1. 新型オトナウィルス
  2. #183 Canada Report
2023-09-15 34:39

#183 Canada Report

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多人種の街に飛び込んだ古林は、世界の仕組みに気づく。

樋口は日本の中で飛び地の経験をしていた。

マザータンの影響は言葉だけでなく、感覚にまで及ぶと古林と樋口は感じる。

見た目や食が似ていると安心してしまう?

感覚的な違いに古林は戸惑いを隠せない。

【滉太郎】

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サマリー

カナダのバンクーバーでは、移民による多種多様な人種と文化の共存が見られ、異なる言語でのコミュニケーションも自然と行われています。また、日本人コミュニティも存在し、日本語が通じる環境があります。さらに、日本人同士のビジネスや交流も盛んです。日系カナダ人とのコミュニケーションには、妙な安心感を感じることがあり、人種や外見がコミュニケーションが可能な存在としての認識に影響を与えることを述べています。カナダでの生活や文化の違いについて話しています。

バンクーバーの人種と文化の共存
はい、皆さんこんにちは。今日もあなたにインフェクション。新型オトナウィルス小林です。
樋口です。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
さあ、樋口さん、今回ですね、カナダに来てますよというお話がどんどん続いていくんですけど、
いいね。
バンクーバーという町に来てまして、ここでちょっと感じたことが、結構俺の中で一番でかいやつ。
めちゃくちゃいい。
ちょっと樋口さんと喋りたいなと。
聞きたい。
いろいろ、もちろんいろんなことを感じたり考えたりしてるんですけど、一番でかいやつ。これを樋口さんと喋りたいです。
どうもですね、小林調べによると、小林調べじゃねえや、領事館の人が言ってたのを引用すると、
カナダって今毎年80万人ぐらい移民受け入れてるらしいんですよ。それで人口を増やしていこうみたいな感じらしいんですよね。
特にこのバンクーバーっていう町は、人種とかがすごくごちゃ混ぜというか、いろんな人たちがいるって結構有名なところではあるんですよ。
日本人もいてるんですけど、例えばバス一本乗ったら、そのバスの車両の中にほぼ全人種いるんじゃねえかっていうぐらいごちゃ混ぜなんですよ。
カナダっていうと北米なんで、白人の方が多いのかな、白人黒人の方が多いのかなっていうイメージできたんですけど、結構いっぱいいろんな人がいて、
本当にいろんな人種の人たちがいるんですけど、そうやって移民も受け入れてるし、いろんな人種の人たちが結構ここいるよね。
そういうのがバンクーバーっていう町だよねっていうアイデンティティーがどうもあるっぽいんですよ。
なので、結構英語をしゃべれなくてもみんな優しいんですよね。
英語をしゃべれない人がいるのもある意味当然みたいな空気感なんですよ。
で、街中歩くと、ダウンタウンの中心地歩くと、もちろん英語が多いんですけど、全然日本語でしゃべってる人たちとか、何語でしゃべってるかわかんない人たちがいろいろいて、
バスとか電車もそんなんで、一応英語が共通語なんですけど、みんなそれぞれの言語でガチャガチャしゃべってるんですよ。
で、かなりごちゃごちゃな感じで、そっから俺今バンクーバーから少し離れたリッチモンドっていうエリアに滞在してるんですよね。
で、来て気づいたんですけど、何ですかね、ある意味チャイナタウンというか、中国系の人たちがかなり多いエリアなんですよね。
で、歴史的にも中国系の人がかなり多いらしくて、言ったら看板ほとんど漢字なんですよ、中国この辺の街並みは、リッチモンドっていうエリアは。
