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-
スピーカー 1
だから要するに邪道だって言われながらも、
結果を出してきた人が何となく好きなんだろうなって思って。
スピーカー 2
それはまあ、
あれですよね。
そういう、もともとそういう認知で好きだっていうよりも、
結果的にそういう人が好きだっていう感じになってると思うんですよね。
スピーカー 1
今思い返すとそうだったなと思って。
だから何でかなって思ってたんですけどね。
だから、
要するに、
でも確かに今挙げた人たちってみんな、
正当派のやり方しても結果出せる実力ある人じゃないですか。
Xだって演奏力とか含む曲とかね。
ソルドラズだってあれヒップホップじゃないって言われてるけど、
そのヒップホップとしてもすごいじゃないですか。
ラップとしてね。
スピーカー 2
単純にすごいと思いますよ。
スピーカー 1
そうそうそう。
かごえシェフだってあんな出方してるけど、
料理人としてはすごいじゃないですか。
スピーカー 2
まあね。
スピーカー 1
だからなんかこう、
そこで一つ自分なりのアイディア工夫を出して、
人と違うような見せ方をして結果を出していったっていう人が何となく僕好きなんだなと思って。
そこの工夫っていうものを垣間見えるとなんか惹かれるんだなって。
スピーカー 2
まあそのオリジナリティっていう言い方がちょっと地説かもしれないんですけど、
やっぱり個性をちゃんと大事にしてるというか、
まあだから確かにその、
Xは別に僕そんな認識はないんですけど、
普通の王道のロックとかの人からしたら、
なんだその化粧とかしてとか、
男がそんな格好してとか、
いやそんな軽いことじゃダメだよとか、
言われそうでは確かにあるけど、
逆にそれがね、そういう音楽性こそ、
こう唯一無二で軽裏じゃないですかっていうことは言えますよね。
スピーカー 1
だからおそらく、
僕ね、これカワゴイシェフのこの間、
僕YouTubeチャンネル全部見てるから、
アンジャッシュ渡辺と対談してる動画あったんですよ。
僕にとっては夢のコラボなんですよ。
アンジャッシュ渡辺大好きだから。
スピーカー 2
好きですからね。
スピーカー 1
そこで話してたのが、
カワゴイシェフはもちろん料理人としてやってたけど、
この先難しいなと思ったらしいんですよね。
より活躍していくのか。
そこでああいうテレビに出るって形で、
その認知を広めて、
いろいろ開拓していったっていうところの工夫があったらしいんですよね。
おそらくみんなそうなんだと思うんですよね。
今挙げたような人たちって。
このままでもなんか正当派として、
うまくいくかもしれないけど、
なんか他に大きく何かないかなっていうところで工夫して、
いろんな形ができて、
で、その結果成功して、
でも同僚者には邪道だって言われるっていう。
そうなんですよね。
同僚者とかクロートとか評論家に評価されるものって、
なんか面白くないやつが多いっていうのがあるあるじゃないですか。
スピーカー 2
あるあるですね。
スピーカー 1
でもこれ結果僕もそうだし、
スピーカー 2
多くの人って結果的に同僚者とかクロートに評価されるような結果を出そうとしちゃうんですよ人って。
スピーカー 1
なんかその他かっこいい気がしちゃうから。
スピーカー 2
まあなんか、そうだよね。
まあなんかその、権威性も帯びるしとか、
なんかいろんな利害はありそうですよね。
スピーカー 1
要するにその、なんだろう。
かっこよさを求めたらクロートに受けるものなんですねきっと。
スピーカー 2
有名な映画監督にやっぱり映画作ってるならやっぱり認められたいとかね。
そういうのになる。
あとがなんとか賞とか通りたいとかね。
スピーカー 1
あとサブカル界隈で評価される人になろうとしたんですよ。
スピーカー 2
サブカルはほんと、まあ典型ですよねそれもね。
スピーカー 1
で、今挙げたような人たちってサブカルの人たちから評価されないタイプの人だと思うんですよね。
スピーカー 2
確かにサブカル感ないですね。
スピーカー 1
そうそうそう。
だからなんか僕好きなコンテンツとかもそうなんですけど、
なんかこう人に言ってかっこいいものってあんまなくて、
なんかこう本棚に並べるような、その種類の僕の引き出しのコンテンツってあんまないんですよね。
だから結果的にその同僚者から邪道だって叩かれてしまうようなものが好きだから僕は。
スピーカー 2
なんかよくこれ、僕も確かにその、ちょっと近いというかちょっと話ずれてるかもしれないですけど、
なんかよく感じるのは、なんか音楽好きとかって、やっぱりあのこうベタな音楽って言いづらいみたいなのあるじゃないですか。
なんかこう、いやそりゃベタでしょみたいな、王道だねとか、
なんかこう、なんて言うんですかね、それ誰でも知ってる、もう大衆的なものだよみたいなのって、
なんかあの言いづらい空気ありますよね。
なんかこう、割とこう音楽好きの人たちと喋るとこういう会話になりがちなんですよ。
なんか、まあすごい良いと思うけど王道だよねみたいな、なんかそういう感じというか。
でもなんか、純粋に良いっていうものよりも、なんかこうマニアックでやっぱりこう通受けするものを言ったもん勝ち感はやっぱあって、その前提みたいな。
スピーカー 1
そうですよね。大衆に刺さるようなものって嫌うじゃないですか、そういうコミュニティって。
スピーカー 2
そうなんですよ。だからマイケル・ジャクソン好きとか言いづらかったもんね、昔ね。
そうですよね、僕だから。
大好きなんだけど。
スピーカー 1
そう、僕も洋楽そんなに詳しくないですけど、マイケル・ジャクソンは好きなんですよ。
スピーカー 2
なんか、キングオブポップスみたいなさ、ポップスだーみたいな顔してくる人いるからさ、なんかやっぱ言いづらかったよね。
イギリスの音楽しか聴きませんみたいな人とか言うとさ、ちょっとけげんな顔されたりしちゃうからさ。
スピーカー 1
例えば本とかでも、僕例えば中谷アキヒロウとか好きって言うと、いやあれは本とか本に入りますみたいな。
スピーカー 2
それ言われそう。
スピーカー 1
あれ一瞬で読めるでしょみたいな。でも結果的に作家として大成功しちゃってるわけだから。
スピーカー 2
まあそうね。
スピーカー 1
そうそうそう。で、確か日本一で一番本出してる人なんですよね。
あ、そうなんだ。
そう、もう1000冊とかもっと出してた。
すごい量だ。
僕は大学生の時に500冊とか出してたから。でもこういうのって、やっぱりそういうのが好きな僕ですら客観的に見えるからそういうふうに言えるんですけど、
自分自身がって考えると、さっきも言った通り、つい2に評価されるような努力の仕方をしちゃうから、思ったんですよね。
その邪道になっていく努力をするぐらいでちょうどいいと思ってる。
なんかこんなことしたら、例えば僕どっちかというと、エンジニアとかでもそのタイプではあるんですけど、
これしたらエンジニアからしたら怒られるだろうなとか、そんなのエンジニアの仕事じゃないでしょとか言われるぐらいのやり方で詰めていったほうが、
結果的には面白くなるんだろうなって思うし、なんか邪道でいいんじゃないかなっていう、邪道のすすめの。
スピーカー 2
例えばエンジニア界隈でもさ、これ言うとこれ舐められそうだなみたいなのあるんですか?
