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  2. 第33回「松下村塾」やります
2021-09-17 24:35

第33回「松下村塾」やります

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明治維新を代表する革命の志士たちを多く輩出した松下村塾。
 1842年に叔父の玉木文之進がはじめ、 1856年から吉田松陰が中心として教えるようになる。
吉田松陰が教えたのはたった 2年5ヶ月ほど。
入塾には身分関係なく誰でも学ぶことができ、明け方まで議論が白熱することもあった。
いったいどんな教えの場だったのか...
そんな、、、松下村塾をやってみました(笑)

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00:04
学は人たるゆえんを学ぶなり。始まりました、「大人の近代史」よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
これもですね、前回同様、吉田松陰の言葉なんだよね。
そう、これ、人っていうのはどうあるべきかみたいな、人としての正しい生き方とは、それを学問しながら追求しようっていうような、多分意味だと思うんでね。
多分。
そう、まあまあ、ちょっとね、これね、いろんな解釈の仕方もあったから、大体大枠はそんな感じよ。
まあ、そうなんだろうな。
で、今回はね、松下村塾っていうのに、もう絞ってやりたいと思います。
そう、まあなんか、やっぱり吉田松陰って言ったら松下村塾でしょ。
まあそうだね。
で、松下村塾の概要なんだけども、1800年、これ42年に、実はね、吉田松陰が始めたわけじゃないね。
あ、そうなの?
そう、これね、叔父の玉城文之進が始めたんだよね、松下村塾。
ああ、叔父さんね。
そうそうそう。で、しかもね、あの二代目っていうのはまた別の人なの。玉城文之進の次が、またこの親戚の久保五郎左衛門っていう人なの。
いろんな名前がいるな。
そう、で、松下村塾のその三代目が吉田松陰になる。
ああ、そうなんだ。
そうそう、まあそんな流れが実はあるっていうね。
うん。
そう、で、1856年から吉田松陰が中心に、その松下村塾を教えるんだけども。
うん。
これって松下村塾ね、山口県の萩市って今でも一部だけど、あるんだよね、松下村塾の当時の学んだっていうところが。
ああ、場所として?
そうそう、なんか自分もさ、もちろん行ったことないんだけどさ、行きたいなっていうような、今回せっかく調べたんで。
まあそうだよね。
そうそう。でね、これね、自分ちょっと意外だったんだけど、松下村塾って松陰がね、教えた期間っていうのは2年、まあ4ヶ月とか5ヶ月だけなの。
ああ。
そう、こんなわずかな期間に、その多くの明治維新で活躍するような人たちを輩出したんだよね。
ああ、すごいね。
まああとね、生徒の数ね、推定なんだけどこれ、毎日大体30人ぐらいは来てたんじゃないかっていう。
30人。
そう、30人。まあトータルだと200人ぐらいは教わった人がいるんじゃないかとは言われてる。
そうなの。
そうそう。でね、この松下村塾の特徴って、身分関係ないのよ。
うん。
誰でも学ぶことができたの。
うん。
だから例えば足軽でも農民でも町人でも、そう、まあいろんな身分の人が教わってたのね。
ああ。
そう、これって結構ね、例えば長州藩にあったあの明林館っていうところは、武士のくらいの人しか学べないね。
ああ。
そういった意味で松下村塾っていうのは、当時だったら結構画期的なことやってんだよね。
03:04
ええ。
そう、なんかこれさ、高杉晋作がさ、騎兵隊を作ったじゃん。
うん。
これもさ、身分関係なくさ、参加できたわけじゃん。
うん、そうだね。
そうそう、なんかこういうのもちょっと通ずるとこがあんのかなと思って。
うん、まあ間違いなくそうだろうね、高杉晋作に関しては。
うんうん。でね、松下村塾って会費とかお金取ってないのよ、これ。
ああ、そうなの?タダなの?
