2025-11-18 20:46

#37 在宅子育ては「じぶん時間づくり」と「パパの協力」がポイント!|ゲスト: 佐野愛子さん

【今月のゲスト】

NPO法人彩結び共同代表 佐野愛子さん

【今回のトークテーマ】

・在宅子育ては「じぶん時間づくり」と「パパの協力」がポイント!

・イヤイヤ期の子育てで「母子分離」で見えてくるもの


北区初の女性区長である、やまだ加奈子さんによる冠番組。彼女の抱く展望や、北区の未来を描くゲストをお迎えし、様々なテーマをもとに、北区の未来予想図を語り合います。

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サマリー

在宅子育ては子供との絆を深める一方で、社会とのつながりも重要です。佐野愛子さんは、パパの協力や自分の時間を作ることが、在宅での育児をより楽しむためのポイントであると述べています。在宅子育てにおいて、パパの協力と自分の時間を確保することの重要性が強調されています。また、地域とのつながりを通じて、子育てに関する支援や情報を得ることの大切さも伝えられています。

00:05
Kanako-Vision
東京都北区初の女性区長、山田カナコ。
彼女の描く展望や、未来を描くゲストとの対談など、
北区の新たなビジョンを語るこの番組。
今日は、どんな北区未来予想図が描かれるのでしょうか。
おはようございます。北区長の山田カナコです。
本日11月18日火曜日、今月2話目の配信となります。
ゲストは、NPO法人色結び共同代表、佐野愛子さんです。
愛子さん、どうぞよろしくお願いします。
はい、どうぞよろしくお願いいたします。
在宅子育ての魅力と課題
今回のトークテーマが、在宅子育て支援と地域のつながりです。
改めて、在宅子育ての魅力、どんなところにあるかという話を伺っていきたいと思いますが、いかがですか。
はい、私自身もそうだったんですけど、色結びカフェのスタッフさんは、ほとんど在宅子育てをしているんですけども、
在宅子育てを振り返ってみて、子供と一緒にいる時間が長いので、我が子の小さな成長に気づけたり、
絆が深まる時間がたくさん取れたことが、とても良かったかなと思います。
ただ一方で、親子二人だと息が詰まっちゃうというところもあるので、社会とのつながり、人とのつながりがすごく必須だなと思っています。
今は育休、育業とも言うらしいですけど、パパにもすごく国が認められるので、
夫婦で子育てに参加されているご家庭もすごく増えているので、
本当に子育てがしやすい世の中にはなってきているかなという印象です。
そうですね。帰宅の在宅で子育てをされている方の児童数で見ても、
ゼロ歳児が約73%は在宅、そして1歳児が保育園とか始まりますけれども、31%が在宅、2歳児が22%ということで、
全体平均でいくと、0、1、2でも43%は在宅で子育てをされている。
一方で、在宅で子育てしている方々に対しての授業だったり、支援策というのが、
今まであまり少なかったかなという印象がある中で、
お家で在宅の中でお子さんを見る、家で過ごす時間が増える分、
いろいろ楽しむ工夫もしないと、家の中で2人だけだとなかなか難しいかなと思うんですけど、
どんな工夫があると思いますか?
自分の時間の確保
私自身は子連れで起業しているので、なかなか上手にできなかったんですけども、
私のストレッチで出会ったお客様で、子供を夜の6時に寝かせつけて、
7時以降は一人時間を満喫しているというお友達がいて、
寝てくれたんですかね。
お友達の中でそれをすごく徹底していて、
私はそれに衝撃を受けて、生活リズムを意識して8時には寝かせるようにしたことで、
だいぶ自分の時間ができて、心に余裕が生まれたので、
逆に在宅子育てだからこそ使える時間が自由だと思うので、
自分が子育てが楽しめるような生活リズムを整えるのが、とてもいいかなと思っています。
どうしても子供の赤ちゃんのリズムが中心になって、
なかなかこういうリズムでいきたいというところにたどり着かないまま、
何年も経って終わっちゃったみたいな感じでありますけど、
そこが思いっきり休ませて疲れて寝かせるということも含めて、
すごい意識して工夫されていたんだなというのを感じますね。
あとは私がこう、山戸区長も先ほどお話聞いたときつんづるところがあったんですけど、
子供たちを結構パパっ子にさせていただいて、
なのでパパに積極的に子育てに関わっていただいたのがすごく良かったかなと思うので、
