っていうところがマクロのデータからは見て取れる。
消費に、逆に言うと消費に回すよりも先に貯金に回すんやねっていう分析をこの記事ではしておられて。
賃金は上がってる先に消費じゃなくて、
2023年までの3年間にちょっとめべりした貯金をちょっと補填するっていうのを先にやり張ったんやねっていうのが、
2024年の4月から6月の間っていうのはデータとしてちょっと見て取れるように。
面白いなと思って。
なんでこの4月から6月なんですかね。
ちょうどおそらくなんですけど、春冬って言って、春の戦いと書いて春冬ですね。
給料が、特に大企業さんの給料闘争、闘争を言うたらあかんねんけど、
次の12ヶ月間の給料どうしますかっていうお話をだいたい2月から3月にされるんですね。
3月に決まって4月から給料反映されるので、
給料反映された後のすぐの直近のデータのはずなんですよ。
給料がたぶん上がったっていう、でも住民税はまだ上がってないっていう。
手取りがたぶんほんまに増えたタイミングのデータなんですよ。
なるほど見えてきたぞ。
じゃあ皆さん消費しましたかっていうと、さっきチョッチ君にもらいました。
ちょっと人々の生活っていうか、総体としての垣間見えるなっていうのが面白いなって思って。
さっき聞き逃したことがあんねんけど、1.5%減なんですよね。
3年連続低下したんですよね、2023年度は。
2023年度は何パーだったの?
1.5%と3年連続で低下したから、1.5%だよ。
なるほどね。めっちゃ少なくない?
コロナのとき11パーだったんだろ?
11パーだったんです。
1.5パーになってるってこと?
1.5パーになってる。
すんごいことになってますね。
そうなんです。
で、この4月6月は何パーだった?
4月6月が3.…
え?
そう、3ヶ月で。
コロナ期、じゃあとんでもなくみんな貯金してたってこと?
ああ、そうそうそうそう。
家から出る…使い道がないからってことかな?
使い道がないからやろうし、でもコロナ期のこの消費が抑制されて11.8パーまで上がってたってことですね。
うーん。
みんな飲食店で使うような感じなんかな?
外出へんと使わへんの?
いや、かもしれないというか、間違いなくそうだよね。
でも旅行できへんもん。
そう、旅行できない。
貯金を切り崩すっていうか、旅行したら貯金せへん。
たぶん旅行とか日々の飲食店もそうだし、本当に外出して娯楽、ショッピングもそうだし、っていうことが全て止まったときに、その分消費しないっていうところが結果として貯金になりましたよね。
なるほどね。だってあれか、外出せん方は服も化粧もいらんか。
そう、そうなんすよ。
なるほどね。すごいな。コロナ期の11%っていうのは他の都市に比べてもめっちゃ大きいんかな?
大きい、大きい、大きい。
聞きたいんが、例えば2000年とか2010年とかってどれぐらいなんやろうっていうのが気になって。
2000年が10%ぐらいやったんですよ。
じゃあ結構ある方ってこと?
いや、昔の基準で言うと10%ぐらいでまあまあこんなもんだよねーだったのが、2005年ぐらいには2.5%から3%。
ええ。
リーマンショック前にかけてちょっと増しになっていって、増しというかちょっと増えていって、だいたい5%前後。
ほうほうほうほう。
で、リーマンショック来ますね、サブプライムローン。あれでまた2%から3%ぐらいまで落ちて。
はいはい。
で、2014年ぐらいにマイナス3%ぐらいまでいってるんですよ。
減ってるってこと?チェキンが。
そう、チェキンが減っている。
ええ、すごいな。
これちょっと僕理由が、ごめんなさいわかんないんですけど、そこから回復していって、だいたいその後2016年から2018年、19年っていうところまで、だいたい2%かな2.5%かなーっていうところを推移してたところ。
じゃあ、え、これなんでその2000年以降ずっと5%以下みたいな数字になったん?
