1. ぼくらのスモールビジネス
  2. 【7-1】日本史上 “最速” で上..

第7回のゲストは株式会社ペアキャピタル代表の田中哲さん。初回では、超高単価なスモールビジネスM&Aについてや、ご自身が日本史上最速で上場させた株式会社ペアキャピタルについて伺いました。  

【今回の内容】

「M&A」とは、結婚の仲人? / 127万社が抱える後継者不足 / M&A人材に必要なのは、 “パッション” と “クレバー” / 平均勤続年数0.8年で、平均年収1170万円 株式会社ペアキャピタルとは

 【番組概要】 

この番組は、型にハマらず自分の才能と個性を生かしたライフスタイルを送る方をお呼びし、その生き様に迫る番組です。 パーソナリティーを務めるのは、スモールビジネス経営者の渡辺孝祐と、クリエイティブディレクターの齋藤実帆。 感想は #ぼくスモ をつけてTwitterに投稿お願いします! 

【SNSリンク】

◯パーソナリティ 

渡辺孝祐 https://twitter.com/kosuke_coin

齋藤実帆 https://twitter.com/mihosaito_nsw

◯番組 

Twitter https://twitter.com/oursmallbiz

00:00
いろいろ思い返すと、いろんな思い出が出てきて、やっぱり会社を売りたくないっていうのを、やっぱり前夜にご連絡いただくこともあるんですよね。
すごい、本当に結婚式前にさ。 やばいっすね。
やっぱりこう、真に寄り添って、相手の立場、相手の気持ち、相手のこれまで育った環境から今に至るまでの気持ちを想定して、相手が気持ちよくなるようなことを言える。
よく、心の知能指数、EQとかって言いますけど、そこが一番大事だと思います。
なるほど。 すげー。 すげー。
みなさんこんにちは、ぼくスモーのこーすけです。 みほです。
この番組は、小さくはじめて大きく稼ぎ、人生を謳歌しているスモールビジネスの経営者をお呼びして、その知られざる世界、生き様に迫る番組です。
今回のゲストは、株式会社ペアキャピタル代表の田中悟さんです。
田中さんは、日本M&Aセンターや、設立約2年半で売上35億円まで急成長したM&Aアドバイザリー企業で、創業費からご活躍されたM&Aのスペシャリストです。
その後、2020年に株式会社ペアキャピタルを創業し、2022年9月12日に東京プロマーケットへ上場されました。
初回となる今回は、ペアキャピタルがどんな会社なのかという話や、超高単価なスモールビジネスM&Aの化石型についてお話を伺いたいと思います。
というわけで、田中悟さんなんですが、普段はテツさんと呼んでおりまして、今日はテツさんでご紹介できたらなと思います。
テツさん。
テツさんよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
お願いします。
まず、
何やともあれね。
何やともあれ、ここに見えていると思いますが、
YouTubeの方は。
なんとですね、東京プロマーケット上場、しかも設立から最速。
一年11ヶ月という。
それ日本最速?
お恥ずかしながら、僭越ではございますが。
日本最速上場企業社長。
そうですね、スモールビジネスじゃないって。
全然スモールじゃない。
上場した会社来ちゃった。
すごいですよ、2年ですよ。2期だって終わってないですよね。
そんな上場できんの?みたいな。
というわけで、改めておめでとうございます。
ありがとうございます。
というわけで、早速シャンパンを用意しておりますので、開けようかと思います。
今日はお酒飲みながら、上場会社からの出現を受けた。
ポロリをもらおうかなと思っておりますので。
いい気分で収録しましょうね。
ありがとうございます。
じゃあ開けちゃいます。
お願いします。
03:04
ありがとうございます。
じゃあ早速。
すごーすごー。めっちゃいい音。
いい音するねー。
めっちゃいい音。
じゃあテスさん、ジョジョおめでとうございます。
ありがとうございます。
乾杯。
じゃあ早速本編入っていきましょうか。
はい。
じゃあまず、そもそもM&Aとは何ぞやみたいな話をまずテスさんにお伺いできたらなと思うんですけれども。
ペアキャピタルがやってるこのM&Aの仲介ビジネスだと思うんですけれども。
その辺り、軽くちょっとビジネスモデルの説明をしていただけますでしょうか。
はい。
M&A。
はい。
ちなみにMと&はみんな分かると思うんですけど。
A。
はい。
何だと思います?
全然分からん。
何ですか?
