1. 新型オトナウィルス
  2. #202 ゲスト! 中村皓さんと..

【前回の続き】

3人の音楽の聴き方はそれぞれ違うが、体験が解像度を高めるという考えは同じだった。

子どもが聞くという目線が樋口に新たな刺激を与えている。

「布袋のギター+氷室のボーカル=樋口」だと中村皓は気づく。

漫画と音楽はより高度で情報に溢れたものになっている。

大橋から天ヶ瀬への旅終了!

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00:07
スピーカー 1
これちょっと二人に聞きたい話があったんですけど、これなんて説明したらいいのかな。
俺的に音楽の感じ方とか聞き方って、結構人によって違うなって思うことがあるんですよね。
例えばなんですけど、昔俺がバンド一緒にやってたボーカルのやつから、曲を一曲丸々映画みたいに聞くのが好きって言われたことがあって、
だからそいつからすると、展開が壮大なのが好きっていうイメージなんですよ。
でも当時俺は乗れる曲が好きみたいなのがあったから、リズムの繰り返しとかパートの繰り返しみたいなのがないと嫌だみたいな、分かりにくいみたいな。
例えばこういうのがあったりとか、大学の時に二人とも知ってると思うんですけど、ヤマシーっていうまた天才的な先輩がいたんですよね。
スピーカー 2
ドラマーね。
スピーカー 1
はい、またドラマーの先輩がいて。
すごいよね、ヤマシーは。
そう、彼はすごい人だったんですけど、大学生の時に知り合って、コバさんもっとマニアックな音楽聴いた方がいいよとか言ってくれたんで、
アヤマシーどんなの聴くんですか?って聞いたら、え、ミックスがいい曲?って言われたんですよ。
でもこの人歪んでんなと思ったんですけど、やっぱこう最近というか、そっから10年ぐらいしてから確かにミックスがいい曲しか聴きたくないなってなってきちゃった自分とかもいたりとかして、
なんか、で俺から見てでもそんだけ幅があるんですよね、音楽の聴き方というかその体感の仕方って。
なんかこう樋口さんとかコウさんどういう風に聴いとんのやろうなってちょっと聞いてみたいですね。
えーこれ聴きたい、こういうの。どうなんやろう、じゃあ僕からいいっすか?
うんうん。
多分僕はもともと、もともとは演奏がいい曲っていう聴き方だったような気がする。
このドラムがかっこいいとか、このギターがかっこいいとか、この歌がかっこいいとか、なんかそういう目線で聴いてた気がするから、
例えば、だから僕大学生ぐらいまですごい好きだったのはライブ版が好きだった。
スピーカー 2
あーなるほど。
スピーカー 1
そう、例えばMr.Bigのライブ版とかも大好きでめっちゃ聴いてたし、
基本的にライブの演奏ってその演奏者の生というかの姿、本当に編集されてない状態みたいなイメージがあるから、
なんかその人の演奏力とか魅力とかが全部出るみたいな気がしてて、
だからもともとはそういうのが好きだったかな。
それ何歳ぐらいの時からそんな感じだったんですか?
多分ライブのが好きなのはもう中学高校ぐらいから好きだったと思う。
そっか、もうその時にはドラムとかもやってたんですかね。
もうやってた。小学校の3年生でドラム始めてるので。
03:01
スピーカー 1
結構その曲聴くときにプレイヤー目線で聴いてるみたいな感じだった。
そうそうそう、中学ぐらいからはそんな感じになってたかな。
俺だって中学生の時とか、曲聴いても楽器区別して聴けなかったっすもんね。
なんか曲の雰囲気と歌詞とメロディーぐらいしか理解できてなかったっすね、中学生ぐらいの時とか。
スピーカー 2
普通そうかもね。
スピーカー 1
普通そうでしょ、多分音楽やってない人って。
スピーカー 2
やってなかったらね。
スピーカー 1
でもやっぱり自分で、なんかこれすごい僕思うんですけど、楽器の音とかって言葉と似てると思ってて、
ドラムならドラムを触ったことあると初めて聞こえてくる。
言葉もそうだと思っていて、英語って日本人の大抵の人は英語喋れないけど、でも単語とか結構知ってるじゃないですか。
小学校とか習ってるから、単語は知ってる、ハローって言葉とか知ってる、英語を聞いた時に意味はわかんなくても英語ってわかったりするでしょ。
