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2020-07-01 12:49

第61回 なぜ赤塚不二夫さんのもとには才能豊かな人たちが集まるのか

才能豊かな人たちを引き寄せた赤塚不二夫さんの人柄の魅力に迫ります。

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どうも、WATAです。 TAZAWAです。
つい最近、またYouTubeでですね、すごい昔のですね、赤塚富士夫さんが出てるドキュメンタリー。
赤塚富士夫ととんでもない仲間たちっていうですね。
フジテレビか何かで昔、もう本当数十年前、20年、30年前ぐらいに放送されたドキュメンタリーをYouTubeで見て、すごい感動もしたんですけども、やっぱり赤塚さんってすごいいろんな人に愛されてるじゃないですか。
それでおなじみじゃないですか。タモリさんとか、それこそ著名な漫画家の人たちにもすごい友人が多かったりとか、こういう関係がめちゃめちゃ広くてみたいな。
愛されるエッセンスみたいなのが、やっぱりこのドキュメンタリー見るとね、すごい出てて。
赤塚さんって天才だとは思うんだけど、いわゆる天才バカボンっていうぐらいだから、その反面強者のとこもあって、クレイジーなとこもめちゃめちゃあるんですよ。
バカなのか天才なのかみたいな、それを絶妙なとこにキャラクターとして持ってる人だから、ぱっと見ほんとだらしねえ親父だなっていう。ずっと酒ばっか飲んでたんですよ。この番組でもずっと酒ばっか飲んで。
酒飲みすぎておかしくなっちゃったんですよ。眼科なんかが患ってて、この番組中もケン・ナオコが家にお見舞いに来て、お見舞いを渡したとこで血を吐くシーンみたいな。
演出もあると思うんだけど、ゲホゲホとかして血吐いちゃってる。でも酒やめないみたいな。言い換えればちょっとクズ的な要素もあるんだけど、すっごい友達に囲まれてるんですよ。
もともと時和荘で、それこそ時和荘出身ですよ。赤塚さんだって。藤代先生たちとか、石上先生とか手塚治虫先生とか、すごい早々たる漫画家に囲まれて。めっちゃパイオニアじゃないですか。日本の漫画の。
でもね、全然それを感じさせない。このドキュメンタリー見て思ったけど、全然感じさせない。本当ダメ親父がアシスタントに漫画を描かせてるみたいな。
アシスタントもすごいね。釣り馬か描いた人とかいたりとか。すごいいっぱい有名な漫画家が配出してたりしてて。
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なんていうんですかね、こういういわゆるめちゃめちゃパッと見、才能がすごい見るからに溢れてるっていうわけじゃないんだけど、なんで人が集まってくるんだろうなっていうところっていうのは、赤塚さんを見ていろいろ感じるところがあって。
田沢さんの周りってそういう割と天才派だというか、そういう人が多いイメージはあるんですよ。
企業家の方もいらっしゃったりとか。なんでか人が集まってくるみたいなタイプの人いるじゃないですか。
なんかこう、人が集まってきやすい秘密というか。何なんだろうなと思って。
なんかその人が集まってくるような人に共通してるなって僕は思うのは、人を許す人かなみたいな印象がありますね。
ちょっとチンプの言葉で言うと、多様性を認めるっていう感じ。
どんな人も普通に受け入れちゃうような人って、その人の能力関係なく人が集まりやすいのかなって思ったりはしますけどね。
なんかすごいわかりますね。だから赤塚さんもそうなんですけど、すごい前提やっぱり、懐がやっぱり相当深いんだろうなみたいなところがあって。
バカか天才かのギリギリのとこ行ってるっていうのはあるんですけど、赤塚さんの場合はお金を使っちゃうんですよ。
これはドラマにもなってて、2017年か18年、NHKで赤塚先生の人生を描いたドラマが、釜山哲史さんが主役でやってるドラマでも見たんですけど、
その日ぐらいじゃないんですけど、稼いだお金を基本的に使っちゃうんですよ。で、全部奢っちゃう。100万ぐらいとかのびんこを釣って。
家にも、俺の部屋で自由に暮らしていいからっていろんな下宿人がいて、アシスタントの人もいれば全然関係ない出版社の人もいて、そういう人たちにそういうのを受け入れて奢っちゃうんですよ。
だから、そこは単純に人が集まりやすいっていうのは、拒んでないから受け入れやすいんだろうなっていうのはあると思うんですけど。
だから、赤塚さんっていじりやすい人なんだと思うんですよね。いじりやすいって大切だと思うんですよ。
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リーダーの人がいて、リーダーの人がいじりやすいタイプかそうじゃないかで、結構下の人たちの動き方が変わるじゃないですか。
実際にいじれることと尊敬してないことって関係ないんですけど、それを履き違えてるような人は、いじられないように鎧を着ちゃう人はいますよね。
