AGIの進化と労働の未来
価値ある人が報われるラジオ。はい、みなさんこんにちは。多動迷子のペスハムです。このラジオは僕と同じ、好奇心はあって、いろいろやりたいことはある。
でもいろいろやっているうちに気づいたら自分が何の人なのかわからなくなってしまう、そんな多動迷子の人向けにお話をしております。
今日はですね、ちょっと壮大な話なんですが、AGIの時代にお金はどこへ向かうのか、というお話ですね。
はい、えっと、ちょっと未来のことを考える機会があって、
そもそもですね、このAI時代に人間がどうなっていくのか。
今、ホワイトカラーがやっている仕事の大半がAIによって置き換わるのではないか、というふうに言われている中で、
その、AIが、
違うな、AI時代に人間が学ぶべきこととか、そういったことを
いろいろ聞いてたんですけど、
結構皆さんがやっぱり関心あるところとして、お金ってあるじゃないですか。
正直この仕事がなくなるとどうなるのかっていうと、お金がなくなるってことですよね。
仕事がなくなったら、その分楽しいことをやればいいので、別にお金があればいいですよね。どうなんだろう、わからないですけど。
でも、たぶん仕事がなくなるのが怖いというかは、お金がなくなるのが怖いって思う人も多いんじゃないかなと思うので、
でもお金はあるわけじゃないですか。そのお金はどこに行くんだろう、ということをちょっと思ったんですよね。
AGIっていうのは、アーティフィシャル・ジェネラル・インテリジェンスということで、汎用人工知能というふうに言われておりますが、
いわゆる、AIが自分で自律的に動く、今、AIエージェント、その先にある
AIが自分で意思を持って勝手にですね、製作の方向性判断をして、それで勝手に動いていくみたいな、
AIがAIを作っていくみたいな、そういうところですね。 つまり人間が何もしなくても、AIが勝手に生産して、
AIが勝手に判断して、AIが勝手に動いていくみたいな、そういったような世の中に、
本当にね、数年、5年ぐらい以内になってしまうんじゃないか、というふうに言われていたりします。
お金の流れの変化
そういうふうになると、まずお金の流れとしてどうなるかというと、
この給料ですね、やっぱり
企業が、その従業員の労働に対して、その対価として給料を払うというのが、
今、当たり前の構造になっていますけれども、
圧倒的にこの労働者の労働がですね、AIに置き換わっていきます。
そうすると、もうほとんどですね、これまで給料として支払われていた分は、
支払われなくなりますよね、単純の対価としては。
そうすると、どこにそのお金が行くのかということなんですけど、
企業単位で見ると、やっぱり一つはこのAIインフラへの投資になります。
つまり、BSバランスシートというところから、
いわゆるこの費用として給料を払っていくというところから、
投資のところに行くわけですね。
資産を投資して、その投資回収をして資本を大きくしていくという方向に行くと。
その資本の流入先というのが、おそらくAIインフラだとか、
AI関連のですね、投資になっていくのではないかというところはありますよね。
つまり構造としては、資本化、企業でいうと経営者、株主というところが、
さらにこの資本を投資して、そこで収益を獲得していくという、
どんどんどんどん資本化有利になっていくという構造がまず見えますよね。
じゃあ、これまで労働者だった人たちはどうなるの?というところで行くのが、
やっぱりベーシックインカムといわれるものですよね。
もう結構皆さんご存知だと思いますけれども、
一律あるいは何か活動に応じて支払われるような、
そういう最低限の生きるためのお金。
これがどれぐらいに設定されるかというのは、
またこれも企業単位なのか、あるいは国単位なのか、
あるいは国を超えた世界単位というかね、
そういうふうになるのかというのもまだ分からないですけれども、
こういうふうに生きるためにですね、
生きるためのお金というのが付与される未来というのは、
これはやっぱり現実的に見えてきますよね。
個人の生存戦略
ただ一方で、このベーシックインカムが導入されると、
人がだらける、怠ける、働かなくなる、
なんていう未来もあるんじゃないかなって思われますよね。
いわゆるですね、何もしなくても、
お金もらえるんだったら別に何もしなくていいやっていう人たちが
増えるかもしれないっていう仮説ですよね。
これは、それでもいいよっていう考え方もなくもないんですけど、
やっぱり人間はですね、自己実現欲求だとか、
社会的な欲求というものが、
これマズローの五段階欲求なんて言われますけどありますから、
やっぱりですね、何か自分が人のために役立っているだとか、
どこかに働いているみたいな感覚っていうものは必要だと思うし、
それによって得られる報酬みたいなものっていうのは、
やっぱりあった方が社会設計上いいと思うんですよね。
そういった意味では、このベーシックインカムっていうところに
ちょっと段階的な差をつけていくだとか、
そこで人々の競争心だとか、よりいいことをしたら
もっといいものがもらえるみたいな、そういう仕組みを設計していく
必要があるんじゃないかなとは思われますと。