でも他の言葉ってじゃあロシア語、イタリア語とか、全然発したことがないはず、ほとんどの人は。
そういう言葉ってあんま聞こえてこない。
それと一緒でギター触って、ある程度コードでも少しでも抑えれたら、ギターっていう楽器がよく聞こえてくるようになるとか。
スピーカー 2
めちゃくちゃわかる。解像度というか、見るポイントが増えていくよね、自分がやると。
昔ね、俺ね、バンドヤローズかギグスかなんかバンド雑誌でXジャパンのインタビューがあったよ。それ見た時に、だいたいあれヨシキがデモ版を作ってくるらしいよね。
これを楽譜にして演奏してって渡すんやけど、ヒデがそれを見て、ヨシキさ、ギターでそんな運指のパターンねえから。
だからヨシキは鍵盤で作るから、ギターを弾くっていう前提でアレンジしてないから、でもギターからしたらその身体性的に違うかったりするわけよ。
なんかだから音楽に精通していてもそういうことが起こるんやなと思った時に、やっぱりこうなんつうんかな。
めちゃくちゃあるよねそれは。 だから俺とかはDTMやって一個の曲作るってなった時に、ギターの音色とかはやっぱりハムバッカーとシングルどっちにしようかなとか。
アンプもマッチレスっぽいやつにするかマーシャルっぽいやつにするかとか考えるわけよ。
でもあんまりギターとかを弾いたことない人がやるギターのアレンジ聞くと、全部一緒やったりするね。
逆に俺とかはスネアとかバスドラの音とかのなんか解像度が低いんよね。
なんかこれ胴が厚いのか薄いのかあんまり分からん。ピッチとかもあんまり意識せずにやるんやけど、光とか太陽とかが作った曲っていうのはやっぱり自分でドラム叩くから、そこをめっちゃこうなんつうんかな。
06:09
スピーカー 2
意識して作るから、やっぱりそういうのってやったことあるかとか全然違うよね。
なんかだから体験するのとしないのだったら解像度が違うっていうのがめっちゃわかる。
スピーカー 1
確かに全然違いますよね。
それで言うと樋口さんどんな聞き方っすか。
スピーカー 2
それで言うと変わってくるよねやっぱり。
スピーカー 1
変わってきますよね。
スピーカー 2
でやっぱり小学校の時とかは学校で歌ったりカラオケ行ったりして歌うからやっぱ歌詞とメロディーになるよね。
だからコメコメクラブとかワンズとかディーンとかで歌いやすくて覚えやすい曲っていうのがいつもあるけど、
中学の時にボーイに出会うから人としてかっこいいかみたいな感じになってくる。
なるほどなるほど。
存在、カリスマ性とかライブでの動き方とかになってくるよね。
で大学とか入ってくると自分が曲を作り出したりするとアレンジとかになってくる。
ギターのこのアレンジすげえなとかこのコード進行えげつねえなとかそっちになってきて。
ITMを始めるとミックスすげえなとかになってきて、でプロとしてやり始めると、
その前にアーティストとして自分の曲を作り出すっていうところになるか。
なってくると作品性とか生き様とかになってくるよね。
例えばシーナリンゴが3枚目でこんだけ作品性が高いアルバムを出す。
カルキザーメンクリファナチュー出した時に、高校に至るまでのこの人の人生。
なんかこう今このJ-POPのシーンの中でこれを出す意味っていうのが何なのかとか。
あえてこの音色にするっていうのはどういう意味合いがあるのかとかそういうことをやっぱり議論するとかなってくるよね。
この辺はやっぱり今荒野とか領地とかその辺の言ったらなんていうのかな。
音楽を作品として捉えて表現する人がおるわけ、俺の周りに。
スピーカー 1
そういう奴らとよく議論したし、あとカミジョウ君とかもそうだよね。
この一発の戦案に命かけるんよみたいな。
なるほど、それが生み出されたことによる世の中に対する価値みたいな。
スピーカー 2
価値とか意味とかを考えるようなフェーズがあるんやけど、また音楽を仕事としてやり出すと。
スピーカー 1
その時はモームスとかをバカにするわけ、アーティストとしてやるよときは。
スピーカー 2
アイドルの曲とかコマーシャリズムベタベタの音楽とかクソで、やっぱりここのミュージシャンが作った作品性が高いものだけが正義だみたいになるんやけど、
