- Webエンジニアコミュニティとの距離
- 甘酸っぱい昔のはてなダイアリー
- カヤック時代の思い出
- アウトプットへのスタンス
Webエンジニアコミュニティとの距離
甘酸っぱい昔のはてなダイアリー
カヤック時代の思い出
アウトプットへのスタンス
ピーターの法則じゃないけど、その人の業務の難易度が上がって、抽象化して対外アウトプットできなくなった時がその人の能力の限界で、ブログとかが出てこなくなるんだよ
— songmu (@songmu) September 29, 2023
サマリー
ポッドキャストでは、日本のエンジニアコミュニティの厳しい雰囲気や、OSS(オープンソースソフトウェア)を通じたつつみさんの経験が語られています。Gitの使い方やコミュニティ運営に対する距離感、若手エンジニアとの接し方についての考察が深まります。また、エンジニアと人生のコミュニティでの活動を通じて、発信の重要性や技術へのこだわりが語られています。クリエイターとしての自分を意識し、新しいものを生み出す楽しさにも言及されています。エンジニアリングの現場での経験や成長を語りつつ、発信力の重要性について考えるエピソードです。特に、マネージャーとしての限界やエンジニアとしての自己評価を見つめ直し、コミュニケーションの方法を模索する姿が描かれています。ポッドキャストの制作過程についても議論が交わされ、編集作業やゲストの声掛けの重要性が強調されています。
つつみさんのコミュニティへの距離感
はい、趣味でOSSをやっている者だ。引き続き、つつみさんを迎えてお話ししていこうと思います。
そうですね、その中に、前半の終わりで、その日本のエンジニアみたいなところ、結構その、ある意味潔癖な部分みたいなのが昔強かったような、じゃないかみたいなことを、
つつみさんおっしゃってた感じがしたんですけど、なんかつつみさん結構その、コミュニティみたいなところに顔出したりしてるけど、
結構その、つつみさんのコミュニティのあって、結構独特だなーって思っていて、というよりかはその、
そういう、なんか日本のウェブ開発者コミュニティだったりとか、そういうOSSハッカーみたいなところからは、たぶんちょっとこう距離を置きつつ、
なんか別のところでこうコミュニティ形成をしている感じがあったんですよね。だからそこってすごくこう、なんか僕から見ると面白い点だなって思うんですけど、
なんかそのあたりなんかこう、意識的にやったことなのか、なんか考えてることとかってあるんですか。
いやなんか、あの、ショーノートの上で、
孫無さんが書かれてて、ハッカー的な人に対して距離をとっていたところからって書かれてて、結構そこに僕は感動したんですけど、
あの、何か、開学時代も孫無さんとあんま交流なかったって、それ、孫無さんは部署違ったからねっておっしゃってたんです。
あの、なんか僕はそこ、あの、そうそう、なんか、何でしょう、孫無さんもそう感じてたんだ、僕は距離を置いてるって感じてたんだっていうところが面白かったんですけど、
あの、僕はまあ、なんか、この、これをポッドキャスト聞いてる方がどれぐらい、その、文脈が伝わってるかわかんないですけど、
まあ僕はその、何でしょう、火薬区に入ってエンジニアになって、30越えてエンジニアになって、全然役に立たなくて、クビになりそうだったっていう方から始まってて、
まあ本当にエンジニアとしては全く自信がないっていうところが自分の原点にあって、エンジニアが怖かったんですよね、そのハッカー的な人が。難しい。
難しい。質問しても何言ってるかわかんない言葉が入ってくるし、なんか怖いし、みたいな感じで、あの、何でしょうね、話すと、あの、
わかってないことがバレるっていう感じで、なんかもう、話すのが怖いって感じで、こう、まあそういう、何でしょうね、ハッカー的な人たちが怖いみたいな感じは、自分がエンジニアとしてうまくでき始めた後も、まあまあ長くあって、
あの、そう、それで距離を取っていた。怖くて近づけなかったっていう感じでしたね。うまく話せないと思って避けていたって感じですね。
そうですよ。なんかそういう雰囲気はあったし、なんか、うーん、なんかやっぱそのGitの質問とか、多分なんかその、ファイルをなんかS3で置く、なんか多分何かのアセットを取るやつをするためにすごく頑張って手動で、なんかS3に置いてるみたいなことをつつみさんがされてたみたいな話を聞いて、
