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2022-02-22 28:42

第57回「五箇条の御誓文」明治維新とはいったい何だったのか?

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1868年(慶応6年)3月14日、
明治天皇が歴代の天皇や神に誓うという形式で明治政府の基本方針を示した言葉

「五箇条の御誓文」
一、広く会議を興し万機公論に決すべし
一、上下心を一にして盛に経綸を行ふべし
一、官武一途庶民に至る迄各其志を遂げ人心をして倦ざらしめん事を要す
一、旧来の陋習を破り天地の公道に基くべし
一、智識を世界に求め大に皇基を振起すべし
00:04
神話、これ、義のもとなり。始まりました、「大人の近代史」よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。神と義ってことは、あれかな、なんかちょっとヤクザ門みたいな。
これあれ、聖徳太子の604年にあの十七条の憲法っていうのを出してるんだけど、これの九条目のやつ。
へー、そんなのあるんだ。
そうそう、これ、神ってさ、あの真心とか誠実って意味なんだけど、真心とか誠実は人の道の根本であるっていう。
そうそう、なんかよく十七条の憲法ってさ、あの最初の一条目の和をもって唐突しとなしっていうのは。
あー、有名だよね。
そうそう、今ちょっとあえて九条目を読んでみました。
なんで?
いやいや、なんか変化球でちょっと行きたかったんだよ。
いや、そんだけ理由がないと。
あと、その十七条の憲法をちょっと取り上げたのは、結構さ、教科書に載っても有名じゃん。
この何だろう、政治に関わる人々の道徳的な手本を示したものなんだけど、これと同じように近代になって重要な指針を示したものっていうのがあるんですね。
そう、それが今日のテーマで、今日のテーマが五箇条の五聖門をやりたいと思います。
あ、楽しみです。
なんかよく聞くよね。
まあ、教科書に載ってるからね、普通に。
そうそう、今日はね、ちょっとその内容も含めて話したいなって思います。
はい、ぜひともよろしくお願いします。
はい、これさ、明治維新って一体何なのかとかさ、その人たちがさ、こうしたいっていう理想の世界があって起こったと思うんだよ。
で、それがわかるのが、この五箇条の五聖門かなっていうので。
そうそう、五箇条の五聖門っていうのは、1868年の慶応6年、3月14日に明治天皇が歴代の天皇や神に誓うっていう形で、明治政府の基本方針を示した言葉だ。
で、このたったさ、5個の短い文章なんだけど、明治大正、昭和においてもこの考えは浸透してって、何ならこう、今に至っても根付いてるから。
そうそう、そんなね、五箇条の五聖門を今日は知っといて損はないんじゃないでしょうか、っていう。
なぜ問いかけになるんだって。
そうそう、で、まぁちょっと時代背景から入りたいと思うんだけど、幕末からちょっと話すと、1868年に幕府と幕府を倒そうとする倒幕派との戦いが起こって、
これが戸場不死身の戦いで始まる、母親戦争の始まり。
で、これで戸場不死身の戦いで倒幕派の勝利に終わって、で、幕府がもう劣勢の状態で、その2ヶ月後に、3月14日にこの五箇条の五聖門っていうのが発表されてる。
03:11
だから母親戦争で見たら、まだ終わってはないんだよね。
あー、途中でってことだよね。
そう、これからさ、その後愛知戦争や五稜郭の戦いがある、その前に出てるんだよね、これは。
で、この3月14日っていうのは、倒幕派、新政府軍とも言ってもいいかもしれないけど、江戸幕府の本拠地である江戸城を総攻撃しようとして予定していた日の前日なの。
そうそう、これさ、あの前にもやったと思うんだけど、特下の回で。最後を高森と、かつ回収の2回目のね、最後の会談が行われた日でもある。
そうそうそう、こんな日にあの五箇条の五聖門っていうのは出てます。
えー。
で、さっきさ、母親戦争自体はまだ続いているものの、将軍の徳川義信っていうのはすでに降参している状態で、事実上もうこの幕反体制っていうのは崩壊してるんでね。
