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スピーカー 2
うん。
えぐいね、これ。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
へー。
スピーカー 1
いや、そうなんすよ。
で、今ちょっとね、今ドクターモローの白島っていう小説をよなよな1ページずつ頑張って読んでるんですけど、めっちゃおもろくて。
へー。
好きな小説家が初めてできました。
あっ。
この人の小説が好きみたいなのが。
へー。
ちょこっとはあったんすけど、もうなんかファンになったのは初めてっすね。
スピーカー 2
はー。
えっと、何年から何年ぐらいまで書き寄ったんかな。1945年ぐらいまでの作品はあるね。
だから。
スピーカー 1
1890年代とかっすよね、この人が活動して始めたの。
スピーカー 2
だからちょうど第二次世界大戦が終わるか終わらんかぐらいの時まで書き寄ったってことだよね。
うんうんうん。
なるほど。
スピーカー 1
そうなんですよ。HGウェルズめっちゃいいっていう。
スピーカー 2
いやでも確かになんかさ、いいSF小説ってさ、リアリティがあるやん。
スピーカー 1
うんうんうん。
スピーカー 2
本当にその世界ではそれが行われているなみたいなリアリティがあるのがやっぱり面白いSFと思うんやけど。
うん。
それのためにはものすごい社会を執著感でいてもね、人間の社会を。
だって予測するとして、そういう世界を描くってことは、頭の中にその世界あるわけやろ。
うん。
人間がどういうモチベーションで動いていて、テクノロジーがどういう影響を与えていて、みたいな。
うんうんうん。
で、宇宙人とか出てくるんやったらね、多分異世界をそっちの文脈で解釈するみたいな感覚ないと、宇宙人は描けんやろうしね。
スピーカー 1
そうなんですよね。
多分科学的な知識もむちゃくちゃあるっぽいんですよね。
タイムマシンだってめっちゃおもろくなかったっすか?
スピーカー 2
面白かった記憶がある。
スピーカー 1
めっちゃよかったんですよね。
スピーカー 2
いやーいいですね。
スピーカー 1
っていう。
スピーカー 2
いいじゃないですか。
はい、プチネタ。
スピーカー 1
あとなんかある?
SFつながりで鳥の進化とかもありますけど。
スピーカー 2
これ始まったらもう抜けられなさそうやけどさ。
スピーカー 1
あと、どうですか。
あと、自分の中で今ちょっとホットなのは、このハラルビジネス。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
これちょっと面白いとか知らなかったやつなんですけど、ハラルビジネスってご存知です?
スピーカー 2
え、あの、あれじゃない?何系?クリモン?
スピーカー 1
おっしゃるとおり。
スピーカー 2
あの、なんちゅん系。あれやろ?
うんうん。
あ、あの、イスラムの。
そうそうそうそう。
えーと、だから、なんちゅん、食べたらいけんやつやろ。
スピーカー 1
いやさすが、やっぱよく知ってますね。
この間、マレーシア行ってたじゃないですか。
結構イスラム教の人が多いっていうことで、
その、イスラム教の文化とかについて少しこう、ちょっと勉強していこうかなと思って、
いろいろやってたときに、この話が出てきたんですけど、
あの、イスラム教の考え方は、神に許されていることの範囲内で生活しましょうみたいな感じらしいですよと。
で、許されていることがハラル。
で、禁止されている、明確に禁止されていることがハラム。
なんか2つあると。
スピーカー 2
ハラルとハラム。
スピーカー 1
で、あと言い方なんか忘れたんですけど、どっちかわかんないものみたいのがあるらしいんですよ。
なんか例えば、寿司とか出てきたときに、そのイスラム法には書いてないと。
これ食べていいかどうかみたいな。
