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2021-03-08 34:24

第117回 佐藤可士和のデザイン 〜仕事術・アートとデザインの境界線・抽象化と伝わりにくさ

佐藤可士和さんの経歴や仕事術、担当したブランディングやプロダクト、そしてアートとデザイン、抽象化などについて話し合いました。


佐藤可士和展

https://kashiwasato2020.com/


佐藤可士和展公式YouTube

https://www.youtube.com/channel/UCxYmBxNRCI0OSV9MA3aIomg


名言コーナーをやめた話

佐藤可士和展

佐藤可士和さんについて

ユニクロ

楽天

セブンイレブン

経歴

仕事術

アートとデザイン

セブンイレブンのコーヒーマシン

ローソンのお茶のパッケージ

デザインのプロセス

トレンドを作るデザイナーとは

終わりに


お便りはこちら
https://forms.gle/oEfBpskGT2qf4iMW9

00:03
どうも、WATAです。 TAZAWAです。
あ、名言。 辞めました。
誰にも求められてなかった。
その割に長いことでやってましたよ。
やってました?そんな長く。
半年くらいやってた。 3週間くらいだよね。
その間、リスナーの人からは、名言探してる暇があったら、ダイエットしたらいいんじゃないでしょうかって。
お叱りの声も頂いたり。
本当ですよ。
人の言葉を引用して伝えるのは、ちょっと卑怯だなって。
今更? 今更。
説教臭いじゃないですか。
僕が苦手なやつだったと思って。
ツイッターとか。
それを引用して自分のコメント添えるならまだしも、張るだけのやつあるからね。
そうそう。名言ボットみたいなね。
自分の声で咀嚼して、ちゃんとエピソード中に話した方がいいかなと思って。
ということで、長々と僕の趣味の時間に好きになっていただいた皆様には申し訳ないんですけども。
ちょっとエピソードとして伝えていきますので、これからは。
行きました?タダさん。
佐藤柏展。
佐藤柏展。存じ上げながらですね。
知らないですか?
言い方がバズってるというか。
ずいぶん話題になってるなみたいな。
いろんなYouTuberの人とかポッドキャスターの人が取り上げてて。
僕も言うてもデザイナーというかなので。
今日は佐藤柏さんの話を。
のっかる形であれなんですけど。
ちょっと話してみたいなみたいな感じで。
佐藤柏さんという方は、なんとなく名前は聞いたことありますかね。
デザインのテイストもなんとなく知ってます。
結構J-POPのアルバムのカバーとかもデザインしてたりするんで。
そういう流れでももしかしたらご存知かもしれないんですけども。
大変日本で有名なアートディレクター。デザインを監修する人みたいな仕事ですね。
アートディレクターっていう仕事が。
15年以上前に日本にそういうアートディレクターって仕事あるらしいよみたいな感じで出てきた言葉なんですけど。
草分け的な。
この人がそういう意味でアートディレクターって仕事を紹介したようなところはあるかなって思う。
有名なアートディレクター佐藤柏さんですね。
この人どんな仕事をしてきたかっていうのを軽く本題に入る前に話せればなと思うんですけど。
一番有名なのはユニクロ。ユニクロのロゴですね。今のロゴ。赤くてカクカクしてる。
あとは福井市で同じファーストリテイリングのブランドですけどGUとか。
ユニクロのロゴはねこれは結構センセーショナルでして。
もうあれ結構前ですよね。十何年前かな。
03:02
ユニクロのロゴって最初からあれですか?
15、6年前に変わってからそのままかな。
変わったんだ途中で。
変わった変わった。一応リブランディングしてる。
もう前のロゴは全然わかんない。
アンドロイドやっぱり安物っていうフリースがすごい流行ってた。
そうですね。
さらにちょっとその前に暗黒時代があってユニクロって。
そんな長いんですかユニクロって。