で、かつ俺が今住んでるコンドミニアムっていうマンションみたいなやつなんですけど、これは明らかにチャイニーズマネー系の、チャイナマネー系の投資マンションっていう感じなんですよ。
そのコンドミニアムマンションに住んでる人たちも、ほとんど俺ら以外、中国人おそらく、中華系の人たち。
で、親さんいわく中国のお金持ちの息子娘とかが、だいたい住んでるよみたいな感じなんですよね。
で、っていうマンションがむちゃくちゃあるんですよ、このリッチモンドっていう都市に。そんなばっかりなんです。
で、その外れたところ行ったら、1棟5億とかの、豪邸というか単純に今土地が高いんですけど、1軒家で5億円とからしいんですよね。
で、そんなんがだーっていっぱい立ち並んでる。で、住んでる人ほとんど中国人みたいな。料理も中華料理とかだし、通り歩くと中国語とかがほとんどで、一応申し訳程度に英語書いてあるみたいな感じなんですよね。
っていうぐらいのバリバリの中国人ばっかのところに住んでる感じなんですよ、今。
こっちの人たちに聞くと、リッチモンドっていう今俺がいるエリアは、それで有名みたいな、中国系の人が多いって一応有名。
ただ、そっからさらに少し南に行くと、今度サレーっていうエリアがあって、ここインド系の人たちが多い、いっぱい住んでる。
で、バンクーバーンから右、右だから東かな、東の方に行くと、バーナビーみたいなエリアがあって、この辺はブラウン系って言ってたんですけど、中東とかなのかな。
とか、日本人とかが多いエリアがあって、もうちょい奥行くと、ブラウン系の人がいっぱいいるって言ってたんですけど、
で、バンクーバーンの北行くと、ギリシャ系の人がいっぱいいるみたいな感じになってて、要はみんなで生活圏をだーっと人種ごとに作ってる状態なんですよね。
ギリシャ系の街行ったらギリシャ料理いっぱいあるし、その日本人街みたいなとこ行ったら日本料理多いし、みたいな感じの状態になってて、みんなそれぞれの場所でやってるんですね。
で、特にここリッチモンドとかだと、みんな中国語で喋ってるんですよ。
英語ももちろん喋ってるんですけど、このマンションとかでたまたま人と出くわしたら、大体中国語で喋ってるし、俺も中国語で喋りかけられるし、みたいな状態なんですよね。
まずこの状態おもろいなって思ったんですよ。
で、人種ががーっといろんな文化の人たちが集まってきて、結局そこの、なんですかね、それぞれの街を作っていって、その中では自分たちの言語同士で会話が通じるようなコミュニティを結構作ってたりするような状態なんですよね。
で、そこに、えーっと、なんていうんですかね、人種がいっぱいいるからこそ、みんないて、いろんな人種とかいろんな人がいて当然っていう常識がありながら、さらに、だからこそ人種ごとに文化が分かれていて、まとまってるのも当たり前みたいなちょっと感じの空気が。
日本人コミュニティと日本語の使用
めちゃくちゃわかるわ。
仲悪いわけじゃなくて、ちょっとこれは、いろいろ言い方があるんですけど、言い方というか、ある人が言ってたのが、要はインド人が多く住んでるところは、スパイスの匂いが家についてるから、あそこの辺の家借りたくないんだよねっていう人がいたんですよ。
で、その人は中華系の人なんですけど、中華系の街は八角っていう、あるじゃないですか。
タンタン麺とかに入っている。
そうそう、甘い匂いがするやつ。
俺あれめっちゃ苦手なんですよ。
なんで、中華系の人たちのところで八角の匂いめっちゃ俺するから苦手だけどって俺も思うわけじゃないですか。
でも、なんかその人たちからしたら、インド系のところ街に行くとちょっとスパイスの匂いきついって言ってたりとか、みんなそれぞれなんかそんな感じがあるから結局まとまるわけですよね、たぶん。