自分で音楽作り出すといかにアイドルの楽曲の完成度が高いかとか。
マーケティングの素晴らしさとか、AKBでこのアイドルにこの歌詞を歌わせることのすごさみたいなところとかのすごさがわかってくるよね。
09:05
スピーカー 2
広告とかをやり出すと、いかにこのCMでこの商品を売るためにこの音楽が機能するかというプロの仕事の素晴らしさみたいなのがわかってくる。
だからわかんなかったり否定していたもののすごさがどんどんわかるみたいな。どんどん広がっていくみたいな。
だから俺とてもバカにできんもん。プロとして世の中に出ている音楽たちを。
そうっすね。ガキのときは言ってた記憶あるっすね。アイドルとかね。よく聞くとむちゃくちゃすごいですからね。
スピーカー 1
例えばその中でも、おそらくステップアップというか、いろいろ耳が越えてそういう風になってくると思うんですけど、その中でも自分のぐっとくるポイントはここみたいなのとか、
例えば俺の場合、音楽に対する接し方が若干ジャンキーっぽい接し方してるなって思うときがある。
なんか脳汁出ればそれでいいみたいな感じなんすよね。
スピーカー 2
温泉みたいな感じや。
スピーカー 1
うんうん。ちょっとよだれ出る感じなのがいいみたいな。テンション上がるとか、たとえばしんみりくるとかそういうのもちろん好きなんですけど、
結局掃除でいくと、俺なんかその無音耐えられんからBGM流したいとか、身体揺らしときたいから乗れる曲聴きたいとか、ちょっとフワーってなってるのが好きみたいなのが最終俺そこで判断してるなって思うことがあるんですよ。
もちろんそうじゃない曲も聴くけど、なんか俺の音楽に対する接し方ってちょっとそういう意味でジャンキーっぽいな。
気持ちいいかどうかの。
そうそうそうそう。気持ちいいかどうかですね。んな感じなんですよ。
たとえばそんなんとかどうですか二人とも、超えていってるんですかそんなん。
スピーカー 2
どうなんやろ。
スピーカー 1
今部屋で音楽流すってのはあんましないかもな。移動中に聴いてるかもしれない。
スピーカー 2
こうさ、普通に楽しむ目的で音楽聴くことある?
スピーカー 1
ありますよ。
スピーカー 2
へー。
スピーカー 1
普通に。なんか今僕学校で教えてるので、週に1回。そこで18から大体25くらいの子たちがいるので、彼らが好きな音楽を教えてもらえるんですよ。
なんか教え合ってるって感じです。それで、すげーかっこいい音楽あるなーって言って聴かせてもらったりとか。
スピーカー 2
今はね、ほら、サブスクでみんな聴けるから、新しいのもなんかその彼ら聴いてるし、古いのも結構聴いてたりしてる子もいたりして。
12:01
スピーカー 1
でまたね、何人かに1人ね、やっぱりできる子がいるんですよね。すごい才能あって。
なんかそういうこの、やっぱりいっぱいインプットしてる子は、なんかすごい曲書くんですよね。
で、うん、だからそういう若い才能を持ってる子の本人の音楽とかももうなんか大好きだったりするし。
スピーカー 2
へー。
なんか結構それがすごいなと思うよって、こうとか。なんか太陽とか、けんちゃんとかもそうなんかな、俺らの共通の知り合いおるんやけど。
なんかずっと音楽好きよねーと思うよって。なんか。
確かに嫌になってもおかしくなさそうなぐらいやってますよね。
なんかちなみに俺とかはもうゴリゴリにずっと音楽毎日作るよときっち、もう聴きたくないんよね。
なんかこう、だからインプットのためにとか勉強のために聴かないケンキ聴くんやけど、楽しんで聴くみたいなことほとんどなかったような気がしてて。なんか。
スピーカー 1
まあどっちもありますけどね。なんか聴かなきゃって思ってる部分もあるし、だからチャートみたいなのを順番に聴いていくみたいな、移動中に。
そういうこともやるし、今こういう、この曲が流行ってんだー、へーみたいな聴き方もするし、でもなんかさっき言ったみたいな、
スピーカー 2
自分の教えてる子たちが教えてくれた音楽の中で自分が好きなのがあったら、なんかそれはもうほんとに流し引きしてるみたいな時もあるし。
スピーカー 1
割とこうさんはそんなにこう変わらずずっと素朴に音楽をずっと聴く楽しみみたいのはずっと素朴な感じでずっとそのまま来てる感じなんですか?