いやなんか、いや、そんなん誰かに聞いたら一発でできますよみたいなことを話したときに、いやでもなんかちょっとそれ聞く、どう聞いていいかわからないんでみたいなことをつつみさんがおっしゃってたことがあって、ああそうかそうかって思って、結構、うん、やっぱなんかつつみさんそういうふうに考えられてるんだなーっていうのを思ったんですよね。
いやそう、なんか僕が技術力低いVUでよく言ってるのは、まあGitの使い方がわかってなかったっていうのは、まあかやく時代に、当時アプリってだいたい一人で作る規模だったんで、一人で作るのは普通だったんですけど、なんか大塚さんにこのソースコード頂戴って言われて、
日付で管理してるやつを渡した、まあ流石に無理じゃないって言われて、まあGit使い始めたんですけど、その社内のGit、そのSSHのやり方がよくわかんなくて、なんか言われたようにやってもうまくできなくて、もうそれ以上聞くのは怖くて、もうGit、社内Gitに接続するの諦めて、
ずっとローカルで、メインブランチに、当時マスターかな、マスターにずっとこう、一人でコミットしていくだけで、本当にもう、何でしょうね、セーブするだけっていう感じで、バージョン管理とかじゃなくて、そんな感じでずっとGit使ってて、で、かやく辞めて、個人で仕事受けて、ブランチがどう?って言われた時に、うわ、ついにブランチの話が来てしまったっていう感じで、
あの、そんな感じで、初めてブランチを、かやく出てから、切ることになったみたいな感じで、まあそんな感じで、その技術が、まあその技術の話から逃げてきたっていう感じでしたね。
いや、でも当時やっぱGitはなんか難しかったですよね。なんかその、今の若い人とかってすぐキャッチアップできるし、することを求められるから、大変だなーっていうのと、まあ高速道路があっていいなーみたいな両方あるっていうか、思いますね。なんか当時普通にかやくでも、それこそGitが普及期とかだったから、その2011年、12年、13年、多分まだSVN使ってるところが多くて。
割とその歴戦のエンジニアでも、結構Git使うの怖がったりとか、なんかちょっとよくわかんないみたいに思ってる人多かったですからね。
なんかその、エンジニアとしての自分に自信がないと、わかんないっていうこともうまくできないんですよね。なんか今だったら、こういう話もある程度笑い話としてできたりとか、他である程度自信がある部分もあるんで、そういう話もできるんです。
当時はなんか、なんもその土台がない、地盤がないので、わかんないっていうことをうまくちゃんと開示できなくて、単に逃げてましたね。
いや、それはなんかすごいわかるというか、うん、わかんない。多分、つつみさんとはまた違うのかもしれないですけど、その、まあ多分、ノランですかね。やっぱ僕もなんか自分よりも若くて、自分よりも優秀な、圧倒的に優秀なエンジニアみたいなのに対峙したときに、やっぱ怖いなって思うことは結構あったんですよ。
そういう人とかが採用とかに出てくると、この人をマネージできないかもしれないとか、そういうのだったりとか、あとやっぱりその、なんかこう、若くて優秀なすごいエンジニアの人とかって、もうなんかその、なんだろう、こっちの能力を過信してるというか、なんかそのベースラインが高くて、
なんかこっちもわかってること前提で話しかけてくるじゃないですかっていうのが結構あって、いやこっちはいや、そこまで全然わかんないし、そのレベルにまだ全然到達してないんですけどみたいなのがあって、なんかその期待を裏切っちゃう怖さだったり、それこそさっきつつみさんが言ったような、自分のダメさをその露呈しちゃうとか、なんか自分に突きつけられる感じがあるから、やっぱそういうのすごい怖いですよね。
うん、いやそうですね、それはもうずっとありますね、今ではだいぶ開示できるようになったとはいえ、やっぱあの、なんか、若くて優秀な人にこう、がっかりはされたくないみたいなのがあって、まあそうですね、恥をうまくさらせないときはありますね。
そうですね、そうですよね、向こうの期待値が高いときとかにうまくなんか、みたいなのはありますよね、なんか。
