまいことミクロに繋げたなーって、
前回の西銀会で。
ああ、はい、前回って1個前ですか?
あ、そうそう。
1個前というか、このシリーズね。
あ、そう、このシリーズはね、1個前の西銀の時に、
賃金データ引っ張ってきて、
で、賃金上昇率、消費者物価といろいろ何か組み合わせたら、
こんな、なんていうの、この業界ってさー、みたいな。
この四角とのことか、ああ、その話ね。
その話は、すごく僕、そうやってミクロに繋げるんや。
いや、まあ、私、責任ない立場なんですよ。
いやいやいや、いや感心しました。
だからね、皆さんお気づきかわかんないんですけど、
私、パーソナリティーって言わないんです。
これこれ。
責任がない立場だから、インタビュアーはね、聞いてるだけですからね。
まあまあまあ、それはすごい思いましたね。
大阪風に言うと、常に後ろに知らんけど。
ははは、知らんけどね。
あの、場面間違えたら怒られる。
ぐらいのつもりで喋ってますからね。
ありがたいことです。