1. 終わりかけのRadio ・今夜も最終回
  2. 第128回 得する趣味と損する趣..
2021-05-24 37:49

第128回 得する趣味と損する趣味 〜 無趣味のつもりでも多趣味に見られる謎、公言しているその趣味は本当の趣味なのか、など

spotify apple_podcasts youtube

「趣味は何ですか?」と聞かれて答えられない人は多いのではないでしょうか。でも他人から見ると多趣味に見えていることも多いものです。
今回はそもそも趣味とは何なのだろうかというテーマで、社会の中での「趣味」について掘り下げて考えてみました。

#趣味 #社会学

お便りはこちら
https://forms.gle/oEfBpskGT2qf4iMW9

00:06
どうも、TAZAWAです。
どうも、WATAです。
今回は、趣味について話せたらいいかなと思ったんですけど。
趣味ね。
ご趣味は?って言われて、パッと答えられる人ですか?
ご趣味はは、なかなかの振りですよね。語がついちゃってますからね。
ご趣味は、お料理です。
こう答えちゃうかな、僕なら。
そうですか。
ご趣味はって今、いつ言うんですか?
お見合いの時以外で聞きますね。
取引先の人との何かの会談、会合。
そうですね。
趣味に聞かれることってあります?最近。
ないかな。
あんまないですよね。
なんかこれテンプレ、昔で言うテンプレみたいなとこあったけど。
あんまり最近、人のプライベートのことをずけずに聞けない風潮になってきてるから。
あんま聞きづらくて、自分も聞かないし聞かれないしみたいなね。
多いですけど。
そうですね。確かにコミュニケーションの中で探るものだったりするから。
そうですね。
いや、なんでこの趣味の話をするかというとですね。
この間、ボイシー聞いてて、ベンチャー支援家Kさんの番組聞いてたんですよ。
そしたらね、趣味の話じゃないんですけど、
その人が費やす時間っていうものが、生産的なものに費やしてる時間が長い人なのか、
消費に費やしてる時間が長いのかって話をしてたんですよ。
で、生産的なものっていうのは何か生み出したりとか、そういうものが好きでどんどんやっちゃう人と、
あとお金を使うにしても、いわゆる消費にだけお金を使う人って多分大きく分かれるって話をしててね。
それ聞いて、やっぱり生産性のあること自体が好きなのか、消費することだけが好きなのかって結構、
趣味として考えると、人生の捉え方というか、変わるかなと思ってて、
っていうのは、あえて、なんていうんですかね、こう、あえてね、資本主義の中で稼いでいくこととか、
ビジネスの中でうまくやっていくっていうことを成功するっていうこととして捉えると、
趣味として生産的な趣味を持ってる人の方が人生イージーモードだろうなと思ったんですよ。
はいはいはい。まあ確かにね。
だって、趣味で好きでやってるのに、それが結果的にお金につながったり、自分の仕事につながったりとかするっていう状態になってるじゃないですか。
この話って、なんか意外と大きく両極に分かれてるのに、この話ってされないかなと思ってて、
いわゆる社会的に活躍してる人たちって、趣味がもういわゆる生産的なものな気がするんですよね。
ああ、はいはいはい。
例えば、エンジニアとかだと、趣味で普段からコード書いてて、なんか作ってるとか、それはもう生産的な趣味だと思うし、
だけど、いわゆる商品の趣味って考えると、例えば何か買うとか、あとエンタメ作品を見るとか、それがいわゆる商品の趣味ですね。
03:04
大きく分かれるんじゃないかなと思って。
いや、それすごい。
商品の趣味だけを持ってる人と、生産的な趣味を持ってる人って。
それすっごい分かる。
というのも、趣味の話になった時にさ、結構真面目に答えてくれる人って、ちょっと僕あんま趣味ないんですよねみたいなパターンの人っていると思うんですけど、
僕多分そういう人たちって、いわゆる一般概念化してる商品の趣味はないけども、おそらく仕事が趣味とか、あとはわからないけど家事が趣味とか、
本当はあるんだけども、それが一般的な趣味っていうものに当てはまらないなって思い込みがあるから、言ってないだけで、いつだって趣味があるんだろうなっていう。
そうなんですよね。そういうことなんですよ。だから、趣味がないって自覚してる人って、他の人から見たら趣味ありそうに見えるんだと思うんですよ。
見える。そうそうそうそう。
だからそれが、生産的な趣味か、商品の趣味かの違いなんだってことを気づいたっていう感じ。
はいはいはい。
だから僕も、なんか趣味はって聞かれて、何にも答えられないんですけど、だけど、なんかよく他趣味ですねとか言われたりするんですけど。