なんかマッチャンでも、ジャンルが違うけど、ダウンタウンのマッチャンもなんか、若手に対してそういうようなことを言ってたことあって、ちょっとおもんないって思われてると思って怖かったみたいな。なんかもう、そういうレジェンドみたいなレベルでもなんか、まああるんだなと思って。自然な人間のなんか、そういう。
コミュニティ活動の意義
そうですよね、そう思います。でもなんかその、だからこそそういう距離をとってたみたいなところが、つつみさんにありつつも、だからなんかわりとその、普通のエンジニアはやらないようなコミュニティ活動だったりとか、わりとそのなんか、僕としては多分なんかエンジニアはこうあるべきみたいな美学みたいなのがちょっと、
多分ある程度持ってる部分があって、なんかつつみさんやっぱそこから結構なんか自由だなーって思うことはありますね。それこそやっぱサロン、サロンっていうかコミュニティやってたりとか、そういうのされてるから、なんかそういうのをしてるとこすごいおもしろいなって思ったりしてます。
いやそうですね、確かに。なんかその話でしたね。なんか思いっきりずれたけど。あのそうそう、コミュニティの話でしたね。でもほんと今サロンってちょっとちらっと思っちゃったんですけど、なんか最初はサロンだったんですよね。で、一瞬で、僕なんかサロンで僕が提供できるなんか価値みたいなのないなって、2週間ぐらいで思って、なんかコミュニティに。
それでこうコミュニティ的な感じでその入ってきた人の動きにより、なんか僕関係なくなんかそんな雰囲気になってたんで、じゃあコミュニティにしようって。はじきってコミュニティになったんですけど。
でもなんかほんとおっしゃる通りで、なんかこう、かっこいいハッカーはやらないような恥、ちょっとエンジニアとしては恥ずかしい行動をできるっていうのはまあ自分の強みかもしれないなとは思ってますね。なんかあのブックマーク欲しがって、ブックマークくださいって言ったりとか。
マスターくださいって言ったりとか、なんかこういうオンラインサロンを作ってみたり。なんかそういう、そうですね、なんか自分がハッカー像と、そのなんかクールなハッカー像と自分が違うから、なんかそういうことを割り切ってできるっていうのはもうダサくてもいいやみたいな。
そうですよね。そこほんとそうだなっていうふうに思ってますし、まあでもそれこそ最近なんかブックマーくださいとかスターくださいとか、まあスポンサーしてくださいとか、まあ割とそういうのをしっかりアピールしていっていくことも大事だよねっていう雰囲気には普通にエンジニアにもなってきてるし。
まあなんかそういう、そっちの方がやっぱりある意味サステナブルな部分もあるから、さっきつつみさんもサステナブルって言ってましたけど、やっぱなんかそういう意味ではなんかつつみさんの方が先に行ってた部分もあるのかなっていうのはちょっと思ったりはします。
いやでもなんか、やっぱ昔ツイッターとかでこう、はてぶつかないなとか書いてたら結構笑われましたけどね。なんかそんな承認欲求にまみれてる高校生みたいな感じでちょっと笑われたりしたんですけど、まあそういう側面はありつつ、まあでも欲しかったんで、そこは恥をかいてでももらおうっていう感じでやってましたね。
まあでもやっぱそう、なんか大事ですよね、そういうの。やっぱなんか自分がある程度こうエネルギー使って書いたものだし、いいものだと思うから読んでほしいっていうふうに思うのは自然なことだから、そこはそういうふうに思うのは。
読んでもらうために必要なことなんですよね。
そうですよね。ちゃんとやっぱりアピールすることって大事なんで。まあ僕もやっぱそういうの昔カッコ悪いみたいに、なんかやっぱ思ってた部分はあったんですけど、なんか日本だとやっぱ余計そういう雰囲気強いじゃないですか、強いしていて、
それこそ僕もたまに海外のエンジニアの方とOSSとかでやり取りするときに、向こうのエンジニアの多くの人って、利用ありがとう、よかったと思ったらスターつけてねみたいなことを当たり前のように言うんですよって人が多いんですよ。
で、そっか、そりゃそうだよっていうか、いいと思ったらスターつける、いいと思ったら僕もするとか、そういうのって、そういうのを促しておいて損はないし、やってもらえたらやっぱ嬉しいし、こっちとしてはそれが励みになって活力になるしっていうのは、別に全然そういうのやってっていいんだなっていうのは思ったときがありましたね。