っていうのがあって、なんていうんですかね、世界の仕組みにすごく見えたんですよ、これが。
面白い。
で、なおかつ、さらにおもろいんが、おもろいというか、日本人の人たちとやっぱりしゃべることが多いんで、いろいろつながってお話していってると、
1個わかったのが、あんまり英語しゃべれなくても生活できるんやっていうのがまず1個発見としてあったんですよ。
これどういうことかっていうと、たとえばバスに乗るとか、コンビニでなんか買うとかって、別にしゃべらなくてもできるじゃないですか。
たとえば、旦那さんがいて、奥さん専業主婦でとかいう状態だと、ほぼ英語しゃべんなくても生活成り立つんですよね、日本人がこっちにいたとして。
なので、ぶっちゃけ日本人が多いエリアに住んでて、たとえば仕事先とかも日本人の人に雇ってもらってる状態だったら、英語しゃべれなくても全然生活できるっていう感じなんですよ。
実質このリッチモンドっていうエリアだと、全然英語しゃべれなくて中国語しかしゃべれないおじさんたちいっぱいいるらしいんですよね。
カナダにおける日本の影響
ってなるともちろんその人たちって、日本人同士でビジネスだったり、情報の交換とか文化の交換、コミュニケーション遊んだりとかするわけじゃないですか。
で、ごめんなさいちょっと説明がこれ難しいんですけど、カナダめっちゃ今物価が高いっていう話はありますよね。
で、感覚的には日本の2倍から3倍ぐらいするんですよ。
ペットボトルコンビニで買って、たぶん350円とか400円とかなんですよね。
でもその日本人のコミュニティ、コミュニティというか日本人同士の関係性って、こっちの国でいくと日本語がしゃべれるっていうスキルセットがその人の強みになるじゃないですか。
必然的にですね。なので日本語が求められるような環境で仕事したりとか、日本人相手のビジネスとかに充実してることがやっぱり多いんですね、話聞くと。
すると、日本人観光客とか日本人留学生とか日本企業とのやりとりの景気が影響するじゃないですか。
つまり日本人留学生がどれだけお金持ってくるかで、日本人留学生相手のビジネスの潤いが変わるじゃないですか。
お客さんというか、お金を出す人が日本人になるってことね。
そういうことですそういうことです。日本人相手に商売してたりとか、日本の企業とやりとりしてやってる場合って、つまり日本円がその人たちに流れて生活しているケースが結構あるなっていうのが思ったんですよ。
つまり、カナダにいながら言語的にも情報空間的にも金銭的にもかなり日本の影響を受けながら生活しているなというところがあって、なのでこっちにいても、例えばその日本人のコミュニケーションとかコミュニティとか日本人同士の中だけでやりとりをしていると、
日本は今カナダに比べて物価が安いというか、買わせが弱いんで必然的に売り上げが立ちにくいってなってくると。
例えば中国の人たちはお金持ってるって言うと違うらしいんですけど、お金持ってるように見えるんですよね。中国系の人たちは。やっぱりその自国の経済の影響というか文化の影響が諸に出てるように見えるんです。
要はどこで育ったかっていうか、今現在結局カナダにいて日本のコミュニティの中で生活しているのって100%カナダにいると言えないというか、つまり日本の飛び地がここにあるような極端な話、イメージとも取れるなと思ったんですね。
なので各国の飛び地がここに集結しているみたいな感覚になる。なのでバンクーバーにいると世界の宿図見てるみたいな気持ちになってくるんですよね。っていうのをすごく感じたっていうのを今回ちょっとお話ししたかったやつです。
なんかそれ、俺わからん、小判ほど感じてないんやけど、なんか俺もそれ感じることがあって、どう言ったんやろな、東京に出てったときにね、結局会いよったのは大学関係か田川の友達みたいな感じだよね。そうすると田川コミュニティみたいなのができていて、でやっぱり近くに住みだすんよね。一緒に住んだり。
