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2026-02-06 11:25

行動はどうやって減るの? ネントレから学ぶ「消去」という考え方 #22

ティーチャーティーチャーで親御さん向けのペアレンツプログラムの講師をしているkumiが日々の気づきをシェアしていく番組。

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保護者サポート歴7年 / スクールソーシャルワーカー / 社会福祉士 / 福岡在住3児のママ


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サマリー

このエピソードでは、ネントレを通じて消去の手続きに関する考え方を探求し、その原理と効果を説明しています。特に、消去の手続きが罰と異なる点や、行動が減少するメカニズムについて詳しく言及されています。

ネントレと消去の手続きの紹介
この番組はティーチャーティーチャーで、親御さん向けのペアレンツプログラムの講師をしているkumiが、日々の気づきをシェアしていく番組です。
はい、ということで、今回は先週のティーチャーティーチャーの子育てのラジオで配信されたネントレについての回をきっかけに、
私の中でいろいろ考えたことを少し整理してお話ししたいなと思っております。
あの配信の中で、私がネントレに関して消去の手続きについて割とポジティブに考えてますよっていうことを紹介してくださったんですけど、
とても私の考えていることっていうのをありがたく伝えてくれくださったので、実際に私が3人育てる中でやってみたことっていうのを紹介してもらえたので、すごく良かったなと思っています。
そのネントレに関してもそうなんですけど、消去の手続きっていうものについて、私がポジティブに考えている理由っていうのをもう少し具体的にお話しできたらいいなと思ったので、今日はそのことをお話ししようと思います。
なので、ネントレに消去の手続きがいい理由っていうよりかは、消去の手続きっていうのがどういうもので、それを私はどう捉えていて、どういうことに気をつけた方がいいと思っているかみたいなことかな、それが話せるといいのかなと思っているので、
別に赤ちゃんを育ててないっていう方であっても、聞いていただけると、子育ての少しプラスになってくれるんじゃないかなと思っているので、よかったら最後までお聞きください。
行動分析学の視点から見る消去
まず、ティーチャーティーチャーのラジオの中でネントレの話が出てきたんですけど、その時に紹介されたネントレのやり方っていうのが、泣かせっぱなしでかわいそうなんじゃないかなとか、ちょっと親が冷たいことをしてるんじゃないかっていう風に受け取られる方もいると思うんですよね。
それはもちろん悪いことではなく、いろんなやり方がありますよっていう風にティーチャーティーチャーの中でも紹介されていて、ただその一つとして実際にひとしさんがやってみたっていうところだったので、私自身も子育ての中でそれをトライしたよっていうことでした。
で、でもこう、その行動の仕組みっていうのを行動分析学の視点で見てみると、消去の手続きっていうのは決してこう罰を与えて行動をやめさせるような話とは全然原理が違うっていうことについて、もうちょっと私からも伝えたいなと思いました。
で、そのラジオの中で紹介された念トレの方法なんですけど、とってもシンプルなやり方でしたよね。今までは泣いたらすぐに安心が得られるっていう状態を作ってたんだけど、それを泣いてもすぐには安心が得られないっていう風な状況を作ったことによって、泣くという行動が減って泣かずに寝ることができたっていう本当にシンプルなものなんですけど、
これまで泣くことで得られていた結果っていうのがだんだん起きなくなっていって、その行動が減っていくっていう、まあ消去の手続きっていうものなんですよね、これが。
で、ここで大事なのが、何か嫌なことが加わったっていうわけではないっていう点なんですよね。
泣いたからといって叱られたり怒られたりするわけでもなく、怖いことが起こるわけでもない。ただ泣く前と泣いた後で状況が何も変わらないっていうことなんですよね。
すると子供は泣いてもあんまり意味がなかったなっていうことを学習していく。で、その結果ゆっくりと行動は変わっていった。これが紹介されてた念トレで使われている原理なんですよね。
で、ここでよく混合されやすいのが、その罰との違いなんですね。
もし泣いた後に強く叱られたりとか、怖い言葉をかけられたりとか、その前にはなかった嫌悪感、嫌なことが起こるみたいなことが起こっちゃうと、それは消去じゃなくて罰による行動の抑制に近くなっちゃうんですよね。
で、罰による行動の抑制って、その場では一瞬行動が止まることもあると思うんですよね。
でも、だんだん慣れてきてしまったりとか、より強い刺激がないと静止することができなくなったりとか、親子関係がギクシャクしていったりとか、そういう副作用が出やすいっていうことも言われていて、
