声に年齢の差
Over Realism Club。
そうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそう
過去の、自分を出すのが嫌だった感みたいなのはあんまり感じないですけどね、喋ってると。
あ、ほんとですか。
今は、かな?
うんうんうん、今でこそほんとに全然平気になりましたけどね。
うん。
歌ってる時の声はこれ、みたいな感じで言われました?
その福山サルっぽいな、みたいな感じとかも含めて。
歌ってる時、それこそ僕もともとが低いから、ちょっと高い音を出すだけでも随分高い声出るんだねって言われることが多かったんですよ。
そんなに高い曲じゃなくても。
あー。
ギャップで?
なんでしょうね。
普段の喋り声からは想像もつかないような音が出てきたからびっくりするっていう感じなのかね。
そうそうなのかもしれないですね。
だから他の人が歌うより、僕が歌ってる方が高く聞こえるみたいな。
あー。
同じキーなのに?
同じキーなのに。
僕の発声が悪くて苦しそうに聞こえてるだけかもしれないですけど。
自分的にはそんな高いキーじゃないと思ってるとこだった?
そうそう、自分的にはそんなに高くてしんどいとかそういう感じでもない曲なのに、
随分高い声出るんだねみたいな。
じゃあもうキーが高いなっていうのと低音とのギャップで高い。
どうなんですかね、爽やか。どんな高い声のイメージなんだろうな。
字声が高い人って高音出しててもピョーピョ音出してるじゃないですか。
それこそ喋り声ぐらいの。
結構実音としては高い音出してるけどあの人普通にするって言っちゃうんだなみたいな。
歌い方をする人に比べると僕がやってると高い声出してます感が出るのかもしれないですね。
頑張ってます感って感じですかね。
頑張ってます感が。
でも慣れないことをしてるなっていう感じは僕もあるし、
知らない音を出してるときは生活の中で使うんだから。
それがいい風にとられるときもあるし、ギャップがあってあそこからサビが盛り上がるねみたいな。
声が変わってみたいなとか。
逆に普段の字声から高い人って、
すごい高い曲とか歌っても受け止められなかったり盛り上がって受け止めてもらえなかったりとかするギャップの苦しみもあるじゃないですか。
結局盛り上がりはギャップで生まれてるっていうのを考えると、
どっちがいいのかってのは難しいですけど。
影織さんにも聞いていいですか。
はいはい。
影織さん人前で歌ったときに自分の声について感想聞いたことってありますか。
歌ったとき?喋ったときでもいい?
喋ったときでその後歌うときより喋ったときの方が早いか。
音域と脳年齢
そうですね。私は人前で一人で歌うのはやったことないんで、あれですけど。
なんだろう、でも声可愛いですねって言われたことはあって、
私はそんなに思ったことなかったんで意外だなって。
私はそんなに自分の声好きじゃないなって、喋り方好きじゃないなみたいなことを思ってて、
って思ったことはありましたね。
影織さん低音で喋って、僕のイメージなんですけど、
影織さんこのトーンで喋ってるときって、
多分同世代かちょっと下ぐらいの世代かなって感覚になるんですよね。
喋り方とかそのマナ取り方とか語彙とか。
はいはいはい。
キー上がってったときは10代前半ぐらいの感覚があるんですよ。
はいはいはい。
影織さんの使ってる語彙とマナ取り方が。
へー。
割とテンションパッって上がったときの影織さんは。
はいはい。
そっちのことなんか言われたのかなって今その話を聞きながら。
うんうんうん。
あー。
可愛らしい感じっていうのは。
そんな話だったのかな。
確かに喋ってた相手は年上の人でしたね、そう言ってきた人。
はい。
なるほど。
へー。
あれですかね、その無意識のその可愛い戦略的なあれなんですかね。
可愛い戦略?
わかんない。
可愛い戦略?
やっぱもうなんかこっちのこと聞いてなさそうですけどね、
さっきの影織さんは。
あーほんとに。
テンション上がってるときの影織さんですかね。
自分で意識できないな、なんだろう。
そうですね。
可愛いって言ってくれた人と喋ったときは、
割とテンション高い話とかなんかをしたことがある関係だったんですか。
あるかも。
あるかも。
あるかもですね。
自分で多分あんま無意識かもしれないですけど。
そうですね。
多分そのそれこそそのテンション上がったって時とかっていうので、
わーって喋った瞬間もあったかもしれないかな。
なんかさっきの話と、
今影織さんに言われたし、
影織さんの過去聞いたことある声を思い返したときに、
それぞれの声の高さに年齢があるんじゃないかなと、
止まってるんじゃないかなみたいなことを思ったんですよ。
声のモードと脳年齢
へー。
それはおかしいですね。
それは面白いですね。
もうちょっと聞いてもいいですか、その話。
その音域で喋ってる自分のストックが流れてこない、出てこないっていうのは、
今僕は出てきてるんですよ、このキーだと。
その喋ることが出てくるって。
これは多分僕の今の実年齢に近しいところなんですけど、
そのキーを変えてしまうと、
そのキーを使ってた時期までの年齢にしかならないんじゃないかなと思って。
どういうこと?
これくらいのキーで喋ったりすると、
小学生くらいまでの記憶しかないんですよね。
はいはい。
多分思考回路が小学生くらいになるから、
それ以上成長してないというか、組み立てれないというか。
その時の自分の声で自分の脳みそって再生されてる感じがあるので、
この声で自分が何か物事を組み立てながら何かを喋るっていうのは、
その時の学力とか知能に由来してるんじゃないかなみたいな。
モードというか、脳がそのモードになっちゃうみたいなことですかね。
その時までの脳がそのモードになっちゃうというか、
その時までの脳がそのモードになっちゃうというか、
その時までに培ったものを使って喋る。
心モードみたいな。
このモードが。
なるほどね。
さっきお話しした僕がMCで高くなる時って、
年齢かわかんないですけど、
MCの営業モードになるんですよ。
営業で場を盛り上げる人モードになるんですよね。
だから普段の脳の使い方と全然違うかもしれないですね。
すごい営業モードになるからお客さんいじっちゃったりするし、
普段だったら絶対しないのに、
そういう感じになるかもしれないですね。
やっぱり声に引きずられた人格?
脳の脳年齢みたいな。
視野が狭くなるんですよね、高くなっていくというのは。
でもこの視野の狭さは、
別に極端に熱中して、
悪い視野の狭くなり方じゃなくて、
子供の時だと普通だったような気もするし、
子供の自分が引きずり出されてもおかしくないな、
感じたので、もしかするとさっきの陰織さんが可愛らしいのは、
いくつの時の陰織ちゃんが出てきた可能性もあるし。
さっき高い声モードで喋ってる時の陰織さんの声が、
やたら可愛いなって感じたのがやっぱりそこですかね。
子供モード、10代ぐらいなんですかね。
低音の脳内年齢を育ててしまった。