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2024-03-10 15:41

Afternote | 中学校教員と語る「不道徳教育講座」| Moe x Shin

第五回「未知なる生物への愛」のAfternoteです。収録を終えての感想とMoeさんが最近ハマっている三島由紀夫の「不道徳教育講座」などについて語ります。


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サマリー

ポッドキャストのアフターノートでは、不道徳教育講座について話し合われています。不道徳から道徳を学ぶことについて、教師のスタンスや生徒への教育方法が考えられています。今回のエピソードでは、不道徳教育についての講座が話題となっており、中学校教員のMoeさんとShinさんがその内容について語っています。

アフターノートの話し足りなさ
スピーカー 1
はい、アフターノート。
スピーカー 2
アフターノートって毎回やんの?
スピーカー 1
いや、毎回でも、あ、でもなんか今のところ毎回撮ってる。
なんかどうしても、なんかちょっと話聞かせてよってなると、ちょっとこう、
足りん?
構えるし、足りないよね。
スピーカー 2
足りない!ダメに足りないわ。
スピーカー 1
そう、だからまあなんかちょっとこう、
どうこういうことやってみてみたいな話とかを聞きたくなっちゃうから、
なんか結構回すんだけど。
なるほどね。
そうそうそうそう。どうでした?なんかあんまない?
スピーカー 2
あ、なんかポッドキャストがあったこと?
あ、そうそうそう。
スピーカー 1
なんかポッドキャストっていうよりその、改めてその自分の仕事を話すみたいなとかあんまない?
スピーカー 2
確かにないね、初めてでした。緊張しました、今のそろって。
スピーカー 1
ありがとうございました。
ありがとうございます。
そう、まあでもこれは別にね、もうさっきの話の、
どう?足りなかったですか?話し足りなかったことあった?
スピーカー 2
えー、大丈夫。
スピーカー 1
大丈夫?
スピーカー 2
大丈夫です。
あった逆に、話し足りなかったこと。
スピーカー 1
話し足りなかったことっていう、いやまあ全然、
なんか聞こうと思えばいくらでもなんか気になることいっぱいあるんですけど、
スピーカー 2
自分が話したり。
スピーカー 1
あ、自分、ほら、僕1回自分の回があるんだよ。
スピーカー 2
あー、そっかそっかそっか。
スピーカー 1
そこであるときは喋ってる。
で、なんか雑談会は最近どう何してるんですかみたいなこととかを聞いてたりする、
別に何でもいいんだけど、
いやで、別に何も決めてなかったんだけど、
あのー、収録の直前に、今三島由紀夫にドハマリしてます。
っていう話があったんで。
スピーカー 2
そうなんすよ。
三島由紀夫の不道徳教育講座
スピーカー 2
不道徳教育講座っていう、不道徳から道徳を、
しっかり道徳すんのかもしれない。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
全然、なんか例えばさ、この、何目次?見たら、
なんか、痴漢を、痴漢を勧誘すべしとか。
スピーカー 1
あー。
スピーカー 2
なんか、いろんなこと言ってるんだけど、
勧誘を勧誘すべし。
でもね、違うの、でもね、これは、なんか、
ちゃんとね、痴漢すんだよって言ってんの。
あー。
そう、だからね、もう、すごい、面白い。
なんか面白いね。
スピーカー 1
本当に面白い。
スピーカー 2
なんか面白い。
スピーカー 1
学校の先生としての話を聞いて、
で、不道徳教育講座っていうのが、なんかこういいよね。
スピーカー 2
そう。
スピーカー 1
こう、構成になって。
スピーカー 2
でもなんか、この教師を、三島由紀夫の中で、
教師を内心ばかにすべしってのがあるんですよ。
はい、はい、はい。
で、これを読んだときに感動して、私、もう、
これを絶対子供に読ませたいと思って、