なんかそういうツール、例えばさ、なんかこれ使ってると。
スピーカー 1
結局エンジニアとして、要するに音楽とかでいうところの、2が喜びそうな音楽を作るっていうのをエンジニアで言えば、
オープンソースとかで便利なライブラリとか、CLIツールとかを作ったりするっていう方向だと思うんですよ。
なるほどね。
一方でエンジニアからあんまりこう、よく思われなかったりするのは、
スピーカー 2
簡単な技術の組み合わせで結果的に世の中に刺さるものを作っちゃったっていう感じですよね。
あー、はいはいはいはい。
スピーカー 1
例えばAIが出てきたときに、オープンAIがAPI作ったときに、LINEでチャットができるツールを作ったとか、
スピーカー 1
ああいうのってエンジニアからすると、いやいや別にやれば別にできるでしょ、そんなのはって言えばなるし、
僕は自分自身のタイプも感覚見て、やっぱそっちの方向でやっぱり振り切っていこうかなっていうふうに思ったんで、
やっぱり明確に邪道でいいっていうふうに思ったんですよね。
だからこれ全然多くの人にとっても、その一本正当派のスキルで抜けていくような実力をつけることって多分、
人の握りの人しか本来できないはずじゃないですか。
でも難しい、多くの人にとっては難しいはずだから、
だから多くの人にとっても邪道でいくっていうのは、やっぱり多くの人にとっていい方法論かなっていうふうに思うんで。
だから今やろうとしていることがあるとしたら、
同じようにやろうとしている人たちから嫌われそうなことって何だろうって考えるブレストとか面白いかもしれないですね。
スピーカー 2
なるほどね、あえて突っ込まれそうな感じのことをやる。
スピーカー 1
WATAさんも同じデザイナーの人にあんなの違うでしょって呼ばれるようなことをやるといいかもしれないですよね。
スピーカー 2
これでもすごい良い議論というか膨らんじゃいそうなんであんま話せないんですけど、
それあるんですよ、デザインの業界で。
ちょっとこれはちゃんと釘って話そうと思うんですけど、あるんですよ。
デザインでもこうすると良いと思われるけど、その逆を取ってこういうふうにするっていうやり方もあって、
ちょうどその議論を去年した記憶がある。
学校行ってたから集まってデザイナーの飲み会みたいなのあったんですけど、
そこでちょうど近い話しましたわ。結構分かれてた議論がやっぱり。
とはいえいいんじゃないっていう人と、いやそれはないでしょっていう感じでやっぱ分かれるんだなっていうね。
それはそれで別にいいんだけどね、どっちの主張もいいんだけど、
スピーカー 1
別に邪道だからって言って、それはデザインじゃないっていうふうにはちょっとそういうのも違うのかなっていうのは思いましたよね。
スピーカー 2
やっぱりそういうのって結構周りから受けるプレッシャーで方向変えちゃったりするじゃない。
やっぱりこうなんていうか、これやってても寒いって思われるのかなみたいな感じで、
やっぱりこうブレる必要ないんですけど、やっぱりこう揺らいじゃうとこはあるんで。
ゲイゴーしなくていいと思いますね。
スピーカー 1
結果的に自分にとって近いコミュニティって黒人じゃないですか。
スピーカー 2
まあね。
スピーカー 1
だって大衆って周りにいないから。
いないからね。
だから結果的に近いところ評価されるところを目指しちゃうんですよね。
スピーカー 2
そういう、どうしてもそれは良い部分も悪い部分もあって、
やっぱりその計算してくるとそれなりに高みというか、レベルが高いとはこうであるっていう、
一つの形を理想形を求め始めるじゃないですか。
そうなった時に、なんかそれってちょっと素人っぽくないかみたいなっていうのが結構目線としてみんな高くなってくるんで、
なんかこう弾かれやすいんだけど、
でも別に素人っぽさがダメかっていうと別にそれ自体も成立してれば、
何かこう評価、見る人が評価するにあたって成立してるんだったら、
いいんじゃないかなっていう気もするんだけど、
やっぱりこう、芸術とかさ、
スピーカー 2
まあ音楽もまさにそうですけど、
どうしても界隈ができちゃう。
界隈っていう言葉は僕あんま好きじゃないですけど、
界隈ができてくると、なんかこう雰囲気が出ちゃうから、
それしか評価されないみたいな。
で、どんどんつまんなくなっていくみたいな。
スピーカー 1
その人の名前で有名なキャラクターとしてって人って、
だいたいこの同じようなこと言ってて、
昔ですけどインタビューで、
アルフィーの高みがね、
言ってたんですけど、やっぱり音楽で迷った時に、
相談する時に音楽業界、音楽の人にはしないって言ってたんですよね。
作家の人とか全然違う仕事の人に相談するって言ってたんですよね。
だからやっぱり常にそういう感覚持ってるんだと思うんですよね。
スピーカー 2
いや、なんかすごいわかりますね、なんかね。
スピーカー 1
まあ僕はでもあれですね、
一番わかりやすくドンピシャなのはカーゴイシェフですね。
この話をする上で一番わかりやすい例は。
スピーカー 2
カーゴイ、そんな僕そこまでイメージないですけど、
邪道なイメージは。