これね、本当に何の誇張もなく言いますけど、相当他趣味に見えますよ。
僕は趣味何もないっていうつもりなんですよ。本当に。だから僕の中では、何かのためにやってるっていうのが強いのかもしれないですね。
あー、確かに。
目的があってのっていう。実際楽しんでやってるところもあるんですけど、周りの人からすると、それを趣味として楽しんでやってるように見えるっていうことかもしれないですね。
なんかさ、いわゆる趣味って言葉ってさ、なんかこう、余暇を、余生を送る意味合いで使われることが多すぎるじゃないですか。
そうそうそうそう。
なんかそれが結構、そういうねじれを生み出しちゃうんだろうなっていうか。
そういう意味での趣味って例えば何ですか?釣りとか。
あとは映画を見るとか。あとこれなんかね、僕もう一つ側面としてあって、なんか社会性っていう意味での趣味って結構みんな持ってるよなって思ってるんですね。
本当は違うだろうけど、社会性としてそういう趣味を持ってるってことを誇示することが大切になるというか、コミュニティに属している上で。
さっきのお料理とかもそうかもしれないけど、社会的にどう見られたいかみたいなところも結構趣味って出るじゃないですか、人間性とか。
だからテンプレ化しやすいというか、ある意味。
だから本当の意味での自分の趣味っていうものに対して向き合うシーンってほぼないんじゃないかなと思ったんですよ。
いやわかる。でもなんかさっき言った生産的な仕事を趣味とした時に、なんでそういうことを言った時にそういう場ってさ、しらけちゃうんだろうなっていう。
なんかそういうのはありません。
いやだってさ、仕事も立派な趣味の人じゃないですか。
なんかこうつまんねえやつだなみたいに思われちゃわないかなと思って、多分みんな言わないんだと思ってるんですけど。
でもね、なんかあの言っちゃいけない空気って何なんだろうなっていう。
それはやっぱり基本的に人が頑張ってる姿って好きじゃないからじゃないですか。
06:02
そうだよね。アニメ見てるのが趣味っていう人からしたら仕事って言われた時に、すごいなんか変な劣等感を感じるタイプするでしょうし。
ちょっとだからマウントトッチを感じになるかなっていう。
そういうことでしょうね。
だから本当仕事が趣味な人はそれがゆえに言えないっていうのはね。その切なさはあるなとは思うんですけど。
例えば読書ってこれ人によると思うんですよ。自分の趣味は読書ですっていう人もいれば、その人以上に読んでても趣味とは言ってない人いると思うんですよ。
いるでしょうね。これでも確かにパラドックスあって、没入してればしてるほど趣味と認識してないんじゃないかっていう説はありますよね。
だって趣味と思っててやってたら、やっぱり1日何冊本読むとかできない気してて。
だって結構本当に忙しい経営者の人ほど、週に3冊ぐらい本読んでたりするじゃないですか。
そうですね。
あの人たちが趣味読書ですとは言わない気がするんですよ。
言わないでしょうね。絶対ね。
だから趣味、逆に言うと趣味、それもちょっと不思議な話ですけど、趣味でやってるレベルとは思われたくないみたいなのもしかしたらあるかもしれないし。
あとは本の種類だと小説とかに関しては、フィクションとかに関しては趣味っていう感覚はあるかもしれないけど、ビジネス書を読むの趣味っていう感覚はないかもしれないですね、確かに。
そうですね。
何かに生かすために手段としてやってるっていう。
何か生産性と意識した場合にはプロセスだもんね。趣味っていうか、ゴールに近づくための選択肢でやってるみたいなのがあるから。
確かに趣味って言われると違うんだろうけど。
そうね。
何かその趣味の捉え方で言うと、何か僕昔すごい複雑になった思いがある体験なんですけど、
20代の頃、すごい音楽活動頑張ったんだけど、
まあ音楽やりながらバイトとかするじゃないか。
そうするとバイト先の友達とかいて、何か趣味か何かの話になったんですよ、趣味は何かあるみたいな。
その時に、タザワはいいじゃん、何か音楽やるの趣味でしょって言われて、
趣味って音楽活動頑張ってるわけではないっていう思いがあって、何か複雑な。
そうですよね。
何かある種失礼な感じがあるじゃないですか。
趣味、ちょっと弾き語りできるようになるレベルの感じでやってはいないんですよね。
そうそうそうそう。
本気のやつだもんね。
例えばバンドマンたちが、俺たち武道館絶対行くぜって言ってる人たちに対して、趣味ですかってなったらすごい失礼な感じする人たち。
なんかギターが趣味ってお聞きしましたけどもみたいな。