で、ちょっとこの幕反体制っていうのは何なのかっていうと、朝廷が任命した正位大将軍、徳川だよね、と各藩の大名との主従関係からなる統治体制のことを幕反体制って言うんだけど、
これはさ、あの徳川幕府が各藩を認めた上で、各大名がそれぞれの藩を統治してるっていう状態。
そうそう、これって一種の地方文献型の統治体制なんて言われ方もするけど、そんな状態が260年以上続いたんだよね。
で、この幕反体制崩壊が新政府軍によって起こって、で、この混乱した状態の日本をまとめなければならなかったんだよね。
でさ、ここで幕府を倒してさ、また新しい権力がそのまま何のシステムも変わらずに入れ替わるだけだったら、民衆からしたら何にも変わらなし、それはやっぱ不満も出るし、
もともとの新政府がやりたかったことっていう方針と異なってくる。
じゃあ、その新しい新政府の方針って何なの?っていうのを示したのが、五箇条の五聖文なんだよね。
で、これをね、倒幕派の、例えば中心人物といえば大久保利道とか西郷隆盛とか、そういう彼らが語るんじゃなくて、明治天皇が歴代の天皇や神に誓うっていう形で宣言したのが一つポイントなんだけど、
これさ、なぜ天皇なのか、誓うっていう形にしたのかっていうと、この混乱を収めるには天皇って誰もが納得して、昔からさ、影響力があって求心力がある存在だったんだよね。
06:03
その天皇の権威を借りることで明治維新っていうのは成功したとも言える。
これがなかったとしたらさ、ただの下級武士たちの反乱というか、その後またそれに納得いかない人たちで次々と争いが起こるってことも考えられるし、実際には西南戦争とかもあるんだけどもね。
そうそう、そんなこんなでちょっと世界と比べてみたいんだけども、例えば絶対王政から市民革命を得たヨーロッパ各国のような法治国家であれば、国民と市民が直接契約を交わすのがあるんだけど、
この五箇条の御誓文っていうのは明治天皇が国民に直接約束するんじゃなくて、歴代の天皇や神に対して我々はこういった国づくりをしていきますよっていうふうに約束してる。
それに国民がついてくるようにっていう促していく構成なんだよね。これなんか日本の独特な感じかなと思って。
あーそうだね。
そうそう、これはイギリスのマグナカルタとか権利の焦点っていうものとはちょっと違う意味合いなんでね。
まあそうだね。
そうそう、五箇条の御誓文ってもともとは議事の提退っていう福井藩司の百合清政っていう人が原案を作ったってされてる。
それは福岡高地下とか木戸高芳が修正を加えて最終的にこうできたのが五箇条の御誓文として今世に残ってるんだよね。
そうそう、じゃあちょっと五箇条の御誓文の中身早速いきたいと思うんだけど、もしかしたらちょっと聞いてるだけだと耳だけだとわかりにくいかもしれないんで、
ちょっと五箇条の御誓文を概要欄にも一応載せときます。
そうだね、見ながらだったらね。
見ながらの方が感じもあるしみたいな。
まず1個目が、これが最も重要な考え方で最も有名なものかもしれない。
1番目が、「広く会議を起こし、晩期、討論に結すべし。」
これは、広く人材を集めて会議を開いて、大切なことはすべて、公正な意見によって議論して決めましょうよっていう意味なんだけども、
前半部分、広く会議を起こしっていうのが、その前は劣行会議を起こしっていう文章だった。
そうそう、変わったんだよ直前で。
劣行会議の文言を直前で削除したっていうのがあって、
この劣行会議っていうのは、そもそも全国の大名たちを集めて会議を開くっていうものなの。
でさ、劣行会議って入れちゃうとさ、じゃあ誰がそれに加われるの?みたいな。
09:02
討伐に関わっていた有力者によって議会の開催っていうのは有力視されてたんだよね、もともと。
具体的に言うと、長州藩とか薩摩、土佐、比善とかっていう人たちが集まるような会議を想定されてるんだけども、
それをあからさまに示すと、結局限られた人しか参加できないような印象になってしまうっていうのもあったし、
結果的には明治の初めて限られた人たちがメインで国づくりをしていくんだけど、
だから劣行会議っていう文言をそのまま入れると都合が悪くて問題になりやすい。