これ全然分からん。
何やろうな、アクイジションみたいなんじゃないですか?
AはO。
多分そう。
なんで分かんない?
Mは何だろう、分かんない。
マーケット?
マーケットじゃないよね。
何だろう。
僕トイック185点なんで恥ずかしい発音になっちゃうんですけど。
サラリーとトイックの特定は?
マージャー&アクイジション。
マージャー?
マージャー。
マージャーってのが合併。
合併とアクイジションの買収。
合併と買収。
マージだね、多分。
そうですね。
マージですね。
マージのマージャー。
合併と買収。
そうです。
なるほど。
売るっていう単語は入ってないんですね。
入ってないですね。
なんで?
なんかね、セル&バイとかの方が分かりやすいですよね。
確かに確かに。
そうそうそうそう。
素人的に。
素人的にやるとする方が分かりやすいんですけど。
なんでですかね。
ね。
まあでも誰かがもう命名しちゃったんで、マイム&Aなんですけれども。
まあ分かりやすく言うと、企業と企業の結婚です。
素敵な言葉が。
ね。
なんか売り買いみたいな、見売りみたいな感じに思ってたんだけど。
そのイメージありますよね。
そうなの、どうしてもそのイメージがあって。
そうですよね。
結婚ってどういうことなんですか?
やっぱり企業って当然いろんなステークホルダーと言いますけども利害関係者がいます。
親戚のおじちゃんみたいな感じか。
おしゃれですね。
例えばまず株式会社であれば当然株主さんがいて、そこに社長さんがいて、役員がいて、従業員がいて、取先さんがいらっしゃって。
いろんな人たちがいらっしゃるので、勝手に自分たちの会社が結婚しちゃったって言うと大変な騒ぎになるじゃないですか。
そうですね。
確かに。
なのでそこらへんの調整をするのがまさしく我々M&Aのアドバイザーの仕事です。
そうなんだ。
結婚のなほうどみたいな。会社の結婚のなほうどが我々の仕事です。
じゃあ相手の会社さんこんな風にいいですよみたいなことを株主さんですとか、場合によってはもしかしたら社員さんに向けての何かをするとかそういう感じですか?
06:06
まさしくその通りですね。
やっぱりいろんなことを知った上で結婚するかどうかを判断するじゃないですか。
会社って言うと一番やっぱり分かりやすいのは売上いくらですかとか利益が出てるんですか?現佣金はいくら?借金はいくら?っていういわゆる財務的な情報ですよね。
っていうのがクリアにならないとなかなか一緒になったけど、実はコウスケさん借金が1億円ありました。
知らなかった名前ですね。
住宅ローン通りませんみたいなブラックリストでした。
それこそ全家持ちでしたとかね。
お互いいいことも悪いことも包み隠さず共有しあって一緒に結婚しましょう。
でも当然ねいきなり会った人にね、俺実は全家持ちだなんて言いたくないじゃないですか。
なので一緒になるパートナーに対して当然我々が事前に調査をさせていただいて、いろんな財務的なところ、法務的なところ、あとビジネスとしての成長性だったりとかそういったところを我々が精査をさせていただいて、パートナーを探していくっていうそんな役割をやってます。
ちなみに田中さんの会社は手数料みたいな形でお金をもらってるんですか?
そうですね。
なこうどりょうみたいな。
ご結婚していただいたら成功報酬という形で。
じゃあ成婚しなければ、結婚で言っちゃってるけど、成婚しなければお金はもらえないんですか?
そうなんですよ。
そうなんだ。
結構期間を決めて会社ってやられるんですか?
例えば半年間で相手見つからなかったら辞めるとか、もしくはもう結婚できるまでやるみたいな。
そうですね。いろんなパターンがありますんで、我々最近多いのが、世の中的に言うと経営者の年齢、平均年齢って何歳くらいになってるかご存知ですか?
若い社長さんたちが。
そうそうそうそう、小助さんみたいな。
いやいやでも、おじいちゃんばっかじゃない?
確かに。大企業さんとかはね、おじいちゃん。
大企業もそうだけど、むしろ中小の田舎の会社とかじゃない?
東京とかね、自分で起業してっていう人はいっぱいいると思うけど、それって多分日本全体でいくとあんまり人数的には多くないんじゃないかな?
そうか。
じゃあ上がってるんですか?