そう、タダなの。しかもね、さらにね、あの、夜遅くまで、結構時間関係なく熱中したら朝までやるようなとこだったから、
うん。
食事をね、逆にね、用意することさえあったらしい。
なんか至れり尽くせりだね。
すごくない?ほんとに。
うん。
でね、まあ、この授業スタイルというか、午前中はね、結構ね、奇想徹底的というか、寺小屋みたいな感じだな、そこは。
うん。
だから、なんだろ、吉田松陰がこう、幕府を倒すんだみたいな思想を洗脳するっていうことは、してないって言われてるんだよね、そんな。
うん。
そう、だからなんか、6歳とか7歳っていう子が午前中の分には来てて、
うん。
まあ、徹底的に奇想をやって、
うん。
そっからまあ、自我が見栄えたというか、自分の考え持ってから、この夜のね、講義に吉田松陰のその、松下尊塾のこの特徴があるんだけど、
うん。
この今の世の中に当てはめて、思い思いに討論するというか、
うん。
そういうのがあの特徴なんでね。
うん。
で、まあ、そんなんなんで、どうしようかなと思ったの、これ。
え?
今回。
なんで、ちょっとあの、松下尊塾をやってみようかなと思って。
どういうこと?
え、なんか松下尊塾をちょっと経験してみようかなと思って。
なんじゃそりゃ。
だからこれちょっとさ、自分も今までやったことないから、
うん。
すごいとんでもない結果になっちゃうかもしれないんだけど、
うん。
温かく見守ってください。
リスナーの人たちね。
ちなみにね、これ、あとリスナーの人なんだけど、
うちらってさ、その、何やるかっていうのは、
事前に言ってないんだよね、お互いね。
言ってないんだよね。
だって、なんなら原稿とかだってさ、ないわけじゃん。
誰々がこれやるみたいなさ。
あ、そうそうそう。
なんかさ、あの、そういうナチュラルな感じを大事にしたいというかね。
うん。
あれだよ、テーマ決めてない方は結構困ると思うけどね。
そうそうそうそう。
で、唯一ね、1回だけ事前に知ってたっていうのが、
テーマの1つが、永久戦犯の時だよね。
うん。
あの時は録画ができてなくて、2回、1回撮り直してるからね。
ああ、あの不幸な事件ね。
そうそう。
まさかの録音ボタンが。
そう、あの時だけは、実はちょっと知ってたリアクションになっちゃってたんでね。
そうそう、だって同じ話2回聞いてんだからね。
いやでもね、あの伝説の1回目が残ってればって今でも思うね。
06:04
やっぱ全然違うもん、2回目って。
うん。
なんかもう知ってるよみたいな感じのリアクションだしさ、お互いも。
お互いっていうか俺の方だね。
そうそうそう。
で、俺もさ、もう後半疲れてもうはしょっちゃってるからね、結構ね、もういいや。
だって元々長かったもんね、1回目って。
そうそうそう。
まあそんな感じで、じゃあちょっとどうなるか分かんないけどやってみますか。
おお、おおとしか言いようがない。
あれだね、じゃあ永丸が初めて昇華村塾に来たみたいな感じでいいかな。
まさに今だね。
そうそうそう。
じゃあ昇華村塾始めます。
はい。
僕は吉田松陰って言います。
まあこれからね、ちょっと学問というか一緒に励みましょう。
はい、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ちなみにさ、君の名前は何て言うの?
永丸です。
永丸って言うんだ。
永丸ってあれもしかしてその長州の長ってこと?
いえいえいえ、名とがは実は違う字ですね。
そうなの?いやいや、それさ、ちょっと待って。
それと昇華村塾関係ないけどさ、ポッドキャストさ長州の長になってるから。
あ、そうなの?あ、なんか漢字なんだ。
長州の長にひらがなの丸になってるから。
まあいいんじゃない?