そうなんすよね。言わないと伝わってないですしね。例えば記事とかも、役に立ったってツイートしてくれてるけど、ライクは増えてないみたいな。ライクもよかったならくださいよっていう。
で、別にライクされて嬉しいとかじゃなくて、やっぱライクがつくとトレーニングに入っても他の人にも届いたりするんで、でもそういうのってあんまり発信みんながするわけじゃないから、ライクしてほしいっていうことそんな知らないんですよね。
僕はなんかもう役に立ったら絶対するけど、役に立ったらするっていうのは当たり前じゃないんで、やっぱ言わないとわかんないっていう。一応恥ずかしくても言うっていうのはありますね。
みなさんしましょう。読んでいいなと思ったら、ちょっとなんか。
やっていきましょう。
自分の美学とこだわり
このエンジニアと人生コミュニティっていうコミュニティなんですけど、このエンジニアと人生っていうのは、もともとボイシーの番組でこれを初めて使って、YouTube、ポッドキャストもこれでやってるんですけど、
これもリビルドFM大好きで聴いてるんですけど、技術の話わかんないこと多いんですよ。技術の話難しいときはあんま聞いてないなと思って。飲み会とかでもそうなんですけど、よくわかんない技術の話はあんまり。
それよりも、エンジニアリングを使って人生を開いていくみたいな話とか結構好きで。そういう話、エンジニアだけど技術じゃないところを切り口にした雑談番組をやりたいなと思って、これを始めて。
これもだから、ハッカー的なところの逆張り的な発想で始まったことではあるなって思いました。
たしかに、そうかもしんないですね。なるほどな。僕はある意味技術にしがみついてるじゃないけど、そこでちゃんとエンジニアっぽい活動をしてるとか、エンジニアっぽい発信をするっていうことが自分の。
そういったところをちゃんとやりつつ他の発信もするみたいなバランスを心がけたいなって思っていて、やっぱりそこは僕はそういうとらわれみたいなのがちょっとあるかもしんないなっていうのは思うことはありますね。
そういう自分としての美学を持つのは全然いいと思っていて、僕もやっぱり結局は手を動かしてものを作る、エンジニアにありたいっていうところのこだわりがそこがあるんだなっていうのもマネージャー時代にやりながら気づいたので、
マネージャー時代によく言われたのは、マネージャーの成果は自分の成果とチームの成果を合わせたのがマネージャーの成果だ。でも、自分が手を動かしてなくて中身もよくわかってないチームメンバーが作ったものを自分の成果とは僕は感じれないなって思って、それが自分が作ったチームでもあっても。
やっぱり自分が手を動かしたっていうのが結構、職人でありたいんだなっていうのは、その執着っていうのは自分で気づいて、そこの執着はあるなと思ったんで、そこはもう自分の中でずっとある、そこはやっていきたいなと思ってますね。
そうですよね。それこそフリーランスになってからいろいろ発信も増えたし、それこそM5スタックとか触ったりしてるから、いろいろやられてるなっていうのを拝見しております。
手を動かすの楽しいっすね。
そうですね。僕もやっぱクリエイターでありたいみたいなこだわりがちょっとあるなっていうのは最近ちょっと思ったりはしてますね。それは結構かやくに影響を受けた部分でもあるかもしれないっていうのは思います。
クリエイターなんですね、そこは。
そうですね。
やっぱ想像性のところにこだわりがある。
そうですね。やっぱ想像性、新しいものを生み出したりとか、そういったところですかね。
かやくって全員名刺にクリエイターって書いてたじゃないですか、当時は。そこすごい好きなところだし、作る人を増やすみたいなところはやっぱ影響を受けてるなって思うし、
新しいもの、ちっちゃなツールでも何でもいいから、自分なりの作家性みたいなのが発揮できるといいなって思うし、そういったところができる人増えるとやっぱそういう世の中が良くなる感じがあるなっていうのはなんとなく特にAI時代でも思うところはあるんですよね。
