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お疲れ様でございます。
まず、前回の放送で、最後の方にコブクロのコウイチさんの話題を出したので、
結構あれは誤解も多い動画なんで、ちょっと僕の方から説明をさせていただきたいなと思います。
そうですね、ちゃんとフォローした方がいい感じがしますね。
心ないコメントがかなり。
まあ、こういうバックグラウンドを知らないで言ってるとは思うんだけども、結構なかなかですよね、いろいろこういうね。
処理、パフォーマンスとしてはちょっとやらかしてしまってるんですよね。
だから、そもそもなんでああいう歌い方をしてるのかっていうところでも、いろんな人がいろんなこと言ってて。
そうなんですか。
あれを見て笑ってる人が多い中で、すぐさま登場したのがホテトモヤスさんが仲いいらしいんですよね。
ツイッターかなってフォローしてる。
こぶしさんのサイトに。
ホテさんが言うには、彼は出だしの音を間違えてしまったと。
その後はやっぱり軌道修正することができずに、あのまま高く歌わざるを得ない状況だったっていう。
あれは仕方ないし、出だしをミスってしまったこぶし君のことを考えると、本当にもうボーカリストとしては、本当にもういたたまえない気持ちになるっていうフォローの。
でもそれ違うんですよ、実は。
こぶしさん最初からあの高さで歌おうとしてたらしいですね。
そうなんだ。
リハーサルの動画が、また誰かが撮影してた動画がまた上がってて。
リハーサルではあの高さで綺麗に出てるんですよ。
そうなんですか。
だから元々はああいう歌い方で高音でファルセットで歌い上げるっていうパフォーマンスをたぶんこぶしさんはしようとしてたんですよ。
だけどそれがうまくしっかり高音で綺麗に歌い上げられなかったっていうのが現実だと思います。
なんとなく僕の個人的な分析ですけど、2カ所ぐらい変な声になってる場所が。
なんか完全に裏返っちゃうみたいなね。
そうそう。
あれは裏声にしては低いんですよ、高さとして。
高いところは裏声で生き切れるんですけど、低いところの裏声って難しいんですよね。
だからおそらく本番の気持ちの高揚とかで気持ちがグッと前に行ってしまった時にファルセットで行くべきところを地声がグッと前に出ちゃったってところでバランスが取れなかったんだと思うんですね。
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だから低いところでテンションが上がると力入っちゃうじゃないですか。
だから低いところでちゃんと力が抜け切れずに力を入れてしまった上にひっくり返っちゃったんだろうなって思いますね。
だからひっくり返っているところって両二つとも低いところだから。
そこも本来であれば上手にコントロールするのがプロの舵だっていう意味では、こぶしさんもなかなか辛い思いをしたんだろうなと思うんですね。
そうですよね。
あと国家清掃のやつって、こぶしさんの例だけじゃなくて結構いろいろ見ててドキドキするときはあるんですよ。
これはこぶしさんはそういうバックグラウンドがどうしてもそういうのがうまく歌えない状況でっていうのはあったと思うんですけど、そうじゃない正常な人ですらプレッシャーでちょっとおかしくなっているときはやっぱありますよ。
もろに出ますよね歌唱力というかね。メンタルとか歌唱力とか全部から。
出る。だってもう例えばサッカーのワールドカップの国家清掃とかって8万人とかですよ。会場にいるのが。下手したら。それぐらいのとこで当然東京ドームとかでっかいスタジアムとかでやってる人たちだから慣れてはいるんだけど、アカペラでピンですよ差しですよ。しかも国家ですよ。
あのシチュエーションはなかなかですよ。
ドームとかでやってる人ですら緊張する理由は僕アウェーだからってのがあると思う。
そうそうそう。
自分のことを歓迎してない人たち、自分のファンタジーじゃない人たちの前でやるっていうのは相当なプレッシャーですよ。
そうですよ。だからちょっとさっき収録前に話してたホゲホゲさんのオーディエンスがいなくてもいいパフォーマンスなんてできるんじゃないかっていうところで言ったらこれ全く逆のパターンもあってオーディエンスがそういう状況だとアーティストもうまく歌えないっていう。
オーディエンスってそれぐらい影響があるんですよね。コール&レスポンスがあったりとか。そもそも温めるっていう作業がライブにはあるわけだから、そのためにMC入れたりとかいろんな工夫をして。
前説とかね。
前説とか入れてね、やったりするのがライブパフォーマンスというものなんで、それを全く省かれた状況で自分のパフォーマンス見に来てない人の前で歌うっていうことがどれだけハードルが高いかっていうね。
そうなんですよ。
フィーチャーされてないけど結構下手こいてる人いるよ。しょうがないんですよね。
中にはやっぱりうめえなって人いますね。
うめえなって人がいる。これよくやったなみたいなね。
僕がすごいなと思ったのはアスカね。
アスカね。
ちょっとどうかと思う。
うますぎましたね。
しかも薬やってるから。やってるから神経ぶっとくいける部分もあるけど、喉とかあれやってたら結構ダメージいくし酒も飲んでるしさ、あの人。よくできますよね。
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あとなんかね、僕感動したのは小柳由紀とか国家斉唱もね、すげえなと思ったんですよね。
いやなんかああいうアカペラの時に逆にいつもよりうまく感じる人ってどういうセンスしてんだろうなと思った。いつもよりのびやかに押してくる人いるじゃないですか。アレンジとかしちゃって。
何だったっけ、玉城浩二かな。めちゃめちゃアレンジしてた気がする。