スピーカー 1
いやそれはもうカーゴイシェフ本人が言ってたんですよ。
本人が言ってたんです、この話は。
最初の頃すごい戦ってた。
スピーカー 2
自認してるんですね、カーゴイさんはそれを。
スピーカー 1
あれですよ、今日挙げたのは僕の判断じゃなくて、実際そういう。
スピーカー 2
自分たちがそういう風に。
スピーカー 1
例えばXは有名ですけど、
当時そのコンテストとか出て国評されまくってたんですよ。
ソニーとかに出て。
で、音楽評論家に君たちはこういうコスチュームを着て、
こういう演奏をしなさいって言われたりとかして、
ヨシキがふざけんなって言って、
で、今のあの形になったから。
あとソウルドアートなんかも散々叩かれてるのは、
自覚してるらしいんですよね。
でもそのために、
ああそうなんですね、ありがとうございますって心の中で思ってるって言ってるし。
ダイゴなんて本人もよく言ってるしね。
あとファッションインフルエンサーのMBも言ってました、自分で。
散々同僚の人に。
ああいう形、要はユニクロとかのおすすめとかを教えたりするじゃないですか。
スピーカー 2
要は定着ビジネスだっていうような形をしてるけど。
スピーカー 1
そういう感じなんですね。
ダイゴファッションの知識とかそういうものに関してはね、
一流だったりするからっていう意味で、
ああいうひとつの成功例だと思うんですよね。
僕あげなかった、ここでそれっぽいとあげなかったのは、
例えば中田あっちゃんとかキングコング西野とかはあげなかったのは、
スイッチしてるからなんですよね。
結局そのお笑い芸人からスイッチした形で成功してるから、
その邪道ではないと思ったので。
要するに、もし中田あっちゃんがお笑い芸人としてのスタイルをあのままで、
違う表現でお笑いをやってるんだったら、
邪道かなと思うんですけど。
ちょっとやってる内容が変わってきてるから、西野もね。
だからちょっと違うかなと思ったんで。
スピーカー 2
西野、キングコング西野もお笑い芸人としては認識してないもんね。
スピーカー 1
川越シェフはシェフじゃないですか。
スピーカー 2
川越シェフはシェフですね。
スピーカー 1
そうそう、そういうことなんです。
スピーカー 2
確かにスタイルはもう、ユイが独尊ですもんね。
なるほどね。
スピーカー 1
っていうね、ちょっとこんな話も含めて、ルナチの話を聞いてもらえれば。
スピーカー 2
すごい奥行きが出ますね。
こういう話があるとね、なんかその。
スピーカー 1
まあちょっとね、ルナチの話はちょっとね、僕の好きな話をね、ちょっとしてる。
スピーカー 2
まあいいんじゃないですかね。
スピーカー 1
まあそういう感じで聞いていただければと思うので。
はい、じゃあ一旦ここでお楽しみくださいませ。
スピーカー 2
どうぞ。
スピーカー 1
どうもザザです。
スピーカー 2
ザザです。
スピーカー 1
今日はちょっとね、いくつか話そうかなみたいな、またオムニバス形式になります。
いいですね、紹介していきましょうよ。
まずあれですよ、ルナチ。
スピーカー 2
ルナチね。
いや、あれはすごすぎる、本当に。
ルナチはびっくりしましたね、本当に。
スピーカー 1
いや、あれはね、もうね、あのルナチってね、マクドナルドとルナチのコラボですよ。
スピーカー 2
コラボですね。
スピーカー 1
ルナチのロージアっていう曲のね、もう完全再現のミュージックビデオと、
なんですか、あの商品は、ダブチ、チーチ。
チーチ。
チーチとテリヤキのね。
スピーカー 2
テリヤキのね。
スピーカー 1
いや、あれはすごすぎる、本当に。
もう500回ぐらい見ました、僕本当に。
スピーカー 2
あー、見ましたね、それ。
スピーカー 1
だからやっぱり、ルナチとかロージアのミュージックビデオをよく知ってる人に刺さってますから、本当に。
スピーカー 2
まあ、世代、僕も同世代なんで、本当にびっくりしましたね。
スピーカー 1
あれが何がすごいって、完全にやりきってるところで。
スピーカー 2
やりきってますね、再現性とかすごいよね、本当に。
スピーカー 1
あの、やっぱり、コアなファンが喜ぶ形でやってるから偉いですよ。中途半端にやってないから。
スピーカー 2
リスペクトがあるというね。
スピーカー 1
そうそうそう。もう構図から何まで完全再現。
スピーカー 2
再現期、再現期。
スピーカー 1
そうですよ。しかも本人、後人なんですよね、あれ。
そうね。
河村隆一本人が歌唱指導してるんで。
いやでも本当、びっくりするからうまい。
スピーカー 2
うまい。
本人が指導してるからかもしれないけど。
スピーカー 1
あれは、タムタムの存在知らなければ本人が歌ってるって思うと思う。
スピーカー 2
だよね。
スピーカー 1
だからまあ、その映像だけ加工されて、声は隆一本人なんだろうなっていうぐらいすごい。
しかも、タムタムで最近、最近の隆一の歌い方とかでモノマネしてるんですけど、
あえてやっぱり当時の音源に合わせた歌い方してる。
スピーカー 2
30年くらい前。
スピーカー 1