そうなんですよ。
年々経営者の年齢、平均年齢って上がってるんです。
みんな頑張るね。
そうなんですよね。
たぶん会社の数が一番増えたタイミングっていうのは当たり前のように世の中の景気がいい時じゃないですか。
ですからちょっと僕も生まれてないですけど、高度経済成長期っていうタイミングでドーンと会社の数が増えて、その世代の方々、社長さんが今段階の世代と言われる世代の方々が多いんですけれども、
09:08
75歳前後を迎えてらっしゃるんで、一般的なサラリーマンだったらだいたい60歳が定年じゃないですか。
確かに。
60歳とか65歳ですけど、オーナー企業であると70歳でも中には俺は死ぬまでやるんだみたいな方もいらっしゃいますけれども、そういう形でどんどんどんどん経営者の年齢が上がってるんですね。
なるほど。
で、ここ今日九州出身の方々多いですけど、地元の同級生の親父さんが経営やってらっしゃったとか社長さんとかじいちゃんがとかっていらっしゃるかもしれないですけど、
みなさんここ東京に出てこられて。
そうね、出てきちゃったね。
なんで実家帰んないんですか。
確かに。後取り問題とかよく聞きますね。
そうなんですよ。
任せられる若い人がいないみたいな。
そうなんですよ。
そういうニュースとかよく見ますね。
若い方々が大学から東京に出て、東京の大手に就職とかしてそのままやってらっしゃるんで、いわゆる中小企業、私も今中小企業の社長ですけど、言い方あれですけど、世の中のいろんなコロナであったりとか、リーマンショックであったりとかいろんなやっぱり出来事があって、なかなか生きていくのは困難なので、
そういう会社を息子とか親戚に継がせるよりかは、じゃあ息子たちが、子供たちが、娘さんが東京に出て、大企業に就職して、それなりのポジションであれば、もうそっちをそのまま続けてくれというふうに思われる経営者の方も少なくないんですね。
なるほどね、もう世襲にこだわらないみたいな。
そうですね。
そうっすよね。やっぱ父妻とかも受け継がなきゃいけないとかね。
そうなんですよ。
確かに、会社経営って大変なんだな。
そうっすね。
そうなんですね。いまだにこう、私もそうですけど、銀行さんからお金を借りる時っていうのは、一般的には中小企業だと連帯保証、社長個人が、銀行のお金の連帯保証人になることが多いんですよ。
うん。
連帯保証人って、ちっちゃい頃親になっちゃいけないとか言われたことないですか。
言われた。
そうですよね。
どんなに仲良い友達でもダメだよって。
そうなんですよ。
それをもう経営者の方々は、それが当然としてお金を借りて連帯保証になってるので、万々が一のことが起きたらどうなると思いますか。
え、なんか逃げられないやつですよね、連帯保証。
逃げられないですね。
お金代わりに払わなきゃいけないやつですね。
そうなんですよ。
そうですね。
なので、仮にこうすけさんが倒産して、銀行にお金を返せないとなったら、こうすけさんの自宅、大豪邸だというふうに聞いてますけれども、
大豪邸も銀行に差し押さえられて、テレビであったりとか、家財、金目のオーナー全て奪われてしまう。
12:07
かわいそう。
奥さんどんな気持ちなんですかね。
お父さんはどんな気持ちなんですかね。
今はそこまではひどくない。
昔は多分そうだったんですね。
そうですね。
いわゆる半沢直木的な世界ですよね。
向こうちょっと首つっちゃうみたいな。
命までは取られないですからね。
そうそう、まさにそれですね。
取り直されただけね。よかったよかった。
そういうこともあったりもするので、やっぱりなかなか継がせる不幸を考えて継がせなかったり、お子さんであったりとか親族の方々もやっぱりそういう連帯保障の問題ですとか、
あとは株式会社っていうのは当然株の問題がありますんで、普通に上場してる会社であれば市場でいつでも株の売買できますけども、
未上場の株ってのは売れないじゃないですか。
売れないにもかかわらず、業歴が長くて業績が順調な会社なんてのは自社の株式価値がすごく高くなってるんですね。
場合によっては何億円っていう、それを譲り受ける結構大変と思いますね。
確かに。
連帯保障も引き継いで。
確かに。責任重っ。
そこで多分相続税とかの話もありますもんね。