そうか、だから趣味と仕事って難しいんだ、実を言うと関係性が。
そうなんですよね。
同じことをやってたとしても、向かってる先が大事なのかもしれないですね。
だから趣味っていうもの自体の、秘密系の曖昧さみたいなところもあると思うんですけど、
でも書いて字の通り、思向きみたいなことでしょ。
09:00
何に傾倒してるかみたいなことを言いたいと思うんですけど、
だからその辺で自分を個性化するときに、本当はもうちょっと厳密に捉えてあげればいいんだけど、
どうしても仕事とかそういう生産的なことを切り分けた上で、他にキャラクター的に意味付けするためのツールとして使われてるから、
趣味って言われるのは嫌だし、でも趣味こうでしょって思っちゃう周りの人たちもいて、
そこのねじれの関係があるかもしれないよね。
そう考えると趣味って難しいね。
例えば僕が趣味デザインですって言わないね、確かに。
趣味でもあるって言い方するかもしれない。
趣味でもある、そうだね。
例えばだから料理にしても、これから和田さんが何らかの理由で料理を頑張らないといけない理由があるとするじゃないですか、
家庭の事情で店を開くことになったとか、その時に毎日料理しまくって腕を磨いてるって状況を趣味とは言わない気がするんですよ。
言わないね。
だからもしかしたらやりたくてやってるわけじゃないみたいなパターンもそういう感情の変数もあるかもしれないし、難しいね確かにね。
でも何か損をする趣味って、例えば何が人に言った時に損をする趣味かなって。
人に言った時か。
何かありますかね、何かね。
仕事は一つあるよね。
実質的なところで得はしてるんだけど、人から見た時に損をしてる仕事みたいな。
でも何か趣味を答える時にいつも、なんだかんだこれは田沢さんも一緒の気持ちなんじゃないかなって思うんですけど、
答えるのはすごい困るし、何か聞かなくてもいいのになみたいな、ちょっと思ってる、言いたくないことを言わなきゃいけないみたいなのがあると思うんですよ。
どうしても表向きちょっと軽蔑されないような良し悪な言葉を言ってる。
お料理とか映画鑑賞とかそういうことを言ってるんですけど、実は黒魔術が趣味ですとかね。
分かんないけどあるかもしれないでしょ。やっぱり言えないこともたくさんあるわけですよ。
本当の趣味って言えないんですね、きっとね。
言えないんだよ多分。
言えないでしょ、だって。
趣味ってある種言い換えるとヘキですからね。
ヘキだね、ヘキなんですよこれね。
いやこれそうだよね、ヘキって言った方がすごいより深い人間性の理解はできますもんね。
でもヘキだから言えないっていうね、この矛盾はあるんだけど。
だから読書って言うんでしょ。
読書って言う、そう。
読書って言葉の消費のされ方とか、全国で統計だったらすごい率だと思いますよ。
でも答える側もそう言うしかないんだよっていうのはありますよね。
僕も困った略、本読んだりするの好きですけどねって言ったりしますよ。
でしょ、そうなりますよね。
えーそうなんですか、何読むんですか、何読むんですかみたいな。
そういう会話が始まったりするんですけど。
そんな、そうでもないんだけど。
12:01
あとちゃんと答えていったら多分面白くないだろうしって聞いた人からしたら。
そうそう。
そっち系みたいな。
それも苦手なの。
例えば音楽とか言った時に絶対価値観が合わないって。
分かってる中で言わなきゃいけない苦しさみたいな。
映画とかもそうですけど。
僕らは多分すごいそういう意味で言うと損をしてる人たちだと思います。
本質的なことは言わずに。
例えば本気でスノーボードやってる人とか、いや俺趣味スノーボスみたいな。
めっちゃ多分ある意味得はすると思うんですよ。
あー、だから分かった。
オンオフが切り替えてる人っていうのはかっこたる趣味がある人多いんじゃないですか。
かもしれない、そうですね。
僕に関してはオンオフないから。
そうですよね。
どうしても陰暇感が出ちゃうみたいなのがあるのかもしれないですね。
あと好きなことを仕事にしてるっていうことの裏返しかもしれないですよね。
そうですよね。
でも20年くらい自分が若い頃思い出すと、
僕らの若い頃の世代って超個性主義というか、
今みたいにボツ個性じゃなくて、個性が出てることが良しとされてる時代な気がしてて。
ファッションとかもすごい独特な人多かったし、
個性的な趣味を持ってることがすごい特徴的。
この人素敵な人間なんだろうなって思わせるみたいな。
一時ありましたよ、趣味自慢みたいな。
不思議な趣味自慢みたいなのがあって、
だからもう奇想天外でしたね。
明らかにみんな、今思い返せばですけど、みんなたぶん熱蔵してるんですよ。
