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スピーカー 1
まずその1日目って結構ね、雨とかが降ったりとか曇り空で、桜島があんまよく見えなかったんだよね。
そうだね、そこがちょっと1日目の残念だったところだけど。
で、サンロイヤルホテルってとこに長丸が選んでくれて、ちょっとそこに泊まったんですけども、
もちろんその日は桜島って姿だけなんとなくあるけど見えないっていう感じだったんだよね。
スピーカー 2
このサンロイヤルホテル選んだ理由は、13階に温泉があるんだけれども、
そこから桜島ビューっていう、もう俺この桜島ビューっていう言葉でここにしたんだけど。
1日目の夜ね、ちょっと夜だったっていうのももちろんあるけれども、
単純に雨で全然もう視界良くなかったもんね。
スピーカー 1
そう、で、もうそしたら朝もう一回温泉入ろうって言ってね、朝7時ぐらいか起きてね、
温泉行ったらもうその日は晴れてバッチシ見えたね。
スピーカー 2
そうだね、なんかちょうどこう、てっぺんにだけ雲がかかってるぐらいだったよね。
スピーカー 1
そうだね、まだその時ちょっとかかってたんか、雲が。
スピーカー 2
そうそう、まあでもすごいね、このホテルにしてよかったってマジで思った感じの朝でしたね。
スピーカー 1
そうだね、あのホテルの中からも見れるしね。
うん。
で、それからうちらは朝早くから城山展望台にまず向かったんだよね。
そうそう。
で、城山展望台からもものすごく桜島とその鹿児島市の街が一望できる場所があって、
これ実際にね、その行った時の音声もあるんでよかったらちょっとそれを聞いてください。
おーすごいね。
スピーカー 2
すごいすごい。あ、ここかな?
あ、着いたよね。たぶんここだよね。
スピーカー 1
ここだね。
スピーカー 2
展望港に着きました。
スピーカー 1
桜島が、あ、結構見えてんじゃない?
スピーカー 2
いいじゃんいいじゃん。
スピーカー 1
いいね、だってちょうどてっぺん見れたじゃん。初じゃない?見えたの。
スピーカー 2
この旅来て初だよ。
スピーカー 1
うわ、めちゃめちゃ綺麗だね。
鹿児島の街並みと桜島が、あ、すごいね。
これめちゃめちゃ、何だろう、開けてんだよね、この木がね。
ちょうど切り倒されてるのか分かんないけど。
スピーカー 2
ここから西郷さんもきっとね、戦争の時に見下ろしたんだよ。
スピーカー 1
ここ見たのかな?
スピーカー 2
見たんじゃない?景色は違うだろうけど。
スピーカー 1
いやーでもすごい。ちょうど朝っていうのがいいね。
スピーカー 2
うん、最高だよ。
スピーカー 1
一応ちょっと桜島って、約2万6千年前から噴火を繰り返す葛飾山なんだよね。
1914年、大正3年に大噴火によって大墨半島と陸続きになっていて、
うちらが行った側とその逆側の東側の方が陸が続いてんだよね、今。
今ね、桜島島内には約3500人ぐらいが暮らしてて、
災害とかそういうリスクもあるけども、
それだけじゃなくて火山灰を活かした農業とか、桜島大根とかみかんとか、
そういうのも有名で、あと温泉なんかもあったりして、
そういった共存をしてるんだよね。
ちなみにどうだった?この展望台。
展望台?