おしゃれですね。
もう継ぎ気なくなった。
めんどくさそうみたいな。高そうみたいな。
なんでそんなめんどくさいことされてさらに金も何千万払わなきゃいけないのみたいな。そんな金ないよっていうのが一般的なのかな。
そういった形で後継がいない、後継者不在問題を抱えている会社が全国にどれぐらいあると思いますか。
全然わかんない。
勘で言おう。
10万。
私4千とか持ちました。そんな少なくないよね。
4千よりあるんじゃない。
でも10万はありそう。
じゃあちょっとその上置いて30万にしようかな。
いい感じのご回答いただきましたね。
はい。
正解言います。
はい。
127万社というふうに言われています。
全然桁違った。
全然桁違ったね。
すごい。そんなにあるんだ。
全国の会社の約3分の1の会社がそういった問題を抱えているというふうに言われているんです。
3分の1ですか。
問題を抱えている会社で言うと多いですね。
多いですね。やっぱなんか我々見てる大企業って本当に超一部ですよね。
そうなんだ。
本当そうですよ。
みんなスモールビジネスですよ。
みんなスモールビジネス。
従業員数が10人未満の会社が300万社近くあるんですね。
そうなんだ。
すごいっすね。
やばいっすね。みんなスモールビジネスだ。
本当に皆さんが知っているような会社というのはごく一部、1%もない大企業と言われるようなそんな比率なんですよね。
15:00
なるほどね。
いざ例えば継承してくれる人がいないから会社を売ろうってなった時に、とはいえさっき言ったように自分の娘や息子のような存在じゃないですか。
どういうふうにマッチングしていくというか、買う人リストみたいなのがいたりするんですか。
そうですね。我々の仕事の流れとしては譲り受け、買いたいっていう会社さんの数はどんどん年々増えてます。
そうなんですね。
増えてるんですね。
買う理由としては新しい新規事業とか業務拡大みたいなそういう感じですか。
そうですね。もちろんそういったこともあります。自社にないノウハウを自分たちのところで内製化していきたいということで自分たちのない領域の会社さんを迎え入れたいっていう会社さんもあれば、どの業界にも共通するのは人手不足ですね。
なるほど。そうか。採用でちまちまやるより会社バグみたいな。
まさしくその通りですね。
相変わらずいいリアクションする。
頭いいなと思って。
よくM&Aは時間を買うって言うんですよね。
設備とかもね。
今日ちょうど昼行ってた会社も物理運送業なんですね。で、買いたいグループに迎え入れたいっていう会社さんで言うと、給食事業をこれから始める会社さん。
給食って食べる。
どんな会社さんでも物流、物を運ぶのって必要じゃないですか。食材。で、その冷蔵車、冷凍車とかっていう車両を持ってる会社さんで、そういった物流機能を自社に内製化できれば、今世の中、急に真面目な話になりますけど、世の中も原油がどんどん高騰したりとか、人件費も高騰しますよね。インフレって言って。車両1台の調達コストだってどんどん高くなってるんですよ。
半導体がね、なかなかこう、手に入らないとか。自動車って結構予約しても半年待ちとか。
そうですよね。
って言われてるような。
こうすきさん、車半年待ち。
でも本当、一瞬乗り入ったベンツの下輪でとか、新車5年待ちって言われたもん。
やば。9年。
40歳になると思って。
そういう状態ですよね。
これから関東でそういう休職事業を立ち上げていくにあたって、配送を自社のグループで内製化していきたいっていう、そういう考えで。
納得、納得。
それは、じゃあもう本当、一から事業立ち上げて、営業所みたいなの作って、人採用して、トラックも調達して、運送業で多分いろんな資格とかあるか分かんないですけど、そういうのも取ってってなるよりか、買った方が早い。
そうなんですよ。やっぱり運送業の許認可を取得したりとか、ドライバーさんだって大型のトラックって誰でも、皆さん持ってる普通免許だから乗れないので、そういう方々も人も、そういう認可も車両も含めて自社で迎え入れようっていう形がまさしく時間を買うということですよね。
18:13
なるほどね。