だから東京の中に田川の飛び地があったわけよ。で、リトル福岡中イベントがあったんやけど、それは東京で福岡県人会やろうって言い出した人がいて、その人はやっぱり福岡でバッと集まるわけよ。
そしたら、いろんな業種のいろんな立場の人が福岡中だけでバッと集まるんよね。それで言うと、俺めちゃくちゃ子供の頃から知っている超有名CMのプロデューサーとかもおったりとか、そういう人たちが福岡出身であるだけで来るわけよね。
そういうのを見ると、土地だけではない、何かしら分断ではなくて、むしろ近接というか、吸着というか、重力というか、タグ付けとも言えるんやけど、もっとニュッと近づいていく感覚の方が俺イメージは近いんやけど、そういうのあるなと思ったんよね。
例えば、田川始めたやん、俺。で、一時期田川に住んでいたよね、俺。家は福岡市にあって、でもほぼ単身不倫みたいな感じで田川に住んでいた時期があったんよ。パレットの一室に住んでいた、独房と呼ばれてる部屋にね。
例の独房っすね。 でもね、俺、田川に住んでいた感覚が全くないわけ。その時。なぜかというと、病院とかはなるべく福岡市でかかるよね。
はいはいはいはいはい。 あ、しかもその病院行ってなかったってこともあるし。で、例えばじゃあ、歯医者行くとかなるとやっぱり家の近くに行ったりするわけ。子供の保育園、家に福岡市にあるよね。で、なんか書類手続きとかするんやったら福岡市に行くわけよ、市役所とか。だからパレットを飛び地として福岡市の俺がずっとそこにいるみたいな感じで。
といったのよな。その土地に住んでいる感覚ないわけ。で、飯も俺そんなに、当時ダイエットしよったんかな確か。飲み行ったりもしてなかったから、分断していて結構、田川という空間と。みたいなのがあったんよな。
なるほど。まさにそれですよ。 もう一個言うと、インド人の大学生の子が一回バイトで入ったんよ、パレットに。で、その時に話しとったんやけど、俺ポッドキャストやるよねみたいな。で、今ポッドキャスト日本で盛り上がってるやんみたいな話をしたら、いい?みたいな感じで。
え、ポッドキャストなんて結構前から盛り上がってないですか?みたいな。え、最近なんですか?みたいな。あ、なるほどなと思ったわけ。で、その子はインド人で日本語ペラペラなんやけど、やっぱりね、情報のソースは英語なわけ。全部。だから、日本で住んでいるんやけど、サイバー空間では英語圏に住んでいるんや。
なるほど。 だから、日本に住んでないわけ。なんというか。で、今のほとんどの情報ってやっぱこう、そういう情報はインターネットからやから。インターネット上では日本に住んでないってことになるよね。そのインド人の子は。 ほんとそうですね。ほんとそうですね。
日系カナダ人とのコミュニケーションの安心感
だから、アメリカに住んでるんだと、インターネット空間上では体感的には変わらんわけで。だから、ポッドキャストとかも普通でしょ?みたいな感じなわけ。ここになんかね、住んでる土地じゃなくて、俺は感じたのが言語なんやけど、言語によってもう決まってるなと思ったんや。なんかこう、どこに住んでるかっていうのは。
その話なんですけど、俺もめっちゃ結局言語というか、言語かなって思ったんですよ。 コミュニケーションを取る相手である。それが言語によって相当影響されるってことだよね。
あとですね、マザータンって言い方するじゃないですか。母国語のことを。母親の下って書いてマザータンですかね。マザータンやなって思ったんですよね。こっちで言ったら、日系のカナダ人っているわけじゃないですか。日系のカナダ人やっぱり日本人と仲いいんですよ。だいたい。
でも日本語喋れなかったりするんですけど、日系のカナダ人、日本人と仲いいって言うとその語弊あると思うんですけど、でもやっぱりよく出会うんですよね。で、お母さんが何語喋っててどの文化圏出身なのかで結構変わるんだろうなっていう、お母さんというか家庭ですかね。家の中がどうだったか。