スピーカー 2
いや、まず展望台に行くまでのこの緑の道っていうのがすごいマイナス。
ちょうど雨降った後だったっていうのもあるけど、すごいマイナスイオン感じたよね。
スピーカー 1
そうだね。
スピーカー 2
朝の散歩にはもう本当に、うわ、これはいいぞっていう感じのさ、
マイナスイオンを吸いながらの展望台で桜島ビュー、もう素晴らしかったね。
スピーカー 1
素晴らしかったね。
当日の音声でも言ってるかもしんないんだけども、バッチシ見えたね。
スピーカー 2
そう、この時が一番綺麗だったかな、もしかして。
スピーカー 1
そうなんだよ。そんなことあるっていうぐらいたまたまね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で、もう話変わるけどさ、勝川山っていう桜島ってさ、住んでる人はやっぱこれ当たり前なんかなと思うけどさ、
翌日車見たらさ、なんかすげえ汚れてたんだよね。
スピーカー 2
なんかさ、初め雨降ったからさ、まあ汚れたんだなって。
ほら二人でさ、朝駐車場行った時にそう、なんか汚れてんねつってさ、まあ雨降ったからかってなんか簡単に流しちゃったけどさ。
スピーカー 1
そう。
スピーカー 2
あれ、そういうことなんだよね。
スピーカー 1
最後の終わりぐらいに、いやこれ汚れすぎだろおかしいだろって思って。
スピーカー 2
そうそうそう。
スピーカー 1
そうだこれはって。
スピーカー 2
これそうなんだって。
スピーカー 1
ね、たぶん火山灰が混じってるんだろうね。
スピーカー 2
うん、なんかすごい、だってこんな1日じゃ汚れないよってぐらい汚れてたもんね。
スピーカー 1
うん、でもなんか鹿児島の人はこう当たり前でやっぱその風向きによって洗濯物干したりとかなんかそういうのも考えてるらしい。
スピーカー 2
ああ、まあなんかやっぱ自然と共存してるんだねその辺は。
スピーカー 1
そうそうそう、うちらにはない感覚かもしんない。
スピーカー 2
まあそうだね、うちらはそんな洗濯物干すの風向き考えてとかやんないもんね。
スピーカー 1
そうそうそうそう。で、この城山さ、展望台の周辺にさ、まずあの展望台のこうすぐ近くに少しちょっと山登ってったのかな。
西南戦争で使われたさ、あの殺軍の本エアートっていうのがあるんだよね。
あとちょっと車で行ったとこに、最後高森の洞窟っていう名前であるんだけども、
この感想言う前に一応背景をちょっと説明すると、これ何回でもオットキンでもちょっと言ってるかもしんないんだけども、
西南戦争って日本史上最大にして最後の氏族の反乱って言われるような大規模な戦いで、
もともとはその最後高森って明治政府でもすごく重要なポジションについてたりとかしていたんだけれども、
その政府内の対立があって、青函路を巡ってその最後高森は朝鮮を武力をもってでも開国させるっていうような、
そういった意見になったんだけども、まあ今はそういうんじゃなくて、その地獄にもっと目を向けるべきだっていうところで、
意見が対立して明治政府を去るんだよね。で、これが明治6年の政変と言われるんだけども、
そこで鹿児島へ戻って私学校創設して、で、そこでさ、政府に不満を持つ氏族っていうのは当時多くて、
まあ担ぎ上げられる形で、で、この戦いってまあ約3万人の元氏族とさ、明治政府軍6万人との物量の差もあるし、
あと近代兵器っていう面でも最後高森率いる元氏族は劣勢になってさ、
もう鹿児島まで撤退して城山のこう洞窟に最後楼上するんだよね。
で、まあ最後高森自身はこう銃弾を受けてさ、最終的には自決をしてしまうっていうところで、
で、その城山で撮影戦争の軍の士気を取った場所っていうのが城山展望台の近くにあったんだけども、
これ奇跡的に見つけたよね。
スピーカー 2
なんかなんとなーくこっちかなーみたいな感じで歩いてたらたまたま見つけた感じだよね。
スピーカー 1
そう、なんかガイドさんが仲間がちょっと後に追ってて、俺が止めようとして、やめなよみたいな。
スピーカー 2
逆だよね。
スピーカー 1
やめろよ。たまたまね。
いやで、これ石中だけだったんだよね。
スピーカー 2
まあそうだね、後っていう感じだから完全に。
スピーカー 1
そうそう、なんかどっかの資料館で見たけど、すごいさ写真が残っててさその当時の。
なんかだいぶ開けててさ、殺軍がさこう構えてるようなところがあったよね。
うん。
で、こっからね、最後高森洞窟に駐車場から最初歩いていこうと思ったんだけど、いやこれちょっと明らかに距離あるよねと思ってね。
そう。
で、ちょっと聞いたら車で行けるよっていうところでその洞窟に行ってきたんだけども、
ここがあの最後高森がその自決前の数日間を過ごしたその洞窟なんだよね。
うん。
どうでしたこれ。
スピーカー 2
いやーなんだろうね、普通にさお店とかがさ近くにあってさ、で、もうポーンってさあってさ、ここだみたいな感じでさ、なんだろうな。
洞窟っていうから結構奥まったところにあるのかと思ったら割とさ、こう表に面しててさ。
スピーカー 1
あ、そうだね。