結構ねもう歴史としてはね90年代だから90年代に生まれてる。
でなんて言うんですかね。
安価でそれなりにそこそこマジで着れるような服を売るおじさんが着るブランドみたいな感じで。
あのね僕すっごいよく覚えてます。
ジャンプの一番後ろのページとかヤンマガの一番後ろのページに広告がいつも載ってるみたいな感じで。
そっからそれを経てフリースをブレイクさせてみたいな感じだった。
そうそうそうそう。
そういうことなんですね。
じゃあ多分僕なんかはフリースで知ったんだと思うんですねユニクロ。
そうですよね。
あれくらいからこう徐々に徐々に良くなっていく。
そうなんだ。
そのきっかけみたいなのがこの佐藤嘉洋のリブランディング。
ロゴとか店舗のデザインとかちゃんとやりましょうとか。
あとはそれに沿って服とかも昔ユニクロカラーってね。
今みたいな綺麗な赤じゃなくて変なねなんか茶色っぽいあの何て言うの。
小豆黄色みたいな色だったんですよ。
全然覚えてないわ。
でそのフリースとかもさ今でこそすごい色んなカラフルな空張りだったけど。
その時代ってなんかその本当なんですよ。
薄茶けたなんかその。
なんかこう地味なさ空張りだった。
空張り自体はすごいその頃からもう豊富だったんだけど。
全然さなんか地味で。
もうなんか全然なんかその一般化してなくて。
だからユニクロがねここまで大きく変わった時の結構その分岐点というか。
服のプロデュースとかしてないんで。
またねそこはそこで別のねいろんなデザインのリブランディングがあったと思うんですけど。
会社としてのブランディングとかっていうのを結構大きく変えた人なのかなと。
あとはね僕らの業界で近いところですけど楽天のロゴとか。
昔って楽天っていう感じのね。
だったと思うんですけどあれを変えた人ですね。
アルファベットとかRとかっていうのを変えた人ですね。
そうです割とそれはまあ最近じゃ最近ですね。
楽天もねあれから結構そのまあいわゆるグローバル展開するために。
わざわざ佐藤柏を一応なんか楽天のチーフクリエイティブオフィサーCCOっていう役割をもらってて。
一応楽天のその中の人の設定ではあるんですよ佐藤柏って。
設定ね。
設定まあ概念的な。
会社にはいないけど。
06:01
マスコット的なね。
でまあだからそれを経てねすっごい楽天オリジナルのフォントを作ったりとか。
でそれなんかなんでかというと海外にすごい楽天ブランドを展開していくっていう流れがあって。
今もうめちゃくちゃいろんなことやってるじゃないですか楽天って。
MVなんかなんだっけ携帯の事業とか証券事業とかなんか海外展開もしてて。
だから海外展開する上でちょっとその今のその前までのちょっとそのレガシーな日本のデザインではちょっとまあ難しいだろうから。
佐藤柏を招いてちゃんとそのグローバルに展開していきましょうみたいな感じでやって。
結果今結構作説してるんですよね楽天は。
なんかブランディングがうまくいったみたいな感じで。
あとはねセブンイレブンのブランディングとかもやってますね。
セブンイレブンの今のロゴを作った。
ロゴ変わりました?セブンイレブン。
変わってるんですよ実はね実は変わってる。
まあセブン&アイホールディングスになってるんで。
昔ってあのただのセブンイレブングループだったと思うんですけど。
実はちょっとねよく見たらアップデートされてる。
あとはパッケージのデザインとかねセブンイレブンのオリジナル商品。
あの辺もやってたりします。
多分日本国民のほとんどの人が何らかの形でこの佐藤柏のデザインに関わってる。
関わるか手に取ってるかなっていう。
まあすごい大きな仕事をたくさんやってるっていう感じの人ですね。
で一応なんか経歴的なところも紹介するとですね。
もともとこの人ねお父さんが建築家で。
でちょっとあのそこそこいろんな有名な建築をやられてる方だったらしくて。
でその影響が強くてデザインとか。
でこの人建物のデザインとかもやるんで。
そういう建築とかに興味を持ったんだろうなっていうところなんですけど。