そういう会社さんがたくさんいまいらっしゃいます。我々はそういうお客さんの、じゃあ今後成長戦略として会社を伸ばしていくためにどういう事業がM&Aしたいんですかという、いろんなニーズに基づいて、我々がお会社さんを探していくっていう、そういう仕事の流れですね。
面白い。
買いたい人がまずいて、そこにマッチする会社を探して売りませんかみたいな。
そうです。
例えばさっきの運送業を例にとったとして、運送業もたくさんきっといるじゃないですか。
そしたら何がポイントになってくるかで言うと、設備とか人とか、それこそお金的なやつなんですかね。ポイントっていくつかあるような気がして、そういうのが気になるんですけど。
例えば今日のケースで言うと、今後給食事業立ち上げたいという会社は九州の会社さんなんですけど、関東に拠点を持ちたい。
なるほど。
どこがいいんだろうっていう話になるので、当然エリアの問題がありますので、まずは場所。場所も一般的に考えたら駅近がいいって皆さん思うかもしれないですけど、物流拠点ってやっぱりインターチェンジの近くとかの方がいいですね。
高速にすぐ乗れるっていう、エリアのご注文があったりとか、車両もいろんな種類あるんですよね。
アマゾンで一般貨物を運んでらっしゃる会社もあれば、今の会社で言うと食材、おにぎりとか、そういうサンドウィッチとかっていう会社もあったりとか、いろんなやってる事業が一言で物流業って言ってもあるので、
そういったところを僕らは調べていって、ホームページを見たりとか、公共のそういうデータベースから会社を探したりっていう、そういった形でアプローチしていくっていうその流れですね。
前話聞いた時にひたすらテレアポして会社売りませんかって言ってるみたい。
そうですね。
僕これで会社上場させますって、マジかと思ったのはめちゃくちゃ覚えてます。
すごい。
テレアポで上場、てかテレアポで会社売る人捕まるんだみたいな。
そう、それな。
捕まるんか。
なんか不思議な感じしますね。
会社売りますって何言ってんだこいつって。
いきなり電話がかってきて、ほぼそれですよね。は?みたいな。結構ですって終わりますね。
時代がだから変わってると思います。もともと僕銀行7年間勤めてた時は、銀行ってね、いつもお金を借りてくださるお客さんってしょっちゅう会うじゃないですか。
1週間に2回3回会うお客さんもいらっしゃるんで、そういう会社さんにでさえ会社売りませんかなんて言える雰囲気じゃなかったんです。
もうなんか会社売りませんかなんて言ったら怒られるとか。
失礼だったり。
うちが売るわけないだろうとかって言って、それでなんか上司にこう言われて、自分の評価が下がってとかっていうのをビクビクしながら、なかなか銀行の時は言えなかったです。
21:07
でも世の中が変わってきているなーっていうのは、もうね先ほどの話の通りで、だいたいみんな同じ悩みを抱えてるんですよ。
もうそれがなんかこう表面的にやっぱり言いたくない、まとでセンシティブな話なので。
なんですけども、そういういい相手がいたら、やっぱりエマンでしてもいいなっていうのを心の中で考えてらっしゃる方は少なくないので。
我々電話して、こういう会社が御社のような会社さんを探してらっしゃいますっていうところからアプローチするので。
いい相手がいそうみたいな。
だってもう世の中の3分の1の会社が後継職材抱えてるわけですから、3社2社電話したらニーズある先なんですよ。
で、そういう相手だったらちょっと話聞いてみたいなっていう形で我々は訪問に行くと。
それで上場をしました。
すごいアナログ。
すごいですよね。
本当もうこいっちゃあれなんですけど、そのめちゃくちゃ巨大な設備とかいらないですよ。
参入商売機っていう意味だとあんま高くない。半導体作るとか自動車作るとかビル建てるとかそんなんじゃないですもんね。
結構こう俗人的というか。
そうですね。仕入れがないので、もう人、家賃、交通費、以上。
M&A自体がね。M&Aのビジネスがね。
ちなみになんかそんな中でペアキャピタルっていうその田中さんの会社は他のM&Aの会社さんとどう違うとかあるんですか?
難しい質問ですね。
なんか今まあ俗人的っていう話も出ちゃったとは思いつつ、なんかその会社の違いって逆に会社で指名されるってあるんですかね?やっぱり人指名でしょ?