なので、イスラム教の人は、これは神に許された範疇なんかよくわかんないから食わないってことになるらしいんですよ。
なので、今なんかイスラム教の人たちの人口めっちゃ増えてるっていうじゃないですか。
っていうのがあるらしく、このハラルビジネスが今注目を集めてるらしいんですよ。
どういうことかっていうと、例えば寿司だとしましょう。
寿司を、例えばイスラム教の国に輸出したいってなったときに、
この、要はハラルの範囲内のものじゃないから、
ハラルのその範囲って結構難しいから、一般の人たちはわかんないらしいんですよね。
なので、認定組織みたいのがあって、このハラルマークみたいのをつけるんですよ。
要は、ちゃんとした機関が調査しましたと。
こいつの製造工程にハラムは一切含まれていません。
スピーカー 2
ハラムは禁止されちゃうんですよね。
スピーカー 1
その禁止行為は一切入ってませんよ。
すべてハラルでできていますよっていう認証マークをつけるらしいんですよ。
その認証マークをつけることによって、イスラム教の一般消費者は安心してそれが購入できるっていうことになるらしいんですよね。
というわけで、さっき言ってたどっちかわかんないもののゾーンをイスラム教のエリアに輸出したいとか、そこに展開したいというときに、
ハラルマークをつけてあげないと一般の消費者は買えないから、
これをハラル化する、ハラルマークをつけてそっちに持っていくっていうビジネスが結構熱い、流行ってるらしいんですよ。
スピーカー 2
そうかそうかそうか。
だからまさに許可書発行組織みたいな感じになるわけだな。
ドローンの許可書を発行するとか、料理士免許を発行するみたいな感じで、
ハラルのお墨付きにすると売れるみたいな感じだから。
スピーカー 1
もっとダイレクトなんですね。ハラルのマークついてないと買えない。
スピーカー 2
買えないのかも、恐ろしくて食えるのか、そんなものは。
スピーカー 1
もろ。
これ、マレーシア行ったときにちょこちょこいろんなものにハラルマークがついてるんですよ。
例えばその居酒屋のメニューにハラルマークがついてたりとか、
俺一番びっくりしたのが、水?水のペットボトルにハラルマークがついてるんですよ。
スピーカー 2
ハラームがあるってことか、水の中にっていうことは。
スピーカー 1
さすがにそんなこと言うでしょ、水でしょって言って。
向こうに行ってたときに、エジプト出身の女の子と友達になったんですよ。
その子がイスラム教の出身なので、そのハラルについて聞いてみたんですよね。
これってハラルマークだよね、そうそうそれハラルマークみたいな。
で、たかが水にハラムって含まれることあんの?って聞いたら、
だいたい豚なんだけどねみたいな。豚ですか?みたいな。
水と豚どういうこと?って言ったら、製造の工場。
工場の同じ、その要は工場の敷地内に、
例えばその豚肉の加工施設がペットボトルの製造工場と同居してたりする場合があるらしいんですよ。
スピーカー 2
で、その時の豚肉の加工処理の仕方によってはハラムに定食するらしいんですよね。
スピーカー 1
で、この工場ではそういうことが行われていませんという証明のために、
水のペットボトルにもハラルマークがつく、みたいなことらしいんですよね。
スピーカー 2
でもなんか腑に落ちるわ。腑に落ちる。
スピーカー 1
これおもろいんが、うちの妻千尋と二人でこの話を聞いた時に、
そのペットボトル見るじゃないですか。
つまりじゃあさ、ここにハラルマークがついてるっていうのは、
この水豚と関係がありませんって話してんの?って言ったら、
そうだよっつって、ちょっとおもろくて笑っちゃったんですよ。
この水は豚とは関係がありません。
スピーカー 2
豚感ゼロです。
けらけら笑ってたら、その子が何がおかしいの?みたいな。
スピーカー 1
あっ、そうよね、ごめん、みたいな。
スピーカー 2
そうよ、危ない危ない、おかしくないよ。