そういう影響もあって大学とかはタマビのグラフィックデザイン科っていう。
なんかすごいデザイナーが広告代理店に行くような人が入りがちなそういう大学の学科があるんですけど。
タマグラとかってよく言われるんですけど。
そこに行って。
でその後もう博報堂っていう有名な広告代理店に入って。
ここで結構ブレイクするというか。
スマップのアルバムCDのアルバムのディレクションとかを過ごしてるんですけどこの人。
そこでもすごい世の中的に認知されてブレイクした感じですね。
だから広告代理店の人なんだけどなんかちょっと有名な人みたいな感じになってて。
でその後でももう独立。
広告代理店10年ぐらい勤められて独立されて。
今はもう自分の会社株式会社サムライっていう会社を設立してて。
2000年からもう自分自身でいろんなねそのアートディレクションとかあとはコンサルティングとかいろんな仕事されてて。
でねあのほんとね僕がこう佐藤柏さんのなんでこの佐藤柏の話を今知ってるかって話なんですけど。
09:03
やっぱり結構影響は受けてるところは結構あって。
あのねすっごいねあのいろんな案件を同時にやる人なんですよこの人。
だから30案件ぐらい同時にやったりする人。
90年代の小室哲也みたいな。
そうそうそうそう。
だからあの同時に2部屋ぐらい同時に作曲を分けてるって話もありましたけど。
まさにその地でそれをやるタイプの人で。
でまぁ自分でまぁ当然そのデザインを自分一人でやるわけじゃないんで。
デザインする人たちはあの抱えてたりとか外に外中でデザイン出したりとかっていうのをやりつつ。
そのアートディレクションっていうところを同時多発的に30案件ぐらいやったりする人で。
案件の数が半端ないですよ本当にもう。
だからまぁなんでこんだけ名前が世に知られてるかっていうと。
それだけ数をこなしてるっていうところはあって。
やっぱね僕はなんかそのデザインのそのテイストとかデザイン自体をすごいリスペクトしてるっていうよりは。
なんかそのすっごいスピード感で案件をこなせる。
なんかそのスピード感と総合力みたいなところに慶福しておりまして。
なんかプロフェッショナルであるじゃないですか番組NHKとかでも結構取り上げられてるんですけど。
なんかすごいですねなんか会議だけやってそうな感じなんだけど。
実はちゃんと作っててなんか半年くらいでなんかすごい建物できててみたいな。
そのグラフィックデザインだけじゃなくてこの人はすごいとか建築とかリアルプロダクトとか携帯作ったりとか。
本当にいろんなデザインをしかも同時にできるみたいなところがなんか僕はすごいなと思ってて。
でまぁそのなんかそういうのに結構影響を受けたみたいなところはあるんですけど。
あの佐藤階さんはアートディレクターとしても実際に自分で手を動かしていることはないってことなんですか?
自分でもやってる?
自分でもやってるっていう話はあるんですけども。
ただもうあれですね本当にでも多分そのデザインするにしてもその上流から下流の工程って結構いろいろ分かれてると思うんですよ。
本当上の部分ですね。
やっぱその例えばそのウェブとかUFOとかワイヤーフレームとか骨格の部分を作るみたいなところをやられたりとかはあると思うんですけど。
本人はイラレでなんかポチポチしたりはしてないんですか?
してるのかな?今してたらすごいね感動しますけど。
ちょっとねあの丸のサイズを変えたりとかなんですよ。
でもあの最初あのロゴとかってこの人はもともと設計家のお父さんがいるんで建築家のお父さんがいるから
すっごいピッチリ設計図描くんですよあのロゴとか作るときに。
僕なんてもうラフから始めるからそこまでこう後付けでねそのちゃんと黄金比を意識したみたいな後付けでやる場合はあるんですけど
この人の場合地で本当に設計図としても最初から丸と四角とかっていうのをいっぱい並べて
どれが綺麗かっていうバランスを最初にこう作っちゃう人で
12:01
多分そういうのをやるのが得意な人なのかなっていう感じですかね。
あとやっぱプランニングコンセプトを考えるのが得意な人なんで。