スピーカー 2
そういう意味ではちょっと拍子抜け食らったかなっていうところはあるんだけど。
まあなんだろうね、こういうさ、普通に人が本当に気軽に通れる場所にさ、ポーンってあるじゃんあそこって。
スピーカー 1
確かに。だってすぐ車止められる場所にあるもんね。
スピーカー 2
そうそうそう。だからなんだろうね、やっぱこう街と歴史がすごい共存してんなっていうのは、なんかここなんかまさにそれだよねって思ったけど。
スピーカー 1
ああ、当時はもしかしたらもっとすごい山の中入っていくやつだったのかもしれないけどね。
スピーカー 2
うん、今となってほら道も開けててさ、なんかもうなんなら道路沿いにあるじゃんあれ。
スピーカー 1
確かに俺も洞窟って聞いてたから、もうちょっと歩いてさ、それこそ展望台の方がなんかすごい山の中行ってる感じあったよね。
スピーカー 2
そう、マイナスイオン感じる間もなく車止めたら、あ、洞窟だって感じだったもんね。
スピーカー 1
そうそう。2つさ、洞窟があってさ、右側、まあうちらからその見て右側の方はさ、だいぶ深くて、ちょっと中まで見れなかったけどね。
うん。
ああ、ここに過ごしたんだと思って。
スピーカー 2
ね、なんかこう歴史をなんだろう、頭の中でこうここで何か潜んでてとかっていうのをちょっと思い浮かべながらこう見てさ、なんか歴史の場所に来たなっていうのはすごい感じた。
スピーカー 1
そうだね。で、その後も維新ふるさと館ってところに向かったんだよね。
スピーカー 2
そうそう。
スピーカー 1
ここね、最初その平成6年にオープンしたもので、何度かこう回収してるんだって。だから結構さ、その新しかったもんね。
スピーカー 2
まあ綺麗だったね、本当に。
スピーカー 1
そうそうそう。ここはなんだろ、いろんな資料があって、明治維新の鹿児島のことが知れるっていうような感じかな。
スピーカー 2
そうだね、なんか歴史を学びたかったらここに来ればさ、すごいさ明治維新とかその、特に薩摩を中心としたね、明治維新っていうのがすごいわかると思うんだよね。
スピーカー 1
あ、そうだね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
最初なんかうちらがちょうど行ったら、あの維新体育館ホールっていうところで30分ぐらいだよね。
スピーカー 2
あれそうだね、そんぐらいだったと思う。
スピーカー 1
ロボットとかね出てきて、いやマジでお金かかってんなと思って。
スピーカー 2
なんか俺別にあれ、西郷さんたち必要だったのかなって気がするんだけど正直。
いやなくてもあれ別に。
だってあそこにお金かけんだったらなんかもっと映像来ればいいじゃんってちょっと思っちゃったんだけどね。
スピーカー 1
だからそれもさ、時代じゃないな。今はさ、プロジェクションマッピングとかさ、3Dシアターみたいなのできるけどさ、いやでもなかなかないじゃんあれって。
スピーカー 2
まあそうだね、ああいうちょっと人形、人形劇っていうのはまたちょっと違うんだけどさ、大久保利道が常にずっといてさ、村田新八とかがさ、いるんだかいないんだかみたいな感じで出てきてさ。
スピーカー 1
そうだね。
スピーカー 2
俺はなんか一人でちょっとつぼってたけどさ、俺あんまり、これあんまりいらないんじゃないのかなって。
スピーカー 1
そんな風に思ってた。いやでもまさかの西郷たこもりがあそこに出てくるなんてって誰もが思わなかったね。
スピーカー 2
いやどうせここはそうだろって思ってたみんな。あそこだけ絶対ここはこれ最後のやつでしょっていうところあるじゃん。
スピーカー 1
そうだね。もう多分全員が思ってたけど、でもそれでもあの存在感すごかった。
スピーカー 2
ね。なんかね、俺聞いたことあるんだけど、やっぱりさ、大久保利道っていうのはさ、ちょっと西郷たこもりを裏切ったみたいな感じになっちゃうじゃん。歴史のその流れ的に。
スピーカー 1
うんうん。
スピーカー 2
だからね、なんかちょっと嫌われてるっていうところはあったらしいのよ。今は知らないけど。だからちょっとこう扱いがちょっと雑になってるというかさ。
スピーカー 1
あーはいはい。
スピーカー 1
あ、確かに。良かったね。橋もあって。高凸川って言うんだ。よく覚えてたね。
スピーカー 2
いやいや、有名だよこの川。
スピーカー 1
あ、そうなの。
スピーカー 2
うん。鹿児島の川って言ったら高凸川じゃないの。
スピーカー 1
そうか。で、ここを後にして、もう塊なんだけど、その千丸園とさ、小湖修正館と、まあ維新館っていうところがだいたいこう隣り合わせにあるんだよね。
スピーカー 2
もうこの3つはほぼ1個のところって感じだよね。
スピーカー 1
そう。まあここは時間かかるだろうと思って言って、話す前にちょっと簡単に背景を説明すると、これ自分もやった回なんだけど、島津成明がさ、当時その藩主で江戸末期になるとさ、外国の脅威をこう日本は目の当たりにするんだよね。
うん。
