2025-12-02 20:02

#38 「きらりあ北で見つけた、出会いの喜び」がいきがいとなる|ゲスト: 堀籠登美子さん

【今月のゲスト】

いきがい活動センターきらりあ北 堀籠登美子さん

【今回のトークテーマ】

・「自己実現」ができる場所、きらりあ北の活動内容は?

・「人との出会いや関わりの中で自分の役割を見つけた時の喜び」がいきがいとなる



北区初の女性区長である、やまだ加奈子さんによる冠番組。彼女の抱く展望や、北区の未来を描くゲストをお迎えし、様々なテーマをもとに、北区の未来予想図を語り合います。

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サマリー

ヒラリア北区は、誰もが活躍できる街を目指して地域活動や就労支援を提供しています。堀込富子さんが登場し、施設の特徴や自己実現を促す取り組みについて詳しく説明します。このエピソードでは、堀籠登美子さんが「きらり屋北」の活動や、特にプレ就労カフェについて語り、働くことや生きがいを見つける意義を探ります。また、就労支援における人との出会いや関わりの重要性が強調されます。

ヒラリア北区のビジョン
東京都北区初の女性区長、山田 カナコ。
彼女の描く展望や、未来を描くゲストとの対談など、
北区の新たなビジョンを語るこの番組。
今日は、どんな北区未来予想図が描かれるのでしょうか。
皆さん、おはようございます。北区長の山田 カナコです。
本日12月2日火曜日、今日も元気にお届けいたします。
さて、12月になりました。すっかり冬ですね。
皆さんも健康に気をつけながら、ウインタースポーツやおいしい食べ物など、
冬本番、健康で楽しく乗り切っていきましょう。
さて、今月のトークテーマは、誰もが活躍できる街へ、生きがいは地域づくりであります。
この生きがい、活躍できる街、障害があってもなくても、
若くても高齢者でも、どんな環境の方でも、
誰もがそれぞれの立場の中で活躍ができる、
そんな北区をつくりたいというのがずっと思いとしてあって、お伝えをしてきました。
そして、政策の中でも活躍できる街づくりというのは、進めています。
今日はその思いの中で、人生100年時代に向けた新たな活動拠点として、
生きがい活動センター、ヒラリア北区の施設がありますが、
この施設に焦点を当てて、お話をさせていただきたいと思っております。
これまでヒラリア北区は健康づくりをしている施設だったのですが、
令和3年1月から新たな施設として生まれ変わりました。
取り組みの特徴
就労支援・介護・予防・地域活動支援という大きな3つの柱を中心として、
生きがい支援を行っている施設です。
このテーマに沿って、ゲストとしてヒラリア北区の職員の方をお迎えしました。
一緒にお話を伺っていこうと思っております。
改めてご紹介させていただきます。
生きがい活動センター、ヒラリア北区から堀込富子さんをお迎えいたしました。
堀込さん、どうぞよろしくお願いいたします。
堀込さん、よろしくお願いいたします。
生きがい活動センター、ヒラリア北区、この施設について、
改めて堀込さんからもご紹介いただきたいと思います。
活動内容を含めてご紹介いただけますでしょうか。お願いします。
堀込さん、ありがとうございます。
私たちヒラリア北区なんですけれども、
誰もが活躍できる、私たちの施設ではあなたが主役の個別支援というふうに言っているんですけれども、
北区の高齢福祉課の指定管理として、法人として、
労働局より無料職業紹介事業所の認可を受けまして、
高齢者の方を中心に就労支援を行っています。
また、就労先の紹介にとどまらず、
一人一人が自分らしさを発揮できるオーダーメイドの支援を実施しています。
それは、地域社会参加支援であったり、健康づくり、介護予防促進であったり、
高齢者の方ももう一度自身の長年のキャリアを生かして、
社会の中へ、地域の中へと活躍されていく支援になります。
また、先ほど区長がおっしゃっていたように、
他世代の方もたくさん参加ができるイベントなども開催をして、
自主グループも誕生しています。
はい、ありがとうございます。
やっぱり、生きがイコール、社会に求められているとか、
社会の中での自分の役割みたいなことが確立されていくことが必要かな、
そういう意味では就労支援、そして就労していくためには、
元気じゃなきゃいけない、介護予防、そして地域のつながりをつくっていく、