で、新政府としては漠然とした広く会議を起こしっていう言い方になっていったんじゃないかって言われてる。
なるほど。
これによってさ、みんなで議論しようねっていう民主主義的な印象も与えることもできるし、
で、この後半の晩期討論に結すべしって言うんだけど、
晩期って一枚札の満に機械化の期って書いて晩期って言うんだけど、
政治上の重要な事柄を晩期って言う。
で、討論っていうのは公に論じるって書いて、人々が正しいと思う公平な議論っていう意味なんだけど、
幕末においてさ、徳川の政治のやり方ではさ、うまくいかなくなってったんだよね。
その原因として、徳川幕府が自分たちのことだけを考えて政治をしてるっていうふうに見られたっていう批判があったんだよね。
だから、自分勝手な考え方をせずに、みんなが正しいと思う公平な議論をしようよっていうメッセージ。
でもさ、個人的にはみんなが正しいって思うってことが結果的には正しくないかもしれないよね。
そうそう。さっき冒頭で言った、この原案っていうのはユリ・キミマサが作った議事の停滞なんだけど、
この原案には、晩期、討論に決し、私に論ずるなかれっていう文言だった。
これは個人的な判断では決めてはいけないよっていう意味が込められて、
なんか自分は個人的にはこっちも好きなんでね。わかりやすいというか。
まあそうだね。
そうそう。今でもさ、私的な理由でさ、政治家がお金をもらって行動してたりとかさ、あったりするじゃん。
そうそう。東京都知事のさ、前のさ、増添さんがさ、記者会見でさ、晩期、討論に決し、私に論ずるなかれっていうふうに引用して話したことがあって。
へー。
そうそう。個人的な判断で決めてはいけないよって言って、その後さ、まあ高揚者で湯河原に行ったりとかさ。
どの口が言ったんだって感じになっちゃうけどね。
まあというのもあったかもしれないんだけど、そうそう。
12:02
多分増添さんさ、詳しいからさ、ユリ・キミマサって東京都知事をその後やってる人なんでね。
あー。
だから多分ちょっと引用したのかもしれないけど。
あー、なるほどね。
そう、まあそんなね、歴史もあるんですよ、これには。
へー。
そうそう。で、結果も最初に言った、広く会議を起こし、晩期、討論に決すべしになった。
うん。
っていう、まあこれが1個目。まあ今日はね、もうこれだけでも覚えてくれたら嬉しいなって感じです。
じゃあちょっとどんどん続くんだけど、2番目が、消化心を逸にして盛んに経輪を行うべし。
うん。
そう、これはね、消化っていうのは上下の上下って書いて消化って読む。
あー。
身分の上下のことで、身分の上下を問わず積極的に国を治め整えましょうっていう意味だ。
うーん。
そうそうそう。後半にある盛んに経輪を行うべしのこの経輪っていうのが、まあ国家統治とほぼ同じ意味なんだけど。
うん。
そう、でね、江戸時代っていうのはさ、身分制社会でさ、武士が政治の実験を握ってた。
うん。
で、同じ武士階級の中にも身分の肯定差があって。
うん。
例えば、伊藤博文にしても大久保利道にしても、まあ下級武士だし。
うん。
区下の中でも身分差があって、岩倉智文もかなり貧しい身分だった。
うん。
こういって、まあ下のものが身分の上のものに対して、普通だったらこう、ものを言うってことも難しい時代だったんだよね。
うん。
そうそう。で、これからはそうじゃなくて、朝廷武士だけでなく、国民も誰もが国のことを考えられるっていうメッセージでもある。
うーん。
そうそうそう。まあ、生か心を逸にしてってさ、この身分差をさ、あくまでも認めた上でっていうことにはなってんだよね。
うーん。
ここではさ、この身分をなくしましょうよっていうことはメッセージとしてはないんだよね。
うーん。
そうそう。まあ、世界中さ、結局どの国を見ても身分差がない国ってないよね、確か。
確かにそうだよね。
うん。それがさ、社会主義だろうが、資本主義だろうが。
うん。
なんかね、それって生命の本質なのかな。
ふふふ。なんか急に話がでかくなったけど。
いやいや、これちょっと思ったんだよね。
そういえばないなって。例外なんてないもんね。
そうだね。だからね、まあこれ人間だからだよね、結局のところ。
ああ、人間だからなのかな。