ややちょっとこう、声の甘さみたいなのが入ってるから、若干その隆一の時よりは、やや海産マリワぐらいの声に近いかなと思ったぐらいですけど。
スピーカー 2
園塾期の。
スピーカー 1
園塾期のね。隆一の声はもっと荒々しかったからね。
スピーカー 2
なんかそうだよね。激しいバンドっていう感じだったもんね、当時ね。
スピーカー 1
そうそうそう。まあでもね、めちゃくちゃ似てるし。
あと、メンバーのね、人生もやっぱり素晴らしくて。
杉蔵役の人って、界隈では有名なソックリさんなんですよ。
スピーカー 2
あ、そうなんですか。
スピーカー 1
そうそうそう。もうソックリだぞ、本当に。
スピーカー 2
確かに似てますけどね。
スピーカー 1
もう本人ですかみたいな。
で、ドラムの人はね、マテンロオペラっていうビジュアル系バンドのドラマーなんですよ。
スピーカー 2
マテンロオペラって以前教えてくれたあのバンドでしたよね。
スピーカー 1
で、マテンロオペラのドラムの人って、めちゃくちゃ演奏力高い低評がある人なんですよ。
めちゃくちゃ難しいフレーズを涼しい顔して叩く、安定したドラミングで有名なんですけど、
ちゃんと深夜の叩き方コピーしてたし、すごいなと思って。
スピーカー 2
本当だから、オリジナルなんじゃないかなっていうぐらいの感じでした。
音とか音質とかもそうだし。
スピーカー 1
完全版として一曲丸々上がってましたけど、マクドナルド顔から。
配信してほしいですね、あれはぜひ。
スピーカー 2
だからね、スポーツファイトも。
スピーカー 1
演奏も完全にコピーしてるし、あれはすごすぎる、本当に感動しましたね。
スピーカー 2
それをちゃんとAIとかそういう、いわゆる何かオペレーションで何か誤魔化したっていうよりも、
スピーカー 1
ちゃんと再現したっていうのがやりきりがね、愛を感じますもんね。
スピーカー 2
公認。
スピーカー 1
そうそうそう、あれは公認ですよね、完全にね。
最後握手して終わってるところで。
スピーカー 2
ま、でもあの再現度だったらそりゃ、りゅういち本人としても嬉しいだろうし、そこまでやりきるみたいだよね。
スピーカー 1
あの歌唱指導してるから、ブースでレコーディングしてるタムタムにね、りゅういちが声かけてるときも、
タムタムとか言って、名前がなんか良くて。
ちょっとやっぱ、愛が芽生えてるじゃないですか。
タムタムさ、ここさ、みたいな。いいなと思って。
だからその、本来のルナシのときの殺伐とした感じではないりゅういちが見れてるわけですよね。
そうなんですよね。
で、まあ、そのね、ルナシの企画に対して、同時に逆に炎上してるのがヨシキなんですよ。
で、これなんか、一応僕、専門家としてね。
スピーカー 2
専門家はね、解説してこうかと思うんですけど。
いやー、これいい解説になるじゃないですかね。
スピーカー 1
同時にヨシキも、XでXのヨシキが。
ややこしいですね。
スピーカー 2
ややこしいんだよ。
スピーカー 1
いわゆる紅がね。
スピーカー 2
紅ね。
スピーカー 1
まあ、アニメでね。
ダンダダンね。
いわゆるオマージュとしてのアニメの中での曲。
完全にどう見ても紅っぽいし、明らかに紅オマージュしたっていうのがわかる。
まあ、もちろん愛のあるオマージュとしてなってるんですけど。
なんかヨシキがXで、XのヨシキがXで。
スピーカー 2
名前変えてよ、どっちか。
どっちかでいいから、名前変えて。
スピーカー 1
これどうなってんの?みたいな。
聞いてないんだけど、みたいな。
ちょっとみんな教えてみたいな感じで。
で、なんかこっちにちゃんと連絡してほしいみたいな、そういう声をね、あげたんですよね。
そしたら、同時にルナシーのやつがその直後にあったりしたから、公認のマクドナルドのね。
ヨシキは器が小さいってことですごい。
そうか、対比されちゃったんだ。
ただこれ、企画の種類の違いで、マクドナルドのやつは最初からルナシー公認で歌唱指導やってるくらい。
スピーカー 2
ちゃんと。
スピーカー 1
そういう企画なんですよね。
スピーカー 2
演出込みでね、全てが。
スピーカー 1
だからヨシキとしてはちゃんと連絡なかったって言ってるくらいだから。
企画としての進め方が違うから、ヨシキの言ってるのはしょうがないと思う。
スピーカー 2
だってそれは自分の判件に関わること、ビジネス的にちょっとね、あれだから。
スピーカー 1
あとヨシキも別に、Xジャパンの曲ってヨシキの一存で決められるくらい、そんな単純な著作権のリスキーもなってないから。
スピーカー 2
レコード会社とかね。
スピーカー 1
だから一応そういう意味もあって、声を上げたっていうのは、まあまあしょうがないかなっていう感じはしますけどね。
だからちょっと叩かれてるヨシキは気の毒だな、あとは。
スピーカー 2
ちょっとメンタル不調に陥ってるんでしょうね、確か。
スピーカー 1
そうそうそう。
ヨシキもXのアルバム出さなかったりで、叩かれてる中のこれだから。
スピーカー 2
なんかそういうコメント見ました。で、いつ曲出さない。
スピーカー 1
それは確かにそうだろう、それ言われてしょうがないかなって感じ。
