飯田です。この放送は、ビジネスマンのための面白い経済ニュースとして収録しましたが、農林水産省の最新データ他を引用調査しながら収録しました。
市産業、市業界についての市場の推移、マクロ経済の影響、外部環境の変化などの影響が非常に興味深く感じられる内容となっております。
後半に向けてどんどん面白くなっていきますので、ぜひ最後までご視聴いただければ嬉しいです。
よろしくお願いします。
政治経済情勢活用ラジオ、本日はビジネスマンのための面白い経済ニュース一本のコーナーです。
マクロ担当、解説の野村です。
ミクロ担当、インタビューワーの飯田です。
本日のニュースは野村持込、ニュースタイトルはこちら。
お供え用菊の樹葉が咲いた中国雲南産の生け花、成果ですね。日本市場に浸透。
中国雲南産で生産される成果、生きる花と書いてあります。
生の花ね。
生の花ですね。
ここ数年日本市場に浸透し、中国と日本の貿易協力の注目点となっていると。
着実な輸出増は中国の花期産業、お花の産業の発展を促進すると同時に、世界の花期のサプライチェーン、供給網に新たな活力を吹き込んでいるということで。
ちょっと具体的なお話をしていきます。
日本では成果の生産量が減少している、まずそもそもの前提として。
輸入品がそれを補っているということで、例えば薔薇とかカーネーション、菊、霧花っていうものがこれにも含まれると。
ウェディング用だとか、お墓参りとかお仏壇とかにお供えするお花、仏花ってやつですよね。
あの辺が今はもう輸入物が多いと。
そうなんて僕もよく知らん業界やから、調べてみたところ農林水産省さんがですね、日本のデータを出しておられてちゃんと。
実際輸入花期は多くが霧花で主要な輸入先は中国、コロンビア、マレーシア。
春とか秋のお彼岸、お盆の菊、特定の時期に需要が集中する品種は輸入の割合が高いそう。
その中でも輸入量に占める中国産のシェアは2022年時点でカーネーションが25%でコロンビアに次ぐ2位。菊が22%でベトナムとマレーシアに次ぐ3位となっている。
そうなんです。もう4分の1ぐらいはいろんなお花、そういう中国から入ってきていてということですね。
物流コストの上昇とか円安の影響を受けて、日本の花期商社も調査戦略見直し、やっぱり地理的に近いアジア諸国からの輸入にシフトしている。
コロンビア産のカーネーションは花が大きくて品質も優れているんだけど、やっぱり日本からの距離が近いということで中国を選びがちだったりというところで近年増えていますよ。
農林水産省の花期の作付け面積及び出荷量というデータを見ると、毎年5%ずつぐらい減っていってるんですよ。
ヤバいよ。
少なくとも2%ずつ。
へー。
こういうところに、それこそ地方の産業がどうしてもちょっと苦しいとかっていうところで、石破さんもね、地方創生っていうお話掲げておられたけど、ちょっと垣間見えるなーっていうのを感じたりとかして取り上げてみましたっていう感じですね。
持つんですね。成果でしょ。
そうそうそうそう。
輸入できるもんなんよね。
だから数日とかね、1週間とか持つんやね。だからそこの技術ちょっと気になるというか。それは確かに面白そう。
そう。お花って輸入できるんやっていうのが一番の感想ですけど。
っていうところと、当たり前なんですけど、お花屋さんでお花売ってるってことは、そりゃ作ってる人おるわなっていう。
そりゃそう。
あまりに人並みな感想に行き着いてしまったんですけど。
いやいやいや、確かにその通りです。
その想像力ちょっとなかったな。
あー確かにね。
仕入れないといけないもんね。
そうなんすそうなんす。
だってお花屋さん、自分ちの庭で作ってるわけじゃないもんね。
