大人になりたい旅がしたい。このポッドキャストでは、旅行とお酒が好きな同級生2人が、大人だからこそ知りたい、ちょっとディープな国内旅行のモデルコースを紹介していきます。旅のお供はこの2人。
旅が生き甲斐な旅行ガイドブックの編集者、はるやです。 ディープな旅がしたいけど、知識がない旅行初心者、内田です。
前の収録からあんまり時間が空いてなくて、導入に晴らすことがねえ。 なるほど、なるほど、なるほど。
もうちょっと早速ですけど。 本題に入っていきましょうかね。
縁を醸す”讃岐三泊” 外さぬ旅の杖を片手に”の2日目というか、3日目になるかね。 そうだね、正式に言うとそうなりますね。
前回は夜に高松に到着して、夜ご飯を食べて、一泊して、そこから1日観光してということで、今は丸亀のホテルにいるっていうところからですね。
前提として今回は高松から西側にしか行かない3泊になっていますので、それをお酒というもののテーマにひたすら飲んでいるというような素晴らしいテーマですね。
いや1日目マジで酷かったからね。 ずっと飲んでた。 何を見ても飲んでる。どこ行っても飲んでる。
あともう一つのテーマとしては、僕一人でも、あるいは今回実際我々行った時にでもね、地元の出会った梶川町宮崎さんを筆頭に、その地元から教えていただいたことでね、
リレーをしてみたら、すごいミラクラが起こったっていうね、そういったことを追体験できればと思っていますので、
この場の先の杖ならぬ、外さぬ旅の杖ということでね、絶対外れのない地元の方の意見っていうのをね、取り入れたモデルコースになっているという形です。
じゃあ3日目ですね。 よろしくお願いします。
この日なんですけれども、ちょっとですね、時間がかなりシビアなものになっています。
というのは、最初に梶川町宮崎さんの時にお話ししたんですけれども、今回の旅行の一つの目的が丸亀の沖にある本島っていう島に行くのが一つの目的なんですね。
これが僕も今回11月初めて行ったんですけど、以前からすごくいいという風に梶川町宮崎さんの対象からも聞いていたし、
僕ね、会社の仲良い後輩に高松で中高を過ごした子がいるんですけど、その子もやっぱり本島がすごい行ってみたい、すごい評判がいいって話を聞いているという風な裏付けがありまして、
これもちょっと行ってみたいというのが結構大きなテーマでした。
本島行くためにはこの丸亀から行かなきゃいけないんですね。
ということで丸亀に前日泊まってからという話をしたいと思います。
が、前日あんだけ飲んでいたにも関わらず、ちょうど朝が早いんですね、フェリーの関係でね。
ということで結構時間シビラに刻んでいきますと、6時50分頃にホテルをチェックアウトしていただいて、
そしてね、本島本島と言ってるわけなんですけど、まずこの本島って一体何なんだっていうことなんですね。
これは歴史好きの方、戦国時代とかが好きな方は聞いたことがあるかもしれないんですけど、
四惑水群という水群の根拠地として有名な島だったものですね。
四惑というのは、潮に飽きると書いて四惑って言うんですね。
四惑諸島っていうこのあたり一体諸島、小さな島の連邦みたいのがあって、その中の一番根拠地になっていたのがこの本島。
今でももちろん人も住んでいらっしゃいますし、戦国時代とかは水群の根拠地として多くの人が暮らしていたっていう島で、
四惑水群集なんてのは、戦いの時も水群の海を渡ってきて活躍する船乗りたちだとして有名な人たちですね。
なので、いわゆる瀬戸内海交通流路、あるいは政治軍事のすごく重要な地位を占めた島になっています。
ですが、今は水群集たちの面影というのはやや薄れてしまっていますけれども、江戸時代の街並みとかがすごく残っているという、街歩きが楽しい島になっているわけですね。
同時に、ここもやはり他の瀬戸内の香川の島の多分に漏れず、アートの島でもあります。
島内は野外アートですとか、そういったアート作品もいろいろ点在していますので、それを自転車とかで巡るという楽しみもあるので、
そういった歴史とアートが融合したコンパクトな島だということがこの本島なわけですね。
というわけで、島内交通の話をまずいたしますと、個人的なおすすめとしては自転車がいいと思います。
車を借りることではないんですよね、正直ね。