いつ曲出すのって言うと、ヨシキ怒り出す感じになってます、最近はね。
スピーカー 2
伝統芸みたいな感じになってますね。
スピーカー 1
だからこれに関しては、ルナシーとマックドナルドのコラボが上手すぎただけだと思う。
プロモでやっても。
オマージュとしてね、ああいうふうにやるっていうのは全然あるあるだし、
しかも本人は黙認して許可してるみたいな感じになるのがオマージュじゃないですか、よくあるね。
そういう意味で、今回のルナシーのやつがああいうやり方をしたっていうのが、ただただ上手かったなっていう。
スピーカー 2
確かに。
だから、いずれにしてもこの話題として、いい悪いはあるかもしれないけど、
またフォーカスしていろいろ話題になるのは個人的には面白かったですけどね。
スピーカー 2
結構この時代でも、ロージアって何年前?30数年前だよね。僕だって中学生だったから。
この時代でバズるんだっていう喜びがありました。
ちゃんと、やっぱりあの曲はいい曲だから、いい曲だし、当時思い入れが深い人がたくさんいるんですよ。
だいたいみんな、ロージアでバンド始めたんだから。
バンドやろうぜとかでバンド募集してる、ロージア弾ける人とかっていう項目とか書いてあって、ギターとかで。
ロージアやれる人募集しますみたいな。
コピー版みたいな感じで、みんなやってたわけですよね。Xもそうですけど。
思い入れ深いわけですよ。我々おじさん世代からすると。
スピーカー 1
今見ると、あの再現したミュージックビデオ見ると、今だからこそ全然古くないなと思って。
もし今10年前、20年前だったら、古い曲だなって感じはしてたかもしれないけど、今思うと。
ファッションとかもそうですけど、ちょうどあの時代のリバーブがあるから。
逆に新鮮ですごいかっこよく、今っぽく見える。
スピーカー 2
僕考えてみると、ちゃんとフルフルで見たことはなかったですよ。正直プロPVが。
スピーカー 1
ちゃんと見て、そうですね、すげえいいなと思いました。
スピーカー 2
だから良さが再発見された感じみたいなのがあると思いますけどね。
スピーカー 1
やっぱり僕はミュージックビデオとして、ロジアは僕大好きなミュージックビデオの中の一つですね。
もうコーズから何からかっこよすぎる。
イントロでダダッタのところから、カメラワーク、リュウイチがグワッと上がってくる感じとか、
あそこが一番ハイライトなんで、嬉しいです。
スピーカー 2
僕は本当にありがとうって感じですね。
スピーカー 1
本当に素晴らしいですね。
スピーカー 2
それを企画者がすごいよね。この時代にそれをやるんだみたいな。
スピーカー 1
結構チャレンジングだと思うんだよ。
スピーカー 2
若い世代からすると、ルナシって誰みたいな感じでしょ、だって。
スピーカー 1
加藤清志郎君、ロジアをあの時のリュウイチと同い年なんですよ、確か今。
20代前半ですよね。
そんな大きいんだっけ。大きいんじゃなくて成人かも。
それももしかしたら計算してるんだったらすごいとか。
スピーカー 2
そうか。
スピーカー 1
そうなんですよ。
スピーカー 2
コンセプトがちゃんとこう。
こういう意味で、僕は結構そういうプロモとか広告にもともと否定的なんですけど、
こういうちゃんとクオリティが高いものって、ちゃんと評価されるし、
いろんな人の気持ちが喜ぶわけじゃないか。
いろんな懐かしい気持ちにもなれたりとか。
スピーカー 1
広告でこういうのはいいなと思って。
やり切る気持ちですよね。
なめてないじゃないですか、その消費者を。
スピーカー 2
だんだんのやつもしかしたら裏通していろいろやってたらいいコラボレーションになったかもね。
スピーカー 1
これちゃんとヨシキに監修入ってもらって。
スピーカー 2
今からでもいいから、やってもいい気するけどね。
スピーカー 1
今でも話していい形になってるみたいなの言ってましたよ、ヨシキもね。
スピーカー 2
よかったね、それで建設的になれば。
とはいえ損はしてましたね、ヨシキもそうだし、だんだん変な印象しちゃってね。
ヨシキの過去のクズエピソードみたいなのが掘り出されてるもんね。
スピーカー 1
カレーが辛かったからレコーディングに変えて。
今って、あの当時は何だその話って面白かったけど、
今って何ですかその態度はってなるかもしれないですね。
スピーカー 2
そこがむしろ良いというか、ファンとしては愛を感じるポイントだったんだけど、
そこだけ今切り取られちゃうと、こいつマジクズやんみたいな感じになる。
スピーカー 1
一番僕面白いなと思ったのは、ヨシキの今からもう20数年前の2002年ぐらいかな、
ロスでレコーディングしてる時にヨシキがブチ切れてる動画があって、
それって結構昔から有名で、好きな人からしたら、ヨシキが完璧主義すぎて、
自分の曲のレコーディングの時にレコーディングエンジニアが言った同じことをミスしたんですよね。
その時にヨシキが英語でめちゃくちゃディスるんですよ。何回言ったらわかるんだみたいな。
そのやつが、当時はヨシキのプロフェッショナルだからあれは完全に。
昔私は諦めないっていうNHKの番組あったの覚えてます?