で、主に多分マザータンなんだなって思って。英語では母国語のことマザータンって訳して言うじゃないですか。でも、俺らが思っている母国語といわゆるマザータンって結構概念が違うなっていうのを。
そもそも人種がごちゃごちゃおって、だからマザータンになるんだな。文化にしても多分お母さん文化、何を食べれるかとか、何を綺麗で何を汚いと思うか。家の中に靴で入りたいか入りたくないかとか、そういうので絶妙に多分人間関係がうまくいかなかったりするっぽいんですよね。
英語はまあもうほぼネイティブ並みにしゃべれはするんだけど、その笑いどころがわからんとか、結局なんかその文化とか絶妙な言葉のニュアンスとかが最終的にかゆいとこに手届かなくて、なかなか仲良くなれないみたいな話をよく聞くんですよ。
だから結局日本人同士の方が思ってること伝えれるし、何考えてるかわかるし、みたいなところがあるらしい。
なるほどね。これは日本人同士でもあるもんな。
そういうことっすよね。
なんかさ、特に福岡の人間とか集まりがちだし、あと芸工大の人間集まりがちというか。
集まりがちっすね。
で、それはなんかマザーターの感覚あるな。文化圏レベルのなんかこう、ものを感じるんよね。
めっちゃわかります。なんかこれおもろいよねっていうところが似てるとかって結構大事っすよね。
と思うんよね。なんかさ、よく、俺もそうなんやけどさ、結局結婚するのは昔の同級生になるケースとかあると思うんだけど、
そういうのも、なんかね、わからんでもないと思う。あの時の感覚みたいなものを共有するうち、結構心と心が近づくみたいな気がするよね。
それはもうなんかね、本当に共有しているかどうかはもしかしたら関係なくて、
共有しているだろうという幻想。やっぱね、福岡県人会とか集まるとよく思うんやけど、地位レベルでそんなに共通点があるような気はせんのよ。
もっと言うと、文化レベルでもどういったんやろうな、あんまり実は身分隠してやったら、どの人が福岡出身でどの人が東北出身でってわからんかもしれんのよ。
だけどどういったんやろうな、俺たち福岡県人やからこうよねみたいな、なんとなくステレオタイプ的な、やっぱこうあるやん。
多分福岡県人地、みんなと仲良くできるみたいなイメージがあると思うよね。それを結構いいことやん。
わけ下手でなくみんなではかたこの感じで仲良くできるみたいな地位、いいと思っている人たちと思うね。だからそういうとこに来ると思うけど。
ということは、自分の中にあんまりそういう性質がなくても、そこに行ったときはそういう性質があると思うと思うよね。
なんかね、どう言ったらいいんかな。これが結構重要というか、だからもしかしたら全部幻想なのかもしれないんだけど。
確かに確かに確かに。
そう思うことでそういう自分になるというか。そういう空気感になったらそう思わざるを得ないというか。
うんうんうん。
だから自分が日本人で、日本人ばっかりのとこに行ったらそうそうこれよねって思わざるを得ないというか。
うんうんうん。
どこかも働いている気がする。インチバイアスみたいな。
だから風呂浸かりたいよねみたいな共通認識は難しいじゃないですか。温泉入りたいよねみたいな。こっち風呂浸かれないからねみたいな。
そのなんていうか、ちょっとした不満というか、ちょっとしたなんかこうこれが足りないよね、これが欲しいよね、けどないよねこっちにはみたいなのはやっぱり日本人同士でしか無理ですもんね。
ああそっかそれはそうやね。知っているか知ってないかっていうのはもうそれしか無理だもんね。
でなんかな、はっきり言って風呂浸かりたいかどうか共感することあんまり意味ないもんね。
いやそうなんすよ。
現実的には。
そうなんすよ。