めっちゃわかります。なんかその作家性みたいなところ、僕もすごいこだわりあったんですけど、どんどん今、どんどん捨ててきてますね。なんか本当に言われたものを作るのが楽しいなって今なって。
言われたものを作るのが一番AIで効率化できるんで、言われたものを作るのが楽しいですね。
まあでも結構職人魂ですね。じゃあやっぱり職人なのか。しかもそういったときに結構その隣接領域の技術とかは積極的に学んだり活用したりしてバリバリやるっていうのも、それはそれで格好良さがありますね。
クリエイターとしての意識
なんか今自分のその作家性を発揮してるかもしれない部分は、その言われたものを売るのをいかに効率化しながら上手くトータルで今までになかった生産量を達成するかっていうところが、
僕の中の新しい創造性を発揮するところで、作っているアプリとかプロダクトの部分には自分の作家性は今もう全くないですね。
なるほど。まあでもそういうユニーク性みたいなところがあるのは面白いですね。
そう、なんかさっき、つつみさん結構怪獣を怖がるとかそういう話があったと思うんですけど、逆にその、割とそういうセキュララな話とかも残してるし、
それこそ僕、つつみさんが昔のハテナダイヤリー時代のやつをまだ結構ちゃんと残してるのすごく好きなんですけど、これって消したいとか思ったりしないんですか。
なんかそういうのとか逆に結構大事に、意識的に結構大事に残してるのか結果的に残ってるのか、なんかその辺りどういう感じなのかちょっと聞きたいです。
いや、意識的に大事に思ってますね。結構恥ずかしいのもあるんですけど、でもなんか自分の人生のその恥ずかしい部分も含めて自分の奇跡としてちゃんと世に残ってる、見えるところで残ってるっていうのはすごいいいことだなと思って、
意識的に残してるし、僕はなんかハテナダイヤリーとかそういうプラットフォームに乗っかるのは、なんか自分がドメイン維持したりとかそういうことしなくても、基本的に残るっていうのもいいなと思っていて、なのでそういうところに積極的に乗っかってるっていうのはありますね。
なるほど、だからそうですね、最近はノートによく書かれてるっていう感じですもんね。
ノートはちょっとクローズドでやってますけど、クローズドなものが多いんですけど、でも基本的には残したいですね。
いや、これやっぱめっちゃいいんですよね。そういうかやくにを目指し始めたところから、結構うよ曲折あって入るところまでっていうのと。
甘酸っぱいですね、これは本当に。
いや、ほんとそうですよね。
この文章の雰囲気の、エンジニア界隈のブログと違う感じも甘酸っぱいですね。
なんかちょっと行間開けて、アメイボブログみたいなノリの意地もあったりとかして。
確かに、確かに。そうですね、なんかパラグラフごとに行間が違うから、なんかその自分なりのペースみたいな、なんかそういうのは思いますね。
しかもなんかこれちゃんとすごくいいですね。期間が限定的だから濃密な感じがありますね。2年間とか。
僕もやっぱり昔のブログは恥ずかしい部分もありつつも、ちょっとちゃんと残したいなって思って残してはいるみたいなのもあるし、
それを見るとほんと、なんかこいつ偉そうにしてるけど全然大したこと言ってねーなーみたいな、そういうのとか、なんか全然的外れなこと言ってんなーみたいなのも多いんですけど、そういう恥ずかしさも含めて残してはいますね。
あれ、いつぐらいからあるんですか?
僕はでも、いつぐらいかな。2004年とかじゃないかな。
いや、すごい。あ、嘘だ。2005年のやつ。
あ、旧ブログがリンク貼ってあるのか。
あ、旧ブログ。あ、そうですねそうですね。
知らなかった。すごい。
そうなんですよ。
中国時代もあるんですね。
そうですね。中国時代はないかな。
ないんですね。
帰ってきてからですね。
実はその時代もちょっとあったんですけど、それはなんかちょっと消しちゃいましたね。
なるほど。僕も大学時代はないな。僕も大学時代のやつとその頃のやつは手元にだけあります。
そういうの、僕日記とか毎日書いてるんですけど、今。
でも別に本当僕しか読んでない、別に僕も読み返すわけでもないですけど、なんかそういうのとか、ローカルにしかないのとか死ぬときどうしようかなって。
なんかこのまんま死んでそのデータ消えるのももったいないけど、世に放流するのも暴かれるし、どうしようかなって思いますね。どうします?