テラメグリが好きですとか、絶対ちげえだろみたいな。
だからちょっとでも自分が特徴的な人間だって思われたいっていうのが出ちゃうんです。
その趣味っていう。
あれはあれでね、ちょっともやもやしてたね、あの時代なんか。
絶対そんなことないのに、それを言ってるのに合わせなきゃいけない。
自分もなんか、仏像を作るのが趣味ですみたいな。
大喜利みたいになってる。
大喜利みたいになってる。
でも逆に今もう本当、2010年代以降とかさ、
すごいみんなあんまり個性を主張しないみたいな感じ。
割とそんな尖った人たちがフィーチャーされないみたいな風潮になってるような気がするんで、
割とだからテンプレ化してるでしょうね、趣味とかっていうのは。
インターネットでみんなの認識が揃ってきたじゃないですか。
それあるね。
だからやっぱり共有されればされるほど多様性じゃなくて、みんな同じになっていくっていうのはあるから。
そうそうそうそう。そうなんですよね。
だからすごいソーシャルっていう、社会生活の枠が広がっちゃったがゆえに、
そういうことを公言すると、それなりに影響が出て叩かれる可能性もあったりとか、
だから結構押しなめられちゃったみたいなのがあるのかもしれないですね。
15:02
確かにね。そう考えたら趣味とはもはや何なのかっていう感じになってきますけどね。
趣味を考えるっていうのはある種社会学だと思いますよね。
社会学ですよ。これは完全に。だから結構残酷なのは、
例えば大学とか行った時に、やっぱりそのコミュニティに合わせなきゃいけないみたいな側面ってあると思うんですよ。
例えば体育会系のサークルとかだったら、趣味ちょっとそっち側に寄せていかなきゃいけないみたいなのがあったりとか。
そうやって新しい趣味が増えるとかは全然いいことだとは思うんで、
ポジティブに考えればいいことかもしれないんですけど、
趣味って割と人に合わせちゃうものでもあるなっていうか、環境に。
あと持ってなきゃいけないっていう脅迫観念がさっきの話にあるから。
確かにヘリとかっていう意味で言うと、
例えばワタさんと出会ってから、この番組始めるまで都市伝説陰謀論のヘリを知らなかったしね。
僕がですか。
そうですよね。
あんまり言ってなかったはずなんですよ。
いや言わないですよ、そんなの。
趣味ってだから。
趣味都市伝説。
情報収集ね。
そういう意味だと趣味なんじゃないですか。
人に言えないヘリっていう意味。
これはでもヘリですね。
それなりに深い関係性じゃないと言わないですよ。
それはね、これは趣味かもしれないですね。
じゃあ今度ご趣味が聞かれたら言ってください。
陰謀論の情報、Qアノンのエゴサーチをすること。
クソヤバいやつですけど。
本当は多分、僕みたいにちょっとキュア者と思われたくないから言ってないみたいなね。
人はたくさんいると思うんで。
ワタさんでも趣味はあるし、これもワタさんが僕を他趣味って思うのと一緒で、
僕もワタさんを他趣味に感じますね、いろいろ考えたら。
だってこの番組でも話しましたけど、香水とかすごい詳しいじゃないですか。
そうですよね。
あれは僕趣味だと思うし。
確かにそうですね。
それはでも趣味じゃ趣味だな。
でもさ、例えば香水用ですよ。
集めたりすごい知識を蓄えてる男ってやっぱりちょっとキモくないですか?
これはそういう人たちにキモいって言ってるんじゃなくて、客観的に見たときに
キモく見られないかなっていう不安はありますけどね。
それかちょっとLGBTの属性なのかなとか、別にいいんですけどそう思われても。
お趣味は?って聞かれて、陰謀論と香水ですって言ったらキモい。
もうまさに香ばしいやつですよね。
そうですね。
だから趣味とかさ、例えば聞いてみて、だからマクロ言葉として
それ本当ですか?っていう感じで掘り下げてみてあげると
一歩もしかしたら関係値が深まるのかもしれないですね。
本当のことは絶対あまり言えないはずなんですよ、初対面の人に対して。
本当は都市伝説好きなんじゃないですか?とか。
18:02
そうですね。
お見合いで言わないでしょ、だって急に都市伝説の話なんて。
でも結婚したら知るんですよ。
でも趣味の話よりもあんまりいい思い出がないんですよね。
だから言わなくなっちゃったっていうのはあるんですよね。
本当にこれが趣味っていうことを言ったときに
あんまりいい反応を得られたことがなくて
それで言うのをやめちゃった自分がいる記憶が今すごい思い起こされて
なんかその趣味が合う友達がいるといいなっていう思いはあって
そのかすかな小さい希望の光みたいなのを掴もうとして
絞り出して言ったけど全然違った反応が返ってきたときの