仲良い先生いるんですけど、
仲良い先生にここの部分をコピーして、
すごい感動したっていうのを渡した。
スピーカー 1
それはどういうこと言ってるの、三島は。
スピーカー 2
えっと、三島さんはですね、
教員、学校の先生を内心ばかにして、
スピーカー 1
難しいね。
ようやくするの難しい。
スピーカー 2
だいぶ難しいんだけど、
でも、なんか、教員は大人であって、
すべてを知っているわけでもなく、
ないんだよ、みたいな。
本当に困ったときとか、
自分の人生に差し掛かった問題とかは、
自分でやっぱり解決していかなければいけないし、
その答えを先生が持っているわけではない。
それは先生も一緒。
で、大人も子供も自分の力で解決しなければいけないんだよ、
っていうことを言ってて。
教員っていう仕事は、
職業から理解、教育しようとしたりとか、
自分のこと、教訓を与えたりとか、
知識を与えたりとか、
子供を理解しようとすることが職業だから、
そうしようとしてくるけど、
でも、君たち子供は自分が理解されようと大人に願ったりとか、
どうせ自分のことなんで誰も理解してくれないんだって拗ねたりとか、
反抗するのは弱さとか甘えだから、
先生なんて俺たちを理解できるもんか、
くらいに内心ばかにして、
でも知識だけはたくさん吸い取って、
自分の力で問題を解決できる力をつけていけなさい、
っていうことに。
早く述べてもよかったね。
スピーカー 1
いや、もう、
そう、そうか。
スピーカー 2
ただ、
先生に対して、
すべてを崇拝して、
この数が正しい、大人が正しいと思うことも間違っていると思うし、
その内心じゃなくて、
完全に態度とかにやたら表してバカにするっていうのも、
やっぱり弱い。
それが甘えだっていうことを言ってる。
スピーカー 1
なるほどね。
教師の役割とスタンスについて
スピーカー 1
だから振る舞いとスタンスみたいなのはちょっと切り分け。
そう。
でも、これ書いたときって何年前だったの?
戦後ではもちろんあるだろうと。
6年代くらいだったの?
昭和42年だから。
そっか。
67年。
うん。
確かにまだその、なんだろうね。
今よりもっとさ、先生の権威みたいなものが、
もう多分めちゃめちゃ強かった時代に、
っていうのも何かあって、より何か。
それをその通りから言えてたっていうのがすごい。
スピーカー 2
本当にすごいな、この人。
ハマってるわ。
スピーカー 1
元々他の三島作品を読んでるとかじゃなくて、
もうコレコパッドにとって読んで、今大ハマり中っていう感じ。
スピーカー 2
ここで掘れた。
スピーカー 1
このね、裏側の。
スピーカー 2
裏側のところで。
面白い。
スピーカー 1
いいですね。
大いに嘘をつくべし約束を守る中でたくさんのあったと思う。
読もうかな。
スピーカー 2
読んでください、ぜひ。
読みたい。
ぜひ読んでください。
スピーカー 1
いいですね、これは。
スピーカー 2
これはもうぜひ。
スピーカー 1
これ学校で進めたりとかはしてない?生徒に。
スピーカー 2
まだしてない。
スピーカー 1
してない。一旦読み終わって。
スピーカー 2
そう。
私これ学級文庫に置くって決めてる。
スピーカー 1
いいね。
スピーカー 2
そう、学級文庫があるのよ。
それを私の図書館にしてやろうと思ってる。
スピーカー 1
じゃあ今、学級文庫に置きたい本ある?
スピーカー 2
あるよ。
教えてほしい。
まず、フロムの愛するというとこ。
愛するというとこ。
仏教育講座とアルケミスト。
スピーカー 1
知ってる?
スピーカー 2
知ってる知ってる。
いっぱいあるんだけど。
逆に置きたいものある?
自分がもし学級を持つとしたら、
これは絶対生徒に教えたい。
スピーカー 1
教えたいはないけど、
深夜特急を置きたいかな。
あと、なんだろう。
漫画も置いていい?
ダメ。
ダメ?
スピーカー 2
しんさんって言えばもう村上春樹なんだけど。
スピーカー 1
村上春樹。
スピーカー 2
完全に村上春樹の印象しかないのもう。
渡辺くんでしょ?
スピーカー 1
渡辺くん?