もうちょっと濁しそうでしね、ゴビとかも。
玉城浩二の歌になってましたもん、だって。
安全したらいいね。
あとガクトのビブラートね。
ガクト。
うまかったですね。
クセがちょっと強かったですね。
ああいう場でクセ出せるって相当なオリジナリティ。メンタルも求められるし。国家ってあれ独特のでも難しさあるんでしょうね。メロディーも独特じゃないですか。
ちょっとさっきのオーディエンスの話に戻るんですけど、国家清掃にせよスポーツのイベントで観客も歌うみたいなのあるじゃないですか。
やっぱり僕ああいうのは大事だと思いますよ本当に。だからそれをもって初めてそのイベントとかそのライブっていうのが成立してたりするし、スポーツに関してもそれをもってやる選手のメンタルが変わったりとか。
外国の例えばサッカーとかで言うと国家清掃のときって全員本気で歌うんですね。日本代表はちょっとカッコつけて歌わないときあるけど、例えばブラジルとかフランス代表とかマジで本気で歌うんですよ。
ってことはその場にいるお客さんとかも歌ってて、あれにはすごい意味があって、戦う前のいわゆるコブしてる歌なんですよね自分たちを。あそこで高められないとその後のパフォーマンスに影響出るっていうのは間違いなくて。
それぐらい本気で歌わないと始まらないものだから。それにはオーディエンスも大事だし、そのときの会場の高まりみたいなのも大事なわけで。やっぱあれがないと本来いいスポーツとかいいパフォーマンスとかって見れないと思ってますよ。
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格闘技なんかもお客さんがいるから。
そうですよね。僕格闘技好きだからよく行くんですけど、僕中でも子供の声援とかって格闘技選手にすごい耳に届いてると思っているのは、子供の声ってやっぱりちょっと高いんで結構通るんですよね。
おじさんの声とかはガヤガヤしてあんまり前に出ないんですけど、子供の声とかはリングの席とかに近かったりすると多分選手結構聞こえたりするから、ああいうの励みになると思うけどね。だからあれ負けらんねえって思うじゃないですか。
そうですね。
それがやっぱり応援の力ってね。
あと見てる人のためにっていうのも働くと思いますよね。
そうそうそう。
ちっちゃい話ですけど、僕の場合、昔ライブやってるときに知り合いの中国人の人とか知り合いの韓国人の人とかが見に来てくれた日があったんですけど、来るの知ってたんで、1番は中国語で歌った、2番は韓国語で歌ったってことをやったことがありました。
だから来てくれるからって思ってあらかじめ準備して用意してたってこともあるし、それってやっぱりお客さんがいるからこそ成り立つパフォーマンスだと思うんですよ。
そうですよ。だってコミュニケーション取ろうとしてるわけじゃないですか。だからライブに行く意味ってそういう意味じゃないですか。コミュニケーションを取ってくれるから、それに合わせて一緒に会場を盛り上げたりとかしたりとかね。応援したいから行ってるみたいなのもあるし。
そういうのが、これは前回の話とちょっと繋がっちゃうんですけど、これはオンライン化してほしくないですよね。僕はあんまり一体感もあるし会場の雰囲気とかって、その場の雰囲気が結構思い出としてちゃんと記憶されたりするから。
今オリンピック無観客でやるか延期するかってなった時に、無観客はやっぱ厳しいですよね。
と思いますよ。無観客試合のスポーツってやっぱりありますけども、見てる限りは本人たちがどう思ってるかなんですけど、見てる限りはパフォーマンスがそこまでっていう感じの試合はやっぱり多いから。本来の大会と違う結果になっちゃったりとかするかもしれないからね。
ホームアンドアウェアの話もそうだし、まさに。あとあれ知ってます?吉本が無観客ライブやろうとしてるみたいな。
劇場があるから、でもやっぱり吉本ってそういうのを無理やり強行したからじゃないですか。だから、お客さん呼ばない形でやろうとしてたりとかそういう噂を聞きましたけど、お笑いもしんどいっしょこれ。
お笑いこそもうわけわかんない感じなんですよね。 そうですよね。お笑いこそだって、お笑いとのコミュニケーションでその場でパフォーマンスを作っていくっていうのもありますからね。より力が発揮されるというよりも、お客さんがお笑いを受けて変えていくところもあるだろうし。
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あるでしょあるでしょ。だからやっぱり唯一のバロメーターを失うわけじゃないですか。お笑いっていうレスポンスが。 そうですね。パフォーマンスの一つの要素を失うぐらいにも。
いやですよね。でもお笑いを無観客にしたら、それってなんかそのDVDとか動画で見られると何がそれこそ何が違うのかみたいな話もありますしね。
でもDVDで見てたとしても、お客さんが入ってるところでやってるものを見るのと無観客のところでやってるのを見るのは全然違うと思います。 全然意味違いますよね。
お客さんがたくさんいて、お客さん笑ってるところを見た方がやっぱりDVD見てて面白いし。
テレビとかでやるやつもさ、基本的に演出として客は入れてるじゃないですか。桜なのかそうじゃないのかちょっとあると思うんですけど。
笑い足すっていうのもあるぐらいですね。 あるぐらいですかね。それぐらい釣り笑いみたいな大事な要素だから、それがない状態っていうのはね。だから合成とかするんですかね。
本来いないけども、お客さんの過去の映像とかを合成して。そんな感じでちょっとね。
今スタジオで撮ってるんですけど、チカチカライト鳴らされてるんで。
もうちょっとおしまいですよみたいな感じなんでね。ちょっとこの辺にしておきましょうか。