そういう意味で、この三本柱になっていると思います。
この辺を含めて、キラリア北は一般的な福祉的な施設、
いろいろな施設がありますが、この施設と比べて、
どんな点が違いだったり、特徴的だなと思われているのか、
その辺を伺いたいと思います。
はい、そうですね。まずキラリア北の職員が特色があると思うんですけれども、
まず20代から70代の職員がおりまして、
そうなんですね。また、さまざまなキャリアを持った職員であったり、
その強みを生かして、職員自身が他世代で、
いろいろな来館された方とお話をさせていただいて、
来た方が、本当は最初何も特にちょっと寄っただけという方も、
実際に話していったり、こんなことやってみたらどうですか、とかいうお話の中で、
ちょっとこういうことをやってみたいかもと思っていただいたりしながら、
職員と話して、その後何かに参加をして仲間ができて、
どんどん関わっていく中で、私の生きがいってひょっとしたらこれかもしれないというふうに見つけていきながら、
願いや思いをどんどん持っていってくださって、
もとからある方もちろんいらっしゃるんですけど、
そういう願いの芽みたいなものが芽生えていく施設で、
通常はいろんな区立の施設でイベントがあると、1回で終わりというところが多いと思うんですけれど、
そころがキラリア北は1回では終わらずに、そこで活躍されている方とか、
あとは見ている方も声掛けをして、次に参加したらどうですかとかいう、
長年関わっていけるような自己実現がどんどんしていける楽しい場所になっています。
企業とのマッチング
今のお話の中ではやっぱりポイントは自己実現かなと思いながら伺っておりましたが、
その自己実現って先ほどお話の中でもあった通り、
ご本人は結構意識していなくて、
これだって最終的な目的意識を持ってこられる方の方がもしかしたら少ないかもしれない。
その中で自分では気づいていなかったけども、
伴奏的な会話の中からとか一緒に活動する中で、
その自己実現はこれなんだってことの気づきを得られる場所、
そしてそれを育てて達成していく場所なんだろうなということを伺いながら、
改めて素敵な場所だなというふうに感じました。
それで、自己実現をしていくための方法論として様々なアプローチがあると思うんですけども、
そのアプローチとして3つの柱、就労支援、介護予防、地域活動支援ということで掲げられているんですけども、
これらが連携していくこと、それぞれが独立しつつも連携をしていく、つながっていくということが非常に大切で、
それも一つの特徴かなと思うんですが、どのように連携、連動しているのかということも教えていただいていいですか?
はい、まず基本的にご来館された方の希望による、本当にオーダーメイドなので要望によると思うんですけれども、
例えば最初が就労相談で始まった方が実際にいらっしゃって、話をしていくうちに、
だいぶ人と話す期間がなかったとか働いてなかったので、
人と関わる時間がひょっとしたらこの方には必要かなというふうに職員の方で判断をした場合には、
よかったら地域活動とかボランティアとか、あと優勝ボランティアとか野菜販売とかもあったりするんですね。
そういったものでちょっとトライしてみませんかというふうにやっていったりとか、
あとそこにも介護予防のキラリア体操というのが大人気なんですけれども、先着55名の方が1週間に何回かあるんですけど、
オープンと同時にオープンの前からたくさんの高齢者の方が列を出して待っててくれるような体操があるんですけど、
その介護予防からスタートされた方でも実はちょっと自分も好きなことで何かにやってみたいというので、
ワークショップとかに参加をされて80代の方がバリバリとやられていたりとか、
あとはもう介護予防の体力測定というのもあるんですけど、そこから看護師ともスタッフでおりまして、
看護師や介護予防指導員からあなたちょっともう少し運動したらとか、もっと活躍できる場所あるわよというふうに推薦をもらって、
それで実はその後に就労相談をして、その後に実際に就労へつながるという、
いろいろ各この三本柱の後ろにはスタッフがおりまして、黒子となって皆さんは役者のようにこの方にはこれがいいのかもしれないというふうに動いて、
それで連動していく、同時に動いていきながらというところです。
今、三本柱についてその連動、連携の仕方も伺いました。
まず、いくつか伺っていきたいと思うんですけど、大きな柱の一つとして就労支援、