そのままではないかな。なんかこれ、僕30過ぎたぐらいに、今40になったってことだけど、30過ぎたぐらいに思ったのは、
あ、これ意識しないと自分が若い時に聴いてた音楽しか聴かなくなるなって思って。
あーなるほどなるほど。
あのー、あ、これが年を取るってことかってちょっと思った時があって。だから、そうならないようにしようって思って。
やっぱりほら、僕よりじゃあ10個20個ぐらい上の世代で言ったら、じゃあもうずっとビートルズの話してるとか、ビートルズ自体は素晴らしいけど、僕も大好きだけど、
でも、なんかこうアップデートしているミュージシャンってかっこいいなーって思うので。
わかるわかる。
だから、勤めて聴くようにある時期から仕出して、なんか多分ね1年ちょいぐらい、毎日1枚アルバム聴くっていうのをやったこともあって。
スピーカー 2
いや、こう結構だからそういうのするよね。毎日スタジオに行くとか。
15:02
スピーカー 2
確かに。
スピーカー 1
そりゃ鬼軍曹なるわ。
なんかでもそれ意識してないと、もう本当にやっぱり僕も好きな音楽をずっと聴いちゃうので、昔から好きな音楽を。
ほっとくとそうなっちゃうので、そこはなんか勤めてそうならないようにって思ってる。
うんうんうんうん。でもすごい、なんか自分が演奏する時は演奏ばっかり聴いちゃうとか、曲作り始めたらどうやってこの曲作ったんだとかばっかり聴いちゃうみたいな。
なんかあんまりそういうブレはこうさんないんですか、その後っていうか。
でもやっぱりね、演奏したり作ったりした曲の影響って一番でかいと思うな。
自分がコピーしたりとか、サポートしたりとか。
ライブで演奏した、そうそうそうそう。そこから得てるもの、影響を受けてるものってものすごいあるなって思う。
だからドラム演奏してたらね、当然こうドラムパートはそこで覚えちゃうわけだけど、他の楽器もそのリアルタイムでバーンって鳴ってるのを体で感じてるので。
だからそういうアレンジみたいなもので、なんかそういうところから吸収してきてるっていうのはすごいあると思うな。
スピーカー 2
なるほど。
だからそういう聴き方を仕様作ったよね。演奏を一個一個の音の塊じゃなくて、個別な塊として聴きを作った。
スピーカー 1
なるほど、そうかそうか。
聴いてるというよりは感じてるって感じかもしれない。
スピーカー 2
なるほどな。
スピーカー 1
やっぱり身近に一緒に演奏してるミュージシャンの演奏って、すごいなんか自分の感触として残ってるので、
例えばベースの、さっきけんちゃんって名前が出てたけどけんせいっていうベーシストがいて昔から、僕も福岡にいた時から仲いいベーシストで、
ちょくちょく一緒にずっと演奏して、やっぱりけんちゃんの演奏の感覚、こういうところでこういうのが入ってくるよなーとかフレーズが入ってくるなーとか、
ギズムのなんかこうニュアンスとか音色の感じとかってやっぱりなんか自分のベースのリファレンスの結構大きいところにいたりするので、
なんかその実際に演奏したりした曲、人の影響ってすごい受けてる。
はー、なるほどなー。そうか、確かに今聴いてて、ひぐさんが言ってたみたいに、なんかその体感に基づくものみたいなニュアンス結構感じるっすね。
そのこうさんの音楽の聴き方感じ方みたいなのって、なんか生の人間がこう想像される感覚。
そうね。
スピーカー 2
確かに。
スピーカー 1
かもね。だからまあ、プレイヤーの感覚で聴きよんかもね。
18:04
スピーカー 2
それはあるかもね。
スピーカー 1
あとダンスミュージックとかだったら、やっぱりライブハウスとかクラブみたいなでかい音ででかいスピーカーでドゥーンって低音がしっかり聞こえる状態。
体でその低音がブーンって感じる感じってあるじゃない。
あれを知ってるか知ってないかとかで全然なんかダンスミュージックとかは作るのも変わってくると思う。
確かに確かに確かに。
スピーカー 2
だからダンスミュージックはそういう機能があるもんね。四つ打ちでずっと頭フォワーっとさせるという機能があって作られているから。
なるほどな。
だからなんか、議題に戻ると、なんか例えばプログレ聴くときはおそらく作品性として聴きよと思うよね。
プログレって一言で言ったあれか。
キングクリムゾン聴くときは多分俺作品として聴くよなんか。
なんやけど、なんか四つ打ちのトランスとか聴きようときは多分、コバンの言ったように脳汁出るかみたいな。
うんうんうん。
あとなんかこう心臓が鼓動するかみたいな、そういう聴き方をしようやるし。
だからなんか曲とかシチュエーションによってなんか普通に使い分けよう感覚はあると思う。
スピーカー 1
なるほどな。その中でもこれみたいのないんですか?
