情報過多の時代
作礼の上とか、結構付箋とかありますよね?
スマホのメモも。
ええ、ありますね。ついつい読みかけの本とかも。
そうそう。それでなんか、いろいろ学んでるはずなのに、
あれ?何が目についてるんだっけ?って思うことありませんか?
ああ、わかります。すごく。
今回お預かりした資料を見ると、
その、なんていうか、散らかった漢字が、
実は可能性の始まりかも、みたいなことが書いてあるんですよね?
ええ、そうですね。
今の時代、情報が多いですから、
何か一つを完璧に、っていう方が、むしろ難しいかもしれないですよね?
ですよね。
だから、いろいろなことに関心を持つこと自体は、すごくいいことだと思うんですが、
ただ、それが散らかったままだと、やっぱり疲れちゃうじゃないですか?
まさに。それで、今回の掘り下げでは、
その散らかりを力に変えるための鍵として、
Learning in Public。
LIPですね。
そう、LIP。それと、もう一つ、スパイラル学習。
この一つについて、ちょっと考えていきたいなと。
はい。
これ組み合わせると、面白い学習エンジンになるみたいですね?
ええ、そうなんです。
じゃあ、まずそのLIPですけど、資料だと、学びの途中を発信することだと。
でも、なんで完成品じゃなくて、途中を出すのがいいんですかね?
なんか、完璧じゃないと出しにくいかなって。
ああ、いいポイントですね。
そこが結構考え方の転換点で、
昔は専門家になってから発信みたいなのが普通だったんですけど、
そうじゃなくて、学んでるプロセスそのものに価値があるんじゃないかと。
資料にあったUXデザイナーのAさんの例ありましたよね?
Aありました。
彼女なんかは、毎週のちょっとした気づき、TILみたいなやつですかね?
それを発信し続けたわけです。
TIL、Today I Learned、今日学んだことですね?
そうです。
そしたら、それが共感を呼んだり、結果的に仕事にもつながったり、
未完成だからこそ、他の人からのフィードバックとかつながりが生まれやすいという側面があるんですよ。
なるほど。完成度よりプロセスとかつながり。
学びのプロセスの重要性
TILみたいな短いメモからなら、なんか気軽にできそうですね。
ええ、その手軽さが続けるコツかもしれませんね。
次に、スパイラル学習ですが、
スパイラル学習、はい。
これは文字通り、螺旋階段をイメージしてもらうとわかりやすいかなと。
ほうほう。
1回で全部覚えるんじゃなくて、むしろ忘れることを前提にするんです。
へえ、忘れる前提ですか?
ええ。で、同じテーマに角度を変えながら何回も触れるっていう考え方ですね。
ああ、なるほど。資料のAさんも、同じ本を時間を置いて何回も読んで、その度に発見が違ったって話がありましたね。
まさにそれです。それがスパイラル学習の実践例ですね。
また後で戻ってくる、みたいなその感覚が大事だと。
焦らないってことか。
そうですね。焦って詰め込むんじゃなくて、繰り返し触れる中でこう自然と理解が深まっていく感じで。
それで、このLIPとスパイラル学習を組み合わせると、特に効果的なんですよ。
と、言いますと?
あのー、学んでも身についている実感がないっていう悩み結構あるじゃないですか。
ありますあります、すごく。
それに効くんですね。
LIPで学んだこととか疑問を発信しますよね。
はい。
それ自体がアウトプットで、一種の復習になる。
なるほど、確かに。
で、その発信に対する反応とか、あと自分で振り返ること自体がスパイラル学習の裁縫、つまりもう一度そこに戻ってくるきっかけを生むんです。
あー、繋がってるんですね。
前は点だった知識が発信と裁縫を繰り返すうちに線になって面になっていくみたいな。
完璧を目指さないからサイクルが回りやすいんです。
その散らかりとか忘れがむしろプロセスの一部として機能するわけですね。
発信が復習を促して裁縫がまた次の発信のネタになる。
自己強化サイクルだ。
そういうことです。
だから、もし実践するなら本当に小さく始めるのがいいですよ。
小さく。
資料にもありましたけど、例えばテーマはまず一つに絞るとか、アウトプットもTILメモを週一で公開するとか一つ決めて。
大事なのは2週間後にこのメモを見返そうみたいな予定をちゃんと入れておくこと。
見返す予定?
途中で他のことに興味が移ってもそれはそれで全然OKで、その寄り道がまた新しい繋がりとかネットワークになるかもしれないですから。
なるほどな。
ここまで聞いてて、もしあなたがいろいろ気になるけどどうもまとまらないなとか、学んでるんだけど自信に繋がらないなみたいに感じてるとしたら、
はい。
まさに今回の資料の著者がやっている多動迷子メルマがっていうのがすごくヒットするかもしれないですね。
そうですね。このメルマがまさにそういう学びの迷子感を抱えてる人に向けて書かれてるみたいですね。
へー。
リットとかスパイラル学習みたいな考え方を日々の生活とか仕事にどう活かせるか、具体的なヒントとか視点を提供しているとのことです。
じゃあ気になること多すぎとか、いろいろやってるけど成果感じにくいみたいな人に。
特にそういう方に読んでみてほしいと資料にはありますね。
発信して仲間と繋がって繰り返しで知識を深めて、自分だけの血の輪郭みたいなものを描いていく旅みたいな、それをサポートしてくれる感じなんですかね。
そんなイメージだと思います。もしご興味あれば、概要欄にリンクがあると思いますが、こちらから登録できるそうです。
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はい、ありがとうございます。
なんか決められた一本道をきっちり歩く学習だけじゃなくて、あなたのその散らかりとか寄り道から、あなただけの知的景色が生まれるのかもしれないですね。
えー、本当にそう思います。
そのユニークな景色を一緒にデザインしてみませんか。