やっぱりあのショックさというか
自分がやっぱりただのオタクなんだなっていうことに
気づかされたときの鼓動感というか。
だからあんまり言わなくなっちゃった。
趣味って自己申告するものじゃないんじゃないですか、本当は。
そうなんですよね。
もしかしたらその人の趣味っていうのは周りが決めることなんじゃないですか。
確かに。さっき言ってた通りですよね。
お互いが見てそう見えてるみたいなかもしれない。
いや、それはでもそうだよ。
これでも本当そうかもしれない。
人間のすごい懐深いところにあるものなんですよ。
たぶん趣味っていうのは。
だから本人ですら気づいてない可能性があるぐらいな
結構深さのところがあって
相当付き合っててよく見てないとわからないレベル。
例えばだから猫飼ってる人が猫飼うのが趣味ですっていう理由なんて
お前言わんでもわかるわみたいな
そういう感覚になるじゃないですか。
でも違うんですよ。
猫を飼ってる理由にもっと深い理由があって
何か違う単純に猫が飼いたいから飼ってるっていうものじゃないところの着眼点って
やっぱ何個かあるはずで
そこを見出してあげるっていうのは
本当の意味での趣味につながるのかもしれない。
なるほど。ってことはご趣味はっていう質問する時点で
コミュニケーションの力がないってことですね。
ってことです。になりました。
でもそれそう思わない。
聞かれた時にみんなそう思うと思うんだけど困ると思うんですよ。
確かにだからこそあんまり聞かれないんでしょうね。
そうそう。自分も聞かれたくないし
だからこそ聞きたくもないっていうね。
その掘り下げ方ってそうだよね。
目的が確かにあるようでない感じするもんね。
趣味聞いて自分と近い人間かどうか探るみたいな
ファンクションなわけでしょ。
でも本音は言わないじゃん。
そんな明け助けに話せないじゃんみたいな。
そういう意味だと例えばマッチングアプリとかって
趣味を自分で書くじゃないですか。
あのデザインが良くないかもしれないね。
本来であれば相手の趣味を自分が見つけてあげられるような
そういうUXがあるとより
コミュニケーション設計ね。
マッチングの良くなってくれますね。
そうだと思いますね。
やっぱり好きなことを仕事にしてる人あるあるなのかもしれないですけど
21:03
やっぱりこのIT業界とかって
本当にそれを好きでやってる人が本当に多い業界じゃないですか。
まあ多いでしょうね。
だから飲み会とか行っても
本当に仕事の話ばっかりしますよね。
仕事というか業界の話とか。
そうですね。
なんかその中でのゴシップとか。
はいはいはい。
確かに。
だから村社会化しやすいんですよね。
そうそう。
だから僕らもね、なんか飲み行っても
その仕事に関係する話とかで結構真面目に話したりとかしちゃうじゃないですか。
飲み行っても。
そうですね。
全然そのこの業界じゃない友達とかと喋ったりとかしてて
飲み行ったらどういう話とかしてんのと聞かれた時にね
いやーなんか仕事の話ばっかしちゃうことが多いかなとか言うと
まあそういう人生楽しくなさそうだねって言われるんですよ。
でも
きついね。
僕からしたら
飲み会の場で仕事とかの話しかできない方が人生つらいと思うんですよ。
うん。
まあしたくないわけだもんね仕事の話。
そうそうそうそう。
逆に言うと。
そういうことなんですよ。
人生の多分70%ぐらい持ってかれてる仕事の話はもう一目も触れずに
他のことに逃れたい可能性もあるからね。
そうそうそう。
酒の席ぐらいは。
そうそうそうそう。
でも酒の席でも危機として仕事の話ができた方が
人生楽しい気がするんですね僕は。
まあ
ある意味ね。
そうですよね。
それぐらい多分そうだよね。
結構さっきのオンとオフの話なんですけど
多分かなり自分の状態がかき値がなく
多分一方向にいろいろコミットしちゃうから
それができるみたいなのはあると思うんで
まあかき値なくすごい集中してる状態ではあるってことですよね。
逆に言うとすごい面白い状態ではあるんでしょうね。
そういう俯瞰してみたときには
人生を多分相当楽しんでる状態だから
そういうことができるみたいなの見方もあるんですよね。
逆にやっぱり現実逃避パターンもあるじゃないですか。
やっぱりもうあまりに仕事が辛すぎて
どうしても現実逃避でゲームの話したくなっちゃうとか
それはそれでいいんですけど
逃避行動を続けていくとその趣味が結構辛くなってくるときが
やっぱり来る気がするんですよ。
なんとなく。
ちょっと逃げ道になっちゃってて
現実逃避の方法があること自体は
すごい良いことだと思うんだけど
