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こんばんは、今夜もまた、おやすみ歴史ラジオの時間がやってきました。 お布団をしっかりとかけて、一番リラックスできる姿勢で聞いてね。
今夜は、新シリーズ【戦国編】の第1走者足利義昭さんのお話の2回目です。 昨日のお話では、悪いお侍たちにお城を襲われて、
命からがら京都から逃げ出した足利義昭さん。 福井県の朝倉さんにも動いてもらえず、誰からも助けてもらえずにポロポロと涙を流していた、その時でしたね。
遠い、今の愛知県にあたる、尾張という国から、 よし、僕があなたを助けて、京都まで連れて行ってあげましょうと、力強く手を挙げた男がいました。
その人こそが、後に歴史を大きく変えることになる天才、尾田信長さんでした。 尾田信長さんからの手紙を読んだ足利義昭さんは、飛び上がるほど喜びました。
本当かい?僕を助けてくれるのかい? ああ、神様仏様、ありがとうございます足利義昭さんは急いで荷物をまとめると、信長さんが待つ岐阜県のお城へと向かいました。
初めて対面した尾田信長さんは、噂通り、どこかギラギラとした不思議な目をしたお侍でした。
でも信長さんは足利義昭さんの前に丁寧に進み出ると、こう言ったのです。
義昭様、これまで本当に大変なご苦労をなさいましたね。 もう安心してください、この尾田信長があなた様を命懸けでお守りし、必ず京都へお連れして立派な将軍様にしてみせます。
その力強い言葉を聞いて、足利義昭さんはやっと本当の味方に出会えた。
と、またポロポロと嬉し涙を流しました。
こうして、心優しいけれど兵隊を持たない涙の将軍候補、足利義昭さんと、誰も思いつかないような新しいアイデアで戦う天才、尾田信長さんの最強のタッグが誕生したのです。
信長さんはすぐに、自分の強い兵隊たちを何万人も集めました。
そして、お城の真ん中に足利義昭さんを大切に守りながら、ついに京都を目指して大進撃を開始したのです。
さあ、みんな、義昭様を京都へお連れするのだ。
邪魔をする奴らは、全員ケチラセ信長さんの大号令と共に、何万もの兵隊が一斉に歩き出します。
その様子は、まるで大きな地響きが起きているかのようでした。
でもね、みんな、京都への道は、そう簡単ではありませんでした。
信長さんたちの前に、今の滋賀県にあたる場所を治めていた六角さんという強いお侍の親子が、大きな壁となって立ちふさがったのです。
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六角さんは、京都をめちゃくちゃにした悪いお侍たちの仲間でした。
ふん、足利義昭を将軍になどさせるか、織田信長の生意気な田舎っぺ兵隊どもめ、ここで全員ボコボコにして追い返してやるわ六角さんは、
山の上に作られた、とても頑丈で絶対に落ちないと言われていたお城に立てこもり、上から弓矢や鉄砲を構えて待ち受けていました。
普通のお侍なら、うわあ、あんなに強そうなお城、どうやって攻めたらいいんだ、と何ヶ月も悩んでしまうところです。
ところが織田信長さんは普通のお侍ではありませんでした。
ふん、そんなお城、まともに相手をする必要はない。
みんな一番強いお城は無視して、周りにある小さいお城から一瞬で全部ぶっ潰していくぞ。
スピード勝負だ信長さんは、相手が驚くほどの超ハイスピードで周りのお城を次から次へとものすごい勢いで攻撃し、たったの一日で全部落としてしまったのです。
これには頑丈なお城にこもっていた六角さんの親子も腰を抜かしました。
が、なんだあの織田信長という男は、強すぎる、早すぎる、このままじゃ明日には僕たちまでやられてしまうぞ信長さんの圧倒的な強さにビビってしまった六角さんは、なんと戦うのを諦めて夜のうちにお城を捨ててこそこそと逃げ出してしまいました。
立ちふさがる敵をあっという間に撃破した信長さんと足利義明さんは、そのまま一本道を突き進み、ついに憧れの京都の町へと入ったのです。
京都の町の人たちは、何万人ものピカピカの鎧を着た信長さんの兵隊と、その真ん中で立派な馬に乗った足利義明さんの姿を見て大歓声をあげました。
お帰りなさい、義明様、これでやっと京都に平和が戻るぞ何年もの間、ボロボロになりながら泥水をすすり、全国を逃げ回っていた足利義明さんが、ついに一番大好きな京都の町に最高にかっこいい形で帰ってくることができたのです。
信長さん、ありがとう、本当にありがとう、足利義明さんは京都の美しい景色を見つめながら、心の中で何度も何度も信長さんに感謝していました。さあ、ついに京都に戻ってきた足利義明さん、この後念願の将軍になることはできるのでしょうか。
でもね、実はここから信長さんとの関係が少しずつ怪しくなっていくのです。その続きはまた明日の3回目にお話しするね。今夜はゆっくりおやすみなさい。