でもこれね、古典ラジオでやったんよ。三大宗教。で、イスラム教をやったんよね。
でもさ、イスラム教ってあんまり言わんのよね。
イスラムって言うようになってきて、
これなぜかっつうと、そもそもあれは宗教なのか?みたいな話で、
曖昧なんじゃないかな?みたいな。
ちょっと待って、これ違ってたらすいませんね。
めっちゃおぼろげな知識で言ってます。
で、もともとなんでイスラム教があんなに流行ったかっつうと、
スピーカー 1
全部の行動に一応ちゃんと理由があるらしくて。
スピーカー 2
で、それで言うと、たぶん豚の伝染病が流行った。
で、当時そんなに衛生管理されてない中で、
豚がなぜか近くにいる状態でなんかを作っていたら、
病気になるっていうことが起こったから、
同じところでやるのはダメっていうのが、
たぶんおそらく先にあったよね、結果として。
食い物を作るところに豚が関わったら、
なぜか死亡者がいっぱい出たみたいなことが先にあって、
で、これがおそらくウイルスのせいとか細菌のせいとかっち、
分かってない、もしくは裏付けが取れてないみたいな状況の中で、
神様がという案と納得せんのよ、たぶん。
だから宗教OSやから、時代一まだ。
科学OSになってないから。
だから、よりよく生きるために、
あとはラマダンとかも、
おそらく人間がより長生きをする、健康に生きる、
社会が良くなるみたいなために、おそらくそれをやったほうがよかったから、
それが神様の言葉という体にして残ってきたっていうのが、
おそらくイスラーム教と呼ばれていたやつ。
でも今やったら、宗教じゃなくて生き方みたいになっているから、
イスラームっていう風に名前を変えていると。
と捉えると、豚が居るところで作っちゃいけないのはめっちゃ腑に落ちる。
なるほどなと思った。
スピーカー 1
結構、だいぶ感覚が違いますよね。
スピーカー 2
違うと思う。
それはやっぱり熱い砂漠が多いみたいな、
あっちの中東の気候と、生活環境と、
日本の生活環境がだいぶ違うから、
感覚が違うってなっちゃうよなと思っていて。
あと時代もそうか。
もちろん時代によってテクノロジーが進化しているから、
ちょっとクスッと笑っちゃうみたいなことになるよね。
スピーカー 1
そうなんですよね。
スピーカー 2
そんなわけないやつもあるけど、
でも当時からしたらそんなわけあったっていうのは。
そういうことですね。
それの名残が残っちゃうんやけど。
確かに。
スピーカー 1
その時代で考えたら確かに、
この水は豚と関連がありませんってめっちゃ大事ですよね。
めっちゃ大事です。
スピーカー 2
確かに。
でもそれ一個一個検証できないってことだと思うよね。
こういう話になってくるとよく例に出すのが、
スピーカー 1
夜中に口笛を吹いたら蛇が出ますって。
スピーカー 2
これってさ、蛇が出るから口笛吹いちゃいけんのじゃなくて、
近所迷惑やから口笛吹いちゃいけんのやけど、
そんなの言っても子供わからんき、
蛇とかにするよね。
なんかそういうことと思っていて。
スピーカー 1
そうっすよね。
寝ないとお化けが来るぞみたいな。
スピーカー 2
そうそうそうそう。
だから、なんやろな、
みんななんとなく別に関係がないだろうと思っているのだが、
それが前提で社会が回っているのだから、
そうしているというか。
そういうこと意外と現代社会あるやん。
例えばじゃあ、幽霊おらんちわかっちゃってもお墓にお参りってさ、
なんかお墓の前に取ったら不気味やし。
そういうことあると思うんやけど。
薄々と思いながらも、
文化としてそれを受け入れるみたいな、
実は俺らもやりよって、
そういう話になる気がした。
スピーカー 1
そうっすよね。生活規範として。
スピーカー 2
そうそうそう、規範みたいな。
スピーカー 1
そうなんすよね。
なんでちょっと今回、
イスラム教、イスラムに結構興味が出たので、
そういうところの出身の友達ができたっていうのもあって、
今後ちょっともっと知っていきたいなと思いつつ、