それだけに縋っちゃうとすごい苦しい生き方になってちゃうかもしれないから
だからそう考えたら奥行かしいですね趣味って
そういう人生観にも繋がっていくじゃないですか。
だから飲み会の場で
自分がやってる仕事の話で盛り上がるタイプかどうかで
世の中の見方って結構違うんじゃないかなと思ってて
例えば政治家とかって
飲み行ったら多分政治の話してるでしょ。
してるんじゃないですかね。
逆に言うとみんなが非難の的になってる政治家は
飲んでる鳥ですら仕事の話をしてるっていう見方もできるわけじゃないですか。
たしかに。
そういう属性の人とそうじゃない人って結構意外と交わらないから
24:01
価値観がお互い分からないとこあるんだろうなって。
ちょっとこれは極端すぎる理解かもしれませんけど
だから逆にその趣味に没頭してるってことを
公言できるってことは
もしかしたら本質的には没頭してないのかもしれないみたいな。
だから仕事生産性のある趣味を持ってる人の場合って
公言しない、趣味とも思われたくないみたいなのもあると思うんですけど
結局言っちゃうことで
それを自分で飲み込んでる状態
これを楽しんでる状態って思い込ませるっていう行動でもあるんで
あとは人からよく思われたりとかあるわけで
そういった本質的に没頭してる状態ではないじゃないですか。
自分はそうあるべきだって言い聞かせてる。
そうそうそう。
そういうことですね。
だからそう考えると
そうですね。
だからそのご趣味やって聞いた時に
返ってくる言葉って
実はその人が今あんまり集中してないことなのか
知れないなって
ちょっと今すごいうがった考え方かもしれないけど
まあでもそうかもしれないですね。
逆に言うと趣味ってその程度のものなんですかね。
まあだからその程度の認識なんですよっていう
テンプレでみんな使ってる気はするから
だから僕ら考えすぎてるだけっていうのはあるんだけど
ただでも言葉の意味とか
本質的な目的のところで言ったら
絶対こっちじゃないですか。
表向きの話じゃないはずなんだけど
でももうその表向き状況で
人と会話する時にスノボやるんですか。
僕もやります。一緒に行きましょう。
みたいなそういうファンクションとして
あくまで使ってるっていう感じで
それはさっきの社会性の話みたいな
そのパーツを共有化することで
いろんな仲間とか出会いが増えていくみたいな
マッチングのやつ、ロジックもね
そういうロジックはあるのかもしれないんですけど
そのぐらいのいい塩梅って考えた時に
趣味ってなんだろうって思っちゃいます。
そうなんですよね。難しいよね答えるの。
塩梅が大事です。
塩梅が大事ですね。そうなんですよ。
人生と捉えてるものは趣味じゃないですもんね。
そうですね。そう捉えてもいいんだけど
一般的なコミュニケーションのテンプレートとしては
そこじゃないのかもしれませんね。
結局いろいろ話してきてましたけど
答えに困るってのは変わらないですね。
答えには困るでしょ。困ってていいんだと思いますけどね。
やっぱり周りがキビを伺って
この人これ好きだよなっていうのが
それが趣味なんだとは思いますよ。
聞いて出てくる答え。聞いても困るんだからって本人は。
例えば何ですか?僕の思い浮かぶやつでいうと。
例えばあれですよ。さっきのオーガニックとか
化粧品の話もそうでしょ。
あとこれは僕から見たらですけど
エンジニアリングの技術周りの情報収集とかも
絶対趣味なように見えるんですよ。
27:03
あと音楽もそうでしょ。
音楽っていわゆる本気でやってる方じゃなくて
聴いたりする方の。
上げるときにないですよ。
筋トレとかもそうですし、ボクシングもそうかもしれないですし
ガジェット痛ですし。
でもそれを僕としては
自分はこうでありたい、こうなるための
手段の一つでしかないからっていう感覚だと思うんですよ。
そういうことですよね。
確かに自分でガジェット集めが趣味なんですよって絶対言わないよね。
仕事効率化アプリをためることとかね。
確かにね。
日本史とかそういうの。
そうですよね。歴史のことをね。
結局それも自分が作っていくものを豊かにしていくための
手段であるっていう感覚で僕はいたりするから
今後僕がこういう発信も含めてね。
これが趣味ですっていう風に。
これね。ポッドキャストに入った情報を発信するのが趣味ですよね。
これが趣味って言われた時にどう思います?
別にそんなに趣味とは違うかな。
もしだから和田さんが発信することによって日本を変えようとしてるんであれば
趣味って言われたら複雑でしょ?
相当な野望を抱いてますよね。
日本を変えようとしてたんですよ。
この番組に日本を変えようとしてたんですか?