どうしますかね。僕はあんまりないんで、そういうの。
あんまりないですね。
大学時代のやつとかはありますけど、消えちゃって良いかなとは思うんですけど。
なるほど。
でもなんか、それこそそうですよね。そういう、インターネットコンテンツって案外その100年とか持たない感じになってきてるから、
とか自分の手元のメモとかもそうですけど、なんかある偉人の趣旗みたいなのが掘り返されるみたいなのはもう減ってきちゃいますよね、これから。
そういうのちょっともったいない感じはしますよね。
はい。
いや、そうそうそう。
まあでも本当、いや、このね、つつみさんのやつはめっちゃいい。
そんなこと言うとなんか、これ聞いてる人が見に行っちゃう。
確かに確かに見に行っちゃう。
火薬を当時目指したっていうなんかバックグラウンドありきで、なんかバイアスだいぶかかっていいだけで、こうなんか本当にただのしょうもない。
あの、うん、そんな。
そうですね、なんかバックグラウンドを共有してないとなんも別に面白くないと思います。
エンジニアの成長と限界
まあそうですね。まあでもその、つつみさんにもこういう時代があったっていうのと、
ちゃんとそれを今のつつみさんがその肯定的にちゃんと受け止めてるっていうのがやっぱすごく、なんかいいことだなっていうのは思いましたね。
いや、みんなも残してほしいっすね。
うん、そうですよね、やっぱり。
あとなんかそう、火薬やっぱその、何その、最初ディレクターで受けたけど、なんかちょっと経験が浅いから、なんか作品がないとダメだねってなって、
なんかちゃんと作品作って、エンジニアとして入ったみたいなのも、いいですよね、なんか。
うん、そうっすね。いやほんと、よく入れてくれたなと思いますよ、ちょっと作っていただけで。
うん、いやなんかそう、僕もなんか、僕はまあ逆にソーシャルゲームバブルみたいなのがあって、サーバーサイドエンジニアの手が足りないから入れてもらったみたいな部分があるので、
僕もやっぱそこはすごい、なんかありがたいなって思ってますね。
入った時点では、どれぐらいだったんですか、未経験だったんですか、業務は。
いや、未経験ではないんですけど、でもあんまりその、なんかいわゆるLinuxとかを、そういうターミナルで開発するみたいなのはやったことがないっていう状況でしたね。
火薬入ってから、ターミナル入って、スクリプトでデプロイしたりとか、インフラ立てたりとか、それこそサーバー上でコマンド打つみたいなのもあんまりやってこなかったし。
あと、それこそ当時は、それより前までは僕はSIRとかで、FFFTPとかでPHPをアップロードしてデプロイするみたいな、そういう世界だったんですけど、火薬入ってからはコマンドで複数台のサーバーに同時に反映するみたいなことをやったので、すごい全然違う世界にきたなっていう感じはありましたね。
なので、僕はなんかそういう、当時一緒にいた、スギャンとかセイさんとかがいろいろ教えてくれて、本当になんとかなったっていう感じですね。
うまく立ち上がりはうまくいったんですか。
そうですね、なんかなんとなくうまくいきましたね。たぶんうまくいったっていうか、なんとかなったって感じでした。当時、スギャンがリードやってるプロジェクトを引き継ぐみたいなのが最初の業務で、でも人数も人も全然いなかったから、結構やるしかないみたいな状況だったので、それでなんとか引き継いでっていう感じでした。
僕はやるしかない状況で、やるしかないけどできなくて、大変なことになりましたね。
そうですね、なんかサーバーやってたんですよね。
寝なければできるかなと思ったんですけど、寝なくてもできなかったですね。
特にできなかったですね。
なるほど、そっか。そりゃそうですよね、全然違うメーカーみたいなところから、大企業からやってきて、全然。
なんかそうですね、その辺の話はインタビューとかあったりするんですけど。
あと、当時、やっぱりかやくは若い人が多かったから、そうでもないのかな。割と僕と同世代もいるんだよな。
多かったので、そこにちょっと高い年齢の人が入ってくると、やっぱりできる扱いっていうか、これぐらいできるって思われるけど、いや全然それ何もわかってないっすみたいなのが結構あったなっていう。
発信力の重要性
聞いて、その答えがわかんないことが10倍返ってくるみたいな。もうそれ以上聞けないってなっちゃうんですよね。
いや、ほんと。生き残ったからこそ、今ではいい思い出にして語れるって感じですね、ほんとに。
あろうじで。
ほんとそうですね。なんか僕としては話したい話、なんか結構できたんですけど、つつみさんもいくつか挙げてくださってますけど、なんかこう、なんか話したいこととかありますか。