だって、他の動物にさ、変な話、奴隷がいるわけじゃないじゃん。
ああ、確かに。
まあ、アリとかはさ、ほら、働きアリとかってあるけどさ、あれが奴隷みたいなもんなんだろうけど。
ああ、そうだね。
ふふふ。
ちょっとスケールがでかすぎる話になるからな。
全然話がそれちゃうから。
じゃあ次ね、3番目なんだけど、これがね、ちょっと一番長い。
幹部一徒庶民に至るまで、おのおのその志を遂げ、人心をして馬ざらしめんことを要す。っていう。
15:04
長ぇな。
そう、長い。長いんでね、ちょっとね、3つに分けて、最初の幹部一徒庶民に至るまで。
うん。
これは、あの、幹っていうのは、まあ広い意味では区下のことを指すんだけど。
うん。
で、部っていうのは部家のことで。
区下と部家とが一体になってっていう意味なの。
うん。
なんで、要は国民全員がっていう意味でいいと思うんだけど。
うん。
で、次はおのおのその志を遂げっていうのが、志を持って行動しようっていうことなんだけど。
うん。
このさ、おのおのその志を遂げっていうのが実に素晴らしい考えなんだって言ってる人も多くて。
うん。
誰であろうともさ、一人一人がこの自分の志、目標とか、夢を叶えられるようにっていうのを、国がこう指針として示してるっていうところ。
うん。
がまあ、実に素晴らしいっていう人もいる。
で、後半が人心をして馬ざらしめんことを要す。
これね、馬ざらしめんって、有無っていう漢字なんだけど。
うん。
有無にはね、退屈飽きるっていうことがあって、人々の心を飽きさせないっていうことなんでね。
そう。で、これトータルで言うと、人々に希望を失わせないことが大切ですって言ってんの。
うん。
そう。で、これさ、なんでこんな風にあえて言うかって言うとさ、
うん。
幕末にはさ、多くの反乱があってさ、実際にさ、多くの人が殺されてきてる。
で、それはさ、死脳交渉の階級的縛りがあったのも要因の一つで、
うん。
生き方とか制度が、それまでの幕藩体制と変わらなければ飽きられちゃうっていう、
この世論の重要性を、とにかくメッセージとして込めてるんかなと思って。
うん。
そう。で、あともう一つに、天皇離れをさせないっていうのもあるって言われてて、
うん。
これはさ、古代っていうか、平安とか奈良の時とかは、
日本っていうのは天皇がさ、絶対的な力を持っていて、
うん。
そのもとにこう、政治を行ってきたんだけど、
うん。
次第にこう、武士が力を強くなって、
まあ、政治の実権を握るように、江戸時代とか特になってったんだけど、
うん。
まあ、そういう意味もあって、もう一度その天皇っていうのに、
みんなが注目をするというか、
あの、また天皇離れをするっていうことがないようにっていうので、
この馬皿締めんことを要すっていうのを入れてるんじゃないかって言われてる。
あー。
で、次4つ目が、
うん。
旧来の老朽を破り、天地の行動に基づくべし。
うん。
旧来の老朽っていうのは、昔からある悪い制度とか習慣っていう意味なの。
うん。
これはさ、あの、幕藩体制だったりとかさ、
うん。
幕末の上位、あの、外国を排除しようとする考え、
うん。
だったり、あの、言論の不自由さ、
うん。
とかをまあ、旧来の悪い習慣っていうふうに言ってるんだとされてる。
うん。
18:00
で、まあ、こんな考えだと、この欧米列挙と対等な外交をするには不十分だよねっていう。
うんうん。
で、後半にさっき言った、天地の行動に基づくべしっていうのがあって、
うん。
天地の行動って、普遍的な道理とか、まあ、宇宙の節理みたいな、すごくこう、さっきもあったけど、大きな話になってんだよね。
うん。
そうそう。
これさ、なんで五箇条の五線文で、天皇が国民に向けてじゃなくて、神に誓うような形式で行ったかにも考えられるんだけど、
うん。
新しい天皇の体制をさ、こう、より深刻化させる狙いもあるんだよね。
うん。
そうそう。まあ、その意味を込めて、この旧来の老子を破り、天地の行動に基づくべしっていうのが入ってる。
うん。
そうそう。これまでの悪い習慣を捨てて、何事も普遍的な道理に基づいて行いましょうっていう意味。
うん。
でさ、ちょっと話変わるけどさ、アメリカ大統領がさ、就任するとき、聖書にさ、手を置いて神に誓うんだけど、