そういうふうに認識してるんであれば
趣味っていうのは失礼かもしれないですね。
それはもうね、なりわえですもんね。
そうそう。
そうですね。そこまで意識高く言いたいんですけど。
でも趣味とは思われたくないけど
言ったらちょっと印象は良くなりそう。
テンプレとしては使えそうな気がしました。
モテツールみたいな感じで。
え、ポッドキャスト配信してるんですか?みたいな。
すごいですね。
確かにそうですね。
自分をモデリングするためのツールとしては
都合がいいのかもしれないですけど。
でもね、僕ついつい料理って言っちゃうんですよね。
料理はね、もう鉄板なんですよ。
これだけ言っとけば大丈夫。
でも嘘でもないし。
嘘ではない。本当に趣味ではあるんです。
いいやつですね。ちょうどいいやつ。
これまさにちょうどいいやつかもしれないです。
ハズレがないんですよ。本当に。
ただ、星をつけるとしたら都市伝説の方が上ですからね。
料理は三つ星くらいですか?多分。
都市伝説は四つ星くらい。
バロメータレスとか。
本当の趣味を炙り出す、何かそういうのがあるといいですかね。
いいですよね。そういうコミュニケーションのフレームワークなのか。
答えられなくてもいいんだっていうことは間違いないですよね。
別に、あれが答えられる人がいい人生を歩んでいるとか、
いいキャラクターとかってことはないはずなんですよ。
30:01
それで言うと。
趣味がない人からすると、コンプレックス抱きがちなんですよ。
そうなの。
僕の知り合いでも、趣味がないよって言ってたら、
マダさんと共通の知り合いの。
共通な。
でも仕事ばっかり、仕事でやってることが趣味の人だなとは見てて思うんですけど、
そういう人はでも趣味がないと自分で思ってて、趣味が欲しいよって言うんですよ。
だから趣味を巡って不幸になってる人がいるわけだから。
いるわけですよ。
自分のことを薄っぺらい人間だって思ってるかもしれませんね。
肩やファッションで言ってる人がいる中でね。
そうですよ。本当ですよ。
ほとんどは実はファッションでみんな言ってるんじゃないか説は、
素直に唱えたいと思います。
し、もしかしたら本当は癖があるのに、言ってないだけなんじゃない?
のはありますけどね。
言えないからブレーキをかけてる可能性もありますし。
だとしたらそれを気づいてあげれてない、こっちにも問題があると僕は思っちゃいますね。
確かにね。
コミュニケーションが足りないんだっていうね。
そうそう。それはあると思います。
だいぶこれ懐の深い話になりましたね。
でも本質的にそういうことなんだと思うんですよ。
表向きの趣味もあっていいんですけど、
すごい掘り下げていくとすごい深いところがあって、
深いところに行き着いちゃってる人はそれが言いづらいからあんまり言えないと。
それなんか自分は趣味がないと思ってる可能性があって、
そんなことはないし別に言えなくてもね、いいんじゃないっていう。
でもなんかね、こっちからしたら仕事でやってることは趣味で、
休みの日も仕事関係のことを楽しくやってるっていう状態の方が、
そのとこで考えたら得すると思うんですよ。
それは間違いないと思いますね。
だからね、そういうコミュニティに行くと逆に趣味の話がなくなるから、
結構さっき言った仕事の話ばっかりしちゃうっていうのは、
そういうのはあるかもしれないですね。
そういう人たちが集まってるから。
僕はやっぱり仕事が趣味であった方がいいと思ってる方だから、
全然それでいいんですよ。
趣味にできるといいよね。
だってその方が人生楽ですもん絶対。
好きこそもののなんじゃないみたいな感じになりますもんね。
あとそういう人って向上心が高い人多いから、
喋ってても僕は楽しいことが多いかな。
確かにね。
みんながみんな別に好きなことが仕事に出るわけじゃないから、
なかなか難しいんですけど、
あと別に趣味というかちょっと生き方の話っぽくなっちゃいますけど、
やっぱり趣味と仕事は別っていうふうに固定観念として思いがちだけど、
やっぱり自分が好きな趣味でやってるようなことを、
仕事にするっていう方法っていくらでもあるし、
それはなんかそこはクリエイティブの見せどころだしね。
そうですね。
そういう選択肢もあるっていうことは、
みんなが知っておくべきかなと思ったりはしますけどね。
YouTuberとか見てるとよくわかりますよね。
確かに。
趣味っていう言葉が変わっていかないといけないのかな。
趣味っていう単語があれなのかもしれないとちょっと今思いましたよ。
33:04
もしかしたら趣っていう言葉の本来の意味って、
僕らが認識してる趣味と違うかもしれない。
違うかもしれないね。
オーディエンとかね。
そうそうそうそう。
なんか趣味と主義みたいなのあるじゃん。