だから結構その例えばさあのユニクロとかだともうあのあれですよね。
結構店舗とか建物のデザインの方最近力入れたらすごくて
最近だとあの横浜の方に商業施設があるんですけど
その中にユニクロパークっていうユニクロの店舗と公園がすごい混ざってる
すごい結構複合的な施設を作ったりしてそのデザインとか
それはちょっと有名な建築家の人とコラボレーションしながらでしたけど
やったりとかっていう感じで
単純その洋服とか洋服の会社のブランディングをするっていうよりも
すごく複合的にいろんなものを作っちゃうみたいなマインドの人なのかなっていう感じで
その辺はすごいなとは思うんですけど
でねちょっと今日は柏さんの佐藤柏展っていうのをやってて
そういう展示の話も紹介しようかなと思ったんですけど
例によって僕行ってないんですよね全然
行かないで解説今ちょっと仕事してるんですけど
今日ちょっと佐藤柏という人の人となりを通して
ちょっとディスカッションしたいところがあって
やっぱこの佐藤柏っていう人は
単純なこのデザイナーをするとか
絵を描いてすごい綺麗なクリエイティブを作るっていう
単純なそういうタイプの人じゃないなっていうのは思ってて
っていうのもなんかこれ自分でも言ってるんですけども
佐藤柏さんが剥法道を辞めて自分の事務所
侍っていう事務所を立ち上げた時に
これ奥さんが言ってる奥さんが本人から聞いた話らしいんですけど
僕はミケランジェロとかピカソとか
アンディ・オーフォールみたいな時代の愛好人になりたいと
要はだからその単なるアートディレクターっていうよりは
アーティストになりたいんだっていうことを最初に言ってね
で事務所を立ち上げたらしいんですよ
ただ奥さん的にはいやいやそもそも
あなたはデザインの領域の人だし
アートディレクターって仕事自体も全然世の中に認知されてないから
今そんなことやっても無理よみたいな感じで
奥さんがすごい頑張って
アートディレクター佐藤柏っていうブランディングで
テレビとかメディアに出させたりとか
あとはいろんなもののプロデュースさせたんですよ
幼稚園のプロデュースとかもしてるんですけど
幼稚園の建物のデザインをさせたりとかして
すごい社会的にいろんなクリエイティブを発信できる人なんだぞっていうのを
この奥さんが頑張ってPRをして
奥さんももともと白黄土の方なんですけども
PRが上手な方で
結構だから佐藤柏のデザインとかアートディレクションって
結構人によってはすごいシンプルで綺麗なんだけども
なんかちょっと伝わりづらいというか
15:02
ぱっと見綺麗なのは分かるんだけども
なぜいいのか分かんないとかって言われることが多くて
やっぱこの人は本質的に多分
もちろんデザインっていうところも
ちゃんと設計してやってると思うんだけども
結構自分の感覚のアートのポリシーとか
そういうのをちゃんと盛り込んで
あとはすごい
もちろん仕事を依頼してくる人がいて
クライアントって呼ばれる人がいる仕事をたくさんやってる方なんですけど
まず第一に依頼してきた人の話を
やっぱり再現することに全力をかけるらしいんですよ
どっちかというと使ってもらう人っていうよりも
その経営者とかがどういうバックグラウンドで
どういう思想でどういうものをアウトプットしたいかっていうのを
すごい尊重するっていう
それを自分の感覚と混ぜ合わせて
一つのアート表現として作るみたいな
僕はデザイナーなんでデザインのプロセスからすると
むちゃくちゃだなっていうようなプロセスに感じるようなところもあるんだけど
だからそういう結構アートとデザインって
関係性がずっと昔からなかなか難しいと言われて
垣根がどこにあるのかとか言われがちなところだったりするんですけど
いわゆるあれですね課題解決
そういう感じなんでしょうね
そうそうそうそう
だからグラフィック的なところの領域じゃなくて
いろんな視点からの課題を解決しようとする中での
抽象化がデザインになってるから
デザインとしてだけ見たらよくわかんないっていう感じのものになっちゃうと思うんでしょうね