そこでさ、島津成明がこう勧めた布告強兵とか食産工業の一環として、あの修正館事業っていうのを展開するんだよね。
うん。
で、これが島津家別邸が江戸の初期ぐらいにできたんだけども、この千丸園の敷地にあった築林を切り開いて作ったんだって。
うん。
で、そこではさ、やっぱ近代化事業を推進するために、まあ製鉄とかガラス、宝石とかね、食品加工、印刷なんかを取り組んだりとか、反射炉の建設なんかもしてるんだよね。
うん。
で、ちょっと先にさ、反射炉、うちら見てきたけど千丸園の中にあるんだよね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
そうそう。最初さ、どこにあんだろうってちょっと探したよね。
スピーカー 2
まあなんか、残ってんかとちょっと思っちゃったからさ、実際ちょっとぐらいは。なんかさ、全然形はほぼなかったじゃん。実際に行ってみたら。
スピーカー 1
あ、そうそうそう。だからレンガの煙突を支えた石組みの基礎だけ残ってんだよね。
スピーカー 2
そう、だから透明じゃ全然わかんなくてさ、近く行ってさ、こう見下ろして、ああここかみたいなさ、そんな感じだったじゃん。
スピーカー 1
そうそう。だからね、資料によってさ、自分、萩の反射炉見た時に、にら山と萩っていうのは形として完全にその煙突部分は残ってるじゃん。
うん。
で、資料によってはね、日本で残ってるのは、この薩摩のその反射炉も入ってる場合があんだよ。一応移行としてあるわけじゃん。基礎部分だけだけど。
まあまあまあ、はいはい。
だからまあトータルでも、この基礎部分を合わせたらこの3つだけなんだよね。
まあそんな貴重なものがあって。だからおそらくね、これね2号炉のものって2番目にできた、1回目が失敗してるんだよ。薩摩って。
2号炉のものなんじゃないかって言われて、それでもまあなんだ、大きかったね。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
で、続けて話すと、その後さ、島津のアイリアキラって結構若くして亡くなっちゃって、修正官事業って1回こう縮小するんだよね。
たださ、撮影戦争ってイギリスと薩摩の間で戦争が起こって、そこでさ、もうちょうど修正官って海沿いにあるからさ、そっからイギリスの砲弾とか浴びて、ほとんど破壊されちゃったんだってね。
そういった戦争があって、やっぱり修正官事業、その近代化を強化しなきゃいけないっていう取り組みがまた再び起こって、工場軍とかをまた力を入れて作り出して、
そこでさ、イギリスに留学生を派遣なんかも薩摩を行って、防石機械をさ、例えば買い入れて防石業に力を入れるっていうのもあって、
そのさ、防石をするにあたってもイギリス人技師を招いて、宿舎として建設された場所があって、それがあの偉人館っていうとこだったんだよね。
この偉人館どうでした?
スピーカー 2
偉人館、建物としてさ、やっぱ、もちろんあれさ、移築したって言ってるからさ、実際当時のまんま建ってたものじゃないっていうのはわかってるけどさ、すごいやっぱ歴史を感じたよね。
スピーカー 1
感じたね。
スピーカー 2
俺、長崎行ったことあってグラバー園見てるんだけどさ、グラバー園の建物にすごい似てるなって思ってさ、
やっぱりなんかその当時の異国の人はこういう建物に住むんだっていう、なんかそういうのが一貫してあるのかなっていうのはすぐ感じたね。
スピーカー 1
確かに。日本家屋ではないっていうのは明らかわかるね。
スピーカー 2
そう、で当時やっぱ珍しい2階建てっていうところもさ、なるほどねって思うしさ。
スピーカー 1
そうだね。偉人館はあれだよね、中入るともう本当資料館になってるような感じだったよね。
スピーカー 2
そうそう、まあそれはそれですごい味わってさ、なんか説明してくれるボランティアガイドの方もいてさ、説明を受けたりはしたけど。
スピーカー 1
ああ、そうだね。
スピーカー 2
小片郎が是非って言うからね。
スピーカー 1
やめろよ。そう、まあ人がなんかいなかったんだよね、土曜日だけど。
スピーカー 2
ね、なんか穴場なんじゃないかって思って、偉人館って意外と。
スピーカー 1
偉人館穴場なんだよ。だってやっぱりみんな洗顔園とか小湖修正館の方行って偉人館行かない人多いんじゃないかなって思うけど、行ったらね。
ちょっと離れてるもんね。
あの駐車場ね、是非おすすめだよね。
スピーカー 2
無料だから。
スピーカー 1
ああね、入館料払えばね。
で、ちょっとその時代を進むとさ、1915年に修正館っていうもの自体が閉鎖されるんだよね。
で、これ1923年に当時の島津家30代当初の島津忠重が、その唯一その修正館の残された機械工場があって、そこをね、博物館として活用しようっていうところで、小湖修正館っていう名前をつけて開館したんだよね。
スピーカー 1
ここが島津家の歴史とか文化を紹介する博物館になっていて、小湖ってさ古きを遠飛ぶっていうような言葉からつけたらしいんだよね。
そうそう、そんな島津家の歴史なんかを学べる博物館行ってきたんですが、どうでした?