例えば主義ってなるとすごい立ち振る舞いとかさ、
なんかに向き合い方みたいなさ。
でも多分趣味も多分そのエッセンスはあって、
本来たぶん趣の話なんで、
どういうふうにどこに向いてるかみたいな属性として。
そういうのがわかるものなんだと思うんですけど。
今属性値というよりはどっちかっていうとファッション性がある。
つけると綺麗に見えるとかそういう。
いろんな意味で認識できる変数ではありますよね。
言ってもさでもさ明け助けにさ言っちゃう人もいるじゃないですか。
趣味本当に。
SM。
SMは聞いたことないけど。
風俗画用映画趣味ですか。
マジで本気で言ってくれる人たまにいるから。
はいはいはい。
こいつはもしかしたらそれ本当の趣味じゃないのかもしれない。
それすらもファッション性のある感じなのかもしれないですけど。
笑いが取れる。
笑いが取れる。そう笑いが取れる。
本気でそれを言えちゃう人ってそういうパーソナリティ、
そういう属性みたいな認識に受け取れるか。
そうですね。
そういう意味で言うと僕もこの間イヤン風問題のシンポジウム一緒にいた友達なんかは、
もう長い付き合いでしたけど、
政治とかが大好きって僕は一切知らなかったからね。
言ってましたよね。
そうそうそう。
本当に好きなもの別に言う必要ないっていう自分の中で楽しんでるんだから。
そうそうそうそう。
でもやっぱりすごい深い関係性で、
この人なら言っても大丈夫かなっていうね、
どこでひねり出してその人は伝えたいんじゃないかなと思うんですけど、
まあでもいいんじゃないか、
信頼関係のね、バロメーターみたいな感じ。
この人にはこれ言っても大丈夫なんじゃないかな。
だからその趣味が伺えるっていうのは、
ある意味その関係性のやっぱり可視化でもあるのかもしれないです。
初見では絶対良さげなことを言っちゃうけど、
本当はこういうのは、
みたいなのは、
多分深い関係になればなるほど。
だからやっぱりそうするとこっちも新品感というか、
この人が何が本当に好きで、
どういう趣向性があってみたいなのを伺えるようになる。
なるほどなるほど。
こいつ本気で言ってるなみたいなのが分かるし。
そうか、だから本当の趣味って、
それを極めたところで何になるのっていうものが多いじゃないですか。
多いね。
だから趣味なんだけど。
だからそういう意味だと、
僕もよく、
え、どうなりたいのって言われますね。
どこに向かってるの?
え、どこに向かってるの?って言われること多いから、
趣味っぽいのかなじゃあ。
あー。
どこに向かってるの?
どこに向かってるの?
余計なお世話ですけど。
それをよく言われる。
何になりたいの?みたいな。
何でもいいじゃないか。
僕の中ではこう結びついてるけど、
まあそうでしょう。
それはだってね、
余ったある中の一つのとこ見て言ってるかもしれないんで。
面白いですよね。
だから本質的なその人の趣味とか趣向性みたいなのを
36:00
見極めていくといい関係値が築けるんでしょうね。
確かに。
なるほど。
分かりました。
だから趣味聞かれて答えられないこっちが悪いんじゃなくて、
聞く方が悪いってことですね。
結論としてはそうなりますね。
だからプロフィール欄に趣味って書いてあるのが悪いってことは結局言わされてるから。
ちょっとでも話題づくり頑張りなさいよみたいなトーンで言われるから答えちゃう。
聞く方の断線さが欲しいね。
なるほどね。
いやこれいいまとめなんじゃないですか俺は。
これでも悩んでる人いると思うしいたと思いますよ。
なんかこういうね。
でなんか必死にこう考えた結果この天ぷら見つけたみたいな
僕のお料理みたいな感じで。
そういう人たちもたくさんいると思うので。
だからないと思ってても実際あるし聞く方が悪いから。
そうそうそう。
っていうことです。
ってことです。
珍しくまとめが出ましたね。
この番組答え出さないんですけど。
いやでもこれはいいんじゃないですか。
これはいい回だと思いますよ。
ビー切り出したらいよいよかもしれないですね。
いよいよで。
いよいよ終わりなのかな。
迷い続けてたのに。
そうそうそうそう。
なるほど。
わかりました。
堂々と胸を張ってありませんと答えてもいいということになりました。
胸まで張んなくてもいいですよ。
ないですねぐらいでいいですから。
ありませんみたいな。
どうどうとしてるの。
聞いちゃいけないこと聞いたのかな。
トーンで返されたみたいな。
なんか過去あったんでしょうね。
なんかあったんでしょうね。
言ったことがちょっと裏面に出ちゃったパターンはありますよ本当に。
じゃあそういうことでした。
ここまでのお相手は田沢と。
渡でした。
ありがとうございました。
37:49

コメント

スクロール