そうそうそうそう。
仕入れてはるわけやもんね。
そうなんです。
本当に日本で昔は生産してできてたものっていうのが、これは農産物ではなくてね、普通に菊っていうか、農産物の一つではあるんだけど。
結構本当に中国から輸入してるものっていうものが本当に結構多くなってきてて。
逆に言うとね、逆に言うと、あくまで僕の感覚でしかないんですけど、日本国内ではほとんど供給されなくなってしまったけど、そこに堅い市場あるんだよっていうものは、ビジネス、事業環境として目の付けどころにできる可能性があると。
どういう土壌でどれぐらいの面積でさ、どれぐらい育ってどういう単価で売られてるかがわからないので。
そうそうそうそう。
一概には言えないんですけど。
農業するんやったらお花やってもいいんじゃないってことを言いたいってことだよね。
とかね。
余ってる土地の利用が、需要と供給が違うと思うんですけど、太陽光パネル敷き詰めるんやったらお花畑作ったらみたいな話に。
もしかしたらあるかもしれないよね。
なるかもしれないと思うんですよね。
状況にはもちろんよるし。逆に言うと、そういった状況になったからには、その理由や事情が必ずあるはずだから。
そうですね。
具体化するには無数の困難があって成り立たない可能性ってあるんですけど。
あるんだけど、そういうものを乗り越えた先には、もしかしたら枯れた市場といってね。
堅い市場があるかもしれないよねっていう。
純粋な疑問で、何県で作られてるんやろうね、おおむね。
例えば、桐花だったりすると農林水産省さんがデータこれも上げておられて、愛知県が19%、沖縄県が8%。
沖縄多いんや。
沖縄多いみたいです。
静岡6%、福岡5%、長野5%、40%近くか、生産されておられてっていう感じですね。
たまたま調べたら出てきたやつなんですけど、柿産業、令和元年の農林水産省の資料なんですけどね。
1998年に6300億円の市場規模があったと。
それをピークに減少し、2016年では約3788億円と40%減少した。
40%減少したらだいぶやね。
10年弱で40%の市場規模が吹っ飛んでしまったら生きていけません。
生きていけないよね。
無理です。
そりゃ国内ではやっぱり苦しいんだろうなっていうのは分かるし。
ウェディング需要もそうだし、お葬式とかの需要とかでもそうなんだけど、ちょっと縮小してるなっていう感じは見受けられるんで。
構造の見方は若干違うかもしれないですよ。
1997年は13130円だったんですよ。
1セタあたりの購入金額。
それが2017年では8757円、20%減なんですね。
つまり購入者の年間の購入額は20%減なんですけど、続きがありまして、栽培農家数が2000年の時は88000とありましたと。
15年後、2015年には54000と39%減少したということで。
純粋にも生産量が落ちてて。
生産側が原因じゃないこれ。購入額下がってるのは当然なんですけど。
そうかも。
だから出荷量が下がったのが、需要が減って供給給側が引っ張られたというよりは。
純粋に供給側。
供給側が先にくたばってるのではないかという。
いやいやいや。産業としてね。
そこは調べていくと面白そうだなというか。
この柿産業、つまりお花作る人たちやね。
上場企業とかあるんかな。
大高木さんとかおられる。
それは株式公開されてるんや。
公開されてます。
一部?あんま一頭一尾とか言わへんのか。
今スタンダードじゃないかな。
面白いですね。いろんな資料が出てきますよ。
農林水産省の統計とか見ると、一世帯あたりの切り花の消費額が多い国のランキングとかあって。
1位が飛び抜けてスイス。
すごい。
どんぐらい?