まあじゃあ永丸って言うんだね。
そうそう。
そうなんだ、この丸ってさ、ちょうどうちにさ、吉田利丸っていうのがいるのよ。
塾にね。
そうそう、塾に。
あの子ね、16歳で私のとこ来たんだけど、
あのね、実はねその前のさっき言った仙台の久保王っていう人が教えてた時から実はいたのよ。
吉田利丸のちょっと話になっちゃうけど。
でね、この子ね、実はその足軽の出身で、家ね隣だったから結構育ってきてたんだけど、
稼がなきゃいけないって言って、学問をね、もう途中でどうしてもやめざるを得なくて江戸に行ったわけよ、働きに。
だけどやっぱり学問がしたいって言うんで、この16歳の時に私のとこにもう一回来たんだよね。
すごい格好いいじゃない?同じ丸同士で。
あ、丸つながりだから?
あ、そうそう、丸つながりだから今ちょっと話してたんだけど。
でね、この吉田利丸って、艦隊士関優っていう軍人の詩を試しに読ませてみたのよ。
さらね、こんなことを学びに来たのではありませんみたいなって言ったのよ。びっくりしちゃって。
え?
その詩はさ、なんかあの立心出世を称える詩なの。
なんかあの立心出世って社会的に高い地位について名声を得ることっていうのを
叩いているような詩なんだけど、要はもうそんなもんには興味ないってことなんでね。
えー。
びっくりしちゃってさ、その覚悟というか。
09:02
で、続いて申しっていうのも読ませたのよ。
申しも主君を諌めてもそれが聞き入られないのなら諌めても仕方ないって言って
地位を捨てて他国に去った人を政権の人っていうところの文章があったの。
うん。
政権の人って知識とか人格に優れた人ね。
うん。
そしたらさ、吉田利丸がさ、諌めもせず死にもせず、どうしてそんな人が政権の人と言えるのかみたいな。
もう逆にさ言われちゃって。
へへへへへへ。たまんないね。
たまんないでしょ。16歳の子だよ。びっくりしちゃってさ。
だからまあこんな風にさ、丸を繋がりで切磋琢磨してさ、これからやってってほしいなみたいな。
そんなちょっと立派な16歳、勝てる気しないな。
高杉晋作とかさ、玄瑞もさ、一緒にこうやって高め合って関係でやってるからさ。
うん。
そんな感じでやってくれたらいいなみたいな。
まあ長丸は落台性側になりそうだけど。
ごめん、なんかあのすごい冒頭から自分ばっか話しちゃって片付けない。
へへへへへ。ちょいちょい突っ込んでくるな。
で、あの昇華尊塾っていうのはさ、まあそもそもね、こう対話を重視したいのよ。
ああ。
結構そこ重要視にしてて、ちなみに君はここで何を学びたい?
そうだね、やっぱり、これむずいな。考えてねえもん。
特にないか、まだ。
いや、そうだね、ないね。
これね、あのね、難しいんだよね。
ないというか、やっぱりさ、こう何かを学びたいっていうことがない人に希望というか与えるってことって並大抵のことじゃないのよ。
うん。
そうでね、自分の好きな言葉で志を立てて、持って万事の源となすっていうのがあるのよ。
何事も目標や信念を持つことが大切なのよね。
ああ。
そうそう、まあ志だね、志を立てることが全ての始まりみたいな。
ああ。
まあなんかというのも、この前にさ、自分って野山国にいたのよ、牢獄に。
そこでさ、囚人がさ、なんか希望もなく何十年も捉えられてる人もいて、いつさ、解かれるかも分からず、もうずっとそのままかもしれないわけよ。
うん。
そんな時にさ、みんなで変わりわんこに日ごとに師匠になって、学問というか学び合おうっていうことにしたのよ。
おお。
これってね、今何かをやりたいって思ってなかったとしても、あのすごくいいことだなと思って。
うん。
自分が教えるだけじゃなくて、実はさ、その昇華尊塾もさ、みんながさ、こう師匠になったりとかして教え合うっていうのがいいなと思って。
ああ。
まあそんな感じなんだけど。
12:00
いや、いいんじゃないかな。
そうそう、野山国のちょっと響いたかな。
え?