なるほど、自分の時間を作るというわけですね。
そうで作る意味でも、すごく赤ちゃんの時からパパが抱っこすると笑うとか、
子供にもパパってすごいねっていう感じで、
素晴らしい。そうですか。
そういうパパの協力を上手に作るっていうのも楽しめる大事なポイントかなって。
ノック風の一つですね。
私もですね、どっちがママか分からないぐらいですね。
うち夫にはこすわってすごく手伝ってもらって、
もう時間的に必然的にこうなかったというのもあるんですけど、
お父さん大好きになってもらって、
すごいさすがです。
いや本当に感謝しかないんですけど、
やっぱり家族みんなでバランス取りながら、
負担がどこか一つに集中しないということは一つ大切なんですね。
はい。
子育て支援の取り組み
在宅子育てに関わる中で、子供にとっての課題、
例えば社会性ですとか経験の幅などについてはどう思われますか?
そうですね。今はやっぱり各家族が進んでいるので、
日中ママと二人きりの時間が長いと、
様々な属性の方々との接触が少なくて、
たまに男性が苦手というお子さんも多いと聞きます。
そういった意味でも子育て支援のイベントや場所などに出向き、
交流すること自体で、子さんが小さいうちからいろんな方と触れ合い、
農園の仕事とか人とのコミュニケーションを含めて、
大切な経験かなというふうに思っております。
なるほど。そうですね。
やっぱり他者との関わりの重要性というのはありますね。
国も含めてそういった価値観が共有されていて、
保育園に通っていなくても、保育園というのは就労条件とされていますので、
働いていない在宅子育てのお子さんでも保育園で一時的な預かりをする、
もしくは月一定時間までの預かりをしてもらえるとか、
新しい制度もできていて、在宅子育てだけではなくて、
在宅子育て中に外に出るきっかけを国や東京都区も含めて、
さまざまな機会を作り始めています。
こういった機会を捉えて、どんどんどんどん、
ママとお子さん、パパとお子さんが外に出て、
関わりを持っていろんな体験だとか、社会性を身につけていくということを
促進していきたいなというふうに思っているんですけども、
帰宅の今年度の新しい取り組みとして、
愛子さんにもお手伝いをいただいておりますが、
在宅子育てママに向けた宅児プラス食事会。
魅力的だなと思いますが、これを今年度から開催を始めました。
授業をやっていただいている色結びカフェの皆様に、
どのような内容だったかも含めて、改めてお話を伺いたいと思います。
前半はママのリフレッシュのための骨盤セルフケアのストラッチを行い、
その後ママは一人でゆっくりランチを取る時間を取りました。
その時に円を作るような形にして、
それぞれ一人一人ストレッチのご感想とか、
今の子育ての悩みなどを語っていただきました。
そしてしばらくして保育で預かっていたお子さんたちが帰ってきて、
お子さんにご飯を食べさせてあげる時間を設けましたので、
特に母子分離ということを意識してイベントを組ませていただきました。
ママたちがご感想とか今のお気持ちを話す時間では、
特に印象的だったのが、
久しぶりに自分自身に集中して、
自分を大切にする時間が取れて、
とてもすごく幸せでしたというお話ですとか、
自分が満たされた後に、ゆっくりご飯も一人で食べられた上で、
お子さんにご飯をあげたので、より優しくできたですとか、
結構涙ながらに、実は2歳のイヤイヤ期が大変ですと言って、
他のママも分かる分かるみたいな感じで、
涙する方が多い時間もあったので、
すごく心がつながった時間になったかなと思うので、
改めてこういった機会を一緒に作ることをさせていただいて、
ありがとうございました。
今回の新授業は、2歳児のイヤイヤ期のタイミングを捉えて、
ママやパパが少し同じお子さんを持つ方々で集まって、
自分のための時間を作っていくということが、すごくポイントだったんですけれども、
まさにイヤイヤ期の中で、涙ながらにストレスを出されたというような、
効果があったんだなあというのを感じます。
たくじで初めてお子さんもね、
高校生と離れて、ママと離れてという体験も、
どうだったかなと心配をしながらですが、
でもたくじで初めて預けたよというお母さんもいたと伺っているんですけれども、
イベントの中での印象に残っているお母さん、またはお子さんの様子を教えていただいてもいいですか?
やはり初めて預ける方は、とてもご不安で親子共にあったと思うんですけど、