スピーカー 2
俺は一番印象だったのはさ、小湖修正館で小片郎がびっくりする発言をしたのを覚えててさ、俺は昔の歴史は興味ないわみたいなことをあの場で言い出したのがびっくりしたんだよね。
スピーカー 1
違う違う、それは詳細に言うと、幕末より前でしょ。
スピーカー 2
俺頭入ってこないわとか言って、この人何しに来たんだよみたいなさ。
スピーカー 1
だってすごい前からあるじゃん。あれだって江戸時代より前からあるでしょ、全然。
スピーカー 2
そうそうそう、もうずっと、結構本当にずっと昔からある歴史っていうのを展示。
あそこが完全に資料館じゃん、小湖修正館こそ。
でさ、うちらさ先に偉人館行っててさ、偉人館も正直近代化っていう部分はさ、ほぼ被ってたんだよね。
でさ、先に俺近代化の方偉人館で見ちゃってから小湖修正館行ってるからさ、修正館の方はいはいっていう感じになっちゃったんだよね、正直。
これ見ててで、その要は近代よりも前の方がいっぱいあってさ、小湖修正館ってで、
あーなるほどねってこう見てたら小片郎が衝撃の一言を言うからさ、おいって感じで俺は思ったよ。
スピーカー 1
いや違う、その背景にはね、俺この旅行を通して思ったのが、長丸の見るスピード早いんだよ、常に。
俺が遅いっていうのを気づいたんだけど、それで長丸がいつも出口付近で待っててくれるじゃん。
それが申し訳なくてさ、俺もう切り替えてこれ全部見ようとしちゃダメだなと思って。
スピーカー 2
いやいやそんな別にそこはいいんだよ、ペースがあるじゃん。
スピーカー 1
いやいや、そういう思いもあったかもしんない。
スピーカー 2
いやいやいや、なんか俺悪い見たくなっちゃってるじゃん。
スピーカー 1
いやいや、だからすごいなって思って長丸のなんだろうね、やっぱりインプット力が、それでいて自分よりはるかに覚えてんだよね。
スピーカー 2
覚えてないよ、俺全然やってるフリだから。
スピーカー 1
いや嘘だ。
スピーカー 2
いやほんとほんと。
俺ね、取捨選択してるんだよ、実は見てる時って。
スピーカー 1
何見てんの?主に。
スピーカー 2
なんだろう、ちょっとこれ感覚論で申し訳ないんだけど、俺文化的なものって正直分かんないのよ、全然。
なんか壺、この壺いい壺ですよって言われても全くしっくりこないわけよ。
だから大げさに言うとそういう文化的なものって一切見てないのよ。
スピーカー 1
あ、そうなんだ。
スピーカー 2
そう、だから例えばさつまきりことか置いてあるじゃん、置いてあったとするじゃん。
俺目で見てスルーだからね、そのまんま、全然説明も読まない。
スピーカー 1
あ、そうなんだ。
スピーカー 2
そう、よく分かんないんだもん、俺読んでもね、あ、そうなんだ。
なんだ、そうなんだというか本当に分かんないの。
なんかそういうさ、芸術的なものがさ、小片郎と違って俺本当にないからさ。
スピーカー 1
いや、俺もないけど、でも、え、じゃあ何、あの年表とか見てんの?