そうっすね。結構話しながら、その中で話せたこともあるんですけど、一個は何かソムさんのツイートで、ピーターの法則じゃないけど、その人の業務の難易度が上がって中小化して大概アウトプットできなくなったときがその人の能力の限界でブログとかが出てこなくなるんだよっていうツイートが、
マネージャーになって何も言えなくなった、何も発言できなくなった、僕にめちゃくちゃ刺さりましたね。もうマネージャー降りてたときかもしれないですけど、でもほんとに何にも言えなくなったんで、発信が何もできなくなったし、何ができないとか、そういう話ももううまく、さっきもうまく話せなかったんです。
まさに自分の状態を言語化されたなと思って、限界だった、能力の限界を見ましたね。出てこなくなりました。
これもだいぶ暴言みたいな感じだとは思うんですけど、でも発信する場所が変わるみたいなのはありますよね。そういうコミュニティに出さなくなるけどちゃんと会社の中ですごい丁寧に発信するようになるとか、そういうのはあると思うんですけど、やっぱり言葉が出てこなくなっちゃうみたいなのは、僕もあったし、
やっぱりちゃんと、でも世の中に抽象的な形にして出すみたいなのをもっとやったほうがいいんじゃないかっていう。それも多分僕の2000何年かのインターネット時代のこだわり、とらわれだとは思うんですけど、そういうふうに思う部分はありますね。
でも結構マネージャー業務とか、人事系の話とかもそうなんですけど、表に出しちゃいけないとか、出せない雰囲気みたいなのが結構あると思っていて、ただそれってそうじゃないんじゃないのっていうのは結構思ってるんですよね。
言うても最近そういうマネジメントの話とか、ちゃんと採用の話とか、ちゃんとオープンに話されるようになってきたし、僕としても出したり、もっと出したいなと思ってるんですけど、やっぱりちゃんと抽象化していけばもっと出せるものがあるし、この領域は出せないものだよねっていうとらわれはあると良くないよねっていうのはすごい思ってます。
そうですね。僕は内部で話してたわけでも、マネージャーの話はあんましないほうがいいとらわれてたんじゃなくて、本当に何言ったらいいかわかんなくなったって感じ。
その世に発信する価値のあることが何も思い浮かばなくなったっていう。自分の言葉で。これはでもいい言語家だなと思います。
ありがとうございます。そうですね。良かったです、そう言ってもらえて。
次も似たような感じかな。41歳のエンジニア、マネージャーからIC、何だっけ、ICって何の例くらいですかね。インディビジュアルコントリビューターへのキャリアチェンジ。これ、僕もまさにマネージャー降りてそうなったんです。
アブムーさんはどういう状況なんでしたっけ。
これはそうですね、やっぱり外資のスタートアップにチャレンジできるっていうのが面白そうっていうので、アプライしたっていうのもあるんですけど、でもやっぱり日本のコミュニティでドメスティックなビジネスやってるし、
日本のコミュニティでは、ある意味そういうエンジニア、テックリーダーとしてそれなりの評価を得てるっていう中で、でも自分としては全然頭打ちになってる感とか、そんな大したことやってないのにすごい評価されてるし、
このままでももしかしたら食っていけるのかもしれないけど、それでいいんだっけみたいな、そういうふうに伸び悩みを感じてたみたいなのはあったっていうのはありましたね。
それを経て、今ではインディビジュアルコントリビューターであることと、マネジメントみたいなことをやることっていうのは、
どんなふうに捉えてるんですか。
それは多分、求められたときとか自分がやりたいときにどう動くかを自分で選択できればいいかなっていうのは思ってるっていう感じですかね。
なるほどなるほど。タイミング次第で、
そうですね。
なるほど。分かりました。僕はもうマネージャーは一生ないかなっていうぐらいのインパクトだったんですけど、分かりました。ソンムさん。
似てなかったっすね。
似てなかったんすか。
分かりました。あとなんか、次上げてたのが、発信してるんですかね。
エンジニアの強力な付加価値スキルとしての発信力。これ、そう、僕、
本当にこれタイトルに100%同意で、なんか僕が常々思ってるのは、エンジニアの強力な付加価値スキルとしての発信力。
これ、そう、僕が本当にこれタイトルに100%同意で、なんか僕が常々思ってるのは、エンジニアとしての自分の価値の、付加価値の本当8割9割発信でしかないなと思って。
うみさんの場合はですよね。
僕の場合はです。僕の場合です。で、よう挑んでコードを書いて、なんかコーディング、コードの競技みたいな、あんなに出て絶対に勝てると思わないし、技術力で優れてるとは全く思わないんで、自分が。