大丈夫かな、これリスナーもういなくなっちゃったかな。
じゃあさ、昇華尊塾って結構ね、自分の好きな書物の好きな部分を選ばして読ませたりするのよ。
個人個人に合わせてやってるの?
そう、個人個人に合わせたりとか、もちろんみんなで意見言い合うってこともするんだけど、個人の進捗に合わせてやったりもするの。
ああ、そうなんだ。
そうそう。ちなみに何か好きなさ、何か言葉とかそんなのあったりするの。
好きな言葉?
うん。
なんだろうね、イージーカムイージーゴーかな。
めちゃめちゃ英語じゃん。
ちょっと先生にはね、理解できないな。
いや、そのまんまだよ。
なんだっけ、悪戦味につかずか。
悪戦味につかず。
日本語だと確かそうだよね、イージーカムイージーゴーって。
イージーカムで簡単に来るものは簡単に出て行っちゃいますよっていう。
ああ、どういうことそれ。
まあ、頑張れよって話よ、要は。
ああ、そうなの?
楽したってそんなにすぐ出てっちゃうようなもんだよみたいな。
ああ、そうなんだ。
まあ、なんかでもそれいいよね。
うん。
なんでそこが好きなの?
え?だから苦労して得たものの方が身につくっていう方がいいじゃん。
おお、素晴らしい考えじゃん。
っていうだけね。
やったのに成果が出ないっていうのが一番悔しいからさ。
やらないでさ、それはさ、成果が出るんだったらいいけど。
うんうん。
まあ、そんななかなかうまくいかないわけで。
ああ、そうなんだ。
そうそう。でも逆に言うと、やったら成果出て欲しいよねっていう。
はいはい。結構やっぱ学べることがあるね。
なんだそれ。
ちょっと大型の入るけど、こんな風にね、吉田松陰って思い思いに書物をこう選ばして好きな部分を読ませるんだって。
うん。
で、なんでそこが好きなのかっていうのを追求していくんだってよ。
へー。
へーって。
で、まあちょっと戻るけど。
今は松陰に戻った。
そうそうそうそう。
先生、あの先生じゃない。あ、先生って言わないな。
ちなみにさっきから君とか僕って言ってるけど、
これ本当にそうやって読んでたの。
へー。
君って相手のこと言って、自分のことは僕って言うんだよ。
うん。
僕はね、好きな言葉って言ったらやっぱり、民は達都市なんだよね。
それそのままでいいんだよね。
そうそうそうそう。これ申しの言葉引用してるんだけど、
うん。
まあ、人民をこう大切にするっていうか、
人民をつかむ政治をしなければいけないっていうようなところだね。
うん。
そこを結構大事にしてて、
神を大事にしない王はさ、変わるべきだっていうふうに正直思うんだよね。
うん。
結局見ていて、この幕藩体制というか、
封建制度だよね。
うん。
幕府がいてさ、家臣に対して領地を与えるわけじゃん。
15:01
おー。
で、それを統治して、年貢も治めなきゃいけないっていう。
うん。
この体制ってさ、結局、四農交渉で言ったら、農交渉が必ず苦しむような仕組みなんだよね。
うん。
そう、だから何だろう、私はもうこういうの変えていきたいから、
民は達都市って好きなんだよね。
うん。
これ、ちゃんと省録してる?
え?
昭和尊塾って、本を読むっていうことだけじゃなくて、省録も大事にしてるんだよ。
省録って?
省録ってね、本を読んだら必ず書き留めて、必要な部分は要約して、
その当時、その当時って言っちゃったけど、コピー機がないからさ、
常に書物は省録って自分で移して、要定をまとめて移す。
なんかそっちの方が勉強になるよね、多分。
うん。だから、どんどん省録してほしい。
え?