色結びがお預かりする方のスタッフは、元幼稚園の先生とか保育園の先生、児童館の先生とか、
色結びカフェで子連れワークを経験しているスタッフさんなので、
まずそこは安心して預けていただけたかなと思うのと、
やはり今のママって子供のことを思って子育てしている方が多いので、
なかなか自分だけいい思いをするというところに、
罪悪感を感じる方も多いんですけれども、
そういったママの気持ちも組んで、
お子さん自体も学んだり楽しめるようなプログラムを作ってお預かりしたので、
そういった意味では、預ける前は不安だったかもしれないんですけども、
一度離れてお子さん自体が楽しんでいる様子とかを、
すごく終わった後にスタッフの方からママにもお伝えしたので、
お互いに良かったねっていう感じで、ママも楽しかったよ、楽しかったんだねっていうので、
すごくみんなが充実した時間を過ごせたような印象になったイベントだったかなと思います。
藤井 ありがとうございます。
やっぱりお母さんが自分にゆとりができてくると、子供に優しくできるっていうのは、
これはイヤイヤ期の時だけじゃなくて、今でもそうなんですけども、
自分が忙しくなると余裕がなくて、子供との距離感がちょっと考えなきゃなみたいに思う時がありますけれども、
まさにこのイヤイヤ期を迎えるこのタイミングっていうのが、
その関係性だとか距離感をどう構築するかということを体感してもらえる。
すごく良いことじゃないかなというふうに思っています。
こうした在宅で育てされている方々の実際に講座を開催していただいて、
この講座によって期待できる効果っていうのを講座を受け持っていただいて感じている部分を教えてください。
ありがとうございます。
2歳から3歳前後、私自身も毎日白目になるぐらい大変だったなって振り返って思うんですけども、
やっぱりその時、保育園の園長先生とつながりがあって、
みんなのママはそんな感じよっていう一言がすごく救われたのが私自身もあるんですね。
やっぱりお子さんの自我が出てきて、子供自身の気持ちとお母さんの気持ちがあまく合致しないことが増える時期で、
またまだ幼いので感情のコントロールもすごく難しいので、
かわいいけれど一番大変な時期でもあるかなと思っているのと、
お話もすごく上手になってきて、ママ見てとか、ママこうだよって言って4,6,10年話しかけられるっていうのもこの時期かなと思うので、
ママ自身が落ち着いて一人の時間を持つってこと自体が難しい。
休むことさえ難しいかなと思うので、
在宅子育ての重要なポイント
今回実施したような母子分離をしてリフレッシュをする時間がちょっとでもあるだけですごく前向きに捉えられたかなと思うのと、
やっぱり同じ月齢のお子さんでそのイヤイヤ期の大変さであったりということを共有できるお時間っていうのがすごく良かったなと思うので、
繋がる機会とかそういった場所が苦としても応援していただいているということで、
ママはすごく安心して参加していただけたんじゃないかなと思います。
ありがとうございます。今回はママが集まっての会だったんですけども、実はこの授業はママだけではなくパパに向けても実施するということで、
意外と見落とされているのがパパ、縁の支援で、パパも育休を取りやすくなってきて、子育て頑張って手伝って、
なかなか子育てどういうふうにしていくのがいいのかということを知らされるというか、ちょっとうまく言えないんですけど、
そういう場面、実は男の人の方が少ないのかもねっていうところからパパ向け、パパだけ集まってっていうふうに企画も組まれていますけれども、
その点についてはどう思いますか?
いい夫婦の日に今月色結びカフェの方でやるんですけども、おっしゃるようにどうやって遊べばいいかとか、
先輩パパの話を聞く機会パパの方が少ないので、実際今回も分離しているときに先輩パパの話を聞いたり、
つながりの時間を持つんですけど、後半は一緒に工作をしたりとか、
遊び方ね。
あとはおむすびを一緒に食べたりとかということで、すごくパパとの絆が深まるような企画内容にしていまして、
その分ママはフリーになるので、いい夫婦の日なのでママに時間をプレゼントしようみたいな形の企画になっていますので。
やっぱりママ向けの講座とパパ向けの講座とメニューが違うっていうところが素晴らしいと思います。
そうですね。6月にさせてもらったときにパパに企画してるんですけどどうですか?とか聞いたときに、
ママのほうが一緒にいる時間が長いので、今回みたいな母子分離が長いよりはパパは関わり方とかご飯のあげ方とか、