覚えてないです。
それでヨシキのプロフェッショナルさを紹介するっていう流れの、
そういうテイストでヨシキのシーンが流れたんですよ。
だから僕もそうですけど、ヨシキってここまでダメ立ちするんだっていうぐらい本気なんだっていう意味で見てたんです。
ずっと僕らもそうだしみんな。
ただ最近あれがちょうど動画になって切り抜かれて、パワハラ男って感じだったんですよ。
でもうコメント欄が、こんな人の下で働きたくないみたいなのバーって流れてて、
もう時代が変わって、このSNSの時代になると見方が180度変わるんですよね。
スピーカー 2
まあでもそうなるか、まあそうなるよね。
まあそれは、でも本当そのパターン最近多いね。
昔のやっぱりそういう、なんだっけ、誰かが怒ってる映像とかを急に持ってきて、
この時代はこれでまかり通ってたと思うけど、今だったらこいつ逮捕レベルみたいな感じの、
やっぱりそういったテンプレート化してるじゃないですか、炎上させ方みたいなね。
スピーカー 1
だからあれもはや今の価値観で過去をやる、ネタ動画にしか見えなくなるんですよね、もはやもう。
スピーカー 2
だからなんかその、これだからこういう考え方自体が今の時代を炎上するんだと思うんですけど、
それも含めての風情ってあったじゃないですか。
例えばエレファント鹿島市の宮本さんは、もっとひどいよ、メンバーへの。
暴力だから、ただの。今見たら。
かきむしりながらさ、あの髪かきむしりながらさ、オラーとかつって。
スピーカー 1
お前もギターやめちまえよこの野郎とかつって、出てけみたいな感じの。
スピーカー 2
そういう映像、あれもバズってるけどさ。
スピーカー 1
でもね。
だから当時の人はその中でやってて、
スピーカー 1
今の価値観で周りも見てないし、
スピーカー 2
本当にこうやってこうでも、価値観変わっていくことってこうなるのかなって過去をこういうふうに否定して。
だから歴史と一緒でしょ。
だからまあ、
だからそういうやっぱり、よくその切り取り、アウトオブコンテクストっていうのもまさにこういうことだと思うけど、
そこだけ切り取ったらそうなるよねっていう、やっぱりすごいタイパー思考の価値観だから、
スピーカー 1
それでやっぱり見ちゃうと、
そうなるじゃない、やっぱりその歴史もそうだけど。
スピーカー 2
っていう例ですよね、その吉木の昔の動画を見て。
こんなやつだから、だんだんこのね、なんかこんなことに文句言う器の小さい男らみたいな、
そういう、いわゆるそういうムーブになるじゃないですか、全部通して見ちゃうと。
切り取りだけで継ぎ接ぎ作っちゃうと。
スピーカー 1
いくらでも捏造できるようになるというかね。
スピーカー 2
でもさ、吉木の話ってでも、もっといろいろやっぱ実際あるじゃないですか、
僕ですら知ってる話とかあるからね。
スピーカー 1
だからそういうの出てきたら、逆に言うと魅力が伝わると思う。
でもそう、なんだっけな。
でもね、当時ラジオ収録中にデイスイして入ってきて、全部壊して帰ってくとか、
そういうのって多かったし、すぐ消火器ぶちまきたりとか。
スピーカー 2
そうですよね、だからもう、なんかさ、
BRK全般じゃないけど、貧困法制を求める対象があまりにもずれすぎてると思うんですよ。
スピーカー 1
もともとはヤバい人たちなんだから。
ヤバさっていうものを売りにしてったからね。
時代の面あるよね、過激でっていうね。
だからある種サービス精神で面白おかしく言ってたっていうのはあるからね、しかもね。
スピーカー 2
そうそうそうそう。
スピーカー 1
それが時代に合わないっていう断罪の仕方だと、何でもそうなっちゃうから、やっぱりその、だから、
スピーカー 2
あれでしょ、トーンポリシングなわけでしょ、これはだから、いわゆる。
スピーカー 1
だからそのトーンポリシングされますよ、そしたら昔の音楽は。
スピーカー 2
みんな不謹慎だから、もう。
スピーカー 2
ねえ。
スピーカー 1
まあ、あの、そうですね。
スピーカー 2
やっぱ吉木の話は、たださんが気持ちがこもる。
スピーカー 1
まあ、吉木ね。
いろんな思いがあるからね。
ちょっと最近、なんかちょっと心が離れてきましたけど、僕もね、さすがに。
スピーカー 2
曲ですか?
いや、曲というか、まあ。
期待してる人はいるからね。
スピーカー 1
活動が、そうそう、期待がね、さすがに。
だからルナシーがすごいところは、本当に何もかも期待通りに活動してるから、
やっぱり当時のファンが同じ温度感で今のルナシーを楽しめるんですよ。
で、ルナシーのセルフカバーって、普通セルフカバーすると、
いや、ちょっと違うんだけどってなりがちなんですよね。
まあ、そうですよね。
スピーカー 2
オリジナルのほうがいいかもですけど。
スピーカー 1
まあ、だから、ここで焼き増ししなくてよかったかもしれない。
ルナシーは期待通りにセルフカバーするんですよね。
そういうところがやっぱりうまいし。
スピーカー 2
だから、プロプロなんですよね。
スピーカー 1
そうそうそう。
そうですね。
だから僕ね、ちょっとだから、教養としてのXルナシー会やりたかったんですけど、
まあ、いずれやりますね。
あ、じゃあそれ。
温めてるんですけど。
結構ね、学べる、なんかその音楽業界のこととか、ビジネスのこととかで、
いろいろあるんですよね。
Xジャパン以前以降で変わった部分とか、
やっぱりその今のビジュアル系に通じるところの話とか。
だから今のビジュアル系って、
だから僕、ルナシーが面白いなと思うのは、
今のビジュアル系っぽい音楽を作ったのがルナシーだなってなんとなく思ってて、
っていうのは、今、これ未だになんですけど、
あ、これルナシーっぽいなって思うバンドいっぱいあるんですけど、
一方でXっぽいなとかグレーっぽいな、ラルクっぽいなってないんです、別に。
だから全部ルナシーっぽいなって思うんですよね。
だからそれぐらいビジュアル系っぽさっていう、あの音楽を音を作ったのがルナシーかなって思うんですよね。
スピーカー 2
なるほど、確かに。
そうか、いわゆる抽象化したビジュアル系っていう存在がルナシーであると。
スピーカー 1
そうそう、だから例えばロックでも、ビジュアル系の音楽ってなんとなくビジュアル系っぽさあるじゃないですか、
ロキノン系と違うし、なんかビジュアル系っぽさ、あのビジュアル系っぽさってやっぱルナシーっぽさだなって思うんですよね。
スピーカー 2
言っちゃった音楽の方でもコード進行とか、曲の感じとかって確かにそうなんとなくて。
スピーカー 1
他なんかラルクっぽいのって実はない。
スピーカー 2
あれがビジュアル系なのかっていうと、なんかちょっとようわからんとかあるじゃん。
スピーカー 1