そもそも連絡がなかったかもしれないな、今思うとね。
だし車だと狭いと思うよね。
むしろゆぐり取りづらいと思うんですよ。
ただ歩くとやっぱり30分ぐらいは歩く。歩いてもいいぐらいの距離ではあるんですけどね。
ただそういう意味で言うと自転車があるとすごくいいなと思うわけですね。
というわけで、本島港に着きましたら、その目の前に観光案内所みたいなところがあるんですけれども、
ここでまず自転車を借りてしまいましょう。
これは我々があくまで言った2024年11月時点は、レンタサイクル予約ができなかったです。
当日行って借りるというしかできないということを覚えておいてください。
ただ我々は朝早く行ったのも何の問題もなく借りられました。
本島レンタサイクルさんで自転車を借りました。
そうしましたら島を北の方に海沿いに向かっていきます。
だいたい自転車で15分ほど行ったところにあるのが、
笠島町並保存地区という昔の町並です。
笠島というのは頭に被る笠ですね。
島と書いて笠島と読むわけですけれども、
昔はこの笠島地区というのが本島の船の発着点だったそうで、
ここが一番の本島に栄えるところだったんですが、
今は本島港のある我々が自転車を借りたところがフェリーの発着場になっているので、
意外と長いしちゃったんじゃないかな。
そうなんです。
たぶん1時間以上いたと思うんですよね。
なのでね、僕の今日書いたモデルコースの本もそうなんですけど、
だいたい9時半くらいに入ったとして、
10時45分まではいる想定にしてあります。
おそらくそうなるだろうなと思ったらね。
タイミングとかにもよるかもしれないけど、
説明聞いてるとたぶんこんぐらいになりますよね。
なりますよね。
ということでね、吉田邸の見学をしたということになります。
特段物件としては書きませんでしたけれども、
この笠島の辺りって本当に歩いているだけで楽しくてね、
路地裏でもすごい光栄になる小さな路地の街並みがあって、
そこに猫ちゃんが歩いていたりとかね、
そんな感じでそぞる歩きを楽しむのにすごくいい場所ですから、
あまりせかせかせずね、ゆっくりと歩いて、
時間をかけて回ってもらえるといいかなというふうな気がいたしますね。
この街並みの中に民宿とか旅館だったかな、
なんかもあるみたいだったんで、
そういうところに泊まってみるのも面白いかもなと。
面白いでしょうね。
思いましたね。
というこの笠島地区の観光でした。
そこから自転車で10分ほど港の方に戻っていきます、吉田邸を。
そこにあるのが四惑金板諸跡です。
これはまずは歴史的な史跡になるんですけれども、
先ほど申し上げたように四惑諸島というののボスになるのがこの本島です。
なのでこの諸島全体の政務をやっていたお役所の跡がこの四惑金板諸になります。
これ極めて異例といえば異例なんですけれども、
この四惑諸島というのは江戸時代に自治を認められていた島なんですね。
普通だったらどこの島でも丸亀藩領とか小田原藩領みたいになっていくんですけれども、
この人たちは自治が認められていたんです、平民の方々ね。
なのでこの金板諸に交代交代で討伐みたいのを入れて、
それでその人たちが政務を豪下せずやっていたというのがこの四惑金板諸というものなんです。
大官諸とかじゃないんですね。大官はいなかったんですよ。
四惑府から派遣された人とかいなかったので金板諸になっているわけですね。
それが今も残っています。
中に入っていただくと四惑諸島の四惑水群集の歴史だったりとか、
どういうふうに海の男たちが時代を駆け巡っていったのか。
特に小田信長、豊臣秀吉だったりという名だたる権力者から、
やっぱり瀬戸内海の海上交通って本当に大事なポイントだったので、
ぜひ協力してくれというような命令だったり、
そういった話が実際の手紙が残っていたりもしました。
ちょっと歴史の話をすると、
特にこの四惑水群集の人たちの力が示されたのが幕末です。
これも教科書に載っていますけれども、
カンリンマルという船をご存知ですかね。
見たよ。
見ましたよね。
模型とかもあって、
カツカイジュウが乗ったやつか。
そうです。その通りです。
幕府が開国をした後の話なんですけれども、
日米就航通商条約というものを結んで、