でもなんかそこ知ってるか知ってないかで心が通じ合っているかのように錯覚しちゃうというか。
うんうんうん。
が面白いなって思ったなんか。
そうなんすよね。
もう一個またちょっと面白いのがこれちょっと妻に教えてもらって気づいたんですけど、
だいたいこっちにいる日本人と仲良くなってる人って中国人か韓国人か日系カナダ人がだいたい多いんですよね。
中国人って言うとちょっとおかしいかな。
チャイニーズ系の人たちとコリアン系の人たちとジャパニーズ系の人たちが仲良くなってるのをよく見るし、
実際俺も結構チャイニーズ系の人たちと結構仲良くしてるんですよね今思って。
見た目が似てるじゃないですかただ単純に。
でそれに安心感あるんすよ。
白人黒人並んでる中に俺と中国人知らない人いたらただ単純になんていうかちょっと親近感あるっつうか。
だから妻にこっちの日本人ってだいたいコリアンかチャイニーズとジャパかな。
ジャパニーズカナダ人と仲良いんだよって教えてもらって。
そんなことあるって思ったけど見てみるとだいたいそうなんですよね確かに。
でなんか分かった気がするって感じですね。
そうねこれはだから差別じゃないよね。
見た目が異なる人とのコミュニケーション
安心感です安心感。
これはねなんなんやろうね。
だって米食うし。
そう俺だから食い物重要と思ったよね。
何の根拠もない仮説ないけど一緒の物を食っているってさ。
一緒の運命ともにしているっていうことと結びつけて考えるんじゃないかなと思っていて。
分かる気がする分かる気がするそれは。
これ多分論文誰か書いちゃうと思うんやけど俺はもう勘これ多分そうなんだと思うんやけど。
一緒の食卓で一緒の物を食っているってさ毒入れれんやん。
確かに。
これまあまあ影響しちゃうんじゃないかなと思っていて人間に。
ああ確かに。
だから人間って同じ物を食うと安心する。
例えばじゃあ青いキノコと赤いキノコがあって。
なんかこう自分青いキノコめっちゃ好きです食い寄ったとしたらさ。
同じように青いキノコばっかり食いを種族の方が仲良くなれそうな気がする。
いやそうっすよねそれはそうっすよね。
で実際そうやんなんかインドに行ったらめっちゃ腹壊すとかさ。
いやそうなんですよそうなんですよ。
だからたぶん胃袋も多分違うやろうし実際に。
人がなってくるとやっぱ生命的な距離の近さを感じるっていうのに
同じような物を食っているかどうかは結構近い気がしていてあるというか。
そうですね。
そんなもんある気がする。
あると思いますね。
だってあのそうやっぱり最初こっち来た時ってそのまだ今も抜けれてないと思うんですけど
なんか海外かっこいいなとか英語喋れるかっこいいなとか
欧米に対するかっこいいなみたいなのってあるじゃないですか。
その外国人がなんかうわすげえ映画みたいみたいなのが
やっぱこう慣れてくるとなかなかそれも抜けてくるわけじゃないですか。
ってなってよくよく見ていくと
これは本当にちょっと悪い風に捉えてほしくないですけど
やっぱ異物感結構あるんですよ。
なんですかねどうやったらその骨格になるみたいな。
最初は足長いすげえスタイルいいスラッとしてるみたいな
あの最初そんな感じで見るわけですけど例えば。
で見慣れてくるといやどういう骨格それっていう感覚になってくるんですよ。
なるほどね。
その俺らでは想像がつかないみたいな。
だからあれよねキリンから見て像を見るみたいな感じになる。
そうそうそうそう本当そんな感じです。
だから目が青いってその見たことないからまあそんなに。
なんですかねこうその青い目とずっと目を合わせながら喋ってると
結構難しいというかあの異物感ですね。
慣れてない慣れてない初めて見たってかっていう感覚になってくるんですよね。
でやっぱりチャイニーズ系とかコリアン系の人たちとか
ジャパニーズカナディアンと喋ってるとその辺がまずないんですよ。