うん。
これもさ、国民が選んだ権力なんだけど、その権力さえも逆らえないような、こう、象徴性に従うみたいな。
うん。
だからなんか、そういうのも、まあ国は違えど、ちょっと繋がる部分があるかなっていう。
あー、なるほどね。
で、この、だから4番目のやつっていうのは、まあ前者では過去の幕藩体制を批判して、後者は改めて天皇を中心とした、まあ中央集権国家を作っていくよっていう、まあ狙いが見えるんだよね。
うんうん。
そしてね、5番目、最後なんだけど。
うん。
知識を世界に求め、大いに宝器を新規すべし。
うん。
これはね、知識を世界に求めて、天皇を中心として、大いに国を発展させましょうっていう、まあ意味なんだけど、
これはあの、知識を世界に求めて、討伐をした人たちのさ、多くがさ、尊王攘夷を掲げてて集まった集団だったんだけど、
うん。
それがさ、いつの間にか、攘夷っていう、この外国を排除しようっていう考えが消えて、
うん。
尊王開国っていう風にすり替わってんだよね。
あー、そうだね。
そうそう。ここはなんか一つポイントというか、
うん。
なんか、男優だったのに時間になったら女優になってるみたいなね。
どういう例えなのかちょっと分かんないけど。
いきなり変わってるっていうのは、まあそれは多分幕末の中で変わってったんだと思うんだけど、
うん。
江戸時代のさ、日本はさ、新オランダと限定的に交易をしてて、
うん。
で、たださ、この巨大なさ、国力を見捨てる欧米各国の存在を知って、
うん。
このままじゃダメだよねっていうので、欧米諸国とこう、対等な環境を築くために、
彼らの制度だったり技術を取り入れて、近代国家を作らなければならないっていう風に思ってこの一文が入ってると思うんだよね。
うんうん。
そう。で、あのさ、この明治っていうそのものがさ、国家序の誤選もそうなんだけど、
21:01
うん。
今一度平安奈良時代とか、剣道士、剣随士などが積極的にさ、外国の文化を学ぼうとしていた、
その古代のところへ一回立ち返って、もう一回作り直そうっていうメッセージが込められてんだよね。
あー。
そうそう。まさにさ、これがさ、この先さ、海外を視察する岩倉施設団でもあるしさ、
うん。
で、あの、さっきの後半にあった、大いに後期を新規すべしっていうのは、
うん。
後期っていうのは、天皇が統治する国家って意味なんだけど、
うん。
明治国家の基本方針は、天皇を中心とする、まあ中央集権国家を作ることなんでね。
うん。
そこを、まあ最後改めて強調してるっていう。
うん。
そう。まあ、これが誤過剰の誤選もなんだけれども、
うん。
まあ特徴としてはさ、一つ目はさ、全国民がこう、自分の私利私欲とかを捨てて議論をして、
新しい考え方を取り入れて、日本をより良くしていこうよっていう、まあメッセージが込められてる。
うん。
で、あと、欧米の宣言に比べても、個人よりも、公、公やけを重視した考え方なんだよね。
うん。
で、次に誤過剰の誤選もは、神に誓っても国民に約束するっていう形式を取ってないの。
うん。
これは、天皇が誰かに対して責任を取らなくてもいいようにとも取れる。
ああ。
そう。で、最後にその、誤過剰の誤選も自体、結局具体性がないんだよね。
ああ、漠然としてるね、確かに。
そうそう。だから結果的には時代を超えて、今にも残るっていう。
うん。
まあ、こうして誤過剰の誤選もんっていうのは、1868年3月14日に京都御所内で儀式っていう形で示された。
うんうん。
で、大読として三条真寺が読んで、その場に参列していた諸侯とか貴族階級のもう早々たるメンバーが、
765名、これ誤過剰の誤選もんにその時一人一人署名してんだ。
へえ。
それがね、今も実際に残ってんだよ。
ああ。
で、こうやってさ、あの、誓いの儀式みたいな深刻化することで、
なんか、この参列した人も神に命を懸けて実現しなきゃいけないっていう共通目標になってったんだよね。
うん。
で、これね誤過剰の誤選もんって、振り仮名をつけてね、印刷して全国にも配られたんだって。
でさ、ちょっとこれ時代が先になるんだけど、それ以降の時代においても重要な指針となってるっていうので、
うん。