何なら音声録音していくからね。
そうそうそう。
これでね、「今年の明は明年の愚となり。」っていうのがあるんだよ。
うん。
今の自分の頭でこう一生懸命まとめたものがさ、1年経って成長してから読むと、
どうしてこんなつまらないことを書いたんだろう、みたいなね。
うん。
っていうふうに成長していくから、省録って本当に大事にしてほしいな、みたいな。
おー、1位あるね、それは。
そうそうそうそう。
でね、私ね、結構授業の中で大切にしてるのって、実は歴史なのよ。
おー。
そうそう。
あ、これさ、音声配信も歴史なんだよね。
うん。
ちょっとなんか。
金の金だしだからね。
そうそうそう。
歴史ってさ、大事にしてて、読み方によっては思想書よりも勝るのよ、歴史って。
おー。
だから、歴史をさ、主体的に自分に引き付けてさ、こう読んだほうがさ、いいんだよね。
うんうんうん。
なんか、昔どういうことがあったかっていうのを知るんじゃなくて、
歴史を通して人生において自分は今何を実施すべきかっていうのを知るために学んでほしいなと思うのよ。
おー。
で、だからさ、うち今ここ長州藩なわけじゃん。
おー。
だから、我々はさ、長州人だからさ、やっぱり毛利氏のところから始めたほうがいいと思うんだよね、歴史も。
うんうんうん。
だから歴史ってさ、一気にさ、すっごい前に行くんじゃなくて、割と近い歴史から始めたほうが、より実践的なんだよね。
おー。
っていうような考えなんだよね。
うん。
だから、大人の近代史ぴったしだよね。
まあ、割と近いところからもやるからね。
ちょいちょい大人の近代史絡めちゃってるけど。
もうピッてるよ。
そう、だから例えばさ、長州の歴史だとさ、関ヶ原の戦いでさ、豊臣方に長州ってついて、まあ西軍だね、について負けたわけ。
うん。
だから、それまでって結構長州って繁栄してて、120万国あったその領地が一気にさ、36万国ぐらいに減らされちゃってさ。
18:03
うん。
しかもその領土を分け渡れたところが、割とこの奥地というか、萩っていうところに城を構えざるを得なかったんだよね。
うん。
そう、だから財政的にも結構厳しい状況が続くっていうような、まあそんな時に今私たちはいる。
うん。
そういう歴史を知った上で、今何ができるかっていうのを、これから学んでほしいなみたいな、学ぶというか、まあ一緒に励んでいきたいなみたいな。
うん。
でね、結構ね、歴史読むときね、その人の気持ちになって読んだほうがいいね。
え?というのは?
だから例えば足利隆氏の歴史を読むんだったら、その足利隆氏のその当時の気持ちになって読む。
なんで足利隆氏なの?全然今長州の脈絡もないのにね。
あ、そうそうそう。だからもう関係もあってさ、結構授業中泣いちゃうときも私あるんだけど、まあそんな感じで。
足利隆氏で泣くの?
そうそう。歴史って大事なのよね。
うん。
なんかここまでで大丈夫かな。
え?まあ大丈夫であると信じよう。
あ、そっか。じゃあさ、せっかくさ、昇華村塾来てる子で結構優秀な子がいてさ、
うん。
あの久坂玄瑞っているのよ。
おー。
そう、これもさ、あの最初ね、昇華村塾入りたいって時に手紙送ってきたの、私に。
うんうん。
で、あの、なんかね、北条時宗が弦の使いを切ったように、日本で今好き勝手にこうアメリカの使いが来てるわけじゃん。
だからそのアメリカの使いも切るべしだって言って手紙送ってきたのよ。
おー。
だからもう逆にね、私はそこを突き放してさ、じゃあ切ればいいじゃないかって。
うん。
本当に切ることができるんだったらやってみろって言ったわけよ。
うん。
で、なんだろうな、こういう大言壮語というか出来もしないことを言う空論っていうのは私ね、嫌いなんだよね。
うんうん。
そうそう。ことを論ずる時は、自分の置かれた場所、自分自身のことからこう始めるのが着実かなって思うんだよね。
うん。
だからなんだろう、自分の言ったことっていうのはもう、やるんだったら命を懸けて責任を果たさなきゃいけないよって言って、それで一応なんか響いたみたいで、
うん。
久坂玄瑞ここに来るようになったんだよね。
うん。
もう彼は本当にね、なんだろう、士気を抑えて運用するような本当にすごい男だよね。
士気を?
