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あのー、WATAさん、はい、元気なさそうです。
え?
元気なさそうです。
ちょっとね、元気ないっすね。
それを言ってTAZAWAさんもね、元気なさそうなんですよ、今日。どうしたのか。
なんかね。
WATAさん、元気がないときとかはどうしてますか?
元気がないとき?
どうにかしようとしたりして、なんかします?
僕は、だからどっちかっていうと、そうなんですよ。
元気がないことを、元気がないまま受け入れられないタイプで、なんかこうしようとしちゃうタイプであるんですよね。
そうなんですね。
で、なんかね、すごいやることっていうのが、最近ちょっとあんまりやらなかったんですけど、
夜空を見上げる。
本当ですか、それ。
いや、ちょっともうちょっとちゃんと説明しようと思います。
僕は、すごい悩み事とか、あとは考え事が、ちょっと解決できない考え事があるときは、すごい歩くっていうのがあるんですよ。
なるほど、はいはいはい。
で、これもう、何回もTAZAWAさんに話したことあるんですけど、解決するまで歩く。
なるほど。
昔よくやった、最近ちょっと太っちゃって、足腰悪くしちゃったから、あんまりできてないんですけど、昔よくやったのは、会社、ちょっと僕らの会社ね、渋谷にあるんですけど、渋谷から自宅まで歩く。
もう距離にして15キロぐらい。
はい、何時間ですか?
4時間半。
はいはいはい。
だから、こういうのをやると、やらざるを得ない気分になっちゃって。
で、結果的にすごい大したもんで、もう4時間半歩くと足もパンパンだし、脳ももう考え切るどころか、何周ももう巡って、でもやっぱ直に体も脳も疲れてくるんで、
だから忘れちゃうんですよ、4時間ぐらい歩いてると。
うん。
だから大体のことは解決します、歩けば。
僕もそうですもん。僕めちゃめちゃ歩きますから。
歩きますよね。
そうそう。
夜の。
僕も夜。
あれですよね、徘徊するんですよ。
徘徊。だからまあ、冬はちょっと厳しいですけど、基本的には年中、ほんと2時間ぐらい歩いちゃいますけどね。
立ち止まれなくなるっていうか。
立ち止まれなくなる、そうそうそうそう。
何て言うんですかね、考え事をしつつも、街の情景とか見てるんですよ。
当然、東京とかでいろんな情景あるじゃないですか。渋谷はすごいギラギラ明るいし、世田谷のほうは逆にすごいくねくねして道が入り組んでて、Googleマップで迷っちゃうみたいな。
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何て言うんですかね、考え事をしつつも、散歩を楽しんでるとかいえばあって、東京の街の情景を眺めてる。ここいい街だなとか、ここはちょっとすごい暗いからあんま住みたくないとか、そんなことも考えてたら、そういうのも多分脳をリフレッシュさせてる定文の一つなんだろうなと思って。
そうですよね。考えようとして考えないですよね。
そうそうそうそう。
結果的にめちゃめちゃ考えてたとしても、考えようとして考えてないですよね。
さっき解決するって言っちゃったんですけど、結果的にどうでもよくなってるっていうのが正解で、問題もしかしたら本質的には解決しないんだけど、自分の中でもういいやみたいな、ある種割り切れるというか、そういう状態になれたりするんですよ。
僕の場合は何か答えを出したいときは歩くんだけど、歩くと答え出て帰ってくるわ、僕は。家に僕は。
出ます?
出るんですよ。
出るよね。それやっぱ脳の性能がいいですね。
例えば仕事の話で言うと、どっちかというと体験とかUI UXみたいな、何かモヤモヤして何か答えは出そうだけど出ないみたいな、一日中考えてても答え出ないっていうときは夜歩いて2時間ぐらい歩くと、
全部まとまって、いわゆるかっこいいかというと、いわゆる降りてくる感じで答えが出ますね。
気持ちよく、だいたい今まで僕は自分の中で、これは発明になったなみたいなものに関しては、全部夜中の散歩で答えが出てますね。
サービスの体験をしっかり。
あと音楽やってた時は曲もそうだったし。
全部インスピレーションが大事なことは全部歩いてる時間ですね。
前、僕ちょっと調べたことがあって、実は僕の悩み事の話とはちょっと違うんですけど、いわゆるアイディエーションのところは、アイディアを着想するところは、実は人は歩いてた方がいいらしいとスタンフォード大学の研究で。
10分ぐらい歩くと脳が結構活性化されて、アイディアを思い知ったりとか、なんか広めたりとか、実際これ科学的に証明されてるらしいですからね。
それをちゃんとやってるってことですよね。
なんか歩いてると脳が浮く感じがするんですよね。
じっとしてると脳が居場所を探そうとするんですけど、歩いてると足がそれをやってくれるから、脳はフワフワしていられる、何も考えなくていいって多分あいつは思ってる気がする。
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なるほど、あいつね。
脳を羽ばたかせる感じがあるんでしょうね。
なるほどね。
だから本来の役割に戻してあげてるみたいな感じなんですかね。
座ってると座ってることに対してのいろんなコマンドが発生するのかもしれないし。
アイディアの出し方とかで言うと、僕はでも毎回同じ方法でアイディアを出そうとして出してるとこあって、自分の中でこういうセオリーで散歩したらアイディアが出るっていうのがあって、それを毎回ずっとやったんですけど。
