2023-02-26 01:51

誤変換は日本語の宿命

どうやら日本語という言語は、起源が「わからん」ようなのです。
いろんな説が飛び交い過ぎて、学者さんたちが議論しまくっている様子が伺えます。
日本語の起源@wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E3%81%AE%E8%B5%B7%E6%BA%90

これまでいろんな種類の言語にふれる機会が有りましたが、日本語ほど「表記の方法」が複雑怪奇な言語は無いんじゃないかと思います。
聞き話し、つまり音声の面ではそれほど世界的に複雑な音ではないと言われていますが、その代わりに美容院と病院が代表的な例ですが、ある種のリズムに乗った話し方をしないと通じないことも多いので、後日どこかで書きたいなと思ってます。

ともあれ日本語の文章を書く、つまりコンピュータに入力することを考えた場合、今現在一般人の主流はキーボード入力だと思います。
ケータイのフリック入力で、PCのキーボードよりも速く入力する人が居たり、音声入力で超速で入力したりする人も居ますが、結局のところ確率の問題で誤変換が起こり得ます。
これは日本語の宿命とも言えるハンディなんじゃないかと思っています。

子供の頃から何年もかけて漢字を含めた日本語の読み書きを習いますが、実際のところ立派な大人になってもちゃんと文章を綴れない人は「当たり前のように」存在しますし、そのちゃんとという決まりも、アヤシイ、グレーなケースも多いですね。
そして誤変換に至っては誰しもミスに気づかず恥ずかしい思いをしたことは、みなさんにも多少あるんじゃないでしょうか。

その昔の紙の時代だと、正しい漢字も書けない読めないのかとイジられたりしてましたが、今では誰でも話せればキーボードを打てるところまで行くものの、その後の「かな漢字変換」のところでつまずく運命にあります。

いつも書くような定形文章では変換ミスは起こりにくいものの、それでも画面を見ながら変換キー(おそらくスペースバー)を何回も押しながら正しい漢字の候補を選択する場面に遭遇していると思います。

英語圏や漢字を使わないような言語体系では、キーボードに全ての文字が書かれていることが多く、変換作業が不要です。
英語やハングルキーボードを使った入力の様子を観察したことも多いのですが、個人差はあれ、日本語入力の時のような変換作業に手間取ることはまず無いですね。
そのかわりミススペリング(綴り間違い)の可能性が有りますが、スペルチェッカーにより自動修正される場合も多いです。

お隣の韓国語では文字はハングルを使います。これは近年に発明された「表音」文字なので、日本語に例えるとすると、すべてひらがなで文章を綴るような簡単さに近いのです。
たまに人名地名などの漢字に変換する必要がありますすが相当なレアケースで、ほぼ全てがハングルだけで完結するため、変換の手間やミスから相当に開放されています。
日本語と文法や音声が酷似しているにもかかわらず、この点は相当に人生の時間の節約と考えると、日本語より有利かと思います。

あと漢字でほとんどの文章を綴る中国語ですが、全部日本語で言う音読みのみの文字体系になっているため、普通語と呼ばれる一番中国語で標準の言語体系では、整然と入力方法が決められているため、熟語で入力するなどすれば、熟練者ではほとんど変換作業で時間をロスしないそうです。ここでも時間ロスの意味で、日本語の入力は手間がかかるので負けです。

ここまで来ると、日本語を使うような環境に生まれたことを憂う感じにもなりますが、逆にこの複雑怪奇な表記体系をアートとして楽しむのが良いのかな?とも思えます。

そんな現代アートの一つが誤変換です。
誤字も笑えるものがたまに採取されますが、やっぱり一等賞は誤変換でしょう。
真面目、一生懸命に打った文章が、恥ずかしいまま平気で世にでてしまう。それが日本語の宿命〜、と。

カタブツの総務部長さんがその手の誤変換の名人だったことを思い出します。
ある日全社員に向けて急いで打ったコンプライアンスの通達文書が。某不祥事について書かれていたのですが、笑って仕事になりませんでした。お食事券、正しくは汚職事件でしたね。


笑える誤変換ネタです

https://netacon.net/fun/256006951.html

https://blog.goo.ne.jp/iinna/e/a3704586a6fcce0c484b9b42499f4b21
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00:05
みなさん、おはようございまーす。
日本人ってめちゃくちゃハンディーあるなって思うんですよ。日本語の入力っていう分野において。
普段私たち、日本語を普通に使って会話してたりなんかしますけども、まあ聞き話と読み書き、特に読み書きってのは世界の中でもかなり複雑な体系になってんじゃないかなと思うんですよ。
カタカナ、ひらがながまずありますし、漢字が何千種類もあるし、あと英語も交えたりなんかしてですね。
あと外来語の表記の仕方だとか大体決まってたり。これいくらちゃんと勉強したってですね、100%正解なんていう表記法はないですよね。
今日日音声入力なんてのもかなり可能になってきましたけども、結局のところキーボードで入力した方が早いなんていう人も多いわけで、その最たる理由ってのが、
カナで入力して漢字に変換するっていうところのカナ漢字変換、ここほど語変換が多いんですよね。
紙に鉛筆で書いてた時代にはありえなかったようなとんでもない語変換なんてのがあって、真面目に仕事の文章を打ってんのにも超絶笑っちゃうような文章になっちゃったりですね。
いろんな国の人の入力を見てると、やっぱり日本語の入力っていうのが他の国の言語に比べたら、なんか決定的にハンディを打ってるって感じなんですよね。
これは宿命ということで受け入れて、あとは楽しむしかないかなと思ってます。
ファローでした。では、また明日。
01:51

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