結論やっぱり人ですね。
そうなんだ。
我々は2年前に約4人で立ち上げたような本当に弱小中小零細企業でも僕らを信じてM&Aという物事を託してくださるお客様がいらっしゃるんで、
それはじゃあ大手企業がいいのかメガバンクとかもやってますし銀行さん地銀さんとかがいいのかって言わなくて僕らを選んでくださったのはやっぱり人ですね。
なので細かいこと言うといろんな差別化はしていこうとしているところなので、あんまり特徴は何かっていうのはないんですけど、そのための一つが上場。
上場企業ってM&Aってこれだけちょっと世の中的にはこういうふうにちょっとずつ知れ渡ってきている中で、まだまだ中小企業のM&Aの会社、M&A事業っていうのは歴史が浅いんですよね。
さっきおっしゃってたようにM&Aっていうと、やっぱりちょっとネガティブなイメージが多いので、それがちょっとずつ改善されてきていて、世の中でM&Aっていいねっていうふうに少しずつ思ってもらっててはいるんですけど、その会社の数がまだまだ少ないです。上場する数で言うと我々含めて7社しかないんです。
24:20
そうなんだ。M&Aの会社って何かこう稼いでるイメージあるから、上場とかも軽くしちゃってるのかなみたいな勝手なイメージ。 軽く〜。
よくわからないイメージなんですけど。 どうなんだろう。
でも7社しかないんだ。 しか、しかなんですか。どうなんですかね。
わかんない。上場自体私わかってないから、これも感覚。
まあでもどうなんですかね。過剰とかあんま起きなさそうなビジネスなのかもしれない。今だったらGoogle一挙じゃん。ネット検索だったら。そういう感じで、どっかの会社がM&Aの市場を9割取るみたいなことはなさそうだなと思いますよね。
確かに。 結局大手に任せたとしても、自分の会社、もし自分が会社売るとかってなった時に、この僕の担当は信頼できるのかどうかっていう先の人って話ですけど、になるんで、そうなったらやっぱいろんな会社と話したいし、その中で必ずしも一番大きいところの担当が常に優秀ってわけでは絶対ないですよね。
確かに確かに。逆にどうやってお客さんを捕まえてくるんですかというか。 その一つの差別化が上場をしたと。今こういう国もやっぱり後継がいない会社さんが廃業してしまうと、さっきの127万社が廃業したら仮に従業員が10人ずつであっても1270万人が失業しますと。東京の人口って何人かご存知ですか?
わかんない。1200万人くらいじゃない? くらいですよね。東京都の全、ここに住んでらっしゃる方全員が失業するみたいなのが今日本が抱えている課題なんですね。 怖っ、そういうと怖いっすね。
恐ろしいですよね。そういう会社さんをM&Aを通じて存続して、よくシナジー効果って言うんですけど、結婚することによってお互いがないものを得てより会社として発展していくっていうことをシナジー効果って言ってるんですけど、それを国としてもどんどんどんどん進めていこうと。
なかなか中小企業さんとかだと、今世の中DXかって言ってアナログからデジタルにとかっていうところの資金とかもないので、そういう形でどんどんどんどんM&A推進していて、そういう補助金の制度もあるんですね。そこに登録している中小企業長がそういう登録制度を出して、そこに登録しているM&Aの会社じゃなければ補助金が使えませんという形になりまして、
その登録者数で言うとだいたい2200社、ちぎんさんであったりとか。 めっちゃ多いっすね、7社に比べて。 多いんですよ。その中でちぎんさんであったりとか会計事務所さんとか色々あるんですけど、M&Aの会社だけでも数百ある中で7社、7社目です。
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しかも最速ですか? 最速です。あとはもううちはもう人がいいので。 いいですね、そこ押してください、じゃんじゃか。 人格採用しか知らないですね。 人格採用、どんな人が向いてるとかあるんですか?
もう2つですね、採用基準で言うと2つしか見てなくてですね、1つはパッション。 これはやっぱり何事もそうじゃないですか。 そうですね、仕事に対する情熱。
もう1つがクレバーさ、賢さ。なんかクレバーとかってちょっとこがしこさのイメージですけど、僕が言うクレバーさ、賢さっていうのは僕らのお客さんって本当に悩むんですよね、もう最後の最後。明日が制約式、クロージング前夜。
やっぱりいろいろ思い返すといろんな思い出が出てきて、やっぱり会社を売りたくないっていうのを前夜にご連絡いただくこともあるんですよ。 すごい、本当に結婚式前みたいな。 でもそこに至るまで我々の半年は1年とか、長い系すると私3年ぐらいお付き合いしたお客さんいらっしゃいますけど、