逆に絶対君主タイプでトップダウンというか、その代わりはすごい強いリーダーシップっていうのはあると思うんですけど。
そうなんですよね。慕われやすさみたいなところで言うと、あとは人の集まりやすさ。結果的に人が助けてくれるかどうかみたいなところ。
その辺はトレードオフがあるかなって感じですもんね。
さっきの赤塚さんの話で、すぐ追っちゃったりとかするって言ってるじゃないですか。
そういうエピソードを聞いて、なるほど人に奢ったりとか、たくさん与えたら人はついてくるんだって思ってしまうのは間違いだなっていうか。
結局赤塚さんに人が集まってるのはそういう意味じゃなくて、実際、何か与えてくれる人のもとに集まるってことは実際はないんじゃないかなと思うんですよね。
分かると思うのは、結局その先にあるんですよね。キャッチーではあるからそのタイミングで人がふわっと集まりやすいっていうのはあると思うんだけど、
付き合いが続くとか、ずっと一緒にいるっていうのはその先に多分あるんですよね。
人が集まってくる人の周りには孫徳で集まる人はいないとは思うんですよね。
だからゲームすることの何センスさんみたいなのがありますよね。
赤塚先生は喫水のお人よしだなっていうエピソードがあるんですけど、当然ダメ親父なんでギャンブルとかもやるんですね、赤塚さんは。
麻雀とか好きで友達とかジャンソーとか行ってやるんですけど、赤塚先生は人の範囲で上がる論っていうのを絶対しなかったらしいんですよ。
それはかわいそうだからっていう理由で、論絶対相撲でしか上がらないっていう。徹底してたらしいですからね。いい人ですよね。
それで言うと、渡さんもそういうことしそう。
僕もね、あるかもしれないですね。
そういうちょっとわけわかんないとこあるから渡さん。
ちょっとバカなってとこあるからね、そこね。
あれ様子がおかしいなと思ったら、そんなとこに気遣ってたの?みたいな、たまに見かける気がするんですよ。
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たまにあるね、ほんとに。
全然パーソナルスペースは手を広げて侵害するくせにね、こんな小さいとこ気にしてるのかみたいなね、ありますけど。
だからね、根っからそういうちょっと人がいいっていうのもありつつ、でもそういう人と一緒にいるとね、面白いじゃないですか。
面白いことが巻き起こりやすいんだと思う。
面白い人が集まりやすい循環が生まれるんだろうなと思って。
結果的になんかね、ほんとダメ親父なんだけど、背中で語る部分もやっぱあるんですよね。
パッと行動とか見た目ではあらわれてないけど、すごい背中が大きく見えるというか。
そういうふうでいたいって思いますか?
自分がですか?
どっちかというと、僕もそうでいたいですよね。
いたいですね。
あとは、そういう人のそばにいたいって思いますね。
なんかね、面白いことが起こる気がするんですよ。
結局だから、受け入れるし寛容だし、しかも考え方もすごい自由だし、ちょっと間違えたバカなこともやるからね。
だから面白いことが起こる理由わかりましたよ。だからその本人が、博塚さんが人を許すし寛容でいるから、周りにいる人はありのままの自分になっちゃうから、結果面白いことしちゃうんじゃないですか。
なるほどね。
いや、そうだと思う。自然に導かれるところがあるんでしょうね、確かに。
これでいいのだって言ってますから、だって。
あれだから、バカボンのパパの言葉じゃなくて、博塚さんの言葉なんですよね。これでいいのかっていう。
ギャグマッカー描いてる人ってやっぱり愛がありますよね。
あるある。
僕、コチカメの秋元さん、情熱大陸好きなんですけど。
好きそうですね。
あの人、涼さんのキャラと全く違うんですよね。
ですよね、秋元さん。
そーっとした人なんですよね。でもバカなことなんて一切できなそうな気の小さそうな感じで。
よく描けるなって言ってたね。
それを色気を感じるんですよね、秋元さんには。
だから、赤塚さんほどではないし、背中で背負って語ってる部分はもしかしたらあるのかもしれないですね。
人間ってこうでいいよねっていうふうに思ってるってことですかね。
それを描きたいんだろうね、たぶんね。
いやそうだわ、だからその赤塚先生はまさにそうですわ。
でも何でしたっけ、時はそうの漫画家の人は、そういう結構漫画を描く人が多いですけどね。
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フジコ先生のね、笑うセールスマンとかもそうですし、ドラえもんとかもそうですけども、のび太くんみたいな。
笑うセールスマンはちょっと違うけど。
ちょっと違う。
逆。
大局にも程がある。
大局ですね。ダーティーなところもあるからね。
最近の漫画にはちょっとそういうエッセンスがあるから、僕は結構昔の漫画が好きなんでね。
こういう漫画家がまたいっぱい出てくると、なんかいいなみたいなね、ちょっと思ったりしたっていう感じですわ。
じゃあそんな感じで切ります。
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