GDP一人あたりの購入金額割合っていうデータ出てるの。
すごいな。
すごいね。
0.2%
結構多いよね。
結構多いと思うよ。GDPの0.2%は。
かなりやと思います。
単価も書いてて、82ユーロ。
日本が、全部ユーロで統一されてるんですね。
32ユーロ。
一番少ないのがロシア。5ユーロ。
寒いからね。
日本は中堅ぐらいですね。
中堅ぐらいか。
スイスが飛び抜けすぎてて。
飛び抜けすぎてて、感覚が。
そう。
文化的なもんだったりするんかな。
あるかもしれない。
逆に言ったら、もしかしたらスイスに対して、
日本ならではのお花を。
日本の気候ならではのお花っていうものがあって。
冬とかね。
難しいのかもしれないですけど。
コロンピアから持ってこれんからな。
多分、何かしら方法はあるんちゃうかなと思うんで。
そういう視点で眺めてみても、もしかしたら面白いかもな。
生産は農家っていう扱いなんですね。
生産側の割合みたいなのも書いてるんですけど。
輸入業者と種の業者と生産業者が書いてるんですけど。
種の業者は40社ぐらいしかないんだって。
そうね。
でもさっきの生産と数はさ、
5万4千まで減ったみたいだったじゃないですか。
そうとか見受けられたりとか。
でも書いてるのを見るに、まさに生産者の高齢化だそうですね。
そうよね。どこもそうよね。
特にそれしかないよね。
生産側がしぼんで、供給側はそれを埋めるために
輸入にどんどん加減をきているっていうことね。
でもなるほどね。柿産業って切り花もあるけど、そっちじゃないよねメインは。
菊とか。
というより寛容植物的なもん。
ああ、そっかそっか。
含むっぽくて。
観光総裁の出荷は全体の産業割でいうと2割ぐらいらしくて。
土木建築関係に4割近く出荷されるんだって。
土木建築?
だから住宅とかでマンションの軒にお花とかあったりするやん。
そういうことか。
ああいうの。あと商業ビルとかさ。
ああある。
あとがイオンの中のちょっと花壇とかあるやん。
はいはいはい。
多分ああいうところの出荷が4割を占めるっぽいですよ。
なるほど。
需要はなんぼでもたら言えへんけど、ちゃんとあるはずよね。
まだまだ調べたら面白そうやけど。
ちょっと前のやつなんですけどね。
はい。
世界では毎年80億ドル分ぐらいの成果が産地で収穫され梱包され世界中に送られそうですけども、
ほとんど欧州が独占した産業は今や赤道周辺の地域が重要な輸出産業になっていて、番組みたいなのがBBCでありました。
へえ。赤道の周りの国々が輸入する側?
輸出する側か。
濃いですね。
気候変動とかでそういうところの方が作りやすいとかなんかな。
なんですかね。
課題のところにですね。
はいはい。
農林水産省の資料の課題には、
公共投資建築需要においてる柿類、花と木ですね、と芝の需要減少が大きな課題だったり。
需要減少なんや。
ピーク時から比べるとね。
ああ、そういうことね。
そうよね、これピーク時1995年設定なんですよ。
はいはいはい。
当時のマンションってさ、結構言い方だけど草生えてたやん。
めっちゃ直接的。
いやいやでも分かる分かる分かる。
マンションのさ、入口があってさ、草生えてたやん。
分かる分かる分かる。
草って言い方あるんですけど、お花とかさ、木とか。
あの、なんていうの、高層マンションがもうちょっと少なくって、
そうそうそう。
その、低層の5階建てとか6階建てが多かったし、
で、敷地もちょっと広かったから、
そうそうそう。
あの、庭とかちょっとしたものがあったのよね。
ありましたよね。
うん、昔は。
てか昔はてかその、今で言うと地区40年ものぐらいのマンションとか見ると、
あるよ。
あるあるある。
お花コーナー的なというか、自然コーナー的な。
分かります。
で、今ってさ、パワーマンションとか、
はい。
で、エントレンスめちゃ綺麗でさ、洗練されてるけど、
うん。
確かにお花ないよな。
いやし、
うん。
縦に長いから、
そうそうそう。
横の敷地に、やっぱ、お花をたくさんっていうわけにはいかんもんね、そうなると。
で、都会ではさ、結構さ、その、容積率問題で高い建物建てれへんところに、
細いさ、
あー。
1階層あたり2部屋しかないようなマンションをさ、結構建てたりする。
あー、分かる。
あれには、当然使わないよね。
いや、当然使わないね。
うん。
いや、なんかこれ、生活形態の変化もあるんじゃない?