そういう時間をかけて、でも最後の最後でやっぱり会社売りたくない、寂しいなとかっていう時に、我々はね、何のためにね、もともとそういう問題を志されたんですかっていうと、従業員さんの雇用を守るためであったりとか、地域経済のためだとか、お客さんに迷惑かけないためとか、いろんな思いがあるんですけど、やっぱりそのエモーショナルな、寂しいっていう、自分が会社離れたくないっていうことでちょっと踏みとどまっちゃう時もあるので、
じゃあそういう時に、僕らが寄り添って柔らかーく背中を押すっていうことが必要になってくるんですけど、これが難しいんです。
難しそう、これ難しいんですよ そうか、まあそうですよね、変にバツって切っちゃうというかなんか、
なんか変に正論言っても、うるさいみたいな そうだよね、背中の押し加減が難しそう、ドーンって押してもいけないし、あまり押しのなかさすぎるのもちょっとあれですよね
じゃあやめましょうかみたいな感じで そうなんですね、ただの賢い、ただのってちょっとわかんないですけど、
なんかロジカルに、これはグッドこれはバッド、そうしてこれはグッドグッドなんで、じゃあ今度やった方がいいですとかってうんちく並べられても気持ちは良くないじゃないですか
エモーショナルになってるからさ、社長さん 僕が思う本当の賢さっていうのは、そこに真に寄り添って、相手の立場、相手の気持ち、相手のこれまで育った環境から今に至るまでの気持ちを想定して、相手が気持ちよくなるようなことを言える
30:02
まあよく心の知能指数EQとかって言いますから、そこが一番大事だと思います なるほど
すげー すげー すげー めっちゃ人間力求められるじゃん
そう、そこそこ、本当になんかね、結婚前のお父さんによろしくみたいな、そういう感じなんだなって思いました
でもそのMAアドバイザーってそういうEQみたいなところから、もう本当経営の知識とか財務の知識とか、ホームの知識とか、マーケティングとかセールスとかね、めちゃめちゃ全部分かってないと
で、もう分かってても最後押し切れるそのEQ力みたいな かっけー
そりゃあ高いわ そこー いやいや いやでもそうですね、だからこそっていう
だからこそそういうことできる人あんまいないし、そのMA大変だし、時間もかかるし、動く金額もでかいので、それなりの成功報酬っていうのをもらえて
結構ね、ペアキャピタルさんは、部合というか そうですね ね
あっ、そうなんですね 頑張った人には結構報いる会社ですよ
でもそうですよね、そうじゃないとその背中の押し加減をどうするかって悩まないもん
大変なんすよね、だってそれって例えば企業評価、株価、価値とかって物の本にマニュアルが当然あるわけじゃないですか
フォームの、デューデリジェンスで精査とかって言うんですけど、そういう企業調査の仕方いくらでも本ありますけど
じゃあそのエモーショナルの時にね、何て言ったらいいかなんて物の本には載ってないじゃないですか
しかも正解がない しかも全案件全ケースバラバラですからね
そうですね 言い方間違えたら同じこと言ってるだけなのにめちゃくちゃ怒られるんですよ
あー内容は一緒なのに なんかある気がする
お前はお前らの都合で、お前らが手数料欲しいから無理やりそう言ってんだろうって
優しい声がけでもね、そう聞こえちゃうことがね
なんかきっとその話しかける方も本気というかビジネスちょっと置いとくぐらいな感じになったりするんじゃないですか
僕はまあそういう意味で言うと先ほどのねおっしゃっていただいたものすべて金は備えた人間なんですけど
やべー そうなんですけど
僕がすごくやっぱりこう今後の案件は決まるなっていう時は
常にもう上等オーナーのことであったり譲り受ける買収される企業さんのオーナーの会社のこととか
考えて考えてずっとご飯食べてる時寝てる時とか歩いてる時ずっと考えてると
でやっぱりその売り主さんがちょっと待った売りたくないってなった時に
なんて言えばいいか適切な言葉の選び方がそこまで毎日売り主さんのこと考えてるんで
気づいたら売り主さんが憑依してるんですよ
気づいたら俺売り主だみたいな
会社売るの寂しいうわーやっぱ売りたくない
でもやっぱ売った方がいいかも売りたくないかもあれ俺売り主だみたいな
その時そこまでなるんですよね
33:02
そうするとやっぱり適切ななんて言えば当然ね我々もビジネスでやってることはお客さんもわかってるんで
そうだろうと思いながらもどれだけ気持ち感情を憑依させれるかですね
俳優じゃないですか
たまに思いますね
その役のことをずっと考えてる
台本がないけど俳優してるみたいな設定のみみたいな感じ
設定のみでじゃあアドリブで
だからこそ報酬をね先ほどうちのいいところでいただいたと思うんですけど
うちは結構平均年収が高いと思います
上場の時の資料に
そういうことまで書いてあるんだ
社員の平均年収みたいな
見ていただいたんですね
もちろんでございますよ
いくら?
