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2023-07-16 01:59

調味料とスパイスと出汁と

調味料は料理に使われてそのまま単体では食べたり飲んだりしないものの総称、ってことでいいんでしょうか?
そしたらスパイスとか出汁(だし)とかも入る?
まぁ、用途が違うのでわざわざスパイスとかダシとかの分類を作ったのかとも思えます。

要は料理というのもはとっても我々人間を含む生き物に大切なものですが、この調味料ってのを使うのは人間様だけ、ですよね?
最近はお犬様とかお猫様もグルメが増えたとは聞きますが。

どうして人は調味料を欲しがるのかという素朴な疑問が湧きますがそれは要は、どうして美味しいものを食べたいのか?というテーマに対応するためですかね。
となると、美味しいの定義が何なのかを突き止める必要がありますが、こりゃ無理です。好みが人によって違うので。

人によって好みが違うのは、生まれ育った環境や、生まれ持ったDNAによるところが大きいと思いますが、私なりの考えとしては「人体、足りない物を欲しがるようにプログラムされてるんじゃない?」ということです。
たとえばハードな運動したあとには、水分と塩分が欲しくなるみたいな。体が欲してるので。

食べ物を食べる時に使う感覚は、味覚・嗅覚が大きく影響し、さらに触覚(食感とか)や視覚(盛り付けや色彩)も影響する、と。
その中でも特に「味」に影響するのは味覚・嗅覚でしょう。
人間に備わった舌と鼻に仕組まれたセンサーが、果たして私が食べてるものは欲しているものであって毒ではないよね?と確認しながら摂取しています。

毎日誰かが作ってくれて、もしくは自分で作って仕上がった食べ物というのは、言ってみればこの世の化学物質の壮大なる混合物です。
その多くが有機物ですが、塩や水、そしてミネラルなどの無機物も多く含まれている混合物なのですね。
どうして複雑な味に仕上げられた料理が必要なのかというと、人間には生物として成長や生命維持のために必要とされる成分が決まっていて、それらをまんべんなく摂らないと必要な成分が不足し、不健康になるからです。

例えば塩を一切使わない料理はまずいと言われることがほとんどですが、それは人間が塩分を欲していて、ある程度塩分濃度がベロに触れないと美味しくないぜとプログラムされてるから。
ダシの効いてない味噌汁がまずいのは、期待している必須アミノ酸成分が足りないとか。
ポテトフライにケチャップかけたいのは、酸味と甘味とグルタミン酸を補完して美味しいと感じるから、などなど。

そして日本食調味料の王道、醤油。
これは穀物をバイオ発酵させて作られる、めちゃくちゃ複雑な旨味成分を含んだ万能調味料と言えます。
どんなに単純な具材にでも、野菜・肉・魚を問わず、生・煮・焼・干・揚などを問わず、足りないものをたくさん補ってくれます。

もう醤油で育ってしまった日本人としては空気のような存在で、無ければ一日も生きていけません。
成田空港にはじめて降り立った他国の人が最初に日本独特の香りを感じるのは、醤油の匂いと言ってもいいでしょう。

そして嗜好品の部類に入るかもしれないスパイスですが、ほとんどが植物由来のもので、香りや辛味を添えるものです。なかにはサフランやターメリックのように主に色だけ追加するために入れるものも有ったり。
インドがカレーのスパイスで有名ですが、いきなり違う国に連れて行ってもらえるような気分に浸れるのもスパイスの効能ですね。
インドや中東系でよく使われるスパイスもストックしてたりします。例えばカルダモン・クローブ・クミンあたりは必須ですね。
胡椒に至っては説明不要、全世界で受け入れられていますね。あと洋風料理にもローリエ、ナツメグが欲しいところです。

個人的に絶対欠かせないのは赤唐辛子系スパイスです。これが入ったスパイスがどれだけ家にストックしているか数えてみました。
七味・一味・激辛スパイス(地理)・激辛スパイス(カレー)・ウスターソース・どろソース・コチュジャン・チョジャン・カレールー(大量)・カレーの壺・タバスコ・コーレーグース。

これらは必須栄養素というよりはむしろ、ベロの上の刺激が欲しいとプログラムされてるから。
舌が備えるセンサーは、口に入って触れる物質から甘味、酸味、塩味、苦味、旨味のどれかを感じる仕組みですが、辛味はその中に入ってません。
温度の熱さを感じるセンサーが辛みも感じるようにできていて、なんと辛みを感じると人間の脳内には脳内麻薬と言われるホルモンのβエンドルフィンや、アドレナリンが分泌されるらしい。
そりゃこの快楽求めてエスカレートしていきますわな。

まぁ、勝手によくこんなこだわり書くわと言われそうですが、ちょっとの量で料理メニューがキラリと光るならそれはそれで良しと思います。
問題はこれらの調味料類は大量に摂取するわけではないので、余って古くなって捨てる場合がほとんどということ。
お店のようにジャージャー消費できれば別ですが、まぁ家庭では余りますよね。
そんなに急に悪くなるようなものも少ないですが、さすがに消費期限数年過ぎてると捨てねばかな。。。

たまには調味料整理デーを設けましょうかね、という話でした。

#調味料 #脳内麻薬 #スパイス #出汁 #ダシ#アミノ酸
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00:05
皆さん、おはようございます。
私が好きな調味料の一つに、高齢グースってのがあるんですけども、
これは沖縄でよく使われている調味料の一つで、
あわもり、これは米から作られる焼酎ですが、
これに、シマ唐辛子という、小粒で激辛の唐辛子を漬け込んで、辛味を抽出したものなんですね。
なんともワイルド感あふれる調味料で、
これ、ラーメンとかの、特につゆ物に入れるとすごく風味が良くなんですね。
なんか沖縄に初めて行った人が、これ間違えて飲んじゃって口爆発しちゃったって話聞いて、
ちょっと高齢グースの話しましたけど、
普段使いの調味料っていうと何を連想されますかね。
まあ、日本人として絶対無視できないのは醤油だと思うんですけども、
あと味噌ですか。塩とか酢なんてのもありますね。
そして砂糖とか。料理の具材があって、それを最終的に引き立てる、仕上げるために使うって感じでしょうかね。
そしてさらに料理に登場するのがスパイスと出汁でしょうか。
特にこの分野は相当な種類がありますんでね。
好みによって、また国によって、無数の種類がありますね。
結局どれも多すぎず少なすぎず、いいバランスで入れるっていうのが難しいところですけど、
必要最低限だけと思って自分が冷蔵庫と棚に保管している調味料、数えてみたら50種類ぐらいありましたね。
1年以上手つけてないのもありますから、これは整理しなければって感じです。
調味料たち、使い切れず捨てる割合9割じゃない?っていう話でした。
ファローでした。ではまた明日。
01:59

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