なんか物理的にその俺らとだいぶ違うっていう感じがまずないんですよね。
なんか全然やっぱ喋りやすいですね。
なんか面白いね前前回次産日で話したけどさ
なんかやっぱ人間ってそういうところでめちゃめちゃコミュニケーションを取りようというか
コミュニケーションにそういうところを使いようというか影響しているというか
なんやろうなと思ったねだって
本当に関係ないはずやもんね見た目は。
そうなんですよそうなんですよ。
なんか人間としてその利害関係だったり
コミュニケーションにマジで関係ないはずなのに見た目って。
なんかもっと言うと服の方が関係あるよね。
そうですね。
要はスーツを着ているのかダボダボのヒップホップの格好をしているのかで
文化圏や思想や趣味思考がわかるから
骨格よりも服の方が何というかこう違いがよりあるはずないけど
でもやっぱり肌の色とか目の色とか骨格とかで
違うととても違う種類の人に見えてしまうよね。
これってさでもどうなんかな日本人だからなのか
人種や外見がコミュニケーション認識に与える影響
そもそもそういう環境で生まれ育ったらそこないのかっていうのは知りたいよね。
まあまあでもやっぱないんじゃないですか。
多分この先に気にならなくなるんだろうなっていう感じなんですよ俺今。
もともと人種とかで人を見たくないじゃないですか。
その人はその人っていう風に見ようともちろん思っているのだけれども
現実目の前にすると気になるというかどうなってるのそれみたいな。
もっと知り合っていくとこいつらも人間かっていうフェーズがその次にある感じはすごいしてます。
そうね。でこれさコミュニケーション可能な存在として見れるかどうかってことと思うよね。
まあもちろんゼロじゃないけどグラデーションがあるやん。
どこまでコミュニケーション可能かみたいな。
おそらくヘビよりも犬の方がコミュニケーション可能と人間は思っていると思うよね。
虫よりヘビ。ヘビより哺乳類。哺乳類より霊長類。
霊長類の中でも特に人類みたいな感じでグラデーションがあると思ったらコミュニケーション可能かどうかみたいな。
それをなんで判断してるかみたいな話なんだよ。
それで言うとどこまで仲間と本能的に思えるかっていうと
日本人はさ見た目が同じ人を仲間としか認定せずに生きていく確率が高いやん。
ちょ今の言い方めっちゃ回りくる。
要は自分が仲良い友達だいたい同じ見た目をしているよね。
だからコバは今そういう感覚になっていると思うね。
ただそもそもごちゃ混ぜの世界で幼少時代から育ってきた人がどう思うかが気になるなと思う。
気にならないんじゃないんですかね。
そこ結構興味深いよね。
あれかもですね。タイとカンボジア行った時も日本人は日本人、中国人は中国人みたいなまとまり方してるなっていうのは感じてたんで。
多分どこ行ってもそうだと思うんですよねこの感じって。
そう思った時に、例えば今このリッチモンドっていう中国系の人が多いところでは
だいたいみんなこっち生まれでもチャイニーズ系同士で幼少時代過ごしていることが多いですね。見た感じ。
小中学校とかもそんなんばっかだし。
本当にごちゃ混ぜな空間で育つっていうのが実はめちゃくちゃむずいのか。
なのかもしれないですね。
学校の中にマジで全種類いるみたいな感じじゃないと無理やもんね。
なんかそうかもな。本当に適当なこと言えんなって思うけど、
黒人差別とかがなくならないっていうのはやっぱり同じ地域に住んでいても
コミュニティがやっぱり分断じゃないんだろうけど、吸着みたいなさっき言ったようなことが起こっていて
カナダの文化と人種の多様性
仲間と捉えるのはむずいっていうのがあるのかもなと思ったよね。
これはもうちょっと良心とかじゃなくて無意識だね。
体格結構やっぱ影響するなって俺は個人的に思うんですね。
それどういう意味?