そういうのが学べるほうがいいんじゃないかなっていう生の声を取り入れています。
ありがとうございます。そして今回のテーマとしては地域とのつながりということもテーマにさせていただいています。
地域とのつながりと支援
ここから地域としてのサポートできることなどについて伺っていきたいなと思ってるんですけども、
子育て世代がこの町で子供を育てたいと思うために一番大切なものは何だと思いますか?
妊娠中から切れ目ない3前3後のネットワークとかつながりがやはりとても重要かなと思います。
孤独を感じるとすごく気持ちいってめいってしまうので、気軽に立ち寄れたり相談できるような場所や、
人が一つだけあるだけでもすごく子育てが前向きに希望が持てるかなと思っています。
そしていろいろなママがいるからこそいろいろな子育て支援があると利用しやすいのかなと思うので、
そういった面では色結びカフェも親子カフェだけじゃなくて、2024年帰宅さんと一緒に親子広場もさせていただくことで、
今まで活用していなかった層のお客様がやはり子育て広場、親子広場を活用して、より地域に出てきてもらっている印象があるので、
そういった範囲・場所を作っていただいているということがとても子育てしやすいかなと思います。
はい、ありがとうございます。やっぱり在宅子育ての方だけではなくて、どんな子育てされている方々も、
ちょっとした時に立ち寄れる、つながれるという場をですね、作っていきたいなという思いで、
これまでは児童館や子育てセンターだけだったところから、民設子育て広場だったりとか、今回のような講座でしたり、
それからソフト面での授業も様々工夫して作っていきたいなというふうに思っています。
そこにですね、やっぱり私は関係者だけではなくて、地域の方々が関わっていただくということもすごく、
こんなふうに今の子育てのおママさんたちが頑張っているのねとかって、私はここが関われるかなとか応援してあげたいなと、
社会全体が子育てに対して優しくなって理解をしてもらえるような、見える子育てを街で広げていきたいなということをすごく感じています。
ぜひですね、そういった意味では中心になっていただいて、これからも力をお貸しいただきたいと思っています。
最後にですね、在宅子育てをしているご家庭、それから子育てを始める世代の方々に向けて、
愛子さんからメッセージをいただけたらなと思います。お願いします。
愛子さんを授かり育てることができることは、やはりとても幸せなことかなと思うんですけども、
やっぱり子育てはうまくいかないことばかりたくさんあるので、
一人で関わり込まずに、ぜひ勇気を持って赤ちゃんといろいろな場所で支援を受けて、つながりをたくさん作ってもらえるといいかなと思います。
やっぱり子どもの幸せナンバーワンというね、苦情な施策にもあるように、
ここで子育てしてよかったという、そういった街づくりに色結びとしても、そして個人としても尽力していきたいと思っています。
本日はどうもありがとうございました。
大変力強いお言葉をいただきました。
ぜひですね、いろんな場面でお話しさせていただくんですが、子どもを、私も不妊治療で授かった子どもだったので、
子どもを産まないと選択された方や、産むことがなかなか難しかったご家庭もあることはすごく認識しています。
そういった支援もしっかりしていくことが必要。
一方で子育てが終わった、もう私には関係ないと思われる世代の方々もいる。
どの世代の、どのような環境の方々にも、改めてみんなで子育てを社会にしていくことで、
次の世代をみんなで育てていくという思いをですね、本当に理解はさせていただきつつも、
でも応援をしてもらいたいというお願いを行政が積極的に訴えていく、お願いをしていくということをね、これからもしていきたいと思っています。
そういった意味で、彩子さんこれからもみんなで北区の子育て、そして日本の子育て、頑張っていきましょうね。
楽しんでいきましょうね。ありがとうございました。
今月のトークテーマは、在宅子育て支援と地域のつながりということで、
NPO法人ロムスビカフェ共同代表の佐野彩子さんにお越しをいただきました。
お話を伺ってまいりました。ありがとうございました。
どうもありがとうございました。
皆さん、次回もぜひお楽しみに。素敵な一日をお過ごしくださいね。
パーソナリティ山田香菜子でした。
20:46

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