実質賃金が、おそらく2000年前後から減ってるんですよ。
へえ、賃金とマジで総勘とまでは言わんけど。
ある程度。
ある程度動いてるってこと。
あったのが、コロナだけは、コロナ禍以降ちょっと総勘が崩れててっていうところ。
ちなみに余談なんですけど、98年とか99年とか、その辺って高いのか低いのか。
98、99は12.5%とかまでいってる。
10%超えるんや。
そう、10%超えて、ちょっと高い時期だったですね、一時的に。
いや、なんで聞いたかっていうとさ、ノスタラダムスの大予言ってあったじゃないですか。
ああ、はいはいはい。
みんなあんま信じてなかったってことですね。
え、でもね、2000年の、これ2000年前後ですね、ほんまに2000年ちょうどぐらいから一気に貯蓄減ってるんですよ、貯蓄率が。
じゃあ、もう世界滅ぶと思ってない人が一定する。
え、かもしんない。もしかしたら何か起こると思って、いやいやいや、さすがにない。そうじゃないでしょみたいな。
さすがに統計には影響するようなものではない。
かもしれないですけど、でも確かに2000年前後で劇的に変わってるんで、一般論としてはですよ、あくまで実質賃金とか賃金の問題じゃないかなとは思うんですけどね。
なるほどね。
オブチ内閣とかやったじゃないですか。
やりましたね、シリーズものでね。
そうそうそう。あれが確か2000年前後じゃないですか。
そうですね。
で、不景気というか経済情勢がちょっと良くなくて、新卒の人たちもちょっと入っていけなくなって、どうしても能力がある人でもっていう時期が2000年前後っていうところだったんで、おそらく賃金の問題じゃないかなとは思うんですけどね。
いやでもなんかそうなんやなって今思いながら、絶対値が影響を受けるから言いづらいと思うんだけど、20万もらってたら1万円も貯金せへんってことですね。
そうやね。
だからできないよね。
できない。
20万じゃできないよね。
5000円してるかしてへんか。
だから30万円もらってる人が1万5000円貯金してるのってイメージつくけど、パーセントでやったら一緒やけど、20万円の人が1万円ってなったら途端にハードル高く感じるよね。
確かに。
貯蓄率ってそういうもんじゃない。だからさ、先ほど賃金が上がるとっていうのは行き地みたいなのがあって、25万で貯金を10%回すのは無理やけど、35万円の人が貯金に10%回すのは可能な気がする。
鋭い感じがするね。
そういう気がするな。
でちょっと年収別とか資産別とかで出して、もしかしたら1ソースちょっと僕これに関してはちょっと見に行ってないんですけど、見に行くとそこまで出てるかもしれない。だから面白いかもしれない。
どっかの手取りを皮切りに急に貯蓄率が上がったりとかありそうな気がしますよね。
ありそうな気がしますね。
なんと喋りすぎました。
結構喋ったね。
ということで注目ニュースはこんな感じでやっております。マクロ担当の野村さんとミクロ担当の飯田なんですけども、今までは2人セットでやってたんですが、1日1本にしましょうと。分割しましょうということでね。
今日は野村さんのマクロコーナーでこの貯蓄率っていうのは扱わせてもらいましたというところでございます。
多分交互になりますので、次はミクロ担当の飯田がやりますよと。
このニュースに関しては飯田は事前に聞いていて台本チェックをしてるんですけども、飯田の回は野村さんは完全に初見で聞いて、その場で突然収録をされるというスタイルでやっております。
飯田の回に関してはぜひ野村さんの反応を楽しんでいただけたらと思います。
ボトルキーの反応をしかしてません。
ボトキャストでしゃべりやすいネタばっかりを注目ニュースのところには持ってきてますので、そうではない、もっとマクロ的に非常に重要な意味での、本当の意味での注力ニュースって言ったらいいんですか。
政治経済側により関わるようなものはXの方に挙げてたりしますので、よかったらこのPSU、政治経済情勢活用ラジオのXとかフォローしていただけると嬉しいと思ってます。