そうそう、あとちょっと真似しづらいとこもあるんですよね。
真似しづらい?見方によってはロキノン系に見えなくない?ガルクアンシールとか。
あとXも真似しづらいっていう意味で言うと、バンドのリーダーでコンポーザーの人が、メンバーがクラシックピアノ弾くっていう時点で真似しづらい部分があって、
曲によってはドラム叩かないでピアノ弾くっていうのは。
コードすぎますもんね。
そう、いまだにXのフォロワーってないっちゃないですね。ベルサイドとかが近いけど、あれはやっぱり言ってもメタルっぽいし。
っていう意味で言うと、いまだにビジュアル系を見ると、ルナシーっぽいかもしくは初期のディラン・グレイっぽいかなって思う、僕は。
どっちかに入るなって思います。
なるほど、なるほど。
そのぐらい音を作ったっていうか。
だから、僕が気づいてるとこなんですけど、ルナシーの特徴で、だいたいXにしてはグレインシールもラルクにしても、ヒット曲とかってだいたいカノン進行の曲なんですよね。
で、だいたいやっぱり揺れてるバンドってカノン進行の曲って代表曲であったりするんですけど、ルナシーってね、たぶんカノン進行の曲一曲もないんですよ。
これ一曲もないっていうところが面白いなと思ってて。
だから、メロディーとかで聴かせる、もちろんキャッチーなメロディーなんですけど、メロディーで聴かせるというよりはバンドサウンドで聴かせるというところで、ルナシーはやっぱりパイオリアンなので。
確かにね。
だから、あの音作りってある種いい意味で真似がしやすいのかもしれないですね。
スピーカー 2
ある種なんか一番ロックな感じもするんですけど、ビジュアル系のジャンルというかポップス化したのは実は、ちゃんとポップスとして一般化されたのはルナシー的なことってことですよね。
スピーカー 1
そこがきっかけでみたいな。
特徴的な音のリズム感というか、シンコペーションで食うリズムで、あれってやっぱりルナシーっぽさだし、あれってああいうの真似しやすいって感じなんですよね。
スピーカー 2
だからさっき言った通り、当時コピー版というとやっぱりルナシーみたいな感じがあったのは、なんか真似したくなるポイントと、ある種真似できるポイント、めちゃくちゃレベルが高いですけど。
なんかそういうとこがあって、中学生とかにめちゃくちゃ人気でしたからね。
スピーカー 1
だからオリジナル作る時もルナシーっぽくするっていうのは、逆に言うとそれができるというのは、抽象化した特徴を作り上げた、発明したっていうのがルナシーだから。
一つのフォーマットで形を作ったみたいな感じなんですよね。
その意味で言うと、ロージアってわかりやすいなと思ってて。
スピーカー 2
ロージアわかりやすいですね。
スピーカー 1
本当にルナシーが全部つながってるというか、リズムのシンコペーションで食うやつとかって。
スピーカー 2
でもなんか一般化してるけど、すごいオリジナリティがある曲ですよね。
当時やっぱりそういうビジュアル系だけじゃなくて、いろんなバンドがいて、いろんな多分音、Xとルナシーでももちろん違ったし、いろんな様々なバンドがいたんですけど。
すごいルナシーの音ってオリジナリティがあるというか、独特ではありますよね。
さっきのカノンシンコがないっていうのも、すごいその一つだと思うんだけど。
なんかこう、めちゃくちゃキャッチーだったんでしょうね。
スピーカー 1
そうそうそう。
スピーカー 2
だからなんかそれはすごいというか。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
だからなんか結構、逆に言うと唯一無二感もあるという。
スピーカー 1
そうなんですよね。
だから、しかもやっぱりメンバーとかもそうなんですけど、
リュウイチが、ルナシーってカノンシンコ的な曲もない一方で、そこからソロになったリュウイチはもう全部カノンシンコですよ。
スピーカー 2
カノンシンコですね。
スピーカー 1
全部そうなんですよ。有名な曲がラブイズから、ビートから、ハイラビューから。
スピーカー 2
もうバラード。
スピーカー 1
だから、ルナシーに無かったものを爆発させたんですよね。だからリュウイチはね。
スピーカー 2
めちゃくちゃ性欲溜まってた。
スピーカー 1
そこからパワーアップしてからの再結成で、すごいバンドだなと思いますけどね。
スピーカー 2
だから、本来は相入れないものが織り混ざってたけど、やっぱり混ざった時の爆発力はすごかったということですよね。
だから、すごい複雑に入り、絶対交わらないはずなのに交わって、めちゃくちゃ科学変化が起きたみたいな。
だからめちゃくちゃ一人マエストロみたいなXみたいな感じなくて、
それぞれ原材が集まって、絶対交わらないのに集まっちゃって。
すごい爆発力が。変な音楽ができたみたいな。ある意味ね。
スピーカー 1
確かに。ルナシーって全部クレジット作詞作曲ルナシーにしてるんですよね。
だからあれみんなで作ってるっていう感じなんですよね。
スピーカー 1
だから一人のコンポーザーが作ってるんじゃなくて、
みんなが一人が原曲持ってきて、全員で膨らませるって作り方してるんですよ。
だから本当にバンドで作っていくって曲作りなんですよね。
一方でXなんて曲によってはヨシキがギターの譜面まで全部書いて、
クラシックみたいな感じで弾く曲なんで。
指揮者みたいな感じですもんね。
そうそうそうそう。
スピーカー 2
だからやっぱそういう、怪物な存在だったっていう説はありますよね、ルナシーって。
当時のバンドってすごいワンマンのバンドが多かった記憶があるんですよ。
今みたいにユニット性とかなくてさ、だいたい全員楽器の奏者がいるじゃない。
ドラムだけサポートとかじゃなくて。
でやっぱまとめ上げるのって相当カリスマ性がないとできないから、
やっぱり防衛とかもさ、やっぱりヒムノキョウスキーがいたとか。
相当すげえボーカルがいて、作曲者がいないとまとまらないみたいな感じがあったけど。
それはだから、そういう意味で言うとすごい珍しいバンドですよね、ルナシーさんはね。
スピーカー 1
その代わりね、見事に弾きましたけどね、なんか悪くて。
スピーカー 2
全然、性格面では折り合わなかった。
スピーカー 1
そうそうそう。
でも確かに、グレインなんかはね、タクローが曲作りで引っ張ってたし、
でもラルクもルナシーと一緒で全員で曲、それぞれが作るんですよ。
本当にラルクはすごくて、全部一曲別々の人だったりするんですよね。
えー、それ知らなかった。
生きヒーローだけ作って、あんまりシングルカットの曲は作ってないですけど、他の3人満遍なく1曲持ってるんですよ。
ハニーとかハイドらしい、ダイブツブルーとかそういうのはテツだし。
スピーカー 2
なんかその、ベースの人誰でしたっけ、テツ?
