衝動の正体探求
ついポチっちゃった!とか、またスマホ見ちゃってた!時間!みたいなこと、あなたもありませんか?
頭ではやめとこうって思ってるのに、なんでかお金とか目の前の楽しいことに引かれちゃうんですよね。
今日はですね、いただいた資料【脳科学で解き明かす衝動と自己制御】をもとに、私たちのこの衝動ってやつ、その正体を脳の仕組みからちょっと深く見ていきたいなと。
よろしくお願いします。私たちの行動の裏には、結構巧妙な脳の働きがあるんですよね。
これを知るっていうのは、自分自身をより深く理解して、日々の選択を賢くしていくための一歩になるんじゃないかなと。
衝動がどこから来るのか、そしてどう付き合っていくか、そのヒントを一緒に探っていきましょう。
はい。まず基本的なところから、私たちの脳って大きく3つの部分に分かれてるんですよね。
そうなんです。それぞれ役割があって、まず生きるための基本的な本能的な動きを司る原子脳。
それから喜びとか怒りとか、そういう感情を生み出す感情脳。衝動的な反応にはここが深く関わってますね。返答体とかそういうのが。
そして最後に、計画を立てたり、まさにその衝動をグッと抑えたりする高度な思考。
これを担うのが理性脳。特にその中心にある前頭前夜です。
なるほど。原子脳、感情脳、理性脳、この3つが攻めき合ってる感じなんですかね。
特に最後の前頭前夜が重要そうですね。
まさに。この前頭前夜っていうのが、いわゆる人間らしさの源とも言えるかもしれません。
目標のために計画して、将来のために今のやりたいをコントロールする力。
資料にもありましたけど、やっぱり成功する人とそうでない人の違いって、この前頭前夜の働き、
特に衝動をどれだけうまくコントロールできるかっていうところに結構左右されると言われてますね。
で、その衝動に大きく関わるのがドーパミン。
これ私ずっと快楽物質だと思ってたんですけど、でも資料を読んだら、なんかそれだけじゃないみたいでちょっと驚きました。
それはすごく大事なポイントですね。
ドーパミンって、何かを手に入れてやったーって感じた時よりも、むしろお、なんかいいことありそうとか、
これ手に入りそうっていうその期待、その期待感に対してわーっと分泌される。
いわば予測物質としての面が実は大きいんですよ。
予測ですか?期待?
じゃあ例えば買い物だったら、買ったものが届いた瞬間よりカートに入れて後で買おうかなとか、
もうすぐ届くぞーって思ってる時の方がワクワクしてるみたいな。
まさにそれです、それ。
スマホの通知がピコーンってなって、誰かなーって思う瞬間とか、
あるはギャンブルで次こそーってレバー引く瞬間とか、
あの高揚感、あれがドーパミンの働きです。
報酬そのものより報酬への期待感が私たちを強くこう行動に借り立てる。
脳がこれをやったらいいことあるかもよーって予測して消しかけてるわけですね。
この仕組みがいわゆる報酬系回路の中心的な働きと言えますね。
なるほどー。
だから分かっちゃいるけどやめられないってことが起こるんですね。
期待に弱いんだ人間は。
でもなんで私たちは特にお金とか甘いものとかSNSのいいねとか、
そういうものにこんなにからえないんでしょうかね。
あーそれはですね、私たちの脳のその基本的な設計が何万年も前の
あの狩猟採集時代から実はあんまり変わってないからなんですよ。
当時は生き残るために糖分とか脂肪が多い食べ物とか仲間から認められることとか、
子孫を残すチャンスとかそういうのはものすごく貴重で、
だからそれを強く求める衝動というのは生きるためにまあ必要不可欠だったわけです。
あー生きるために必要だったものが今はもう簡単に手に入りすぎちゃうってことですか。
衝動と自己制御の鍵
そういうことなんです。
現代だともうスマコ一つあれば高カロリーな食べ物もSNSでの承認も、