例えば、第二次世界大戦に日本は負けて、アメリカの占領下に置かれたわけじゃん。
うん。
で、この時、1946年に、いわゆる天皇の人間宣言と言われる、天皇自らが深刻化を否定することを宣言したんだけれども、
ああ。
これはさ、GHQからさ、英文の原案を渡されて、
24:01
うん。
日本の内閣が検討して、天皇が発表するっていう形にしたんだけど、
うん。
この渡された文章を天皇が見て、内容は構わないけれども、だけど、この中に五箇条の御誓文を入れて欲しいっていう要望を天皇から出した。
こうしてね、読み上げられたのが一番最初に五箇条の御誓文がこの時入ってる。
うん。
そう。で、後にね、昭和天皇っていうのは1977年に、
うん。
那須の御用邸で、記者の前で語ってるんだけど、あの時占領下に置かれてる時に一番伝えたかったことは、
この五箇条の御誓文なんだって言ってんの。
うん。
占領下によってさ、アメリカからこう日本は良いものを教わったっていう風に言われて、それで日本は生まれ変わったっていう印象付けがこう多い中、
うん。
そうではなくて、昔から日本には五箇条の御誓文っていうのがあって、
うん。
あの素晴らしいその価値観がある。
うん。
で、これはさ、外国から教わったりとか輸入してきたものではないんだよっていうことを伝えたかったって言ってるんでね。
うん。
だからこの明治っていうのはこの五箇条の御誓文で始まって、戦後も五箇条の御誓文の引用で始まってるっていうね。
うん。
まあそんな五箇条の御誓文でした。
あははは。
どうでしたか。
五箇条の御誓文だけをさ、取り上げてっていう人も多分あんまいないわけじゃん。
いないね。
なんか教科書でもさらっと、あ、こんなん出たんだみたいなさ、なんだろうね。
なんかもう本当に太字だけどそれ以上は触れないよっていうような項目でもあると思うんだよね。
うん。
具体的に俺もさ、中身って知らなくてさ、ああこういう文章なんだっていうのは初めて知ったんだけどさ。
うん。
なんか本当にあれだよね、国の指針というかさ、こうあるべきですよみたいなさ、こうしていきますよみたいなさ、誓いなんだなっていうのは改めて思ったというか。
確かにね。
会社で言うと経営方針みたいな、本当に。
ああそうだね。
そう、でもやっぱりそういうさ、方針とかさ、そういう指針っていうのがないとさ、ぶれちゃうんだよね、結局何やってもそうなんだけど。
ああ確かに。
だからやっぱりさ、そういう明治維新みたいなさ、そういう国がこう変わるぞっていう節目でさ、そういう指針をこう打ち出す。
しかも本当に理にかなったというかさ、当時の倫理観とか全てがこう、多分入ってるような形式なわけじゃん。
うん。
だからやっぱそういうところはすごく、ああなるほどなとも思ったし、で、これやっぱ今にも通じてる部分っていうのはさ、まあ小片郎も言ってたけどさ、あるなとも思ったしね。
そうそう、なんかさ、よくテレビとかでね、これね、政治家とかがね、たまにね、引用したりとかして喋ってんだよ。
うん。
で、何なんだろう、そもそも五箇条の御説問って、聞くけど結局中身知らないなってあんまり。
うん。
そうそう、なんでちょっと今日はやってみました。
そうそう、本当にね、その通りなんだよね。
みんな知ってると思うんだよ、教科書に出てきてるからさ。
27:02
うん。
でも、それ以上はいかないじゃん。なんかそこにやっぱ疑問を思えなかった自分もそうだし、多分リスナーの方も結構多いんじゃないですかねっていう。
ああ、で、これさ、五箇条の御説問って3月14日にさ、まあ出てるんだけど、
うん。
まあ日本では今ホワイトデーの日じゃん。
うん。
だからまあ何だろう、彼女のお返しに、このそっとね、五箇条の御説問を添えて渡すのもいいかもしれません。
まあ続かないね、そのカップラーの人。
続かない。
続かないな。
まあということで、もしよかったらフォローだったり、あの評価ポチッとしていただくと励みになります。
はい、ぜひともお願いします。
最後まで聞いていただいてありがとうございました。
ありがとうございました。
28:42

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