スピーカー 1
ベースがテツ。
スピーカー 2
テツイメージがありますか?
スピーカー 1
まあそうキャッチーなやつはテツだったんですけど、でもハニーとかフラワーとかハイドだし。
スピーカー 2
すごい多彩、多彩とか。
スピーカー 1
だからこそラルクも不中で。
スピーカー 2
もうね、やっぱだからそういう、やっぱそれぞれが天才だと仲悪く、まあそりゃなれわな、だって当卒できないもん。
みんなフリーランサーだから、みんな個人事業だから。
指図されたくないよね。
スピーカー 1
俺一人でできるしってみんな思ってる。
そうなんですよね。
ラルクのだからちょっと前にやったデコキメンタリーあれよく公開したなっていうくらいヤバかったですよね。
もう不中が。
もう一切会話しないですよね。
スピーカー 2
それね、なんか当時僕音楽番組見たけどね、そのイメージあんまないんですよね、不中って。
スピーカー 1
だから2000年前半、2001年2年とかに一回ハイドがもう脱退したいって言い出して、でそれをなんとか止めて、なんとか続けてきてギリギリずーっとやってきたんですよね。
でも最近のなんかもうライブのドキュメンタリーバックステージを見ると、もうそれぞれ一切会話せずに、マネージャーとか通して会話するくらいの感じで。
リハーサル中も、もうメンバー一切会話しないんですよね。
スピーカー 2
そうなんですね、やっぱ。
なんかあんまり歌番とか見てる限り仲良さそうだなっていうくらいしか思わなかったけどね。
グレイとかすごい仲いいじゃないですか。
すっげえ仲いい、なんかでもラルクは仲いい。
スピーカー 1
グレイとかルナシーとかも最近よくメンバー揃ってYouTubeとか出たりするじゃないですか、ラルクはやっぱないんですよ。
スピーカー 2
本当に仲悪いんですね。
スピーカー 1
仲悪いっていうかもうそれがずっとついてるから、そういうものとして。
スピーカー 2
別にそれが普通の形というか。
スピーカー 1
だからハイドとドラムのユキヒロはちょっと喋ったりもするシーンはあったんですけど、それぐらいだしたね。
でもそれでも音楽作れたからすごいけどね、逆に言うとね。
でもなんか仲が悪い。
スピーカー 1
でもその状態の時に作る音楽がかっこよかったりしますからね。
スピーカー 2
だからそれはあれでしょ、必ずしもスポーツじゃないからさ、やっぱり盗撮されてるかどうかって創作に反映されないんですよね。
会社とかでもそうだけど、別に仲いいチームがいいもの作れるかっていうと別にそうではないですもんね。
変な価格変化が起きた方がやばいものができるっていうのもあるから。
スピーカー 1
だってXも最後の曲とかオンラインで完結してたらしいですからね、あの時代に。
だからもう98年とかですか、97年とかですか。
どうやってやってるの?
だから都市がレコーディングしたものを郵送して。
スピーカー 2
そういうこと?
スピーカー 1
そうそう、だから絡まずに。
スピーカー 2
直接顔を見たくないってこと?
スピーカー 1
だから洋式で送られてきた当時の音源をミックスしてシングルとして出して。
スピーカー 2
すごいね、分通しながらやってた。
スピーカー 1
で、当然最後の解散ライブなんてミリハーサルのステージに物件本番でやってるし、
で、それが一番、正直Xのライブの中で一番かっこいいのが。
それすごいですね。どういうことなんだって思うけどね。
スピーカー 2
いや、なるほどね。だからバンドってほんと難しいですよね。
別に仲が良ければいいわけでもないし、でも仲悪いと続かないし、作れないし。
本当にそういう奇跡的なメンバーで集まってないと、
なかなか飛び抜けたものって逆に言うとできないってことじゃないですか。
なんかそれぐらいのことが起きてないと、
普通に高校の中までやって成功するっていう、なかなか難しい。
なんかそういうね、仲良しでどうにかできるって問題でもないっていうね。
スピーカー 1
だからね、バンドしても一人のワンマンでやる人がいたら、
それに全部乗っかってあげる人がいて成り立つとか、そのバランスがあってようやくだと思うんですよね。
だからこの間僕、Xのパターの最近辞典が出たんで、パターの読んだんですよ。
スピーカー 2
パターの辞典。すごいマニアックな感じがします。
スピーカー 1
パターは本当にこう、別に自分がないというか、本当にもう、
だから自分、あの人が面白いなと思ったのは、
俺はただ野心があるメンバーがいたバンドにたまたまいただけっていうふうに自分で言ってる。
スピーカー 2
すごい。めちゃくちゃメタ的な。
スピーカー 1
で、Xのアルバムのことは、俺はもうすでに何年か前に俺のパートは取ったから、
あとはいつか出るんじゃねえかみたいな。
メンバーなのに。
あと知らんみたいな。
何年か前に取り終われた。
スピーカー 2
そんな。
まあでもすごいね。献身的だよね。
スピーカー 1
だからそのぐらいの関係性だから、
スピーカー 2
そのパターンはでも本当だよね。
スピーカー 1
そういうぐらいこう、ある種受け入れられる人じゃないと無理ですよね。
スピーカー 2
いやだからすごい奇跡的なバランスですよね。
スピーカー 1
僕このルナチーの話、冒頭のちょっと掴みぐらいの話にしようかなと思ってて、