ノルウェーの森。
スピーカー 2
渡辺くんでしょ?
俺に言ってる?
渡辺くんじゃん。
スピーカー 1
渡辺くんじゃないよ。
スピーカー 2
渡辺くんじゃん。
渡辺くんだと思ってるから。
スピーカー 1
大丈夫?それ。
渡辺くん、あいつ大丈夫かな。
スピーカー 2
わかんないけど、
ノルウェーの森を置きたいな。
スピーカー 1
そうだね。
なんか、ノルウェーの森とかだと結構こう、
読んで、まあでもいいのかな。
スピーカー 2
なんか俺結構、
スピーカー 1
そうだね。
セクシャルな表現とかの印象が、
スピーカー 2
たぶん中学読んだときは結構やっぱ強いのかな。
スピーカー 1
え、中学校で読んだの?
最初読んだの、そう。
でもそのときは別にはまったりとかじゃなかった。
たまたま漁ってたりとか。
え?
どっちかっていうと、
でも教科書とかにもね、
ここ、サンガルビオリとか出てくるし、
スピーカー 2
あ、そうなんだ。
スピーカー 1
うん、短編はここの教科書にも出てきてたはず。
スピーカー 2
そう、この間ね、
訴訟委員の子に、
先生のおすすめの本みたいなの書かれたの。
で、私もう即答でノルウェーの森って言ったんだけど、
いや、これダメだと思って変えたの。
スピーカー 1
なんでダメなんですか?
スピーカー 2
いや、ちょっとやっぱりさ、ほら内容がちょっと、
内容が内容だから。
不道徳教育講座の話題
スピーカー 2
内容が内容だからちょっとあれかなと思って。
で、やめて、流星ワゴンにした。
スピーカー 1
シグマス教師?
うん。
スピーカー 2
なんかよくない?
中学校に、中学生になんかちょうどよい。
スピーカー 1
いやー、そこは、なんだろうな、
おもねらずに。
おもねらずに。
スピーカー 2
ねー、この信念をこう、やっぱ貫き通せる強さ欲しいよね。
スピーカー 1
パン屋を襲うでも、
ここに今ね、アプリあるけど。
いい?
スピーカー 2
パン屋を襲うってアプリがあるの?
スピーカー 1
パン屋を襲う、
いやいや、アプリというか本。
スピーカー 2
あー。
スピーカー 1
とかでもいいんじゃない?先生。
スピーカー 2
うん。これよかった。めっちゃ面白かった。
読んだ?
スピーカー 1
読んだ読んだ。
スピーカー 2
これよくない?
いい。
スピーカー 1
ね。
パン屋最終劇。
スピーカー 2
よかった。
スピーカー 1
いいよね。
うん。このシリーズいい。
スピーカー 2
あ、そうだ。聞こうと思ってたんですけど。
はい。
えっと、しんさんの中で、
一番心に残っている小説のその一節を教えてください。
スピーカー 1
えー。
なるほどね。
そうか。小説一節パッと出てくるのは。
うん。
あー、でも。
のんねえのんおりの話しちゃったから、今すごいのんねえのんおりを。
スピーカー 2
渡辺くんだからね。
スピーカー 1
思い出すんだけど。
スピーカー 2
渡辺くんだから。
スピーカー 1
なんだろう。あれ、でもあれかな。
一節。
難しいね。
一番残ってる。
えー、ちょっとだけメモ見返してもいいですか。
スピーカー 2
もちろん。
もちろんいいですよね。
スピーカー 1
あー、でも、なんだろうな。
見返す、もう何もというか。
今パッと浮かんでるのは、
でもそれこそのんねえのんおりの話したからかもしれないけど、
うん。
のんねえのんおりの中で出てくる、
うん。
死は生の対局ではなくその一部として存在する。
スピーカー 2
うんうんうん。
あったね。
スピーカー 1
っていうのはなんかすごい、
あー。
スピーカー 2
確かに。
スピーカー 1
どう思ってるかな。
スピーカー 2
難しい本ばっか読んでるね。
ほんとに。
すごい、そんな難しい本読めない。
スピーカー 1
いや、もうでもなんか分かん、
別になんか分かってるわけではないから、
この難しい本を分かったっていうよりは、
いや、分かんないな。
って思いながらずっと読んでるっていうだけで。
なるほどね。
うん。
なんかじゃあ、じゃあなんだろうな。
こうやって読むことでより分かるようになったのかと。
うん。
心に残る小説の一節
スピーカー 1
なんか怪しいんですけど、ほんとにそれは。
うん。
なんかでも口当たりの良いものだけ読んでもなんか、