スピーカー 2
ないかな俺あんまり。それで言うと新しく最近入ってきた感覚は、子供が音楽聴くようになったからということによって、子供が聴くという目線が入ってきた、なんか。
子供が聴くんやったらという目線が新たに獲得されたというか。
スピーカー 1
ちょっと待ってください、それはもううちの子が自然にその音楽に食いつくぐらいだったら俺もそれ聴いてみたいみたいな感覚ってことですか?
どう言ったらいいんかな。子供が聴いてどういう感覚になるかを想像しながら一緒に聴くっていう感じだよね。
スピーカー 2
例えば、今最近俺5歳までに聴かせておきたい名曲みたいなのをずっとプレイリスト作るよね。
例えばクイーンのWe Will Rock Youとかだったら、子供が歌いながらどんどんパッ、どんどんパッつってこう足足手、足足手つするみたいな感覚を想像しながら聴くんよ。
で、これを聴かせたいなつって聴かせるんやけど。
スピーカー 1
実際その聴かしてみて、どうですか、5歳時にはちょっと難しかったなとか、そういうのってあるんですか。
スピーカー 2
あるある。例えばやけど、T-REXの20th Century Boyとかはあんまりハマらん。やけど意外と最近ハマっちゃうのはジャミロクワイのバーチャルインサニー。
バーチャルインサニー。とかはPVをYouTubeで見ながら一緒に歌ったりしとったら、PVのモノマネするようになったよなんかこう。
スピーカー 1
あれ楽しいっすもんね。
スピーカー 2
そう、床が動くんよね。ジャミロクワイの曲があったりとか、あれちょっとど忘れした。
21:08
スピーカー 2
ドゥッドゥットゥッド lightingでトゥットゥットゥットゥン、LMFOや。
スピーカー 1
あなんかない名前聞いたことある。
スピーカー 2
LMFO、パーティーロクアンセム.
スピーカー 1
なるほど。
スピーカー 2
だったらそういうのは,たぶんトラヌスケに、5歳のトラヌスケが聴いて、こういう感じで歌いながら踊るんやろうなと意識して聴くというか、
なるほどな これちょっと言語化しにくいんやけど
だからあんまりバラードとかじゃなくて
ミニー・リプトンのラビニューとかも聞かせたりするんやけどあんまりハマらんくて
もっと体感で なんていうんだろう
リズムがね あとジェームス・ブラウンのセックスマシンとかも結構好き
ゲロッパ、ゲログレーみたいな
スピーカー 1
なるほど 要は5歳児から見たらこう聞こえるんだなっていう
その聞こえ方を想像した時にそこにグッとくる音楽が今興味あるってことっすよね
スピーカー 2
だから聞くだけじゃなくて楽しむというか踊ったりとか真似するとか
そういう目線を俺に憑依させて聞いたりして
これ5歳児の俺やったらめっちゃ楽しいとか言う
楽しいな その楽しみ方したことないな
とかは最近あるよね
スピーカー 1
ちょっと最近思ったことを話していいですか?
はいお願いします
樋口さん、昔ね、近鉄三番街でバンドやってたじゃないですか
でギター弾いて歌ってたじゃないですか
樋口さんってボーイ大好きじゃないですか
樋口さんのスタイルって
スピーカー 2
補定のギターで日室の歌でああなってたんやって思いました
スピーカー 1
そうよそれは
スピーカー 2
俺の離乳食ボーイなんやけど
スピーカー 1
最近ね改めてそうだったのかって思ったところでした
スピーカー 2
二人を一つにしたんだっていう
いろいろくっつい調器わかりにくんやけどね
おそらくたぶんボーイのスタイルに阿部ふとしのカッティングとかがくっつい調器
スピーカー 1
ああミシェルのね
スピーカー 2
なるほどな
スピーカー 1
俺もうその辺通ってないんですよボーイとかミシェルとか通ってないんで
スピーカー 2
樋口さんでしかなかったっすね
面白いのが太陽とかは完全に吉井和也なんよやっぱり
スピーカー 1
そう歌い方とかね完全にやっぱ吉井さんの影響が大きい
スピーカー 2
だから幼少時代に聴いた奴は色濃く残っていくってことだもん
うんうんうん
まあまあまあ
スピーカー 1
いやそうかなとありますよね
スピーカー 2
俺だけやっと最近音楽と普通に向き合えるようになってきたもんね
24:01
スピーカー 2
やっぱりこうコーンにはずっと言ったけど俺もやっぱ音楽というものが
やっぱりこうといったら好きと言えんかったというかずっと
スピーカー 1
それは途中からってことですか仕事始めてから
スピーカー 2
近敵で曲作り出したぐらいじゃない