まあ異性との出会いの可能性だって手に入っちゃう。
でも私たちの脳はいやいやこれは貴重で大事なものだぞってまだ認識しちゃってる。
だから過剰に反応しちゃうんですね。
これが進化とのミスマッチ、いわば罠みたいなものですね。
しかもSNSみたいに他の人と比べやすい状況だと、
自分の価値を確認したいっていうその社会的比較の本能も刺激されちゃいますしね。
ええ、さらに厄介なのは強い快楽刺激ってあの慣れが生じやすいんです。
同じ刺激じゃだんだん満足できなくなってもっと強い刺激よって求めちゃう。
これがまあ依存とかにつながる危険性もあるわけです。
うーんなんか手強いですね私たちの脳って。
でもでも希望もあるんですよね。ただ流されるだけじゃない。
もちろんです。もちろんです。
そこでいよいよ活躍するのがさっき話に出た理性の前頭前夜です。
衝動的な欲求つまり感情脳とかドーパミンの働きをちょっと離れたところから見て、
一歩引いてこれ本当に今いるって判断して行動をコントロールする力。
資料ではこれを観察する力って表現してましたね。
この前頭前夜を意識して鍛えて使っていくことが鍵になります。
その前頭前夜を鍛える具体的な方法っていうのも資料にいくつかありましたよね。
たくさん書いてありましたが例えばどんなことがいいんですか。
そうですね例えばマインドフルネス瞑想は非常に有効だとされていますね。
これは今ここの自分の感覚とか考えに良い悪いとか判断せずにただ気づく練習です。
これをやることで衝動的な考えが浮かんでもそれにすぐ飛びつくんじゃなくて、
あ今こんなこと考えてるなって客観的に捉える力つまり前頭前夜の観察力が養われると。
なるほど。
瞑想で自分の心の動きを見るトレーニングをするんですね。
そうです。あるいは未来の自分を具体的に想像するっていうのも助けになりますね。
衝動に流されちゃった場合の未来とそれを乗り越えた場合の望ましい未来これをリアルに思い描くことで前頭前夜が働きやすくなって長期的な視点で判断しやすくなるんです。
他にも誘惑そのものを物理的に遠ざけるとか質の高い睡眠とか運動とかそういうのも前頭前夜の機能を助けるって書いてありましたね。
こういう脳の仕組みを知るとなんか自分のことだけじゃなくて周りの人の行動もちょっと違って見えるかもしれないですね。
例えばつい衝動外しちゃう人とか。
ああそうですね人の行動を単に意思が弱いなって片付けるんじゃなくてこの人の脳の報酬系が特定の期待に強く反応してるんだなとか。
もしかしたら今前頭前夜のブレーキが効きにくい状況なのかなとかそういう見方ができますよね。
資料の最後の方にもありましたけどその行動がどんな報酬期待感のドーパミンなのか繋がりを感じるオキシトシンなのかとかそういうのに結びついているのか。
それはすぐ得られる報酬なのか後から聞いてくるものなのか代わりの行動はないかとかそんな風に分析的に見るのも理解を深める上で役立ちますね。
資料を深く見てきて人間って必ずしも合理的に行動してるわけじゃなくて無意識のうちに報酬への期待にすごく引っ張られている存在なんだなって改めて思いました。
その気づき自体がもうすごく大きな一歩ですよ。
この脳の仕組みをこう知っているだけでも自分の衝動的な行動にあって気づいてちょっと立ち止まって考えるそういうきっかけになりますから。
最近あなたがついやっちゃったなっていう行動それをどんな期待に突き動かされていたんでしょうね。
少しこう振り返ってみると面白い発見があるかもしれませんよ。
そうですね。もし今日の話を聞いてもっと脳の仕組み知りたいなとか衝動に振り回されずに自分が本当に望む未来を描けるようになりたいって感じたなら資料の最後で紹介されていた
脳科学を味方につける未来をデザインするメール講座これをチェックしてみるのも次の一歩としていいかもしれませんね。