以前の配信でもそこについては触れたことがあるんですけど、念トレで行われているのは、そういう嫌なものが出てくるというような関わりじゃなく、前と後で状況が変わらなかったから、もうその行動はしなくていいやっていう、そういうシンプルな仕組みなんですよね。
で、スーパーの例でちょっと例えてみると、例えばお菓子を買って欲しくって、泣いたりとか親御様を叩いたりする子がいたとして、そこでうるさいとか、そんなこそするなら置いて帰るよみたいな感じで、強く叱ったりとか、手が出たりしてしまうと、それは罰によるコントロールになっちゃうんですよね。
でも一方で、消去の関わりっていうのはとっても淡々としていて、叱らないし、脅さないし、叩かないし、ただ今日は買いませんっていう結果を一貫させるだけ。
泣いても叩いても結果は変わらないっていう。で、これを続けていくと、その行動は少しずつ減っていくんですね。
で、私は個人的にその罰による関わりと比べると、消去の方が感情的になりにくい関わりなんじゃないかなっていうふうに思ってます。
でも同時に決して楽な方法ではないとも思うんですよね。
消去を始めると一時的に行動が激しくなることがあります。
これが消去バーストって言われたりするんですけど、ティーチャーティーチャーのラジオでも話されていましたね。
消去の手続きの実際と考察
最初は1時間以上泣いてた。で、翌日から短くなったよっていう話が出てたんですけど、そのより激しくなったよっていうのが消去のバーストなんですよね。
で、このバーストの最中にやっぱり無理だと思って駆けつけて抱っこしちゃうと、元の結果が得られることになってしまって、激しくすればまたかなうっていう学習が起こっちゃうんですよね。
だから使う側にもとても覚悟が必要なものだし、安全についての配慮っていうのも必要になってきますね。
で、消去を使う時に私がとっても大事にしていることというか、大事だと思っていることっていうのは、本当に本人とか周りが困っている行動かどうかっていう視点を持つことが大事かなと思ってます。
何でもかんでもその消去の手続きをしてしまうと、どうせわかってもらえないとか、呼んでも来てくれないっていう風に学習してしまうので、赤ちゃんがお腹を空かせているのにかなわないとか、不快を感じているのにかなわないとか、そういう状況はもちろん作るべきではないと思っているので、そういう際の時にはちゃんと反応すること、応答することが大切だとは思います。
その安心安全な状況が全部揃っているのに、それでも行動が続いていて、家族や本人が嫌な思いをするっていう状態であれば、その選択肢の一つとして消去っていうのはありなんじゃないかなと思ってます。
で、もう一つ付け加えておきたいのは、消去の原理っていうのは別に赤ちゃんとか小さい子だけの話じゃなくて、この行動の仕組みっていうのは大人も子供もみんな同じなんですよね。文句を言えば折れてもらえたとか、不機嫌になると気を使ってもらえたとか、そういう経験が続けば、その行動はうまくいった行動として残っていきますよね。
逆にこれまで得られていた結果が得られなくなると、それは子供も大人も関係なくその行動は少しずつ減っていくんですよね。今までは美味しいと思っていたレストランのオーナーさんが変わっちゃって、全然違う味になっちゃったって、全然美味しくないやってなったら、もうそのレストランにはいかないですよね。
それが消去と同じことなんですよね。念トレも消去の手続きもそうなんですけど、決して子供を自分の思うようにコントロールするための道具ではないと思います。
親も子どもも子育てが少し楽になる。気持ちが少し楽になるとか、お子さんにとってはこれから生きていくために、例えば人に対して嫌な言葉を言ったりとか、手を挙げたりとか、そういう行動っていうのは生きていく上で、とても生きづらい状況になりますよね。
その行動がもし続いてしまうと。なので、そういった生きていく上で、これはやめておいた方がいいよねっていう行動に関しては、消去の手続きっていうのは選択肢の一つとして考えてもいいんじゃないかなというふうに思っています。
そういう前提を持って考えていくと、その消去の手続きっていうのがそんなに冷たいことじゃないんじゃないかなっていうふうに個人的には思っていて、もちろん行動の原理っていうのを知った上で、子どもに対してそれを使ってみるっていうのは悪いことじゃないんじゃないかなと思っています。
実際に私も何度も消去の手続きを子どもたちにやってます。それでもいい関係が作れてるなっていうふうには思っていて、それはきちんとこういう時は使ってもいいかなっていうのを自分で考えた上で、子どもにとっても自分にとってもハッピーになるための方法の一つっていうふうに捉えているからなのかなっていうふうには思っています。
念トレのお話をきっかけに、行動がどうやって減っていくのか、罰と消去は何が違うのかっていうことも踏まえて、私の思いみたいなことを今日は話させていただきました。
ぜひまたお聞きいただければ嬉しいです。
今日も最後までお聞きいただきありがとうございました。また次回の配信でお会いしましょう。
11:25

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