特に高齢者を中心としたさまざまな就労支援を行っていただいているんですけども、
この就労支援、私は結構感動していまして、
就労支援といえばやっぱりハローワーク、それから区でいけばシルバー人材センター、
この大きな取り組みがあって、この就労支援とは違った部分の特徴があるなと思っているんですね。
就労希望者とその希望の内容も、企業さんこういうこと求めているからこんなことも身につけたらもっといいんじゃないとか、
企業側に対してもこういう就労を希望されている方がいるからこんな働き方でもいいですかというような、
それぞれに対してマッチングを調整をしていく機能というのはすごく特徴的だなと思って見ているんですね。
この辺も少しお話を伺っていいですか、取り組みについて。
はい、そうですね。まず本当に営業という部分で、ゼロから営業を取っていく部分というのも非常にありまして、
まず本当に就労相談された方がどういったところで働きたいのかと聞いていたときに、
やはり皆さんすごく要望をたくさんおっしゃっていただいて、できるものできないものとあるんですけれど、
でもどうしてもこれはやってみたいなという希望があったときに、じゃあやりますというところで、
うちから電話をかけまして、本当に初期の頃に私で一番最初に営業を取らせていただいたのが都庁のカフェで、
働きたいという方がいらっしゃったときに、来たからちょっと離れちゃいますけどいいですかって言ったときに、
やってみたいですっていうところでお願いをして、そうしたらぜひ向こうの方もお会いしたいというところで採用させていただいたというのがあるんですけれど、
そうですか。
はい、なので本当に一番最初の頃どうやってシニアの方をといったときに、まず都庁の方から受け入れていただいたというところもあるんですけれど、
なるほどね。
あとはガイドヘルパーをやりたいという方がいらっしゃって、それも本当にもともとそういう求人も見てはいたんですけれども、
実際にその高齢の方がすぐに入れるのかどうかというところで、実際にうちでいろいろと就労支援プログラムに参加した方が挑戦したいと言ったら、
そのときには資格の応援もさせてくださいと企業の方も言ってくれる場合もありましたし、
あとは本当に資格があれば80歳からでもうちはいいですよっておっしゃってくれるところもあったり、
中にはやはりうちの噂をちゃんと聞きつけてくださって、企業の方が実は高校でこういった方たちを求めてるんですって言って、
ぜひそういった方で、私たちがゼロからスタートしたこともあるんですけど、企業の方がその噂をちゃんと聞いてくださってお願いできませんかって飛び込んできてくださる。
就労支援の取り組み
飛び込んで飛び込み合うみたいな、本当に必要としあったところでの信頼関係なので、またその次につながるというところの関係性というのを作らせていただいています。
やっぱり就労希望者がこんな働き方、もしくはここで働いてみたいみたいなリクエストに、けらり屋北の職員の方が答えて、そういう先にアプローチに行くと、仕事を取ってくるというところをされているというのがすごいですね。
企業側のきめ細かい要望、一般的に例えば9時5時とか短時間勤務だったら何時何時っていう、一律のものじゃなくてこんな働き方みたいな、そこの柔軟な働き方についても受け付けて、
それを就労希望者にこういう働き方だったら募集があるから、これで行ってみないみたいな、この間をつないでいくマッチングってなかなか特徴的で大切な取り組みだなというふうに思います。
あわせてお話の中にもあった、就労していくためのスキルをアップしていく、そんな講座も案内をされて、もちろんけらり屋北の中で就労していくための技術を身につけるための講座をたくさん用意されて、皆さんも受けられていると思うんですけれども、そういったことも結構いろんな工夫をされていますよね。
就労支援の取り組みの一つとして、プログラムの一つとして、プレ就労カフェ、名称だと思うんですけど、いろんな講座がある中で、この講座の特徴的なところ、取り組みをお話を伺いたいなと思うんですけれども、いかがでしょうか。
そうですね、今プレ就労カフェというのが卒業生が30名おりまして、今第8期生まで終わったんですけれども、そもそもプレ就労って一体何なんだというふうに皆さん思うと思うんですね。
プレ就労というのが実践の場ということで、キラリ屋北の1階にカフェがあるんです。そこで実際にカフェ実習もするんですけれども、目的としては就労に向けた基礎知識を学んでいただく座学も含め、いろんな座学の中で自己理解を深めるということ。