スピーカー 2
年表とかは見る。で、時代の流れとか、そのなんだ、ここでこういう出来事があって、
あ、じゃあこの資料はここの資料なんだとかそういうのは見てる、だから。
スピーカー 1
あ、じゃあ俺と逆だ。俺はそういう資料は逆にもうネットとか本で見れるじゃんと思って、
現物って見れないじゃん、その自分の目で通してって。
だから逆にそっちを見ようとするかも。
スピーカー 2
現物はもちろん見てるよ。見ててその、あの、例えば壺見るじゃん。
壺は、壺自体は見ないけど、壺を見て、この壺は年表で言うとここかみたいなのを見てるってことだよ。
スピーカー 1
あ、そうなんだ。
スピーカー 2
まあ壺で、ごめん、壺で例えちゃうのがあんまり良くないのかもしれないけど、
要はそういうこと、掛け軸だとかいっぱいあるじゃん、あそこ。
スピーカー 1
あったね。
スピーカー 2
で、あそこすごい証拠修正感一番いいなって思ったのはさ、こうぐるって回ると、
もう本当に年代順に並んでるからさ、資料から全て。
スピーカー 1
あ、俺逆から言ってたけどね。
スピーカー 2
そうそう、だからもう初めからなんで逆から言ってんのって俺思ったもん。
スピーカー 1
もう鼻から見る気ねえんだなって思って。
違うそれは、一緒に行ってたらさ、長丸にどうせ遥か先に行かれちゃうから、
逆から行けばさ、ペースが分かるじゃん。
あ、やべえっていうのが途中でさ、合流するから。
スピーカー 2
いや、それは違うと思うよ。
俺初め小片郎がさ、なんか時代順になってんの分かんないで、
なんかちょっと俺と離れたところから見出したのかなってちょっと思ったんだよね。
スピーカー 1
最初は分かってなかった。だって書いてなかったよねあれ。
こっちからですっていうのが。
スピーカー 2
あ、順路ってあった気がするけどなあ。
ちょっとごめん、裏覚え。でも俺は迷うことなく順路っていうか、
その正しい順路に行けてたから。
スピーカー 1
俺はね、途中で気づいたよ。さすがに。
これはなんか違うなって。
あと行き交う人がみんな俺と逆から来るからなんだろうって思って。
スピーカー 2
たぶんみんな小片郎なんで逆走してるんだ。
あれ大人の近代史の小片郎だよなっていう感じだったじゃんみんな。
スピーカー 1
でも逆に良かった。自分はその近代とかの方が興味あるから、
なんか最初に興味ある方から行っていうのが良かったかも。
スピーカー 2
で、古代は捨てたと。
スピーカー 1
古代はもう長丸が待ってるから。
スピーカー 2
いや待ってないよ。
俺あの島津の像の近くでうろうろしてたじゃんずっと。
スピーカー 1
ああそうそう。もう最後全部見ちゃったんかなと思ってて。
スピーカー 2
まあ小片郎よりは確かに早く見当てたけどそんなに変わんなかったよ実際は。
スピーカー 1
でもちょっと僕の印象で証庫修正館って、
なんか結構資料とかがメインなんだと思って、
逆に反射炉とかそういうのも含めてあんのかなと思ってたけど、
それが千丸園の方だったんだよね。
スピーカー 2
まあその証庫修正館自体は何だろう。
資料を展示してる、あれのなんていうんだろうね。資料館本当に。
スピーカー 1
そうだね。博物館って言ってたからまさにそうだよね。
スピーカー 2
資料メインのちょっとそういうところかなっていうところで、
まあそこもどっちかというとお勉強向きかな。
スピーカー 1
そうだね。そこでさらにその証庫修正館の隣にある、
これが一番大きい千丸園に行ってきて、
これさっきも言った江戸初期に作られた島づけ別邸で、
すごいさ、どんどん江戸時代を通しても庭とかを広くしたりとか、
いろいろ拡張したりとかしてるんだけども、
本当に広大な日本庭園が広がっていて、
すごい綺麗なとこだったよね。
スピーカー 2
本当にさ、いい庭だって感じだよね。
スピーカー 1
そうそう。桜島と日本庭園がバッチリ見えるとこあったじゃん。
あそことかもホットスポットだね、まさに。
スピーカー 2
みんなあそこで写真撮ってたもんね。
スピーカー 1
そうそう。でもここはこの日に、この時間に行ったっていう長者たっての希望があって、
あの曲水の宴っていう、1年に1回しかやってないのがやってたんだよね。
スピーカー 2
ちなみに俺じゃないよね。尾形郎が行きたい。どうしても行きたいんだっつって。
スピーカー 1
違う。調べたら1年に1回って書いてあって。
あれちょっとね、これ調べたらね、千賀園の中に曲水の庭っていうのがあって、
これね、1959年に発掘されたものなんだって。
スピーカー 2
あ、そうなんだ。
スピーカー 1
そうそう。で、現像する国内の曲水の庭の移行の中でも最大って言われてて、
うちらが見たらたまたま曲水の宴って平安時代に生まれた宴のやり方で、
なんかYouTubeとか見たら他の地域とかでもやってるんだって、こういうの。曲水の宴。
これを島津家もやってたんだろうね。
で、これさ、川が流れててさ、上流から流した杯を流すんだけど、
そこにさ、流れてた川のところにさ、再度に人が何人か配置されてるんだよね。
で、その人の前を通り過ぎのうちに和歌を作って読み上げなきゃいけないんだよね。
そんな風流な宴を催しがあって、どうでした?