なんかもう本当発信してきたっていうだけでしかないなって思って、もうなんか本当にそう思ったっていう話です。
はい、ありがとうございます。はい、そうですね。僕もなんか発信力みたいなのを武器にしてきた部分はあるなって思っているので、
まあなんかそこの大事さもわかるとともに、なんかなんだろう、別にそれはなんか自分の生き残り方がそうだっただけだから別に全員がそうである必要はないよねっていうのはこう思ったりはしてますね。
うん、いやほんとそうですね。いや、なんか発信しない人の発信しない理由もなんかもう全然ここに落ちるんで、あのほんと人それぞれのやり方だなと思いますね。
ポッドキャストの魅力
ありがとうございます。なんかいろいろ見てくださっていて嬉しいです。
あとなんかポッドキャストで、この趣味でOSSをやっているものだの第1回がすごい好きで、
ポッドキャストをやる良さが言語化されてて、なんか仕組みの話も細かく解説されてて、詳しく。すごいなんでしょうね、ポッドキャストをやりたくなるいい回ですよね。
あ、ほんとですか。ありがとうございます。そうですね、なんだかんだで1年続いたんで、なんかまあ改めて1年続けてどうだったかとか、なんかどういうふうにやってるかみたいなのは、なんかまあポッドキャストで話すなり別でなんかブログ書くなりはしてもいいかなって思っているところです。
いいですね。楽しみです。
僕もポッドキャストやってるんですけど、僕はYouTubeもともとやってて、YouTubeがなんかこういう感じで話しているものを上げてるって感じで、ほとんど音声の価値がほとんどだと思っていて、
なのでそれはそのまま、僕がポッドキャスト始めたのは、ポッドキャストのプラットフォームの人に声かけてもらって、エンジニア向けの広告出すから広告費も入るって言われて、
自分で仕組みとか用意しなくて、そこに音声データアップロードするだけっていうので、簡単そうだしお金もらえるから始めたっていうだけだったんですけど、ちゃんとポッドキャストのやり方とかあんま知らない。
で、なんかこの話がすごい、ポッドキャストってそういうふうにそんなにエンジニアリングでうまく工夫してやる余地あって、なんか面白そうだなって思ったという感じですね。
ありがとうございます。そうですね。なんかこういう、そういうの自分で作るのが楽しいからやってるみたいなのも僕はありますからね。
そうですね。で、なんかこうなるべく手がかからないようにその辺仕組み化して、サステナブルにしてるのがすごくいいなと思いました。
そこが手がかかるんでやめちゃったんで。
そうですね。いや、そうですよね。やっぱどうしてもなんか編集が億劫になったりとかしそうだなって思ったから、最初からそこかなり楽する戦略を取ったのは正解だったなって思ってます。
声かけるの多くじゃないですか、今のギャストゲスト。
まあ、でも一応その月に2人声かければいいんで、アベレージで、なんとなく呼びたい人とか、あとなんかその勉強会とかで会ったときに出てくださいよとか、出たいですみたいな、そういうのでなんとなくつないでるっていう感じですね。
よいしょっと腰を上げなくてもまあ続く感じなんですね。
そうですね。今のところはなんか続けられてますね。なんか次あの人呼びたいなとか、そういう感じでお声掛けしたら、今まで大体なんかうん、出ますよって言ってくれてるんで。
まあだからそうですね、あんまり断られてないっていうのがすごくありがたいのかなっていうのは今気づきました。だからなんか、そうですね、続けられてるっていうのはあるし、まあそういう意味で、まあそれこそやっぱり今日のつつみさんとみたいに、なんかその急行を温められるじゃないですか、それを言い訳になろう。
わかりますね。
それいいっしょね。話したい人と話して思ってるんで。
そうですよね。しかもなんか普通にこんな冊でがっつり何時間も話すことなかなかないから、使い話もできるし、いいなって思っております。
でも僕はなんか声掛けるのが腰が重くて、編集はまあちょっと楽しいぐらいなんですけど、まあ作業が乗ってくると。でも声、まあそうですね、だんだんちょっとそこが重くなって続かなくなっちゃいましたね。でもいいっすね、なんかそこは次2人なんか自然な流れで声掛けられてるっていうのは。
そうですね、本当に今のところは、まあ何年どれぐらい続くかわかんないですけど、やれる限りやれればいいなと思っています。
こんな感じです、僕の。
そんな感じかな。はい、じゃあだいたいネタ帳も話し尽くしたので、はい、今日はそれぐらいにしておきますかね。はい、ということで、趣味でOSSをやっているものだ、つつみさんをお迎えしていろいろお話をしました。ありがとうございました。
ありがとうございました。
44:05
コメント
スクロール