だと思いますね
特にこの人は相当抽象化する人なんですよね
すごいミニマリストなんですよこの人
もう仕事始めるときにすごい整備されてるところじゃないと
仕事ができないタイプの人で
本当に無駄なものを一切なくすみたいな思考性が強い人だから
本当に丸とか四角とか直線とか
そんな感じなんですよこの人のデザイン
あとは色ももうわかりやすい色しか使わないとか
だからそうなんですよね
結構この人さっきセブンイレブンのプロデュースとかしてるって言ったと思うんですけど
これ有名ですけどセブンイレブンのコーヒー入れる機械あるじゃないですか
あれはこの人がデザインしてるんですけど
コンビニでコーヒー入れられる機械あるじゃないですか
黒と銀色の
あのインターフェースもやるんですね
そうそうそうインターフェースもやる
あとはプロダクトやってて
あれ大変有名ですけど
わかりづらいとRとかLとか
はいはいはい
レギュラーなのかラージなのか
ライトなのかレフトなのかみたいな
そういうことですごいテプラを貼られちゃって
左みたいな左大きい温かいみたいな
それ話題になりましたね前に
そうそうそうそう
これよくデザインの敗北っていう
18:01
やゆのされ方をする代表例として言われてるんですけど
あれなんか本当もう抽象化概念の咲いたるものだなっていう
確かにその辺はね僕もUI作るからそこはよくわかりますそういう
確かに
そういうUIができなかった時に
自分でうんってなったりしないもんなんですかね
いわゆる使い勝手が悪いっていうものを作り上げてしまった時に
それは気づかないからそうなって
いや分かっててやってるんですかね
分かってる可能性のが僕は高いかなと思ってて
でもやっぱりあれにこだわるっていうのは
やっぱり佐藤嘉島さんっていう人となりとして
アーティストとしての佐藤嘉島さんと
あとはやっぱり経営者の話を聞いて
やっぱりこういうブランドを作っていきたいみたいな
っていうところで
僕が多分一番コーヒーマシーンが出た時に
一番攻め際になったのは
セブンイレブン側でこれいけっかなっていう議論あったと思うんですよ
これわかるかなみたいな
さすがにそこを突っ跳ねていくことはないと思うんで
そういう議論の場があったと思うんですけど
いやこれでいこうみたいな
これでこれだよこのデザインでいこう
こういうデザインで店舗もデザインしていくから
これでいこうみたいな感じで
いったんじゃないかなと思う
僕それでいうとでもそういう
今まで人がやっていたことを自動化させるときのUIって
親切すぎるぐらいじゃないといけないと思ってて
こういうマシンなんて多分怖くて近寄れない人多いと思うんですよ
最初使ったことない人は
いやそうだよね
最近それでいうとセルフレッジが増えてきてるじゃないですか
あれもう近寄らない人は近寄らないですよ
店員がいますから近寄らない
だけど近くのコンビニローソンがセルフレッジあるんですけど
みんな店員がいるホールにめっちゃ並ぶんですよ
セルフレッジ誰も並んでないから
僕はもうゆうゆう一人でセルフレッジですぐやっちゃうんですけど
あの時ちょっと買った感あるんですよ
本当にあれ近寄れないですよ
だって怖いから
ケアシーが求められますよね
だって操作しやすい話に見えて
わからなかったらどうしようって思っちゃうから
それは僕の気持ちはわかるから
僕は勇気振り絞って最初セルフレッジ使いましたからね
だからそうなんですよ
すごいわかると思って
だからやっぱりああいう訳わからんマシンを世に放った時は
絶対オンボーディングというか
最初のこうやって使うんですよみたいな
こうやって使うといいんですよをちゃんと提示しないと
やっぱりテプラ地獄
そうですね
店舗判断でテプラ地獄になるっていうのは
やっぱりそこまで設計できてたかっていうと
多分そこまで見えてなかったのかなという気がするんだけど
だからもしかしたら
使い慣れた時には使いやすくなる要因なのかもしれないですね
そうなんだよね
多分結構未来志向で進めてて
多分あれね