良くないよなみたいなのはなんかちょっとあるかもしれない。
スピーカー 2
偉い。
逃げちゃう、私どうしてもそっちに。
スピーカー 1
でも。
なんか難、まあそうね、ちょっとその小説だけじゃなくて、
うん。
他になるとね、どうしてもそのもともと大学でやってた専門が何かとかでもね、
なんかもうちょっとほら傾向がある。
うん。
あとそのやってた領域に近かったら、
なんか多少先手知識があるから。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
これもだから他の学問領域の本とかも難しそうだなってやっぱりすごいより思うし。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
そう。
何か一番その心に残ってる小説の1つ。
スピーカー 2
私はそれこそパン屋。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
パン屋を襲う。
スピーカー 1
村上春樹のね、タンペルね。
スピーカー 2
やつが1つと。
うん。
怒らなかったことは、怒ったことはもう怒ったことだし、
怒らなかったことは怒らなかったことなのだみたいな感じのことを言ってた気がするのよ。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
で、なんか確かにいろんなことを心配しちゃって、
あなたらこうしよう、どうなったらどうしよう、どうしようみたいないっぱい考えちゃうけど、
考えちゃうんだけど、でもやっぱ怒ったらもう怒ったらしい、
怒らなかったら怒らなかったらだって割り切れるようになった。
スピーカー 1
ああ。
スピーカー 2
だからすごい良かったなって思ったし、
あともう1つ、
あの、それこそ、
あれ、あれあれ、
これ。
愛するということの。
スピーカー 1
エリヒフルムの。
うん。
どこから?
スピーカー 2
なんかすべての、えっと、
より多くの地が備わっていれば、それだけは大きくなる。
すべての果実は苺と同じ時期に実ると思い込んでいるものは、
ブドウについての輸出を知らないのであろう。
書かない?
そう。
いいのよ。
これはね、良かった。
スピーカー 1
これはフロム、
愛するということの、
スピーカー 2
の一番最初のページ。
スピーカー 1
ああ、このパラケルススっていう、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
16世紀の医学者、
神秘思想家、錬金術師の引用なのかな。
あ、そっか。
スピーカー 2
じゃあフロムじゃないんだ。
スピーカー 1
でもフロムいいですよね。
フロム。
俺あの、愛するということ、あの、自由からの闘争を最初に読んだ。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
すごく面白かった。
スピーカー 2
いいよね。
いい。
スピーカー 1
いい。
うん。
なんだろう、大学の時に昔話したの。
自由からの闘争って、あの、なんだろう、
すごい引用しやすいっていう。
スピーカー 2
どういう?
スピーカー 1
積極的自由と消極的自由みたいな話とかがあるんだけど、
なんだろう、フロムとか、
フロイトとかあんまちゃんと読んでないけど、
この辺りっていろんな話と引きつけてしゃべりやすいというか、
なんかちょっと使い勝手って言ったらあれなんだけど、
ゼミ論とか書くときに、ちょっと使い勝手いいよねって話はしてたね。
スピーカー 2
えー、そんな話してみたかった。
えー、引いちゃうの?
えー、引いちゃうの?
スピーカー 1
いやちょっとね、もうちょっと続けて。
スピーカー 2
えー、引いちゃうの?
スピーカー 1
引いちゃう。
スピーカー 2
引いちゃいまして、皆さん。
スピーカー 1
この辺はうまくフェードアウトして。
スピーカー 2
喋ってる感じにするってこと?
スピーカー 1
そういうこと?
スピーカー 2
そういうこと?
スピーカー 1
あー、そうか。
15:41

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