まぁ、士気って志ね。
あー。
そうそう。もう本当に才ってもう才能にあふれてるというか、すごい男。
うん。
で、今こう、昇華尊塾にせっかく来たわけじゃん。
うん。
だからなんだろう、中途半端にさ、学問を学んで、やっぱ仕事とかその暮らしが苦しいからって言って辞めてっちゃう子も結構多いわけよ。
あー。
そう。だけどね、今一度その、まぁこれも申しの言葉なんだけど、成すことあらんことは、例えば井を掘るが如しっていうのがあって、
うん。
どれほど井戸を掘ったとしても、結局水が湧くまで掘らなければ、井戸を掘ったことにはならないよねっていう。
21:06
へー。
そうそうそう。井戸ってさ、こう湧き出る水が多いか少ないかが結局大事なわけよ。掘ること自体、その浅いか深いかっていうのが問題じゃないのよ。
まぁ水が出てなんぼだから。
そうそう。だから学問も同じように、井戸は水を得るためだけど、学問は道を得るために学んでほしいなみたいな。
うん。
まぁということで、こんな感じでちょっと昇華村塾でした。
はい。
あのーすごいさ、もう最後の方、誰も聞いてないかもしんないね。
いやいやいや、もうみんな拍手喝采だよ、きっと。
いや俺なんか一番汗かいたわ、なんかしんないけど。
小片郎ーって、小片郎ー素敵ーって。
いやもう木をたくわえ。
え?
ちなみにこれ吉田松陰の口癖だから。よく途中に木をたくわえって言ってたらしいからね。
え、ちょっと待って、木って?
木ってあの木持ちの木?らしいよ。
へー、木をたくわえなんだ。
あーそう、まぁ最後にさ、その学問ってさ、なんだろう、今、まぁこの現代に行っちゃうけどさ、卒業するためにさ、学校行ってるようなところはあんじゃん。
うん。
だけど昔ってさ、ほんとにこうやってさ、志を持ってさ、学びに来てんだよね、みんな。
うん。
なんかそこがすごいなーって思って。
今とちょっと違うからね、やっぱ。
うん。
モチベーションが違うでしょ。やっぱ学びに来てるっていうことはさ、自発的なわけじゃん、基本的には。
うん。
全然違うと思うよ、やっぱ。
だから何がね、いいのかって結構難しいよね、教育って。
あーまぁ日本は教育水準高い方だからさ、とは言っても世界的に見たら。
うん。
決して悪くはないんだけど、あんまり学んでることは良くないかなっていう気はするよ。
あー、なんかその、平均して底上げはできてるような気はするんだけど。
そうそうそう。
こうやってさ、昇華尊塾みたいな、こうなんだろう、より逸材を排出するっていうような教育っていうのはなかなかないような気がするんだよね。
まあどっちかっていうと平準化でしょ?なんかみんな一緒のっていう感じだからさ。
あーそうだね。
まあ出る杭は打たれちゃうような教育パターンでどっちかっていうと。
うん。
だから伸ばすっていうよりは落ちないようにするようなイメージだよね、多分。
うん。
まあそんな感じで、えっと、昇華尊塾でした。
はい。
じゃあまあこれを聞いてですね、私もこんな授業受けたいとかあれば是非コメントだったり、笑顔で聞いてくれたら嬉しいです。
ちょっと意味がよくわからない。
ちょっと。
ありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
24:35

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