ただし、おそらくそれを設定していくのは国家になると思うんですよね。
それを考えたときに、やっぱり日本の国単位で見ると、
まず少子高齢化が非常に深刻、深厚しているのと、
やっぱり既得権益層の力が強くて、
なかなか大規模な変革っていうものをしにくい国民性がありますよね。
だからそのときにどうなるのかっていうのは結構心配っちゃ心配ですよね。
あとですね、やっぱりすごく重要になってくるのが、
やっぱりコミュニティだとかエンタメだとか、
そこに基づくクラファン投げ銭みたいな地域通貨とか、あとはトークンですね。
こういったものがやっぱりすごく重要視されていくんじゃないかなっていう感覚がありますよね。
やっぱり自分自身で全て実現するっていうものが、やっぱり難しい人っていますよね。
いくらAIを活用しても、そもそも自分では大規模な何かを叶えることができないみたいな人たちって
絶対たくさんいるので、そういう人たちの夢の向き先に応援先だとか、
何かを実現しようとしているみたいな、そういう挑戦をしている人に対する投げ銭的なものとか、
クラファン的な支援、寄付みたいなものがより強まっていくんじゃないかな。
これはトークンによって、ただの消費ではなくて、さらに投資的な側面がついてくるっていうのも
もっともっと進むと思うんですけど、やっぱりここがですね、すごくより進行してくるんじゃないかなということで、
まさに昨日の話ですけど、CNPとか、まさにドンピシャっていう感じはしますよね。
もっと大きくなってほしいなとは思うんですけど、そういう観点は非常にこれから重要になるんだろうなという気はしています。
じゃあですね、個人単位で見たときに、どういうふうなことを今のうちからしていったらいいんだろうかという観点も見てもらったんですけど、
やっぱり一つはですね、ベーシックインカム以外の報酬源をちゃんと持つということですね。
これは端的に言うとやっぱり投資ですね。インデックス投資をはじめとした、きちんと今のうちから投資をしておいて、
そこの配当金だとか、あるいは投資回収の収益ですね。ここでしっかりとまずはお金を確保していくということ。
もちろん仮想通貨だとか、NFTっていうところもリスクは高めですけれども、今のうちから仕込んでおくということが効果的になる可能性もあります。
あともう一つはですね、やはりこのAI時代に人間ならではのスキルというところを磨いておくということですね。
ここでですね、対話をしていく中で出てきた人間の稼ぎ口っていうのが4つあって、一つが高感情価値サービスということで介護やセラピー、コミュニティ運営といったところ。
二つ目がAIオーケストレーションということで、AIを活用してこのオーケストラの指揮者のように価値を生み出していくということですね。
三つ目が創造物理体験ということで、これは職人技だとかいわゆるブルーカラー的なところの仕事。
あとはエンタメを作り出していく、まさに昨日のリアルイベントとかもそうだと思いますけど、ああいうところですね。
四つ目がデータ意見リースということで、これはですね、行動データの提供とかAIの評価タスクということですね。
これはちょっと難しいですね。
あんまり超優秀なエンジニアみたいな感じなのかな。
そういうところは残っていくということで、ここに関するスキルを高めていくというのは一つの戦略としてありかなというところですね。
あと個人ができることというところでいくと、データの名義化ということですね。
これは対話ログ、AIとの対話ログだとか、そのAIを活用した作品を自分名義で投稿保存しておいて、これによる将来の配当権を確保ということで、
つまりコンテンツをしっかりと残しておくということですね。
このコンテンツが将来的に自分の収入権、配当権になるかもしれないというところがあるので、
インフルエンサーとか人気者みたいなそういったものとか、あるいはちゃんと自分のコンテンツを読んでもらうみたいなことっていうのは、
AI時代にやっぱり生き続けるであろうみたいなことも書いてあったので、そういうところも今のうちからやっておけることっていう風に言えますね。
はい、ということで、ちょっとまた長くなっちゃったな。
そうですね、だからAIがこれからですね、そのAGIになって、もっともっと人間の労働がなくなっていく中で、まずはその給料ですね。
給料を支払われていくっていうところがまずなくなっていくでしょう。
企業も雇用をしなくする必要がなくなっていくでしょうっていうのが一つですね。
なので、企業をするっていうのはやっぱり一つ大きな今のうちに考えられる転換点でもありますよね。
プラスやっぱりお金の確保ですね。
投資だとかETFとかインデックスとかそういったところ、NFT仮想通貨こういったところにきちんと投資をしておくということですね。
プラス自分のスキルっていうものをこのAIが対等しても人間ならではのところ、感情だとかAIオーケストレーションみたいなところにフォーカスをしていくということですね。
あとはデータをきちんと残しておくということ。
この辺が重要になってくるんじゃないかみたいな話をさせていただきました。
ちょっとボリューミーで何回かに分けても良かったですね。
ということで聞いていただきましてありがとうございました。