なんて言うんですかね。こっちが想像し得る体格の枠を超えてるんですよね。
そんな肩幅にはどう頑張ってもなりませんというか。
なんて言うんですかね。それ目の前にしたら怖いですよね普通に。
向こうに悪意が全然なくてもただ単に怖いです。
怖いっていうのがあるね。
女の人とかでもやっぱむちゃくちゃそもそも筋肉質だったりするから、
普通のスラッとした綺麗なお姉さんぐらいが
俺の横はあれで言っても俺より背高くて俺よりガチガチ筋肉があって
こいつに殴られたら俺負けるやろうなみたいなのも全然あるわけじゃないですか。
そういうのは結構無意識にきますね。
なるほどね。
これ言うと変かもしれないですけど、黒人の人たちがいて
黒人の人でめっちゃ肌綺麗な人っているんですよね。
のとかがめっちゃ好きなんです。俺見るのっていうか。
肌綺麗みたいな。それが好きで見ちゃうんですけど
向こうもギャッて見てくるわけじゃないですか。
目があってどうもみたいになった時に
その瞬間自体の捉え方が相当違う感じがするというか
だからこっちは好意というか
本当に純粋に綺麗だなと思って見るのに
向こうからしたら別紙の目を向けられた経験があるから
みたいなことを。
もちろんそういう意味も少し含んで言ってはいるんですけど
喋り始めのテンポというか
イメージ通りアメリカンな
What's upみたいなテンションってあるわけじゃないですか。
それって何?ってなるんですよ。
どういうこと?わからんかった。
本当にフレンドリーなそれとか
その時の表情とかって日本人がしない表情してるわけじゃないですか。
とかを見ると何として捉えていいかが
ちょっとわからんみたいなところがあるんですよね。
マジでわからんこれ。
何として捉えていいかわからん。
これ説明難しいな。
例えば今の俺の立場からすると
こっちの文化もそんなにわからないじゃないですか。
街行く人となんとなくパッて目が合って
はいみたいな感じになって立ち話にちょろっとなったとするじゃないですか。
言ってることも半分ぐらいしかわからない
状態の時に結構目を見てガツガツ
ガツガツあるさこうでさみたいなことをグイグイ言われてる時に
これはそのどういうテンションなの?
みたいなのが全く想像がつかないっていうことです。
何ですかね。
テンション?
これは
そうですねだから全く
文化が違う人と喋った時に
英語という文字情報だけでいくと
会話は成り立っているが
彼の表情が何を物語っているかが想像つかないとかですね。
なるほどね。
彼のこのボディランゲージというか動きというか
彼のこの空気とかなぜここに立ち止まって
俺と話をしているのかとかが
何を思ってそうしているのかが想像がつかないみたいな感じです。
なるほどなるほど。
好意なのか怒っているのか楽しんでいるのか悲しんでいるのか
切れポイントも想像つかないしみたいな。
そういうのがあるんで
難しいですねやっぱ。
それがおもろいっちゃおもろいんでしょうけど。
その想像のつかなさを知りたいな。
俺は。
頭では違うんだろうなと思っていながらやっぱ体感してないしさ。
これなんか口で言えないことが多いなって思いました。
感覚?
こんだけ人種がいろんなのがいて
想像してみたんですよ。
例えばアジア人差別がここで起こるとか
黒人が差別されるという状態がここで起こるというのを想像したときに
日本でイメージするのと全く違うんですね。
だってこんなにいろんな人がいっぱいいる中で
なぜこのタイプの人たちがそういう扱いをされるのか
この人たちだけかと思ったら結構えぐいなっていう。
なるほど。
理由もなくバスケ部だけ配分にしますみたいな。
感覚に近いんじゃないですかね。
なんでバスケ部だけいじめられるのみたいな。
その辺な。
分からんもんね。
日本に住んでいると。
カナダでの生活の想像のつかなさ
そうっすよね。
俺もこっち来て見ると聞くと結構違うなっていうのは
すごい感じました。
ちょっとやりたいな俺も。
やりましょうヒグチさん一緒にカナダ旅行
どっかのタイミングで。
旅行やったらだめやもんね。
家を借りて生活せんとたぶんね。
子供とかおったら何年先になるんかみたいな。
一生のうちにできるんかみたいな。
まあまあ機会はあってやりたい。
またカナダでいろいろ感じたこといっぱいあるんですけど
残りは小林が足りてないの方に回したいと思います。
OK。
今回はこんなもんすかね。
ありがとうございました。
34:39

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