スピーカー 2
いや、始まんないから俺らそこ出したじゃん、そこは。
スピーカー 1
やめろよ。でもまだ雰囲気は感じたって。
でもね、行ってね、すごい遠かったんだよね。
スピーカー 2
まず、全然見えないじゃんっていうのがあって、
プラス、遅いんだよ、全てが。
スピーカー 1
それは風流な宴だから。
スピーカー 2
そう、現代人にはやっぱり合わない。俺は現代人だからね。
ベランめぇってなっちゃったよ。
スピーカー 1
でも、ものすごい人だかりがいてね、ほんと見るとこがないぐらいだったよね。
スピーカー 2
で、小片郎もさ、これもういいよっつって。小片郎が言うからじゃあ行こうぜっつって、出て行っちゃったじゃん。
スピーカー 1
やめろよ、俺待ちなんだけどって言われたから行ったんだろ。
スピーカー 2
いや、小片郎が行きたいっつって、だから昨日済むまでって思ったんだけど。
スピーカー 1
いや、でもまぁ、俺ちょっとそこでやっぱり平安時代ってさ、そうやってさ、ピラミッドの頂点にいるような人たちがそういうんだね、遊びをして、中でさ、その底辺にいる人たちって、どんだけ過酷だったんだろうなって、その弱肉強食をすごく、なんかその背景に見えたんだけど。
スピーカー 2
ね、なんか小片郎そればっか言ってたよね。俺はなんかそこまで、なんかうがって見てなかったんだけど、なるほどなってちょっと俺は感動した、小片郎のその意見に。
スピーカー 1
いや、だってさ、そんな優雅に暮らせてる人なんてごく一部なのに、でもそれでもあんだけ楽しめちゃう、あの、なんだろう、当時の人たちの、上流階級の人ってすごい、ある意味すごいなって思っちゃって。
スピーカー 2
ね、なんか、伝統ってやっぱすごいなっていうのはさ、こう、今の時代で見てもさ、あれってみやびなものじゃん。
うん。
ね、あれがずっと受け継がれてきてるって考えると、まあもしかしたらちょっとアレンジされちゃってんのかもしんないけどね、だとしてもまあ、なんかすごいなって思ったよ。
スピーカー 1
確かにね。
うん。
で、この千丸園さ、まあ本当に広大でさ、あの中にはさ、御殿って言われてる結構立派な建物、中入れるんだよね。
うん。
これちょっとね、調べたらさ、あの芸品館としても使われてたみたいで、ロシア皇帝ニコライ二世なんかも皇太子時代に訪れてんだって。
スピーカー 2
ああ、あの小片郎のやったニコライ二世ね。
スピーカー 1
そうそうそう。
あとさ、なんか柱の上ぐらいなのかな、あの飾りみたいなのがさ、なんか変わった形のがあったじゃん。
スピーカー 2
うん、いっぱいあったね。
スピーカー 1
あれ何だろうと思って調べたらさ、釘を隠すための飾りなんだって。
スピーカー 2
ああ、じゃああそこに釘があって、それをこう隠してるんだ、あれが。
スピーカー 1
そうそう、なんかね、あそこね、11種類あるらしくて、本当に面白い桜島大根とかの形とか、ぜひ皆さん行ったら見つけてみてください。
スピーカー 2
ね、あのちょっと上で見てると柱の、なんて言えばいいのあそこ、ちょっとうまく言葉になんないんだけど、まあ柱とかにこうあるよね。
スピーカー 1
そうそう、ちょっと上の、目線をちょっと上の方にね。
うん。
あと、なんといってもなんか長丸がこれは食べたいって言ってたジャンボ餅食べたよね。
スピーカー 2
あれ、ジャンボ餅って言うんだっけ?
スピーカー 1
そうそう、あれね、名物なんだって。
スピーカー 2
ああ、そうなんだ。
スピーカー 1
昔から食べられてて、江戸時代ではその薩摩武士にこう愛された名物って言われてて、
うん。
特徴がさ、2本の竹串が丸い餅にこう刺さっててさ、それがまあ特徴的でさ、なんかこれがね、武士がね、腰に大小の刀を2本刺してるじゃん。
そんな姿から来てるんじゃないかとも言われてるんだよ。
スピーカー 2
ああ、そうなんだ。なんかあれ、すごい良い匂いを発してたじゃん、あの周辺に。
スピーカー 1
うん。あれ美味しかったよね。
スピーカー 2
美味しかった。三鷹団子だよね、くすぐり簡単に言うと。
スピーカー 1
ああ、そうだね。
うん。
どうだった?その千丸苑。
スピーカー 2
まあ千丸苑はね、もうハズレはないかなって思ってた通りでさ、すげえさ、良くも悪くもやっぱり観光地化されてるからさ、何もかも綺麗だったね。
スピーカー 1
あ、そうだね。俺もそれちょっと思った。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
なんか、外国人が好きなザ・日本って感じの。
スピーカー 2
そうそうそうそう。なんかね、だから観光地化されてるのを全部否定するわけじゃないんだけど、すげえさ、やっぱこう、これは人来るよねみたいな感じの作り、見せ方もそうだし作りもそうだしさ。
歴史っていうよりは、なんか、こう観光で楽しむぜっていうようなのがちょっとメインになってるっていう気がしたね。
スピーカー 2
そういうなんか全てのニーズに対応できる場所だなっていうね、気はした。
スピーカー 1
そうそう。まあそんなわけで鹿児島市を後にして、ちょっと時間があって最後一個行けるんじゃないかって言ってね、
これ長丸がキリシマ神社へ行ったんだよね?