多分ほんと一部の都市部のコンビニ
やっぱり例えば千代田区の大手町のコンビニとか
21:01
ちょっと他の町の店舗の造りと違ったりするんですよ
ちょっと内装とか立て付けとかも結構変わってて
できるだけシンプルにかっこよくクールな
感じしたりとかあると思うんですけど
多分そこを最初に起点に考えたのかなと思って
だからそこがこう
そういうデザインが町に出るとさ
一気に混乱カオスになるわけで
そのユースケースの違いみたいなところで
多分そのもっと多分ね
その流れがほんとに都市部から徐々に徐々にこう
いろんな地方とかに展開
おばあちゃんしかいない町でもあれがね
使われるかどうかっていう
その町でLとRと
やばいっすね
だからこれでもなんか
僕はでも一つアンチテーゼ的なところはあると思ってて
あのねでも他のインターフェースが
ちょっと情報硬すぎるのかもしれないなっていうのは
僕思うんですよ
であのこれ佐藤嘉洋さんのね
セブンイレブンのプロデュースで
もう一個ちょっと問題作があって
えっとねあ洗剤とか
セブンイレブンの洗剤のパッケージで見たことありますかね
あのねすっごいね
無印良品みたいな
すっごいシンプルなパッケージなんですよ
であの当然さ洗剤のパッケージ
他はさすっごいもうギラギラしてるじゃないですか
もうめっちゃリッチな
でもすっごいスンとしてるから
でそうしたことで
ちょっと売り上げ落ちちゃったりとか
したらしいんですよ
やっぱその人目につかなくなっちゃって
コンビニのあのにぎわってるディスプレイの中で
やっぱすごいシンプルなデザイン
やっぱりあの
あえてこう派手にちょっと下品にした方が
人目に入りやすくて
そういうことで今まで作ってたわけだからね
そうそうそうそうそうそう
だからもともとそういうなんかね
デザインとしてはすごい足し算の世界観で
広告とかできあがっちゃってるところもあるんで
なんかその文化になっちゃってる
今日本のその商品のパッケージとかっていうところは
まあ根本的なそこに
どういう商品を投入すればいいかっていうところの
やっぱ攻めき合いはすごい僕はあっただろうなと思って
ただでもそれで周りにやっぱ投資をして合わせちゃうと
やっぱりリブランディングというか
ブランドってやっぱ作っていくのすごい難しくて
ユニクロとかはすごい成功した例なんですよ
佐藤嘉社さんのやつがすごいハマって
まあ今や本当にもう使ってない人がいないぐらいな
そのシンプルなあの佇まいが
結果良いという
そういうデザインに関わる話の中でも
そのブランディングっていうところと
ユーザビリティとかそのUIって別物だから
そうなんですよ
やっぱりどんだけいいブランディングができてる人でも
UIとかを全く空き知ってる人は多いじゃないですか
ウェブサイトでもね
静的サイトが得意な人がUI作れるかって言ったら
また別の話だったりするじゃないですか
だからそうなんだよね
デジタルのインターフェースの心地よさと広告の見せ方が
24:02
全然実は違ったりするんで
流儀が違うっていうのもあって
だからすごい難しいところをやってる人だと思うんですね
菓子屋さんっていうのは
だからあとはそのなんていうのがね
これまたちょっと菓子屋さんの話じゃないんだけど
最近もやっぱこれ似たような話あって
ローソンのお茶のパッケージ
緑茶とかローソンオリジナルのお茶のシリーズがあるんですよ
そんなパッケージのデザインを
これも有名な本当アートディレクターの人なんですけど
年度っていう会社の佐藤大樹さんっていう
また佐藤海って話なんだけど
がパッケージデザインしたんですよ
やったらやっぱシンプルなデザインで
お茶のパッケージ色とかさ
やっぱりなんとなく緑茶なら緑
ほうじ茶なら茶色とかさ
そういうのを全く抜き去ったんです
本当に文字で書いてるお茶が
あとその上にちょっと可愛いイラストが
だからパッと見てちょっと目悪い人とかは
ちょっと迷うデザインになっちゃって
それがちょっと今ネット上で
結構いろいろまた物議を醸し出してて
だからデザイナーの思考性として
