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2025-05-06 06:53

【NotebookLM】行動経済学で読み解く“私の迷子癖”

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サマリー

行動経済学の視点から、選択のパラドックスや損失回避が人々の迷いや決断の鈍さにどのように影響しているのかを探ります。また、セルフナッジの概念を通じて、日常の行動デザインの工夫が重要であることを示唆しています。

選択のパラドックスと損失回避
選ばなきゃいけないのに、なかなか決められないとか、やらなきゃいけないって分かってるのに、どうも動けないとか、あなたもそんな感覚、抱えることありませんか?
ああ、ありますよね。
目の前に情報とか選択肢はいっぱいあるはずなのに、なぜか一歩が踏み出せない。
今日はですね、お手元の資料をヒントにしながら、その多動迷子とも言えるような状態の背景にある真理、これを行動経済学の視点から一緒に探っていきたいと思います。
ゴールとしては、あなたがなぜ迷ってしまうのか、その仕組みを理解して、具体的な次の一歩を見つける、そういうヒントが得られたらなと。
決められないっていう感覚、決してあなたの意思だけの問題ということではないんですよね。
行動経済学が示しているように、私たちの選択とか行動っていうのは、必ずしもいつも合理的とは限らなくて、特定の心理パターンで結構影響を受けてるんです。
なるほど。
資料にもありましたけど、まず面白いのが、選択肢が多すぎると、かえって選べなくなるっていう点ですね。
それすごく気になりました。ジャムの実験の話ですよね。
そうです、そうです。
いっぱい種類がある方が何か良さそうなのに、実際は違うと。
まさに、それがいわゆる選択のパラドックスと呼ばれる現象なんです。
選択のパラドックス。
選択肢が多いと、人は決断麻痺って言いますけど、そういうのを起こしやすくなる。
さらに、あっちを選んでおけば良かったかもっていうその見越し後悔とか。
あるいは、選んだ後で本当にこれで良かったのかなって悩む決定後後悔。
こういうのを恐れる気持ちも決断を鈍らせる原因になるんですね。
後悔したくないって気持ちすごくよくわかります。それが行動を躊躇わせる大きな要因なんだ。
資料だと、それに関連して損失を避けたいっていう心理も触れられてましたけど、これも影響が大きいんですか?
非常に大きいですね。損失回避と言いまして、人は何かを得る喜びよりも、同じくらいのものを失う痛みの方をより強く感じてしまう。そういう傾向があるんです。
へー。
この心理が、例えば現状維持バイアス。
現状維持。
つまり、変化するよりも今のままでいることを無意識に好んでしまって、新しい挑戦を躊躇わせる力になったり、あるいは過去に費やした時間とかお金、労力、そういったコストにこだわって、もうやめた方がいいのにやめられない。
サンクコストバイアス。
サンクコスト。
これも損失回避と関連が深いと考えられていますね。
なるほど。損したくないから、つい今のままを選んじゃうし、今までやったことが無駄になるのが嫌で、ずるずる続けちゃうみたいな。
そういうことですね。それに加えて、脳が使う思考の近道、いわゆる認知バイアスっていうのも行動を左右するんですよね。
セルフナッジの活用
へー、そうですそうです。資料にあった現在バイアス。これは正直ちょっと耳が痛いんですけど。
まあそうですよね。将来の大きな利益とか成果よりも、目の前の小さな快楽とか安心感を選んでしまう心理ですね。つい後でやればいいかって先延ばしにしちゃったり。
やっちゃいますね。
こうしたバイアスって、人間なら誰にでもあるものなんです。だから重要なのは、まず自分は今どんなバイアスに影響されているかなって、その存在に気づくこと。
なるほど。まず気づくこと。
そしてその上で意志力だけで頑張るぞってやるんじゃなくて、行動しやすい仕組みを作ることに目を向ける。そこで出てくるのがナッジ理論なんです。
ナッジ。そっと肘でつつくっていう意味でしたよね。
そうですそうです。
矯正するんじゃなくて、より良い選択を後押しするような環境デザイン。資料にあった男性用トイレのハエのマークの話。あれまさにそれですよね。
まさにそれです。あれで敵を絞らせることで綺麗に使ってもらうっていう。
面白い。
面白いのは、これを自分自身に応用できるセルフナッジっていう考え方があるんです。
セルフナッジ?自分で自分をつつくみたいな。
そういうイメージですね。行動をeasy、つまり簡単に、アトラクティブ、魅力的に、ソーシャル、社会的に、そしてタイムリー、タイミング良く、この頭文字を取ったEASTフレームワークっていうのが結構役立つんです。
EAST、方法。
例えば、運動する習慣をつけたいなら、前の晩にウェアを枕元に置いておく、easy。ちょっと気が進まない作業に、終わったら好きな飲み物を飲む、みたいなご褒美をつける、アトラクティブ。
いいですね。
あるいは、誰かと一緒の目標に取り組んで進捗を報告し合う、ソーシャル。自分が一番集中できる時間に大事なタスクを入れる、タイムリーとか、そういう工夫ですね。
なるほど。意思力に頼り切るんじゃなくて、環境の方をデザインして行動しやすくすると、なんか自分専用の選択アーキテクトになる、みたいな感じで面白いですね。
そうなんです。これなら試してみて、ちょっと違うなと思ったらまた調整すればいいわけですし。
その通りです。ここまで見てきたように、あなたがもし今、多動迷子みたいな状態にあるなと感じていても、そこにはちゃんと行動経済学的な理由があって、意思力だけじゃなく、仕組みでアプローチできる可能性があるっていうことが、少し見えてきたんじゃないかと思います。
確かに。
大切なのは、やっぱりこれらの知識をあなた自身の状況に、じゃあどうやって活かしていくかっていうことですね。
本当にそうですね。迷ったり、行動できなかったりする背景にある真理を知って、その上でセルフナッジみたいな具体的な工夫を取り入れてみる。
これってまさに多動迷子の状態から、自分でダジを取っていく公開心になるための第一歩かもしれないですね。
素晴らしい捉え方だと思います。それでですね、この探求をもっと深めたいとか、具体的なセルフナッジのコツ、他の人はどうやってるのか、そういう事例を知りたいっていうあなたのために、無料のメルマガがあるって伺いました。
はい、そうなんです。
行動経済学に基づいた迷いの減らし方とか、セルフナッジをうまく活用するヒントとか、そういうのがさらに詳しく解説されてるそうですね。
環境をデザインするってことは、ある意味で自分自身に力を取り戻すエンパワーメントとも言えるかもしれませんね。あなたならどんな最初のひとつき、つまり最初のナッジをご自身のためにデザインしてみますか。
そのメルマガへのリンクはこのお話の詳細情報のところに記載しておきますので、ちょっと気になるなと思ったあなたはぜひチェックしてみてください。
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