自分の強み弱みも皆さんの前で話をしたりとかする授業もあったり、あと最終的にはその1ヶ月のカフェ実習と座学と講座があるんですけど、最終的にはそこで自分のやりたいことを見つけて、自分の強みを発見していただいて、また弱みをどういうふうにそれを武器に、弱みさえも武器にしていこうみたいなところで、
自分ではわからない他者で仲間の実際に毎日日誌を書いていただくんですけれども、その中で自分でよくできたところとか、よくできなかったこととか、あと他の人のいいなと思ったこととか、あといろんな気づいたこととか、もう1回その本日の目標はとか、あと今後の目標はとかっていうすごく自分をある意味追い詰めなければいけない部分もあるんですけれど、
そういう中で講師からの応援のエールとかそういったものもちゃんと文字として残していきながら、毎日毎日を自分を見つめ直していく作業をする中で、本当に自分がやりたいことは何なのかとか、本当に仕事を見つけるだけではない、ここがまた生きがい作りにもなると思うんですけれども、
プレシューロカフェという名前はカフェなんですけれど、実はその中身というのはもう生きがいを見つける場所のある意味道場みたいなところの役割もになっているような気はしております。
生きがいの発見
素晴らしい。
ありがとうございます。
プレシューロカフェというとカフェで働くっていうイメージがあるんですけど、実はカフェで働く想定もしながらも、実際に自分がどんなことを今までのキャリアを振り返りながら、これからの第二の人生としてシニアの方々がどんな働き方だとか、どんな自分たちの良さをどの場面で発揮していくことがいいのか。
それは就労なのか、もしくはボランティアなのか、地域での活動なのか、いろんな場面がある。
それを職員の皆さんと一緒に、先生と一緒に、またはカフェの仲間と一緒に磨き上げて最終的なものを作っていく過程なんだろうなというのを伺いながら深さを感じましたね。
生き甲斐という言葉はすごい広いなって思うんですけども、この生き甲斐を見つけていくための取り組みとして、キデアリア・キタ、もしくは堀込さんの中で生き甲斐ってどんなことだと捉えているのか伺ってもいいですかね、簡単に。
そうですね。私の個人的な感じたことでもいいですかね。本当に生き甲斐というのは、生きている甲斐があるということだと思うんですけれども、大げさなことかもしれないんですけれど、実際にこの場所で働いていても思っているんですが、生きていてこの人に会えてよかったとか、
このことのために今までがあったのかという、そういう状況に出会ったり、そういう瞬間の連続が本当に私にとっての生き甲斐となっていて、本当に生き甲斐は人の出会いとか関わりの中で自分の役割を見つけた時の喜びみたいなものが生き甲斐なんじゃないかなと思いながら働いています。
なるほど、素晴らしいですね。やっぱりシュニアの方々はいろんなキャリアとか経験をされて、次また改めて就労したい、もしくは自分が何かで活躍したいと思われる方々がこのキラリア北に来られると。その時に改めてこれまでの経験を生かしながらも、これからどんな生き甲斐を作っていくかというところを伴奏型で一緒に見つけていく。
それにはやっぱり健康だったりとか、心も体も元気じゃないとその活動がなかなかできないという意味では、キラリア北の中では健康づくりのメニューもたくさん用意されていますし、またそのキャリアを今度は外に出していく社会とのつながりも作っていく場面がいっぱいあるというふうに伺っています。
そんなことを、次回2話の中では地域とのつながりだとか、そういったことも伺っていきたいなと思っていますが、第1話としましてはこのキラリア北が担われている役割だとか、実際に来られる方々の様子も今日伺って、すごく生き甲斐を一緒に作っていくことの大切さを感じました。
次回もですね、ぜひキラリア北と地域のつながりなどもお話し伺っていきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
お願いします。
ぜひ次回もよろしくお願いいたします。
次回も皆さんお楽しみにしてください。
素敵な1日をお過ごしくださいね。
パーソナリティ山田かなこでした。
20:02

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