アートディレクターとかもそうですけど
基本やっぱ無駄遅いようとして
シンプルにしなきゃいけないっていう
シンプルイズムみたいな
強く染み込んでる
属性の人たちではあるんです
僕もできるなら
すごいデザインシンプルにしたいし
過剰な色とかは使いたくないとか
あるんでやっぱ分かるんですけど
そこのデザインのイズムと
やっぱ消費者の感覚的な
商品を受け取った時の
感情とっていうのはやっぱずれがあって
やっぱ日本っていう
もともと日本のデザインっていうのが
かなり文字情報とか
それに文字情報を
すごい強くして強調するっていう
すごいアートワークを
ずっとそういう広告を作ってきたんで
そういう中で
そういうシンプルなものを出しちゃうと
埋もれちゃうっていうね
このジレンマがあったりするっていうところなんですけど
なんか難しいなと思って
この議論は
僕もこういう話は流れに戦ってきてる感じはあって
本当に
それって結果的にそういうプロダクトが
出来上がるまでに
いろんな過程でいろんな人が関わるじゃないですか
どこで適切な
反応するべきだったんですかね
作った人だけの問題じゃないじゃないですか
きっと
依頼する側の
感覚も大事じゃないですか
デザイナーだったら
どんな料理でもできるんだろうって
思い込んでしまうような
あるね
そういう悲劇はありますよね
だから
デザイナーという
守護が大きすぎる問題
だから本来は
これはデザイナー自身も
ほとんどの
デザイナーはそうだと思うんですけど
27:01
誰かに見てもらうっていうレビューの観点は
必ずあって
できるだけ身近な人だったりとか
顧客に見てもらうっていう
観点はあった上でやるみたいなところは
だいぶ世の中に浸透してきてる
かなと思うんですけど
本当は企業側があれでしょうね
UXデザインとして考えるなら
もちろん顧客にちょっと見てもらって
どっち選びやすいですかっていう
テストはやったんじゃないかなとは思うけど
もしかしたらやってないのかもしれないけど
そうは言ってもやっぱり
有名な人だから
そう
上手くいくんだろうってね
だからこれがさっきの
経営者とすごい対話して
もし経営者が
結局経営者との握りみたいなとこあるわけじゃないですか
僕らすごい分かる
その気持ちすごい分かるんですけど
結構そこの感覚で決まるところもあるんで
だから例えば
柏さんがデザインプロセスで
やっぱりすごい重要にしてるのは
届ける側の意思がどういうものなのか
っていうのと
それを適切に表現する上で
無駄なものを削ぎ落としていくっていう
プロセスらしいんですけども
そこがねもうダイレクトに
合致しちゃうとやっぱそれが
新年でそれでいくんだっていう
プロダクトができると思うんで
なんかやっぱそういう流れは
あったんだろうなと思いつつ
シンプルなロゴに関しては
パッケージ
僕は個人的には嫌いじゃなくて
高級感があるし牛乳とかだったら
美味しそうに見えそうな気がする
確かにね感覚的に
だから結構
デザインって難しい感覚的なところもあるんで
特に消費者の人が受け取るときは
相当感覚的な
フィーリングで選ぶと思うんで
やっぱ結構ビジュアルはすごい
だからこそ大事っていうのはあるんですけど
結構そこの部分で
だいぶその佐藤柏さん
っていう人は割とポリシーの部分は
すごい大事にする人で
でやっぱそっからできていく文化の方に
投資してるのかなっていう
ペットしてるのかなっていう
感覚はあるから
僕はアプローチとしてはね
あっていいと思ってるんですよね
どれもみんな足し算のアートディレクションとか
デザインになっていくと
デザインの文化ってあんまり発展していかない気がする
確かに佐藤柏さんみたいな
アプローチでデザインを作る人が
結果的にはブームとか
ブームを作っていくから
ちょっとこれはまた別議論なんですけど
だからなんでミニマルかっていう
ところを意識していくと
やっぱりすごい材料の節約とか
例えばさパッケージ一つ取ってもさ
色が一つ抜けるだけでも
その色の塗装
その印刷量がかからないとか
すごい実は結構緻密な
