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2025-05-12 05:53

【NotebookLM】どうしてあのサイトで迷うのかーUXの視点

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サマリー

ユーザーがウェブサイトやアプリで迷っている原因は、UX(ユーザー体験)や選択肢の多さにあると考えられています。実際に、選択肢が増えすぎると脳の認知的負荷が高まり、逆にユーザーを混乱させることがあります。

ユーザー体験と選択肢の影響
ネットで何か買おうかなーって思ったとき、なんか選択肢がものすごく多くて、あーもういいやって結局やめちゃった経験、あなたはありませんか?
あーありますね、すごくよくわかります。
ついね自分の優柔不断さが原因かなって思いがちですけど、実はあのサイトの作り方、デザインですよね。
えー。
いわゆるUX、ユーザー体験ってやつが結構影響してるかもしれないんです。
そうなんですよ。
今回はですね、提供いただいた資料がありまして、それをもとにこの選べない問題、専門的に言うとアフォーダンス型っていうらしいんですけど、
はいはい。
これについて、なんで迷っちゃうのか、その裏側をちょっと一緒に探っていきたいなと思ってます。
えー、あの普段私たちが使ってるウェブサイトとかアプリのデザインって、実はかなり考えられてるんですよね。
ほう。
ボタンの位置一つにしても、情報の見せ方一つにしても、ユーザーの気持ちとか行動をある意味デザインしようとしてるんです。
なるほど。
アフォーダンスっていうのは、物がこう使えるよって示唆する、デザインからのメッセージみたいなものなんですけど、
えー。
それ自体は便利なんですが、それが多すぎるとちょっと問題が出てくると。
なるほど。舞台装置みたいな感じですかね。スムーズに行動できるようにいろいろ用意されてるんだけど、選択肢っていう小道具が舞台にあふれすぎると、なんか逆に動きにくくなるみたいな。
まさにそういうイメージですね。それが今日のポイントかなと。
資料を読んでて思ったんですけど、特にECサイト、オンラインショッピングのサイトですね。
はい。
あそこのフィルター機能、これがアフォーダンス方のまあ分かりやすい例だって書いてありました。
あーそうですね。サイズとか色、価格帯、あとは素材とかブランドとか。
そうそう。絞り込んでいくうちに、あれ、結局何が欲しかったんだっけ?ってなっちゃうあの感じ。
まさにそれです。選択肢って、多ければ多いほど親切だ、良いことだって考えがちなんですけど、実は人間の脳が一度に効率よく処理できる情報量ってやっぱり限界があるんですよ。
限界が。
ええ。
これを心理学なんかでは、認知的負荷って言います。
認知的負荷。
はい。選択肢が増えすぎると、もう脳が疲れちゃって、考えられなくなる。決断できなくなるんです。
へー。だから良かれと思って用意されたたくさんの選択肢が、かえってユーザーを迷わせてしまうっていう、まあ罠みたいなことになってる場合があるんですね。
迷いのプロセスの価値
面白いなって思ったのが、その私たちが迷ってるっていう状態自体が、実はデータとして観察されてるってことですよね。
あ、そうなんです。
どこでページを離れちゃったかとか、どのボタンを押すのをためらったかとか、そういうのが全部UX改善のヒントになる。
ええ、まさに。具体的な改善例も資料にありましたよね。
ありましたね。
あるECサイトで、フィルターの種類がまあ多すぎたんでしょうね。
うーん。
それで初期表示を、特によく使われる3つくらいにグッと絞って、残りはもっと見るみたいな形で隠した。
ああ、よく見ますね、それ。
ええ。たったそれだけのシンプルな変更なんですけど、購入せずにサイトを離れちゃう率、離脱率って言いますけど、それが20%以上も改善したっていう話があるんです。
20%。それは大きいですね。
大きいですよね。
じゃあ何でもかんでも全部見せるのが親切ってわけじゃなくて、むしろ迷わせないっていう配慮の方が大事な場合もあるってことですね。
そういうことになりますね。確かにフィルター選んでるだけで疲れちゃって、なんかもう買う気なくなっちゃったみたいなことは私もありますし。
ありますよね。これってウェブサイトだけの話じゃないかもしれないですよね。
そうですね。ただ一方で、ユーザーさんの中には、いや全部見たいんだとか、細かく比較したいんだっていう人ももちろんいるわけで。
ああ、確かに。
そのバランスはやっぱり難しいところではありますよね。だからパーソナライズであなたへのお勧めを最適化していくっていう方向もあるんですけど、根本にある選択肢の多さとその認知的な負荷の問題っていうのはなかなか消えないかもしれないですね。
なるほどな。ということは、あなたがサイトとかアプリを使ってて、なんかこれ使いにくいなとか迷うなって感じるのって、単にあなた個人の問題っていうよりも結構多くの人に共通する体験かもしれなくて、それ自体がサービスをより良くしていくためのある意味貴重なフィードバックになってるって言えそうですね。
まさにその通りだと思います。その迷いがどうして起こるのか、選択肢が多いとなんで疲れちゃうのかっていうメカニズム。今回のUXの話だけじゃなくて、例えば心理学とか行動経済学とかそういう視点からも掘り下げてみると、普段の生活でのいろんな選べなさへの向き合い方がちょっと変わってくるかもしれないですよ。
そういえば資料の最後に紹介されてた多動迷子コーチングメルマガっていうのがありましたね。
はい、ありましたね。
まさにそういう日々の選択での迷いとか、なかなか決めがらないっていう感覚に焦点を当ててるみたいですね。
UXデザインの背景にある心理とご自身の選択のパターンみたいなものを結びつけて考えるヒントが見つかるかもしれないですね。もしご興味があれば概要欄にリンクを貼っておきますので見てみてください。
ぜひ。そして最後にちょっとこんな視点もどうかなと思うんですけど、迷うっていう体験って必ずしもネガティブなだけじゃないかもしれないって思うんです。
迷うことがネガティブじゃない。
その迷ってるプロセスが実はより自分に合ったものを見つけるための大事な時間だったり、あるいはサービスを提供する側にとってはさっきの話みたいに改善のためのすごく重要なきっかけになっていたり。
なるほど。
だとしたらあなたが感じるその迷い、その裏にはどんな意味が隠されていると思いますか。ちょっと考えてみるのも面白いかもしれませんね。
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