スピーカー 1
曲作り始めてからちょっと嫌になったみたいな
スピーカー 2
そうやっぱり苦しみというか何と言うんやろな
なんか単純に楽しく聴けないというか
あったんやけど子供に聴かせるってなった時に何の責任もないやんなんか俺に
初めてこう何やろな一緒に曲聴きたいとか一緒にライブ行きたいとか
スピーカー 1
なんかギター弾きながら一緒に歌いたいみたいなもの純粋に思えるようになったというか
スピーカー 2
しやしちゃんといい音で家で音楽鳴らしたいと思っていいスピーカー買ったりとか
スピーカー 1
はいはいはい
へえじゃあその俺が出会った頃の樋口さんも
すでに音楽好きじゃなかったってことですか
スピーカー 2
これ好きじゃないって語弊があるけど歪んだ愛やった
スピーカー 1
愛が歪んでいた
スピーカー 2
音楽という文化とか音楽というものはものすごくリスペクトして好きやし
音楽に携わる人全員好きなんよミュージシャンも制作人も
ただ俺自身がそこに好きと言えないというか
なんかうわあったなだから音楽を好きと言っている人がずっと羨ましかったという感じ
だから俺こうとか太陽とか本当に羨ましいなと思って
好きな音楽を仕事にしている人たちやんこの人たちって
俺はそうじゃなかったという感覚があったんだけど
やっと距離を置いたことによって
ああ音楽いいなーって思えるようになってきたというか感覚はまああるな
スピーカー 1
ねえ辞めたとか言いつつなんだかんだ近くにいますからね樋口さん
そう歪んだ愛ですよね
歪んじょうと思う 確かに
みたいなね じゃあ普段は最近聞くようになってきたみたいな感じってことですか
最近聞くようになってきたね へえそのちょっと前まではあんま聞いてなかったんですか
スピーカー 2
聞いてなかった全く聞いてなかっただから俺移動中とかもうポッドキャストしか聞いてない
ポッドキャスト始める前もですか うんラジオとかポッドキャストとかしか聞いてない
なるほど 例えばいじゅうにひかるのラジオとか松本ひとしのラジオとか
スピーカー 1
あとまあyoutubeを流しながらとか誰かの 意外やな
やっと最近音楽いいな最近あのアドのアドさんがすごすぎて アドさんすごいですよね
スピーカー 2
ショー唱えるって書いてショー中曲を聞いた時になんかもう脳汁出まくって
スピーカー 1
ええ俺聞いたのは聞いてないんで聞いてみようショー唱える
でそれを一緒に車の中で子供と聞いて一緒に歌うみたいなものをやっと最近楽しくやれだしたなって感じ
27:08
スピーカー 2
いいっすよね みたいな感じですよ
スピーカー 1
なるほど俺も最近アニメ見るんであのアニメに使われてる曲がいいですよね
なんかなんか色々ついでに来ちゃうんですよね
スピーカー 2
今だとあのキングヌーの呪術回戦に使われてるキングヌーの曲とエンディングの羊文学の曲がすごいなんか来ちゃうんですねもう
アニメまたなんか独特の進化しようよね 進化してますね
スピーカー 1
なんかこの間漫画で青足サッカーの漫画で中学生のクラブチームに入ってでサッカーやってくっていう漫画があって
すごい流行ってる漫画でそれをなんかちょっと途中まで読んだんですけど
なんかそのサッカーのシステム現代サッカーのシステムみたいなものの解説が入ってるというか
それをなんかその概念からみたいなすごい説明してくれててでもなんか人間ドラマもあるみたいな感じなんだけど
なんかね夢中で読んでたんだけどすごい1話の情報量が多くて
なんかすごい集中してもうなんかもう没頭するんだけど情報量超多くてこれ今の音楽となんか似てんなって思って
いやでもわかる気がする
それこそアドとかでもそうだけどなんていうのかな次々いろんなことが起きるでしょ
夜遊びとかもそうですけどなんかそこの没頭感というかなんかそれで気持ちいいみたいなことってすごいあると思うんですけど
あっこれもしかして漫画も今そうなのかもなーって思って
スピーカー 2
なんか昔のタッチとかドラゴンボールとかもっと
スピーカー 1
こうなんかドラゴンボールだったらなんか適当
フギザと悟空のこうにやみ合ってるだけでなんか1話終わるみたいな
スピーカー 2
わかるわかるお互い気を溜めてるだけみたいな そういう場合だったのが
スピーカー 1
今漫画も多分そうじゃないんだろうなーみたいなことはちょっと
スピーカー 2
いや確かに確かに だから時間の取り合いというかリソースの取り合いやから
一瞬でバッとこう何かを脳みそに入れない件だよね多分今