裏付けとかも
あるんだろうなと思って
だからウェブとかUIの世界も
僕らがいる世界ですけど
昔ってすごい装飾的な
2000年代前半とか
ギラギラして
無駄なデザインみたいなのが
すごい多かったんだけど
作るのすごいコストかかるし
ちょっと変えるだけでもすごい運用のコストかかるから
もうこういうのやめようぜみたいな
30:01
あとレンダリングのパフォーマンスが
エンジニア目線ではめちゃめちゃありますよね
めちゃめちゃあるんですよ
大量にさユーザー来たらさ
すげーレスポンス開示の大変じゃんみたいな
だからもうそういうのシステムで
出力できるデザインしようぜ
って結構ねシンプルなデザイン
変わってったっていう変遷はあると思うんだけど
僕らやっぱ結果的にやっぱ
持続性があるのってやっぱそっちの方だと思ってるんですよね
長く
人に親しまれるデザインっていうのも
やっぱ結構装飾過敏なものよりも
瞬間的に
長く付き合っていけるものみたいな
感覚の方が好きだったりするんで
だからまあそういうのを
やろうとしてる人なんだろうなっていう
ただまあ
すごい商業
同じ商業デザインの世界にいるものとして
すごいこの戦いってね
本当に大変だなっていうのが
わかるんで
これ突き通す勇気大変だから
シンプルなの
LとRの
あれを突き通した
その
勇気がすごいと思う
それはね
デザイナーの葛藤ったら
大変なんだろうなと思いますよ
だって自分が
こうしたいってものあるからこそ
デザイナーたる
そうじゃなかったら
デザインやってられないからね
だからね
なかなかそういうことを
できない中でやりきってる
人の一人ではあるなと思って
こういう人がもしかしたら
業界を変えててくれるかもしれないし
逆に言うとちょっと
あんまりこういうのを
賛美しすぎちゃうと
こういうイズムが流行ってちゃって
こうじゃなきゃいけないっていう
ほうに行っちゃうんで
それはそれで嫌だったりするんだけども
広告とかって業界がそもそも
あんまり良くない状態ではあるから
そういうの最適化みたいなのを
失敗
この人の意図が結構失敗するんですよ
デザインで
この人が関わった結果
ちょっと売り上げが落ちちゃうみたいなこと
ちょくちょくあるんですけど
でもやりきっちゃう
曲げないっていうところが
本人としてのブランディングが
すごいありますからね
そうなんですよね
なので個展にも行ってね
お貸し当てにも
まだ行ってないんですけど
行こうかなと思って
行ってないのにね
語るっていう
個展も行かないし
ゲームとかもやらずにしゃべるし
映画とかも見ずにしゃべるし
まだミッドナイツってやつ見てないからね
ゴーストオブツシオンも買ってないし
いやプレスフォーがないから
ちょっとワタの行ってないシリーズ
やってないシリーズは今後も
続けていきます
ちゃんとでもリサーチはしてますね
ちゃんとなのかよくわかんないけど
ちゃんとなら行けよって
33:01
はいということで
ちょっと佐藤嘉洋さんの
いろいろ紹介したい作品とかも
あったんですけどちょっとリンクで
もし送れたら
なと思っております
今ね佐藤嘉洋と村上隆っていう
また有名なアーティスト
YouTubeで対談してる動画があって
それ僕1個見ました
本当ですか
なんか面白い
佐藤嘉洋の19の質問みたいな
動画があった
あったあった
好きな色は赤って言ってました
赤って言ってる
パキッとした赤でしょ
わかりやすい
小泉信二郎に似てますね
何なんですか
ちょっと
なんか
わかんないけどもやもやしちゃうんだよ
確かに確かに
キリッとして言えばいいと思ってるのか
キリッとして言えばいい
そうなんだよ
わかりやすい見た目
そうですね
はいということで
よかったら皆さんも
佐藤嘉洋展行ってみたら面白いんじゃないかなと
行ってない僕が
おすすめ
していいのかわかりませんけど
ということで
ご視聴ありがとうございました
34:24

コメント

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