1170万円
平均
会社立ち上げってまだ2年経ってなくて平均金属年数0.8年で平均年収1170万円結構珍しくないですか
珍しいというか唯一じゃない
未来みたいな
インフレでも高々っていけるよね
そうですね
でも今の話聞いたら納得ですよね
そんな大変な仕事ってことだよね
みんなが円満結婚を確実に遂行するプロフェッショナルみたいな
それはお金高くても頼むわみたいな感じになれそう
てつさんよりお給料高い社員がいっぱいいるみたいな
そうなんですか
てつさんが一番じゃないの
いやいやいや我々やっぱり上場を目指しているので
役員報酬決まった固定金額しか会社からもらえないんですね
いろんな会社さんいらっしゃるんですけど
いろんなお金の出し入れできる中小企業さんとかたくさんいますけど
我々はパブリックカンパニーとしてね
そういう変な見られ方しないように
そうですよ
社員さんの方が
羨ましいですよ
一発案件でかいの決めました
何をモチベーションに役に立っているんですか
それはもう僕は本当に世の中に対してこのM&Aのですね
良さをもっと広めていきたい
それだけですよ
あとはもうね
役員ではなくて
役員含めて従業員の笑顔ですね
めっちゃキラキラしてる
あれ思ったのと違う
もっとドロッとした人だと
そう思ってた
もっとドロッとしたのかなと思って
でも今までの話聞いてた
これ表かもしれない
はい
テスさんも元々別のM&Aの会社に勤めてて
そこで要はノウハウとかを貯めて
独立したっていう形だったんですけど
同じことを考える人絶対いっぱいいるじゃないですか
それで多分もう何百社もあると思うんですけど
36:00
例えばある程度M&Aの会社で経験を積んだら
じゃあもう一人でやっていくんだっていうことは
当然可能ってことなんですよね
そうですね
そういう巨人化が必要なビジネスじゃないので
言うなれば誰でも皆さんこの瞬間立ち上げられます
M&Aアドバイザーですって
名乗ることは可能?
もちろんです
どうですか明日から
明日から?
名乗ってみようかな
フリーフリーなんで
名乗ってみようかな
でもやっぱりお客さんにたどり着くまでが大変そうですね
だって社長さんですもんね
そのあたりはまた第2回第3回とかで聞いていくと思うんですけど
そのあたりはやっぱり過去の前職とか
そういうののつながりがキーになってきたりするんですかね
あんまりただ前職からのってないかもしれないですね
そうなんだ
それやるとちょっといろいろややこしい
そうかお客さんを取るみたいな感じになっちゃうやつか
たぶんそうですよね
そうですね
買い主さんはいつの時代もどの会社からでも紹介してほしい紹介してほしいって
それはもう地銀さん証券会社私業とか我々みたいな
どんな会社さんにもやっぱりこう声掛けされているので
そこは問題ないですけどやっぱり譲渡される
我々ね当然秘密保持契約っていうものがありますから
まあその情報ね僕らが持ってきたりとかすると
当然大変なことになりますから
それはないんですけどね
そうかそれがテレガポで頑張るところ
そうです
なるほどね
本当になんだろうテレアポの力
最初の一歩は
すごいですよねテレアポで上場できるってすごくない
すごい
この時代にみたいな
そうみんな聞いた
ウェブマーケとかじゃないのよウェブの人間からすると
ウェブの人間からすると
やっぱLP出して広告回してみたいな
確かに確かに
コンバージョンがどうこうでSEOとかじゃないんだみたいな
そういうのめちゃくちゃ憧れますけどね
いえーい
GPAとかって言うんですかね
そうそうそうそう
言葉は聞いたことありません
さすがなんでもね
なんでも知っててなんでもできる
あー面白い
第1回はそんなところですかね
そうですねはいじゃあまあそろそろ
そろそろお時間ですかね
お時間ということで
はい
今日はね超高単価なスモビGのM&A業界のお話をたくさん伺いました
面白かった
はいありがとうございました
次回はですねM&Aしやすい事業しにくい事業とか
M&Aとはなんぞやみたいな話をしてきたんですけど
今回はこのリスナーさんとか僕含めて
スモールビジネスをやっている人が将来買ったり売ったりするってどういうことみたいな
より当事者目線のお話を伺えるといいかなと思います
いえーい
はいということで今日はどうもありがとうございました
ありがとうございました
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39:03
それでは本日もありがとうございました
ありがとうございました
39:12

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