スピーカー 1
だからアニメ中だいたい1分半なんよねあのオープニングが1分半の中で全部入れない件
スピーカー 2
だからだいたいなんかサビから始まるのが多いとか
あと展開がめっちゃつくとかっていうのはあれ1分半の中に入れない件だよね
だからそういうメディアとかの進化によって音楽のあれが規定されていくというか
でおそらく多分TikTokとかの影響も相当あるやつ あるでしょうね
30:03
スピーカー 2
明らかにニコ動の影響が強いと思ってた今の音楽
なんかニコ動って言ったら誰でも無料で聞けるわけやん
ってなったらもう5秒聞いてつまらん方飛ばしちゃうわけよね
で何回も繰り返し聞きたいんだったら巻き戻してそこ何回もポチッとすればいいわけ
だから展開がものすごい目まぐるしいなと思うよって
だから当時ニコ動が出てきて何っけボカロとかが出てきた頃
それこそ7年から9年ぐらいかな
音楽がAメロBメロサビの繰り返しじゃなくなっていき始めた頃やなと思ってた
なるほどな あれ相当だからネットの影響が音楽に影響しちゃうよね
でボカロが出てきた頃によって人間が到底歌えないようなメロディーが出てくる
でもそれがカラオケに入っちゃうやん
そうしたら頑張ってボカロでしか歌えない曲を小学生中学生高校生が練習して歌うわけよ
その人たちが大人になった曲を作り出すきえげつないメロディーの曲が出てきて
それを歌えちゃうみたいなのが出てきてまたそれを聞いて練習するから
また今の子は複雑なことができるようになるとかそんなあるよね
いやあると思うっすね そうか面白いな
スピーカー 1
だからえげつない情報量でえげつない技術の曲とかが出てきよう
すごいっすもんね
やっぱりドラムなんかでももうドラマーのね技術のインフレは起きてますよね
スピーカー 2
あーやっぱそうかそうやろうね
スピーカー 1
もう多分10年前と今だと多分若いドラマーのテクニックのレベルとか
音楽的な豊かさも含めてですけど
多分全然今違うことになってきてるなーっていうのは肌で感じるな
スピーカー 2
それはやっぱりあれまずいろんな音楽が手軽に聴けるっていうのと
youtubeとかでプレイ動画とか
スピーカー 1
まさにすごいスピードで進化してるっていうのは肌で感じますね
スピーカー 2
うめっ
スピーカー 1
俺もこれやってみたいって思う水準がむちゃくちゃ高いですもん多分ね
youtubeでだらーって弾いてるやつとかを俺もこれやってみたいで入っちゃう感じでしょ多分
スピーカー 2
だって俺らが中学校高校の時に手本にしとったのち地元の何校か上の兄ちゃんたちが
あーなりてーと思ってやるんやけどあーなりてーが今もうyoutubeで何百万再生されている
すげー人たちの動画を見てあーなりてーと思うけどイメージが違うわなそれは
スピーカー 1
そうそうそうそれはすごい感じるな
確かにもうなんか上手いだけで言ったら大道芸人みたいな人たちいっぱいいますよねyoutubeとかに
そうそう
何その手工みたいな
スピーカー 2
大変な時代やわ生き残るとかだけで考えたら大変な時代
33:00
スピーカー 1
いや本当にでもなんかどうなっていくんでしょうね逆に情報量少ないミニマルなやつが流行っていったりするんですかね逆に今後
スピーカー 2
どうなんその俺もう最近の
スピーカー 1
どうなんやろでもそれはあると思いますよやっぱ去年ぐらいからほらニュージーンズとか流行ってるじゃないですか
スピーカー 2
ニュージーンズわかんないけど
あの韓国発K-POP
スピーカー 1
サウンドがねいわゆるバキバキの派手なK-POPとかじゃないちょっとMフローとかあの感じのちょっとブレイクビーツっぽさが
だからちょっと懐かしいんですけど僕らからすると
でもうちょっとチルいというかでもメロディーはK-POPの感じのメロディーもあるし
すごい今めちゃくちゃ流行ってるけどなんかやっぱちょっとシンプルだもんねサウンドがめちゃくちゃかっこいい
スピーカー 2
女性4人組かなこれは
スピーカー 1
そうそうそう
スピーカー 2
5人かなまあまあ何人かの
スピーカー 1
ごめんなさいちょっと話引き延ばしちゃうんですけど俺それ言ったら最近やっぱすごいなと思うのが
あのバンドって廃れないなと思うんですよ
だってそれこそさっき言ってた羊文学ってドラムとギターとベースの3ピースだと思うんですよね
で曲聴いてもなんかいろいろそのあれこれ味付けしてる感じではないんですよ