スピーカー 2
そう。で、キリシマ神社ね、俺はちょっとね、小片郎がね、そんなにキリシマ神社行きたくなかったんだっていうのを俺は後で知ってさ。
スピーカー 1
いやちょっと待って、そんなことないよ。
いや、終始テンション低かったじゃん。
スピーカー 2
違う、あれはもう酔ったんだよ俺。3中で完全に酔っちゃって、もうなんか気持ち悪いと思ったあそこ。
いやもう、俺早く入りたいんだけど感をすげえ出してたからさ、ちょっと悪いことしたなって俺は思ったよ。
俺のわがままに付き合わせてさ。俺、ほら、後時期の回でさ、その天孫降臨の話とかやったからさ、
祭神ににぎだからあそこ行っときたいでしょっていう、普通に思っちゃったんだけどさ。
スピーカー 1
小片郎はね、まあほら、古代は好きじゃないからさ。
スピーカー 2
いや、ちなみにそうなんであれ、神話になってその天孫降臨の主人公のににぎの御子と祀ってんでしょ?
スピーカー 1
そうだよ、祭神がににぎだよ。だから行きたいなって思ったんだもん。
スピーカー 2
いや、よかったよ、ほんとに。
スピーカー 1
いやいやいや、ほんと?ほんと?
だけど、あそこ行ったことで結局線で動いたなって思って。
スピーカー 2
いやでも、もう他ね、ここに絶対行きたいっていう場所があったわけじゃないからさ。
スピーカー 1
まあそうだね、そう長丸のやっぱアグレッシブな運転に、もうちょっとやっぱ感動してるね。
スピーカー 2
いやいやいや、別にアグレッシブじゃないよ。
スピーカー 1
まあ、そうそうそうそう。
あ、ちなみにあれ、ちょっと霧島神社ってさ、背後に霧島山ってさ、何回も噴火してるんだってね。
そこでさ、なんか車電が消失したりとかで、一点何回か繰り返してて、今あの江戸時代にか、江戸時代1715年にあそこ車電ができたものなんだって。
スピーカー 2
ああ、そうなんだ。そのくらいのものなんだ。
スピーカー 1
そうそう、そんな歴史があって。
でも俺はね、長丸も買ってたけど蒸気屋でさ、自分は焼きドーナツとかそういうセット買ったんだけど、あれほんと美味しかったよ。
スピーカー 2
あ、どっちが美味しかった?
スピーカー 1
いやごめん、まだ焼きドーナツしか食ってない。
スピーカー 2
なんだよ。カスタードン食べてよ。カスタードン超美味しいから。
スピーカー 1
カスタードン美味しいんだ。
スピーカー 2
美味しいよ。あの匂いしてたじゃん、焼きドーナツの。
うん。
あの匂いの生地だから。
スピーカー 1
あ、そうなんだ。なんか…
スピーカー 2
ちょっと俺焼きドーナツ食ってないから知らないけど、たぶん生地一緒なんじゃないかな。
スピーカー 1
うちの妻がカスタードン食べてて、ハギの月に似てるって言ってた。
スピーカー 2
あ、そうそう、ハギの月に似てるかも。
まあそうだね、似てる似てる。味もたぶん近いと思う。ちょっと似てると思う。
スピーカー 1
あ、霧島神社のね、ちょっと降りたとこにあってさ、あの焼きドーナツってほんと焼きたては自分食べれなかったんだけど、あそこ焼きたてがね、数があれば食べられるみたいだし。
うん。
でね、家帰って説明書書いてあって、電子レンジでね、こうチンすると、その焼きたてのような感じで柔らかくなって食べれるのよ。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
それにちょっと感動した。
スピーカー 2
なんかあれでしょ、だって小片郎霧島神社は興味なかったもんね。
スピーカー 1
いやあったよ。いっぱい写真撮ってたじゃん。
スピーカー 2
え、いやもう無言でひたすらさ、写真撮ってもう後で見ようみたいな感じだったよね。
スピーカー 1
いや気持ち悪かったから。
スピーカー 2
俺はちょっと悪いことしたなーってちょっとね、俺はちょっと一人で後悔してたよ。
スピーカー 1
いやだって長丸も別にさ、ここ別に見るとこそんなないからさって言ってたし。
スピーカー 2
いや小片郎に気遣ったんだよ。
スピーカー 1
うっそ。
スピーカー 2
無視しなくていいぞって。早く切り上げようぜって。