歩く前にめちゃめちゃインプットはするんですよ、普段。めちゃくちゃアイディア出したいテーマに関するインプットをめちゃくちゃして勉強しておいて、歩くときには何も考えずにそのテーマのことだけ考えて歩くんですよ。
かつ、カノン進行の音楽を聴きながら歩くんですよ。
そうするといい感じの答えが出るんですよ。
これ昔からそうされてる。
ギューラな散歩レコード。
カノン進行じゃないとダメなんですよ。
そうなんですか。
僕の場合は。
なんでなんだろうなと思って。
なんなんですかね。やっぱそういう脳がハー体験的な感じで快感を得てるっていうところもあるんですか。リラックスできるとか。
かもしんないですね。
カノン進行の悲しみ、カノン進行ってJ-POPでよく使われる、蝶々、明るい木と短蝶、暗い方が交互にやってくるような、すごい切なさがありつつの前向きになれるような。
マスオドジョシとか結婚してる曲に多いんですけど。
それを聴きながら歩いてるとね、多くアイディアが出るんですよね。
それが僕がそういうカノン進行が好きだからそうなのか、それともカノン進行っていう自体にそういう力が、作用があるのかわからないけどね。
僕の場合はそうですね。
それなんかすごい科学的に解明してほしいですよね。
蝶々と短蝶が脳に与える影響とかであるのかなと思って。
でもなんとなくわかるのは、蝶々だけだとダメなんだろうなとか。
ヨアさんもね、ポジティブすぎると良くなかったことが。
逆に短蝶、暗いだけだと悪いらしいとかね。
確かに、もしかしたらいいアイディアを出すためにポジティブな気持ちが大事なんだとしたら、カノン進行は切ない気持ちの中にポジティブさを見出すコード進行なんですよね。
だから結果的に、その気持ちをポジティブにすることによって、良いアイディアに結びつくっていう可能性はあるのかもしれない。
それありそう。
でも結構、理にかなってる理論かなというか。
ポジティブになれるっていうのは、やっぱりインとイオンの関係で、反面ネガティブな気持ちがないとポジティブにはあんまりなれない気がしてて。
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だから裏返しだと思うんですけど。
そのアップテンポというか、アップダウンが結局、ネガからポジに上がるときに良いアイディアが思いつくとか、
その抑揚がないと単調じゃなくてポジティブ。
そのリズムが実は大事に施設ありますよね。
そうです。
カノン進行で歩いてみようかな、僕も。
なんか出てくるアイディアってどっちかというと、細部、細かいところよりも、すごい抽象的な世界観が整合性を持って降りてくる感じがするっていう感じですね。
なるほど。
だからウェブサービスだったら、UIもUXもいろんなところが全部整合性を取った状態でまとまって出てくるみたいな。
みんなそういう感じ。
音楽とかで言うと、ステージがそのまま見える感じで降りてくる感じでした、僕は。
すごいですね。
だからこういう見えたものに対して、家帰ってから、じゃあここはこういうふうに細かく作っていこうって思えるぐらいの最初の種が見える感じになる。
なるほど。
それぐらい僕にとって夜中の散歩は重要な。
多分ね、僕とタザワさんって圧倒的に不審者感あるよね。
そうですね。
多分ね、警察に呼び止められるパターン。僕何回かあるんですよ。
僕1回だけですよね。
本当ですか。
うん。
やっぱり世田谷とかを、この見慣れであると。
ワタハナ側はちょっとやから感あるから。
そうなんですよ。
僕まだ鬼感が多分あるので。
そうですね、確かに。
どっちかというと。
確かに。
これはね、若干犯罪の匂いが感じはあるから。危険なんですよね、夜中歩くのね。
でも夜中っていうのは分かるんですよね。やっぱり人がいないあの道路を歩くの大事っすよね。
でも同じところ地域をぐるぐるしてるから、あるベンチに座ってる人と毎回目合うから飽きませんね。
そうか、ぐるぐるパターンか。
僕はゴール目指すパターンなんで、基本的にすれ違う人っていうのは1回だけなんですけど。
ぐるぐるパターン確かにあるね。
何回?
犬のワンちゃんも散歩してる人とかと2回くらい出てたからね。
そうですけどね。
気まずいですよね。
それこそ徘徊してる人だって思われる。
そうそう、徘徊ですからね。
歩くのいいっすよね、ほんとね。
今日歩いて帰りますね。
じゃあここまで歩くのが好きな僕らとしては、歩くための音楽を作りましょう。
作ろう。
そうですね。
カノン進行ね。
カノン進行ね。
それ作ろう。
それいいアイディアです。
自分たちでやってみて、聴きながら歩いてみてどうかみたいなね。
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じゃあそれで能力開発オンディエンとして売りましょう。
すごい商売系を。
たまにあるじゃないですか、ああいう能力開発。
潜在能力を出すやつでしょ。
あれ聞くと確かにそんな気分になれそうな気はする一方で、どういうロジック作られてるのかめちゃめちゃ気になりますけどね。
何とかヘルツとかありますよね。
確かに僕も分かんないですけど、
科学的なロジックはちょっと分かんないですよね。
そういうのも興味あるんだってめちゃくちゃ。
それをちょっと僕らで作ってみて、自分たちで試すつもりかな。
ちょっと公開しましょうね、この番組。
和田さんは人の気持ち良くさせるビートとかはね。
まあそうですよね。
それはありますよ、リラックスさせるビートは。
僕はじゃあハーモニクスとか、
お楽しみに。