そのギターとベースとドラムとコーラスだけなんですけど
スピーカー 2
それでなんかこんだけこういろんな電子音からなんからガチャガチャした音楽いっぱいある中でも普通にぶち抜けるんやなと思ったらすごいですよね
まあよく考えたらそうだな
スピーカー 1
あとtiktokとかで多分ブレイクしたコントンキャンディーとかね
3ピース女の子の3ピースバンド
すごい名前がやばいな
そうそうもういわゆるバンドだけどねかっこいいもん
スピーカー 2
確かにね
スピーカー 1
なんかそれこそバンドじゃないけど金子綾野ちゃんとかすごいあの若い世代にもやっぱ響いてて
でも結構ねサウンドがこういなたいというか曲もちょっとマニアックな感じというか
なんだけどやっぱなんかその質感みたいなアナログな質感みたいなこととか
やっぱすごいそういうのは響いてたりするもうフェスでヘッドライナーやってたりするもするから
なんかまあそういう意味ではすごい2曲化していくのかもしれないですよね
スピーカー 2
なるほどな
スピーカー 1
意外に新しいものだけが好かれるわけではないんだなっていうなんか
そうそう
結構いつも感じるんですよね音楽の流行り見てて
スピーカー 2
まあなんでもねカウンターカルチャーみたいななんでも生まれるもんね常に
面白いなと思ってるですね
だから一個言えるのはいろんな人が生き残れるようなことになってきようと思う
スピーカー 1
確かに確かに確かに今あのメタルとかめちゃ売れてますもんね
36:00
スピーカー 1
ああそうなんや
日本のやっぱこうラウドミュージックシーンもかつてこんなことなったことないっちゅうぐらいやっぱ
スピーカー 2
ああそうなの
スピーカー 1
うんあのワールドツアー出てる奴らとか続々出てますね
ああそうなのそういうことね
そうなんだそちらの世界は全然ノータッチやわ
だってなんかそのそういう音楽ってもうほんとマニアの間だけでやられてるイメージだったじゃないですか
スピーカー 2
うん
スピーカー 1
全然なんかゼップとか普通にしますもんねフェスとか
スピーカー 2
へえまあだから届くようになってきたような
うんうん
届かせたい人に届く手段ができたからねインターネットに乗って
うんうん
生存できるようになってきたんじゃない
スピーカー 1
だと思います
スピーカー 2
面白いね
スピーカー 1
うんなんかそう思うといい時代っすよね
スピーカー 2
うんと思う
といったところかな
スピーカー 1
もうなんか放信状態っす
スピーカー 2
むちゃくちゃ話したね
スピーカー 1
楽しかった
スピーカー 2
だから2時間ぐらい
ちょうど大橋から天ヶ瀬ぐらいやきに置いたのね
そろそろ着いたぐらい
スピーカー 1
温泉ツアー
スピーカー 2
そう車で温泉行くよっつって
ほんとや
夜中に
スピーカー 1
ほんとや
スピーカー 2
ぼちぼち着いたぐらい
スピーカー 1
結構話したっすね
スピーカー 2
結構話した
スピーカー 1
こんなこと話そうかってちょろっと話してたことほとんど話してないっていうね
スピーカー 2
あそうなの
うんうん
まあいいんじゃないすか
スピーカー 1
渡りましょう
康さんポッドキャストチャンネルあるらしいんで
今度俺と樋口さんを逆にゲストで呼んでいただいて
スピーカー 2
いいやんそれ
スピーカー 1
いやいやいやぜひぜひ
中村公民館というポッドキャストをひっそりとやっております不定期更新ですが
中村康さんと眠い館?館?
あっそうです中村康が眠い館です中村公民館です
はいよかったそっちにもお邪魔させてください
俺は一回呼んでもらったんですけど
こないだね一回コバ来て軽音合宿についてお話してもらったっていうのがあったんで
スピーカー 2
ぜひぜひ
スピーカー 1
はいぜひぜひ
スピーカー 2
いいね
スピーカー 1
じゃあちょっとまだまだ喋り足りないところではあるんですけど一旦締めとさせていただきましょう
ありがとうございます
康さん今日は本当にありがとうございました
ありがとうございました
ありがとうございました
ちょっとまたいろいろ俺もDTMの授業もまだ来週ぐらいにあるんで引き続きいろいろよろしくお願いします
こちらこそよろしくお願いします
はいじゃあ今回のエピソードはここまでですありがとうございました
ありがとうございました
38:34

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